JPH07230896A - プラズマ装置 - Google Patents

プラズマ装置

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JPH07230896A
JPH07230896A JP6018294A JP1829494A JPH07230896A JP H07230896 A JPH07230896 A JP H07230896A JP 6018294 A JP6018294 A JP 6018294A JP 1829494 A JP1829494 A JP 1829494A JP H07230896 A JPH07230896 A JP H07230896A
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JP
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anode
gas
cathode
plasma
chamber
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JP6018294A
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Tadashi Hoshino
野 忠 星
Mitsuaki Otoguro
黒 盈 昭 乙
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Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのプラズマジェットで広範囲の均一な熱
処理を行なう。プラズマア−クにより電極より飛散した
金属が被処理材に付着するのを低減する。 【構成】 内空間(AF)に連なり被処理材(18)が通る開口
(9a)を側面に有し両端が開いた筒部材(9);それぞれが
該筒部材(9)の両端の開口に対向する陽極(24)および陰
極(4);および、前記筒部材(9)の内空間(AF)にガスを供
給するためのガス流路(16a,16b);を備えるプラズマ装
置。筒部材(9)は横断面が円形の内壁面を有し、ガス流
路(16a,16b)は内壁面の接線方向にガスを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気アーク放電により
プラズマ化した高温ガスすなわちプラズマを発生するプ
ラズマ装置に関する。
【0002】
【従来技術】この種プラズマ装置の代表的なものに、プ
ラズマジェットトーチがあり、物体の高温処理又は加工
に使用され、例えば金属の加熱処理,溶融及び表面改質
等に用いられる。
【0003】例えば特開昭54−24249号公報に
は、鋳造金属材又は圧延金属材の表面の欠陥を、金属材
表面を移行式のプラズマト−チで溶融させることにより
除去する、欠陥除去方法が提示されている。幅広い欠陥
除去を行うために、プラズマトーチと金属材との間に、
電磁石コアが配置され、これがトーチから金属材に移行
するアークすなわちプラズマアーク電流に対して直交す
る磁界を及ぼし、プラズマアーク電流を偏向させる。電
磁石の通電方向を交互に反転することにより、プラズマ
アーク電流が往復動して金属材表面を走査する。これに
より幅広い面積の欠陥除去が行われる。
【0004】一方、非移行式のプラズマアークは高温局
部加熱が特徴であるが、鋼板のミクロンオーダでの表面
処理では均一で広範囲な熱源が必要となる。しかし、プ
ラズマフレームの揺動可能な範囲には限度があり、広巾
材を熱処理する場合は、トーチを数本並べる必用があ
る。
【0005】そこで、本出願人は内ノズル部材と外電極
部材の間に断熱カラーを介挿してプラズマノズルからプ
ラズマ出射開口に進むプラズマ流路を囲み、断熱カラー
を横切る磁束を発生させる電気コイルを備える非移行式
のプラズマジェットトーチを提示した(特願平3−40
273号)。これによれば、磁束をかける位置をトーチ
内のアーク電流を狭窄している部位として作用させてい
る、すなわちプラズマアーク電流は元部で磁界の作用を
受けて偏向するので、比較的に小さい電気コイルで比較
的に大きな偏向量を得ることができ、プラズマジェット
フレームはコイルに流れる電流の方向及び大きさに対応
して揺動できる。
【0006】しかし、アーク電流路が電極先端と外電極
部材のノズル内側面の間に形成され該ノズル内側面に陽
極点が形成されるが、プラズマアーク電流の元部に磁界
を強制的に作用させるため、プラズマアーク電流の陽極
点が影響を受け、陽極点が一点に留まろうとするのに対
して磁界(の方向)の変化によるアーク電流に作用する
力の方向の変化により、アーク電流路が大きく湾曲し延
べ長が過大になったときに切れて陽極点が一気に別の位
置に移動する(アークの引張り切り現象)。このような
アーク電流路の伸張と陽極点の間欠的な移動が繰り返さ
れる。プラズマガスに電離電圧の高いガス体(例えば水
素など)を使用すると陽極点の間欠移動動作はさらに増
長される。このような陽極点の挙動により、陽極点一点
に瞬時にエネルギーが過度に集中しそこの金属が蒸発し
消損する。これによりノズル表面は短時間で凸凹の大き
な面となり蒸発が更に多くなる。その結果、蒸発金属が
プラズマジェットに乗って加工対象材に付着し、メッキ
した様な金属被膜が形成される。すなわち、意図しな
い、外電極部材の材料金属(例えば銅)の被膜を生ずる
という問題がある。
【0007】又、実開平5ー64566公報においても
非移行式のプラズマ発生装置による鋼板の広幅加熱の方
法が提示されている。幅広い加熱を行う為に、平板状の
内部電極の周囲に該電極を囲むようにノズル電極が配置
され、さらに直流磁界発生用電磁コイル及びプラズマガ
ス導入口が備えられている。ノズル電極の外周に設けら
れた直流磁界発生用電磁コイルが形成する磁界の影響に
よりアーク電流を内部電極の周りに回転させるため、内
部電極とノズル電極の間を流れるガスを一様にプラズマ
化し、幅広なプラズマジェットを得ることができ、広巾
材の加熱が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれにお
いても、アークは点熱源の移動であるため、アーク点で
は高温プラズマ流となるがその他の部分では低温であり
熱分布が時により不均一となる。例えば、加工材が移動
する場合、その表面は不均一な熱処理分布となる。又、
アークを磁束で強性的に移動させることで+側電極材表
面の溶融消耗が激しく、やはり飛散した電極材による加
工材表面の汚染が問題となる。
【0009】本発明は、この種の問題点を改善すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマ装置
は、内空間(AF)に連なり被処理材(18)が通る側面に設け
た開口(9a)と、横断面が円形の内壁面を有し、両端が開
いた筒部材(9);前記内壁面の円中心の外側を円中心線
に直交する方向に横切りかつ前記筒部材(9)の側面の前
記開口(9a)と連続な被処理材通路(GP);それぞれが該筒
部材(9)の両端の開口に対向する陽極(24)および陰極
(4);および、前記筒部材(9)の内空間に、前記内壁面の
接線方向に、ガスを供給するためのガス流路(16a,16
b);を備える。
【0011】なお、カッコ内には、理解を容易にするた
めに、図面に示す実施例の対応要素に付した記号を、参
考までに付記した。
【0012】
【作用】ガス流路(16a,16b)を通して筒部材(9)の内空間
(AF)にガスを供給し陽極(24)および陰極(4)間にア−ク
放電を起こすと、筒部材(9)の内空間(AF)をその軸心に
沿う方向にすなわち陽極(24)/陰極(4)間にプラズマジ
ェット(33)が発生する。開口(9a)に被処理材(18)を通す
と、被処理材(18)は筒部材(9)の内空間(AF)で該プラズ
マアーク(33)(以下、プラズマジェット流も含む)の側
面に曝され、これにより、被処理材(18)表面がプラズマ
アーク(33)の側部輻射あるいは高温ガスで、加熱処理,
溶融処理あるいは表面改質(以下単に熱処理等と称す)を
受ける。
【0013】被処理材(18)に対してプラズマアーク(33)
がその表面に沿う側流となるので、被処理材表面の幅方
向(プラズマアークの進行方向x'x)の熱分布の均一性が
高く、被処理材(18)をその長さ方向(z,z')に定速度で送
ると表面は均一な熱処理等となる。被熱量の大きな陽極
側電極がアークで消耗する場合でも、飛散した陽極側電
極材はプラズマジェット流と共に開口(19)より放出され
るので被処理材(18)への付着は全くない。
【0014】ガス流路(16a,16b)から筒部材(9)の内部(A
F)に供給されるガスは、筒部材(9)の内壁面に沿って旋
回しつつ筒部材(9)の開口(19)に向かう。このガス旋回
運動力により、ガス分子は遠心力で中心部から筒部材
(9)の内筒壁に向って放射状に広がりながら流れるため
筒部材(9)の開口(19)に向かうガス流の中心のガス濃度
は低くなりそこにプラズマア−クが集中する。すなわち
筒部材(9)の内空間(AF)の中心にア−クが集束する。こ
れにより筒部材(9)を長くして、広幅の被処理材(18)の
熱処理等を行なうことができる。
【0015】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0016】
【実施例】
第1実施例(図1〜図6):図1に本発明の第1実施例
の縦断面を示す。また、図1に示す加熱ガス供給管16
a,16bの位置での横断面を拡大して図2に示し、更
に、チャンバ9の略中央部の横断面を拡大して図3に示
す。これらの図面を参照すると、陰極部は主に、陰極絶
縁体1,陰極棒2,陰極4およびノズル部材3から成
る。陰極棒2は円柱でx−x’方向に延びている。その
底面には陰極パイロット電源34及び主電源36の負極
が接続されており、陰極棒2の先端には中心軸を同じく
して陰極4が固着されている。陰極4の先端は円錐形を
しており、チャンバ9の左端開口(円形)の中心を向い
ている。すなわち、チャンバ9の中心軸の延長上に陰極
4の先端がある。
【0017】陰極ノズル部材3が陰極棒2の先端部およ
び陰極4を包囲する形で陰極絶縁体1に固着されてお
り、ノズル部材3の、陰極4の先端に対向する位置に開
口(ノズル)3aがある。ノズル部材3の内空間NFに
は、ガス供給管5から開口5aを通して陰極保護ガス
(本実施例ではアルゴンガスArを使用)が供給され、
このガスは内空間NFを通ってまたノズル3aを通って
チャンバ9の内空間に出る。ノズル部材3には陰極パイ
ロット電源34の正極が接続され、陰極パイロット電源
34がノズル部材3と陰極4の間に陰極パイロット電圧
を印加すると、陰極4とノズル部材3の内壁面の間に陰
極パイロットアーク31が発生し、このア−ク31によ
り発生するプラズマは、開口3aを通ってチャンバ9の
内空間に流れる。 陰極ノズル部材3には、その開口3
aを取り巻くように冷却水が通過するための水路7があ
り、水路7に給水管6aを通って冷却水が送り込まれ、
この冷却水は水路7を通って排水管6bを通して排水さ
れる。
【0018】陰極ノズル部材3の先端部は、リング状の
絶縁スペーサ8を介して、概略で中空の二重円筒形をし
たチャンバ9の一端部が固着されている。チャンバ9の
該端部には加熱ガス供給管16a,16bが結合されて
おり、これらがチャンバ9の内空間AFに加熱ガス(本
実施例では帯鋼18の表面を還元処理するための水素ガ
ス)を供給する。ガス供給管16a,16b部でのチャ
ンバ9の横断面を図3に拡大して示す。
【0019】図3を参照すると、ガス供給管16a,1
6bはチャンバ9の内空間AFに接する横断面が円状の
内壁面の接線方向でチャンバ9内に進入している。すな
わち、ガス供給管16a,16bに連通する加熱ガス流
路17a,17bの、内空間AFに接する開口は、円
(内壁面)の中心を通る直径の両端にありしかも接線方
向に向いている。これにより、ガス供給管16a,16
bから内空間AFに供給される加熱ガスは、内壁面に沿
って移動する。すなわち旋回する。そして旋回しながら
x’x方向に進んでチャンバ9の他端の開口から円錐空
間19を通ってチャンバ9の外に出る。
【0020】再度図1を参照すると、チャンバ9の左右
端の開口の間には、その内空間AFに連通したスリット
状の開口9aがあり、この開口9aはチャンバ9の長手
方向(x’x)平行で該方向に長い。この開口9a部分
でのチャンバ9の横断面を拡大して図2に示す。
【0021】図2を参照すると、開口9aには被処理材
通路GPが連なっており、この通路GPは略短冊形で、
図1紙面と垂直な方向zz’と平行に延び、かつチャン
バ内空間AFに開いている。開口9aを通して被処理材
18(この実施例では表面を還元処理する帯鋼)が通路
GPに通され、処理中には、被処理材18は、図示しな
い移送手段により、zからz’に向かう方向に定速度で
送られる。被処理材18の表面はチャンバ9に入って出
るまでにチャンバ9の内空間AFに露出することにな
る。
【0022】図1および図2を参照する。チャンバ9は
略二重筒構造であり、内空間AFを取り巻くように冷却
水が通過するための水路10,13がある。水路10お
よび13の左端部(図1)に給水管11および14から
冷却水が供給され、それらの冷却水は水路10および1
3を通ってチャンバ9を冷却し、そして排水管12およ
び15に出る。
【0023】チャンバ9の右端面(図1)は凹型円錐面
となっており、この端面にガス放出用の円錐空間19を
置いて、陽極ノズル部材22が対向している。
【0024】陽極部は主に陽極絶縁体23,カップ状の
陽極24および陽極ノズル部材22から成る。陽極24
は陰極棒2よりやや半径が大きく、その底面(図1で右
端面)には陽極パイロット電源35及び主電源36の正
極が接続されている。陽極24は陽極絶縁体23で支持
されている。陽極24の内空間には給水管26を通して
冷却水が供給される。陽極24の熱を吸収した冷却水は
排水管27を通って排出される。
【0025】陽極24を陽極ノズル部材22が包囲して
おり、ノズル部材22の、陽極24の先端面の中心に対
向する位置に、開口(ノズル)22aがある。ノズル部
材22の内空間PFには、ガス供給管29から開口30
を通して陽極保護ガス(本実施例ではアルゴンガスAr
を使用)が供給され、このガスは内空間PFを通ってま
たノズル22を通ってチャンバ9の内空間に向けて出
る。ノズル部材22には陽極パイロット電源35の負極
が接続され、陽極パイロット電源35がノズル部材22
と陽極24の間に陽極パイロット電圧を印加すると、陽
極24とノズル部材22の内壁面の間に陽極パイロット
アーク32が発生し、このア−ク32により発生するプ
ラズマは、開口22aを通ってチャンバ9の内空間AF
に向かって流出するが、内空間AFからの流出ガスに押
されて円錐空間19に流れる。
【0026】陽極ノズル部材22には、その開口22a
を取り巻くように冷却水が通過するための水路があり、
該水路に給水管20aを通って冷却水21が送り込ま
れ、この冷却水21は水路を通って排水管20bを通し
て排水される。
【0027】陽極ノズル部材22は略凸円錐形であり、
チャンバ9の略凹円錐形端面に、空間19を介して対向
している。
【0028】図5に、図1に示すプラズマ装置に結合さ
れた電気系統およびガス供給系統と、これらから図1に
示すプラズマ装置への電力,ガスの供給を制御する制御
回路を示す。なお、ガス供給管5および29に保護ガス
(本実施例ではAr)を供給するガス供給系統および供
給制御回路は、従来公知のプラズマジェットト−チのも
のと同様であるので、それらの図示は省略した。図6に
は、図5に示す制御回路による電力,ガス供給の制御タ
イミングを示す。
【0029】チャンバ9にはスイッチS1を介して主電
源36の正極が接続される。加熱ガス供給管16a,1
6bには、モータバルブ38を介してまた電磁開閉弁3
9を介してガスボンベのガス(本実施例では水素ガス)
が供給される。電磁開閉弁39は、そのソレノイドSO
L1に通電があると弁開に、通電が遮断されると弁閉と
なる。
【0030】以下、図1に示すプラズマ装置の動作を説
明するが、まずその概要を図4をも参照して説明する。
図4は、陰極4及び陽極24における各パイロットアー
ク31,32の発生から、陰極4/陽極24間に流れる
主アーク柱33の発生までの経過を示すものである。
【0031】冷却水の供給を開始し、ノズル部材3,2
2に保護ガスを供給し、陰極4/陰極ノズル部材3間に
陰極パイロット電源34によりパイロットア−ク31を
生成し、かつ陽極24/陽極ノズル部材22の間に陽極
パイロット電源35によりパイロットア−ク32を生成
する(図4の(a))。そして電磁開閉弁39を開(弁
開)としてモ−タバルブ38を次第に開き始めてチャン
バ9の内空間AFへの加熱ガスの供給を開始して、スイ
ッチ(リレ−S1のリレ−接点)S1を閉じてチャンバ
9/陰極4間に、主電源36の電圧を印加する。この電
圧印加によりチャンバ9の、陰極4に近い箇所でチャン
バ9/陰極4間にプラズマア−ク(初期主ア−ク柱)が
発生する。これはパイロットア−ク31によるプラズマ
によりトリガ−される。ガス供給管16a,16bから
内空間AFに供給される加熱ガス(本実施例では水素ガ
ス)が内空間AFで内壁面に沿って旋回しつつ軸方向
(x’x)に流れて円錐空間19に向かうので、また、
モ−タバルブ38の弁開度が次第に高くなって加熱ガス
の供給量(速度)が増加するので、初期主ア−ク柱は旋
回流37の中心0(図3)に収束しようとし(これは旋
回流37により加熱ガス密度が中心0で低く、内壁面部
で高いため)、ガス流の供給量が多い程、中心Oでの減
圧部長さがX’方向に延びるため、中心減圧部が延びた
分アークのチャンバ9との接触点はX’方向に押され延
びる。これにより初期主ア−ク柱のチャンバ9との接触
点が次第に右端開口方向に移動する。すなわち初期主ア
−ク柱が、陰極4から陽極ノズル部材22に向けて次第
に延びる。そしてノズル部材22の開口22のaから出
ている、パイロットア−ク32によるプラズマに触れる
と、一気に陽極24の左端面に達して主ア−ク柱33と
なる(図4の(b))。
【0032】陽極(24)に主アーク電流が流れた後にスイ
ッチS1を開くと、主電源36のア−ク電圧は陰極4/
陽極24間のみに加わるので、また加熱ガスの高速旋回
により、主ア−ク柱33は、常時陰極4/陽極24間に
あって、チャンバ9の内空間AFの中心0(図3)に留
まる(図4の(c))。図2に示すように、開口9aを
通して被処理材通路GPに被処理材18を定速度で通す
と、被処理材18の表面は、チャンバ9の内空間AFに
露出している間に、主ア−ク柱33の幅射と高温の加熱
ガス(水素ガス)で熱処理(還元)される。
【0033】次に、図1,図5および図6を参照して、
図5に示す制御回路の動作と図1に示すプラズマ装置の
動作をより詳細に説明する。図5において、接点A1,
A2はリレーAの常開接点を示し、接点T1aはタイマ
T1の常開接点を示し、接点T2aはタイマT2の常閉
接点を示す。リレ−Bの常開接点は陰極パイロット電源
34内にあり、それが閉(オン)になると電源34が陰
極4/ノズル部材3間にパイロットア−ク31を起動す
る。リレ−Cの常開接点は陽極パイロット電源35内に
あり、それが閉になると電源35が陽極24/ノズル部
材22間にパイロットア−ク32を起動する。リレ−D
の常開接点は主電源36内にあり、主電源36はそれが
閉になると陰極4/陽極24間に主ア−ク電圧を印加す
る。この主ア−ク電圧はスイッチS1が閉(オン)にな
ると陰極4/チャンバ9間にも加わる。リレ−S1の常
開接点がスイッチS1である。リレ−Eの常開接点はモ
−タドライバ41内にあり、それが閉(オン)になると
モ−タドライバ41がモ−タバルブ38の弁開駆動を開
始し全開で開駆動を停止し、それが開(オフ)に戻ると
全閉までの弁閉駆動を開始し全閉で閉駆動を停止する。
電磁開閉弁39のソレノイドSOL1はリレ−接点A2
に接続されており、リレ−接点A2がオンになると通電
され、これにより電磁開閉弁39は弁全開になる。リレ
−接点A2がオフになるとソレノイドSOL1の通電が
止まり電磁開閉弁39は弁全閉になる。
【0034】作業者は冷却水の供給を開始し、被処理材
18を図2に示すように開口9a,被処理材通路GPを
通して(そして被処理材18を停止)、図5に示す起動
スイッチPB1(押されている間のみ閉のモメンタリス
イッチ)を閉(オン)とする。
【0035】(1) 起動スイッチPB1のオンにより、リ
レ−Aが通電されて接点A1およびA2がオンとなる。
接点A1の閉により、起動スイッチPB1がオフに戻っ
てもリレ−Aには接点A1と常閉の停止スイッチPB2
を通して電流が流れる。すなわちリレ−Aが自己保持と
なる。
【0036】また、接点A2のオンにより、図示しない
保護ガス供給用の電磁弁が開かれてガス供給管5,29
への保護ガス供給が開始されると共に、ソレノイドSO
L1が通電されて電磁開閉弁39が弁開になり、かつリ
レ−B,CおよびDが通電されタイマT1が時限動作を
開始する。リレ−B,Cの通電により陰極部,陽極部に
パイロット電圧が印加され、パイロットアーク31,3
2が発生する(図4の(a))。
【0037】(2) タイマT1は、設定時間t1の計時を完
了するとその接点T1aを閉じる。これによりリレ−S
1およびEが通電され、タイマT2が時限動作を開始す
る。リレ−Eの通電によってモ−タドライバ41がモー
タバルブ38の開駆動を開始し、加熱ガスがチャンバ9
内へ流れ始める。リレ−S1の通電によりその常開接点
S1が閉じ、陰極4/チャンバ9間に主ア−ク電源36
の主ア−ク電圧が加わる。これにより、初期主アークが
チャンバ9の左端部と陰極4の間に点火し、モータバル
ブ38の弁開度が高くなるに従って初期主ア−クがチャ
ンバ9の内空間AFの右端開口に近づく方向に次第に延
びる(図4の(b))。陽極23がチャンバ9と同一電
位であるので、初期主ア−クは遂には陽極24に達す
る。その後にタイマT2が設定時間t2の計時を完了し
常閉接点T2aを開く。
【0038】(3) 常閉接点T2aを開くとリレ−S1
通電が止まり常開接点S1がオフに戻るので、チャンバ
9が主ア−ク電源36から遮断される。これにより主ア
−ク33が陰極4/陽極24間で安定する。
【0039】陰極4/陽極24間の主ア−ク柱33は、
加熱ガス旋回流37の中心が低濃度(低気圧)であるの
でそこに集中しようとしてチャンバ9の内空間AFの中
心軸に安定する(図4の(c))。
【0040】ここで実験例を説明する。陰極4と陽極2
4の距離が300mm,チャンバ9の内径が16mmの図1に示
す構造のプラズマ装置に、加熱ガスとして水素ガスを20
0Nl/minの流量で,陰極保護ガスとしてアルゴンガスを2
0Nl/minの流量で,陽極保護ガスとしてアルゴンガスを3
0Nl/minの流量で流し、陰極パイロットアーク電流31
の電流値を50(A)、陽極パイロットア−ク電流32の電
流値を50(A)として、300(A)の主ア−ク柱37を陰極4
/陽極24間に発生した状態で、幅200mm,板厚1mmの帯
鋼(18)を、40cm/minの速度で、図2に示すように開
口9aおよび被処理材通路GPに通した所、鋼帯表面の
酸化膜は水素熱プラズマ反応(還元反応)により、均一
かつムラ無く除去が出来た。
【0041】なお、加熱ガスとして還元性ガスの他に、
例えば熱処理のみの目的では不活性ガスを、表面改質に
は、還元性ガス,不活性ガス,活性ガス,窒素ガスN2
等あるいは必要に応じてそれに改質用素材の粉体を添付
して用いることができる。例えば、加熱ガスとしてH2
+CH4を内空間AFに供給すると、被処理材18の表
面にダイヤモンド被覆が形成される。また例えばアンゴ
ンにチタンカ−バイド微粉を加えて内空間AFに供給
し、被処理材18をステンレス(SUS304)とする
と、被処理材18の表面に耐摩擦,耐摩耗被覆が形成さ
れる。加熱ガスを不活性ガスとすれば、例えば焼入れの
ためのクリ−ンな加熱が実現する。
【0042】第1実施例の変形例(図7〜図9):図7
の(a)に、上述の第1実施例の第1変形例を示す。第
1実施例では加熱ガスの注入をチャンバ9内部の陰極部
付近の上下二箇所に一組のガス供給管16a,16bを
結合して行っているが、この第1変形例では、これに加
えてチャンバ9の長手方向(x’x)の数箇所で内空間
AFに、ガス供給管16aによるガス供給と同様に、加
熱ガスを旋回すように注入する。これをガス供給管42
a,43aで行なう。その他の構造は、上述の第1実施
例の構造と同様である。
【0043】このようにガスの注入口をチャンバ長手方
向で数箇所設けることにより、加熱ガス旋回流37の旋
回速度低下が補償され、チヤンバ内空間AFの長手方向
での旋回流37の内外圧差が均一になり、主ア−ク柱3
7が下流(ノズル部材22)に行くほど半径方向(y
y’)に振れ易くなるのが抑制され、チャンバ長手方向
での主ア−ク柱37の均一性がより高く保証され、処理
むらがより低減する。チャンバ9を長くすることが可能
となり、より幅広の被処理材を処理しうる。
【0044】図7の(b)には、上述の第1実施例の第
2変形例を示す。この第2変形例は、第1実施例に示す
チヤンバー内を小室に分け、それぞれの小室に加熱ガス
流入口の他、各加熱ガス流入路と対をなす排出路を、旋
回流を生じ旋回流を排出するように接線方向に形成した
ものであり、16a,16b,42aおよび43aが、
旋回流を生じるように内空間AFに加熱ガスを供給する
供給管、44および45が、旋回流をその接線方向で受
けて排出する排出管である。隣り合う供給路と排出路の
間には内空間AFの中心に向けて突出する一部を切除し
たリング状の突壁48a,48bがあり、下流の供給管
(42a,43a)による旋回流が上流側の排出管(4
4,45)で排出されにくくしている。その他の構造
は、上述の第1実施例と同様である。この第2変形例に
よっても、チャンバ長手方向での主ア−ク柱37の均一
性およびプラズマフレームの温度分布の均一性がより高
く保証され、処理むらがより低減する。チャンバ9を長
くすることが可能となり、より幅広の被処理材を処理し
うる。
【0045】図8の(a)に、第1実施例の第3変形例
を示す。この第3変形例は、第1実施例の陽極ノズル部
材22を削除し、かつ陽極24を、その直径がチャンバ
9のそれとほぼ同じ程度に、大きくしたものである。陽
極24には外部より冷却水を流入させる給水管26が挿
入され、陽極内部に冷却水を供給する。陽極24の直径
を大きくすることによりその表面積が増し、さらに冷却
水の流路を広げることにより、陽極冷却能力が増し、陽
極24の消耗が軽減する。
【0046】図8の(b)に、第1実施例の第4変形例
を示す。この第4変形例は上述の第3変形例の大径陽極
24を中空の回転陽極24としたものであり、チャンバ
9の長手軸(x’x)と直交するyy’方向に延びる軸
を中心に回転駆動される。回転陽極24の内空間には、
給水管26が冷却水を供給する。陽極24が回転するの
で陽極の冷却能力は第3実施例よりも更に高い。陽極2
4の陰極2に対向する面が常に更新されるので陽極24
の寿命は第3実施例よりも更に長い。活性ガスを加熱ガ
スとして用いる場合にこの効果が顕著となる。その他の
構造は、上述の第1実施例の構造と同様である。
【0047】図9の(a)に第1実施例の第5変形例を
示す。この第5変形例では陽極24は、中空ド−ナツ形
であり、絶縁体リング54でチャンバ9に連結されてい
る。陽極24の内部には給水管26が冷却水を供給す
る。チャンバ9内の加熱ガスおよびプラズマは、陽極2
4の中心部の空間を通して外部に出る。その他の構造
は、上述の第1実施例の構造と同様である。この第5変
形例では、陽極24が円筒であるので高温ジェット気流
が直接に当らないので陽極24の消耗が軽減する。加え
て、主ア−ク柱33は、陽極24の中心部の空間を囲む
円筒形の内壁面に接する、すなわち陽極点が陽極24の
円筒形の内壁面に生ずるが、この陽極点が上壁面上を移
動するので陽極の一部のみが継続的に消耗せず、したが
って陽極24の寿命が長い。
【0048】また更に陽極24の寿命を延ばす方法とし
て図1、図8の(a),(b)、図9の(b)の構造の
陽極24の配置を、陽極24の中心軸がアーク柱33に
対して直角となる様に配置(y’,Y方向に陽極24の
中心線がなる様に)し、その上端面をチャンバ9の中心
軸より下げて(例えば図8の(b)の陽極24を、その
上端面がチャンバ9の右端開口よりも下方に位置するよ
うに下げる)、高温のプラズマフレームが陽極24に当
らない様にする方法もある。
【0049】図9の(b)に、第1実施例の第6変形例
を示す。この第6変形例は陽極24を第3変形例と同様
に構成すると共に、陰極4を太径の棒状の電極(本例に
おいてはタングステン電極棒)とし、かつ陰極ノズル部
材3を省略している。その他の構造は、上述の第1実施
例の構造と同様である。この第6変形例では、特に加熱
ガスが不活性ガスである場合において、陰極4が太径棒
状で、先端は円錐だが鋭く細くなっておらず先端を垂直
に切断された形である。陰極部の構造が簡単でしかも寿
命が長い。
【0050】第2実施例(図10):図10に本発明の
第2実施例の横断面(図1の2A−2A線断面相当)を
示す。この第2実施例では、被処理材18を通すための
開口9aは横断面で略扇形であり、長手方向(x’x)
には、図1に示す開口9aの領域と同じ領域にあって同
じ長さである。この、横断面が略扇形の開口9aにはガ
イドロ−ラ59が進入しており、開口9a内の被処理材
18を円弧状に支持しており、しかも、ガイドロ−ラ5
9は反時計方向に定速度で回転駆動されて被処理材18
を図10に矢印で示す方向に送る。ガイドロ−ラ59で
支持された被処理材18の表面はチャンバ9の内空間A
Fに露出し、主ア−ク柱33の幅射および高温加熱ガス
の旋回流37により熱処理(加熱ガスが水素ガスの場合
には還元処理)を受ける。ロ−ラ59をyy’位置調整
機構を介して支持することにより、被処理材18の厚み
はある自由度を有することになる。すなわち薄い被処理
材18を処理するときにはロ−ラ59を内空間AFの中
心に向けて近づけ、厚い被処理材18を処理するときに
はロ−ラ59を内空間AFの中心から離せばよい。
【0051】この第2実施例のその他の構造は上述の第
1実施例と同様であり、第1実施例の上述の動作および
作用,効果が同様にもたらされる。
【0052】
【発明の効果】被処理材(18)に対してプラズマアーク(3
3)(プラズマジェット流)がその表面に沿う側流となる
ので、被処理材表面の幅方向(プラズマジェットの進行
方向x'x)の熱分布の均一性が高く、被処理材(18)をその
長さ方向(z,z')に定速度で送ると表面は均一な熱処理等
となる。陽極電極がアークで消耗する場合でも、陽極は
被処理材(18)よりもプラズマジェット流の下流にあるの
で飛散した陽極電極材は排出プラズマジェットと共に流
れるので被処理材(18)への付着は少い。
【0053】ガス流路(16a,16b)から筒部材(9)の内部(A
F)に供給されるガスは、筒部材(9)の内壁面に沿って旋
回しつつ筒部材(9)の開口(19)に向かので、このガス旋
回運動力により、ガス分子は遠心力で中心部から筒部材
(9)の内筒壁に向って放射状に広がりながら流れるため
筒部材(9)の開口(19)に向かうガス流の中心のガス濃度
は低くなりそこにプラズマア−クが集中する。すなわち
筒部材(9)の内空間(AF)の中心にア−クが集束する。こ
れにより筒部材(9)を長くして、広幅の被処理材(18)の
熱処理等を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の縦断面図である。
【図2】 図1に示すプラズマ装置の2A−2A線拡大
横断面図である。
【図3】 図1に示すプラズマ装置の3A−3A線拡大
横断面図である。
【図4】 図1に示すプラズマ装置の動作概要を示す縦
断面概要図である。
【図5】 図1に示すブラズマ装置に結合された電源,
ガス源および制御回路を示すブロック図である。
【図6】 図5に示す制御回路による図1に示すプラズ
マ装置の制御によってもたらされる該プラズマ装置の動
作を時系列で示すタイムチャ−トである。
【図7】 (a)は図1に示す第1実施例の第1変形例
を示す縦断面概要図、(b)は第2変形例の縦断面概要
図である。
【図8】 (a)は図1に示す第1実施例の第3変形例
を示す縦断面概要図、(b)は第4変形例の縦断面概要
図である。
【図9】 (a)は図1に示す第1実施例の第5変形例
を示す縦断面概要図、(b)は第6変形例の縦断面概要
図である。
【図10】 本発明の第2実施例の主要部の横断面図で
ある。
【符号の説明】
1:陰極絶縁体 2:陰極棒
4:陰極 3:陰極ノズル部材 3a:開口
5:ガス供給管 5a:開口 6a,11,14,20
a,26:給水管 6b,12,15,20b:排水管 7,10,13:水路 8:絶縁スペーサ
9:チャンバ AF:内空間 9a:開口
GP:被処理材通路 16a,16b:加熱ガス供給管 17a,17b:加熱ガス供給口
18:被処理材 19:円錐空間 21:冷却水
22:陽極ノズル部材 22a:開口 23:陽極絶縁体
24:陽極 29:ガス供給管 30:開口 31:陰極パイロットアーク32:陽極パイロットアー
ク 33:主アーク柱 34:陰極パイロット電源 35:陽極パイロット電源 36:主電源 37:加熱ガスの旋回流 38:モータバルブ
39:電磁開閉弁 40:流量計 41:モータドライバ 42a,43a:ガス供給管
44,45:排気管 48a,48b:突壁 59:ガイドロ−ラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内空間に連なり被処理材が通る側面に設け
    た開口と、横断面が円形の内壁面を有し、両端が開いた
    筒部材;前記内壁面の円中心の外側を円中心線に直交す
    る方向に横切りかつ前記筒部材の側面の前記開口と連続
    な被処理材通路;それぞれが該筒部材の両端の開口に対
    向する陽極および陰極;および、 前記筒部材の内空間に、前記内壁面の接線方向に、ガス
    を供給するためのガス流路;を備えるプラズマ装置。
  2. 【請求項2】筒部材の側面の開口は横断面が扇形であ
    り、装置は更に、少くとも一部が該扇形の空間を占め被
    処理材を支持するロ−ラを備える請求項1記載のプラズ
    マ装置。
JP6018294A 1994-02-15 1994-02-15 プラズマ装置 Pending JPH07230896A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018029845A1 (ja) * 2016-08-11 2018-02-15 富士機械製造株式会社 プラズマ発生装置、およびプラズマ照射方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018029845A1 (ja) * 2016-08-11 2018-02-15 富士機械製造株式会社 プラズマ発生装置、およびプラズマ照射方法

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