JPH07230324A - 温度制御装置 - Google Patents
温度制御装置Info
- Publication number
- JPH07230324A JPH07230324A JP1967394A JP1967394A JPH07230324A JP H07230324 A JPH07230324 A JP H07230324A JP 1967394 A JP1967394 A JP 1967394A JP 1967394 A JP1967394 A JP 1967394A JP H07230324 A JPH07230324 A JP H07230324A
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- JP
- Japan
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- heater
- pulse
- voltage
- heated
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加熱物の温度を一定に維持することができ
る温度制御装置を提供する。 【構成】 こて1の温度が低下した場合は、設定電圧S
1は従来より低い値となって、三角波発生回路6の出力
の方が大となる期間が長くなるため、コンパレータ5か
ら発生するパルスのパルス幅が広くなる。そのため、ト
ライアック8から交流電圧S5が発生する期間も長くな
り、ヒータ3が駆動される時間も長くなって、ヒータ3
の温度が上昇する。一方、こて1の温度が上昇した場合
は、設定電圧S1は従来より高い値となって、三角波発
生回路6の出力の方が大となる期間が短くなるため、コ
ンパレータ5から発生するパルスのパルス幅が狭くな
る。そのため、トライアック8から交流電圧S5が発生
する期間も短くなり、ヒータ3が駆動される時間も短く
なって、ヒータ3の温度の上昇が抑えられる。
る温度制御装置を提供する。 【構成】 こて1の温度が低下した場合は、設定電圧S
1は従来より低い値となって、三角波発生回路6の出力
の方が大となる期間が長くなるため、コンパレータ5か
ら発生するパルスのパルス幅が広くなる。そのため、ト
ライアック8から交流電圧S5が発生する期間も長くな
り、ヒータ3が駆動される時間も長くなって、ヒータ3
の温度が上昇する。一方、こて1の温度が上昇した場合
は、設定電圧S1は従来より高い値となって、三角波発
生回路6の出力の方が大となる期間が短くなるため、コ
ンパレータ5から発生するパルスのパルス幅が狭くな
る。そのため、トライアック8から交流電圧S5が発生
する期間も短くなり、ヒータ3が駆動される時間も短く
なって、ヒータ3の温度の上昇が抑えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヒータによって加熱
される被加熱物の温度を制御する温度制御装置に関す
る。
される被加熱物の温度を制御する温度制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、はんだ付けを行う際、ヒータに
よって加熱される電気ごてが用いられている。一般に、
はんだ付け箇所の品質を良好に維持するためには、この
ような電気ごてのこて先の温度を、所定の値に維持する
ことが必要とされている。このため、こて先の温度の調
整可能な温度自動調整式の電気ごてが広く使用されてい
る。このような電気ごての温度制御方法としては、こて
先に温度センサを設け、この温度センサの検出値をヒー
タの電源回路にフィードバックして、温度を一定に維持
すべくヒータと電源とを断続するものが知られている。
よって加熱される電気ごてが用いられている。一般に、
はんだ付け箇所の品質を良好に維持するためには、この
ような電気ごてのこて先の温度を、所定の値に維持する
ことが必要とされている。このため、こて先の温度の調
整可能な温度自動調整式の電気ごてが広く使用されてい
る。このような電気ごての温度制御方法としては、こて
先に温度センサを設け、この温度センサの検出値をヒー
タの電源回路にフィードバックして、温度を一定に維持
すべくヒータと電源とを断続するものが知られている。
【0003】上述した従来の温度制御装置の例を、図3
に示す。この図において、こて1には、こて先の温度変
化によって電気抵抗値が変化し、この電気抵抗に対応し
た電圧を出力する温度センサ2と、スイッチSWを介し
て供給される交流電源により加熱されるヒータ3とが設
けられている。温度センサ2から出力される電圧の変化
は、リニアライザ4において直線的に変化する信号に補
正され、測定温度としてコンパレータ5の−側入力端子
に入力される。また、コンパレータ5の+側入力端子に
は設定温度を示す信号が供給されており、この設定温度
は上記測定温度と比較される。
に示す。この図において、こて1には、こて先の温度変
化によって電気抵抗値が変化し、この電気抵抗に対応し
た電圧を出力する温度センサ2と、スイッチSWを介し
て供給される交流電源により加熱されるヒータ3とが設
けられている。温度センサ2から出力される電圧の変化
は、リニアライザ4において直線的に変化する信号に補
正され、測定温度としてコンパレータ5の−側入力端子
に入力される。また、コンパレータ5の+側入力端子に
は設定温度を示す信号が供給されており、この設定温度
は上記測定温度と比較される。
【0004】そして、比較した結果、測定温度が設定温
度より低い場合は、スイッチSWがオンとなり、ヒータ
3へ電流が供給されることにより加熱され、こて先の温
度が上昇する。また、測定温度が設定温度より高い場合
は、スイッチSWがオフとなりヒータHへの電流の供給
が遮断され、こて先の温度上昇が停止して温度が低下す
る。
度より低い場合は、スイッチSWがオンとなり、ヒータ
3へ電流が供給されることにより加熱され、こて先の温
度が上昇する。また、測定温度が設定温度より高い場合
は、スイッチSWがオフとなりヒータHへの電流の供給
が遮断され、こて先の温度上昇が停止して温度が低下す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の温度制御装置においては、スイッチがオンとなると
ヒータへの加熱が行われるが、被加熱物の種類および大
きさにより、加熱の効果、すなわち温度上昇が現れるの
に時間がかかる場合があった。また、この場合、スイッ
チがオフとなった後、温度上昇が停止して温度が低下す
るまで時間がかかることとなる。図4に、スイッチのオ
ン/オフのタイミングと、測定温度の変化を示す。例え
ば、ヒータの加熱中に時刻taにおいて測定温度が設定
温度と等しくなると、スイッチがオフとなるが、測定温
度は時刻tbまで上昇してから低下を始める。また、時
刻tcにおいて、低下していた測定温度が設定温度と等
しくなると、スイッチがオンとなるが、測定温度は時刻
tdまで低下してから上昇を始める。このように、加熱
を行う期間および加熱を行わない期間の長さが被加熱物
によって左右されることとなり、被加熱物によっては温
度が大きく波状に変化してしまうという問題があった。
また、上述した電気ごての場合だけでなく、例えばはん
だ槽の中のはんだの温度を制御する場合等、他の用途に
用いられる場合にも、同様な問題が生じる。
来の温度制御装置においては、スイッチがオンとなると
ヒータへの加熱が行われるが、被加熱物の種類および大
きさにより、加熱の効果、すなわち温度上昇が現れるの
に時間がかかる場合があった。また、この場合、スイッ
チがオフとなった後、温度上昇が停止して温度が低下す
るまで時間がかかることとなる。図4に、スイッチのオ
ン/オフのタイミングと、測定温度の変化を示す。例え
ば、ヒータの加熱中に時刻taにおいて測定温度が設定
温度と等しくなると、スイッチがオフとなるが、測定温
度は時刻tbまで上昇してから低下を始める。また、時
刻tcにおいて、低下していた測定温度が設定温度と等
しくなると、スイッチがオンとなるが、測定温度は時刻
tdまで低下してから上昇を始める。このように、加熱
を行う期間および加熱を行わない期間の長さが被加熱物
によって左右されることとなり、被加熱物によっては温
度が大きく波状に変化してしまうという問題があった。
また、上述した電気ごての場合だけでなく、例えばはん
だ槽の中のはんだの温度を制御する場合等、他の用途に
用いられる場合にも、同様な問題が生じる。
【0006】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、被加熱物の温度を一定に維持することができ
る温度制御装置を提供することを目的とする。
たもので、被加熱物の温度を一定に維持することができ
る温度制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による温度制御
装置は、ヒータによって加熱される被加熱物の温度を制
御する温度制御装置において、前記被加熱物の温度を検
出する温度検出手段と、前記被加熱物の温度から設定温
度を減算し、減算した結果を前記設定温度に加算して出
力する加算手段と、交流電源と、前記交流電源よりも低
い周波数の周期波形を発生する周期波形発生手段と、前
記加算手段の出力と前記周期波形発生手段の出力とを比
較し、該周期波形発生手段の出力の方が大である間パル
スを発生する比較手段と、前記比較手段の出力に応じ
て、前記電源電圧がゼロとなるタイミングでパルスを発
生するゼロクロスパルス発生手段と、前記交流電源と前
記ヒータとの間に介挿されており、前記ゼロクロスパル
ス発生手段の発生するパルスによりオンとなるスイッチ
手段とを具備することを特徴としている。
装置は、ヒータによって加熱される被加熱物の温度を制
御する温度制御装置において、前記被加熱物の温度を検
出する温度検出手段と、前記被加熱物の温度から設定温
度を減算し、減算した結果を前記設定温度に加算して出
力する加算手段と、交流電源と、前記交流電源よりも低
い周波数の周期波形を発生する周期波形発生手段と、前
記加算手段の出力と前記周期波形発生手段の出力とを比
較し、該周期波形発生手段の出力の方が大である間パル
スを発生する比較手段と、前記比較手段の出力に応じ
て、前記電源電圧がゼロとなるタイミングでパルスを発
生するゼロクロスパルス発生手段と、前記交流電源と前
記ヒータとの間に介挿されており、前記ゼロクロスパル
ス発生手段の発生するパルスによりオンとなるスイッチ
手段とを具備することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、被加熱物の温度が低下した
場合は、被加熱物の温度から設定温度を減算した結果は
負となり、設定温度は従来より低い値となる。この時、
周期波形発生手段の出力の方が大となる期間が長くなる
ため、比較手段から発生するパルスのパルス幅が広くな
る。そのため、ゼロクロスパルス発生手段からパルスが
発生する期間も長くなり、スイッチ手段がオンとなる期
間も長くなる。従って、ヒータが駆動される時間も長く
なり、被加熱物の温度が上昇する。
場合は、被加熱物の温度から設定温度を減算した結果は
負となり、設定温度は従来より低い値となる。この時、
周期波形発生手段の出力の方が大となる期間が長くなる
ため、比較手段から発生するパルスのパルス幅が広くな
る。そのため、ゼロクロスパルス発生手段からパルスが
発生する期間も長くなり、スイッチ手段がオンとなる期
間も長くなる。従って、ヒータが駆動される時間も長く
なり、被加熱物の温度が上昇する。
【0009】一方、被加熱物の温度が上昇した場合は、
被加熱物の温度から設定温度を減算した結果は正とな
り、設定温度は従来より高い値となる。この時、周期波
形発生手段の出力の方が大となる期間が短くなるため、
比較手段から発生するパルスのパルス幅が狭くなる。そ
のため、ゼロクロスパルス発生手段からパルスが発生す
る期間も短くなり、スイッチ手段がオンとなる期間も短
くなる。従って、ヒータが駆動される時間も短くなり、
被加熱物の温度の上昇が抑えられる。
被加熱物の温度から設定温度を減算した結果は正とな
り、設定温度は従来より高い値となる。この時、周期波
形発生手段の出力の方が大となる期間が短くなるため、
比較手段から発生するパルスのパルス幅が狭くなる。そ
のため、ゼロクロスパルス発生手段からパルスが発生す
る期間も短くなり、スイッチ手段がオンとなる期間も短
くなる。従って、ヒータが駆動される時間も短くなり、
被加熱物の温度の上昇が抑えられる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1はこの発明の一実施例による温
度制御装置の構成を示すブロック図である。この図にお
いて、図3の各部に対応する部分には同一の符号を付
け、その説明を省略する。図1において、リニアライザ
4の出力は測定温度を表す信号として減算器Mに供給さ
れ、設定温度として設定される設定電圧との差が求めら
れる。すなわち、測定温度が設定温度より高い場合はこ
の減算結果は正の値となり、低い場合は負の値となる。
この減算器Mの減算結果は加算器Pに供給され、上記設
定電圧に加算されて、コンパレータ5の−側入力端子に
新たな設定電圧S1として入力される。従って、この新
たに設定される設定電圧S1は、減算器Mの減算結果が
正の場合はそれまでの設定電圧より高くなり、負の場合
は低くなる。
について説明する。図1はこの発明の一実施例による温
度制御装置の構成を示すブロック図である。この図にお
いて、図3の各部に対応する部分には同一の符号を付
け、その説明を省略する。図1において、リニアライザ
4の出力は測定温度を表す信号として減算器Mに供給さ
れ、設定温度として設定される設定電圧との差が求めら
れる。すなわち、測定温度が設定温度より高い場合はこ
の減算結果は正の値となり、低い場合は負の値となる。
この減算器Mの減算結果は加算器Pに供給され、上記設
定電圧に加算されて、コンパレータ5の−側入力端子に
新たな設定電圧S1として入力される。従って、この新
たに設定される設定電圧S1は、減算器Mの減算結果が
正の場合はそれまでの設定電圧より高くなり、負の場合
は低くなる。
【0011】また、6は三角波発生回路であり、図2
(a)に示す三角波S2を発生する。本実施例におい
て、この三角波S2の1周期は1秒とする。コンパレー
タ5には、この三角波S2と、上述した設定電圧S1が入
力される。コンパレータ5は、図2(b)に示すよう
に、三角波S2が設定電圧S1を超えている間パルスS3
を発生する。
(a)に示す三角波S2を発生する。本実施例におい
て、この三角波S2の1周期は1秒とする。コンパレー
タ5には、この三角波S2と、上述した設定電圧S1が入
力される。コンパレータ5は、図2(b)に示すよう
に、三角波S2が設定電圧S1を超えている間パルスS3
を発生する。
【0012】7はゼロクロスパルス発生器であり、例え
ば周波数60Hzの100Vの交流電圧が印加されてお
り、図2(c)に示すように、上記パルスS3のレベル
が‘H’である期間に、上記交流電圧が0Vとなるタイ
ミングでパルスS4を出力する。なお、このゼロクロス
パルス発生器7には、アッテネータにより100Vを分
圧して10V前後の低い電圧を印加するようにしてもよ
い。8はトライアックであり、ゼロクロスパルス発生器
7と同様に周波数60Hzの100Vの交流電圧が印加
されており、図2(d)に示すように、ゼロクロス発生
器7の出力するパルスS4によってオン状態となり、こ
のトライアック8を介し交流電圧S5がヒータ3に印加
される。ヒータ3は、この交流電圧S5によって駆動さ
れ、こて先を加熱する。
ば周波数60Hzの100Vの交流電圧が印加されてお
り、図2(c)に示すように、上記パルスS3のレベル
が‘H’である期間に、上記交流電圧が0Vとなるタイ
ミングでパルスS4を出力する。なお、このゼロクロス
パルス発生器7には、アッテネータにより100Vを分
圧して10V前後の低い電圧を印加するようにしてもよ
い。8はトライアックであり、ゼロクロスパルス発生器
7と同様に周波数60Hzの100Vの交流電圧が印加
されており、図2(d)に示すように、ゼロクロス発生
器7の出力するパルスS4によってオン状態となり、こ
のトライアック8を介し交流電圧S5がヒータ3に印加
される。ヒータ3は、この交流電圧S5によって駆動さ
れ、こて先を加熱する。
【0013】次に、上述した構成による温度制御装置の
動作について説明する。まず、こて先の温度が設定温度
より低くなった場合について説明する。この場合、測定
温度を示す信号から設定電圧を減算した値は負となり、
設定電圧S1は従来の設定電圧よりも低い値となってコ
ンパレータ5に入力される。すなわち、図2(a)に示
すように、設定電圧S1は設定電圧S1’のように矢印D
方向に移動する。それによって、設定電圧S1’より三
角波S2の方が大となる期間が長くなるため、図2
(b)に示すように、パルスS3のパルス幅が広くな
り、ゼロクロスパルス発生器7からパルスS4が出力さ
れる期間が長くなる。このため、トライアック8を介し
て交流電圧S5が発生する期間も長くなり、その分ヒー
タ3の加熱時間も長くなって、こて先の温度が上昇す
る。
動作について説明する。まず、こて先の温度が設定温度
より低くなった場合について説明する。この場合、測定
温度を示す信号から設定電圧を減算した値は負となり、
設定電圧S1は従来の設定電圧よりも低い値となってコ
ンパレータ5に入力される。すなわち、図2(a)に示
すように、設定電圧S1は設定電圧S1’のように矢印D
方向に移動する。それによって、設定電圧S1’より三
角波S2の方が大となる期間が長くなるため、図2
(b)に示すように、パルスS3のパルス幅が広くな
り、ゼロクロスパルス発生器7からパルスS4が出力さ
れる期間が長くなる。このため、トライアック8を介し
て交流電圧S5が発生する期間も長くなり、その分ヒー
タ3の加熱時間も長くなって、こて先の温度が上昇す
る。
【0014】このようにして上昇した温度が、設定温度
より高くなると、測定温度を示す信号から設定電圧を減
算した値は正となり、設定電圧S1’は従来の設定電圧
よりも高い値となってコンパレータ5に入力される。す
なわち、図2(a)に示すように、設定電圧S1’は設
定電圧S1のように矢印U方向に移動する。それによっ
て、設定電圧S1より三角波S2の方が大となる期間が短
くなるため、パルスS3のパルス幅が狭くなり、ゼロク
ロスパルス発生器7からパルスS4が出力される期間が
短くなる。このため、トライアック8から交流電圧S5
が発生する期間も短くなり、その分ヒータ3の加熱時間
も短くなって、こて先の温度上昇が抑えられる。
より高くなると、測定温度を示す信号から設定電圧を減
算した値は正となり、設定電圧S1’は従来の設定電圧
よりも高い値となってコンパレータ5に入力される。す
なわち、図2(a)に示すように、設定電圧S1’は設
定電圧S1のように矢印U方向に移動する。それによっ
て、設定電圧S1より三角波S2の方が大となる期間が短
くなるため、パルスS3のパルス幅が狭くなり、ゼロク
ロスパルス発生器7からパルスS4が出力される期間が
短くなる。このため、トライアック8から交流電圧S5
が発生する期間も短くなり、その分ヒータ3の加熱時間
も短くなって、こて先の温度上昇が抑えられる。
【0015】その後、測定温度がまだ設定温度より高い
場合は、更に設定電圧S1は高くなり、ヒータ3の加熱
時間がより短くなる。また、測定温度が設定温度より低
くなった場合は、上述したように設定電圧S1が低くな
り、ヒータ3の加熱時間が長くなる。
場合は、更に設定電圧S1は高くなり、ヒータ3の加熱
時間がより短くなる。また、測定温度が設定温度より低
くなった場合は、上述したように設定電圧S1が低くな
り、ヒータ3の加熱時間が長くなる。
【0016】以上のように、本実施例によれば、1秒単
位で加熱時間を制御しているため、こて先の温度の上昇
および低下に迅速に対応することができ、温度を大きく
変化させることなく一定に保つことができる。
位で加熱時間を制御しているため、こて先の温度の上昇
および低下に迅速に対応することができ、温度を大きく
変化させることなく一定に保つことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、周期波形の発生するタイミングでヒータへの加熱制
御を行うため、被加熱物の種類、大きさに関わらず温度
の上昇および低下に迅速に対応することができ、被加熱
物の温度を一定に維持することができるという効果があ
る。
ば、周期波形の発生するタイミングでヒータへの加熱制
御を行うため、被加熱物の種類、大きさに関わらず温度
の上昇および低下に迅速に対応することができ、被加熱
物の温度を一定に維持することができるという効果があ
る。
【図1】この発明の一実施例による温度制御装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】同実施例における(a)コンパレータ5への入
力、(b)コンパレータ5の出力、(c)ゼロクロスパ
ルス発生器7の出力、(d)トライアック8の出力、お
よび(e)電源電圧を示す波形図である。
力、(b)コンパレータ5の出力、(c)ゼロクロスパ
ルス発生器7の出力、(d)トライアック8の出力、お
よび(e)電源電圧を示す波形図である。
【図3】従来の温度制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】従来の温度制御装置における(a)スイッチの
オン/オフのタイミングを示す図、および(b)測定温
度および設定温度の関係を示す波形図である。
オン/オフのタイミングを示す図、および(b)測定温
度および設定温度の関係を示す波形図である。
1 こて 2 温度センサ(温度検出手段) 3 ヒータ 5 コンパレータ(比較手段) 6 三角発生回路(周期波形発生手段) 7 ゼロクロスパルス発生器(ゼロクロスパルス発
生手段) 8 トライアック(スイッチ手段) M 減算器(加算手段) P 加算器(加算手段)
生手段) 8 トライアック(スイッチ手段) M 減算器(加算手段) P 加算器(加算手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 ヒータによって加熱される被加熱物の温
度を制御する温度制御装置において、 前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、 前記被加熱物の温度から設定温度を減算し、減算した結
果を前記設定温度に加算して出力する加算手段と、 交流電源と、 前記交流電源よりも低い周波数の周期波形を発生する周
期波形発生手段と、 前記加算手段の出力と前記周期波形発生手段の出力とを
比較し、該周期波形発生手段の出力の方が大である間パ
ルスを発生する比較手段と、 前記比較手段の出力に応じて、前記電源電圧が0Vとな
るタイミングでパルスを発生するゼロクロスパルス発生
手段と、 前記交流電源と前記ヒータとの間に介挿されており、前
記ゼロクロスパルス発生手段の発生するパルスによりオ
ンとなるスイッチ手段とを具備することを特徴とする温
度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1967394A JPH07230324A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1967394A JPH07230324A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 温度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07230324A true JPH07230324A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12005764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1967394A Pending JPH07230324A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07230324A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010054592A1 (zh) * | 2008-11-15 | 2010-05-20 | 漳州灿坤实业有限公司 | 一种电子感温棒控制电路 |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP1967394A patent/JPH07230324A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010054592A1 (zh) * | 2008-11-15 | 2010-05-20 | 漳州灿坤实业有限公司 | 一种电子感温棒控制电路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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