JPH0723018U - 付着物除去装置 - Google Patents
付着物除去装置Info
- Publication number
- JPH0723018U JPH0723018U JP5834193U JP5834193U JPH0723018U JP H0723018 U JPH0723018 U JP H0723018U JP 5834193 U JP5834193 U JP 5834193U JP 5834193 U JP5834193 U JP 5834193U JP H0723018 U JPH0723018 U JP H0723018U
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- Japan
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- nozzle
- board
- road surface
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- hole
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノズルの先を目視して、ノズルの先から高圧
水を噴射し、ガム等をきれいに除去する安全性に優れた
付着物除去装置を提供する。 【構成】 ノズルより高圧水を噴射して路面を清掃する
装置であって、路面上を転動するキャスター付きの台に
路面を覆うカバーを設け、上記台に、蝶番により盤体を
上下方向に角度変化可能に取り付け、該盤体に透孔を設
け、該透孔に適合するスライド台を、上記透孔に摺動自
在に嵌合し、該スライド台に長手方向に沿って上記ノズ
ルを固着し、線条を緊張・弛緩させることにより上記ノ
ズルが上記蝶番に設けられた盤体に対して摺動できるよ
うに、上記線条を上記ノズルと上記盤体の間に設置し、
上記キャスター付きの台の上記ノズル先端部近傍に、該
ノズル先端部を上方より目視可能な窓を設ける付着物除
去装置。
水を噴射し、ガム等をきれいに除去する安全性に優れた
付着物除去装置を提供する。 【構成】 ノズルより高圧水を噴射して路面を清掃する
装置であって、路面上を転動するキャスター付きの台に
路面を覆うカバーを設け、上記台に、蝶番により盤体を
上下方向に角度変化可能に取り付け、該盤体に透孔を設
け、該透孔に適合するスライド台を、上記透孔に摺動自
在に嵌合し、該スライド台に長手方向に沿って上記ノズ
ルを固着し、線条を緊張・弛緩させることにより上記ノ
ズルが上記蝶番に設けられた盤体に対して摺動できるよ
うに、上記線条を上記ノズルと上記盤体の間に設置し、
上記キャスター付きの台の上記ノズル先端部近傍に、該
ノズル先端部を上方より目視可能な窓を設ける付着物除
去装置。
Description
【0001】
この考案は、路面や、建造物の床、屋上等に付着したガム、飴等を除去し、な らびに、路面等を洗浄する付着物除去装置に関するものである。
【0002】
従来、路面等に付着したガム等の除去は、へら、ワイヤーブラシ等によるケレ ン、シンナー等を使っての除去等の組合せで、手作業で行っていた。
【0003】
しかしながら、上述した従来のものでは、作業の効率が悪く、また凹凸のある 面での凹部に入り込んだガム等を完全に取り除くことが困難であった。さらに、 薬品等を使った場合、作業員、通行人等の安全性に問題が生じる恐れがあった。
【0004】 この考案は、上記欠点を除去するためなされたものであり、ノズルの先を目視 して、ノズルの角度、路面からの距離を調整しながら、ノズルの先から高圧水を 噴射し、ガム等をきれいに除去するとともに、路面を効率よく洗浄でき、安全性 に優れた付着物除去装置を提供することを目的とする。
【0005】
この考案の付着物除去装置は、ノズルより高圧水を噴射して路面を清掃する装 置であって、路面上を転動するキャスター付きの台に路面を覆うカバーを設け、 上記台に、蝶番により盤体を上下方向に角度変化可能に取り付け、該盤体に透孔 を設け、該透孔に適合するスライド台を、上記透孔に摺動自在に嵌合し、該スラ イド台に長手方向に沿って上記ノズルを固着し、線条を緊張・弛緩させることに より上記ノズルが上記蝶番に設けられた盤体に対して摺動できるように、上記線 条を上記ノズルと上記盤体の間に設置するとともに、上記ノズルを上記キャスタ ー付きの台と反対方向に付勢するばねを上記スライド台と上記盤体の間に設置し 、上記キャスター付きの台の上記ノズル先端部近傍に、該ノズル先端部を上方よ り目視可能な窓を設け、上記カバー内に高圧水を噴射し、この水を上記台に設け た吸引用のホースで吸引することを特徴とする。
【0006】
上記構成による付着物除去装置においては、高圧水を噴射して路面等を清掃す る際、ガム等の付着していない一般の場所の清掃には、ノズルを路面等から離し 、ノズルから出る水の路面等への入射角を緩やかにする。
【0007】 反対に、ガム等の付着している場所では、ノズルを摺動させてガム等に接近さ せ、ノズルを立てて、ノズルから出る水の路面等への入射角を大きくして清掃す る。
【0008】 ノズルの出し入れ、角度変化は、台の窓より目視しながら作業員が調整する。
【0009】
この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1は、この考案装置の斜視図である。図2は、同じく蝶番付近を示す一部拡 大斜視図である。図3は、同じく蝶番付近を示す一部拡大側面図である。
【0011】 路面上を転動するキャスター1,1,・・付きの台2に、路面を覆うカバー3 が設けてある。台2には、吸引用のホース4が設けてある。台2には、窓5があ り、その外の垂直壁に蝶番6が設けてある。
【0012】 蝶番6には、盤体7が固設され、該盤体7に四角形の透孔8を設け、この透孔 8に適合する断面四角形のスライド台9を、上記透孔8に摺動自在に嵌合してあ る。
【0013】 このスライド台9には、長手方向に沿ってノズル本体10が固着しており、ノ ズル本体10とスライド台9は一体となって動く。
【0014】 スライド台9の両端には、厚板11,12が形成され、その厚板11,12が 盤体7に引っ掛かり、それ以上摺動できないようになっている。
【0015】 厚板11と盤体7の間に、スライド台9を台2の反対方向に付勢するスプリン グ13が設けられている。
【0016】 厚板12には、ワイヤーチューブ14が取り付けられ、ワイヤーチューブ14 の中に挿入されているワイヤー15は、その一端を盤体7に固定し、他端を、ノ ズル本体10の長手方向の中央部に設けたワイヤーレバー16に連結する。
【0017】 ワイヤーレバー16を倒してワイヤー15を引けば、ワイヤー15が緊張して 、スライド台9が摺動し、スライド台9と一体のノズル本体10が台2に引き寄 せられ、ノズル本体10の先端が路面に近づく。
【0018】 ワイヤーレバー16を解放してワイヤー15を弛緩させれば、スプリング13 の働きにより、厚板11が盤体7に付くまでスライド台9が摺動して、ノズル1 0の先端が後ろへ引っ込む。これによりノズル本体10の先端を路面から遠ざけ ることができる。
【0019】 ノズル本体10の最も台2より遠い端部17に、高圧水を送り込むホース18 が取りついている。その端部17に、解放弁操作レバー19が設けられており、 解放弁操作レバー19を引けば、弁が解放して高圧水がノズル本体10の先端か ら出る。
【0020】 解放弁操作レバー19とワイヤーレバー16を両手で握って操作すればよく、 その状態で、ノズル本体10を下げれば先端が上がり、高圧水の路面への入射角 度が緩やかになる。反対に、ノズル本体10を上げれば、先端が下がり、高圧水 の路面への入射角度が大きくなる。
【0021】 ノズル本体10の上げ下げは、蝶番6を支点にして行われる。
【0022】 台2の窓5には、透明な板を張ってもよいし、何も付けなくてもよい。窓5を 通して、ノズル本体10の先端の動きと、路面の汚れが目視できる。
【0023】 台2の吸引用ホース4は、カバー3内にノズル本体10から出された水を吸引 するものである。
【0024】 高圧水の水圧は、1平方センチメートル当たり100キログラム重から200 キログラム重の範囲の圧力が適しており、これより低い圧力だと洗浄能力が劣り 、また、この範囲より高い圧力だと対象物を傷つけたり破壊する恐れがあり、水 が飛び散り過ぎたり、ノズルが傷む可能性もある。
【0025】 高圧水の温度は、摂氏50度以上が適しており、これより低い温度だと洗浄能 力が劣る可能性がある。
【0026】
この考案によると、ノズル本体が蝶番により上下方向に角度変化可能に取り付 けられ、該ノズル本体の先端を出し入れでき、該ノズル本体の先端部を上方より 目視可能な窓を設けてあるため、作業員が目視しながら判断して、ガム等の付着 物を取り除く場合と、一般の汚れを清掃する場合とで、ノズル本体の先端の対象 物からの距離、及び、ノズル本体の角度を変えて操作し、効率よく付着物を取り 除くことができ、一般の汚れの清掃も同時にできる。高圧水を噴射するので、ガ ム等の付着物をきれいに取り除くことができ、安全性に優れている等極めて有益 なる効果を奏する。
【図1】本考案装置の一実施例の斜視図である。
【図2】同じく蝶番付近を示す一部拡大斜視図である。
【図3】同じく一部拡大側面図である。
1 キャスター 2 台 3 カバー 4 吸引用のホース 5 窓 6 蝶番 7 盤体 8 透孔 9 スライド台 10 ノズル本体 11 厚板 12 厚板 13 スプリング 14 ワイヤーチューブ 15 ワイヤー 16 ワイヤーレバー 17 端部 18 ホース 19 解放弁操作レバー
Claims (1)
- 【請求項1】 ノズルより高圧水を噴射して路面を清掃
する装置であって、路面上を転動するキャスター付きの
台に路面を覆うカバーを設け、上記台に、蝶番により盤
体を上下方向に角度変化可能に取り付け、該盤体に透孔
を設け、該透孔に適合するスライド台を、上記透孔に摺
動自在に嵌合し、該スライド台に長手方向に沿って上記
ノズルを固着し、線条を緊張・弛緩させることにより上
記ノズルが上記蝶番に設けられた盤体に対して摺動でき
るように、上記線条を上記ノズルと上記盤体の間に設置
するとともに、上記ノズルを上記キャスター付きの台と
反対方向に付勢するばねを上記スライド台と上記盤体の
間に設置し、上記キャスター付きの台の上記ノズル先端
部近傍に、該ノズル先端部を上方より目視可能な窓を設
け、上記カバー内に高圧水を噴射し、この水を上記台に
設けた吸引用のホースで吸引することを特徴とする付着
物除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993058341U JP2578203Y2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 付着物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993058341U JP2578203Y2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 付着物除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723018U true JPH0723018U (ja) | 1995-04-25 |
JP2578203Y2 JP2578203Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=13081625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993058341U Expired - Lifetime JP2578203Y2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 付着物除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578203Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP1993058341U patent/JP2578203Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2578203Y2 (ja) | 1998-08-06 |
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