JPH0723001Y2 - 太陽電池 - Google Patents
太陽電池Info
- Publication number
- JPH0723001Y2 JPH0723001Y2 JP16950188U JP16950188U JPH0723001Y2 JP H0723001 Y2 JPH0723001 Y2 JP H0723001Y2 JP 16950188 U JP16950188 U JP 16950188U JP 16950188 U JP16950188 U JP 16950188U JP H0723001 Y2 JPH0723001 Y2 JP H0723001Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- solar cell
- charging
- solar
- cell
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は太陽電池に係り、特に充電用太陽電池におい
て、充電用電池セルと制御用電池セルとを同一基板上に
設け、制御用電池セルを基板の中央寄りに設けた太陽電
池に関する。
て、充電用電池セルと制御用電池セルとを同一基板上に
設け、制御用電池セルを基板の中央寄りに設けた太陽電
池に関する。
〔従来例〕 第3図は従来の太陽電池充電回路の回路図を示す。Bsは
太陽電池、Dは逆流防止用ダイオード、Bcは太陽電池Bs
により充電されるバッテリ夫々示す。太陽電池Bsで発電
された発電電力はダイオードDを介して端子T1,T2へ接
続されたバッテリBcへ供給され、バッテリBcを充電す
る。ダイオードDは、充電中に太陽電池への光が遮られ
たとき、太陽電池Bsの発電電力が減するが、このとき、
バッテリBcかさ太陽電池Bs側への電流の逆流を阻止する
為のものである。
太陽電池、Dは逆流防止用ダイオード、Bcは太陽電池Bs
により充電されるバッテリ夫々示す。太陽電池Bsで発電
された発電電力はダイオードDを介して端子T1,T2へ接
続されたバッテリBcへ供給され、バッテリBcを充電す
る。ダイオードDは、充電中に太陽電池への光が遮られ
たとき、太陽電池Bsの発電電力が減するが、このとき、
バッテリBcかさ太陽電池Bs側への電流の逆流を阻止する
為のものである。
第4図(A)、(B)は、第3図に示す太陽電池の平面
図及び側面図を示す。同図(A)、(B)において、太
陽電池Bsは4枚の4角形の太陽電池セルがプリント基板
5へ取付られている。この太陽電池セル1枚の面積は約
15cm2を有しており、上面がプラス電極、下面がマイナ
ス電極とされ、1枚当り略0.5Vの発電能力を有する。太
陽電池1〜4は直列接続され、全体で2V程度の電圧を出
力し、バッテリBcへ供給する。
図及び側面図を示す。同図(A)、(B)において、太
陽電池Bsは4枚の4角形の太陽電池セルがプリント基板
5へ取付られている。この太陽電池セル1枚の面積は約
15cm2を有しており、上面がプラス電極、下面がマイナ
ス電極とされ、1枚当り略0.5Vの発電能力を有する。太
陽電池1〜4は直列接続され、全体で2V程度の電圧を出
力し、バッテリBcへ供給する。
上記従来の充電回路によれば、逆流防止用のダイオード
Dの順方向電圧Vfが略0.6Vである為、太陽電池Bsの2Vの
出力電圧の内、バッテリBcへ供給される電圧は1.4Vに減
少する。この為、充電時間に長時間を必要とする。
Dの順方向電圧Vfが略0.6Vである為、太陽電池Bsの2Vの
出力電圧の内、バッテリBcへ供給される電圧は1.4Vに減
少する。この為、充電時間に長時間を必要とする。
ここで、太陽電池セルをもう1枚増やして5枚とし、そ
の出力電圧を2.5Vにアップする事も考えられるが、この
場合、太陽電池Bsの外形形状が大きくなるという問題が
ある。
の出力電圧を2.5Vにアップする事も考えられるが、この
場合、太陽電池Bsの外形形状が大きくなるという問題が
ある。
本考案は係る種々の課題を解決した太陽電池充電回路を
提供する事を目的とする。
提供する事を目的とする。
本考案になる太陽電池は、太陽電池が逆流防止素子を介
してバッテリに接続された太陽電池充電回路において、
該バッテリを充電する充電用電池セルと、該逆流防止素
子を制御する制御用電池セルとを同一基板上に設け、該
制御用電池セルは充電用電池セルより小さく、該制御用
電池セルを該基板の中央寄りに配した構成を有する。
してバッテリに接続された太陽電池充電回路において、
該バッテリを充電する充電用電池セルと、該逆流防止素
子を制御する制御用電池セルとを同一基板上に設け、該
制御用電池セルは充電用電池セルより小さく、該制御用
電池セルを該基板の中央寄りに配した構成を有する。
上記構成の如く、制御用電池セルを基板の中央寄りに配
した為、太陽電池面に光を遮る影ができたとしても常に
充電用電池セルの出力が規定値に達する前に制御用電池
セルの出力により逆流防止素子を導通状態とする事がで
きる。又、太陽電池を小型に形成できる。
した為、太陽電池面に光を遮る影ができたとしても常に
充電用電池セルの出力が規定値に達する前に制御用電池
セルの出力により逆流防止素子を導通状態とする事がで
きる。又、太陽電池を小型に形成できる。
第1図は本考案の一実施例になる太陽電池が適用される
太陽電池充電回路の回路図を示す。尚、第3図と同一部
分には同一符号を付して説明する。
太陽電池充電回路の回路図を示す。尚、第3図と同一部
分には同一符号を付して説明する。
太陽電池Bsのプラス電極と端子T1間にトランジスタQの
コレクタ・エミッタが接続され、ベースは制御用太陽電
池セルBs′を介してコレクタに接続される。
コレクタ・エミッタが接続され、ベースは制御用太陽電
池セルBs′を介してコレクタに接続される。
第2図(A)、(B)は本考案の一実施例になる太陽電
池Bs、Bs′の平面図及び正面図を夫々示す。充電用太陽
電池Bsは太陽電池セル1〜4の4枚からなり、この4枚
の電池セルが夫々プリント基板上で直列接続されている
(図示せず)。太陽電池セル1枚の発生電圧は0.5Vで、
直列接続された太陽電池Bsの出力電圧は2Vである。又、
太陽電池セル1〜4の1枚の面積は約15cm2である。太
陽電池のプラス電極は上面でマイナス電極は下面となっ
ている。
池Bs、Bs′の平面図及び正面図を夫々示す。充電用太陽
電池Bsは太陽電池セル1〜4の4枚からなり、この4枚
の電池セルが夫々プリント基板上で直列接続されている
(図示せず)。太陽電池セル1枚の発生電圧は0.5Vで、
直列接続された太陽電池Bsの出力電圧は2Vである。又、
太陽電池セル1〜4の1枚の面積は約15cm2である。太
陽電池のプラス電極は上面でマイナス電極は下面となっ
ている。
太陽電池セル1、4及び2、3間に配された細長形状の
太陽電池セル6の面積は太陽電池Bsに対して約1/100の
大きさであり、約0.5Vの電圧を発生する。この様に制御
用電池セル6は充電用電池Bsに対して極めて小さな面積
で済み、太陽電池全体の外形形状を小形化し得る。
太陽電池セル6の面積は太陽電池Bsに対して約1/100の
大きさであり、約0.5Vの電圧を発生する。この様に制御
用電池セル6は充電用電池Bsに対して極めて小さな面積
で済み、太陽電池全体の外形形状を小形化し得る。
又、制御用太陽電池セル6は太陽電池セル1、4及び
2、3の中央位置に配されている為、例えば光がこれら
各電池セル1〜4に端から当り始め全てに当り終り、2V
の出力電圧を発生するときは既に制御用電池セル6にも
光が当っており、制御用電池セル6に一早く規定の出力
電圧を出力させる事ができる。この事は制御用電池セル
Bs′が接続されたトランジスタを一瞬でも早くオン状態
とする事ができ、充電効率を高める事ができる。
2、3の中央位置に配されている為、例えば光がこれら
各電池セル1〜4に端から当り始め全てに当り終り、2V
の出力電圧を発生するときは既に制御用電池セル6にも
光が当っており、制御用電池セル6に一早く規定の出力
電圧を出力させる事ができる。この事は制御用電池セル
Bs′が接続されたトランジスタを一瞬でも早くオン状態
とする事ができ、充電効率を高める事ができる。
バッテリBcは定格電圧1.2V、トランジスタQの動作状態
のベース・エミッタ間の電圧VBEは0.6Vである為、トラ
ンジスタQのオン開始電圧は略1.8Vとなり、制御用太陽
電池Bs′(0.4V)及び充電用太陽電池Bsの合成出力電圧
が1.8Vに達するとトランジスタQがオンとなり、バッテ
リBcに充電を開始する。但し、太陽電池Bsは通常の明る
さの元では2Vの電圧を発生し、ベースには2.4Vの電圧が
印加される。トランジスタQのコレクタ・エミッタ間の
オン時に飽和電圧0.1V程度であり、従来のダイオードD
の0.6Vに対して大幅に小さくでき、充電効率を高める事
ができる。一方、このロス分をカバーする為の充電用太
陽電池セルを増やす必要がなく、この分太陽電池の全体
形状を小さくできる。
のベース・エミッタ間の電圧VBEは0.6Vである為、トラ
ンジスタQのオン開始電圧は略1.8Vとなり、制御用太陽
電池Bs′(0.4V)及び充電用太陽電池Bsの合成出力電圧
が1.8Vに達するとトランジスタQがオンとなり、バッテ
リBcに充電を開始する。但し、太陽電池Bsは通常の明る
さの元では2Vの電圧を発生し、ベースには2.4Vの電圧が
印加される。トランジスタQのコレクタ・エミッタ間の
オン時に飽和電圧0.1V程度であり、従来のダイオードD
の0.6Vに対して大幅に小さくでき、充電効率を高める事
ができる。一方、このロス分をカバーする為の充電用太
陽電池セルを増やす必要がなく、この分太陽電池の全体
形状を小さくできる。
尚、トランジスタはバイポーラ型に限定されず、MOSFET
等も使用できる。
等も使用できる。
上述した本発明になる太陽電池では、充電用電池セル及
び制御用電池セルを同一基板上に配設し、且つ、制御用
電池セルを基板の中央寄りに配した為、例えば太陽電池
上面の光が遮られた様な場合、充電用電池セルのほぼ全
面への光の影がなくなる前に、中央寄りの部分の影はな
くなり、従って制御用電池セルの出力は一早く回復し、
逆流防止用素子を一早く導通状態とする事ができ、充電
効率を高める事ができる。又、制御用電池セルは充電用
電池セルに比較してその面積は小さく、太陽電池の外形
を小さくできる。
び制御用電池セルを同一基板上に配設し、且つ、制御用
電池セルを基板の中央寄りに配した為、例えば太陽電池
上面の光が遮られた様な場合、充電用電池セルのほぼ全
面への光の影がなくなる前に、中央寄りの部分の影はな
くなり、従って制御用電池セルの出力は一早く回復し、
逆流防止用素子を一早く導通状態とする事ができ、充電
効率を高める事ができる。又、制御用電池セルは充電用
電池セルに比較してその面積は小さく、太陽電池の外形
を小さくできる。
第1図は本考案の一実施例になる太陽電池が適用される
太陽電池充電回路の回路図、第2図(A)、(B)は本
考案の一実施例になる充電用太陽電池Bs及び制御用太陽
電池Bs′の平面図及び正面図、第3図は従来の太陽電池
充電回路の回路図、4図(A)、(B)は第3図に示す
充電用太陽電池Bsの平面図及び正面図を夫々示す。 Bs…制御用太陽電池、Bs′…制御用太陽電池、Q…トラ
ンジスタ、Bc…バッテリ、1〜4…充電用太陽電池セ
ル、5…プリント基板、6…制御用太陽電池。
太陽電池充電回路の回路図、第2図(A)、(B)は本
考案の一実施例になる充電用太陽電池Bs及び制御用太陽
電池Bs′の平面図及び正面図、第3図は従来の太陽電池
充電回路の回路図、4図(A)、(B)は第3図に示す
充電用太陽電池Bsの平面図及び正面図を夫々示す。 Bs…制御用太陽電池、Bs′…制御用太陽電池、Q…トラ
ンジスタ、Bc…バッテリ、1〜4…充電用太陽電池セ
ル、5…プリント基板、6…制御用太陽電池。
Claims (1)
- 【請求項1】太陽電池が逆流防止素子を介してバッテリ
に接続された太陽電池充電回路において、 該バッテリを充電する充電用電池セルと、該逆流防止素
子を制御する制御用電池セルとを同一基板上に設け、 該制御用電池セルは充電用電池セルより小さく、該制御
用電池セルを該基板の中央寄りに配した事を特徴とする
太陽電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16950188U JPH0723001Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16950188U JPH0723001Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 太陽電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0291443U JPH0291443U (ja) | 1990-07-19 |
JPH0723001Y2 true JPH0723001Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31459619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16950188U Expired - Lifetime JPH0723001Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 太陽電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723001Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP16950188U patent/JPH0723001Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0291443U (ja) | 1990-07-19 |
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