JPH07229940A - 電気抵抗測定治具 - Google Patents

電気抵抗測定治具

Info

Publication number
JPH07229940A
JPH07229940A JP2071294A JP2071294A JPH07229940A JP H07229940 A JPH07229940 A JP H07229940A JP 2071294 A JP2071294 A JP 2071294A JP 2071294 A JP2071294 A JP 2071294A JP H07229940 A JPH07229940 A JP H07229940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
stem
electric resistance
voltage
pin terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2071294A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ochiwa
眞一 小知和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2071294A priority Critical patent/JPH07229940A/ja
Publication of JPH07229940A publication Critical patent/JPH07229940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】1対のステムに支持され測温抵抗体の抵抗を精
度良く測定することが可能な電気抵抗測定治具を得る。 【構成】測温抵抗体31が1端で支持された1対のステ
ム33の他端にばね接触する電流端子11,12と電圧
端子13,14の各1対を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガス漏れ警報器,ガス
検知器などに搭載される接触燃焼式ガスセンサの電気抵
抗測定治具に係り、特に接触燃焼式ガスセンサに内蔵さ
れた白金コイルの電気抵抗を精度良く測定する治具に関
する。
【0002】
【従来の技術】可燃性ガスを燃焼させたときの燃焼熱を
利用する接触燃焼式ガスセンサが広く知られている。図
3は従来の接触燃焼式ガスセンサを示す断面図である。
白金コイル31の外側に、酸化触媒32をビース状に付
着させた構造であり、白金コイル31は2本の金属製の
ステム33に固定されている。
【0003】このガスセンサは、通常、白金線に電流を
流すことによって約300〜500℃に保たれている。
大気中に可燃性ガスが存在すると、加熱された酸化触媒
上で、この可燃性ガスが燃焼し、その燃焼熱により、素
子の温度が上昇する。この温度上昇を内部に埋め込まれ
た白金コイルの電気抵抗の変化により検出し、ガスを検
知する。
【0004】図4は接触燃焼式ガスセンサの検出回路を
示す電気的接続図である。本センサはガス検知素子41
と温度補償素子42および固定抵抗43からなるブリッ
ジ回路に組込まれ、ガス検知素子41は、前述の白金コ
イルの外側に酸化触媒を付着させたものであり、温度補
償素子42は白金コイルの外側に、酸化触媒の機能を持
たない材料を付着させたものである。可燃性ガスが存在
するとガス検知素子41は温度上昇によりコイルの抵抗
値が上昇するのに対し、温度補償素子42は温度上昇を
起こさず、コイルの抵抗値が変化しない。このようにし
てブリッジ回路の対向する辺に電位差が生じ、この信号
を増幅器44により増幅してブザー45を鳴動させる。
【0005】一方、接触燃焼式ガスセンサを製造する工
程では、センサをブリッジ回路で用いるため、ガス検知
素子41と温度補償素子42の通電時の電気抵抗値がで
きるだけ等しいことが望ましい。しかしながら、実際に
は素子のサイズのバラツキや、コイルピッチのバラツキ
等により、通電時の電気抵抗はバラツキを持つ。そこで
センサの製造工程中で、ガス検知素子および温度補償素
子の通電時の電気抵抗を測定し、電気抵抗の近いガス検
知素子と温度補償素子の組合せを選定することが必要と
なる。
【0006】従来このような通電時の素子の電気抵抗の
測定は以下の方法で行われた。図5は従来の2端子測定
に用いられる電気測定治具を示す要部断面図である。セ
ンサ51を保持し、基台18に支持されるステム52の
下端よりコイル31に、定電流電源59より一定電流を
供給し、この電流の供給回路の一部に電圧計53を接続
して電圧を測定するものである。2端子測定法ではステ
ム52の下方と接続させるピン端子54はコイル51へ
一定の電流を供給するだけであり、治具は単純な構成で
済んだ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
2端子測定法では電圧計を接続する部分が57,58の
位置であるため、求められる電気抵抗が素子自身の抵抗
に加え、測定リード57と55,58と56間の抵抗お
よびステム52とピン端子54との接触部55,56の
抵抗値とが加算されるという問題があった。白金コイル
は線径,線長にもよるが約2〜10Ωのオーダであり白
金抵抗の精度は±1%であった。上述の素子のペアリン
グのためには白金抵抗測定の精度は±0.1%が要求さ
れる。小さな電気抵抗の測定方法に4端子測定法が知ら
れている。
【0008】図6は従来の4端子測定法を示す原理図で
ある。定電流電源61から電流を供給する電流端子部6
2,62と、電圧計63に接続される電圧端子部64,
64から構成されている。このため被測定抵抗65に接
続された電圧端子側のリード線は電圧計63の入力イン
ピーダンスが高いため正確な抵抗値の測定が可能であ
る。
【0009】この発明は上述の点に鑑みてなされ、その
目的は4端子測定法を測定治具に適用して高精度で電気
抵抗を測定することが可能な電気抵抗測定治具を提供
し、あわせて測定治具の低コスト化を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的は本発明によ
れば、1対の金属性ステムの1端に支持された測温抵抗
体の電気抵抗をステムの他端を介して測定する電気抵抗
測定治具において、前記一対のステムの他端が差し込ま
れる収納部を有する樹脂製支持体と、前記支持体の収納
部内に設けられステム他端のがそれぞれ嵌合される軸受
けして形成され、ステム他端との嵌合時にステム他端に
ばね接触する互いに絶縁された導電性の電流端子と電圧
端子とを備えるとすることにより達成される。
【0011】また前記ステム他端にばね接触する電流端
子と電圧端子はそれぞれ断面スプーン型のピン端子であ
り、電流端子と電圧端子がステム他端に対向配置される
ものである。または、前記電流端子と電圧端子はそれぞ
れU字型のピン端子であり、ステム他端の長手方向の異
なる位置に配置される。
【0012】
【作用】1対のステムの他端に電流端子と電圧端子の各
1対をばね接触させると、電流端子を介して測温抵抗体
に定電流を流すことができる。電圧端子には高インピー
ダンスの電圧計を接続することができる。このとき電圧
端子のばね接触の部分や電圧端子自体等の抵抗は電圧計
のインピーダンスに比し無視することができ、電圧計の
指示により測温抵抗体の抵抗を精度良く測定することが
できる。断面スプーン型のピン端子をステム他端に対向
配置すると、治具の構造が単純化される。
【0013】
【実施例】次にこの発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 実施例1 図1はこの発明の実施例に係る電気抵抗測定治具を従来
の接触燃焼式ガスセンサとともに示す要部断面図であ
る。図において、支持体20は一対のステム33,33
が差し込まれる収納部30を有し、この収納部30内に
ステム33,33がそれぞれ嵌合される軸受けとして形
成され、ステム33,33他端との嵌合時にステム他端
にばね接触する互いに絶縁された導電性の断面スプーン
型の電流端子11,12と電圧端子13,14が設けら
れている。
【0014】4本の互いに電気的に絶縁された導電性の
ピン端子11,12,13,14が樹脂製の支持体20
に埋め込まれる。ピン端子11,13はセンサの一方の
ステム33を、またピン端子12,14はセンサの他方
のステム33をそれぞればね圧力ではさみつけ電気的接
触を保つ。ピン端子11,12は定電流電源16が接続
されて電流端子となる。またピン端子13,14は電圧
計17が接続されて、電圧端子となる。電気抵抗を測定
するにはピン端子11,12から両ステム33,33を
介してセンサ31のコイルに一定電流を供給し、両ステ
ム33,33の間の電圧降下をピン端子13,14を介
して電圧計17を用いて測定する。この方法によれば電
圧計17のインピーダンスが大きいためステム間の電圧
降下を正確に測定できる。さらにピン端子11〜14の
構造が簡単であり、安価な電気抵抗測定治具が得られ
る。 実施例2 図2はこの発明の異なる実施例に係る電気抵抗測定治具
を従来の接触燃焼式ガスセンサとともに示す要部断面図
であり、図1と同一のものには同一の符号を付してその
説明を省略するる。4個の電気的に互いに独立したピン
端子21,22,23,24が樹脂製の支持体20に埋
め込まれている点は実施例1と同様であるがピン端子2
1,23、22,24が、実施例1ではステムの長手方
向のほぼ同じ位置で、ステムを挟みつける構造であるの
に対し、本実施例はステムの長手方向の異なる位置にす
るとともにU字型ばね接触のピン端子を用いステムとピ
ンとの電気的接触を、より確実にしている。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば一端に測温抵抗体を支持
した1対のステムの他端に治具の電流端子と電圧端子を
ばね接触させるので、電流端子に定電流電源を電圧端子
に高インピーダンスの電圧計を接続するときは、測温抵
抗体の電圧を精度良く測定することができ、測温抵抗体
の算出抵抗からガス検知素子と温度補償素子の組合せ精
度を高めることができる。このようにして接触燃焼式ガ
スセンサの長期使用によるブリッジバランスの経時ドリ
フトを低減することができ、また周囲温度の変化による
ブリッジバランスの変動を少なく抑えることができる
等、ガスセンサの信頼性を高めることができる。
【0016】また、前記電流端子と電圧端子がそれぞれ
断面スプーン型のピン端子であり、このピン端子が対向
配置されるので治具の構造が簡単化され、安価な電気抵
抗測定治具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る電気測定治具を従来の
接触燃焼式ガスセンサとともに示す要部断面図
【図2】この発明の異なる実施例に係る電気測定治具を
従来の接触燃焼式ガスセンサとともに示す要部断面図
【図3】従来の接触燃焼式ガスセンサを示す断面図
【図4】従来の接触燃焼式ガスセンサの検出回路を示す
電気的接続図
【図5】従来の2端子測定に用いられる電気測定治具を
示す要部断面図
【図6】従来の4端子測定法を示す原理図
【符号の説明】
11 電流端子 12 電流端子 13 電圧端子 14 電圧端子 15 ステム 16 定電流電源 17 電圧計 18 基台 20 樹脂製支持体 21 電流端子 22 電流端子 23 電圧端子 24 電圧端子 25 電圧計 26 定電流電源 30 収納部 31 白金コイル 32 酸化触媒 33 ステム 41 ガス検知素子 42 温度補償素子 43 抵抗 44 増幅器 45 ブザー 51 素子 52 ステム 53 電圧計 54 電流端子 55 電流端子接触部 56 電流端子接触部 57 電圧端子 58 電圧端子 59 定電流電源 61 定電流電源 62 電流端子 63 電圧計 64 電圧端子 65 被測定抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対の金属製ステムの一端に支持された測
    温抵抗体の電気抵抗をステムの他端を介して測定する電
    気抵抗測定治具において、前記一対のステムの他端が差
    し込まれる収納部を有する樹脂製支持体と、前記支持体
    の収納部内に設けられ、ステムの他端がそれぞれ嵌合さ
    れる軸受けとして形成され、ステムの他端との嵌合時に
    ステム他端にばね接触する互いに絶縁された導電性の電
    流端子と電圧端子とを備えることを特徴とする電気抵抗
    測定治具。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電気抵抗測定治具におい
    て、電流端子と電圧端子はそれぞれ断面スプーン型のピ
    ン端子であり、電流端子と電圧端子がステム他端に対向
    配置され、該ステム他端を挟み付けることを特徴とする
    電気抵抗測定治具。
  3. 【請求項3】請求項1記載の治具において、電流端子と
    電圧端子はそれぞれU字型のピン端子であり、電流端子
    と電圧端子がステム他端の長手方向の異なる位置に配置
    されるものであることを特徴とする電気抵抗測定治具。
JP2071294A 1994-02-18 1994-02-18 電気抵抗測定治具 Pending JPH07229940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2071294A JPH07229940A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 電気抵抗測定治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2071294A JPH07229940A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 電気抵抗測定治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07229940A true JPH07229940A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12034770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2071294A Pending JPH07229940A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 電気抵抗測定治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07229940A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111720A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Nidec-Read Corp 検査用プローブ及び検査用治具
WO2008117405A1 (ja) * 2007-03-26 2008-10-02 Fujitsu Limited 接続装置及び方法、並びに、試験装置及び方法
CN103116077A (zh) * 2013-01-17 2013-05-22 中国科学院广州能源研究所 一种原位测量含水合物沉积物的电阻率的装置
JP2016151468A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 新コスモス電機株式会社 ガスセンサ
JP2016151467A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 新コスモス電機株式会社 ガスセンサ
EP3813203A1 (de) * 2019-10-25 2021-04-28 Schleuniger AG Kabelprüfvorrichtung

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111720A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Nidec-Read Corp 検査用プローブ及び検査用治具
WO2008117405A1 (ja) * 2007-03-26 2008-10-02 Fujitsu Limited 接続装置及び方法、並びに、試験装置及び方法
CN103116077A (zh) * 2013-01-17 2013-05-22 中国科学院广州能源研究所 一种原位测量含水合物沉积物的电阻率的装置
JP2016151468A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 新コスモス電機株式会社 ガスセンサ
JP2016151467A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 新コスモス電機株式会社 ガスセンサ
EP3813203A1 (de) * 2019-10-25 2021-04-28 Schleuniger AG Kabelprüfvorrichtung
WO2021079277A1 (de) 2019-10-25 2021-04-29 Schleuniger Ag Kabelprüfvorrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3607084A (en) Combustible gas measurement
JP2589283B2 (ja) 等温コネクタ
US2818482A (en) High speed clinical thermometers
US4344315A (en) Method and device for distinguishing material by thermal conductivity
US4541988A (en) Constant temperature catalytic gas detection instrument
US4396899A (en) Platinum thin film resistance element and production method therefor
KR19980080206A (ko) 히터-센서 복합체
US2583930A (en) Gas analyzer and smoke detector
JPH0517650Y2 (ja)
JP3278672B2 (ja) 熱伝導検出器
JPH07229940A (ja) 電気抵抗測定治具
JPH05501308A (ja) 内燃機関の燃焼室内の圧力を検出するための圧力センサ
JPH0571908A (ja) 寸法測定装置
US3205709A (en) Thermoelectric transducer
JP5927647B2 (ja) ガス検知器
US3007333A (en) Gas analyzer apparatus
JP3118621B2 (ja) 測温機能付きカプセル型ひずみゲージ
JP2567441B2 (ja) 熱伝導率の測定方法、測定装置およびサーミスタ
JPH0774790B2 (ja) 通電加熱法に用いられるセンサ−
US441488A (en) hensley
JPH0432968B2 (ja)
JPS63223552A (ja) 半導体式ガスセンサ
JPH0384425A (ja) 感熱式流量センサ
JP4575862B2 (ja) ガス検出装置
JP3167549B2 (ja) ガス検出装置