JPH0722967U - チューインガムの包装体 - Google Patents

チューインガムの包装体

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Publication number
JPH0722967U
JPH0722967U JP5352393U JP5352393U JPH0722967U JP H0722967 U JPH0722967 U JP H0722967U JP 5352393 U JP5352393 U JP 5352393U JP 5352393 U JP5352393 U JP 5352393U JP H0722967 U JPH0722967 U JP H0722967U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chewing gum
wrapping
paper
adhesive
gum
Prior art date
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Pending
Application number
JP5352393U
Other languages
English (en)
Inventor
克也 森井
幸彦 柴田
Original Assignee
大和グラビヤ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大和グラビヤ株式会社 filed Critical 大和グラビヤ株式会社
Priority to JP5352393U priority Critical patent/JPH0722967U/ja
Publication of JPH0722967U publication Critical patent/JPH0722967U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】噛み終えたガムをくるんで捨てることのできる
素材を具備した、粒状或はチップ状のチューイングガム
の包装体を提供する。 【構成】粒状のチューインガム(2) は、一辺が折り曲げ
られ残りの三辺が夫々ヒートシールされた、縦長の方形
状のフィルムパック(1) に内包されており、そのフィル
ムパック(1) の外周には、包装紙であるやや小さめの銀
紙(3) が、前記ヒートシール部分に沿って接着力の弱い
接着剤で接着されることにより、剥離可能に複数枚積層
されている(接着部(4) )。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、チューインガムを包装、或は収納するための包装紙、容器等から成 る包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
チューインガムは、その形状が板状であれば、銀紙で一枚ずつ包まれて、更に その数枚がまとめられ、フィルムをラミネートした銀紙によって梱包されている 。また、粒状或はチップ状であれば、プラスチック容器、或はフィルムパックに 密封されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
噛み終えたチューインガムは、そのまま通路に吐き捨てられたりすれば、踏み つけられ、靴や床面にべっとりと張り着いてしまい、剥がすのが大変である。た とえ屑籠に捨てられたとしても、粘性を有しているので清掃の際に厄介もの扱い される。板状のガムは、それを包んでいる銀紙を残しておき、それにくるんで廃 棄することができるが、粒状或はチップ状のガムは、噛み終えた後に、それをく るんで廃棄するための素材を有していないので、ティッシュペーパ等を別途用意 しておかなくてはならない。そのため粒状或はチップ状のガムは、子供達に人気 があるにも拘らず、駅の売店等では販売が敬遠されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、噛み終えたガムをくるんで捨てることのできる素材を、粒状或はチ ップ状のガムの包装体にも付属せしめるもので、その構成は、チューインガムを 封入した包装材の外表面に、一枚または複数枚の包装紙を、引き剥し可能に積層 貼着したことにあり、またその包装紙を、前記包装体の一面とその両サイドから 反対面の略中央部にかけて一連に巻き付け、少なくとも片端縁の中央部位を非接 着状態にすることにある。
【0005】 本考案の包装紙としては、通常の紙、フィルム、若しくは銀紙単体、或はフィ ルムをラミネートした紙や銀紙を用いることができるし、また、積層貼着の方法 としては、接着強度の低い接着剤を用いたり、合成樹脂シートの接着面を異質の 組み合わせとしてヒートシールする、所謂、易剥離接着(イージーピール)の手 法を適用することができる。
【0006】
【作用】
包装紙は、包装容器から引き剥し可能に積層貼着されているので、一枚ずつ引 き剥して、噛み終えたガムの廃棄用包み紙に供することができる。また包装紙は 、内包されたガムを取り出して噛む際には、包装材に貼着されたままであるので 紛失したりしないし、内包したチューインガムの量に比して十分な面積を確保で きるので、包んだガムをはみ出してしまう心配がない。 殊に、包装紙の貼着面の一部を中央部において非接着状態にすることにより、 その部位へ指が掛けられるので、包装紙を容易に引き剥すことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案の包装体によって包装されたチューインガムを示しており、縦 長の方形状のフィルムパック(1) は、二枚合わせに折り曲げられ、フィルムを折 り曲げた辺を除く三辺が夫々ヒートシールされ、粒状のチューインガム(2) が内 包されている。フィルムパック(1) の外周には、前記フィルムよりやや小さめに 、包装紙である銀紙(3) が複数枚積層されており、フィルムパック(1) と銀紙(3 ) との各相互間は、前記ヒートシール部分に沿って、接着力の弱い接着剤により 剥離可能に接着されている(接着部(4) )。またフィルムパック(1) は、図面の 右上から左下方向に裂けやすい特性が付与されており、上縁に設けられた切り込 み(5) を利用して、左上部(6) を銀紙(3) もろとも三角形状に引き裂いて、開口 部(7) を形成でき、チューインガム(2) を取り出すことができるようになってい る。さらに銀紙(3) には、フィルムパック(1) の折り目に沿って切り離し用のミ シン目(8) が設けられている。
【0008】 このような構造の包装体によって包装されたチューインガムは、左上部(6) を 引き裂いて開口部(7) から必要な数だけ取り出すことができる。また、積層貼着 された包装紙は、前記開口部(7) の未接着部位から簡単に引き剥して、ミシン目 (8) より切り離すことができる(図2参照)から、その包装紙を利用して、噛み 終えたガムをくるんで廃棄することができる。本実施例のような構成の場合、包 装紙は表側と裏側とで二枚分になるから、積層枚数は少なくても良い。
【0009】 次に本考案の他の実施例について説明する。 図3においてフィルムパック(1) は、筒状フィルムの上下部位が夫々ヒートシ ールされ、粒状のチューインガム(2) が内包されている。フィルムパック(1) の 外周には、裏側全面とその両サイドから表面の略中央部にかけて、両端縁間に間 隔が保たれるように、積層された銀紙(3) が巻き付けられ、その上下部位は剥離 可能に貼着され(貼着部(9) )、両端縁の中央部位は非接着状態となっている( 非接着部(10))。
【0010】 このような構造にすれば、包装材が蓋付きの容器状、或は引き裂きして開口部 を設けないタイプであっても、非接着部(10)に指を掛けて左右に引き剥し易い。 また、中央部の包装紙未貼着部位から内容物の確認ができるので、好みのもの を選択するには便利である。
【0011】 上記の各実施例においては、フィルムパックの外周に積層貼着した包装紙を利 用して、適宜装飾することも可能である。例えば、チューインガム製品をくじ付 きにして、当り、はずれの文字等を裏面に書き込むこともできるし、一枚ずつ異 なる絵柄を描いて、ガムを噛む人の目を楽しませることもできる。
【0012】 尚、上記の各実施例では、長方形のフィルムパックと包装紙から成る包装体の 一例を示したが、本考案はこれに限定されず、いかなる形状のチューインガム容 器にも適用することができる。また、容器の外周に積層貼着する包装紙は、銀紙 に限定されるものではなく、フィルム、或はフィルムをラミネートした紙等、多 くのものを利用することができ、一回分づつ包装する場合、包装紙の貼着枚数は 一枚でも差し支えない。
【0013】
【考案の効果】
本考案のチューインガムの包装体は、内包したガムを噛み終えた後廃棄する場 合に、それをくるむための包装紙が付属しているので安心して購入できる。また 、容器に積層された包装紙は、内包したガムの量に比して十分な面積を有してい るので、噛んだ後のガムを包んで捨てる際に、手を汚したりする心配もない。 従って、噛み終えた後のガムをそのまま廃棄することが極力防止され、マナー の徹底と環境の美化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の包装体によって包装されたチューイン
ガムを示す説明図。
【図2】包装紙を指で摘んでミシン目から切り離してい
る状態を示す説明図。
【図3】本考案の包装体によって包装されたチューイン
ガムの表側を示す説明図。
【図4】本考案の包装体によって包装されたチューイン
ガムの裏側を示す説明図。
【図5】包装紙を引剥している状態を示す説明図。
【符号の説明】
1・・フィルムパック、2・・粒状のチューインガム、
3・・銀紙、4・・接着部、5・・切り込み、6・・左
上部、7・・開口部、8・・ミシン目、9・・貼着部、
10・・非接着部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューインガムを封入した包装材の外表
    面に、一枚または複数枚の包装紙を、引き剥し可能に積
    層貼着して成るチューインガムの包装体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチューインガムの包装体
    において、包装紙が、包装材の一面とその両サイドから
    反対面の略中央部にかけて一連に巻き付けられて成り、
    少なくともその片側縁の中央部位が非接着状態であるチ
    ューインガムの包装体。
JP5352393U 1993-10-01 1993-10-01 チューインガムの包装体 Pending JPH0722967U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5352393U JPH0722967U (ja) 1993-10-01 1993-10-01 チューインガムの包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5352393U JPH0722967U (ja) 1993-10-01 1993-10-01 チューインガムの包装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0722967U true JPH0722967U (ja) 1995-04-25

Family

ID=12945185

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5352393U Pending JPH0722967U (ja) 1993-10-01 1993-10-01 チューインガムの包装体

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JP (1) JPH0722967U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180097A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Lotte Co Ltd 食品の包装容器および包装方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012180097A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Lotte Co Ltd 食品の包装容器および包装方法

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