JPH07228797A - 着色材 - Google Patents

着色材

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JPH07228797A
JPH07228797A JP5432494A JP5432494A JPH07228797A JP H07228797 A JPH07228797 A JP H07228797A JP 5432494 A JP5432494 A JP 5432494A JP 5432494 A JP5432494 A JP 5432494A JP H07228797 A JPH07228797 A JP H07228797A
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JP
Japan
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aluminum powder
color
powder
chemically
binder
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JP5432494A
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English (en)
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Takeshi Morishima
毅 森島
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Priority to JP7054905A priority patent/JPH0885765A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • C09C1/62Metallic pigments or fillers
    • C09C1/64Aluminium
    • C09C1/644Aluminium treated with organic compounds, e.g. polymers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】現在,メタリックな着色材にはアルミニウム
粉,銅−亜鉛粉が使用されており,化学的に活性である
ため,光輝性,発色効果,経時変化などの点で問題があ
るなど着色材として化学的安定性が乏しい.本発明はこ
れ等の問題を解決することを目的としている. 【構成】アルミニウム粉をアルキルチタネートなどの有
機チタンで処理した後,OH基を有する芳香族化合物で
ある顕色剤で処理することで化学的に不活発で任意に着
色したアルミニウム粉を得ることができた.これを用い
ることで所期の目的が達成された.本発明は化学的に安
定なアルミニウム粉を含有することを特徴とする着色材
に関するものであり,メタリックな着色材として従来に
ない効果を有するものである.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明ではアルミニウム粉の表面が化学的
に活性であることを巧みに利用しこれに有機チタンを反
応させ,その後目的に応じた顕色剤を選定し用い,反応
させることで,アルミニウム表面を化学処理する.この
アルミニウム粉本来の光輝性を保持させたまま,化学的
に安定な表面に化学変化させているアルミニウム粉を用
いているので,これを含む着色材は従来のものに比較
し,発色効果,光輝性,経時変化,化学的安定性が抜群
である.又,顕色剤の処方の仕方により,有彩色のみな
らず,無彩色処理も可能で,化学的に安定で,光輝性の
ある色々な色調のアルミニウム粉が得られる.このよう
な粒子表面を意識的に化学処理し化学的に安定な任意の
色調のアルミニウム粉を用いた着色材はいままでに存在
していない.本発明は抜群の効果が期待出来る有機チタ
ンと顕色剤で処理したアルミニウム粉を含有する着色材
に関するものである.
【0002】
【産業上の利用分野】メタリックな着色材分野に利用さ
れるものである.本発明はメタリックな着色材として,
たとへばオフセットインキ,グラビヤインキ,などに添
加してメタリック感を出すとか,各種バインダーに添加
して,メタリックな着色材をうるなど,従来のアルミニ
ウム粉,Cu−Zn粉が利用されている分野全体に利用
出来ものである.アルミニウム粒子を化学的に処理し,
化学的安定性があるので,発色効果,経時変化,などに
於て,明らかに優位なものである.
【0003】
【従来の技術】現在,メタリックな着色材にはアルミニ
ウム粉が使用されているが,アルミニウムが両性金属で
活性なため,経時変化しやすく,メタリック感も充分に
だせないのが現状である.代表的なメタリックな着色材
としてゴールドがあるが,この場合,アルミニウム粉に
黄顔料を添加したイミテーションゴールドが用いられる
か,Cu−Zn化合物粉が用いられるかのいずれかであ
るが,いずれもメタリック感,経時変化の点で問題が多
く充分でない.本発明の着色材は従来得られなかったメ
タリック感のある色調を有し,経時変化のない,安定し
たものである.アルミニウム粉表面を化学処理すること
により,化学的に不活性化させたアルミニウム粉を利用
しているからである.
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在,メタリックな着
色材にはアルミニウム粉,銅−亜鉛粉が使用されている
が化学的に活性であるため,光輝性,発色効果,経時変
化などで問題あるなど着色材として化学的安定性が乏し
い.本発明はこれ等の問題を解決することを課題として
いる.
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用】アルミニウ
ム粉をアルキルチタネートなどの有機チタンで処理した
後,OH基を有する芳香族化合物である顕色剤で処理す
ることで化学的に不活性で任意に着色したアルミニウム
粉を得ることが出来た.これを用いることで課題を解決
した.化学処理したアルミニウム粉は次のようにして得
られる.既存のアルミニウム粉を脱脂処理し,しかる後
に有機チタンを用いて処理し更に顕色剤で処理すること
でアルミニウム粉の表面に化学的に処理された層を設け
るものである.その概要はつぎの通りである. 1)アルミニウム粉を苛性ソーダ液などの脱脂液で脱脂
処理する. 2)脱脂処理したアルミニウム粉を有機チタンで処理す
る.2エチルヘキシルチタネートなどの有機チタン化合
物を用いることが出来る. 3)有機チタン処理したアルミニウム粉を顕色剤処理す
る.顕色剤としてはカテコール,フエノール,ヒドロキ
ノンなどのOH基を有する芳香族が用いられる.たとへ
ば黄発色にはナフトール※,ナフタレンジオール※
などのナフタレン化合物も用いられ,青色,赤色発色に
はジヒドロキシアントラキノン※などのアントラキノ
ン系化合物も用いられる. ※α−ナフトール β−ナフトール ※1,2−ナフタレンジオール 1,3−ナフタレンジオール 1,4−ナフタレンジオール 1,5−ナフタレンジオール 1,6−ナフタレンジオール 1,7−ナフタレンジオール 2,3−ナフタレンジオール 2,6−ナフタレンジオール ※1,2−ジヒドロキシアントラキノン 1,4−ジヒドロキシアントラキノン 1,8−ジヒドロキシアントラキノン 4)処理されたアルミニウム粉を水洗し,風乾する.こ
れによって化学的に耐性の良好なアルミニウム粉が得ら
れる.前処理である脱脂処理は必要且つ充分でないとア
ルミニウム粒子の表面に連続したアルキルチタネート層
が出来ない.均一なチタネート層が出来ないと顕色剤処
理を行っても均一でむらのない化学処理されたアルミニ
ウム粉が出来ない.また発色を変えるには顕色剤を選択
すればよく,これによって色々な発色のアルミニウム粒
子を得ることが出来る.有彩色アルミニウム粉を得るに
は有機チタン処理後,ただちに顕色剤で処理をする必要
がある.無彩色アルミニウム粉を得るには有機チタン処
理をした後,一定時間放置して顕色剤で処理すれば得ら
れる.処理されたアルミニウム粉は化学的に不活性で耐
性のよい良好なものとなる.有彩色,無彩色とも未処理
アルミニウム粉に比較し,化学的安定性が抜群である.
【0006】
【実施例】1)着色アルミニウム粉を作る実施例 実施例1. A.ビーカーに市販アルミニウム粉(大和金属粉製
00)を100gを入れ,これをまず脱脂する.脱脂は
苛性ソーダ0.5%を100g入れ,60℃,2分間浸
漬処理で行った.処理後,充分水洗し,硝酸5%液で2
0℃1分酸洗し,水洗,乾燥させた. B.これをアルキルチタネート(テトラエチルヘキシル
チタネートTi(OC17)の1%イソプロパ
ノール液に2分間浸漬し,ロ紙を用いてデカンデーショ
ンしたものをオーブンで乾燥(100℃,2分間)し
た.これによって粒子面にアルキルチタネートの層を均
一に生成した. C.その後ただちに顕色剤(レゾルシノール)の20%
エタノール液に浸漬攪拌することで顕色剤による金発色
を行う.処理後,充分水洗し,濾過することで金発色を
有する化学的着色したアルミニウム粉がえられた. 実施例2. 実施例1.−Cの顕色剤を変えることで金発色以外の発
色が得られた. 次のもので青.赤発色させた. 1,8ジヒドロキシアントラキノン 1,2ジヒドロキシアントラキノン これ等も用い,実施例1.と同じ方法で赤発色アルミニ
ウム粉,青発色アルミニウム粉を得た. 実施例3. 実施例1.でアルキルチタネート処理後,20℃,60
%,1週間放置後,実施例1.同じ顕色剤で処理し,無
彩色アルミニウム粉を得た.2)着色アルミニウム粉を利用する実施例 実施例4. 実施例1.で得られた金発色アルミニウム粉を次のバイ
ンダーとブレンドして着色材を得た. 金発色アルミニウム粉 30wt% バインダー 70wt% 使用バインダー 実施例4.−1 オフセットワニス(東新油脂製GT
−50) 4.−2 グラビアワニス (旭化成製LTG1/4
秒) 4.−3 紫外線硬化ワニス(東亜合成製7100) 4.−4 ラッカーワニス (ヘンケル) 尚,使用に際し,次のブレンドを行う. 1)オフセットワニスには高沸点石油ソルベント5%.
マンガンドライヤ・少量添加. 2)紫外線硬化ワニスにはモノマー5%.増感剤少量添
加. 3)グラビアワニス,ラッカーには低沸点石油ソルベン
ト5%添加. 作り方 ビーカーにバインダーを投入し,これに必要な助剤を入
れてブレンド後に,金発色アルミニウム粉を入れ,攪拌
棒で10分間常温でブレンドする.同時に比較対抗品と
して従来品を作る. a)Cu−Zn粉(福田金属粉製7番) 50wt% バインダー 50wt% b)アルミニウム粉(大和金属粉製900番) 30wt% バインダー 70wt% 補色(各バインダーに分散させた黄色有機顔料.実施例
5.に使用したものに同じ.) 評価 出来た各々のサンプルをアプリケイーターでコート紙に
展色し,乾燥後,従来品と比較する.尚,紫外線硬化型
バインダーを用いたものは紫外線ランプで照射硬化させ
た.評価は製造直後と1週間後に行った.その結果,実
施例1.よりえたものを用いたものはいずれも金発色良
好で1週間後でもウェットサンプルに変化がない.これ
に反し,従来品は作った当日でも発色がよくなく経時で
は一段と劣化していた. 実施例5. 実施例1.の金発色アルミニウム粉を下記のようにブレ
ンドし,メタリックな着色材を得た.同時に実施例4.
で用いた未処理のアルミニウム粉についても実験した. アルミニウム粉 10wt% 黄色着色材 90wt% 黄色着色材としては次のものを用いた. 実施例 5.−1オフセット枚葉インキ(東洋インキ製
TKハイプラス黄M) 5.−2オフ輪インキ (東洋インキ製ウエブド
ライレオラ黄M) 5.−3グラビアインキ (東洋インキ製TTプロ
セスOG黄) 5.−4ベイント (アサヒペン製家庭用
黄) 5.−5紫外線硬化インキ (東洋インキ製FDカル
トンP黄M) 5.−6水なしオフセット枚葉インキ(東洋インキ製ア
クワレススーパー黄M) 作り方 ビーカーに各々の着色材を別々に入れ,各々に実施例
1.で得たアルミニウム粉を投入し,ナイフベラで5分
間40℃で攪拌混合した. 評価 出来たものをアプリケーターで紙の上に引き,メタリッ
ク感をブレンド前の黄色着色材と比較すると,いずれも
良好なメタリック感が得られた.更に本品を1週間,3
0℃で放置した後にブレンド直後のものと比較したが,
その間に差はなく,金発色したアルミニウム粉は発色効
果と共に経時変化などの耐性が抜群であったことが確認
された.このに反し従来から用いている未処理のアルミ
ニウム粉を用いたものはブレンド直後でもメタリック感
が実施例1.を用いたものに比較し不足しており,1週
間後にはメタリック感が完全なくなり,変化を起こして
いた.この傾向は実施例5.1〜6.の間では差がみら
れなく,アルミニウム粉の影響が絶対的であることが確
認された. 実施例6. 実施例1.の金発色アルミニウム粉を下記着色材でブレ
ンドし,メタリックな着色材を得る.同時に従来より用
いているメタリックな着色材用の未処理のアルミニウム
粉(大和金属粉製900番)でも作った. アルミニウム粉 20% 着色材(黄インキ) 80% 着色材としては次のものを用いた. 実施例6.−1オフセット枚葉インキ(東洋インキTK
ハイプラス黄M) 実施例6.−2オフ輪インキ (東洋インキウェ
ブドライレオラ黄M) 作り方 ビーカーに着色材(黄インキ)を入れ,これに高沸点石
油ソルベントを5%wt添加し,攪拌したものにアルミ
ニウム粉を加え,5分間ミキサーでミキシングする. 評価 出来たものをアプリケーターで紙の上に引き,従来品と
比較した.更に1週間常温放置後に再度,紐の上引き従
来品と比較する.その結果,従来品に比較して,いずれ
の場合もミキシング直後,放置後共光輝性良好で経時変
化なく,化学的に安定であることが確認された.従来の
未処理アルミニウム粉を用いたものは発色,経時変化共
明かに劣る結果となった. 実施例7. 実施例2.で得た金発色以外の青,赤発色のアルミニウ
ム粉を下記バインダーに分散して評価した. アルミニウム粉 30wt% バインダー 70wt% 使用バインダー オフセットワニス(東新油胞製G
T−50)同時に実施例1.で得た金発色アルミニウム
粉を用いたものと比較した. 作り方 ビーカーにバインダーを入れ,これにアルミニウム粉を
上記処方に基いて入れ,攪拌棒で5分間,常温でミック
スする.尚,その際,5%wt高沸点石油ソルベントを
添加する. 評価 出来たものをアプリケーターでコート紙の上に引き,乾
燥後,金発色アルミニウム粉を用いたものと比較する.
ミックス直後と1週間後共比較する.実施例3.で得た
ものは青と赤発色しており,実施例1.で得たものと組
合せるとプロセスセットになる発色をしていた.又経時
変化は全然なく実施例1.で得たみのと同じ化学的,安
定性,耐性があるものと判断された. 実施例8. 実施例3.で得た無彩色アルミニウム粉を下記バインダ
ーに分散して評価した. アルミニウム粉 30%wt バインダー 70%wt 使用バインダー オフセットワニス(東新油脂製GT−50) 標準として,従来より用いているみ処理アルミニウム粉
(大和金属粉製900番)と実施例1.で得た有彩色ア
ルミニウム粉(金発色)を用いた 作り方 ビーカーにバインダーを入れ,これにアルミニウム粉を
上記処方に基づいて入れ,攪拌棒で5分間ミックスす
る.尚その際,5%wt高沸点石油ソルベントを添加す
る. 評価 出来たものをアプリケーターでコート紙上に引き,乾燥
後,比較する.実施例3.で得たものは実施例1.で得
たものと同じく,化学的に安定で発色が良好であった.
これに反し,標準である従来品は混合直後ですでに銀発
色が劣り,1週間後では大幅に銀発色が劣化していた.
無彩色のアルミニウム粉は有彩色アルミニウム粉と全く
同等の光輝性,化学的安定性,耐性を有することが確認
された. 実施例9. 実施例1.3.で得た処理アルミニウケ粉を直描用の下
記のバインダーに分散させた. アルミニウム粉 30%wt ニカワ10%水溶液 70%wt 同時に実施例4.で用いた従来品の未処理アルミニウム
粉並びにCu−Zn粉についても,上記処方に準じ作製
した. 作り方 ビーカーの中でヘラを使用しブレンドした. 評価 その後,アプリケーターで上質紙に引き伸ばした.いす
れも混合直後と1週間後について,従来品比較した.実
施例1.3.で得られたものを使ったものは混合直後,
1週間後共,発色が良好で経時による変化は確認されな
かった.これに比較して,従来品は混合直後でも実施例
1.3.を用いたものに比較して劣り,1週間では更に
大幅に劣る傾向がみられた.従来品は2種とも同一傾向
が見られた.従来品は2種共,同一傾向を示しており大
差ない. 実施例10 実施例3.で得た無彩色アルミニウム粉を下記のポリエ
チレンに分散して評価した. アルミニウム粉 50%wt ポリエチレン 50%wt 同時に未処理アルミニウム粉を上記の処方に準じて作製
した.旭化成アルミペースト15H(80%),100
gに同量,M125のLDPを加え,ルーダー分散さ
せ,3m/mの角ペレにしたものをインフレイションで
フイルムを作製した. 評価 全く同様にして作製したフイルムと上記の処理したアル
ミニウム粉の場合では60゜×60゜の反射率において
処理品は70以上,従来品は42であった.
【0007】
【発明の効果】粒子表面を有機チタンと顕色剤で化学処
理し,化学的に安定な粒子表面を有するアルミニウム粉
を含有する着色材は次の効果を有する. 1)バインダーの選択性がない.本発明のアルミニウム
粉は化学的に耐性が良好で不活性のためバインダーとの
反応もなく,化学的に活性なバインダーとの共存も可能
である.それ故,オフセットワニス,グラビアワニス,
ペイントワニス,ニカワニス,U.Vワニス等とのブレ
ンドで経時変化の心配が全くなく安定である.従来のア
ルミニウム粉とか,Cu−Zn粉は選択性が大で,且つ
考慮しても充分でなく,経時で変化が避けられない. 2)メタリック感が抜群である.アルミニウム粉の表面
を直接化学結合により発色させており,メタリック感が
抜群で且つ安定性が良好で耐性がよい.従来のアルミニ
ウム粉は顔料のブレンドで着色しているだけで,又アル
ミニウム粉が化学的に活性な為,メタリック感が充分出
ず,且つ経時で更に劣化していた.Cu−Znの場合も
経時変化が大である.染料での着色の場合も同じであ
る. 3)色調コントロールが自由で発色良好である.顕色剤
の変更で各種のカラーが得られると共に,これ等をブレ
ンドして使用しても化学的に安定なので何等問題なく,
発色コントロールが自由に出来る.勿論,顔料でのブレ
ンド,他の着色材とのブレンドも可能である.従来はア
ルミニウム粉と顔料とのブレンドのみであり,発色が不
充分な上に経時でアルミニウム粉が変色し,一層,発色
効果をおとしている. 4)化学的耐性が良好であり,経時変化もない.アルミ
ニウム粒子表面が完全に化学的処理されており,化学的
に安定なっているので,経時変化がなく,耐性が良好で
ある.従来のアルミニウム粒子,Cu−Zn粒子では化
学的に活性なため経時変化が非常に大きく耐性が悪い.
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】メタリックな着色材分野に利用さ
れるものである.従来のアルミニウム粉,Cu−Zn粉
が利用されている分野全体に利用出来るものである.ア
ルミニウム粒子を化学的に処理し,化学的安定性がある
ので,発色効果,経時変化などに於いて明らかに優位な
ものである.
【0002】
【従来の技術】現在,メタリックな着色材にはアルミニ
ウム粉が主に使用されているが,アルミニウムが両性金
属で活性なため,経時変化しやすく,光輝性も充分にだ
せないのが現状である.代表的なメタリックな着色材と
してゴールドがあるが,この場合,アルミニウム粉に黄
顔料を添加したイミテーションゴールドが用いられる
か,Cu−/Zn化合物粉が用いられるかのいずれかで
あるが,いずれも光輝性,経時変化の点で問題が多く充
分でない.
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在,メタリックな着
色材にはアルミニウム粉,銅−亜鉛粉が使用されている
が化学的に活性であるため,光輝性,発色効果,経時変
化などで問題あるなど着色材として化学的安定性が乏し
い.本発明はこれ等の問題を解決することを課題として
いる.
【0004】
【課題を解決するための手段】アルミニウム粉をアルキ
ルチタネートなどの有機チタンで処理した後,OH基を
有する芳香族化合物である顕色剤で処理することで化学
的に不活性で任意に着色したアルミニウム粉を得ること
が出来た.これを用いることで課題を解決した.化学処
理したアルミニウム粉は次のようにして得られる.既存
のアルミニウム粉を脱脂処理し,しかる後に有機チタン
を用いて処理し更に顕色剤で処理することでアルミニウ
ム粉の表面に化学的に処理された層を設けるものであ
る.その概要はつぎの通りである.
【0005】(1)アルミニウム粉を苛性ソーダ液など
の脱脂液で脱脂処理する. (2)脱脂処理したアルミニウム粉を有機チタンで処理
する.2エチルヘキシルチタネートなどの有機チタン化
合物を用いる. (3)有機チタン処理したアルミニウム粉を顕色剤処理
する. 顕色剤としてはカテコール,フェノール,ヒドロキノン
などのOH基を有する芳香族化合物が用いられる.たと
えば金発色にはナフトール※,ナフタレンジオール※
などのナフタレン化合物が用いられ,青色,赤色発色
にはジヒドロキシアントラキノン※などのアントラキ
ノン系化合物が用いられる. ※α−ナフトール β−ナフトール ※1,2−ナフタレンジオール 1,3−ナフタレンジオール 1,4−ナフタレンジオール 1,5−ナフタレンジオール 1,6−ナフタレンジオール 1,7−ナフタレンジオール 2,3−ナフタレンジオール 2,6−ナフタレンジオール ※1,2−ジヒドロキシアントラキノン 1,4−ジヒドロキシアントラキノン 1,8−ジヒドロキシアントラキノン (4)処理されたアルミニウム粉を水洗し,風乾する.
【0006】これによって化学的に耐性の良好なアルミ
ニウム粉が得られる.前処理である脱脂処理は必要且つ
充分でないとアルミニウム粒子の表面に連続したアルキ
ルチタネート層が出来ない.均一なチタネート層が出来
ないと顕色剤処理を行っても均一でむらのない化学処理
されたアルミニウム粉が出来ない.また発色を変えるに
は顕色剤を選択すればよく,これによって色々な発色の
アルミニウム粒子を得ることが出来る.有彩色アルミニ
ウム粉を得るには有機チタン処理後,ただちに顕色剤で
処理をする必要がある.無彩色アルミニウム粉を得るに
は有機チタン処理をした後,一定時間放置して顕色剤で
処理すれば得られる.処理されたアルミニウム粉は化学
的に不活性で耐性のよい良好なものとなる.有彩色,無
彩色とも未処理アルミニウム粉に比較し,化学的安定性
が抜群である.
【0007】
【作用】本発明ではアルミニウム粉の表面が化学的に活
性であることを巧みに利用しこれに有機チタンを反応さ
せ,その後目的に応じた顕色剤を選定し用い,反応させ
ることで,アルミニウム表面を化学処理する.アルミニ
ウム表面を化学処理することで化学的に不活性なアルミ
ニウム粉となる.このアルミニウム粉本来の光輝性を保
持させたまま,化学的に安定な表面に化学変化させてい
るアルミニウム粉を用いているので,これを含む着色材
は従来のものに比較し,発色効果,光輝性経時変化,化
学的安定性が抜群である.又,反応の仕方により有彩色
のみならず,無彩色処理も可能で,化学的に安定で光輝
性のある色々な色調のアルミニウム粉が得られる.この
ような粒子表面を意識的に化学処理し化学的に安定な任
意の色調のアルミニウム粉を用いた着色材はいままでに
存在していない.
【0008】
【実施例】(1)着色アルミニウム粉を作る実施例 実施例1. A.ビーカーに市販アルミニウム粉(旭化成アルミニウ
ムペースト66NLB)を100g入れ,オーブン(8
0℃,10分)で乾燥させた.これをまず脱脂する.脱
脂は苛性ソーダ0.5wt%液を100g入れ,60
℃,2分間浸漬処理で行った.処理後,充分水洗し,硝
酸5wt%液で20℃,1分酸洗いし,水洗,乾燥させ
た. B.これをアルキルチタネート(テトラエチルヘキシル
チタネートTi(OC17)の1wt%イソプ
ロパノール液に2分間浸漬し,ロ紙を用いてデカンデー
ションしたものをオーブンで乾燥(100℃,2分間)
した.これによって粒子面にアルキルチタネートの層を
均一に生成した. C.その後ただちに顕色剤(レゾルシノール)の20w
t%エタノール液に浸漬攪拌することで顕色剤による金
発色を行う.処理後,充分水洗し,濾過することで金発
色を有する化学的に着色したアルミニウム粉がえられ
た.
【0009】実施例2. 実施例1.−Cの顕色剤を変えることで金発色以外の発
色が得られた.次のもので青,赤発色させた. 1,8ジヒドロキシアントラキノン 1,2ジヒドロキシアントラキノン これ等を用い,実施例1.と同じ方法で青発色アルミニ
ウム粉,赤発色アルミニウム粉を得た.
【0010】実施例 3. 実施例1.でアルキルチタネート処理後,温湿度20
℃,60%で,1週間放置後,実施例1.と同じ顕色剤
て処理し,無彩色アルミニウム粉を得た.
【0011】(2)着色アルミニウム粉を利用する実施
実施例4. 実施例1.で得られた金発色アルミニウム粉を次のバイ
ンダーとブレンドして着色材を得た. 金発色アルミニウム粉 30wt% バインダー 70wt% 使用バインダー 実施例4.−1オフセットワニス(東新油脂製GT−5
0) 4.−2 グラビアワニス (旭化成製LTG1/4
秒) 4.−3 紫外線硬化ワニス(東亜合成製7100) 4.−4 ラッカーワニス (ヘンケル)
【0012】尚,使用に際し,次のブレンドを行う. A.オフセットワニスには高沸点石油ソルベント5wt
%.マンガンドライヤー少量添加. B.紫外線硬化ワニスにはモノマー5wt%.増感剤少
量添加. C.グラビアワニス,ラッカーには低沸点石油ソルベン
ト5wt%添加.
【0013】作り方 ビーカーにバインダーを投入し,これに必要な助剤を入
れてブレンド後に,金発色アルミニウム粉を入れ,攪拌
棒で10分間常温でブレンドする.同時に比較対抗品と
して従来品を作る. a)Cu−Zn粉(福田金属粉製7番) 50wt% バインダー 50wt% b)アルミニウム粉(大和金属粉製900番) 30wt% バインダー 70wt% 補色(各バインダーに分散させた黄色有機顔料.実施例5.の黄色着 色材に同じ.) 少量
【0014】評価 出来た各々のサンプルをアプリケイーターでコート紙に
展色し,乾燥後,従来品と比較する.尚,紫外線硬化型
バインダーを用いたものは紫外線ランプで照射硬化させ
た.評価は製造直後と1週間後に行った.その結果,実
施例1.よりえたものを用いたものはいずれも金発色良
好で1週間後でもウェットサンプルに変化がない.これ
に反し,従来品は作った当日でも発色がよくなく経時で
は一段と劣化していた.
【0015】実施例5. 実施例1.の金発色アルミニウム粉を下記のようにブレ
ンドし,メタリックな着色材を得た.同時に実施例4.
で用いた未処理のアルミニウム粉についても実験した. アルミニウム粉 10wt% 黄色着色材 90wt% 黄色着色材としては次のものを用いた. 実施例 5.−1オフセット枚葉インキ(東洋インキ製
TKハイブラス黄M) 5.−2オフ輪インキ (東洋インキ製ウエブド
ライレオラ黄M) 5.−3グラビアインキ (東洋インキ製OGTT
プロセス黄) 5.−4ペイント (アサヒペン製家庭用
黄) 5.−5紫外線硬化インキ (東洋インキ製FDカル
トンP黄M) 5.−6水なしオフセット枚葉インキ(東洋インキ製ア
クワレススーパー黄M)
【0016】作り方 ビーカーに各々の黄色着色材を別々に入れ,各々に実施
例1.で得たアルミニウム粉を投入し,ナイフベラで5
分間40℃で攪拌混合した.同時に実施例4.で用いた
未処理のアルミニウム粉についても同様に実施した.
【0017】評価 出来たものをアプリケーターで紙の上に引き,光輝性を
ブレンド前の黄色着色材と比較すると,いずれも良好な
光輝性が得られた.更に本品を1週間,30℃で放置し
た後にブレンド直後のものと比較したが,その間に差は
なく,金発色したアルミニウム粉は発色効果と共に経時
変化などの耐性が抜群であったことが確認された.これ
に反し従来から用いている未処理のアルミニウム粉を用
いたものはブレンド直後でも光輝性が実施例1.を用い
たものに比較し不足しており,1週間後には光輝性が完
全になくり,変化を起こしていた.この傾向は実施例5
−1.―5−6.の間では差がみられなく,アルミニウ
ム粉の影響が絶対的であることが確認された.
【0018】実施例6. 実施例1.の金発色アルミニウム粉を下記のようにブレ
ンドし,メタリックな着色材を得る.同時に従来より用
いているメタリックな着色材用の未処理のアルミニウム
粉(旭化成アルミニウムペースト66NLB)でも作っ
た. アルミニウム粉 20wt% 黄色着色材 80wt%
【0019】黄色着色材としては次のものを用いた. 実施例6.−1オフセット校葉インキ(東洋インキTK
ハイプラス黄M) 実施例6.−2オフ輪インキ (東洋インキウェ
ブドライレオラ黄M) 作り方 ビーカーに黄色着色材を入れ,これにアルミニウム粉を
加え,5分間ミキサーでミキシングする.その際,高沸
点石油ソルベント並びに黄色着色材を追加し,調子とコ
ンテントを合せた.
【0020】評価 出来たものをアプリケーターで紙の上に引き,従来品と
比較した.更に1週間常温放置後に再度,紙の上に引き
従来品と比較する.その結果,従来品に比較して,いず
れの場合もミキシング直後,放置後共光輝性良好で経時
変化なく,化学的に安定であることが確認された.従来
の未処理アルミニウム粉を用いたものは発色,経時変化
共明かに劣る結果となった.
【0021】実施例7. 実施例2.で得た金発色以外の青,赤発色のアルミニウ
ム粉を下記バインダーに分散して評価した. アルミニウム粉 30wt% バインダー 70wt% 使用バインダー オフセットワニス(東新油脂製G
T−50) 同時に実施例1.で得た金発色アルミニウム粉を用いた
ものと比較した.
【0022】作り方 ビーカーにバインダーを入れ,これにアルミニウム粉を
上記処方に基いて入れ,攪拌棒で5分間,常温でミック
スする.尚,その際,5%wt高沸点石油ソルベントを
添加する.
【0023】評価 出来たものをアプリケーターでコート紙の上に引き,乾
燥後,金発色アルミニウム粉を用いたものと比較する.
ミックス直後と1週間後共比較する.実施例3.で得た
ものは青と赤発色しており,実施例1.で得たものと組
合せるとプロセスセットになる発色をしていた.又経時
変化は全然なく実施例1.で得たものと同じ耐性がある
ものと判断された.
【0024】実施例8. 実施例3.で得た無彩色アルミニウム粉を下記バインダ
ーに分散して評価した. アルミニウム粉 30wt% バインダー 70wt% 使用バインダー オフセットワニス(東新油脂製
GT−50) 標準として,従来より用いている未処理アルミニウム粉
(旭化成アルミニウムペースト66NLB)と実施例
1.で得た有彩色アルミニウム粉(金発色)を用いた.
【0025】作り方 ビーカーにバインダーを入れ,これにアルミニウム粉を
上記処方に基ついて入れ、攪拌棒で5分間ミックスす
る.尚その際,高沸点石油ソルベント並びにバインダー
を追加し,調子とコンテントを合せた.
【0026】評価 出来たものをアプリケーターでコート紙上に引き,乾燥
後,比較する.実施例3.で得たものは実施例1.で得
たものと同じく,化学的に安定で発色が良好であった.
これに反し,標準である従来品は混合直後ですでに発色
が劣り,1週間後では大幅に発色が劣化していた.無彩
色のアルミニウム粉は有彩色アルミニウム粉と全く同等
の光輝性,化学的安定性,耐性を有することが確認され
た.
【0027】実施例9. 実施例1.3.で得た処理アルミニウム粉を直描用の下
記のバインダーに分散させた. アルミニウム粉 30wt% ニカワ10wt%水溶液 70wt% 同時に実施例4.で用いた従来品の未処理アルミニウム
粉並びにCu−Zn粉についても,上記処方に準じ作製
した.
【0028】作り方 ビーカーの中でヘラを使用しブレンドした.
【0029】評価 その後,アプリケーターで上質紙に引き伸ばした.いず
れも混合直後と1週間後について,従来品と比較した.
実施例1.3.で得られたものを使ったものは混合直
後,1週間後共,発色が良好で経時による変化は確認さ
れなかった.これに比較して,従来品は混合直後でも実
施例1.3.を用いたものに比較して劣り,1週間後で
は更に大幅に劣る傾向がみられた.従来品は2種共,同
一傾向を示しており大差ない.
【0030】実施例10 実施例3.で得た無彩色アルミニウム粉を下記のポリエ
チレンに分散して評価した. アルミニウム粉 40wt% ポリエチレン (東ソー製ペトロセン207) 60wt% 同時に未処理アルミニウム粉(旭化成アルミニウムペー
スト15H)を用したものも上記の処方に準じて40w
t%のマスターバッチを作製した.これ等をルーダー分
散させ,3m/mの角ペレタイザーしたものをインフレ
ションでフィルムを作製した.
【0031】評価 実施例3.で処理したアルミニウム粉を用いた場合では
60゜×60゜の反射率において70以上,従来品は4
2であった.
【0032】
【発明の効果】粒子表面を有機チタンと顕色剤で化学処
理し,化学的に安定な粒子表面を有するアルミニウム粉
を含有する着色材は次の効果を有する. (1)バインダーの選択性がなく,色々な着色材が作れ
る..本発明のアルミニウム粉は化学的に耐性が良好で
不活性のためバインダーとの反応もなく,化学的に活性
なバインダーとの共存も可能である.それ故,オフセッ
トワニス,グラビアワニス,ペイントワニス,ニカワニ
ス,U・Vワニス等とのブレンドで経時変化の心配が全
くなく安定な着色材が得られる.従来のアルミニウム粉
とか,Cu−Zn粉は選択性が大で,且つ考慮しても充
分でなく,経時で変化が避けられない. (2)光輝性が抜群である..アルミニウム粉の表面を
直接化学結合により発色させており,光輝性が抜群で且
つ安定性が良好で耐性がよい.従来のアルミニウム粉は
顔料のブレンドで着色しているだけで,又アルミニウム
粉が化学的に活性な為,光輝性が充分出ず,且つ経時で
更に劣化していた.Cu−Zn粉の場合も経時変化が大
である.染料での着色の場合も同じである. (3)色調コントロールが自由で発色良好である.顕色
剤の変更で各種のカラーが得られると共に,これ等をブ
レンドして使用しても化学的に安定なので何等問題な
く,発色コントロールが自由に出来る.勿論,顔料での
ブレンド,他の着色材とのブレンドも可能である.従来
はアルミニウム粉と顔料とのブレンドのみであり,発色
が不充分な上に経時でアルミニウム粉が変色し一層,発
色効果をおとしている. (4)化学的耐性が良好であり,経時変化もない.アル
ミニウム粒子表面が完全に化学的に処理されており,化
学的に安定になっているので,経時変化がなく,耐性が
良好である.従来のアルミニウム粉Cu−Zn粉では化
学的に活性なため経時変化が非常に大きく耐性が悪い.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機チタンと顕色剤で処理した粒子表面を
    持つアルミニウム粉を含有することを特徴とする着色
    材.
JP5432494A 1994-02-16 1994-02-16 着色材 Pending JPH07228797A (ja)

Priority Applications (2)

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JP5432494A JPH07228797A (ja) 1994-02-16 1994-02-16 着色材
JP7054905A JPH0885765A (ja) 1994-02-16 1995-02-08 着色材

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998026014A1 (fr) * 1996-12-12 1998-06-18 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Encre a base d'eau pour stylo a bille presentant une couleur metallique brillante

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WO1998026014A1 (fr) * 1996-12-12 1998-06-18 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Encre a base d'eau pour stylo a bille presentant une couleur metallique brillante
US6120590A (en) * 1996-12-12 2000-09-19 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Water-base ink having metallic lustrous color for ballpoint pen

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