JPH0722779B2 - 管曲げ加工のための形状・寸法可変ダイ - Google Patents
管曲げ加工のための形状・寸法可変ダイInfo
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- JPH0722779B2 JPH0722779B2 JP3067804A JP6780491A JPH0722779B2 JP H0722779 B2 JPH0722779 B2 JP H0722779B2 JP 3067804 A JP3067804 A JP 3067804A JP 6780491 A JP6780491 A JP 6780491A JP H0722779 B2 JPH0722779 B2 JP H0722779B2
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- die
- end plate
- segment
- shape
- bending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D37/00—Tools as parts of machines covered by this subclass
- B21D37/02—Die constructions enabling assembly of the die parts in different ways
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D7/00—Bending rods, profiles, or tubes
- B21D7/02—Bending rods, profiles, or tubes over a stationary forming member; by use of a swinging forming member or abutment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D7/00—Bending rods, profiles, or tubes
- B21D7/06—Bending rods, profiles, or tubes in press brakes or between rams and anvils or abutments; Pliers with forming dies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管の曲げ加工に関し、
特に、曲げ加工を行うためにセグメント化ダイ(複数の
ダイセグメントによって構成されるダイ)を用いた形状
・寸法可変工具即ちダイに関する。
特に、曲げ加工を行うためにセグメント化ダイ(複数の
ダイセグメントによって構成されるダイ)を用いた形状
・寸法可変工具即ちダイに関する。
【0002】
【従来の技術】長年に亙って多数の曲げ加工法が開発さ
れてきているが、一般的にいって、それらのうちの大部
分は、数通りの基本的方法の変型である。それらのう
ち、管を複数の支持ダイの上に載せ、その管に1つの可
動成形ダイによって圧力をかけることによって管を曲げ
るダイプレス法と呼ばれる方法は、管に最高約120°
までの曲げ(ベンド)を形成するのに有用である。3つ
の三角形状に配列したローラを用いる、フォイル法と呼
ばれる管曲げ加工法では、中央のローラは調節自在であ
り、外側の2つのローラは、位置が固定されていて、回
転駆動される。管を外側の2つの固定ローラと中央の調
節自在ローラの間に供給して最高360°までの曲げ
(ベンド)を形成することができる。圧縮法と呼ばれる
方法は、固定の曲げダイと可動押圧ダイを使用する。押
圧ダイは、曲げダイの外周に沿って通りながら管を曲げ
ダイの溝内に押し入れ、最高180°までの曲げを形成
することができる。回転引抜き曲げ加工法と呼ばれる方
法は、曲げダイを回転させ、押圧ダイを固定又は可動に
する点を除いては上記圧縮法に類似している。
れてきているが、一般的にいって、それらのうちの大部
分は、数通りの基本的方法の変型である。それらのう
ち、管を複数の支持ダイの上に載せ、その管に1つの可
動成形ダイによって圧力をかけることによって管を曲げ
るダイプレス法と呼ばれる方法は、管に最高約120°
までの曲げ(ベンド)を形成するのに有用である。3つ
の三角形状に配列したローラを用いる、フォイル法と呼
ばれる管曲げ加工法では、中央のローラは調節自在であ
り、外側の2つのローラは、位置が固定されていて、回
転駆動される。管を外側の2つの固定ローラと中央の調
節自在ローラの間に供給して最高360°までの曲げ
(ベンド)を形成することができる。圧縮法と呼ばれる
方法は、固定の曲げダイと可動押圧ダイを使用する。押
圧ダイは、曲げダイの外周に沿って通りながら管を曲げ
ダイの溝内に押し入れ、最高180°までの曲げを形成
することができる。回転引抜き曲げ加工法と呼ばれる方
法は、曲げダイを回転させ、押圧ダイを固定又は可動に
する点を除いては上記圧縮法に類似している。
【0003】現在、発電所の高圧蒸気ボイラーに使用さ
れる1〜3in(2.54〜7.62cm)径の管に曲
げを形成するのに、ほとんどの場合、回転引抜き曲げ加
工機が使用されている。回転引抜き曲げ加工機は、曲げ
加工すべき管の外径と、必要とされる曲げ(ベンド)の
曲率半径の大きさに応じて一定範囲の形状・寸法のダイ
を用いる。又、回転引抜き曲げ加工機は、1回に1つの
曲げ(ベンド)を形成するので、1つの加工物(管)に
例えばS字状に多数の曲げを形成するためにはその加工
物を漸次送って正確に位置づけしなおさなければならな
い。従って、多くの場合、それらのベンドを別の「点検
・手直し」工程において個々に点検し、正しい形状・寸
法に微調節しなければならない。従って、この回転引抜
き曲げ加工法は、時間と手間のかかる方法である。
れる1〜3in(2.54〜7.62cm)径の管に曲
げを形成するのに、ほとんどの場合、回転引抜き曲げ加
工機が使用されている。回転引抜き曲げ加工機は、曲げ
加工すべき管の外径と、必要とされる曲げ(ベンド)の
曲率半径の大きさに応じて一定範囲の形状・寸法のダイ
を用いる。又、回転引抜き曲げ加工機は、1回に1つの
曲げ(ベンド)を形成するので、1つの加工物(管)に
例えばS字状に多数の曲げを形成するためにはその加工
物を漸次送って正確に位置づけしなおさなければならな
い。従って、多くの場合、それらのベンドを別の「点検
・手直し」工程において個々に点検し、正しい形状・寸
法に微調節しなければならない。従って、この回転引抜
き曲げ加工法は、時間と手間のかかる方法である。
【0004】多数の曲げを形成する場合には、上記ダイ
プレス法は、すべての曲げ形成を1回のダイプレススト
ロークで行ってしまうので、回転引抜き曲げ加工法に比
べて3〜4倍速い。しかも、ダイプレス法の上記支持ダ
イは、固定されており、正確であるから、通常は、爾後
の「点検・手直し」工程を必要としない。しかしなが
ら、ダイプレス法では異る管の直径及び曲げ形状に適合
させるためには、多数の異るダイセット(ダイ一式)を
必要とする。そのために、通常、$3,000〜$7,
000もの価格に相当するダイの在庫を準備していなけ
ればならない。しかも、そのようなダイを入手するには
4〜6週間もかかる。そのために、異るボイラー設計に
必要とされる多数の異る曲げ加工を行うのに、現在でも
なお、能率の悪い上記回転引抜き曲げ加工法が使用され
ている。必要とされるすべての曲げ形状に合わせてそれ
ぞれ適合するダイをすべて揃えておくことは採算上不適
当だからである。
プレス法は、すべての曲げ形成を1回のダイプレススト
ロークで行ってしまうので、回転引抜き曲げ加工法に比
べて3〜4倍速い。しかも、ダイプレス法の上記支持ダ
イは、固定されており、正確であるから、通常は、爾後
の「点検・手直し」工程を必要としない。しかしなが
ら、ダイプレス法では異る管の直径及び曲げ形状に適合
させるためには、多数の異るダイセット(ダイ一式)を
必要とする。そのために、通常、$3,000〜$7,
000もの価格に相当するダイの在庫を準備していなけ
ればならない。しかも、そのようなダイを入手するには
4〜6週間もかかる。そのために、異るボイラー設計に
必要とされる多数の異る曲げ加工を行うのに、現在でも
なお、能率の悪い上記回転引抜き曲げ加工法が使用され
ている。必要とされるすべての曲げ形状に合わせてそれ
ぞれ適合するダイをすべて揃えておくことは採算上不適
当だからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、発電産業等に
おいて、正確で、時間能率が良く、費用効果の高い経済
的な管曲げ加工機及び方法を求める要望がある。本発明
の課題は、この要望を充足することである。
おいて、正確で、時間能率が良く、費用効果の高い経済
的な管曲げ加工機及び方法を求める要望がある。本発明
の課題は、この要望を充足することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、管等の成形可能材料をダイプレス法で曲
げるための形状・寸法可変ダイを提供する。このダイ
は、曲げるべき材料を受容するように半円形状に配列さ
れた複数のダイセグメントによって構成する。(複数の
ダイセグメントから成るダイをここでは「セグメント化
ダイ」と称することとする。)これらの半円形状に配列
されたダイセグメントを半径方向に移動自在とし、それ
によって、このダイを組入れたダイプレス式曲げ加工機
において曲げの曲率半径を一定範囲内で連続的に(無段
階的に)変更することを可能にする。各ダイセグメント
は、曲率半径を規定する湾曲面を備えた底辺を有するほ
ぼ三角形又はパイの形とする。好ましい実施例では、各
ダイセグメントの底辺に、いろいろな異なる外径の管の
曲げ加工に適合させるために交換自在のインサートを装
着する。
決するために、管等の成形可能材料をダイプレス法で曲
げるための形状・寸法可変ダイを提供する。このダイ
は、曲げるべき材料を受容するように半円形状に配列さ
れた複数のダイセグメントによって構成する。(複数の
ダイセグメントから成るダイをここでは「セグメント化
ダイ」と称することとする。)これらの半円形状に配列
されたダイセグメントを半径方向に移動自在とし、それ
によって、このダイを組入れたダイプレス式曲げ加工機
において曲げの曲率半径を一定範囲内で連続的に(無段
階的に)変更することを可能にする。各ダイセグメント
は、曲率半径を規定する湾曲面を備えた底辺を有するほ
ぼ三角形又はパイの形とする。好ましい実施例では、各
ダイセグメントの底辺に、いろいろな異なる外径の管の
曲げ加工に適合させるために交換自在のインサートを装
着する。
【0007】従って、本発明の目的は、ダイプレス式曲
げ加工機に使用するための形状・寸法可変ダイを提供す
ることである。本発明のもう1つの目的は、材料を曲げ
るためのダイプレス式曲げ加工機に使用するダイの形状
・寸法を連続的に又は段階的に変更するための方法を提
供することである。
げ加工機に使用するための形状・寸法可変ダイを提供す
ることである。本発明のもう1つの目的は、材料を曲げ
るためのダイプレス式曲げ加工機に使用するダイの形状
・寸法を連続的に又は段階的に変更するための方法を提
供することである。
【0008】
【実施例】本発明は、流動性(延性)材料を恒久的形状
に曲げるためのダイの形の工具の改良にある。第1図を
参照すると、管のダイプレス式曲げ加工に使用するため
の本発明のセグメント化ダイ10が示される。ダイ10
は、半円形状に配列された複数のダイセグメント12に
よって構成される。第1図では、収縮位置にあるときの
ダイセグメント12は実線で示され、拡張位置にあると
きのダイセグメント12′は、鎖線で示されている。こ
れらのダイセグメント12は、第10図に示されるよう
な水平ダイプレス式曲げ加工機に使用するためのもので
ある。この種のダイプレス式曲げ加工機は周知であり、
例えばノードバーグ式ダイプレス式曲げ加工機は、肉厚
0.25in(6.35mm)、外径2.5in(6
3.5mm)の管を曲げる場合、70〜115トンの荷
重をかける。このダイプレス式曲げ加工機は、ダイを
「ボトムアウト」した(完全に押し抜いた)とき、約2
00トンのラム荷重に匹敵する5,000psi(35
1.5Kg/cm2 )の液圧を及ぼすことができる。第
1図では、ダイ10は、5つのダイセグメント12から
成るものとして示されているが、ダイセグメントの数は
必要に応じて増減することができる。各ダイセグメント
12は、ほぼ三角形であるが、曲げ加工すべき管52
(第12図参照)を受容する底辺は湾曲面を有してい
る。ダイセグメント12は、第1図に実線で示される収
縮位置と鎖線で示される拡張位置の間で矢印14で示さ
れるように半径方向に移動自在であり、ダイセグメント
を完全収縮位置と完全拡張位置との間で半径方向に移動
させることにより、曲げの曲率半径を一定範囲内で連続
的に変更させることができる。ここでは本発明は管の曲
げ加工に適用されるものとして説明するが、本発明はそ
れに限定されるものではなく、中実棒等の他の形状の材
料にも適用することができることを理解されたい。
に曲げるためのダイの形の工具の改良にある。第1図を
参照すると、管のダイプレス式曲げ加工に使用するため
の本発明のセグメント化ダイ10が示される。ダイ10
は、半円形状に配列された複数のダイセグメント12に
よって構成される。第1図では、収縮位置にあるときの
ダイセグメント12は実線で示され、拡張位置にあると
きのダイセグメント12′は、鎖線で示されている。こ
れらのダイセグメント12は、第10図に示されるよう
な水平ダイプレス式曲げ加工機に使用するためのもので
ある。この種のダイプレス式曲げ加工機は周知であり、
例えばノードバーグ式ダイプレス式曲げ加工機は、肉厚
0.25in(6.35mm)、外径2.5in(6
3.5mm)の管を曲げる場合、70〜115トンの荷
重をかける。このダイプレス式曲げ加工機は、ダイを
「ボトムアウト」した(完全に押し抜いた)とき、約2
00トンのラム荷重に匹敵する5,000psi(35
1.5Kg/cm2 )の液圧を及ぼすことができる。第
1図では、ダイ10は、5つのダイセグメント12から
成るものとして示されているが、ダイセグメントの数は
必要に応じて増減することができる。各ダイセグメント
12は、ほぼ三角形であるが、曲げ加工すべき管52
(第12図参照)を受容する底辺は湾曲面を有してい
る。ダイセグメント12は、第1図に実線で示される収
縮位置と鎖線で示される拡張位置の間で矢印14で示さ
れるように半径方向に移動自在であり、ダイセグメント
を完全収縮位置と完全拡張位置との間で半径方向に移動
させることにより、曲げの曲率半径を一定範囲内で連続
的に変更させることができる。ここでは本発明は管の曲
げ加工に適用されるものとして説明するが、本発明はそ
れに限定されるものではなく、中実棒等の他の形状の材
料にも適用することができることを理解されたい。
【0009】ダイセグメント12′は、第1図に鎖線で
示されるように拡張位置へ伸張されたとき、各隣接する
ダイセグメント12′の間に間隙16を生じる。この間
隙16は、下記の式によって定義される。 G=2D sin(180/2N) ここで、 G=間隙16の幅(in) D=ダイ10の半径方向の伸張距離(in) N=180°の円弧内に存在するダイセグメントの数 ダイセグメント12′が拡張位置にあるときは、ダイセ
グメント間の間隙16が比較的大きいために薄肉の管を
曲げ加工する場合管を間隙16のところで座屈させるお
それがある。例えば、0.2000in(5.08m
m)の肉厚を有するASTM A210 A1のような
外径2.5in(63.5mm)の炭素鋼管を曲げ加工
する場合、曲率半径4〜6in(10.16〜15.2
4cm)の範囲内の曲げであれば、管内に支持部材を挿
入しなくても、管に座屈を起こさせることなく単一のセ
グメント化ダイ10によって曲げ加工を首尾よく実施す
ることができることが実験によって確認された。その場
合、1.236in(31.3994mm)もの間隙1
6が存在したとしても、管にほとんど座屈が生じなかっ
た。以下の表1は、いろいろな肉厚の外径2.5in
(63.5mm)の管にいろいろな曲率半径の曲げ加工
を行った場合の結果を示す。この表にみられるように、
管の肉厚が0.200in(5.08mm)以上で、ダ
イセグメントの間隙が1.236in(31.3994
mm)までの場合、どの曲げ曲率の場合にも良好な結果
が得られた。
示されるように拡張位置へ伸張されたとき、各隣接する
ダイセグメント12′の間に間隙16を生じる。この間
隙16は、下記の式によって定義される。 G=2D sin(180/2N) ここで、 G=間隙16の幅(in) D=ダイ10の半径方向の伸張距離(in) N=180°の円弧内に存在するダイセグメントの数 ダイセグメント12′が拡張位置にあるときは、ダイセ
グメント間の間隙16が比較的大きいために薄肉の管を
曲げ加工する場合管を間隙16のところで座屈させるお
それがある。例えば、0.2000in(5.08m
m)の肉厚を有するASTM A210 A1のような
外径2.5in(63.5mm)の炭素鋼管を曲げ加工
する場合、曲率半径4〜6in(10.16〜15.2
4cm)の範囲内の曲げであれば、管内に支持部材を挿
入しなくても、管に座屈を起こさせることなく単一のセ
グメント化ダイ10によって曲げ加工を首尾よく実施す
ることができることが実験によって確認された。その場
合、1.236in(31.3994mm)もの間隙1
6が存在したとしても、管にほとんど座屈が生じなかっ
た。以下の表1は、いろいろな肉厚の外径2.5in
(63.5mm)の管にいろいろな曲率半径の曲げ加工
を行った場合の結果を示す。この表にみられるように、
管の肉厚が0.200in(5.08mm)以上で、ダ
イセグメントの間隙が1.236in(31.3994
mm)までの場合、どの曲げ曲率の場合にも良好な結果
が得られた。
【0010】
【表1】
【0011】ダイが半径方向に拡張されても、各ダイセ
グメント12′の三角形の底辺の曲率は不変であるか
ら、ダイが半径方向に拡張されると、ダイセグメントが
集まって画定する円弧輪郭は真の円弧からはずれたもの
となるが、曲げ加工される管に及ぼす影響は無視しうる
程度のものであることが認められた。
グメント12′の三角形の底辺の曲率は不変であるか
ら、ダイが半径方向に拡張されると、ダイセグメントが
集まって画定する円弧輪郭は真の円弧からはずれたもの
となるが、曲げ加工される管に及ぼす影響は無視しうる
程度のものであることが認められた。
【0012】第2,3図を参照して説明すると、本発明
の変型実施例として、各ダイセグメント12の底辺に締
着具(ねじ又はボルト等)22によって交換自在のイン
サート20を付設することができる。インサート20
は、特定の外径の管を受容するようになされた断面半円
形を有し、ダイセグメントの底辺に沿う方向の円弧状曲
面も特定の曲げ加工を実施するのに適合したものとする
ことができる。従って、インサート20を交換すること
によって、同一のセグメント化ダイを用いていろいろな
異る直径の管に一定範囲の曲率の曲げ加工を行うことが
できる。
の変型実施例として、各ダイセグメント12の底辺に締
着具(ねじ又はボルト等)22によって交換自在のイン
サート20を付設することができる。インサート20
は、特定の外径の管を受容するようになされた断面半円
形を有し、ダイセグメントの底辺に沿う方向の円弧状曲
面も特定の曲げ加工を実施するのに適合したものとする
ことができる。従って、インサート20を交換すること
によって、同一のセグメント化ダイを用いていろいろな
異る直径の管に一定範囲の曲率の曲げ加工を行うことが
できる。
【0013】第4、5図は、ダイセグメントを収縮位置
と拡張位置の間で半径方向に移動(伸縮)させ、収縮位
置又は拡張位置に維持するための手段の好ましい実施例
を示す。第5図にみられるように、この手段は、ラム支
持体28と、ラム支持体28内に締着具26によって掴
持された調節自在のラム24を含。ラム24は、半円形
状に配列されたダイセグメント12の基部の半円形に対
応するほぼ半円形の形状を有し(第4図参照)、ダイセ
グメント12に接触するラムの半円形側の側面30は、
傾斜している。即ち、側面30は傾斜角θを有する傾斜
側面である。締着具26を調節して進退させることによ
ってラム24をラム支持体24内で矢印27で示される
ように上下に移動させることができる。ラム24のこの
上下方向の運動は、ラムの傾斜側面30によって各ダイ
セグメント12に伝えられ、ダイセグメントを半径方向
内外へ並進移動させる。それによって、ダイセグメント
12が拡張又は伸縮され、それらのダイセグメントによ
って構成されるダイ10の動作面の曲率半径を連続的
(無段階的)に変更し規定する。
と拡張位置の間で半径方向に移動(伸縮)させ、収縮位
置又は拡張位置に維持するための手段の好ましい実施例
を示す。第5図にみられるように、この手段は、ラム支
持体28と、ラム支持体28内に締着具26によって掴
持された調節自在のラム24を含。ラム24は、半円形
状に配列されたダイセグメント12の基部の半円形に対
応するほぼ半円形の形状を有し(第4図参照)、ダイセ
グメント12に接触するラムの半円形側の側面30は、
傾斜している。即ち、側面30は傾斜角θを有する傾斜
側面である。締着具26を調節して進退させることによ
ってラム24をラム支持体24内で矢印27で示される
ように上下に移動させることができる。ラム24のこの
上下方向の運動は、ラムの傾斜側面30によって各ダイ
セグメント12に伝えられ、ダイセグメントを半径方向
内外へ並進移動させる。それによって、ダイセグメント
12が拡張又は伸縮され、それらのダイセグメントによ
って構成されるダイ10の動作面の曲率半径を連続的
(無段階的)に変更し規定する。
【0014】上側ダイ支持体32と下側ダイ支持体34
が、ダイセグメント12を上下から挟持して正しい平面
内に保持し、支持している。下側ダイ支持体34は、ダ
イセグメントに力が及ぼされたときダイセグメントを確
実に保持するためにダイセグメントの下面に接触する案
内36を備えている。又、案内36は、個々のダイセグ
メントをそれらの拡張又は収縮移動中案内する役割を果
たす。
が、ダイセグメント12を上下から挟持して正しい平面
内に保持し、支持している。下側ダイ支持体34は、ダ
イセグメントに力が及ぼされたときダイセグメントを確
実に保持するためにダイセグメントの下面に接触する案
内36を備えている。又、案内36は、個々のダイセグ
メントをそれらの拡張又は収縮移動中案内する役割を果
たす。
【0015】調節自在のラム24は、第4、5図の例の
ようにボルト26によってではなく、ここに図示はしな
いが、ラムの位置を監視する線形可変差動変圧器(LV
DT)のようなセンサを介して制御される液圧手段によ
って移動させることもできる。この構成は、マイクロプ
ロセッサ又はコンピュータ(図示せず)によって自動的
に制御することができる。
ようにボルト26によってではなく、ここに図示はしな
いが、ラムの位置を監視する線形可変差動変圧器(LV
DT)のようなセンサを介して制御される液圧手段によ
って移動させることもできる。この構成は、マイクロプ
ロセッサ又はコンピュータ(図示せず)によって自動的
に制御することができる。
【0016】第6〜9図に示される別の実施例において
は、ダイセグメント12が頂部端プレート38と底部端
プレート40の間に挟持されている。頂部端プレート3
8及び底部端プレート40は、半円形であり、第6図に
示されるように収縮位置にあるダイセグメント12と合
致するようになされている。端プレート38、40はダ
イセグメント12の各々に対応する複数の半径方向のス
ロット42(第6図)を有している。スロット42は、
断面でみてT字形である。
は、ダイセグメント12が頂部端プレート38と底部端
プレート40の間に挟持されている。頂部端プレート3
8及び底部端プレート40は、半円形であり、第6図に
示されるように収縮位置にあるダイセグメント12と合
致するようになされている。端プレート38、40はダ
イセグメント12の各々に対応する複数の半径方向のス
ロット42(第6図)を有している。スロット42は、
断面でみてT字形である。
【0017】第6〜9図の実施例では、各ダイセグメン
ト12に半径方向に整列した少くとも2つの穴44、4
6が穿設されている。端プレート38、40の半径方向
のスロット42は、ダイセグメント12の穴44、46
に整列するように配置されている。穴44と46は、そ
れぞれダイセグメント12の収縮位置と拡張位置を規定
するためのものである。例えば、収縮位置においては、
第8図に示されるように、締着具(ねじ)48を端プレ
ート38、40のスロット42を通し、ダイセグメント
の半径方向外方の穴44に挿通することによってダイセ
グメントの位置を固定する。ダイセグメントを収縮位置
から半径方向外方へ移動させ、穴44が端プレート3
8、40のスロット42の最外端を越えて外方へ移動し
たときは、ダイセグメントの半径方向内方の穴46が端
プレートのスロット42の最外端に整列した位置で締着
具48を端プレートのスロット42を通し、ダイセグメ
ントの内方の穴46に挿通することによってダイセグメ
ントを拡張位置に固定することができる。ダイセグメン
トの半径方向内方の穴46が端プレートのスロット42
の最外端に整列した位置が、ダイセグメントの最大拡張
位置である。以上の説明から明らかなように、各ダイセ
グメントに2個以上の複数個の穴を穿設しておくことに
よってダイのいろいろな異る曲率半径を規定することが
できる。ただし、それらの穴の少くとも1つが、ダイセ
グメントの完全拡張位置において端プレートの半径の範
囲内に存在しなければならない。別法として、締着具4
8を端プレートのスロット42を通し、ダイセグメント
の半径方向内方の穴46に挿通することによってダイセ
グメントをスロット42の半径方向の所望の位置に固定
することによってダイの曲げの曲率半径をいろいろに変
更することができる。ダイセグメント12を所望の位置
に保持するためには、締着具48は、T字形スロット4
2内にぴったり嵌合するものとすべきであり、六角穴付
キャップねじであることが好ましい。
ト12に半径方向に整列した少くとも2つの穴44、4
6が穿設されている。端プレート38、40の半径方向
のスロット42は、ダイセグメント12の穴44、46
に整列するように配置されている。穴44と46は、そ
れぞれダイセグメント12の収縮位置と拡張位置を規定
するためのものである。例えば、収縮位置においては、
第8図に示されるように、締着具(ねじ)48を端プレ
ート38、40のスロット42を通し、ダイセグメント
の半径方向外方の穴44に挿通することによってダイセ
グメントの位置を固定する。ダイセグメントを収縮位置
から半径方向外方へ移動させ、穴44が端プレート3
8、40のスロット42の最外端を越えて外方へ移動し
たときは、ダイセグメントの半径方向内方の穴46が端
プレートのスロット42の最外端に整列した位置で締着
具48を端プレートのスロット42を通し、ダイセグメ
ントの内方の穴46に挿通することによってダイセグメ
ントを拡張位置に固定することができる。ダイセグメン
トの半径方向内方の穴46が端プレートのスロット42
の最外端に整列した位置が、ダイセグメントの最大拡張
位置である。以上の説明から明らかなように、各ダイセ
グメントに2個以上の複数個の穴を穿設しておくことに
よってダイのいろいろな異る曲率半径を規定することが
できる。ただし、それらの穴の少くとも1つが、ダイセ
グメントの完全拡張位置において端プレートの半径の範
囲内に存在しなければならない。別法として、締着具4
8を端プレートのスロット42を通し、ダイセグメント
の半径方向内方の穴46に挿通することによってダイセ
グメントをスロット42の半径方向の所望の位置に固定
することによってダイの曲げの曲率半径をいろいろに変
更することができる。ダイセグメント12を所望の位置
に保持するためには、締着具48は、T字形スロット4
2内にぴったり嵌合するものとすべきであり、六角穴付
キャップねじであることが好ましい。
【0018】かくして、各ダイセグメント12は、頂部
端プレート38と底部端プレート40の間にクランプさ
れる。半径方向のT字形スロット42は、締着具48及
び穴44、46と協同してダイセグメントの収縮位置か
ら拡張位置までの半径方向の位置調節を可能にする。
端プレート38と底部端プレート40の間にクランプさ
れる。半径方向のT字形スロット42は、締着具48及
び穴44、46と協同してダイセグメントの収縮位置か
ら拡張位置までの半径方向の位置調節を可能にする。
【0019】第9図は、本発明の更に別の実施例を示
す。この実施例では、頂部端プレート38と底部端プレ
ート40に半径方向外方に向ってテーパを付す。それに
よって、端プレート38、40が半径方向の曲げ荷重に
スリップを生じることなく抵抗するのを助成する。各ダ
イセグメントにも、端プレート38、40のテーパに合
致するように中心に向ってテーパを付する。
す。この実施例では、頂部端プレート38と底部端プレ
ート40に半径方向外方に向ってテーパを付す。それに
よって、端プレート38、40が半径方向の曲げ荷重に
スリップを生じることなく抵抗するのを助成する。各ダ
イセグメントにも、端プレート38、40のテーパに合
致するように中心に向ってテーパを付する。
【0020】第10図は、本発明のセグメント化ダイ1
0をダイプレス式曲げ加工機50に組入れて使用する態
様の概略図である。曲げ加工すべき管又はパイプ52
は、ダイプレスの裏当ストッパ56に取付けられた調節
自在の型54、54と、本発明の形状・寸法可変ダイ1
0及び型54、54に対応してダイプレスのラム60に
結合された管支持体58、58との間に挿入する。形状
・寸法可変ダイ10を用いて管52を曲げ加工するに
は、ダイプレスのラム60に矢印62の方向にラム力を
加える。ダイプレス式曲げ加工機50及び形状・寸法可
変ダイ10の素材は、斯界において周知のように硬化鋼
である。
0をダイプレス式曲げ加工機50に組入れて使用する態
様の概略図である。曲げ加工すべき管又はパイプ52
は、ダイプレスの裏当ストッパ56に取付けられた調節
自在の型54、54と、本発明の形状・寸法可変ダイ1
0及び型54、54に対応してダイプレスのラム60に
結合された管支持体58、58との間に挿入する。形状
・寸法可変ダイ10を用いて管52を曲げ加工するに
は、ダイプレスのラム60に矢印62の方向にラム力を
加える。ダイプレス式曲げ加工機50及び形状・寸法可
変ダイ10の素材は、斯界において周知のように硬化鋼
である。
【0021】
【発明の効果】先に述べたように、従来のダイプレス法
では異る管の直径及び曲げ形状に適合させるためには多
数の異るダイセットを必要とし、それらを在庫しておか
なければならないので、採算面で問題があった。そのた
めに、例えば異るボイラー設計に必要とされる多数の異
る曲げ加工を行うのには、現在でもなお、能率の悪い回
転引抜き曲げ加工法が使用されている。しかしながら、
本発明によれば、ダイの曲げの曲率半径を一定の広い範
囲内で連続的に又は段階的に変更することができるの
で、広い範囲の形状及び寸法の曲げ加工に適合するため
に多数の異る形状及び寸法のダイを在庫しておく必要が
ない。従って、本発明のセグメント化ダイ10は、単一
のダイで多数の異る直径の管を異る曲率に曲げ加工する
のに回転引抜き曲げ加工法に比べて作業時間の速いダイ
プレスを経済的に使用することを可能にする。更に、イ
ンサートを利用することにより異る直径の管を異る曲率
に曲げ加工するのに一層きめ細かく適合させることがで
きる。
では異る管の直径及び曲げ形状に適合させるためには多
数の異るダイセットを必要とし、それらを在庫しておか
なければならないので、採算面で問題があった。そのた
めに、例えば異るボイラー設計に必要とされる多数の異
る曲げ加工を行うのには、現在でもなお、能率の悪い回
転引抜き曲げ加工法が使用されている。しかしながら、
本発明によれば、ダイの曲げの曲率半径を一定の広い範
囲内で連続的に又は段階的に変更することができるの
で、広い範囲の形状及び寸法の曲げ加工に適合するため
に多数の異る形状及び寸法のダイを在庫しておく必要が
ない。従って、本発明のセグメント化ダイ10は、単一
のダイで多数の異る直径の管を異る曲率に曲げ加工する
のに回転引抜き曲げ加工法に比べて作業時間の速いダイ
プレスを経済的に使用することを可能にする。更に、イ
ンサートを利用することにより異る直径の管を異る曲率
に曲げ加工するのに一層きめ細かく適合させることがで
きる。
【0022】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。例えば、非円弧状の曲げ加工を行うために、
各ダイセグメントの半径方向の長さを異なる長さとする
ことができる。
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。例えば、非円弧状の曲げ加工を行うために、
各ダイセグメントの半径方向の長さを異なる長さとする
ことができる。
【図1】第1図は、本発明の形状・寸法可変ダイの概略
平面図であり、ダイが収縮位置と拡張位置にあるところ
を示す。
平面図であり、ダイが収縮位置と拡張位置にあるところ
を示す。
【図2】第2図は、代表的な扇形ダイセグメントの概略
平面図である。
平面図である。
【図3】第3図は、第2図のダイセグメントの線III-II
I に沿ってみた立面図である。
I に沿ってみた立面図である。
【図4】第4図は、本発明のダイの曲げの曲率半径を変
更するための機械的手段の概略平面図である。
更するための機械的手段の概略平面図である。
【図5】第5図は、第4図の線IV-IV に沿ってみた断面
図である。
図である。
【図6】第6図は、端プレートの平面図である。
【図7】第7図は、セグメント化ダイの変型例の平面図
である。
である。
【図8】第8図は、ダイセグメントを挟持する端プレー
トの部分断面図である。
トの部分断面図である。
【図9】第9図は、端プレートの変型実施例の部分断面
図である。
図である。
【図10】第10図は、ダイプレスに組み込まれた本発
明のダイの部分断面図である。
明のダイの部分断面図である。
10:セグメント化ダイ 12、12′:ダイセグメント 20:インサート 24:ラム 30:傾斜側面 32、34:ダイ支持体 38:頂部端プレート 40:底部端プレート 42:半径方向のスロット 44、46:穴 48:締着具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドワイト・エル・ターナー 米国オハイオ州ノース・カントン、チャタ ム・アベニュー7844ノースウェスト
Claims (8)
- 【請求項1】 材料を曲げるためのダイプレス式曲げ加
工機に使用するための形状・寸法可変ダイであって、曲
げるべき前記材料を受容するような形に移動自在に配列
された複数のダイセグメントと、曲げの曲率半径を一定
範囲内で変更するために該各ダイセグメントを半径方向
に移動させるための手段と、から成り、前記各ダイセグ
メントはほぼ三角形であり、曲率半径を規定する湾曲面
を備えた底辺を有することを特徴とする形状・寸法可変
ダイ。 - 【請求項2】 前記各ダイセグメントの前記底辺は、交
換自在のインサートを有することを特徴とする請求項1
に記載の形状・寸法可変ダイ。 - 【請求項3】 前記各ダイセグメントは、断面円形の材
料を受容するようになされていることを特徴とする請求
項1に記載の形状・寸法可変ダイ。 - 【請求項4】 ダイセグメントを半径方向に移動させる
ための前記手段は、前記各ダイセグメントに半径方向の
並進運動を与えるための傾斜側面を有する調節自在のラ
ムを含むものであることを特徴とする請求項3に記載の
形状・寸法可変ダイ。 - 【請求項5】 前記複数のダイセグメントは、半円形状
に同延関係をなして配列されており、ダイセグメントを
半径方向に移動させるための前記手段は、それらのダイ
セグメントを上下から挟持する頂部端プレート及び底部
端プレートと、該ダイセグメントを頂部端プレートと底
部端プレートの間に挟持して固定するための締着具を含
み、各ダイセグメントは少くとも2つの半径方向に整列
した穴を有し、前記頂部端プレート及び底部端プレート
は、各々、各ダイセグメントの該穴に半径方向に整列す
る半径方向に延長したスロットを有しており、前記締着
具を各ダイセグメントの前記穴のうちの特定の選択され
た穴及び頂部端プレート及び底部端プレート前記スロッ
トに挿通してダイセグメントを頂部端プレートと底部端
プレートの間に挟持し固定することにより、曲げの曲率
半径を一定範囲内で変更することができるようにしたこ
とを特徴とする請求項3に記載の形状・寸法可変ダイ。 - 【請求項6】 前記頂部端プレート及び底部端プレート
は、中心に向って半径方向にテーパしており、それに対
応して各ダイセグメントもテーパしていることを特徴と
する請求項5に記載の形状・寸法可変ダイ。 - 【請求項7】 材料を曲げるためのダイプレス式曲げ加
工機に使用するダイの形状・寸法を変更するための方法
であって、複数のダイセグメントを、曲げるべき前記材
料を受容するように移動自在に配列して成形ダイを形成
し、曲げの曲率半径を一定範囲内で無段階的に変更する
ために該各ダイセグメントを半径方向に調節することか
ら成り、前記各ダイセグメントとして、曲率半径を規定
する湾曲面を備えた底辺を有するほぼ三角形のダイセグ
メントを使用することを特徴とする方法。 - 【請求項8】 前記各ダイセグメントの前記底辺に、い
ろいろな異る寸法又は異る円形断面形状の材料に適合さ
せるための交換自在のインサートを装着することを特徴
とする請求項7に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/495,556 US5125252A (en) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | Variable geometry tube bending dies |
US495556 | 1990-03-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04224024A JPH04224024A (ja) | 1992-08-13 |
JPH0722779B2 true JPH0722779B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=23969087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3067804A Expired - Lifetime JPH0722779B2 (ja) | 1990-03-19 | 1991-03-08 | 管曲げ加工のための形状・寸法可変ダイ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5125252A (ja) |
JP (1) | JPH0722779B2 (ja) |
CA (1) | CA2037620A1 (ja) |
IT (1) | IT1247740B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023136172A1 (ja) * | 2022-01-13 | 2023-07-20 | 日本製鉄株式会社 | 中空部材の製造方法 |
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JP2991027B2 (ja) * | 1994-02-15 | 1999-12-20 | 住友金属工業株式会社 | 熱交換器およびその熱交換器用uベンド管の製造に用いる管曲げ方法 |
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KR100847228B1 (ko) | 2008-04-04 | 2008-07-18 | 주식회사 성훈이엔지 | 테이퍼관 밴딩기 |
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- 1991-03-08 JP JP3067804A patent/JPH0722779B2/ja not_active Expired - Lifetime
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IT1247740B (it) | 1994-12-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950829 |