JPH07227583A - 浸漬撹拌式洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個の吸込口及び、噴出口の切替弁を制御
することにより、被洗浄物に対し最適なパタ−ンの洗浄
液の水流を発生させ被洗浄物を効率よく洗浄し、更に、
保守作業が簡単な浸漬水撹拌式洗浄装置を提供するこ
と。 【構成】 洗浄槽（１）はその平断面が略三角形であ
り、その各頂点は滑らかな曲線で構成すると共に、該洗
浄槽（１）の外に循環ポンプ（３）を設け、洗浄槽
（１）内の略三角形の各頂部の洗浄槽底面と洗浄液面の
間の適切な位置に循環ポンプ（３）の吐出口に吐出配管
（５）で接続された洗浄液噴出口（２）と循環ポンプ
（３）の吸込口に吸込配管（７）で接続された洗浄液吸
込口（４）を配設し、該洗浄液噴出口（２）及び洗浄液
吸込口（４）を通して循環ポンプ（３）で洗浄槽（１）
内の洗浄液（６）を循環させると共に、切替弁（２ａ，
４ａ）の開閉の組合せ制御によって洗浄液（６）中に浸
漬した被洗浄物（８）を洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、洗浄槽内に水と洗剤の
混合液からなる洗浄液を満たし、該洗浄液を撹拌して該
洗浄液内に浸漬した被洗浄物を洗浄する浸漬撹拌式洗浄
装置に関し、特にＣＦＣ及び四塩化炭素による洗浄と同
程度の洗浄効果を発揮する浸漬撹拌式洗浄装置に関する
ものである。

【０００２】

【従来技術】大気圏のオゾン層の保護の為のモントリオ
−ル議定書により、ＣＦＣ及び四塩化炭素は１９９６年
に全廃となる。その代替洗浄装置として主として水系洗
浄装置が一般洗浄用として提供されている。この種の水
系洗浄装置は特公昭５５−２２１５５号公報に開示され
てるごとく、対向して撹拌機を設置するため深い凹部を
有する物品の充分な洗浄ができない欠点があることか
ら、これらの欠点を除去し、トリクロエタン液と同程度
の洗浄効果のある洗浄装置が要望されている。

【０００３】図２は従来のこの種の撹拌翼を配置した浸
漬撹拌式洗浄装置の概略構成を示す図で、同図（ａ）は
平断面図、同図（ｂ）は側断面図である。図２において
１０１は水平断面が長方形の洗浄槽であり、該洗浄槽１
０１の上部には蓋１０２が開閉自在に設けられている。
１０３は前記洗浄槽１０１の両端の側壁に設けられた２
台の撹拌機で該撹拌機１０３のそれぞれ撹拌翼１０３ａ
は洗浄槽１０１内両端近傍の所定位置に配置されてい
る。

【０００４】洗浄槽１０１の略中央部にはバスケット１
０８に収納された被洗浄物１０７が配置されている。ま
た、洗浄槽１０１内には水と界面活性剤の混合液からな
る洗浄液１０６が満たされている。撹拌機１０３を起動
すると撹拌翼１０３ａが回転し、洗浄液１０６が撹拌さ
れ、バスケット１０８に収納された被洗浄物１０７が洗
浄される。なお、バスケット１０８の側壁は網状物で出
来ているので、洗浄液１０６はバスケット１０８内に自
由に流れ込む。

【０００５】図３は図２の撹拌機のシール機構の概略構
成を示す図で、図３（ａ）はメカニカルシ−ル型軸封機
構を、図３（ｂ）はノンシ−ル型軸封機構をそれぞれ示
す。メカニカルシ−ル型軸封機構は図３（ａ）に示すよ
うに、洗浄槽１０１内の撹拌翼１０３ａと撹拌機１０３
の回転軸１１６は直結されており、洗浄槽１０１と回転
軸１１６の間はメカニカルシ−ル１１５でシ−ルされ洗
浄槽１０１内の洗浄液１０６が外部に漏れないようにな
っている。

【０００６】ノンシ−ル型軸封機構は図３（ｂ）に示す
ように、撹拌機１０３と撹拌翼１０３ａは洗浄槽１０１
で仕切られており、撹拌機１０３の回転軸１１６には磁
石１１１が固定され、洗浄槽１０１内の水中軸受固定軸
１１３には可動部１１２が水中軸受可動部材１１４を介
して回転自在に支持されている。可動部１１２の先端に
は撹拌翼１０３ａが固定されている。可動部１１２は磁
性体からなり、撹拌機１０３を起動し磁石１１１を回転
させると、磁力により洗浄槽１０１内の可動部１１２が
回転し、撹拌翼１０３ａが回転する。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の浸漬撹拌式洗浄装置において、上記メカニカル
シ−ル型の軸封機構を持つものではメカニカルシ−ルの
寿命が比較的短く、また、ノンシ−ル型の軸封機構を持
つものでは水中軸受の寿命に問題があり、半年ないし一
年毎にその部品の補修または、新品との交換が必要とな
る。この補修・交換作業を行うためには、その都度洗浄
槽１０１内の多量の洗浄液１０６を一時他の空の槽へ移
さねばならないので保守作業に長時間必要となり、費用
も嵩むと云う問題があった。

【０００８】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去するために、複数個の吸込口及
び、噴出口の切替弁を制御することにより、被洗浄物に
対し最適なパタ−ンの洗浄液の水流を発生させ被洗浄物
を効率よく洗浄し、更に、保守作業が簡単な浸漬撹拌式
洗浄装置を提供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、洗浄液を満たした洗浄槽を具備し、該洗浄液
を撹拌することにより、該洗浄液内に収容された被洗浄
物を洗浄する浸漬撹拌式洗浄装置であって、図１に示す
ように、洗浄槽（１）はその平断面が略三角形であり、
その各頂点は滑らかな曲線で構成すると共に、該洗浄槽
（１）の外に循環ポンプ（３）を設け、洗浄槽（１）内
の略三角形の各頂部の洗浄槽底面と洗浄液面の間の適切
な位置に循環ポンプ（３）の吐出口に接続された洗浄液
噴出口（２）と循環ポンプ（３）の吸込口に接続された
洗浄液吸込口（４）を配設し、該洗浄液噴出口（２）及
び洗浄液吸込口（４）を通して循環ポンプ（３）で洗浄
槽（１）内の洗浄液（６）を循環させ、撹拌させること
によって洗浄液（６）中に浸漬した被洗浄物（８）を洗
浄することを特徴とする。

【００１０】また、洗浄槽（１）の側面は最適な液流れ
と洗浄能力を得るため所定の曲率の凹状曲面であること
を特徴とする。

【００１１】また、前記循環ポンプは１台の循環ポンプ
であり、循環ポンプ（３）の吐出口から各洗浄液噴出口
（２）に連通する吐出配管（５）及び各洗浄液吸込口
（４）から該循環ポンプ（３）の吸込口に連通する吸込
配管（７）を設け、吐出配管（５）と各洗浄液噴出口
（２）の間及び各洗浄液各吸込口（４）と吸込配管
（７）の間にそれぞれ開閉制御可能な切替弁（２ａ，４
ａ）を設けたことを特徴とする。

【００１２】また、吐出配管（５）と各洗浄液噴出口
（２）の間及び各洗浄液吸込口（４）と吸込配管（７）
の間にそれぞれ設けた切替弁（２ａ，４ａ）の開閉の組
合せ制御により、洗浄液（６）を噴出及び吸込むことに
より種々のパターンの洗浄液の流れを洗浄槽（１）内に
形成することを特徴とする。

【００１３】また、循環ポンプ（３）の吸込口と吸込配
管（７）の間及び循環ポンプ（３）の吐出口と吐出配管
（５）の間にメンテナンス用の開閉弁（１０）を設けた
ことを特徴とする。

【００１４】

【作用】本発明では、上記のように浸漬撹拌式洗浄装置
の洗浄槽（１）をその平断面が略三角形状で各頂部が滑
らかな曲線とし、槽の側面を所定の曲率の凹状曲面と
し、該洗浄槽（１）の略三角形の各頂部に洗浄液（６）
の洗浄液噴出口（２）及び洗浄液吸込口（４）を配置す
るので、洗浄槽（１）内での洗浄液（６）の流れは従来
の洗浄槽内に配置された撹拌翼による撹拌同等又はそれ
以上の均一な洗浄液の流れを形成でき、洗浄槽（１）内
に配置された被洗浄物（８）に多方向から洗浄液（６）
を当接させることが可能となり、複雑な形状の被洗浄物
（８）であっても洗浄が当接しない洗浄死角が生じにく
く、洗浄作用を向上させることが出来る。特に、切替弁
（２ａ，４ａ）の開閉の組合せ制御により、種々の洗浄
液の流れパターンを洗浄槽（１）内に形成することによ
り、この洗浄作用は更に向上する。

【００１５】また、水深の深い大型の洗浄槽（１）の場
合には、洗浄液噴出口（２）を洗浄槽（１）の底面付近
と洗浄液面付近との２か所以上に設けているので洗浄液
の流れ方向を上下方向に制御可能となり、洗浄作用を向
上させることができる。

【００１６】循環ポンプ（３）は一台で、各切替弁（２
ａ，４ａ）の開閉制御により複数台のポンプを用いたも
のと同じ作用を奏すると共に、１台であるが故に吸込量
及び吐出量は当然バランスがとれる。

【００１７】また、従来のように洗浄槽内に撹拌翼のよ
うな可動部がないので、メカニカルシール型の軸封機構
のようにメカニカルシールの点検修理やノンシ−ル型軸
封機構の洗浄液中の軸受の点検修理の度に洗浄槽の洗浄
液を移す必要がなくなる。なお、循環ポンプ（３）も定
期的にメンテナンスを必要とする軸封機構を有している
が、本発明では循環ポンプ（３）の吸込口と吸込配管
（７）の間及び循環ポンプ（３）の吐出口と吐出配管
（５）の間にそれぞれメンテナンス用の開閉弁１０を設
けたので保守の際は、該開閉弁（１０）を閉じることに
より洗浄槽（１）を切り離すことができ、点検修理毎に
洗浄槽（１）内の洗浄液（６）を空の槽に移す必要がな
い。

【００１８】

【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図１は本発明の浸漬撹拌式洗浄装置の概略
構成を示す図で、同図（ａ）は平面図、同図（ｂ）は側
断面図である。１は洗浄槽で、該洗浄槽１はその平面図
が略正三角形状で、洗浄液６の流れを考慮して略三角形
の各頂部と側壁は適切な曲率を有する凹状の曲面となっ
ている。また各頂部には洗浄液面から適切な間隔を持っ
て２個の噴出口２が内壁面より若干突出し設けられ、更
に、その中間には吸込口４が設けられている。

【００１９】洗浄槽１の外周には各噴出口２に連通する
吐出配管５と各吸込口４に連通する吸込配管７が配置さ
れている。該吐出配管５は循環ポンプ３の吐出口に連通
し、吸込配管７は循環ポンプ３の吸込口に連通する。ま
た、各噴出口２と吐出配管５の間には電動（または油圧
駆動、エア駆動）の切替弁２ａが設けられており、ま
た、各吸込口４と吸込配管７との間にも電動（または油
圧駆動、エア駆動）の切替弁４ａが設けられている。更
に、循環ポンプ３の吐出口と吐出配管５の間及び循環ポ
ンプ３の吸込口と吸込配管７の間にはそれぞれメンテナ
ンス用の開閉弁１０が設けられている。洗浄槽１内の中
央部には被洗浄物８を収納できる側壁が金網等の網状材
から成るバスケット９が配置できるようになっている。

【００２０】上記構成の浸漬撹拌式洗浄装置において、
循環ポンプ３を起動し、開閉弁１０及び切替弁２ａ．４
ａを開くと、洗浄液は矢印に示すように流れる。即ち、
循環ポンプ３の吐出口より吐き出された洗浄液は開閉弁
１０、吐出配管５、各切替弁２ａを通して、噴出口２か
ら洗浄槽１内に噴出される。洗浄槽１内の洗浄液は吸込
口４から吸い込まれ、各吸込口４、吸込配管７及び開閉
弁１０を通って循環ポンプの吸込口へと流れる。

【００２１】洗浄槽１内の洗浄液６の流れは洗浄槽１の
略三角形の各々の頂部に配置された合計６個の噴出口２
に連通する切替弁２ａ、合計３個の吸込口４に連通する
切替弁４ａの開閉の組合せにより制御される。また、洗
浄槽１の各頂部には洗浄液６の液面と洗浄槽１の底面の
間に適切な間隔を設けて２個の噴出口２が設けてあるの
で、切替バルブ２ａ及び切替バルブ４ａの開閉により洗
浄液の流れの左右方向及び上下方向を制御し、種々のパ
タ−ンの洗浄液６の流れを発生させることができる。従
って、洗浄液６をバスケット９の被洗浄物８に向かって
多方向から当接させることができ、複雑な形状の被洗浄
物８であっても洗浄液が当接しない所謂洗浄死角が生じ
にくく、効率のよい洗浄ができる。

【００２２】また、本実施例では循環ポンプ３は一台
で、各切替弁２ａ，４ａの開閉制御により複数台の循環
ポンプ３を用いたものと同じ作用を奏することができる
から、コストの低減を図れると同時に循環ポンプ３が一
台であるが故に洗浄液６の吸込量及び吐出量は当然バラ
ンスがとれる。また、図３（ａ），（ｂ）の従来例のよ
うに洗浄槽１内に撹拌翼１０３ａのような可動部がない
ので、メカニカルシール型の軸封機構のようにメカニカ
ルシールの点検修理やノンシ−ル型軸封機構の洗浄液中
の軸受の点検修理の度に洗浄槽１の洗浄液６を空の槽に
移す必要がなくなる。

【００２３】循環ポンプ３も定期的にメンテナンスを必
要とする軸封機構を有しているが、本実施例では循環ポ
ンプ３の吸込口と吸込配管７及び循環ポンプ３の吐出口
と吐出配管５の間にそれぞれメンテナンス用の開閉弁１
０を設けたので保守・点検の際は、この開閉弁１０を閉
じることにより洗浄槽１を切り離すことができるから、
点検修理毎に洗浄槽内の洗浄液６を空の槽に移す必要が
ない。従って、循環ポンプ３の軸封機構等のメンテナン
ス作業が容易となる。

【００２４】なお、上記説明では洗浄槽１の各頂部に２
個の噴出口２及び、１個の吸込口４を設けたが、更に、
個数を増やしても差し支えない。また、図１（ａ）では
上下の噴出口２，２とその間の吸込口４を水平方向にず
らして配置した例を示しているが、噴出口２及び吸込口
４をこのように水平方向にずらして配置しても良いが、
上下の噴出口２，２とその間の吸込口４を垂直状に配置
しても良い。

【００２５】

【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば下
記のような優れた効果が期待される。 （１）上記のように浸漬撹拌式洗浄装置の洗浄槽をその
平断面が略三角形状で各頂部が滑らかな曲線とし、槽の
側面を所定の曲率の凹状曲面とし、該洗浄槽の略三角形
の各頂部に洗浄液の洗浄液噴出口及び洗浄液吸込口を配
置するので、洗浄槽内での洗浄液の流れは従来の洗浄槽
内に撹拌翼を配置したものと同等又はそれ以上に制御す
ることが可能であり、洗浄槽内に配置された被洗浄物に
多方向から洗浄液を当接させることができ、複雑な形状
の被洗浄物であっても洗浄液が当接しない洗浄死角を極
力少なくでき、効率のよい洗浄が可能となる。

【００２６】（２）水深の深い大型の洗浄槽の場合には
噴出口を洗浄槽底面付近と洗浄液面近くと２か所以上設
けるので水流方向を上下方向に制御可能となり洗浄能力
を向上させる。

【００２７】（３）循環ポンプは一台でもよいのでコス
トは安くなり、更に、循環ポンプの吸込口と吸込配管の
間及び循環ポンプの吐出口と吐出配管の間にそれぞれメ
ンテナンス用の開閉弁を設けたことにより、循環ポンプ
の保守・点検・補修の際は２個のメンテナンス用の開閉
弁を閉めるだけで、循環ポンプと洗浄槽を切り離すこと
ができるから、その作業時間も短縮でき、費用も安価と
なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の浸漬撹拌式洗浄装置の概略構成を示す
図で、同図（ａ）は平断面図、同図（ｂ）は側断面図で
ある。

【図２】従来の浸漬撹拌式洗浄装置の概略構成を示す図
で、同図（ａ）は平断面図、同図（ｂ）は側断面図であ
る。

【図３】図２の撹拌機の軸封機構を示す図で、同図
（ａ）はメカニカルシ−ル型軸封機構を示し、同図
（ｂ）はノンシ−ル型軸封機構を示す図である。

【符号の説明】

１ 洗浄槽 ２ 噴出口 ２ａ 切替弁 ３ 循環ポンプ ４ 吸込口 ４ａ 切替弁 ５ 吐出配管 ６ 洗浄液 ７ 吸込配管 ８ 被洗浄物 ９ バスケット １０ 開閉弁

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 洗浄液を満たした洗浄槽を具備し、該洗
   浄液を撹拌することにより、該洗浄槽内に収容された被
   洗浄物を洗浄する浸漬撹拌式洗浄装置であって、 前記洗浄槽はその平断面が略三角形であり、その各頂点
   は滑らかな曲面で構成すると共に、該洗浄槽の外に循環
   ポンプを設け、 該洗浄槽内の略三角形の各頂部の洗浄槽底面と洗浄液面
   の間の適切な位置に前記循環ポンプの吐出口に接続され
   た洗浄液噴出口と該循環ポンプの吸込口に接続された洗
   浄液吸込口を配設し、 該洗浄液噴出口及び洗浄液吸込口を通して前記循環ポン
   プで洗浄槽内の洗浄液を循環させ、撹拌することによっ
   て洗浄液中に浸漬した被洗浄物を洗浄することを特徴と
   する浸漬撹拌式洗浄装置。
2. 【請求項２】 前記洗浄槽の側面は最適な液流れと洗浄
   能力を得るため所定の曲率の凹状曲面であることを特徴
   とする請求項１に記載の浸漬撹拌式洗浄装置。
3. 【請求項３】 前記循環ポンプは１台の循環ポンプであ
   り、該循環ポンプの吐出口から前記各洗浄液噴出口に連
   通する吐出配管及び各洗浄液吸込口から該循環ポンプの
   吸込口に連通する吸込配管を設け、 該吐出配管と各洗浄液噴出口の間及び前記各洗浄液吸込
   口と吸込配管の間にそれぞれ開閉制御可能な切替弁を設
   けたことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の浸
   漬撹拌式洗浄装置。
4. 【請求項４】 前記吐出配管と各洗浄液噴出口の間及び
   前記各洗浄液吸込口と吸込配管の間にそれぞれ設けた切
   替弁の開閉の組合せ制御により、前記洗浄液を噴出及び
   吸込むことにより種々のパターンの洗浄液の流れを前記
   洗浄槽内に形成することを特徴とする請求項１又は請求
   項２又は請求項３に記載の浸漬撹拌式洗浄装置。
5. 【請求項５】 前記循環ポンプの吸込口と吸込配管の間
   及び循環ポンプの吐出口と吐出配管の間にメンテナンス
   用の開閉弁を設けたことを特徴とする請求項１乃至４の
   いずれか１に記載の浸漬撹拌式洗浄装置。