JPH07226756A - トークンパッシング方式データ転送装置 - Google Patents

トークンパッシング方式データ転送装置

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JPH07226756A
JPH07226756A JP1663194A JP1663194A JPH07226756A JP H07226756 A JPH07226756 A JP H07226756A JP 1663194 A JP1663194 A JP 1663194A JP 1663194 A JP1663194 A JP 1663194A JP H07226756 A JPH07226756 A JP H07226756A
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JP
Japan
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data
time
transmission
token
node
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Pending
Application number
JP1663194A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kusunoki
和浩 楠
Tetsuo Nakakawaji
哲男 中川路
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07226756A publication Critical patent/JPH07226756A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集中管理ノードが不要で各ノードが送信完了
時間に応じた同期データの送信が可能なトークンパッシ
ング方式LANのデータ転送装置を得る。 【構成】 送信対象データに送信完了要求時間を付加し
て同期データとし、この同期データを区分するデータ振
り分け手段と、この同期データを送信のために順次記憶
しておくキューバッファと、ある期間でのこれら同期デ
ータの送信完了要求時間までの余裕時間に基づき、他ノ
ードにシステムで決められた送信優先度を送信する優先
度送信手段と、トークンの周回時間と他ノードから受け
た新しいシステム優先度から決まる時間とキューバッフ
ァにある同期データの送信までの余裕時間を比較する余
裕時間比較手段とを備え、送信先ノードに所定時間内に
送信可能と判断するとトークンを確保して送信をするよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタイムクリティカル
な、即ち、指定された要求時間内に同期データを宛先に
転送する定時性を要求されるトークンパッシング方式デ
ータ転送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図23は例えば特開平3−159436
号公報に示された従来のトークンパッシング方式LAN
のデータ転送装置の例である。図のシステムは、同期デ
ータ(データ転送遅延に厳しいタイムクリティカル性を
必要とする音声等の高優先度データ)の伝送管理をする
管理ノード2a(帯域管理局)と、データ転送の送り先
としての送信元ノード2b(発呼局)と、データ転送の
宛先としての宛先ノード2c(着呼局)とをトークンパ
ッシング方式LAN1で結合している。
【0003】この各ノードの動作を説明する。まず、送
信元ノード2bは、通信アプリケーション(例えば、L
ANで実現する通信適用業務ソフト)から同期データ送
信要求を受け取ると、図23(b)に示すように、当該
同期データの伝送帯域を要求する帯域使用要求フレーム
11を管理ノード2aに送信する。管理ノード2aから
は、帯域使用要求フレーム11の受信を示す要求応答フ
レーム12と可能ならば帯域割り当てを示す帯域使用許
可フレーム13とを受信する(以上手順ステップS1
1)。次に、送信元ノード2bは、帯域使用許可フレー
ム13を受信するとコネクション(論理的なつながり)
の設定を要求する接続要求フレーム14を宛先ノード2
cに送信する。宛先ノード2cから可能ならばコネクシ
ョンの設定を示す肯定応答フレーム15を受信すると、
同期データフレーム20aを宛先ノード2cに送信する
(以上手順ステップS12)。更に、送信元ノード2b
は、同期データフレーム20aの送信を終了すると、帯
域使用の終了を示す帯域返却フレーム16を管理ノード
2aに送信する。管理ノード2aから帯域返却フレーム
16の受信を示す返却応答フレーム17を受信する(以
上手順ステップS13)。
【0004】トークンパッシング方式LANは、ISO
(国際標準化機構)標準8802のトークンリング型/
トークンバス型やISO標準9314のトークンリング
型FDDIネットワークで「トークン」と呼ばれる送信
権情報が伝送路上を一方向に巡回しており、トークンを
受け取ったノードが伝送路の使用権を得る媒体アクセス
制御をする。
【0005】上記従来のトークンパッシング方式LAN
のデータ転送方法は、動的トラヒック時(同期データの
長さや到着間隔の不定時)でも帯域使用効率が低下しな
いように、送り先ノードが同期データを受け取る毎に管
理ノードに対して帯域割り当てを申請し、管理ノードが
伝送帯域の割り当てを決定する方式(データ転送帯域固
定割り当て方式)を採っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のト
ークンパッシング方式LANのデータ転送装置では、同
期データ発生元ノードが同期データを受け取る毎に管理
ノードに帯域割り当てを申請し、管理ノードは、申請帯
域が現時使用可能かどうかのみの情報により帯域割り当
てをおこなっており、ネットワーク全体として送信完了
時間の厳しい同期データから順に送信されるようなタイ
ムクリティカル通信は考慮されていないという課題があ
った。また、同期データ転送の許可を決定する管理ノー
ドが存在するため、転送に時間がかかり、更に、管理ノ
ード障害時対策の手順がいる等、制御が複雑になるとい
う課題もあった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、トークンパッシング方式LANの
データ転送のための集中管理ノードを不要にし、各ノー
ドでは送信完了要求時間に応じた同期データの送信が可
能なデータ転送装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るトークン
パッシング方式データ転送装置は、送信対象のデータを
受け取り、該データに送信完了要求時間を付加して同期
データとし、この同期データを区分するデータ振り分け
手段と、上記同期データを送信のために順次記憶してお
くキューバッファと、上記送信対象の同期データを送信
するに際して、システムで決められた優先度から定まる
時間と、上記キューバッファにある同期データの送信ま
での余裕時間を比較する余裕時間比較手段とを備え、送
信先ノードに所定時間内に送信可能と判断するとトーク
ンを確保して送信をするようにした。
【0009】この発明に係るトークンパッシング方式デ
ータ転送装置は、送信対象データに送信完了要求時間を
付加して同期データとし、この同期データを区分するデ
ータ振り分け手段と、この同期データを送信のために順
次記憶しておくキューバッファと、ある期間でのこれら
同期データの送信完了要求時間までの余裕時間に基づ
き、他ノードにシステムで決められた送信優先度を送信
する優先度送信手段と、トークンの周回時間と他ノード
から受けた新しいシステム優先度から決まる時間とキュ
ーバッファにある同期データの送信までの余裕時間を比
較する余裕時間比較手段とを備え、送信先ノードに所定
時間内に送信可能と判断するとトークンを確保して送信
をするようにした。
【0010】また更に、同期データを送信しようとし
て、要求時間内に送信が完了しないと判断した場合に
は、同期データを廃棄して廃棄したことを他プログラム
に通知する廃棄通知手段を備えた。
【0011】また更に、それまでの送信対象の同期デー
タを受け取ってから送信完了するまでの実績遅延時間を
記憶するテーブルと、この実績遅延時間より現に他プロ
グラムから受け取った同期データの余裕時間が少ない場
合は、該受け取った同期データを廃棄して廃棄したこと
を他プログラムに通知する廃棄・拒絶通知手段とを備え
た。
【0012】また更に、システムで決められた送信優先
度を送信する際、トークン情報の許容要素部分に乗せる
トークン情報付加手段と、この付加された部分の送信優
先度を検出する付加トークン情報検出手段とを備えた。
【0013】また更に、システムで決められた送信優先
度を送信する際、ブロードキャスト制御情報の許容要素
部分に乗せるブロードキャスト情報付加手段と、この付
加された部分の送信優先度を検出する付加ブロードキャ
スト情報検出手段を備えた。
【0014】この発明に係るトークンパッシング方式デ
ータ転送装置は、他ノードに向けて自ノードの時刻スタ
ンプを送信する時刻情報送信手段と、他ノードからの時
刻スタンプを受けて自ノードの時刻と比較して差を記憶
するノード間時刻差管理テーブルとを更に備えた。
【0015】また更に、同期データの送信のための待機
用キュー2バッファを設け、送信対象の同期データの余
裕時間が所定の時間以上ある場合は待機用キュー2バッ
ファに一時記憶し、余裕時間が所定時間未満の場合は送
信用キューバッファに記憶するようにした。
【0016】また更に、各同期データの余裕時間をソー
トするソート手段を備え、送信用キューバッファには送
信完了までの時間の短い順に記憶し、待機用キュー2バ
ッファには送信完了までの時間の長い順に記憶するよう
にした。
【0017】この発明に係るトークンパッシング方式デ
ータ転送装置で更に、各同期データの余裕時間をソート
するソート手段を備え、送信用キューバッファに記憶さ
れている同期データをソートして余裕時間の短い順に並
べ直すようにした。
【0018】更に、各同期データの余裕時間をソートす
るソート手段を備え、他ノードから受けた新しいシステ
ム優先度から決まる時間で送信用キューバッファに記憶
されている同期データをソートして新しい優先度の区分
のバッファに並べ直すようにした。
【0019】
【作用】この発明によるトークンパッシング方式データ
転送装置は、送信対象のデータは送信完了要求時間を付
加されて同期データとしてキューバッファに記憶され、
システムの優先度との兼ね合いでトークンを確保して送
信するかどうかが決められる。
【0020】この発明によるトークンパッシング方式デ
ータ転送装置は、送信対象のデータは送信完了要求時間
を付加されて同期データとしてキューバッファに記憶さ
れ、他ノードからくる優先度との兼ね合いでトークンを
確保して送信するかどうかが決められる。
【0021】また、要求時間内に送信が完了できないと
判断される場合は、同期データ廃棄の通知が上位の他プ
ログラムに送られ、他プログラムはこれを有効利用でき
る。
【0022】また、送信の早期の段階で、要求時間内に
送信が完了できないと判断される場合は、同期データ廃
棄の通知が上位の他プログラムに送られ、他プログラム
はこれを有効利用できる。
【0023】また、他ノードに送信優先度が伝送される
場合に、必須監視部分のトークン情報に含めて伝送され
る。各ノードでは、トークン情報を調べて直ちに他ノー
ドの送信優先度がわかる。
【0024】また、他ノードに送信優先度が伝送される
場合に、ブロードキャスト制御情報に含めて伝送され
る。各ノードでは、ブロードキャスト制御情報を調べて
直ちに他ノードの送信優先度がわかる。
【0025】管理ノードがない状態では、時間管理が要
求される場合には、各ノードは絶対時間を持たないなら
他ノードとの時間比較が必要で、他ノードに対しては自
ノードの時間スタンプが送られ、自ノードでは他ノード
からの時間スタンプが自ノードの時間と比較されて対応
ノードごとに記憶される。
【0026】送信完了時間を希望時刻と合わせる場合に
は、これらデータは待機用キュー2バッファに送られて
希望時刻に近づくと、送信開始される。
【0027】送信する同期データの廃棄をなくし、かつ
送信完了時間を希望時刻と合わせる場合には、これらデ
ータは分類されて送信用のキューバッファまたは待機用
キュー2バッファに送信希望時刻に合うよう送られて、
送信される。
【0028】送信する同期データの廃棄をなくし、かつ
送信完了時間を希望時刻と合わせるよう、送信用のキュ
ーバッファ及び必要に応じて待機用キュー2バッファに
あるデータは、送信希望時刻に合うよう並べ直されて、
送信される。
【0029】送信する同期データは、他ノードが持つ同
期データの時間重要性とバランスがとられ、送信用のキ
ューバッファ及び必要に応じて待機用キュー2バッファ
にあるデータは、送信優先区分が見直され、並べ直され
て、送信される。
【0030】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1はトークンパッシング方式LA
Nの伝送路、2はデータ転送の送信元または宛先として
の複数ノードである。図2はノードの構成図である。図
において、送信要求元である通信アプリケーションから
のデータを、ある時間内に他に送信する必要があるタイ
ムクリティカルな同期データとして、同期データキュー
または非同期データキューに振り分けるデータ振り分け
部3である。また、同期データ(通信アプリケーション
から送信完了までの時間を指定されたデータ)が送信さ
れるまで格納される同期データキュー4、非同期データ
(送信完了までの時間は指定されていないデータ)が送
信されるまで格納される非同期データキュー5、データ
送信を実行する送信処理部6、同期キューの管理/同期
データの遅延時間の測定/ノード間相対時刻同期を行う
ためのデータ制御を行う制御情報管理部7、データの受
信処理を行う受信処理部8がノードに含まれる。
【0031】図3はデータ振り分け処理部3の詳細構成
を示す図である。データ振り分け処理部3は、更に相手
ノード毎の同期データの平均遅延時間の対応関係を保持
/管理する平均遅延管理部9、同期データ格納キューの
各優先度毎の送信完了要求時間の対応関係を保持/管理
するキュー優先度管理部10、同期データと非同期デー
タの判断を行うデータ転送判断部11、送信を要求され
た同期データを格納する優先度を決定するキューイング
対象キュー判断部12から構成される。
【0032】図4は各ノードのデータ転送判断部の処理
動作を示すフローチャート図であり、図5は同じくキュ
ーイング対象キュー判断部の処理動作を示すフローチャ
ート図である。図6は同期データを送信までの間、一時
格納する同期データ格納キューの構成と動作を説明する
図である。同期データキューは、システムとしての優先
度に対応して、各優先度別に複数に区分して使用され
る。図7は同じく入力キュー判断部の処理動作を示すフ
ローチャート図であり、図8はキュー制御部の構成と動
作を説明する図である。図9は同期データキューイング
実行部の処理動作を示すフローチャート図である。図1
0はキュー間データ移動制御部の処理動作のフローチャ
ート図である。図11は送信処理部の処理動作を示すフ
ローチャート図である。
【0033】次に上記構成のノードの動作を説明する。
データ転送判断部11は図4で示す様に、まず通信アプ
リケーションからデータを受け取る(ステップS10
1)。次に該データが同期データなのか非同期データな
のかを判断する(ステップS102)。該データが非同
期データの場合には、非同期データキュー5の最後に該
データをキューイングする(ステップS103)。該デ
ータが同期データの場合には、該データで指定された相
手ノードとの間の過去の同期データの平均遅延時間と、
該データで指定された送信完了要求時間の大小関係を判
断する(ステップS104)。該データで指定された相
手ノードとの間の過去の同期データの平均遅延時間が該
データで指定された送信完了要求時間より大きい場合に
は、該同期データを廃棄して通信アプリケーションに拒
絶応答を通知する(ステップS105)。該データで指
定された相手ノードとの間の過去の同期データの平均遅
延時間が該データで指定された送信完了要求時間以下の
場合には通信アプリケーションに肯定応答を通知(ステ
ップS106)した後、該同期データをキューイング対
象キュー判断部に渡す(ステップS107)。
【0034】キューイング対象キュー判断部12は図5
で示す処理を行う。即ち、まずデータ転送判断部から同
期データを受け取る(ステップS201)。次にキュー
優先度管理部10に対して、該同期データで指定された
送信完了要求時間のシステム対応の優先度を問い合わせ
該同期データの優先度を獲得する(ステップS20
2)。その結果、該同期データをステップS202で獲
得した優先度の同期データ格納キュー4に渡す(ステッ
プS203)。
【0035】図6で示される同期データ格納キュー4
は、各システム優先度毎に存在していて、キューイング
対象キューの判断を行う入力キュー判断部13、キュー
1 15への同期データのキューイングと、キュー1
15とキュー2 16の間の同期データの移動を管理す
るキュー制御部14から構成される。図において、網掛
け部分は同期データが各キューにキューイングされてい
る例を示している。
【0036】入力キュー判断部13は図7で示す処理を
行う。まずデータ振り分け部3から同期データを受け取
る(ステップS301)。次に、該同期データの送信完
了要求時間が、トークンが1周する最大時間(TTR
T)のx倍を超えているかどうかを比較する(ステップ
S302)。ここで、xは各優先度毎に決まる値であ
り、システムの特性に応じて最適な値をとるものとす
る。xは必ずしも整数値とは限らず、また全ての優先度
で同じ値を取ることも可能である。該同期データの送信
完了要求時間が、トークンが1周する最大時間(TTR
T)のx倍を超えている場合には、該同期データをキュ
ー2の最後にキューイングする(ステップS303)。
それに対して該同期データの送信完了要求時間が、トー
クンが1周する最大時間(TTRT)のx倍以下の場合
には、該同期データをキュー制御部14に渡す(ステッ
プS304)。
【0037】本実施例では、キュー制御部14は同期デ
ータキューイング実行部17およびキュー間データ移動
制御部18から構成される。キュー制御部14の動作を
説明する。ここでは同期データをキュー1の最後にキュ
ーイングする例を説明する。同期データキューイング実
行部17は図9で示す処理を行う。まずデータ振り分け
処理部3から受け取った同期データを次に同期データを
キューイングする場所を示すポインタが指す位置にキュ
ーイングする(ステップS401)。次にポインタを1
つ進める(ステップS402)。
【0038】キュー1とキュー2の間で同期データの移
動を行うために任意の時点でキュー間データ移動制御部
18が動作する。キュー間データ移動制御部18の動作
を図10のフローチャート図に従って説明する。制御が
開始される(ステップS701)と、まずキュー1およ
びキュー2にキューイングされている同期データの送信
完了余裕時間を更新する(ステップS702)。具体的
には各同期データの送信完了余裕時間から、前回キュー
間データ移動制御部18が動作してから現在までに経過
した時間を引くことで送信完了余裕時間の更新を行う。
次に、キュー1の先頭にキューイングされている同期デ
ータに関して、該同期データの送信完了余裕時間がトー
クンが1周する最大時間(TTRT)のx倍以下かどう
かを判断する(ステップS703)。キュー1の先頭に
キューイングされている同期データの送信完了余裕時間
がトークンが1周する最大時間(TTRT)のx倍以下
の場合には、該同期データをキュー2の最後にキューイ
ングする(ステップS704)。以下、キュー1の先頭
にキューイングされている同期データの送信完了余裕時
間がトークンが1周する最大時間(TTRT)のx倍を
超えるまでステップS703およびステップS704の
処理を繰り返す。
【0039】送信処理部6は図11で示す処理を行う。
即ち、まず制御情報管理部7からの制御命令を受け取る
(ステップS801)。次に送信すべき同期データが存
在するかどうかを優先度順に検索する(ステップS80
2)。送信すべき同期データがある場合には、次に該同
期データが接続要求データかどうかを判断する(ステッ
プS803)。該同期データが接続要求データの場合に
は相手ノードとの相対時刻同期を行うために自ノードの
時刻情報を同期データに追加する(ステップS80
4)。該同期データが接続応答データである場合には
(ステップS805)、制御情報管理部から相手ノード
との相対時刻差を獲得し(ステップS806)獲得した
相対時刻差の符号を反転させた情報を該同期データに追
加する(つまり、獲得した相対時刻差が+5の場合には
同期データに追加すべき情報は−5となる)(ステップ
S807)。次に該同期データの送信完了余裕時間と、
過去の同期データの平均遅延時間を比較する(ステップ
S808)。該同期データの送信完了余裕時間が過去の
同期データの平均遅延時間よりも大きい場合には、該同
期データを破棄して通信アプリケーションに通知する
(ステップS811)。該同期データの送信完了余裕時
間が過去の同期データの平均遅延時間以下の場合には、
該同期データを送信し(ステップS809)更にトーク
ン保持時間内かどうかをチェックする(ステップS81
0)。以下、トークン保持時間内でステップS802か
らステップS810までの処理を繰り返す。
【0040】ステップS802で、送信すべき同期デー
タが存在しない場合には非同期データの送信が可能かど
うかを判断する(ステップS812)。非同期データの
転送が可能な場合には、該非同期データが接続要求デー
タかどうかをチェック(ステップS813)し、該同期
データが接続要求データの場合には相手ノードとの相対
時刻同期を行うために自ノードの時刻情報を同期データ
に追加する(ステップS814)。該同期データが接続
応答データである場合には(ステップS815)、制御
情報管理部から相手ノードとの相対時刻差を獲得し(ス
テップS816)獲得した相対時刻差の符号を反転させ
た情報を該同期データに追加する(ステップS81
7)。次に非同期データを送信する(ステップS81
8)。
【0041】実施例2.他ノードとの時刻一致や、シス
テム優先度をはじめとする情報交換の動作を説明する。
図12は制御情報管理部7の詳細構成を示す図である。
制御情報管理部7は、制御情報の振り分けを行う制御情
報振り分け部21、相手ノードとの相対時刻同期を行う
時刻同期管理部22、同期データの遅延時間を測定する
遅延時間測定部23およびキュー優先度の制御の行うキ
ュー優先度制御部24から構成される。図13は制御情
報振り分け部の処理動作を示すフローチャート図、図1
4は時刻同期制御部の処理動作フローチャート図であ
り、図15は遅延時間測定部の処理動作フローチャート
図であり、図16はキュー優先度制御部の処理動作を示
すフローチャート図である。図17は受信処理部の処理
動作を示すフローチャート図である。
【0042】制御情報振り分け部21は、図13で、ま
ず受信処理部8から制御情報を受信する(ステップS9
01)。次に制御情報の種類を判定して(ステップS9
02)各制御情報の処理を行う部分に制御情報を渡す
(ステップS903、ステップS904、ステップS9
05、ステップS906)。
【0043】時刻同期制御部22は図14で示す処理を
行う。まず制御情報の種類を判別する(ステップS10
01)。制御情報が時刻同期の場合には、更に種類を判
別する(ステップS1003)。制御情報が時刻同期指
示の場合には、制御情報より相手ノード名および相手ノ
ードの現在時刻を取り出し(ステップS1004)、自
ノードとの相対時刻差を計算する(ステップS100
5)。更に計算結果を相対時刻差管理表に登録する(ス
テップS1006)。ステップS1001で制御情報が
相対時刻差参照であった場合には、指定された相手ノー
ドとの相対時刻差を相対時刻差管理表から検索して、相
対時刻差を返す(ステップS1002)。
【0044】遅延時間測定部23では、図15で示すよ
うに、まず遅延時間測定用制御データを受け取り(ステ
ップS1101)、次に時刻同期制御部22から相手ノ
ードとの相対時刻差を獲得する(ステップS110
2)。獲得した相対時刻差を基に相手ノードの同期デー
タの現在時刻を補正した(ステップS1103)後、遅
延時間を計算して(ステップS1104)、その結果を
データ振り分け処理部(3)に送信する(ステップS1
105)。
【0045】キュー優先度制御部24は、2つの独立し
た処理を行う。1つは優先度変更通知を受け取った場合
の処理であり、もう1つは優先度変更通知を送信する処
理である。優先度変更通知を受け取った場合には(ステ
ップS1201)、優先度情報を抽出してデータ振り分
け部3に送信する(ステップS1202)。優先度変更
通知は、任意の時点に動作する。まず優先度変更情報を
トークンまたはブロードキャストフレームに載せ(ステ
ップS1301)、生成した優先度変更情報データを送
信処理部6に送信する(ステップS1302)。
【0046】受信処理部の処理フローチャートで、ここ
では優先度変更情報をトークン情報に載せた場合を説明
する。優先度変更情報をトークンに相乗りさせる場合に
は、図17で示すように、データを受信した後(ステッ
プS1401)、受信データの種類を判別する(ステッ
プS1402)。受信データがトークンの場合には、ト
ークン内に優先度の変更通知があるかどうかをチェック
する(ステップS1403)。トークン内に優先度の変
更通知がある場合には、その情報を取り出して制御情報
管理部7に送信する(ステップS1404)。優先度変
更通知がない場合およびステップS1404処理後、ト
ークン制御情報を制御情報管理部7に送信する(ステッ
プS1405)。ステップS1402で受信データがト
ークン以外の場合には、更にデータの種類を判別する
(ステップS1406)。データの種類が時刻同期デー
タの場合(接続指示データまたは接続確認データの場
合)には該データから時刻同期用データを生成し(ステ
ップS1410)、時刻同期用データを制御情報管理部
7に送信した(ステップS1411)後、該データを通
信アプリケーションに送信する。ステップS1406
で、該データが時刻同期データ以外の場合には、該デー
タから発生時刻情報を取り出して遅延時間測定用データ
を生成して制御情報管理部7に送信する(ステップS1
407)。更に制御情報管理部から相手ノードとの相対
時刻差情報を獲得して、該データの時刻情報を補正した
上で(ステップS1408)、該データを通信アプリケ
ーションに送信する(ステップS1409)。なお、シ
ステム優先度はある運用では変更しないということも可
能である。即ち、運用の最初に決めておき、他ノードへ
変更通知は出さず、自ノードでも固定として送信処理を
するものである。この場合には、キュー優先度制御部は
なくてよく、データ振り分け部は予め通知された優先度
の、区分を変更しないで同期データを振り分ける。
【0047】実施例3.キュー制御部が更にきめ細かな
同期データのキューイング調整を行う例を説明する。図
18は本実施例でのキュー制御部の構成図であり、キュ
ー制御部14は、同期データを指定された位置にキュー
イングする同期データ最適キューイング実行部19、同
期データをキューイングする位置を検索しキュー内のソ
ーティングを実行する同期データキューイング位置制御
部20およびキュー間データ移動制御部18から構成さ
れている。また、図19はキュー制御部中の構成要素で
ある同期データ最適キューイング実行部、同期データキ
ューイング位置制御部の処理動作を示すフローチャート
図である。本実施例では、同期データがキュー1内で送
信完了余裕時間(送信完了要求時間から現在までのキュ
ー内での経過時間を引いた時間)の小さい順番に並ぶよ
うな位置にキューイングする。
【0048】同期データ最適キューイング実行部19お
よび同期データキューイング位置制御部20は、図10
の様な処理フローチャートに従って動作する。まず、同
期データ最適キューイング実行部19が入力キュー判断
部13から同期データを受け取り、同期データキューイ
ング位置制御部20にキューイング位置を示すポインタ
の制御を依頼する(ステップS501)。同期データキ
ューイング位置制御部20は、該同期データの送信完了
余裕時間を基にキュー1内の同期データが送信完了余裕
時間の小さい順に並ぶ位置を検索し、ポインタをその位
置に移動する(ステップS601)。更に同期データキ
ューイング位置制御部20は移動したポインタの後ろに
同期データをキューイングできる領域を確保し、制御を
同期データ最適キューイング実行部19に返す(ステッ
プS602)。同期データ最適キューイング実行部19
はポインタの示す場所に該同期データをキューイングす
る(ステップS502)。
【0049】実施例4.本実施例では、システム優先度
情報をブロードキャスト情報で送信する例を説明する。
この場合には、受信処理部の処理動作は図20に示すフ
ローチャートで表される。
【0050】この場合の動作は以下のようになる。即
ち、図20において、データを受信した後(ステップS
1501)、受信データの種類を判別する(ステップS
1502)。受信データがトークンの場合には、トーク
ン制御情報を制御情報管理部7に送信する(ステップS
1503)。ステップS1502で受信データがトーク
ン以外の場合には、更にデータの種類を判別する(ステ
ップS1504)。データの種類がブロードキャストで
ある場合には、該データが優先度変更通知かどうかを判
別する(ステップS1505)。その結果該データが優
先度変更通知の場合には、該データから優先度変更情報
を取り出し制御情報管理部7に送信する(ステップS1
507)。ステップS1505で該データが優先度変更
通知でない場合には、該データを通信アプリケーション
に送信する(ステップS1506)。ステップS150
4で該データがブロードキャストでない場合には、更に
データの種類を判別し(ステップS1508)、時刻同
期データの場合には時刻同期用データを作成して制御情
報管理部7に送信した後で該データを通信アプリケーシ
ョンに送信する(ステップS1512、ステップS15
23、ステップS1524)。
【0051】ステップS1508で該データが時刻同期
データ以外の場合には、該データから発生時刻情報を取
り出して遅延時間測定用データを生成して制御情報管理
部7に送信する(ステップS1509)。更に制御情報
管理部から相手ノードとの相対時刻差情報を獲得して、
該データの時刻情報を補正した上で(ステップS151
0)、該データを通信アプリケーションに送信する(ス
テップS1511)。
【0052】実施例5.送られてくるシステム優先度に
応じてキューイングバッファ中の同期データの区分をも
変更してしまう例を説明する。図21は本実施例の制御
情報管理部の詳細構成図で、制御情報管理部7に優先度
間データ移動制御部25が必要となる。図22は優先度
間データ移動制御部の処理動作を示すフローチャート図
である。この構成の動作を説明する。優先度情報の変更
に伴い、既にキューイングされている同期データを優先
度を変更して移動させる場合には、優先度間データ移動
制御部25は、図22で示す様に、キュー優先度制御部
から優先度変更通知を受け取ると(ステップS160
1)、全ての優先度のキューに対して、キュー1内を検
索して新しい送信完了要求時間の範囲からはずれている
同期データを送信完了要求時間が適合する他の優先度の
同期データ格納キュー4のキュー1の最後に移動させる
(ステップS1602、ステップS1603、ステップ
S1604)。
【0053】
【発明の効果】本発明のトークンパッシング方式データ
転送装置は以上述べたようにデータ振り分け手段とキュ
ーバッファと余裕時間比較手段とを備え、送信完了を予
測してトクンを確保して送信するようにしたので、集中
管理ノードを必要とせず、更に、各ノードはシステムで
決められた優先度に従って公平にデータ転送ができる効
果がある。
【0054】本発明のトークンパッシング方式データ転
送装置は以上述べたようにデータ振り分け手段と優先度
送信手段と余裕時間比較手段とを備え、送信完了を予測
してトクンを確保して送信するようにしたので、集中管
理ノードを必要とせず、更に、各ノードはシステムで決
められた優先度に従って公平にデータ転送ができる効果
がある。
【0055】また更に、廃棄通知手段を設けたので、各
ノードでは他プログラムは希望時間内に送信ができない
場合は、送信制御部分から通知をもらい、早期にリカバ
リ処理ができる効果がある。
【0056】また更に、実績遅延時間テーブルと廃棄・
拒絶通知手段を設けたので、各ノードでは他プログラム
は希望時間内に送信ができない場合はその極初期の段階
で送信制御部分から通知をもらい、極早期にリカバリ処
理ができる効果がある。
【0057】また更に、トークン情報付加手段と付加ト
ークン情報検出手段を設けたので、各ノードでは、トー
クン情報から直ちに他ノードのシステム送信優先度が判
り、他ノードの送信優先度検出時間が短くて済む効果が
ある。
【0058】また更に、ブロードキャスト制御情報付加
手段とブロードキャスト情報検出手段を設けたので、各
ノードではブロードキャスト制御情報から直ちに他ノー
ドのシステム送信優先度が判り、他ノードの送信優先度
検出時間が短くて済む効果がある。
【0059】また更に、時刻情報送信手段とノード間時
刻差管理テーブルを設けたので、各ノードでは複雑な絶
対時間管理が不必要であり、他ノードとの時間差の調整
のための管理要素が少なくて、しかも時間差の調整処理
が容易になる効果がある。
【0060】また更に、待機用キュー2バッファを設け
たので、同期データは所定の希望時間に合うようにバッ
ファリングされ、送信準備できる効果がある。
【0061】また更に、ソート手段と待機用キュー2バ
ッファを設けたので、同期データは廃棄確率が低くて、
所定の希望時間に合うようにバッファリングされ、効率
よく送信準備できる効果がある。
【0062】また更に、ソート手段を設けたので、同期
データはバッファの中で廃棄確率が低くて、所定の希望
時間に合うように並べ直されるので、効率よく送信準備
できる効果がある。
【0063】また更に、ソート手段を設けたので、シス
テム優先度が変わると、同期データはバッファの中で所
定の優先区分になるよう並べ直されるので、送信同期デ
ータ量の増減に応じて公平に送信準備を変更できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるトークンパッシング
方式LANのノード構成図である。
【図2】この発明の一実施例であるノードの回路構成図
である。
【図3】データ振り分け処理部の構成図である。
【図4】データ転送判断部の処理フローチャート図であ
る。
【図5】キューイング対象キュー判断部の処理フローチ
ャート図である。
【図6】同期データ格納キューの構成図である。
【図7】図6の入力キュー判断部の処理フローチャート
図である。
【図8】図6に示すキュー制御部の一例の構成図であ
る。
【図9】図8の同期データキューイング実行部の処理フ
ローチャート図である。
【図10】図8のキュー間データ移動制御部の処理フロ
ーチャート図である。
【図11】送信処理部の処理フローチャート図である。
【図12】制御情報管理部の構成図である。
【図13】図12の制御情報振り分け部の処理フローチ
ャート図である。
【図14】図12の時刻同期処理部の処理フローチャー
ト図である。
【図15】図12の遅延時間測定部の処理フローチャー
ト図である。
【図16】図12のキュー優先度制御部の処理フローチ
ャート図である。
【図17】受信処理部の処理フローチャート図である。
【図18】キュー制御部の他の例の構成図である。
【図19】図18の同期データキューイング実行部およ
び同期データキューイング位置制御部の処理フローチャ
ート図である。
【図20】受信処理部の他の例の処理フローチャート図
である。
【図21】制御情報管理部の他の例の構成図である。
【図22】図21の優先度間データ移動制御部の処理フ
ローチャート図である。
【図23】従来例のトークンパッシング方式LANの構
成とデータ転送シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 LAN 2 ノード 3 データ振り分け部 4 同期データ格納キュー 5 非同期データ格納キュー 6 送信処理部 7 制御情報管理部 8 受信処理部 9 平均遅延管理部 10 キュー優先度管理部 11 データ転送判断部 12 キューイング対象キュー判断部 13 入力キュー判断部 14 キュー制御部 15 第1次同期データ格納キュー(キュー1) 16 第2次同期データ格納キュー(キュー2) 17 同期データキューイング実行部 18 キュー間データ移動制御部 19 同期データ最適キューイング実行部 20 同期データキューイング位置制御部 21 制御情報振り分け部 22 時刻同期制御部 23 遅延時間測定部 24 キュー優先度制御部 25 優先度間データ移動制御部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信対象のデータを受け取り、該データ
    に送信完了要求時間を付加して同期データとし、該同期
    データを区分するデータ振り分け手段と、 上記同期データを送信のために順次記憶しておくキュー
    バッファと、 上記送信対象の同期データを送信するに際して、システ
    ムで決められた優先度から定まる時間と、上記キューバ
    ッファにある同期データの送信までの余裕時間を比較す
    る余裕時間比較手段とを備え、送信先ノードに所定時間
    内に送信可能と判断するとトークンを確保して送信をす
    るトークンパッシング方式データ転送装置。
  2. 【請求項2】 送信対象のデータを受け取り、該データ
    に送信完了要求時間を付加して同期データとし、該同期
    データを区分するデータ振り分け手段と、 上記同期データを送信のために順次記憶しておくキュー
    バッファと、 ある期間での上記同期データの送信完了要求時間までの
    余裕時間に基づき、他ノードにシステムで決められた送
    信優先度を送信する優先度送信手段と、 上記送信対象の同期データを送信する際、トークンの周
    回時間と他ノードから受けた新しいシステム優先度から
    決まる時間と、上記キューバッファにある同期データの
    送信までの余裕時間を比較する余裕時間比較手段とを備
    え、送信先ノードに所定時間内に送信可能と判断すると
    トークンを確保して送信をするトークンパッシング方式
    データ転送装置。
  3. 【請求項3】 同期データを送信しようとして、要求時
    間内に送信が完了しないと判断した場合、同期データを
    廃棄して廃棄したことを他プログラムに通知する廃棄通
    知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のトークンパッシング方式データ転送装置。
  4. 【請求項4】 それまでの送信対象の同期データを受け
    取ってから送信完了するまでの実績遅延時間を記憶する
    テーブルと、 また上記実績遅延時間より現に他プログラムから受け取
    った同期データの余裕時間が少ない場合は、該受け取っ
    た同期データを廃棄して廃棄したことを他プログラムに
    通知する廃棄・拒絶通知手段とを更に備えたことを特徴
    とする請求項3記載のトークンパッシング方式データ転
    送装置。
  5. 【請求項5】 システムで決められた送信優先度を送信
    する際、トークン情報の許容要素部分に乗せるトークン
    情報付加手段と、 上記付加された部分の送信優先度を検出する付加トーク
    ン情報検出手段とを更に備えたことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載のトークンパッシング方式データ
    転送装置。
  6. 【請求項6】 システムで決められた送信優先度を送信
    する際、ブロードキャスト制御情報の許容要素部分に乗
    せるブロードキャスト情報付加手段と、 上記付加された部分の送信優先度を検出する付加ブロー
    ドキャスト情報検出手段とを更に備えたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のトークンパッシング方
    式データ転送装置。
  7. 【請求項7】 他ノードに向けて自ノードの時刻スタン
    プを送信する時刻情報送信手段と、 上記他ノードからの時刻スタンプを受けて、自ノードの
    時刻と比較して差を記憶するノード間時刻差管理テーブ
    ルとを更に備えたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のトークンパッシング方式データ転送装置。
  8. 【請求項8】 更に、同期データの送信のための待機用
    キュー2バッファを設け、 送信対象の同期データの余裕時間が所定の時間以上ある
    場合は、上記待機用キュー2バッファに一時記憶し、余
    裕時間が所定時間未満の場合は送信用キューバッファに
    記憶することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のトークンパッシング方式データ転送装置。
  9. 【請求項9】 更に、各同期データの余裕時間をソート
    するソート手段を備え、送信用キューバッファには送信
    完了までの時間の短い順に記憶し、待機用キュー2バッ
    ファには送信完了までの時間の長い順に記憶するように
    したことを特徴とする請求項8記載のトークンパッシン
    グ方式データ転送装置。
  10. 【請求項10】 更に、各同期データの余裕時間をソー
    トするソート手段を備え、送信用キューバッファに記憶
    されている同期データをソートして余裕時間の短い順に
    並べ直すことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のトークンパッシング方式データ転送装置。
  11. 【請求項11】 更に、各同期データの余裕時間をソー
    トするソート手段を備え、他ノードから受けた新しいシ
    ステム優先度から決まる時間で送信用キューバッファに
    記憶されている同期データをソートして新しい優先度の
    区分のバッファに並べ直すことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のトークンパッシング方式データ転送
    装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100366224B1 (ko) * 1999-08-23 2002-12-31 한국수력원자력 주식회사 타이머 제어형 토큰버스 프로토콜을 사용하는 분산제어 시스템의 제어 통신망에 있어서 실시간 주기 및 비주기 데이터의 전송방법
US6590865B1 (en) 1998-08-04 2003-07-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Transmission system, bandwidth management apparatus, and bandwidth management method
CN100452750C (zh) * 2005-02-04 2009-01-14 西安电子科技大学 Ad Hoc网络的令牌传递方法
US8189624B2 (en) 2007-04-04 2012-05-29 Mitsubishi Electric Corporation Communication system, management apparatus, communication apparatus and computer program
US8687481B2 (en) 2007-04-04 2014-04-01 Mitsubishi Electric Corporation Communication system, management apparatus, communication apparatus and computer program

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