JPH072256A - 粉粒体収容袋及びその製造方法 - Google Patents

粉粒体収容袋及びその製造方法

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JPH072256A
JPH072256A JP5146258A JP14625893A JPH072256A JP H072256 A JPH072256 A JP H072256A JP 5146258 A JP5146258 A JP 5146258A JP 14625893 A JP14625893 A JP 14625893A JP H072256 A JPH072256 A JP H072256A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズル挿込口3の弁作用を安定させ、かつ袋
の生産性を高める。 【構成】 4重の袋素体1a、1b、1c、1dから成
る袋本体1の一側の開口端にノズル挿込口3となる突出
部4を形成する。各袋素体は、突出部4を除き同一大き
さでその各突出部が一体に連設されたものであり、その
突出部は、少なくとも最内層のものが他のものに比べて
長くなっている。袋素体巻回ロール11a……から袋素
体帯11a’……を繰出し、その各袋素体帯11a’を
袋形成部Dに導びいて製袋するとともに、袋本体1の上
下端縁対応部分を切断する。このとき、袋形成部Dの前
段において、上記突出部4における最内層上端より短か
い他の層となる袋素体帯11a’突出部4上端縁に対応
する切目tを形成し、製袋後、袋本体1の上下端縁に対
応する部分を切断するとともに、その突出部4切断縁と
前記切目t間の前記他層袋素体帯片を除去して上記袋口
を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セメント、フライア
ッシュ、小麦粉、ベントナイト、石粉、消石灰等の粉粒
体を収容する袋及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、この種の袋におい
て、ノズルを挿込む口を自動的に閉じる、弁機構を有す
るものとして、図1、図5〜図7を参照して説明する
と、多重の袋素体1a、1b……から成る袋本体1の一
側の開口端にノズル挿込口3となる突出部4を形成し、
その突出部4の内側を他のものに比べて長くしたものが
ある。
【0003】この袋は、図5乃至図9に示すように、そ
の突出部4を内側に折り込んでノズル挿込口3を形成
し、図8に示すように、その挿込口3にノズルNを挿込
み、上述のセメント等の粉粒体を袋P内に送り込む。所
要量収容すれば、図9に示すように、ノズルNを引き抜
くと、袋P内の収容圧等により突出部4が内面に接し
て、挿込口3を閉じる。このとき、同図のごとく、内側
の袋素体突出部片4cが他のものより突出しておれば、
他のもの4a……に比べ、その突出片4cは容易に撓ん
で、袋P内面にスムーズに添って閉塞度が向上する。
【0004】このような突出部4の突出度合を2重にし
た、すなわち、弁機構を改良した袋口として、実開昭5
8−49741号公報記載のものがある。
【0005】しかしながら、この袋Pは、図12に示す
ように、突出片4cを、別のフィルム片20を介在して
引き出すことにより形成している。このため、引き出し
度合に弁作用が影響されるとともに、片20が突出部4
内で移動する等により、閉塞性にバラツキがあるうえ
に、引き出し作業は煩わしく、作業性も悪く、生産効率
もよくない。
【0006】また、上記従来の袋Pを製造する改良策と
して、特開平4−33839号公報には、上述のフィル
ム片20を袋素体の側部全長を切断することにより得る
技術の開示がある。
【0007】しかしながら、この技術も片20の引き出
し作業を伴うものであって、上述のバラツキの改良には
なっておらず、やはり、引き出しは作業効率の低下を招
いている。
【0008】この発明は、上述の実情の下、突出片20
を引き出すことなく作り得て、かつ、その片20が突出
部4内で移動しないようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、粉粒体収容袋に係る発明にあっては、多重の袋素体
1a、1b……から成る袋本体1の一側の開口端にノズ
ル挿込口3となる突出部4を形成した粉粒体収容袋であ
って、上記各袋素材1a……は、上記突出部4を除き同
一大きさでその各突出部4が一体に連設されたものであ
り、上記各袋素材1a……の突出部4a……は、少なく
とも最内層のもの4dが他のもの4a……に比べて長く
なっている構成としたのである。
【0010】また、その袋を製造する方法に係る発明に
あっては、所要数の袋素体巻回ロール11a、11b、
11c、11dから袋素体帯11a’、11b’、11
c’、11’dを繰出し、その各袋素体帯11a’……
を袋形成部Dに導びいて製袋するとともに、袋本体1上
下端縁対応部分を切断して、上述の粉粒体収容袋Pを製
造する方法であって、上記袋形成部Dの前段において、
上記突出部4における最内層4d上端より短かい他の層
4a……となる袋素体11a’、11bに、その袋素体
帯11a、11bから成る袋素体1a、1bの突出部4
a、4b上端縁に対応する切目tを形成し、製袋後、袋
本体1の上下端縁に対応する部分を切断するとともに、
その突出部4切断縁と前記切目t間の前記他層4a、4
bの袋素体帯片4a’、4b’を除去する構成としたの
である。
【0011】
【作用】このように構成するこの発明に係る袋Pは、突
出部4において他のもの4a、4bより突出し、より撓
み易くなっている突出片4c、4dも袋本体1を成す袋
素体1c、1dと一体のものであるため、移動する恐れ
もなく、所要の大きさ・突出量となる。このため、弁作
用も安定する。
【0012】また、このように構成するこの発明に係る
袋の製造方法は、突出部4における外層側の袋素体帯1
1a’、11b’に切目tを入れるだけで、突出段差の
ある突出部4c、4dを得ることができ、その切目tの
形成は、製造ライン中に容易に組み込むことができ、生
産性の良いものとなる。
【0013】
【実施例】この実施例は4重の袋素体から成り、図3に
示すように、その各素体1a、1b、1c、1dは、突
出部4a、4b、4c、4dを除き同一の大きさのもの
である。各袋素体1a……は、1cを除きクラフト紙か
ら成り、1cは合成樹脂フィルムから成るが、この素材
に限定されない。
【0014】この各袋素体1a……を重ねて(図4
a)、その側縁を、1cを除き、貼付けして筒状とする
とともに(図10b参照)、図2、図4bに示すよう
に、突出部4aが側面となるように、その側面及び対向
面を、内方へ折込んで、断面略M字形のまち部2を有す
る袋本体1を得る。このとき、袋本体1c、1dの突出
部4c、4dは他のもの4a、4bより長くしてあり、
突出部4は2段階の突出長さとなっている。
【0015】つぎに、図6、図7に示すように、突出部
4を内側に折り込み、図1、図8に示すように、袋本体
1の上下端縁を包むように閉塞帯片6を当てがって、糸
7により上下縁全長を縫合して袋Pを得る。
【0016】この袋Pは、図8に示すように、その挿込
口3にノズルNを挿込み、上述のセメント等の粉粒体を
袋P内に送り込み、所要量収容すれば、図9に示すよう
にノズルNを引き抜くことにより、袋P内の収容圧等に
より突出部4が内面に接して、挿込口3を閉じる。この
とき、同図のごとく袋素体突出部4c、4dが他のもの
4a、4bより突出して撓み易くなっているため、袋P
内面にスムースに添って確実に閉じる。
【0017】つぎに、この袋Pの製造方法について、図
10、11に基づき説明すると、袋素材1a、……の巻
回ロール11a、11b……から袋素体帯11a’、1
1b’……が繰出されて袋形成部Dに導びかれている。
その途中において、袋素体帯11a’、11b’に、袋
本体1の突出部4a、4bの上端縁に対応する切目tが
パーフォレーション部Aにより形成される。このため、
袋素体帯11a’、11b’は切目tを有したまま袋形
成部Dに送り込まれることとなる。
【0018】また、袋素体帯11a……は、同図bに示
すように、幅方向に所要量ずれて袋形成部Dに送り込ま
れており、途中において、11cを除き、その側縁に、
ノリ付けローラBによりのりaが付着される。このよう
に、袋素体帯11a、11bをずらしたのは、ノリ付け
を容易にすることは勿論、製袋した時、各帯11a’…
…ののりaが他の帯に付かないようにするためである。
すなわち、同一ライン上にのりaがあると、4枚の帯1
1a……を重ねて製袋した際、そののりaが他の帯11
a……の表面(のりaの反対面)に付着して製袋し得な
いからである(図4参照)。
【0019】袋形成部Dにおいては、各袋素体帯11a
……の一方の側縁が他方の側縁に至って重なるように筒
状にするとともに、まち部2が形成される。すなわち、
袋素体1a……は図4aの重ねられた状態で、同図bの
ごとく筒状に製袋され、そのまち部2の折目線は、同図
及び図3の鎖線の位置となる。
【0020】袋形成部Dを出た扁平筒状袋本体1の連続
ものは、カッター部Cにより、上端縁及び下端縁が切断
されて図2に示すものとなる。このとき、カッターCの
刃は、図11(b)に示す形状をしており、突出部4の
上縁1c’、1d’の位置を切る(図11a参照、切り
落し片d)。このため、その上縁位置と切目t間の片4
a’、4b’は切り落されることとなり(図11a及び
同図b鎖線参照)、図2に示すように、4c、4dは他
のもの4a、4bより突出したものとなる。カッター部
Cの刃形状は、かぎ状C1 と直線状C2 を一体ものとし
たが、別ものC1 、C2 として、それらC1 、C2 によ
り順次切断するようにしてもよい。
【0021】以後、袋本体1の上下縁に閉塞帯片6を縫
合して図1に示す袋Pを得る。
【0022】なお、突出部4における突出片4c、4d
は一枚、すなわち4dのみでもよく、その枚数は任意で
ある。また、袋素体の層数も任意である。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
弁作用も安定したものとなり、生産性も高いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の正面図
【図2】同実施例の製作説明図
【図3】同実施例の製作説明図
【図4】同実施例の製作説明図
【図5】同実施例の製作説明図
【図6】同実施例の製作説明図
【図7】同実施例の製作説明図
【図8】同実施例の作用説明図
【図9】同実施例の作用説明図
【図10】同実施例の製作工程概略図
【図11】同実施例の製作工程概略図
【図12】従来例の正面図
【符号の説明】
1 袋本体 1a、1b、1c、1d 袋素体 2 まち部 3 ノズル挿込口 4 突出部 4a、4b、4c、4d 各袋素体の突出部(片) 6 閉塞帯片 7 糸 11a、11b、11c、11d 袋素体帯ロール 11a’、11b’、11c’、11d’ 袋素体帯 A パーフォレーション部 B のり付けローラ C カッター部 C1 、C2 刃 D 袋形成部 t 切目 a のり d 切り落し片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重の袋素体1a、1b、1c、1dか
    ら成る袋本体1の一側の開口端にノズル挿込口3となる
    突出部4を形成した粉粒体収容袋Pであって、 上記各袋素材1a……は、上記突出部4を除き同一大き
    さでその各突出部4a、4b、4c、4dが一体に連設
    されたものであり、 上記各袋素材1a……の突出部4a……は、少なくとも
    最内層のもの4dが他のもの4a……に比べて長くなっ
    ていることを特徴とする粉粒体収容袋。
  2. 【請求項2】 所要数の袋素体巻回ロール11a、11
    b、11c、11dから袋素体帯11a’、11b’、
    11c’、11d’を繰出し、その各袋素体帯11a’
    を、袋形成部Dに導びいて製袋するとともに、袋本体1
    の上下端縁対応部分を切断して、請求項1記載の粉粒体
    収容袋を製造する方法であって、 上記袋形成部Dの前段において、上記突出部4における
    最内層4d上端より短かい他の層4a……となる袋素体
    帯11a’、11b’に、その袋素体帯11c’、11
    b’から成る袋素体1a、1bの突出部4a、4b上端
    縁に対応する切目tを形成し、 製袋後、袋本体1の上下端縁に対応する部分を切断する
    とともに、その突出部4切断縁と前記切目t間の前記他
    層4a、4bの袋素体帯片4a’、4b’を除去して請
    求項1記載の粉粒体収容袋を製造する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5172085A (en) * 1974-12-20 1976-06-22 Hitachi Ltd Mankonbeano fumidan

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5172085A (en) * 1974-12-20 1976-06-22 Hitachi Ltd Mankonbeano fumidan

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