JPH07225122A - 真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置 - Google Patents

真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置

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JPH07225122A
JPH07225122A JP3921194A JP3921194A JPH07225122A JP H07225122 A JPH07225122 A JP H07225122A JP 3921194 A JP3921194 A JP 3921194A JP 3921194 A JP3921194 A JP 3921194A JP H07225122 A JPH07225122 A JP H07225122A
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JP
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straightness
laser beams
laser
light spot
beams
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JP3921194A
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English (en)
Inventor
Masato Negishi
真人 根岸
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザーを利用してベースに対して移動する
移動体の移動方向と直交する方向の誤差である真直度の
測定を行う装置において、レーザービームの不安定性及
びレーザー自体の発熱に起因する不安定性によらず、高
精度な測定が可能な真直度測定装置及び方法を提供する
こと。 【構成】 レーザーを利用してベースに対して移動する
移動体の真直度の測定を行う装置において、該レーザー
光源から発したレーザービームを互いに平行で隣り合う
ビーム同士が線対称の関係にある4本のレーザービーム
に変換し、該変換されたビームの位置を該レーザービー
ムに対応する複数個の光点位置測定装置で測定して、該
測定値に基づいて所定の演算を行い、移動体の真直度の
測定を行うこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真直度測定方法及びそれ
を用いた真直度測定装置に関し、特に加工装置、形状測
定装置等に用いられる移動機構の移動精度測定装置に好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】加工装置や形状測定装置に用いられる移
動機構は該装置の基準軸を形成するもので、装置構成上
最も重要な要素である。移動機構の移動精度は図2に示
すように6種類の成分に分解して考える必要がある。
【0003】即ち、移動機構の移動方向をZ軸、他の互
いに直交する2つの軸をX,Yとした時、移動成分は
X,Y,Z方向の変位ΔX,ΔY,ΔZ、及びXYZ軸
回りの回転変位成分ΔθX ,ΔθY ,ΔθZ に分解され
る。ΔX,ΔYをここでは真直度と呼び、後述するよう
にこの真直度を測定する方法及び装置を提供することが
本発明の目的である。
【0004】真直度の測定については従来から種々の方
法が提案されている。代表的な方法としてレーザービー
ムの直進性を利用した方法があり、例えば Annals of t
he CIRP Vol.37/1/1988,p.523 に掲載されているものを
あげることができる。図3はその原理図である。
【0005】図3でレーザー光源1はベース100に固
定され、レーザービーム2を出射する。移動機構22は
ベース100に対してレーザービームの方向、即ち図中
のZ方向(移動方向23)に移動するように設けられ
る。移動機構22上にはピエゾアクチュエータ103で
駆動されているXY微動機構102があり、レーザービ
ーム2は102に固定された4分割フォトダイオード
(QPD)101に入射する。
【0006】QPDで測定したビーム入射位置はピエゾ
アクチュエータ103にフィードバックされ、QPD1
01に入射するレーザービームの位置が常に一定となる
制御系が形成される。この時のピエゾアクチュエータに
印加する電圧から移動機構22のΔX、ΔY方向の変
位、即ち真直度を測定することができる。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では、真直度測定の基準としてレーザービームの
直線性を利用しているため、種々の欠点がある。これら
の欠点はレーザービーム自体の安定性に起因するもの
と、レーザーの発する熱が周囲に与える副次的な影響と
に分けることができる。
【0008】問題点の第一にあげられるのがレーザービ
ームのエネルギー中心位置の時間的変化、不安定性であ
る。レーザービームはレーザー光源に用いられる共振器
両端のミラーの熱による位置ずれや、ミラー自身の熱変
形などのため、時間的にわずかに指向性が変化する。こ
のためレーザービームのエネルギー中心がビーム進行方
向に対して直角方向にずれ、進行方向が時間と共に変化
する。レーザービームは従来測定の基準軸であったた
め、この変化によるふれはそのまま移動機構のテーブル
の真直度として出力され、測定精度を悪化させる。
【0009】次にあげられるのがレーザービームのエネ
ルギー分布の経時変化である。実際のレーザービームの
エネルギー分布は一般に一様でなく、ビームの進行方向
についても、時間と共に変化する。レーザービームのエ
ネルギー分布の変化はやはりQPDの出力を変化させ、
従来例で測定精度を悪化させる原因となっている。
【0010】以上がレーザービーム自体の挙動に関する
問題であるが、その他にレーザーが発熱源であるために
副次的に周囲に影響を与えて精度を悪化させる項目があ
る。その一つが環境温度への影響である。レーザーの発
生する熱によって、レーザービームが影響を受け、偏向
したり、エネルギー分布が変化することについては既に
述べたが、更にこの発熱が周囲の温度を上昇させること
が、特に精密な形状測定装置のようなアプリケーション
に対し問題となる。例えばレーザーのような発熱源を移
動体の側に置かざるをえないような配置は、被測定物に
対する熱変形の影響を大きくする。
【0011】また、測定基準であるレーザー光源の熱対
策も従来例の必要項目である。従来例は真直度の基準が
レーザー光源で、該レーザー光源からのレーザービーム
に対して移動機構の変位が測定される。従って測定基準
であるレーザー光源が動かないことが必要条件で、この
保証がなければ測定に信頼性がなくなってしまう。とこ
ろが従来例では真直度基準であるレーザー光源自体が発
熱源であるため、レーザー自身、そしてレーザー取り付
け構造物が熱変形を起こす。
【0012】この影響を押さえるため、レーザーのハウ
ジングその他に精密な温度コントロールが必要となる、
というように発熱源を持ったレーザービームという空間
的に安定しないものを基準としているための問題点が山
積していた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば測定基準
を従来のレーザービームから、装置そのもののハードウ
ェアに変換し、経時的、空間的安定性を図ろうとするも
のである。このため本発明ではレーザー光源から発しら
れたレーザービームを4本のレーザービームに分割し、
該分割されたビームの位置を複数個の光点位置測定装置
で測定して、該測定値に基づいて所定の演算を行い、従
来の諸問題を解決することを特長としている。この場合
基準となるのはレーザービームの分割光学系によって定
まる軸で、レーザーのふれは自動的に補正することがで
きる。
【0014】本発明によるふれ補正の様子を示すため、
2軸の真直度のうちの1方向、例えばΔx 方向の測定に
ついての手段と作用を記述する。実際の補正は2軸(2
方向)について行われるが、説明では簡便のため1方向
のみについて示す。
【0015】本発明では上述のようにレーザービームで
はなく、光学系自体が測定基準軸を構成し、レーザービ
ームの経時変化を自動的に補正する。このためレーザー
光源から発しられたレーザービームは1枚のハーフミラ
ー面を用いて2つに分けられ、透過した一方は反射鏡で
N回、反射したもう一方は別の反射鏡でM回偏向され
る。
【0016】ここでMとNは共に偶数、または共に奇数
であるように設定される。従って出射される2つのレー
ザービームは一方が奇数回、もう一方が偶数回の反射を
経ていることになり、形成されるレーザービームは互い
に線対称な関係となる。この2つのレーザービームは、
レーザー光源の変動によって、互いに対称な位置に動く
ため、2つのレーザービームの中線はレーザー光源がふ
れても変動しない。
【0017】本発明ではこの中線を真直度の基準線とみ
なす。上記中線の検出を行うため、移動機構には該2つ
のレーザービームのそれぞれに対応して2つの光点検出
装置を固定して設ける。該2つの光点検出装置の出力す
る光点位置の中点を求めれば、それが1方向の真直度Δ
x の測定値となる。
【0018】2つのレーザービームの一方が偶数回、他
方が奇数回反射していることに伴う補正効果は以下の通
りである。まず、レーザー光源自体の経時変化のうち、
光源から出力されるビーム出射角のふれが与える影響に
ついて考える。図4は角度θでミラーに入射したレーザ
ービームの様子を示したものである。入射角θがδ変化
した場合、反射角は逆向きにδ変化する。即ち、一般に
ミラー系ではレーザービームの入射角がδ回転した場
合、反射回数が奇数回の場合は−δ、偶数回の場合はδ
の出射角度変化を生じる。
【0019】角度補正の様子を示したのが図5である。
図5ではレーザービームをそれぞれ奇数回、偶数回反射
させて第1、第2の平行なレーザービーム12,13を
作っている。入射レーザービームの向きがδ回転した場
合、上述の理由により奇数回反射の第1のレーザービー
ム12の進行方向は−δ、偶数回反射の第2のレーザー
ビーム13の進行方向はδだけ変化する。従って2つの
光点位置は対称に移動し、中点位置は変わらない。よっ
てレーザー光源から発せられたレーザービームの方向が
変化しても、測定に影響はなく、高精度な真直度測定が
可能となる。また、ここでは1方向の説明を行ったが、
2軸になっても同様である。
【0020】角度特性の補正機能はもう一つの問題であ
るエネルギー分布の不均一性にも補正機能を持つ。再び
図4で、入射光のエネルギー分布を f(p) とする。その
時のp軸の向きを入射光の進行方向に対し、直角左方向
とし、Lと表わす。すると反射光のエネルギ−分布はや
はり f(p) であるが、 p軸の向きが反射光の進行方向に
対し、直角に右方向となる。これをRと表わす。 p軸の
向きは鏡像作用で進行方向に関し反射毎に入れ換わる。
【0021】従って、入射レーザービームの p軸の向き
がLの場合、 p軸は反射回数が奇数の場合にR、偶数の
場合にLの向きを持つ。従って図5に示すようにLのエ
ネルギー分布を持つレーザービームをそれぞれ奇数回、
偶数回反射させて第1、第2の平行なレーザービーム1
2、13を作ると、それらのエネルギー分布はL及びR
となってトータルで対称となる。
【0022】よって、レーザー光源から発しられたレー
ザービームのエネルギー分布の不均一性やふれは対称性
によりキャンセルされて測定に影響が出ず、高精度の真
直度測定が可能である。
【0023】
【実施例】図1は本発明の実施例1での要部概略図であ
る。1はレーザー光源でレーザービーム2を発生させ
る。レーザービーム2はレンズ3を用いて光ファイバー
4に導かれ、レンズ5で平行なレーザービーム6に変換
される。このようにファイバーでレーザーを導くこと
で、熱源としてのレーザーを本体装置から隔離すること
ができる。
【0024】レーザービーム6はハーフミラー面9を中
心に頂角α1 の直角3角形プリズムを2つ接着した第1
のプリズム8に入射する。レーザービーム6はハーフミ
ラー面9に対してβ1 の入射角となるように配置する。
ハーフミラー面9を通過する第1のレーザービームはプ
リズム面11で入射角が浅いため全反射し、レーザービ
ーム12となる。
【0025】一方、ハーフミラー面9で反射した第2の
レーザービームはプリズムの面10で同様に全反射し、
レーザービーム13となる。この時、入射角β1 はプリ
ズムの頂角α1 に対しβ1 = 2α1 となるようにセット
され、従ってプリズム8を出射するレーザービーム12
と13は互いに平行となる。プリズム8内の光線の通り
方は、図5と同一であるため、先に説明した作用がその
まま適用される。
【0026】次いで、レーザービーム12と13はハー
フミラー面15で頂角α2 の直角3角形プリズムを2つ
接着した第2のプリズム14に入射する。レーザービー
ム12及び13はハーフミラー面15に対してβ2 の入
射角となるように配置する。ハーフミラー面15はハー
フミラー面9と互いに直交する関係となっており、2次
元的なビーム形成を可能としている。ハーフミラー面1
5を通過するレーザービームはプリズム面17で入射角
が浅いため全反射し、レーザービーム20及び21とな
る。
【0027】一方、ハーフミラー面15で反射したレー
ザービームはプリズムの面16で同様に全反射し、レー
ザービーム18及び19となる。この時、入射角β2
プリズムの頂角α2 に対しβ2 = 2α2 となるようにセ
ットされる。従ってプリズム14を出射する4つのレー
ザービーム18と20、及び19と21は互いに平行と
なる。ビームの平行性は測定対象物の移動機構22が移
動した時も同一の光点検出手段を用いるための必要事項
である。また、形成される4つのビームは互いに隣り合
うもの同士が線対称な関係で、対角に配置されているビ
ーム同士は点対称である。
【0028】ビーム分割系を構成する第1,第2のプリ
ズム8,14,レンズ5及びファイバー4の出射端は図
示しないベースに固定される。このベースに対し、前記
4本の出射レーザビームと同じ方向23に移動する移動
テーブル22を設け、該移動テーブルにレーザービーム
の光点位置検出手段として2つの4分割フォトダイオー
ド24a,24bが固定される。
【0029】22上で各ビームの位置及び座標を観察す
るとx 軸はべースに対し垂直に、y軸はベース平面と平
行になっており、ビームの進行方向がz 軸である。ビー
ムの進行方向から見た時ビーム18は第1象限、19は
第2象限、21は第3象限、20は第4象限に入射す
る。18,19を結ぶ線と20,21を結ぶ線はy 軸と
平行に、また18と20を結ぶ線及び19と21を結ぶ
線はx 軸と平行になっている。
【0030】本実施例では更に18,19,21,20
で形成される4角形が正方形になるように配置されてい
る。従って例えば18はxy平面で45°方向に存在する。
このようにすると後述の信号処理が容易となる利点があ
る。4分割フォトダイオード24aはレーザービーム1
8の位置を、24bは18と対角の位置に存在するレー
ザービーム21の位置を検出する。レーザービームの形
状は18と21では互いに点対称な関係となっている。
【0031】フォトダイオード24a,24bの出力は
図6の回路により加工される。レーザービーム18の位
置を検出する4分割フォトダイオード24aは、4分割
された受光面に入射する光量に対応した信号25a,2
6a,27a,28aを出力する。4分割フォトダイオ
ードとx、y 座標の関係は図示のとおりで、第1象限に対
応するフォトダイオードが25a、第2象限に対応する
のが28a、第3象限が27a、第4象限が26aとな
っている。
【0032】該出力はアンプ29aで増幅され、25a
の出力が信号ea1、26aがea2、27aがea3、28
aがea4に変換される。この信号を演算回路30a、3
1a及び32aで足し算、又は引き算し、割り算回路3
3aを用いて4つの信号の和で割り算する。即ち、 eax=(ea1+ea2−ea3−ea4)/(ea1+ea2+ea3+ea4)・・・(1) eay=(ea1+ea4−ea2−ea3)/(ea1+ea2+ea3+ea4)・・・(2) このように計算すると、入射する全光量の変動に影響さ
れないで、フォトダイオード24aに入射するレーザー
ビーム18の光点位置のx方向及びy方向に対応した信
号eax ,eayを得ることができる。
【0033】一方、レーザービーム21の位置を検出す
る4分割フォトダイオード24bは、4分割された受光
面に入射する光量に対応した信号25b,26b,27
b,28bを出力する。4分割フォトダイオードとx、y
座標の関係は図示のとおりで第1象限に対応するフォト
ダイオードが25b、第2象限に対応するのが28b、
第3象限に対応するのが27b、第4象限に対応するの
が26bとなっている。
【0034】該出力はアンプ29bで増幅され、25b
の出力が信号eb1、26bがeb2、27bがeb3 、2
8bがeb4に変換される。この信号を演算回路30b,
31b及び32bで足し算、又は引き算し、割り算回路
33bを用いて4つの信号の和で割り算する。即ち、 ebx=(eb1+eb2−eb3−eb4)/(eb1+eb2+eb3+eb4)・・・(3) eby=(eb1+eb4−eb2−eb3)/(eb1+eb2+eb3+eb4)・・・(4) (1),(2) と同じく、入射する全光量の変動に影響されな
いで、フォトダイオード24bに入射するレーザービー
ム21の光点位置のx方向及びy方向に対応した信号e
bx ,ebyを得ることができる。
【0035】次いでeax及びebxを足し算回路34aで
加え合わせれば出力ex が、eay及びebyを足し算回路
34bで加え合わせれば出力ey を得ることができる。
【0036】このような装置構成で図1の移動機構22
を移動方向のz方向23に移動させると、その真直度に
応じてx方向の変位Δx及びy方向の変位Δyが生じ
る。実際に4つの光ビームに生じる変位をベクトルで考
えると、変位は要因別に次のように分解される。
【0037】まずWをテーブルの真直度誤差による変位
とすると W=(Δx,Δy) ・・・・・(5) レーザー光源のふれの影響の現われ方は各ビームによっ
て異なる。レーザービーム18に対して光源のふれが与
える変位をVa 、19をVd 、20をVc 、21をVb
すると、これらのベクトルはビームの形成法のところで
説明した理由によりx軸、y軸に対して対称になる。レ
ーザービーム18に対する変位Va をVa=( vx, vy )
とすると、 Va =( vx , vy ) ・・・・・・(6) Vb =(−vx ,−vy ) ・・・・・・(7) Vc =(−vx , vy ) ・・・・・・(8) Vd =( vx ,−vy ) ・・・・・・(9) 一方、テーブルのローリング、即ち移動方向のz軸の回
りの回転誤差Δθz の影響は次のようになる。前と同じ
対応で、レーザービーム18に対する変位をRa 、19
をRd 、20をRc 、21をRb とする。4つのレーザー
ビームの光点位置が対角線 2r0の正方形の頂点にあり、
q=Δθzx r0 x sin 45°とすると、 Ra =(−q , q ) ・・・・・・(10) Rb =( q ,−q ) ・・・・・・(11) Rc =(−q ,−q ) ・・・・・・(12) Rd =( q , q ) ・・・・・・(13) である。
【0038】これらの様子を示したのが図7である。4
つのレーザービーム18,19,20,21の位置P
a ,Pd ,Pc,Pb は最終的にこれら3つのベクトル
W,V及びRの和となり、 Pa =(Δx +vx−q ,Δy +vy+q ) ・・・・・・(14) Pb =(Δx −vx+q ,Δy −vy−q ) ・・・・・・(15) Pc =(Δx −vx−q ,Δy +vy−q ) ・・・・・・(16) Pd =(Δx +vx+q ,Δy −vy+q ) ・・・・・・(17) 式 (1)〜(4) で与えられる出力信号 (eax , eay) ,
( ebx , eby) はレーザービーム18と21に対応す
るので、 Pa = (eax , eay) ・・・・・・(18) Pb = (ebx , eby) ・・・・・・(19) 従って出力( ex,ey ) は (14) 〜(19)より ( ex ,ey ) =( eax+ebx , eay+eby ) =Pa +Pb = 2( Δx ,Δy ) ・・・・・・(20) となり、テーブルの真直度が分離される。
【0039】以上説明してきた方法により、レーザービ
ームのふれ、テーブルのローリング成分に影響されず
に、テーブルの真直度を測定することができる。なお、
本実施例では4本のレーザービームのうち18と21を
選んだが、同じくビーム関係が点対称で、対角の関係に
ある19と20のペアを選んでも同様の結果を得ること
ができる。
【0040】図8は本発明の実施例2を示すもので、以
前の実施例と同一の部材については同じ番号が付されて
いる。光学系の配置は実施例1と同じであるが、本実施
例では4本のレーザービームそれぞれに対応して4つの
4分割フォトダイオード24a〜dを、移動機構22に
固定して設けたことが特長である。
【0041】レーザービームとの対応は18に対し4分
割フォトダイオード24a、19に対し24d、20に
対し24c、21に対し24bとなっている。各フォト
ダイオードの出力は図6と同様な回路で加工され、4つ
の光点位置(eax ,eay),(ebx ,eby),(ecx
,ecy),(edx ,edy)が求められる。これらの出
力は次のレーザービーム位置Pa 〜Pd に対応する。a
〜dの添字はフォトダイオード、位置等、実施例1と共
通とする。
【0042】 Pa =(eax ,eay) ・・・・・・(21) Pb =(ebx ,eby) ・・・・・・(22) Pc =(ecx ,ecy) ・・・・・・(23) Pd =(edx ,edy) ・・・・・・(24) 本実施例では、次の式で与えられる演算を行う演算回路
を設ける。
【0043】 ex =eax+ebx+ecx+edx ・・・・・・(25) ey =eay+eby+ecy+edy ・・・・・・(26) er =−eax+ebx−ecx+edx+eay−eby+ecy+edy・・・・・(27) (14)〜(17)より、(25)〜(27)は ex = 4Δx ・・・・・・(28) ey = 4Δy ・・・・・・(29) er = 4q = 4Δθz xr0xsin 45° ・・・・・・(30) (28)〜(30)は真直度及びテーブルのローリングを表す。
よって4つの4分割フォトダイオードを用いることで、
レーザービームのふれに影響されずに、真直度と共に、
更にテーブルのローリングΔθz の測定も可能である。
【0044】図9は本発明の実施例3を示したものであ
る。以前の実施例と同一の部材については同じ番号が付
されている。本実施例ではレーザービームを分割するプ
リズム光学系の配置は実施例1と同じであるが、移動体
に固定して設ける光点位置検出方法で新たにハーフミラ
ー51を移動機構22に固定して設け、4本のレーザー
ビームを更に2つに分割している点が特長である。
【0045】分割された一方は移動機構22に固定して
設けた4つの光点位置検出手段24a1 ,24d1 ,2
4c1 ,24b1 からなる第1の光点位置検出系52に
導かれる。24a1 ,24b1 ,24c1 ,24d1
添字1は実施例2との構成要素の同一性を示すもので、
例えば24a1 は実施例2の24aに対応する位置にあ
って、24aと同一の作用をする。
【0046】52の検出法は実施例2と同様で、図9の
移動機構上に示されているx1 ,y1 軸に関して、x1
方向とy1 方向の移動誤差、及びz軸回りの回転誤差
(ローリング)であるΔx1,Δy1,Δθz1が測定され
る。この場合の添字1も、実施例1,2のx,y軸との
対応を示している。例えば、実施例1のx軸と本実施例
のx1 軸は等価である。
【0047】分割されたもう一方のレーザービームは移
動機構22に固定して設けた2つの光点位置検出手段か
らなる第2の光点位置検出系53に導かれる。53上に
は図示のようにx2 軸とy2 軸が定められるが、光路を
逆にたどって4つのレーザービームの出射面で考えれば
x1 軸とx2 軸、y1 軸とy2 軸は一致する。53では
レーザービーム18に対応して4分割フォトダイオード
24a2、21に対応して24b2 が実施例1のように配
置され、その位置でのx2 方向とy2 方向の真直度誤差
Δx2、Δy2 が測定される。
【0048】x1 軸とx2 軸、及びy1 軸とy2 軸がお
互いに平行となるよう、ハーフミラー51、及び光点位
置検出系52,53は予め向きを調節して移動体22に
固定される。ここでハーフミラー51と光点位置検出系
53までの距離をL1、ハーフミラー51と光点位置検出
系52までの距離をL2 とする。
【0049】以上の構成において、移動機構22の移動
に伴って、図2に示した6自由度の位置及び姿勢が変化
し、(ΔX,ΔY,ΔZ,Δθx ,Δθy ,Δθz )とい
う変化が生じたとする。測定値Δx1、Δy1、Δx2、Δy
2 とこれらとの関係は、 Δx1 =ΔX ・・・・・・(31) Δy1=ΔY ・・・・・・(32) Δθz1=Δθz ・・・・・・(33) Δx2 =ΔX−Δθy L1 ・・・・・・(34) Δy2 =ΔY+Δθx L2 -ΔθzL1 ・・・・・・(35) これらの式から移動体がz方向に移動した時の5種類の
運動誤差ΔX,ΔY,Δθx ,Δθy ,Δθz を計算でき
る。実施例1,2から類推できるように、これらの測定
値はレーザービームのふれに影響されない。
【0050】図10は本発明の実施例4を示す図であ
る。以前の実施例と同一の部材については同一の符号が
付けられている。本実施例では実施例1と同じプリズム
光学系55をベース100に固定し、光ファイバー4で
レーザー光源1の発するレーザービーム2を55に導
く。
【0051】一方、ベース100に対して移動可能に設
けられた被測定物である移動機構22にはX、Y方向に
微小量移動可能な微動テーブル58が固定され、該微動
テーブル58には駆動手段59及びその変位を測定する
変位計60が設けられている。
【0052】微動テーブル58には実施例1と同じく2
つのビーム位置検出手段を持つビーム位置検出系54を
設け、該2つのビーム位置検出手段からの信号を演算
し、ΔX、ΔYの真直度誤差を出力する演算回路56を
設ける。この演算回路の出力する真直度に対応する信号
x, ey はアンプ57に導かれ、微動テーブル58
の駆動手段59にフィードバックされる。59は微動テ
ーブル54を動かすことによって、ex ,ey がゼロに
なるように制御を行う。この時の微動テーブルの変位を
変位計60で測定し、該変位系の出力するx、y方向の
変位をsx ,syとすると、それはテーブルの真直度Δ
X、ΔYにほかならない。
【0053】本実施例では、ビーム位置検出系54の特
性が非線形、即ちビーム位置の変化とex ,ey が比例
しない場合でも、実際の制御ではそのゼロ点しか使用し
ないため、変位計の方でリニアリティが保証されれば、
高精度な真直度測定が可能である。即ち、精度は変位計
60の測定誤差のみに依存する。
【0054】従って、本実施例ではビーム位置検出手段
の非線形誤差に影響されないで、精度の向上を図ること
ができる。またこの場合、ビーム位置検出系はビーム位
置の検出分解能のみを高めるように構成すれば良いた
め、実際の回路設計時にリニアリティや歪み率等に関す
る制約が少なく、調整も容易である。
【0055】図11は本発明の実施例5を示す図であ
る。以前の実施例と同一の部材については同一の符号が
付けられている。本実施例では実施例1と逆に、プリズ
ム光学系55を移動体22に固定して設け、該プリズム
55から出射される4本のレーザービームを、ベースに
固定したビーム位置検出系54で測定する。真直度を測
定する動作及び作用は実施例1あるいは2と同じである
が、このような構成には次のような特有の効果がある。
【0056】本実施例ではビーム位置検出手段がベース
に固定されているため、出力信号を取り出すケーブルも
ベースに固定することができる。従って、ケーブルが移
動体22と共に移動する実施例1あるいは2に比べ、ケ
ーブルの曲げ延ばしがなく、断線等に対する信頼性が向
上する。またケーブルが固定なので、ケーブルが外部磁
場から受けるノイズがテーブル位置によって変化せず、
対策が施しやすい。
【0057】また、本実施例のレーザービームとビーム
検出手段の取り付け位置の逆転関係は実施例1だけでな
く、他の実施例2〜4にも同様に適用することができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では従来の
様に単純にレーザービームを基準に使う代りに、レーザ
ービームを互いに線対称な関係にある4本の平行ビーム
に変換し、該変換したビームの複数個のビームを検出し
てその中心線を測定の基準とした。
【0059】この結果、レーザー光源から出力されるビ
ーム出射角のふれの影響は、互いに対称の関係にあるビ
ームの位置の和を出力することによりキャンセルされ、
影響がなくなる。同様にレーザー光源から出力されるビ
ームのエネルギー分布の不均一性も、線対称性、あるい
は点対称性の関係からやはりキャンセルされる。これら
は測定の基準軸がレーザービームを分割する光学系の軸
によって定まるためで、レーザービームの状態によらず
高精度な測定ができる理由となっている。
【0060】本発明に使用するレーザー光源はビームを
分割して変換して得られる対称性より、ビーム出射角の
ふれや、ビームのエネルギー分布のむらが大きくても可
である。
【0061】従って、価格の安い半導体レーザーを光源
に用いることができ、装置のコストを下げ、装置を大幅
に小型化することを可能とする。レーザー光源に対する
許容範囲が大きいことと、小型化が可能であることで応
用範囲も広げることができる。
【0062】本発明の構成は、またレーザー光源を装置
本体から隔離しておけるため、課題のところで述べた光
源の発熱による副次的な効果からフリーという特長を持
っている。これは真直度の基準がプリズムで発熱しない
ことに起因している。温度ドリフトがないため、高い測
定精度を実現することができ、応用分野としても環境温
度への影響の厳しい、例えば形状測定装置への応用が可
能となった。分離を行う光学系のプリズムを低膨張ガラ
スで製作すれば、安定性は更に増す。
【0063】また、熱的な安定性が高いため、特別なク
ーリング、温度制御等を必要とせず、装置全体のコスト
ダウンに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の真直度測定装置の原理図
【図2】 移動機構の姿勢誤差真直度誤差成分を示す図
【図3】 従来例の真直度測定装置の原理図
【図4】 ミラー面反射によるビームの関係を示した図
【図5】 本発明のビーム形成法の1次元方向の効果の
説明図
【図6】 実施例1の真直度測定装置の電気回路図
【図7】 4つのレーザービーム位置の移動ベクトルの
説明図
【図8】 本発明の実施例2の真直度測定装置の原理図
【図9】 本発明の実施例3の真直度測定装置の原理図
【図10】 本発明の実施例4の真直度測定装置の原理
【図11】 本発明の実施例5の真直度測定装置の原理
【符号の説明】
1 レーザー光源 2 レーザービーム 3,5 レンズ 4 光ファイバー 6 レーザービーム 8 第1のレーザービーム分割プリズム 9 ハーフミラー面 10,11 プリズムの面 12,13 第1のプリズム8で分割されたレーザービ
ーム 14 第2のレーザービーム分割プリズム 15 ハーフミラー面 16,17 プリズムの面 18 第1のレーザービーム 19 第2のレーザービーム 20 第3のレーザービーム 21 第4のレーザービーム 22 移動機構 23 移動方向 24 4分割ダイオード 25 フォトダイオードの出力1 26 フォトダイオードの出力2 27 フォトダイオードの出力3 28 フォトダイオードの出力4 29 アンプ 30 演算回路1 31 演算回路2 32,34,35 たし算回路 33 割り算回路 51 ハーフミラー 52 第1の光点位置検出系 53 第2の光点位置検出系 54 光点位置検出系 55 プリズム光学系 56 演算回路系 57 アンプ 58 XY微動テーブル 59 XY微動テーブルの駆動手段 60 変位計 100 ベース 101 4分割フォトダイオード 102 XY微動機構 103 ピエゾアクチュエータ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザーを利用してベースに対し移動す
    る移動体の真直度の測定を行う装置において、該装置が
    該レーザー光源から発したレーザービームを互いに平行
    で、隣り合うビーム同士が線対称である4本のレーザー
    ビームに変換する光学系と、該変換されたビームのうち
    の複数個の位置を測定する、該複数個のレーザービーム
    それぞれに対応する光点位置検出手段を有し、該測定値
    に基づいて所定の演算を行い、前記移動体の真直度を測
    定することを特徴とする真直度測定装置。
  2. 【請求項2】 該4本のレーザービームを中央にハーフ
    ミラー面を持つ第1及び第2のプリズムを直列につない
    だ光学配置によって形成することを特徴とする請求項1
    の真直度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のプリズムのハーフミ
    ラー面が互いに直交する関係にあることを特徴とする請
    求項2の真直度測定装置。
  4. 【請求項4】 該4本のビームがベースに対し平行で、
    且つビームの進行方向にz軸、これと直交する面内でベ
    ース面に平行にy軸、垂直にx軸を取った時、該直交す
    る面内で観察した時、該4本のビームが正方形を構成す
    ることを特徴とする請求項1の真直度測定装置。
  5. 【請求項5】 該正方形の辺がx軸、及びy軸と平行で
    あることを特徴とする請求項4の真直度測定装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のプリズムに入射するレーザー
    ビームがレーザー光源からファイバーを介して導かれる
    ことを特徴とする請求項2の真直度測定装置。
  7. 【請求項7】 該4本のレーザービームで互いに対角の
    関係にある2つのビームそれぞれに対し光点位置検出手
    段を設け、該光点位置検出手段から出力される信号の和
    を取ることによって前記移動体の真直度を測定すること
    を特徴とする請求項1の真直度測定装置。
  8. 【請求項8】 該4本のレーザービームのそれぞれに光
    点位置検出手段を設け、該4つの光点位置検出手段から
    出力される信号に所定の演算を行って前記移動体の真直
    度の測定を行うことを特徴とする請求項1の真直度測定
    装置。
  9. 【請求項9】 該4本のレーザービームをハーフミラー
    により更に2つの経路に分割し、該分割された第1の経
    路の4本のレーザービームと、第2の経路の4本のレー
    ザービームのうちの複数本のレーザービームに対して光
    点位置検出手段を設け、該複数個の光点位置検出手段か
    ら出力される信号に所定の演算を行うことによって、前
    記移動体の真直度の測定を行うことを特徴とする請求項
    1の真直度測定装置。
  10. 【請求項10】 前記4本のレーザービームがベースに
    固定され、前記光点位置検出手段が移動体に固定される
    ことを特徴とする請求項1の真直度測定装置。
  11. 【請求項11】 前記4本のレーザービームが移動体に
    固定され、前記光点位置検出手段がベースに固定される
    ことを特徴とする請求項1の真直度測定装置。
  12. 【請求項12】 レーザーを利用してベースに対し移動
    する移動体の真直度の測定を行う装置において、該装置
    が該レーザー光源から発したレーザービームを互いに平
    行で、隣り合うビーム同士が線対称である4本のレーザ
    ービームに変換する光学系と、該変換されたビームのう
    ちの複数個のビームの位置を測定する、該複数個のレー
    ザービームそれぞれに対応する光点位置検出手段と、該
    測定値に基づいて所定の演算を行い、前記光点位置検出
    手段を基準位置に駆動する微動駆動機構と、該微動駆動
    機構の変位量を測定する変位計より構成されることを特
    徴とする真直度測定装置。
  13. 【請求項13】 前記4本のレーザービームがベースに
    固定され、前記光点位置検出手段が移動体に固定される
    ことを特徴とする請求項12の真直度測定装置。
  14. 【請求項14】 前記4本のレーザービームが移動体に
    固定され、前記光点位置検出手段がベースに固定される
    ことを特徴とする請求項12の真直度測定装置。
  15. 【請求項15】 レーザーを利用してベースに対し移動
    する移動体の真直度の測定を行う装置において、該レー
    ザー光源から発したレーザービームを互いに平行で、隣
    り合うビーム同士が線対称の関係にある4本のレーザー
    ビームに変換し、該変換されたビームの位置を該レーザ
    ービームに対応する光点位置検出手段で複数個測定し、
    該測定値に基づいて所定の演算を行い、前記移動体の真
    直度を測定することを特徴とする真直度測定方法。
  16. 【請求項16】 該4本のレーザービームで互いに対角
    の関係にある2つのビームに対し、該2つのビームそれ
    ぞれに対し光点位置検出手段を設け、該光点位置検出手
    段から出力される信号の和を取ることによって前記移動
    体の真直度を測定することを特徴とする請求項15の真
    直度測定方法。
  17. 【請求項17】 該4本のレーザービームのそれぞれに
    光点位置検出手段を設け、該4つの光点位置検出手段か
    ら出力される信号に所定の演算を行って前記移動体の真
    直度の測定を行うことを特徴とする請求項15の真直度
    測定方法。
  18. 【請求項18】 該4本のレーザービームをハーフミラ
    ーにより更に2つの経路に分割し、該分割された第1の
    経路の4本のレーザービームと、第2の経路の4本のレ
    ーザービームのうちの複数本のレーザービームに対して
    光点位置検出手段を設け、該複数個の光点位置検出手段
    から出力される信号に所定の演算を行うことによって前
    記移動体の真直度の測定を行うことを特徴とする請求項
    15の真直度測定方法。
  19. 【請求項19】 レーザーを利用してベースに対し移動
    する移動体の真直度の測定を行う装置において、該レー
    ザー光源から発したレーザービームを互いに平行で、隣
    り合うビーム同士が線対称の関係にある4本のレーザー
    ビームに変換し、該変換されたビームの内の複数個のビ
    ームの位置を、該複数個のレーザービームそれぞれに対
    応する光点位置検出装置で複数個測定し、該測定値に基
    づいて所定の演算を行って前記光点位置検出装置を基準
    位置に微動駆動機構で駆動し、該駆動量を測定すること
    により前記移動体の真直度を測定することを特徴とする
    真直度測定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006126192A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Mitsutoyo Corp モノリシック直交位相検出器
CN109373897A (zh) * 2018-11-16 2019-02-22 广州市九州旗建筑科技有限公司 一种基于激光虚拟标尺的测量方法

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