JPH07224578A - 敷居滑り材及びその製造方法 - Google Patents

敷居滑り材及びその製造方法

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JPH07224578A
JPH07224578A JP1724594A JP1724594A JPH07224578A JP H07224578 A JPH07224578 A JP H07224578A JP 1724594 A JP1724594 A JP 1724594A JP 1724594 A JP1724594 A JP 1724594A JP H07224578 A JPH07224578 A JP H07224578A
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bamboo
rail groove
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JP1724594A
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Katsuji Kashiwagi
勝次 柏木
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KONAKAWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 敷居本体のレール溝への取付施工が容易で、
かつ、建具を円滑に走行させることができ、天然素材を
用いた敷居滑り材とその製造方法の提供。 【構成】 敷居滑り材1は、敷居本体5の上面にその長
手方向全体にわたって所定深さDに刻設されたレール溝
6の底面7に取り付けられる竹板2を備えたものであっ
て、この竹板2は、少なくともレール溝6の長手方向全
体にわたる長さで、且つ、レール溝6の所定深さDより
も小さな厚みTに構成してある。そこで、敷居滑り材1
を、そのまま敷居本体5のレール溝6の底面7に取り付
けた場合でも、竹板2の上面位置はレール溝6内に収ま
る。従って、敷居滑り材1の取付施工の際に、レール溝
6の底面7の削り加工を必要としない。また、レール溝
6の長手方向全体にわたって、継目なく一体的に取り付
けられるので、建具を竹板2上にて円滑に走行させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、敷居本体の上面にその
長手方向全体にわたって所定深さに刻設されたレール溝
の底面に取り付けられる竹板を備えた敷居滑り材、及び
この敷居滑り材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、敷居は、ヒノキ等の天然木で形
成された長尺物の敷居本体の上面に、例えば3mm深さで
幅21mmのレール溝を長手方向全体にわたって刻設された
ものがよく出回っている。そして、この敷居のレール溝
底面には、ポリ塩化ビニル樹脂製の滑り材が接着剤等を
介して取り付けられることがあり、これによって襖や障
子等の建具の走行をスムースにしている。
【0003】滑り材の素材としてこのような合成樹脂製
品が多用されている折、従前より使用されていて、天然
の風合いを持ち、高級感の得られる桜板や竹板等の天然
素材を使用したいといった潜在的な需要があった。
【0004】特に、竹板は、桜板と比べて、安価で入手
し易く、天然素材の中では多用されている。この竹板
は、長さ2m×厚さ3mm ×幅21mmの寸法に削り出したもの
を50本ずつダンボール箱詰にして製品荷姿としたものが
販売されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
竹板を用いる場合、敷居のレール溝の深さと竹板の厚み
とがほぼ同寸法であるため、予めレール溝の底面に平削
り加工を施して溝深さを更に深くしておく必要があり、
現地作業者にとってはこれらの加工に手間がかかり、改
善策が嘱望されていた。
【0006】一方、敷居は、襖4枚分に相当する2間
(3.6m)分の長さのものが使用されることも多々ある
が、その場合、長さ2mの竹板では足りず、途中で継ぎ足
す必要があった。このとき、竹板の継目に段差を生じる
ため、建具が継目を通過するときのガタツキや耳障りな
走行音を生じたり、或いは建具下面の摩耗量が大きくな
るといった問題もあった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、敷居本体のレール溝への取付施工が
容易で、かつ、建具を円滑に走行させることができ、天
然素材を用いた敷居滑り材と、この敷居滑り材の特徴あ
る製造方法の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る敷居滑り材は、敷居本体の上面にその
長手方向全体にわたって所定深さに刻設されたレール溝
の底面に取り付けられる竹板を備えたものにおいて、竹
板は、少なくともレール溝の長手方向全体にわたる長さ
で、且つ、レール溝の所定深さよりも小さな厚みに構成
してある。
【0009】また、竹板の建具滑り面に、潤滑剤を配し
た構成の敷居滑り材とした。
【0010】更に、竹板は、筒状の容器に略筒芯回りに
巻いて収容してある構成の敷居滑り材とした。
【0011】そして、レール溝の底面に取り付けられる
竹板の面に、両面粘着テープを貼着してある構成の敷居
滑り材とした。
【0012】また、一面に離型テープを添着した両面粘
着テープの他面に、複数の竹板をそれぞれ長手方向に連
ねて貼着してある構成の敷居滑り材とした。
【0013】更に、本発明に係る敷居滑り材の製造方法
は、竹板原材の外面全体に潤滑剤を配し、この竹板原材
を所定厚みの竹板に分割し、それぞれの竹板の分割面に
両面粘着テープを貼着する構成としてある。
【0014】
【作用】本発明によれば、敷居滑り材を、そのまま敷居
本体のレール溝の底面に取り付けても、竹板の上面位置
はレール溝内に収まる。また、敷居滑り材は、レール溝
の長手方向全体にわたって、継目なく一体的に取り付け
られる。
【0015】また、潤滑剤を配した構成の場合、竹板の
建具滑り面に建具をおくと、建具の下面に潤滑剤による
滑り性が働く。
【0016】更に、竹板の厚みは、レール溝の深さより
も小さく比較的薄いので、筒状の容器に巻いて収容され
る。
【0017】そして、両面粘着テープを備えた構成の場
合、敷居滑り材は両面粘着テープを介してレール溝の底
面に取付けられる。
【0018】また、複数の竹板は両面粘着テープ及び離
型テープを介して連ねて設けられる。この場合、竹板は
比較的薄いので、巻いた状態にもできる。
【0019】更に、潤滑剤を外面に配した竹板原材であ
っても、内部までは潤滑剤が作用しない。そこで、これ
を分割すると、それぞれの分割面には、両面粘着テープ
が貼着される。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例となる敷居滑り材につき、
添付図面を参照しつつ以下説明する。図1は本発明の一
実施例に係る敷居滑り材及び敷居本体を示す分解斜視図
であり、敷居本体5は、その上面に長手方向全体にわた
って所定深さD(ここでは、約3mm)で平行する一対のレ
ール溝6が刻設されている。また、敷居滑り材1は、レ
ール溝6の長手方向全体にわたる長さ(この場合、約4
m)で、レール溝6の所定深さDよりも小さな厚みT
(T<D)で、及び、幅W(この場合、21mm弱)に形成
された竹板2を備えてなっている。そして、レール溝6
の底面7に取り付けられる竹板2の下面には、一面に離
型テープ4を添着してある両面粘着テープ3の他面が、
竹板2の長手方向に沿って貼着されている。
【0021】そこで、本実施例の敷居滑り材1を敷居本
体5に取り付ける際には、その直前に、離型テープ4を
両面粘着テープ3から剥がし取ればよい。それにより、
敷居滑り材1をレール溝6の底面7に両面粘着テープ3
を介して容易に貼着することができる。このとき、竹板
2の上面(建具滑り面)位置は、敷居本体5の上面位置
よりも低く、レール溝6内に収まっている。即ち、敷居
滑り材1の取付け施工に際してレール溝6の底面7の深
掘り加工等を必要とせず、施工が極めて容易である。
【0022】また、敷居滑り材1は、レール溝6の長手
方向全体にわたって、継目なく一体的に取り付けられる
ので、建具走行時のガタツキ,不快な走行音,或いは建
具下面の過大な摩耗を引き起こすことがなく、建具をス
ムースに走行させることができる。
【0023】図2は敷居滑り材製造装置を示す概略構成
図である。図において、敷居滑り材製造装置10は、後
述の竹板原材2aを主原料として敷居滑り材1を製造す
るものであり、以下に述べる要素を有して構成される。
11は一面に離型テープ4が添着された両面粘着テープ
3を予め巻いてあるテープコイル、12は案内ロール1
9との間で竹板2の分割面に両面粘着テープ3の他面を
挟持して接着させる圧着ロール、13は水平軸芯回りに
回転する回転駆動軸14に固設され竹板原材2aを縦割
りに切断する丸ノコ、15は竹板原材2aを丸ノコ13
に向けて両側面及び底面で案内する凹溝15aを有した
側部ガイド、16は側部ガイド15の上部に固設されそ
の下面で竹板原材2aを案内する上部ガイド、17は丸
ノコ13の刃先近傍であって側部ガイド15の凹溝15
aと上部ガイド16の下面とより形成される案内開口で
ある。この構成において、複数の竹板原材2aは、板送
り駆動ローラ等の板搬送装置(図示せず)により凹溝1
5a内を順次連ねて搬送された後、案内開口17を経て
丸ノコ13に向けて送られるようになっている。
【0024】従って、この敷居滑り材製造装置10を用
いれば、一面に離型テープ4を添着してある両面粘着テ
ープ3の他面に、複数の竹板2がそれぞれ長手方向に順
次連ねて貼着されるのである。このように、複数の竹板
2が両面粘着テープ3及び離型テープ4を介して連ねて
設けられるので、極めて長尺の製品、即ち使用容量の大
きな製品を得ることができる。しかも、竹板2は比較的
薄く形成されたものであるので、かかる長尺の製品をコ
イル状に巻いて保管すれば、嵩張ったりせず好適であ
る。
【0025】引続き、本実施例の敷居滑り材1の製造方
法につき、図3及び図4を中心とし、図2を併用しつつ
以下に説明する。図3は敷居滑り材の製造工程を示すブ
ロック図、図4は敷居滑り材の製造過程を順に示す図で
ある。この製造工程は、順に、粗原材切出し工程21,
竹板原材削出し工程22,浸漬工程23,竹板削出し工
程24,テープ粘着工程25,及び製品巻取り工程26
からなっている。
【0026】先ず、粗原材切出し工程21では、竹林の
地上約120cm 高さ位置において外周長が33cm以上に成長
した竹をその位置で切断して当該位置から上部を伐採す
る。そして、切断位置から上部の長さ4〜5m分のみを
切取って残し、原竹8(図4(a)参照)とする。この
原竹8から、周方向に30mm弱ずつ切断して(同図中の1
点鎖線で示す切断位置)、複数の粗原材2bを得た。
【0027】次に、竹板原材削出し工程22では、それ
ぞれの粗原材2bに対し削出し加工を施して、長さがL
(この場合、約4m)で、厚みが4T(この場合、約4mm
であり、これは最終目標とする厚みに対して約4倍量に
相当する)で、さらに長手方向と直角の幅がW(この場
合、21mm弱)である竹板原材2a(図4(b)参照)を
得た。
【0028】続いて、浸漬工程23では、常温のシリコ
ーン油18(潤滑剤の一例)を貯留した浸漬浴9に、竹
板原材2a全体を適時転動させつつ約15分間浸漬させ
ることにより(図4(c)参照)、竹板原材2aの外面
全体にシリコーン油18を配して表面層に染み込ませ
る。このシリコーン油18を配したことにより、後工程
にて建具滑り面となる竹板原材2aの外面における滑り
特性が向上する。しかも、竹板本来の有する風合いや手
触り等はほとんど変わらず、シリコーン油18によって
損なわれたりしない。
【0029】そして、竹板削出し工程24では、シリコ
ーン油18の染み込んだ竹板原材2aを、敷居滑り材製
造装置10の凹溝15aの供給側から供給して、丸ノコ
13の回転駆動により、所定厚みTとなる2枚の竹板2
に切断し分割する(図4(d)参照)。尚、シリコーン
油18を竹板原材2aの外面に配しない場合は、上記の
浸漬工程23を省略して、竹板原材削出し工程22から
の竹板原材2aをそのまま竹板削出し工程24に供して
もよい。
【0030】次に、分割された竹板2は、テープ粘着工
程25において、敷居滑り材製造装置10の圧着ロール
12と案内ロール19との間で、テープコイル11から
の両面粘着テープ3及び離型テープ4とともに挟接され
ることにより、それぞれの分割面に両面粘着テープ3が
貼着される。
【0031】一般に、シリコーン油18を配した竹板の
面には両面粘着テープ3を貼着できないが、上記したよ
うに、外面全体にシリコーン油18を配した竹板原材2
aを厚みTの竹板2に分割するようにしたため、それぞ
れの竹板2の分割面に両面粘着テープ3を貼着できるよ
うになったのである。
【0032】ところで、敷居滑り材1を収容するリール
容器30は、図5に示すように、上面が開口した円筒状
の容器本体31と、この容器本体31の上面開口に着脱
可能に装着される蓋体32とよりなっている。容器本体
31には、周壁の一部を切り欠いた敷居滑り材1取出用
の取出口33が形成してあり、筒芯部には運搬や容器支
持の用に供する筒穴部34が形成してある。因みに、容
器本体31の内径は、32cm程度である。
【0033】一方、蓋体32の下面外縁部には、容器本
体31側に形成された係合孔37と係脱可能に係合する
係合突起35が突設され、蓋体32の下面中心部近傍に
は、容器本体31の筒穴部34壁面と係脱可能に係合す
る係止鉤部36が突設されている。
【0034】そこで、引き続く製品巻取り工程26で
は、敷居滑り材製造装置10によって製造された敷居滑
り材1が、リール容器30に筒内周面に沿って外周側か
ら筒芯に向けて巻き入れられる。このとき、敷居滑り材
1は、竹板2を外側にし、離型テープ4を内側にした状
態で、滑り材コイル40としてコイル状に巻かれる。こ
の場合、10本の竹板2(約40m 分)をそれぞれ長手方向
に順次連ねた状態で両面粘着テープ3に貼着したもの
が、リール容器30に収容される。
【0035】このように、リール容器30を用意してお
くと、上記のように連なった極めて長い敷居滑り材1で
あっても、リール容器30内にコイル状に巻いて収容し
ておける。これにより、運搬時や施工時の取扱いが極め
て楽になり、製品たる敷居滑り材1の損傷を防止するこ
ともできるのである。
【0036】そして、敷居滑り材1をリール容器30か
ら取出して使用する場合、竹板2を外側にし両面粘着テ
ープ3を内側にした円弧状の巻き癖がついているため、
敷居滑り材1の両端部は、各貼着面がレール溝6の底面
7に近づくような付勢力を備えて貼着される。従って、
敷居滑り材1の両端部は底面7に対する貼着力が大き
く、これらの両端部から剥離しにくくなる。
【0037】上記の例では、厚み1mm の竹板2を用いた
が、リール容器30に巻き入れたときの竹の反発力と、
取出したときの形状の戻りやすさとを考慮すると、でき
るだけ薄い竹板(例えば、0.5mm 程度)を用いるのが好
ましい。しかしながら、原竹に対する竹板の歩留りとの
兼ね合いも考慮しつつ、その厚みを決めるのが賢明であ
る。一方、敷居滑り材1は、竹板2を内側にし離型テー
プ4を外側にした状態で、リール容器30に巻いて収容
することもできる。
【0038】尚、上記実施例では、竹板2をレール溝6
の底面7に取り付けるために両面粘着テープ3を用いた
が、これに限らず、例えば木工ボンド等の接着剤を用い
て取り付けてもよい。
【0039】また、竹板2に両面粘着テープ3及び離型
テープ4を貼着したものをリール容器30に巻いて収容
するようにしたが、竹板2のみをリール容器30に巻い
て収容したものでも構わない。
【0040】更に、潤滑剤として、シリコーン油を用い
たが、これに代えて、竹板の風合いや手触りをあまり損
なわない性質の潤滑剤、例えばロウやワックス等のパラ
フィン系潤滑剤、又は滑石等の固体潤滑剤を竹板の建具
滑り面に予め擦り込んでおき、余剰量の潤滑剤は除去す
ればよい。また、潤滑剤を配する手法として、上記では
浸漬法に依ったが、これに限らず、例えば塗布法に依っ
て竹板の建具滑り面に潤滑剤を塗るようにしても構わな
い。
【0041】
【発明の効果】本発明は上記したように構成されている
ので、天然素材たる竹板を用いたものであるにもかかわ
らず、敷居本体のレール溝への取付施工が極めて容易
で、かつ、建具を円滑に走行させることができる。即
ち、本発明に係る敷居滑り材を、テープ状に取り扱って
そのまま敷居本体のレール溝の底面に取り付けることが
可能であり、しかも取り付けられた竹板の上面位置はレ
ール溝内に収まる。従って、敷居滑り材の取付施工に当
たり、レール溝の底面の削り加工を必要としない。ま
た、レール溝の長手方向全体にわたって、継目なく一体
的に取り付けられるので、建具を円滑に走行させること
ができるのである。
【0042】また、竹板の建具滑り面におかれた建具
は、潤滑剤の作用により、極めて滑りやすくなる。
【0043】更に、筒状の容器に巻いて収容した場合
は、運搬時や施工時の取扱いが非常に楽であり、敷居滑
り材の損傷を極力防止できる。
【0044】そして、両面粘着テープを備えた場合は、
レール溝の底面に敷居滑り材を容易に取付けることがで
きる。
【0045】また、両面粘着テープ及び離型テープを介
して複数の竹板を連ねて設けた場合は、使用容量の大き
な製品を得ることができる。
【0046】更に、本発明に係る敷居滑り材の製造方法
によれば、潤滑剤を外面に配した竹板原材を分割して得
た内部の分割面には、両面粘着テープを貼着することが
できるので、建具に対する滑り性がよく、かつ、両面粘
着テープを貼着された敷居滑り材を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る敷居滑り材及び敷居本
体を示す分解斜視図である。
【図2】敷居滑り材製造装置を示す概略構成図である。
【図3】敷居滑り材の製造工程を示すブロック図であ
る。
【図4】敷居滑り材の製造過程を順に示すものであっ
て、(a)は原竹の切断面を示す端面図、(b)は原竹
から切り出された竹板原材を示し一部破断した斜視図、
(c)は竹板原材を浸漬浴内のシリコーン油に浸漬した
状態を示す状態説明図、(d)は竹板原材から分割され
て得た竹板を長尺方向にみた端面図、(e)は敷居滑り
材を長尺方向にみた端面図である。
【図5】敷居滑り材製造装置により製造された敷居滑り
材を巻き入れたリール容器を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 敷居滑り材 2 竹板 2a 竹板原材 3 両面粘着テープ 4 離型テープ 5 敷居本体 6 レール溝 7 底面 10 敷居滑り材製造装置 18 シリコーン油 22 竹板原材削り出し工程 23 浸漬工程 24 竹板削出し工程 25 テープ粘着工程 30 リール容器 31 容器本体 32 蓋体 D 深さ T 厚み L 長さ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷居本体の上面にその長手方向全体にわ
    たって所定深さに刻設されたレール溝の底面に取り付け
    られる竹板を備えた敷居滑り材において、竹板は、少な
    くともレール溝の長手方向全体にわたる長さで、且つ、
    レール溝の所定深さよりも小さな厚みに構成してあるこ
    とを特徴とする敷居滑り材。
  2. 【請求項2】 竹板の建具滑り面に、潤滑剤を配してあ
    る請求項1に記載の敷居滑り材。
  3. 【請求項3】 竹板は、筒状の容器に略筒芯回りに巻い
    て収容してある請求項1又は請求項2に記載の敷居滑り
    材。
  4. 【請求項4】 レール溝の底面に取り付けられる竹板の
    面に、両面粘着テープを貼着してある請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の敷居滑り材。
  5. 【請求項5】 一面に離型テープを添着した両面粘着テ
    ープの他面に、複数の竹板をそれぞれ長手方向に連ねて
    貼着してある請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    敷居滑り材。
  6. 【請求項6】 竹板原材の外面全体に潤滑剤を配し、こ
    の竹板原材を所定厚みの竹板に分割し、それぞれの竹板
    の分割面に両面粘着テープを貼着することを特徴とする
    敷居滑り材の製造方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537940B2 (ja) * 1973-06-12 1978-03-23

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537940B2 (ja) * 1973-06-12 1978-03-23

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