JPH07221264A - パワー半導体モジュール及びそれを用いたインバータ装置 - Google Patents

パワー半導体モジュール及びそれを用いたインバータ装置

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JPH07221264A
JPH07221264A JP6012902A JP1290294A JPH07221264A JP H07221264 A JPH07221264 A JP H07221264A JP 6012902 A JP6012902 A JP 6012902A JP 1290294 A JP1290294 A JP 1290294A JP H07221264 A JPH07221264 A JP H07221264A
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JP
Japan
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power semiconductor
internal terminal
semiconductor module
terminal
insulating container
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JP6012902A
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Hideya Kokubu
秀弥 国分
Ryuichi Saito
隆一 斉藤
Yoshihiko Koike
義彦 小池
Shigeki Sekine
茂樹 関根
Shinya Koike
信也 小池
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Hitachi Ltd
Hitachi Power Semiconductor Device Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Haramachi Electronics Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/49Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of a plurality of wire connectors
    • H01L2224/491Disposition
    • H01L2224/4911Disposition the connectors being bonded to at least one common bonding area, e.g. daisy chain
    • H01L2224/49111Disposition the connectors being bonded to at least one common bonding area, e.g. daisy chain the connectors connecting two common bonding areas, e.g. Litz or braid wires
    • HELECTRICITY
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1305Bipolar Junction Transistor [BJT]
    • H01L2924/13055Insulated gate bipolar transistor [IGBT]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/30Technical effects
    • H01L2924/301Electrical effects
    • H01L2924/3011Impedance

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】内部端子の半田付部にかかる応力が低減され、
ゲ−トへの雑音電圧の誘起が少なく、隣接するパワ−半
導体モジュ−ル間の配線インピ−ダンスが低減されたパ
ワー半導体モジュ−ル及びそれを用いたインバータ装置
を提供する。 【構成】IGBTチップ1のコレクタ内部端子7と、エ
ミッタ内部端子12を、絶縁容器6の側板部分6A、6
Bの内面に平行に、かつ充分に接近した状態で立ち上が
らせたもので、ゲート内部端子18は、これらのコレク
タ内部端子7と、エミッタ内部端子12から離して、絶
縁容器6のほぼ中央部に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の半導体チップ
をパッケージ化したパワー半導体モジュールと、それを
用いたインバータ装置に係り、特に、大電流容量で信頼
性に富み、しかも小型化が容易な高耐圧IGBTモジュ
ールとして好適なパワー半導体モジュールと、それを用
いたインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、IGBT(絶縁ゲート・バ
イポーラ・トランジスタ)、GTO(ゲート・ターンオフ
・サイリスタ)、パワートランジスタなどのパワー半導
体スイッチング素子は、その耐圧や電流容量に応じて各
種インバータ装置などに広く使用されている。そして、
これらの中でもIGBTは、電圧制御素子のため制御が
容易であり、大電流の高周波動作が可能であることなど
から、近年注目されている素子である。
【0003】ところで、このようなIGBTなどのスイ
ッチング素子からなるパワー半導体モジュールとして
は、種々の形態のものが知られているが、その一種とし
て、半導体チップを支持基板に積層し、これを底の無い
浅い箱型の容器で封止してパッケージ化したパワー半導
体モジュールがある。
【0004】そして、このようなパワー半導体モジュー
ルは、通常、モジュール取付部となる支持基板から、素
子部(半導体チップ)が電気的に絶縁された、いわゆる内
部絶縁型構造となっており、このため、半導体チップが
電極板にロウ接合され、金属ワイヤ接続された上で、こ
れらがアルミナ或いは窒化アルミニウム(Al N)などの
セラミックからなる絶縁板上にロウ接合されてモジュー
ル単位を構成し、このモジュール単位が少なくとも1
個、銅(Cu)などからなる支持基板上にロウ接合されて
いる。
【0005】一方、半導体チップの各電極に接続された
内部端子は支持基板上に立上り、容器の表面に設けてあ
る外部端子に接続されるようになっている。また、半導
体チップの表面はレジンなどからなるポッティング材料
によってコートされ、さらにエポキシ樹脂などのハード
レジン及び接着剤によって、合成樹脂製のケース(絶縁
容器)内に封止される。
【0006】なお、このようなパワー半導体モジュール
はインバータ装置に応用されることが多いため、モジュ
ールとしては前記のスイッチング素子だけではなく、こ
れとフリーホイール用のダイオードが、同一モジュール
内に一緒に封止されるのが通例である。
【0007】そして、このような構造のパワー半導体モ
ジュールでは、その支持基板であるベース板を冷却フィ
ンやヒートパイプなどに取付けることにより、冷却され
るようになっている。さらに、このようなパワー半導体
モジュールでは、大電流容量化のためには、半導体チッ
プを2個ないしそれ以上同一モジュール内に並列に配置
する方法がとられている。
【0008】なお、これらの従来技術に関するものとし
ては、特開昭63−93126号、特開平2ー1309
53号、それに特開平4−233269号の各公報など
を挙げることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、この
ようなパワー半導体モジュールにおいて、内部端子の接
続部、特にその半田付部に現われる応力について有効な
配慮がされておらず、充分な信頼性保持の点で問題があ
った。また、従来技術は、モジュールの直列接続使用時
における配線インピーダンスの低減について特に配慮が
されておらず、スイッチング損失が増加し易いという問
題があった。さらに従来技術は、モジュール内部でのス
イッチングノイズによる影響の低減について有効な配慮
がされておらず、誤動作防止の点で問題があった。
【0010】すなわち、従来技術では、その内部端子の
半田付け部信頼性を確保するため、例えば、内部端子の
一部にU型曲がり部を設けて応力緩和を図るようしてい
た。しかしながら、この場合には、配線インピーダンス
が増加してしまうので、端子部での発熱量やスイッチン
グ損失の増加を引き起こすことになり、従って、充分な
信頼性保持ができないという問題があったのである。
【0011】また、モジュールを複数個、直列接続して
使用する場合は、スイッチング損失低減のため、電流変
化率と配線インピーダンスにより決まる、スイッチング
時の起電圧上昇を低減する必要があり、より一層、配線
インピーダンスを低減する必要がある。
【0012】そこで、従来技術では、例えば、個々のパ
ワー半導体モジュール内部で、内部端子相互間でのイン
ピーダンスの打ち消しにより、配線インピーダンスを低
減するという対策がなされていた。しかしながら、この
場合は、モジュールを複数直列接続したときの配線イン
ピーダンスの低減にはつながらず、不適切な対応になっ
てしまうので、充分な信頼性保持ができないという問題
があったのである。
【0013】さらに、従来技術では、例えば、ゲートへ
の雑音電圧の誘起を抑えるため、外部配線部分で、ゲー
ト配線とエミッタ補助配線を相互に巻きつけるといった
方法が取られていた。しかし、この場合は、外部配線の
引き回しが複雑になり、さらには2次的な雑音発生を引
き起こしかねないことになり、従って、充分な信頼性保
持ができないという問題があったのである。
【0014】本発明の目的は、内部端子の接続部に現わ
れる応力の低減が可能で、信頼性の高いパワー半導体モ
ジュールとインバータ装置をローコストで提供すること
にある。
【0015】本発明の他の目的は、モジュールの直列接
続使用時における配線インピーダンスの低減が可能で、
信頼性の高いパワー半導体モジュールとインバータ装置
をローコストで提供することにある。
【0016】本発明の更に別の目的は、モジュール内部
でのスイッチングノイズによる影響の低減が可能で、信
頼性の高いパワー半導体モジュールとインバータ装置を
ローコストで提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、モジュール
内にある内部端子の内、少なくともスイッチング主電流
が通流する2個の内部端子の立上り部分を板状に形成
し、且つ、この板状に形成されている部分を、箱形に作
られている容器の相対向した側板部分のそれぞれの内面
に近接して平行に立ち上がっているようにして達成され
る。
【0018】また、上記目的は、モジュール内にある内
部端子の内、少なくともスイッチング主電流が通流する
2個の内部端子の立上り部分を板状に形成し、且つ、こ
の板状に形成されている部分を、箱形に作られている容
器の相対向した側板部分のそれぞれの内面に近接して平
行に立ち上がっているようにすると共に、これら2個の
内部端子の板状の部分の側端部に突起を設けることによ
り達成される。
【0019】さらに、上記目的は、モジュール内にある
内部端子の内、少なくともスイッチング主電流が通流す
る2個の内部端子の立上り部分を板状に形成し、且つ、
この板状に形成されている部分を、箱形に作られている
容器の相対向した側板部分のそれぞれの内面に近接して
平行に立ち上がっているようにすると共に、制御用の電
極に接続された内部端子を、上記スイッチング主電流が
通流する2個の内部端子の間に配置することにより達成
される。
【0020】
【作用】内部端子に形成されている板状の部分は、箱形
に作られている容器の相対向した側板部分のそれぞれの
内面に近接して配置されている。一方、容器のこの側板
部分は、温度変化による変形が最も少ない部分なので、
温度変化などにより容器の表面に現われる変形の影響を
内部端子が殆ど受けないように働く。従って、内部端子
の接合部に掛る応力は、充分に小さい値に抑えられるの
で、高い信頼性を容易に得ることができる。
【0021】また、内部端子に形成されている板状の部
分は、箱形に作られている容器の相対向した側板部分の
それぞれの内面に近接しているので、接着剤などによ
り、容器の相対向した側端面のそれぞれの内面に直接接
着させることができ、これにより内部端子に掛る応力が
接合部に及ぶのを阻止でき、高い信頼性を容易に得るこ
とができる。
【0022】また、このとき、内部端子の板状の部分の
側端部に形成されている突起は、容器の側端面に対する
内部端子の接着力を更に増加させるように働くので、内
部端子に掛る応力が接合部に及ぶのを更に有効に阻止
し、より高い信頼性を容易に得ることができる。
【0023】さらに、スイッチング主電流が通流する2
個の内部端子の間に配置した内部端子は、スイッチング
主電流が通流する内部端子が容器の側端面に近接してい
ることから、これらの内部端子から最大限に離された位
置をとることができる。
【0024】従って、スイッチング主電流が通流する内
部端子からのノイズの誘導を充分に抑えることができ、
ノイズによる誤動作などが無くなるので、高い信頼性を
容易に得ることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明によるパワー半導体モジュール
とインバータ装置について、図示の実施例により詳細に
説明する。図1と図2は、本発明によるパワー半導体モ
ジュールの一実施例で、この実施例は、インバータ装置
用に好適なIGBT半導体モジュールに本発明を適用し
たもので、このため、図2から明らかなように、6個の
IGBTチップ1と2個のダイオードチップ2を備えて
おり、これらが、それぞれ、例えば銅(Cu)板からなる
コレクタ共通電極板3上に分散配置されている。そし
て、このとき、各チップ1、2は、これらの図には表れ
ていないが、例えばモリブデン(Mo)からなる熱応力緩
衝板を挟んでコレクタ共通電極板3に接合されている。
【0026】4はモジュールの支持基板で、熱伝導度の
高い例えば銅などの板材で作られ、ヒートシンクを兼ね
ている。そして、この支持基板4の、図では上側になる
方の面に、コレクタ絶縁板5を介してコレクタ共通電極
板3が積層接合されている。
【0027】6はモジュールのケースとなる絶縁容器
で、所定のプラスチック材により、長方形の底の無い箱
型に作られ、支持基板4が底板となるようにして、この
支持基板4に接着され、内部を密封状態にする。
【0028】7はコレクタ内部端子で、半田接合部8に
よりコレクタ共通電極板3に接合されている。そして、
このコレクタ内部端子7は、図示のように、折り曲げ部
7Aで折れ曲げ成形され、絶縁容器6の一方の側板部分
6Aの内面に充分に接近した状態で、この内面と平行に
なっている立上り部7Bを有しており、その端部は、絶
縁容器6の上面に突き抜けた上で折り曲げられ、コレク
タ外部端子9を形成している。このとき、立上り部7B
は、図2から明らかなように、かなり広い幅寸法wがも
たせてある。
【0029】10はエミッタ電極板で、略コの字形に作
られ、コレクタ共通電極板3の上側の面に、コレクタ共
通電極板3の周縁部に延在した形で、エミッタ絶縁板1
1を介して積層接合されている。12はエミッタ内部端
子で、エミッタ電極板10の端部に、それと一体に作ら
れており、コレクタ内部電極7と同様に、折り曲げ部1
2Aで折り曲げられ、絶縁容器6の他方の側板部分6B
の内面に充分に接近した状態で、この内面と平行になっ
ている立上り部12Bを有しており、さらに、その端部
は、絶縁容器6の上面に突き抜けた上で折り曲げられ、
エミッタ外部端子13を形成している。また、エミッタ
電極板10には、さらに別の立上り部10A、10Bが
設けてあり、これらから、それぞれエミッタ補助端子1
4、15に接続されている。
【0030】16はゲート電極板で、コレクタ共通電極
板3のほぼ中央に配置され、ゲート絶縁板17を介して
コレクタ共通電極板3に積層接合されており、その立上
り部16Aによりゲート内部端子18に接続されてい
る。
【0031】なお、これらの各内部端子は、コレクタ内
部端子7を除いて、それぞれの電極板と一体構造となっ
ているが、別構造の部品で形成し、それが端子立上り部
で半田などにより接続された構造にしてもよい。一方、
コレクタ内部端子7についても、コレクタ共通電極板3
と一体構造にしてもよい。
【0032】各チップ1、2の表面のエミッタ電極領域
やゲート電極領域などは、例えばアルミニウム(Al)か
らなるワイヤ20により、エミッタ電極板10及びゲー
ト電極板16に接続されている。このとき、各ワイヤ2
0は、それぞれのチップの表面から、各チップに隣接し
た電極板の表面に接続される。
【0033】なお、この実施例では、図2から明らかな
ように、6個のIGBTチップ1は全て並列に接続さ
れ、同様に、2個のダイオードチップ2も並列に接続さ
れており、このとき、ダイオードチップ2は、IGBT
チップ1に対して、エミッタ内部端子12に近接した位
置に配置されている。
【0034】こうして、所定の接着剤21により絶縁容
器6が支持基板4に接着された後、絶縁容器6の内部に
は、所定の絶縁用合成樹脂からなる封止材22が充填さ
れ、モジュールの組立が完了する。
【0035】従って、この実施例によれば、コレクタ内
部端子7、及びエミッタ内部端子12と、絶縁容器6の
各側板部分6A、6Bとの間隔が極力小さくしてあるの
で、絶縁容器6の深さ、つまり、支持基板4の底部から
コレクタ外部端子9、エミッタ外部端子13までの高さ
を、例えば30mm以上確保することにより、実動作時
での温度上昇によるモジュール内圧増による絶縁容器6
の変形により、各内部端子に与えられてしまう高さ方向
での引き上げ応力を小さく抑えることができるので、各
部材間にある半田接合部にかかる応力を低減でき、熱疲
労に対する信頼性を充分に向上させることができる。
【0036】また、この実施例によれば、ゲート内部端
子18が、コレクタ内部端子7とエミッタ内部端子12
の間に位置するようにしてあるので、これらとの間隔を
最大限に大きくすることができる。そして、この結果、
ゲート内部端子18がIGBTチップ1のコレクタから
電気的に隔離した構造となり、ゲートに誘導されてしま
う雑音電圧を充分に抑えることができ、誤動作の虞れを
無くし、信頼性の高い半導体モジュールをえることがで
きる。
【0037】ところで、このようなパワー半導体モジュ
ールは、しばしば複数個、直列または並列に接続にして
用いられる。例えば図3は、各アーム毎に2個のパワー
半導体モジュールが直列に接続された2レベルインバー
タ装置の等価回路を示している。また、図4は、各アー
ム毎に、2個のパワー半導体モジュールを並列に接続し
た上で、それらをさらに直列に接続した3レベルインバ
ータ装置の等価回路を示している。
【0038】そこで、このように、少なくとも2個のパ
ワー半導体モジュールを直列に接続して用いる場合に、
上記した本発明の実施例によるパワー半導体モジュール
を適用した場合について、以下、図5、図6、図7によ
り説明する。
【0039】これら図5〜図7において、30は配線用
のブスバー(母線導体)で、隣接して配置した2個のパワ
ー半導体モジュールの、互いに隣接したコレクタ外部端
子9及びエミッタ外部端子13を外部の回路に接続する
働きをすると共に、コレクタ外部端子9及びエミッタ外
部端子13を相互に接続する働きもしている。
【0040】そして、これらの図から明らかなように、
この実施例によるパワー半導体モジュールは、コレクタ
内部端子7及びエミッタ内部端子12が、絶縁容器6の
側板部分6A、6Bの内面と平行に、しかも充分に接近
して配置してあるので、このように隣接して配置された
場合には、一方のモジュールのコレクタ内部端子7と他
方のモジュールのエミッタ内部端子12が、相互に平行
して、しかも充分に接近して位置するようになる。
【0041】この結果、2個のIGBTモジュールが同
時に導通制御された場合、ブスバー30を通じて流れる
電流の向きは、コレクタ内部端子7とエミッタ内部端子
12とでは逆方向となるので、インダクタンスが相互に
打ち消されるようになり、この部分での配線インピーダ
ンスは極小となる。
【0042】従って、この実施例によれば、隣接する2
個のパワー半導体モジュールのコレクタ共通電極板3間
を接続する配線部分では、このように配線インダクタン
スを充分に小さくできるため、スイッチング時での電圧
振動が起こり難くなり、スイッチング損失を低減するこ
とができる。
【0043】なお、このようなインダクタンス分の打消
効果は、反対方向に電流が流れる導体部分が接近してい
ればいる程、強く得られるので、コレクタ内部端子7、
エミッタ内部端子12と絶縁容器6の側板部分6A、6
Bの内面との間の距離(間隔)は、各端子の幅よりも充分
に小さくするのが望ましい。
【0044】図1の実施例では、一例として、内部端子
回りの封止材22による気密が充分に確保できるよう
に、各内部端子9、12と絶縁容器6の側板部分6A、
6Bの内面との間の間隔を1mmにとってあり、これに
より、隣接する2個のIGBTモジュールのコレクタ内
部端子7とエミッタ内部端子12の間隔を4mm程度に
まで小さくすることができた。
【0045】また、この実施例によれば、さらに以下の
効果がある。すなわち、隣接する2個のIGBTモジュ
ールのコレクタ共通電極板3間の距離が短くなるため、
モジュールの大きさも小さくでき、インバータを小型化
できる。
【0046】次に、スイッチング損失が低減できるた
め、使用時でのチップの温度上昇が少なくなり、半田接
合部分やワイヤ部分などに与えられるストレスも少なく
なるため、パワー半導体モジュールの長寿命化が図れ
る。
【0047】なお、この実施例では、絶縁容器6の側板
部分6A、6Bの厚さが薄いので、接着剤21による支
持基板4と絶縁容器6との接着力を確保するため、図示
のように、絶縁容器6の支持基板4と接する部分の一部
に接着代となる部分23が設けてある。
【0048】また、図示されてはいないが、この実施例
では、絶縁容器6の側板部分6A、6Bと内部端子7、
12の間隔が狭くしてあるので、作業性の向上と絶縁樹
脂の吸い上がり防止のため、絶縁容器6の側版部分の端
部(底部)の一部に、支持基板4を挿入し易くするための
テーパ部が形成してあり、さらに、絶縁容器6の内面に
横溝をつけるなどして表面を荒らしてある。
【0049】ところで、以上の実施例では、IGBTチ
ップが6個、ダイオードチップが2個の場合について示
したが、半導体チップの並列接続個数が異なる場合で
も、同様であるのはいうまでもない。
【0050】図3と図4に戻り、これらのインバータ装
置において、501はパワー半導体モジュールで、50
2、510、511、512、513、そして514は
配線用のブスバーである。そして、これらのパワー半導
体モジュール501は、何れも図1と図2に示したパワ
ー半導体モジュールと同一と考えて良く、従って上部に
コレクタ内部端子9が、そして、下部にエミッタ内部端
子12が、それぞれ互いに近接して各モジュール内に設
けてあることになる。
【0051】また、図4では、3レベルインバータ装置
の構成に必要なクランピングダイオード503も同様に
示してあり、さらに、この図4では、上述の素子のほか
に、ダイオード507、コンデンサ508などの構成要
素をも併せて示してある。
【0052】従って、これら本発明の一実施例によるパ
ワー半導体モジュールを実装したインバータ装置によれ
ば、隣接するパワー半導体モジュールのコレクタとエミ
ッタ端子が隣接して充分に接近しているので、これらを
接続するブスバー502などの配線長を短く抑えること
ができ、この結果、スイッチング時のはね上り電圧を低
減できる。
【0053】また、IGBTモジュールを並列接続する
場合でも、この実施例によれば、横方向に配線接続する
だけですむので、容易に並列接続することができる。
【0054】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。まず、図8の実施例は、コレクタ内部端子7(図に
は表れていない)とコレクタ外部端子9、それにエミッ
タ内部端子12(図には表れていない)とエミッタ外部端
子13を、パワ−半導体モジュ−ルの幅方向の中央よ
り、図で左方向にずらして配置したものであり、その他
の構成は、図1〜図7で説明した実施例と同じである。
【0055】従って、この図8の実施例においても、図
1〜図7で説明した実施例と同様の効果を得ることがで
きる。なお、この実施例において、コレクタ内部端子7
とコレクタ外部端子9、それにエミッタ内部端子11と
エミッタ外部端子13を、パワ−半導体モジュ−ルの幅
方向の中央から左方向ではなくて、右方向にずらして
も、同様の効果を得ることができることはいうまでもな
い。
【0056】次に、図9の実施例は、コレクタ内部端子
7とエミッタ内部端子12を、絶縁容器6と予め一体成
型し、これにより内部端子回りの気密が確保できるよう
にしたもので、その他の構成は、図1〜図7で説明した
実施例と同じである。
【0057】また、この実施例では、絶縁容器6の側板
部分の下端部の一部に突出部24が形成してあり、これ
により支持基板4との接着力が確保できるようにしてあ
る。
【0058】従って、この実施例によれば、実動作の温
度上昇によるモジュ−ル内圧増による端子引き上げ応力
がさらに小さくできるため、端子半田接続部の熱疲労信
頼性をさらに向上させることができる。また、絶縁容器
6と支持基板4との接着代が充分に確保できるため、外
側の接着代を小さくでき、パワ−半導体モジュ−ルが小
形化される上、小形化されたことにより配線インピ−ダ
ンスの低減がさらに得られるという効果がある。
【0059】次に、図10の実施例は、コレクタ内部端
子9とエミッタ内部端子12に、予めエポキシ樹脂な
ど、封止材22となる絶縁用合成樹脂と相性の良い合成
樹脂接着層26を塗布しておき、これによりコレクタ内
部端子9とエミッタ内部端子12を絶縁容器6の側板部
分の内面に接着させ、内部端子の固着と気密を確保する
ようにしたものである。
【0060】また、この図10の実施例では、絶縁容器
6の側板部分の下端部27の一部を支持基板4に形成し
てある溝の中に挿入して接着するように構成してあり、
これにより支持基板4に対する接着力が充分に確保でき
るようになっている。
【0061】次に、図11は、本発明の更に別の一実施
例で、モジュ−ルの中央部からコレクタ端子方向を見た
場合の縦断面を示しており、図において、28はコレク
タ内部端子9の側端部に横方向に突出した突起で、その
他の構成は、図1、図2の実施例と同じである。
【0062】この突起28は、絶縁樹脂からなる封止材
22を充填したとき、この封止材22によるコレクタ内
部端子9の固定を更に強固にする働きをする。従って、
この実施例によれば、半田付け部にかかる応力を更に充
分に低減することができる。なお、図示してないが、こ
の突起28は、エミッタ内部端子12にも設けるように
してもよいことは言うまでもない。
【0063】ところで、以上の実施例では、モジュール
に搭載すべき半導体チップとして、IGBTを例にとっ
て説明しているが、本発明は、これに限らず。他の半導
体素子、例えば、トランジスタ、GTOなどでも同様の
効果が得られる。すなわち、本発明によるパワー半導体
モジュールは、搭載される半導体素子の種類に関わら
ず、モジュ−ル両端の対向する絶縁容器の側端部の内面
と平行に、且つ絶縁容器の内面から、その内部端子の幅
より小さい距離を隔てて内部端子を設けることにより、
隣接した2個の半導体モジュ−ルが同時に導通した場合
での配線インピ−ダンスの低減が得られるようにした点
を特徴とするものなら、どのような形でも実施できるも
のである。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、モジュ−ル両端の対向
する絶縁容器の側端部の内面と平行に、且つ絶縁容器の
内面から、その内部端子の幅より小さい距離を隔てて内
部端子を設ける簡単な構成により、端子半田付け部に加
えられる応力を充分に小さく抑えることができるので、
信頼性の高いパワー半導体モジュールをローコストで提
供することができる。
【0065】また、本発明によれば、スイッチング素子
のゲート端子配線を、第1の内部端子及び絶縁容器表面
の第1の外部端子、それに第2の内部端子及び絶縁容器
表面の第2の外部端子の間に設けるようにしたので、ゲ
−トに誘起される雑音電圧が充分に低減でき、この結
果、誤動作の虞れが抑えられるので、さらに信頼性の高
いパワー半導体モジュールを容易に提供することができ
る。
【0066】さらに、本発明によれば、複数のモジュー
ルを直列に接続したときでの配線のリアクタンスを低減
することができるから、スイッチング時の電圧変動が抑
制され、且つ、これによるゲ−ト電極への雑音電圧は低
減され、更には、消費電力の低減が可能なインバータ装
置を容易に提供することができる。その上、本発明によ
れば、半田付け接合部やワイヤ接続部の疲労寿命が長
く、しかもモジュ−ルサイズが小さくなるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパワー半導体モジュールの一実施
例を示す縦方向断面図である。
【図2】同じく本発明の一実施例の内部平面図である。
【図3】本発明の一実施例が適用されるインバータ装置
の一例を示す回路図である。
【図4】本発明の一実施例が適用されるインバータ装置
の他の一例を示す回路図である。
【図5】本発明の一実施例によるパワー半導体モジュー
ルを2個組み合わせた状態を示す縦方向断面図である。
【図6】本発明の一実施例によるパワー半導体モジュー
ルを2個組み合わせた状態を示す内部平面図である。
【図7】本発明の一実施例によるパワー半導体モジュー
ルを2個組み合わせた状態を示す上面図である。
【図8】本発明の他の一実施例によるパワー半導体モジ
ュールを2個組み合わせた状態を示す上面図である。
【図9】本発明の他の一実施例によるパワー半導体モジ
ュールを2個組み合わせた状態を示す縦方向断面図であ
る。
【図10】本発明の別の一実施例によるパワー半導体モ
ジュールを2個組み合わせた状態を示す縦方向断面図で
ある。
【図11】本発明の更に別の一実施例によるパワー半導
体モジュールを2個組み合わせた状態を示す縦方向断面
図である。
【符号の説明】
1 IGBTチップ 2 ダイオ−ドチップ 3 コレクタ共通電極板 4 支持基板 5 コレクタ絶縁板 6 絶縁容器(ケース) 7 コレクタ内部端子 8 半田接合部 9 コレクタ外部端子 10 エミッタ内部端子 11 エミッタ絶縁板 12 エミッタ内部端子 13 エミッタ外部端子 14、15 エミッタ補助端子 16 ゲート電極板 17 ゲート絶縁板 18 ゲート内部端子 20 アルミニウムワイヤ 21 接着剤 22 封止材 23 接着代となる部分 24 突出部 26 合成樹脂接着層 27 下端部 28 突起 501 パワー半導体モジュール 502 配線用ブスバー 503 クランピングダイオード 507 ダイオード 508 コンデンサ 510 配線用ブスバー 511 配線用ブスバー 512 配線用ブスバー 513 配線用ブスバー 514 配線用ブスバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 義彦 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 関根 茂樹 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小池 信也 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板と、この支持基板の一方の面に
    絶縁板を介して積層接合された電極板と、この電極板に
    接合された半導体チップと、上記支持基板を底板として
    密封容器を形成する箱型の絶縁容器と、この絶縁容器の
    表面に配置された外部端子と、この外部端子を上記電極
    板に接続するための内部端子とを備えたパワー半導体モ
    ジュールにおいて、上記内部端子を板状の導電材で作成
    し、且つ、この内部端子が上記電極板から上記外部端子
    に至る立上り部分を、上記絶縁容器の相対向する側板部
    分の内面に対して、その立上り部分の幅よりも充分に小
    さい間隔で平行に配置したことを特徴とするパワー半導
    体モジュール。
  2. 【請求項2】 支持基板と、この支持基板の一方の面に
    絶縁板を介して積層接合された電極板と、この電極板に
    接合された半導体チップと、上記支持基板を底板として
    密封容器を形成する箱型の絶縁容器と、この絶縁容器の
    表面に配置された外部端子と、この外部端子を上記電極
    板に接続するための内部端子とを備えたパワー半導体モ
    ジュールにおいて、上記内部端子を板状の導電材で作成
    し、且つ、この内部端子が上記電極板から上記外部端子
    に至る立上り部分を、上記絶縁容器の相対向する側板部
    分の内面に接着させたことを特徴とするパワー半導体モ
    ジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の発明において、
    上記外部端子及び内部端子の内、制御信号用の外部端子
    と内部端子は、上記絶縁容器の中央部近傍に配置されて
    いることを特徴とするパワー半導体モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2の発明において、
    上記内部端子の立上り部分の長さが少なくとも30mm
    であることを特徴とするパワー半導体モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2の発明において、
    上記内部端子の立上り部分の側端部に突起が設けられて
    いることを特徴とするパワー半導体モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5に記載のパワー半
    導体モジュールを少なくとも2個用い、これらのパワー
    半導体モジュールの上記側板部分が相隣接して実装配置
    されていることを特徴とするインバータ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の発明において、上記インバー
    タ装置が2レベル又は3レベルのインバータ装置であ
    り、上記側板部分が相隣接して実装配置されているパワ
    ー半導体モジュールが、少なくとも2個のモジュールが
    直列に接続された直列接続パワー半導体モジュール群又
    はこの直列接続パワー半導体モジュール群を更に少なく
    とも2群並列に接続した直並列接続パワー半導体モジュ
    ール群で構成されていることを特徴とするインバータ装
    置。
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