JPH0722091Y2 - 背負いカバン - Google Patents

背負いカバン

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Publication number
JPH0722091Y2
JPH0722091Y2 JP1991103539U JP10353991U JPH0722091Y2 JP H0722091 Y2 JPH0722091 Y2 JP H0722091Y2 JP 1991103539 U JP1991103539 U JP 1991103539U JP 10353991 U JP10353991 U JP 10353991U JP H0722091 Y2 JPH0722091 Y2 JP H0722091Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
locking
inner lid
bag
housing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991103539U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0551122U (ja
Inventor
修一郎 川口
Original Assignee
株式会社丸信バッグ工業
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社丸信バッグ工業 filed Critical 株式会社丸信バッグ工業
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Publication of JPH0551122U publication Critical patent/JPH0551122U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は通学用、その他、外出用
の物入れとして利用される背負いカバンに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、通学に用いられているランド
セルは、収容部の上部が開口しているランドセル本体の
背面側に背負いバンドを備えると共に背面側上縁から収
容部の開口を覆って正面側まで達して、下縁部の係止具
がランドセル本体の正面部の係止受け具に係脱自在な蓋
部を備えた構成になっており、蓋部で収容部を開閉して
いるものである。
【0003】ところで、収容部の開口は全開した状態で
蓋部により覆われて閉じられる構成のものであるため、
次の不都合がある。
【0004】収容物が少ない場合、収容部内で収容物が
遊び動き、特に小学児童は活動が活発であるから顕著で
ある。そのため、背負い難かったり、収容物が傷んだ
り、また、収容物の重心が背中から離れる方向に移り易
くなるから、後ろ側に引っ張られて重くなり、体力的な
負担が増す欠点がある。この点、収容部の開口に内蓋を
形成したもの{実願昭55-152574 号(実開昭57-72923
号)のマイクロフィルム参照}や、開口にバンドを張設
可能に備えているもの{実願昭60-82145号(実開昭61-1
96621 号)のマイクロフィルム参照}も、その前後方向
の開口程度を全開状態から半開状態そして全閉状態まで
適宜調整できない構成であるため、前記した通りの同様
の不都合がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、収容物の量に応じて収容部開口の前後方向の開口程
を、収容部の左右開口幅を変えることなく、全開状態
から半開状態そして全閉状態まで無段階的に適宜調整出
来ないことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに講じた手段は、収容部の上部が開口している箱型カ
バン本体の背面側に背負いバンドを有すると共に、背面
側上縁から収容部の開口を覆って正面側まで達して、下
縁部の係止具がカバン本体の正面部の係止受け具に係脱
自在な蓋部を有する背負いカバンにおいて、カバン本体
の左右側面を折れ可能な襠部とし、且つ収容部の開口背
面側に内蓋部を配設すると共に、カバン本体正面上部に
帯状の上下に長い係止受け部を前記内蓋部の係止部が係
脱可能に配設し、この内蓋部の係止部を前記係止受け部
における適宜上下位置に係止することにより、収容部開
口をその左右開口幅を変えずに全開状態から半開状態そ
して全閉状態までの適宜開口状態にその前後方向の開閉
程度を無段階的に調整可能にしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】蓋部および内蓋部を開いて、全開状態の収容部
内に収容物を入れた後、収容物が遊び動かなくなるま
で、内蓋部の係止部をカバン本体正面上部の係止受け部
における適宜上下位置に係止させて、収容部の開口を全
開状態から半開状態そして全閉状態までの適宜開口状態
にその前後方向の開閉程度を無段階的に調整して閉じ
る。
【0008】これにより、箱型状のカバン本体の収容部
の開口は、左右開口幅が変わらない状態で、襠部が折れ
て前後方向の開口幅が襠部の全開幅乃至全閉幅まで無段
階的に変化するため、収容部内で収容物が遊び動かなく
なると共に重心が背中側に近づき、収容物の量が変わっ
ても、常に背負いやすい収容状態に調整し得る。
【0009】
【実施例】図面に例示した背負いカバンはランドセルタ
イプで、カバン本体1は縦長の偏平箱形状のもので、収
容部2の上部が開口している。このカバン本体1の背面
側には左右一対の背負いバンド4が背面側上縁から下面
側までに亘り配設されており、また、背面側上縁から蓋
部5が収容部1の開口3を覆って正面側まで達し且つそ
の下縁部の係止具6がカバン本体1の正面部の係止受け
具7に係脱自在に配設されている。
【0010】そして、カバン本体1は左右側面を折れ可
能な襠部8として形成すると共に、収容部2の開口3背
面側に内蓋部9を配設している。この内蓋部9は係止部
10をカバン本体1正面上部の係止受け部11に係脱自在に
形成していて、同内蓋部9により収容部2の開口3を全
開状態から全閉状態まで開閉可能にしてある。
【0011】内蓋部9は全開状態の収容部開口3を覆え
る形態に形成してある。
【0012】係止部10と係止受け部11は例えば係脱自在
なベルベットファスナーであり、係止部10は内蓋部9の
先端縁に沿い帯状に形成して、係止受け部11はカバン本
体1の正面上部の左右部分に上下に長い帯状に形成して
あり、係止部10を係止受け部11の上側乃至下側に係脱す
ることにより、内蓋部9で収容部2の開口3を、その収
容部の左右開口幅が変わらない状態で、全閉状態から
開状態そして全開状態までの適宜開口状態にその前後方
向の開閉程度を無段階的に調整可能にしてある。
【0013】したがって、収容物の量が図2に示す程度
の普通である場合には、内蓋部9の係止部10を係止受け
部11の中程部分に係止し、また、収容物の量が図3に示
す通り少ない場合には、内蓋部9の係止部10を係止受け
部11の下側部分に係止し、また、収容物の量が図4に示
すように多い場合には、内蓋部9の係止部10を係止受け
部11の上側部分に係止して、それぞれ収容物が収容部2
内で遊び動かないように収容することが出来る。
【0014】
【考案の効果】A.収容物の量に応じて、内蓋部により
収容部の開口を、その収容部の左右開口幅を変えずに、
全開状態から半開状態そして全閉状態までの適宜開口状
態にその前後方向の開口程度を無段階的に調整すること
が出来る。
【0015】B.収容部内で収容物が遊び動かず、しか
も重心が背中側に近づくため、収容物の量が変わって
も、常に背負いやすい収容状態を確保でき、また、収容
物が傷むのを未然に阻止することも出来、特に不必要な
体力的負担をなくせると共に背負い姿勢に無理がない自
然体で背負える特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の背負いカバンの一実施例を示す斜視
図で一部切欠する。
【図2】 拡大縦断面図。
【図3】 収容物が少ない場合における使用状態の拡大
縦断面図。
【図4】 収容物が多い場合における使用状態の拡大縦
断面図。
【符号の説明】
1 カバン本体 2 収容部 3 収容部の開口 4 背負いバンド 5 蓋部 6 係止具 7 係止受け具 8 襠部 9 内蓋部 10 係止部 11 係止受け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容部の上部が開口している箱型カバン
    本体の背面側に背負いバンドを有すると共に、背面側上
    縁から収容部の開口を覆って正面側まで達して、下縁部
    の係止具がカバン本体の正面部の係止受け具に係脱自在
    な蓋部を有する背負いカバンにおいて、カバン本体の左
    右側面を折れ可能な襠部とし、且つ収容部の開口背面側
    に内蓋部を配設すると共に、カバン本体正面上部に帯状
    の上下に長い係止受け部を前記内蓋部の係止部が係脱可
    能に配設し、この内蓋部の係止部を前記係止受け部にお
    ける適宜上下位置に係止することにより、収容部開口を
    その左右開口幅を変えずに全開状態から半開状態そして
    全閉状態までの適宜開口状態にその前後方向の開閉程度
    を無段階的に調整可能にしたことを特徴とする背負いカ
    バン。
JP1991103539U 1991-12-16 1991-12-16 背負いカバン Expired - Lifetime JPH0722091Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991103539U JPH0722091Y2 (ja) 1991-12-16 1991-12-16 背負いカバン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991103539U JPH0722091Y2 (ja) 1991-12-16 1991-12-16 背負いカバン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0551122U JPH0551122U (ja) 1993-07-09
JPH0722091Y2 true JPH0722091Y2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=14356651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991103539U Expired - Lifetime JPH0722091Y2 (ja) 1991-12-16 1991-12-16 背負いカバン

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5772923U (ja) * 1980-10-24 1982-05-06
JPS61196621U (ja) * 1985-05-30 1986-12-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0551122U (ja) 1993-07-09

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