JPH07220664A - 独立に制御可能な導電ストリップを有するコレクタ - Google Patents
独立に制御可能な導電ストリップを有するコレクタInfo
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- JPH07220664A JPH07220664A JP30501094A JP30501094A JPH07220664A JP H07220664 A JPH07220664 A JP H07220664A JP 30501094 A JP30501094 A JP 30501094A JP 30501094 A JP30501094 A JP 30501094A JP H07220664 A JPH07220664 A JP H07220664A
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- JP
- Japan
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- layer
- material layer
- strip
- conductive
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/08—Electrodes intimately associated with a screen on or from which an image or pattern is formed, picked-up, converted or stored, e.g. backing-plates for storage tubes or collecting secondary electrons
- H01J29/085—Anode plates, e.g. for screens of flat panel displays
Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 隣接する両導電トラックの間に絶縁破壊を発
生させない、電子効率を低下させない電子コレクタを提
供する。 【構成】 導電ストリップすなわち導電トラック23、
43を上に接着した基板21、40、41で構成される
アノードを有する電子コレクタに関する。各導電ストリ
ップの少なくとも1つの縁部の上に誘電物質層25が付
着されている。
生させない、電子効率を低下させない電子コレクタを提
供する。 【構成】 導電ストリップすなわち導電トラック23、
43を上に接着した基板21、40、41で構成される
アノードを有する電子コレクタに関する。各導電ストリ
ップの少なくとも1つの縁部の上に誘電物質層25が付
着されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、独立に制御可能なアノ
ードを有する電子コレクタに関する。
ードを有する電子コレクタに関する。
【0002】
【従来の技術】電子コレクタは、例えばフランス特許出
願第2633763号、同第2633765号、及び米
国特許出願第4763187号に記載のマイクロチップ
けい光画面、ならびに“320 ×200-Pixel Color Graphi
c FLV FD”と題するK・森本他の報文(“Proceedings
of Japan Display 86 ”、516−519ページ)に記
載のVFD構造に使用されている。
願第2633763号、同第2633765号、及び米
国特許出願第4763187号に記載のマイクロチップ
けい光画面、ならびに“320 ×200-Pixel Color Graphi
c FLV FD”と題するK・森本他の報文(“Proceedings
of Japan Display 86 ”、516−519ページ)に記
載のVFD構造に使用されている。
【0003】従来技術によるコレクタの構造と作動原理
を図1a、1b、及び図2に示すが、例示されたものは
マイクロチップけい光画面のものである。
を図1a、1b、及び図2に示すが、例示されたものは
マイクロチップけい光画面のものである。
【0004】図1aは、本質的には対面するアノードと
カソードである上記のけい光板の構成要素を斜視図で示
す。カソードは、例えばガラスなどの第1の基板10を
有し、この基板の上には、モリブデンなどの金属マイク
ロチップ14を支える導電列12(インジウムやすずの
酸化物などのカソード導体)が置かれている。列12は
ニオブなどによる孔あき導電行16(グリッド)と交差
している。
カソードである上記のけい光板の構成要素を斜視図で示
す。カソードは、例えばガラスなどの第1の基板10を
有し、この基板の上には、モリブデンなどの金属マイク
ロチップ14を支える導電列12(インジウムやすずの
酸化物などのカソード導体)が置かれている。列12は
ニオブなどによる孔あき導電行16(グリッド)と交差
している。
【0005】一つの行16と一つの導電列12との交差
部に位置するすべてのマイクロチップ14は、実質的に
行16の孔に面する頂部すなわち頂端を有する。カソー
ド導体12とグリッド16は、マイクロチップ14の通
過を可能にする開口部を有する例えば二酸化けい素など
の絶縁層18によって分離されている。
部に位置するすべてのマイクロチップ14は、実質的に
行16の孔に面する頂部すなわち頂端を有する。カソー
ド導体12とグリッド16は、マイクロチップ14の通
過を可能にする開口部を有する例えば二酸化けい素など
の絶縁層18によって分離されている。
【0006】アノードは、ガラスなどの第2絶縁基板2
0を有し、この基板は発光物質で覆われた導電ストリッ
プ22を支えている。2つの基板10または20のうち
少なくとも1つは透明でなければならない。
0を有し、この基板は発光物質で覆われた導電ストリッ
プ22を支えている。2つの基板10または20のうち
少なくとも1つは透明でなければならない。
【0007】前記ストリップ22の第1シリーズは、ユ
ウロピウムをドープしたY2 O2 Sなどの赤色発光物質
24によって覆われ、前記ストリップ22の第2シリー
ズは、CuAlをドープしたZnSなどの緑色発光物質
26によって覆われ、前記ストリップ22の最終シリー
ズは、AgをドープしたZnSなどの青色発光物質28
によって覆われている。
ウロピウムをドープしたY2 O2 Sなどの赤色発光物質
24によって覆われ、前記ストリップ22の第2シリー
ズは、CuAlをドープしたZnSなどの緑色発光物質
26によって覆われ、前記ストリップ22の最終シリー
ズは、AgをドープしたZnSなどの青色発光物質28
によって覆われている。
【0008】各シリーズのストリップ22は互い違いに
なって離隔されており、例えば等距離になっている。
なって離隔されており、例えば等距離になっている。
【0009】各シリーズの1つのアノードによって形成
される各トリプレットは、グリッド16(行)にほぼ面
している。グリッド16とカソード導体12の各交差部
は三色ピクセルを形成する。
される各トリプレットは、グリッド16(行)にほぼ面
している。グリッド16とカソード導体12の各交差部
は三色ピクセルを形成する。
【0010】抵抗層は図示されていないが、これをマイ
クロチップとカソード導体との間に介在させることがで
きるのが好都合である。
クロチップとカソード導体との間に介在させることがで
きるのが好都合である。
【0011】図1bは、aa’線(図1a)に沿った断
面を示したものである。
面を示したものである。
【0012】図2は、このようなシステムの作動を明確
にする。3つの色は例えば順次モードによって順々にア
ドレス指定される。緑色をアドレス指定するためには、
該当するストリップ22を例えば200ボルトで偏光
し、同時に赤色を発する発光物質24と青色を発する発
光物質28でそれぞれ覆われたストリップを、その励起
しきい値以下の電位に保つ。こうして赤についても、ま
た青についても同じことを行う。列12及び行16につ
いて図2に示した電圧(それぞれ0V、+70V)は例
示のためであることは明白である。アドレス指定は、該
当する物質26のけい光をひき起こす、選ばれたアノー
ドストリップ22上のカソードによって放射される電子
の集束に相当する。この種の操作は「交換アノード操
作」と呼ばれる。
にする。3つの色は例えば順次モードによって順々にア
ドレス指定される。緑色をアドレス指定するためには、
該当するストリップ22を例えば200ボルトで偏光
し、同時に赤色を発する発光物質24と青色を発する発
光物質28でそれぞれ覆われたストリップを、その励起
しきい値以下の電位に保つ。こうして赤についても、ま
た青についても同じことを行う。列12及び行16につ
いて図2に示した電圧(それぞれ0V、+70V)は例
示のためであることは明白である。アドレス指定は、該
当する物質26のけい光をひき起こす、選ばれたアノー
ドストリップ22上のカソードによって放射される電子
の集束に相当する。この種の操作は「交換アノード操
作」と呼ばれる。
【0013】3つの色が同時にアドレス指定されるとい
う通常の構造と比較して、上記の構造は3つの本質的な
利点を有する。すなわち、 − カソード導体のアドレス回路の数が減少する(アノ
ードストリップごとに1つのカソード導体を必要とする
のに対して、3つの赤・緑・青アノードストリップにつ
いて1つのカソード導体でよい)。
う通常の構造と比較して、上記の構造は3つの本質的な
利点を有する。すなわち、 − カソード導体のアドレス回路の数が減少する(アノ
ードストリップごとに1つのカソード導体を必要とする
のに対して、3つの赤・緑・青アノードストリップにつ
いて1つのカソード導体でよい)。
【0014】− アノードとカソードとの間の整列のた
めに必要な精度が低くてよい。
めに必要な精度が低くてよい。
【0015】− 解像度が高い。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】この構造の主な欠点
は、印加できるアノードの励起電圧(すなわちアノード
電圧)が、偏光された色(図2では200Vで偏光され
た)とチップの電位に近い電位に保たれた他の色(図2
では0Vで偏光された)との間に存在する絶縁破壊の危
険性の結果として、制限されることである。
は、印加できるアノードの励起電圧(すなわちアノード
電圧)が、偏光された色(図2では200Vで偏光され
た)とチップの電位に近い電位に保たれた他の色(図2
では0Vで偏光された)との間に存在する絶縁破壊の危
険性の結果として、制限されることである。
【0017】この制限は問題となる。アノードの導電ス
トリップ22の発光効率がストリップ励起電圧の上昇に
したがって向上するという事実を専門家はよく知ってい
るからである。
トリップ22の発光効率がストリップ励起電圧の上昇に
したがって向上するという事実を専門家はよく知ってい
るからである。
【0018】図2によって示される他の欠点は、この図
で電子の飛しょう軌跡が参照番号1〜8で示されている
が、電子の一部は発光物質26に到達せず、代りに導電
トラックすなわちストリップ22(図2では飛しょう軌
跡1、7、8)の縁部を直接通過することである。した
がって画面の発光効率は低下する。
で電子の飛しょう軌跡が参照番号1〜8で示されている
が、電子の一部は発光物質26に到達せず、代りに導電
トラックすなわちストリップ22(図2では飛しょう軌
跡1、7、8)の縁部を直接通過することである。した
がって画面の発光効率は低下する。
【0019】これらの問題はマイクロチップけい光画面
に特定のものではない。もっと一般的には、従来技術の
コレクタを断面で示す図3を参照することができる。こ
れはx’x方向に延びる基板20を有するが、図の面に
対して垂直でもある。
に特定のものではない。もっと一般的には、従来技術の
コレクタを断面で示す図3を参照することができる。こ
れはx’x方向に延びる基板20を有するが、図の面に
対して垂直でもある。
【0020】2つの導電ストリップ22−1、22−2
が示され、図3に垂直に延び、各々は可変電位にまで上
げられ、この電位は各ストリップについてコレクタ状態
または非コレクタ状態を定義できるようにする。電子は
ストリップ22に面して位置するカソードによって放射
されるが、図3には示されていない。この種のコレクタ
では、けい光画面の場合と同じ2つの問題に遭遇する。
が示され、図3に垂直に延び、各々は可変電位にまで上
げられ、この電位は各ストリップについてコレクタ状態
または非コレクタ状態を定義できるようにする。電子は
ストリップ22に面して位置するカソードによって放射
されるが、図3には示されていない。この種のコレクタ
では、けい光画面の場合と同じ2つの問題に遭遇する。
【0021】1.2つの隣接する導電トラックの1つが
電子収集状態にあり、他の1つが非収集状態にあると
き、すなわち両トラック間に高い電位差があるときに、
前記の隣接する両導電トラックの間に絶縁破壊が発生す
る危険性がある。
電子収集状態にあり、他の1つが非収集状態にあると
き、すなわち両トラック間に高い電位差があるときに、
前記の隣接する両導電トラックの間に絶縁破壊が発生す
る危険性がある。
【0022】図3に、これら2つのストリップの間にお
けるいくつかの電界線30を示す。絶縁破壊はより具体
的には、導電ストリップ22の縁部Aの上における電界
線結合の結果として始まる。導電ストリップ22間のス
ペースは、このスペースの比誘電率は1であるから、こ
のような絶縁破壊の伝播に特に好ましくなる。
けるいくつかの電界線30を示す。絶縁破壊はより具体
的には、導電ストリップ22の縁部Aの上における電界
線結合の結果として始まる。導電ストリップ22間のス
ペースは、このスペースの比誘電率は1であるから、こ
のような絶縁破壊の伝播に特に好ましくなる。
【0023】2.電子飛しょう軌跡は、トラック全幅に
わたり、またトラックが基板に向かって傾斜している縁
部にまで(部域Aにも)拡がる。これは、選定されたト
ラック上での電子線の「集束」を悪くし、またトラック
が目標物質によって覆われるときに電子効率を低下させ
る。
わたり、またトラックが基板に向かって傾斜している縁
部にまで(部域Aにも)拡がる。これは、選定されたト
ラック上での電子線の「集束」を悪くし、またトラック
が目標物質によって覆われるときに電子効率を低下させ
る。
【0024】本発明の目的は、このようなコレクタの構
造を改善して上記の欠点を回避することである。けい光
画面の特定の場合の実際的な結果は、画面輝度の改善で
ある。また、この画面が外部照明を受けているときに、
コントラストを改善することも可能である。
造を改善して上記の欠点を回避することである。けい光
画面の特定の場合の実際的な結果は、画面輝度の改善で
ある。また、この画面が外部照明を受けているときに、
コントラストを改善することも可能である。
【0025】
【課題を解決するための手段】さらに詳しくは、本発明
は、導電ストリップが上に接着された基板で構成される
アノードを有し、前記ストリップの各々が縁部によって
画定された中央部分を有する、コレクタであって、各導
電ストリップの少なくとも1つの縁部の上に誘電物質層
が付着されていることを特徴とする前記のコレクタに関
する。
は、導電ストリップが上に接着された基板で構成される
アノードを有し、前記ストリップの各々が縁部によって
画定された中央部分を有する、コレクタであって、各導
電ストリップの少なくとも1つの縁部の上に誘電物質層
が付着されていることを特徴とする前記のコレクタに関
する。
【0026】この種のコレクタは、誘電物質層が各導電
ストリップすなわちトラックの各縁部に付着されること
を特徴とするのが好都合である。
ストリップすなわちトラックの各縁部に付着されること
を特徴とするのが好都合である。
【0027】誘電物質またはシールドが導電ストリップ
と接触して付着される所では、2つの本質的な技術的効
果が得られる。
と接触して付着される所では、2つの本質的な技術的効
果が得られる。
【0028】第1に、誘電物質に接触する導電ストリッ
プの縁部の上における電界は、従来技術の装置(すなわ
ち誘電物質がない)の同じ位置における電界と比較し
て、少なくなる。この減少は、ε/ε0 に近い比率にあ
り、ここでεはシールドの比誘電率を示し、ε0 はスペ
ースの比誘電率を示す。絶縁破壊の危険性はこれと同じ
量だけ減少する。したがって、より高いアノード電圧を
印加することができる。
プの縁部の上における電界は、従来技術の装置(すなわ
ち誘電物質がない)の同じ位置における電界と比較し
て、少なくなる。この減少は、ε/ε0 に近い比率にあ
り、ここでεはシールドの比誘電率を示し、ε0 はスペ
ースの比誘電率を示す。絶縁破壊の危険性はこれと同じ
量だけ減少する。したがって、より高いアノード電圧を
印加することができる。
【0029】第2に、誘電物質が導電ストリップの縁部
と接触している所では、カソードによって放射される電
子は、シールドによって覆われていないトラックの部分
(例えば図3の部域B)に直接渡り、またけい光画面の
場合には、導電ストリップの縁部が誘電物質によって保
護されているので、前記トラックを覆う発光物質に渡
る。したがって電子収集効果は向上し、選択されたスト
リップの上へのよりすぐれた収束が可能である。
と接触している所では、カソードによって放射される電
子は、シールドによって覆われていないトラックの部分
(例えば図3の部域B)に直接渡り、またけい光画面の
場合には、導電ストリップの縁部が誘電物質によって保
護されているので、前記トラックを覆う発光物質に渡
る。したがって電子収集効果は向上し、選択されたスト
リップの上へのよりすぐれた収束が可能である。
【0030】この効果は、誘電物質層が導電ストリップ
の縁部の先まで延び、誘電物質層は導電ストリップの上
に付着し、該ストリップの中央部分の上に侵入する場
合、さらに改善される。
の縁部の先まで延び、誘電物質層は導電ストリップの上
に付着し、該ストリップの中央部分の上に侵入する場
合、さらに改善される。
【0031】好ましい方法では、前記のようなコレクタ
は、誘電物質ストリップもまた、これが接触しているス
トリップの縁部から隣接ストリップの縁部まで延びてい
ることを特徴とする。
は、誘電物質ストリップもまた、これが接触しているス
トリップの縁部から隣接ストリップの縁部まで延びてい
ることを特徴とする。
【0032】好ましい実施例によれば、誘電シールドは
高い比誘電率を有する物質で構成されている。誘電シー
ルドは二酸化けい素であることが好ましい。
高い比誘電率を有する物質で構成されている。誘電シー
ルドは二酸化けい素であることが好ましい。
【0033】以下に、本発明を限定的ではない実施例に
関し、添付の図を参照して詳しく説明する。
関し、添付の図を参照して詳しく説明する。
【0034】
【実施例】本発明によるコレクタの好ましい一実施例を
図4aに断面図で、図4bに斜視図で示す。明らかに、
コレクタの部分のみが示され、図4aと図4bのパター
ンはx’x方向に同じ方法で繰り返すことができる。コ
レクタすなわちアノードは、x’x方向と図の平面の垂
直に延びるガラスなどの絶縁基板21を有する。基板
は、導電トラックとも呼ばれる導電ストリップ23−
1、23−2を支持し、導電トラックは図4aの平面に
垂直に延びている。各ストリップは2つの縁部(図4a
における区域A)によって画定された中央部分(図4a
における部域B)を有する。予見されるアプリケーショ
ンの機能として、専門家は基板とトラックの寸法を選ぶ
ことができる。一般的に、けい光画面へのアプリケーシ
ョンのためには、基板の厚さは約1mm、トラックの厚
さは約1マイクロメートルまたは約0.1マイクロメー
トルである。両トラック間の間隔が約50μmのための
約100μm幅のトラックが既に製造されている。
図4aに断面図で、図4bに斜視図で示す。明らかに、
コレクタの部分のみが示され、図4aと図4bのパター
ンはx’x方向に同じ方法で繰り返すことができる。コ
レクタすなわちアノードは、x’x方向と図の平面の垂
直に延びるガラスなどの絶縁基板21を有する。基板
は、導電トラックとも呼ばれる導電ストリップ23−
1、23−2を支持し、導電トラックは図4aの平面に
垂直に延びている。各ストリップは2つの縁部(図4a
における区域A)によって画定された中央部分(図4a
における部域B)を有する。予見されるアプリケーショ
ンの機能として、専門家は基板とトラックの寸法を選ぶ
ことができる。一般的に、けい光画面へのアプリケーシ
ョンのためには、基板の厚さは約1mm、トラックの厚
さは約1マイクロメートルまたは約0.1マイクロメー
トルである。両トラック間の間隔が約50μmのための
約100μm幅のトラックが既に製造されている。
【0035】本発明によれば、誘電物質層25を各トラ
ック23−1、23−2の縁部の少なくとも1つに付着
させるが、縁部の各々に付着させるのが好ましい。けい
光画面へのアプリケーションの場合には、発光物質を何
らかの周知の方々で導電トラックの上に付着させる。層
25は、トラックに沿って図4aの平面に垂直な方向に
延び、この層はトラックの縁部上に付着している(図4
bの斜視図を参照)。図4aに示すように、この層はま
たx’xにしたがってトラック間スペースに延び、こう
して2つの隣接トラック間のスペースの部分を覆う。図
4cに1つの変形を示すが、この場合(図4d、4eに
おけるように)基板・トラック・誘電層システムが図の
平面に垂直に延びてる、コレクタの断面図としても理解
すべきである。図4cでは、参照番号21、23−1、
23−2は図4aにおけると同じ意味を持ち、誘電物質
層27は、トラック23−1、23−2の縁部、並びに
これらの間のスペースすべてを覆う。
ック23−1、23−2の縁部の少なくとも1つに付着
させるが、縁部の各々に付着させるのが好ましい。けい
光画面へのアプリケーションの場合には、発光物質を何
らかの周知の方々で導電トラックの上に付着させる。層
25は、トラックに沿って図4aの平面に垂直な方向に
延び、この層はトラックの縁部上に付着している(図4
bの斜視図を参照)。図4aに示すように、この層はま
たx’xにしたがってトラック間スペースに延び、こう
して2つの隣接トラック間のスペースの部分を覆う。図
4cに1つの変形を示すが、この場合(図4d、4eに
おけるように)基板・トラック・誘電層システムが図の
平面に垂直に延びてる、コレクタの断面図としても理解
すべきである。図4cでは、参照番号21、23−1、
23−2は図4aにおけると同じ意味を持ち、誘電物質
層27は、トラック23−1、23−2の縁部、並びに
これらの間のスペースすべてを覆う。
【0036】本発明の他の好ましい実施例を図4dに示
すが、ここでは誘電物質層29は、トラック(23−
1、23−2)の縁部の先まで延び、誘電物質層はトラ
ックの上に付着し、その中央部分に侵入している。しか
しこの侵入は、発光物質によって覆われる表面を過度に
減らさないように、制限されなければならない(一般的
にはこれは1ミクロンから数ミクロンの間である)。
すが、ここでは誘電物質層29は、トラック(23−
1、23−2)の縁部の先まで延び、誘電物質層はトラ
ックの上に付着し、その中央部分に侵入している。しか
しこの侵入は、発光物質によって覆われる表面を過度に
減らさないように、制限されなければならない(一般的
にはこれは1ミクロンから数ミクロンの間である)。
【0037】図4eに1つの変形を示すが、この場合、
誘電物質層31は両トラック23−1、23−2間のス
ペースの上と中央部分の方向に各トラックの縁部の先ま
で延びている。
誘電物質層31は両トラック23−1、23−2間のス
ペースの上と中央部分の方向に各トラックの縁部の先ま
で延びている。
【0038】これまで説明したすべての実施例におい
て、誘電物質25、27、29、31が高い比誘電率を
有する場合には、前記誘電物質と接触しているあらゆる
導電トラック23−1、23−2の縁部(図4a、図4
c〜4eにおける部域A)上でε/ε0 の比率で電界の
減少がある(ただし、εは誘電層の比誘電率、ε0 はス
ペースの比誘電率である)。これは同じ量だけ絶縁破壊
の危険性を減らし、したがって、より高い電圧変動がト
ラック23−1と23−2との間に加わる。例えば二酸
化けい素を誘電物質として選ぶならば、ε/ε0 はほぼ
4となる。ε/ε0 ≧10で作動することが有利であ
る。
て、誘電物質25、27、29、31が高い比誘電率を
有する場合には、前記誘電物質と接触しているあらゆる
導電トラック23−1、23−2の縁部(図4a、図4
c〜4eにおける部域A)上でε/ε0 の比率で電界の
減少がある(ただし、εは誘電層の比誘電率、ε0 はス
ペースの比誘電率である)。これは同じ量だけ絶縁破壊
の危険性を減らし、したがって、より高い電圧変動がト
ラック23−1と23−2との間に加わる。例えば二酸
化けい素を誘電物質として選ぶならば、ε/ε0 はほぼ
4となる。ε/ε0 ≧10で作動することが有利であ
る。
【0039】さらに、誘電物質層と該当するトラック2
3の少なくとも1つの縁部(両縁部が好都合)との間の
接触の結果として、カソードによって放射される電子
は、基板に平行な導電トラックの部分(図4aまたは4
cにおける部域B)に直接移動し、「縁」効果、すなわ
ち基板に対して傾斜した導電トラックの部分による電子
収集は、著しく減少する。こうしてある程度、電子の導
電トラックへの集束は改善される。
3の少なくとも1つの縁部(両縁部が好都合)との間の
接触の結果として、カソードによって放射される電子
は、基板に平行な導電トラックの部分(図4aまたは4
cにおける部域B)に直接移動し、「縁」効果、すなわ
ち基板に対して傾斜した導電トラックの部分による電子
収集は、著しく減少する。こうしてある程度、電子の導
電トラックへの集束は改善される。
【0040】これらの2つの効果(絶縁破壊危険性の減
少と集束の改善)は、誘電層が導電トラック上に僅かに
突き出るときに強化される(図4e、4d)。
少と集束の改善)は、誘電層が導電トラック上に僅かに
突き出るときに強化される(図4e、4d)。
【0041】本発明によるコレクタがマイクロチップけ
い光画面に適用される特定の、しかしこれに制限される
ものではない事例では、図5に図示する構造が得られ、
これはx’x方向に、かつ図の平面に垂直な方向に延び
る画面の断面図である。この画面はアノードとカソード
によって構成され、カソードは前述の従来の技術におけ
るものと同じ構造を有する。カソードは第1基板11、
金属マイクロチップ15を支える導電列13、及び交差
する孔あき導電行17(グリッド)を有する。列とグリ
ッドは、マイクロチップ15を通すために開口を備えた
二酸化けい素などの絶縁層19によって分離されてい
る。マイクロチップとカソード導体との間に抵抗層が挿
入されているのが好都合である。
い光画面に適用される特定の、しかしこれに制限される
ものではない事例では、図5に図示する構造が得られ、
これはx’x方向に、かつ図の平面に垂直な方向に延び
る画面の断面図である。この画面はアノードとカソード
によって構成され、カソードは前述の従来の技術におけ
るものと同じ構造を有する。カソードは第1基板11、
金属マイクロチップ15を支える導電列13、及び交差
する孔あき導電行17(グリッド)を有する。列とグリ
ッドは、マイクロチップ15を通すために開口を備えた
二酸化けい素などの絶縁層19によって分離されてい
る。マイクロチップとカソード導体との間に抵抗層が挿
入されているのが好都合である。
【0042】アノードは、導電ストリップ43を支える
ガラスなどの第2絶縁基板40を有する。2つの基板1
1、40のうち少なくとも1つは透明でなければならな
い。
ガラスなどの第2絶縁基板40を有する。2つの基板1
1、40のうち少なくとも1つは透明でなければならな
い。
【0043】前記ストリップ43の第1シリーズは、ユ
ウロピウムをドープしたY2 O2 Sなどの赤色発光物質
45によって覆われ、前記ストリップ43の第2シリー
ズは、CuAlをドープしたZnSなどの緑色発光物質
47によって覆われ、前記ストリップ43の最終シリー
ズは、AgをドープしたZnSなどの青色発光物質49
によって覆われている。さらに、誘電物質層33はアノ
ードの導電ストリップ43の間に置かれている。
ウロピウムをドープしたY2 O2 Sなどの赤色発光物質
45によって覆われ、前記ストリップ43の第2シリー
ズは、CuAlをドープしたZnSなどの緑色発光物質
47によって覆われ、前記ストリップ43の最終シリー
ズは、AgをドープしたZnSなどの青色発光物質49
によって覆われている。さらに、誘電物質層33はアノ
ードの導電ストリップ43の間に置かれている。
【0044】前記の誘電層33は、(図4dに図示する
ように)各導電トラック43の中央部分の方向に該各導
電トラックの縁部の僅か先まで延びていることが好まし
い。
ように)各導電トラック43の中央部分の方向に該各導
電トラックの縁部の僅か先まで延びていることが好まし
い。
【0045】図5は、マイクロチップけい光画面の場合
における集束効果を図示したものである。カソードによ
って放射される電子はすべて、選択されたトラック43
の発光物質47に移り、画面の発光効率は改善される。
における集束効果を図示したものである。カソードによ
って放射される電子はすべて、選択されたトラック43
の発光物質47に移り、画面の発光効率は改善される。
【0046】再度、けい光画面の場合において、さらに
外部照明の下でのコントラストを改善するために、アノ
ードの反射率の減少を狙うことができる。これは、誘電
層33のために可視光線吸収物質を選ぶことによって得
られる。これは、本発明の表示装置への適用には有用と
なり得る。層33が透明であれば、図6に示すように、
これを吸収物質41で覆うことが好都合である。物質5
1は必ずしも絶縁物質ではない。図6はまた2つの導電
トラック43と、これらの各々の上にある発光物質層4
7、49を示す。
外部照明の下でのコントラストを改善するために、アノ
ードの反射率の減少を狙うことができる。これは、誘電
層33のために可視光線吸収物質を選ぶことによって得
られる。これは、本発明の表示装置への適用には有用と
なり得る。層33が透明であれば、図6に示すように、
これを吸収物質41で覆うことが好都合である。物質5
1は必ずしも絶縁物質ではない。図6はまた2つの導電
トラック43と、これらの各々の上にある発光物質層4
7、49を示す。
【0047】誘電層の他の実施例を図7に示す。ガラス
基板41の上にすずをドープした酸化インジウム(IT
O)の導電トラック43が付着し、該トラック43の各
々の上に発光物質層47、49が付着し、この層の厚さ
は約0.2μmである。
基板41の上にすずをドープした酸化インジウム(IT
O)の導電トラック43が付着し、該トラック43の各
々の上に発光物質層47、49が付着し、この層の厚さ
は約0.2μmである。
【0048】これらのトラックを形成するために次の手
順が使用される。すずをドープした酸化インジウム層
を、カソードスパッタなどによって付着させる。それか
ら平行なストリップを、マスクによる写真製版や化学的
エッチングなどの周知の方法を用いてITO層内で製造
する。後者の方法ではFeCl3 とHClの混合物を5
0℃で使用することができ、この条件下でのエッチング
時間は約2分間である。ストリップの幅と2つのストリ
ップ間隔は所望のアプリケーションに左右される。例え
ば、けい光画面の場合には、これらのパラメータは希望
する解像度に左右される。
順が使用される。すずをドープした酸化インジウム層
を、カソードスパッタなどによって付着させる。それか
ら平行なストリップを、マスクによる写真製版や化学的
エッチングなどの周知の方法を用いてITO層内で製造
する。後者の方法ではFeCl3 とHClの混合物を5
0℃で使用することができ、この条件下でのエッチング
時間は約2分間である。ストリップの幅と2つのストリ
ップ間隔は所望のアプリケーションに左右される。例え
ば、けい光画面の場合には、これらのパラメータは希望
する解像度に左右される。
【0049】情報提供の目的として言えば、100μm
幅のストリップが約50μmのストリップ間隔で製造さ
れている。
幅のストリップが約50μmのストリップ間隔で製造さ
れている。
【0050】誘電層53は二酸化けい素で作られ、厚さ
は約1μmである。二酸化けい素は10μm±5μmの
幅でITOの縁を覆う(図7)。二酸化けい素は表面全
体にわたって例えば化学蒸着(CVD)によって付着さ
れる。そしてこの形状寸法は写真製版及びHFとNH4
Fの混合物に基づく化学的エッチングを用いて決定され
る。次いで発光物質を任意の周知の方法で導電トラック
上に付着させる。
は約1μmである。二酸化けい素は10μm±5μmの
幅でITOの縁を覆う(図7)。二酸化けい素は表面全
体にわたって例えば化学蒸着(CVD)によって付着さ
れる。そしてこの形状寸法は写真製版及びHFとNH4
Fの混合物に基づく化学的エッチングを用いて決定され
る。次いで発光物質を任意の周知の方法で導電トラック
上に付着させる。
【0051】シールドの一実施例(図7におけるものと
層が同じ構造)によれば、基板41はガラスであり、導
電トラック43はITOまたはアルミニウム(Al)で
ある。ストリップ43を形成する方法は前記の方法と同
じである。誘電層53は融点の低い吸収黒ガラスであ
る。これはスクリーン印刷によって表面全体に付着さ
れ、その厚さは約5μmである。その形状寸法は写真製
版と化学的エッチングによって再度決定される。
層が同じ構造)によれば、基板41はガラスであり、導
電トラック43はITOまたはアルミニウム(Al)で
ある。ストリップ43を形成する方法は前記の方法と同
じである。誘電層53は融点の低い吸収黒ガラスであ
る。これはスクリーン印刷によって表面全体に付着さ
れ、その厚さは約5μmである。その形状寸法は写真製
版と化学的エッチングによって再度決定される。
【0052】第3の実施例(図8)によれば、基板41
はガラスであり、導電トラック43はITOであり(前
文では形成方法)、誘電層55は厚さ約1μmの二酸化
けい素である。層55は厚さ約1μmの黒い二酸化クロ
ム層57で覆われている。二酸化けい素はまずCVDを
用いて表面全体に付着され、次いで黒い二酸化クロム層
57はカソードスパッタなどによって二酸化けい素の上
に付着される。二酸化クロム層の厚さは約1μmであ
る。それから写真製版と化学的エッチングを用いて、図
8に示すようなパターンが作られる。
はガラスであり、導電トラック43はITOであり(前
文では形成方法)、誘電層55は厚さ約1μmの二酸化
けい素である。層55は厚さ約1μmの黒い二酸化クロ
ム層57で覆われている。二酸化けい素はまずCVDを
用いて表面全体に付着され、次いで黒い二酸化クロム層
57はカソードスパッタなどによって二酸化けい素の上
に付着される。二酸化クロム層の厚さは約1μmであ
る。それから写真製版と化学的エッチングを用いて、図
8に示すようなパターンが作られる。
【図1a】マイクロチップけい光画面の場合の、従来技
術によるコレクタの構造を示す図である。
術によるコレクタの構造を示す図である。
【図1b】マイクロチップけい光画面の場合の、従来技
術によるコレクタの構造を示す図である。
術によるコレクタの構造を示す図である。
【図2】従来技術によるコレクタの場合の、カソードに
よって放射される電子の飛しょう軌跡を示す図である。
よって放射される電子の飛しょう軌跡を示す図である。
【図3】従来技術によるコレクタの場合の、隣接する2
アノード間の電界線の分布を示す図である。
アノード間の電界線の分布を示す図である。
【図4a】本発明によるコレクタの可能な構造を示す図
である。
である。
【図4b】本発明によるコレクタの可能な構造を示す図
である。
である。
【図4c】本発明によるコレクタの可能な構造を示す図
である。
である。
【図4d】本発明によるコレクタの可能な構造を示す図
である。
である。
【図4e】本発明によるコレクタの可能な構造を示す図
である。
である。
【図5】マイクロチップけい光画面に組み込まれた、本
発明によるコレクタの構造を示す図である。
発明によるコレクタの構造を示す図である。
【図6】本発明によるコレクタのアノードにおいて隣接
する2導電ストリップ間の誘電層の一実施例を示す図で
ある。
する2導電ストリップ間の誘電層の一実施例を示す図で
ある。
【図7】本発明によるコレクタのアノードにおいて隣接
する2導電ストリップ間の誘電層の一実施例を示す図で
ある。
する2導電ストリップ間の誘電層の一実施例を示す図で
ある。
【図8】本発明によるコレクタのアノードにおいて隣接
する2導電ストリップ間の誘電層の他の実施例を示す図
である。
する2導電ストリップ間の誘電層の他の実施例を示す図
である。
11 第1基板 13 導電列 15 金属マイクロチップ 17 孔あき導電行(グリッド) 19 絶縁層 21 絶縁基板 23 導電ストリップ、導電トラック 25 誘電物質 27 誘電物質 29 誘電物質 31 誘電物質 33 誘電層 40 第2絶縁基板 41 吸収物質 43 導電ストリップ、導電トラック 47 発光物質 49 発光物質 53 誘電層 55 誘電層 57 黒い二酸化クロム層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベール・メイエ フランス国、38330・サン・ナゼール・ レ・ゼム、シユマン・ドウ・ラ・リミツ ト・306、シデツクス・613・アー (72)発明者 ブリジツト・モンメイヨール フランス国、38190・ブリヌー、ベルナン、 シデツクス・19・アー (72)発明者 ジヤン−フランソワ・ボロナ フランス国、38100・グルノーブル、リ ユ・ポール・エラメール、14 (72)発明者 ジヤン−フレデリツク・クレール フランス国、38120・サン−テグレーブ、 アブニユ・ドウ・リヨーロツプ、18
Claims (10)
- 【請求項1】 導電ストリップが上に付着された基板で
構成されるアノードを有し、前記導電ストリップの各々
は、これらを電子収集状態または非電子収集状態にする
ことを可能にする可変電位にまで上げられており、前記
導電ストリップの各々は、縁部によって画定された中央
部分を有し、各導電ストリップの少なくとも1つの縁部
の上に誘電物質層が付着されている、電子コレクタ。 - 【請求項2】 各導電ストリップの各縁部に誘電物質層
が付着されている、請求項1に記載の電子コレクタ。 - 【請求項3】 誘電物質層が導電ストリップの縁部の先
まで延び、誘電物質層は導電ストリップの上に付着し、
該ストリップの中央部分の上に侵入している、請求項1
及び2のいずれかに記載の電子コレクタ。 - 【請求項4】 誘電物質層がさらに、該物質層が接触す
るストリップの縁部から隣接ストリップの縁部まで延び
ている、請求項1及び2のいずれかに記載の電子コレク
タ。 - 【請求項5】 誘電物質層が、該物質層が付着された導
電ストリップの縁部で電界の減少を起こさせる比誘電率
を有する物質によって構成される、請求項1及び2のい
ずれかに記載の電子コレクタ。 - 【請求項6】 誘電物質層が二酸化けい素である、請求
項5に記載の電子コレクタ。 - 【請求項7】 誘電物質層がまた可視光吸収性を有す
る、請求項1及び2のいずれかに記載の電子コレクタ。 - 【請求項8】 可視光吸収物質が誘電物質層の上に付着
されている、請求項1及び2のいずれかに記載の電子コ
レクタ。 - 【請求項9】 吸収物質が黒い二酸化クロムである、請
求項8に記載の電子コレクタ。 - 【請求項10】 電子を放射するカソードと請求項1及
び2のいずれかに記載のコレクタを有する、マトリクス
表示マイクロチップけい光画面。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9314705 | 1993-12-08 | ||
FR9314705A FR2713823B1 (fr) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | Collecteur d'électrons comportant des bandes conductrices commandables indépendamment. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07220664A true JPH07220664A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=9453685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30501094A Pending JPH07220664A (ja) | 1993-12-08 | 1994-12-08 | 独立に制御可能な導電ストリップを有するコレクタ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0657914B1 (ja) |
JP (1) | JPH07220664A (ja) |
CA (1) | CA2136113A1 (ja) |
DE (1) | DE69409077T2 (ja) |
FR (1) | FR2713823B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR950034365A (ko) * | 1994-05-24 | 1995-12-28 | 윌리엄 이. 힐러 | 평판 디스플레이의 애노드 플레이트 및 이의 제조 방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2669124B1 (fr) * | 1990-11-08 | 1993-01-22 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif electrooptique bistable, ecran comportant un tel dispositif et procede de mise en óoeuvre de cet ecran. |
-
1993
- 1993-12-08 FR FR9314705A patent/FR2713823B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-11-17 CA CA 2136113 patent/CA2136113A1/en not_active Abandoned
- 1994-12-05 EP EP19940402781 patent/EP0657914B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-05 DE DE1994609077 patent/DE69409077T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-08 JP JP30501094A patent/JPH07220664A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69409077T2 (de) | 1998-10-01 |
CA2136113A1 (en) | 1995-06-09 |
FR2713823A1 (fr) | 1995-06-16 |
DE69409077D1 (de) | 1998-04-23 |
EP0657914A1 (fr) | 1995-06-14 |
EP0657914B1 (fr) | 1998-03-18 |
FR2713823B1 (fr) | 1996-01-12 |
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