JPH07220370A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH07220370A
JPH07220370A JP1005994A JP1005994A JPH07220370A JP H07220370 A JPH07220370 A JP H07220370A JP 1005994 A JP1005994 A JP 1005994A JP 1005994 A JP1005994 A JP 1005994A JP H07220370 A JPH07220370 A JP H07220370A
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disk device
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disk
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JP1005994A
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Satoru Watanabe
渡辺  哲
Yasuo Onoe
保夫 尾上
Yutaka Koto
豊 古東
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディスク状の記録媒体を回転させて
情報の記録、再生を行うディスク装置に関し、休止状態
からの立ち上げ時間の短縮を図ることを目的とする。 【構成】 ディスクコントローラ33からのアクセス要
求後にカウンタ41の計数値が第1の判定部421 の設
定値t1 を越えたときにピックアップ制御部36を介し
てサーボ回路35a及びLD35bを休止させる。その
後、カウンタ41の計数値が第2の判定部422 の設定
値t2 を越えたときにSPM制御部38を介してスピン
ドルモータ37を休止させると共に、分周回路40を介
してクロック発生部39よりMPU32に減少させたク
ロックを供給させて規制状態にする構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の記録媒体
を回転させて情報の記録、再生を行うディスク装置に関
する。
【0002】近年、コンピュータシステムの低消費電力
化が要求されており、外部記憶装置としてのディスク装
置についてその低消費電力化や塵埃付着防止のために記
録媒体であるディスクの回転を停止させることが行われ
ている。そのため、復帰するまでに時間を要することと
なることから、起動時間の短縮を図る必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムにおける外
部記憶装置として、フロッピディスク装置、光ディスク
装置、磁気ディスク装置があり、記録媒体であるディス
ク(フロッピディスク、光ディスク、磁気ディスク)を
回転させて情報を再生し、又は記録、再生を行う。な
お、光ディスクは光磁気材料、相変化材料、有機系材料
のものがあり、各々の特性や記録方式(追記型、オーバ
ライト型)に応じた光ディスク装置が開発されている。
【0004】そこで、一例として、図7に従来の光ディ
スク装置の基本的構成図を示す。図7において、光ディ
スク装置11は、ホストコンピュータに対してMPU
(マイクロプロセッサユニット)12がインタフェース
13を介してコマンド、データの送受を行う。
【0005】一方、光ディスク14を回転させるスピン
ドルモータ(SPM)15がSPM制御部16により回
転制御される。また、データ再生を行う光ピックアップ
17は粗動モータ制御部18で制御されるモータ19に
より光ディスク14の半径方向に移動自在であり、該光
ディスク14のデータ面にレーザ光を照射し、その反射
光を受光する。
【0006】光ピックアップ17は、レーザ光を照射す
るためのLD(レーザダイオード)を備えると共に、光
ディスク14のトラックに追従(トラッキング)するた
めのモータを備えており、LDのフォーカシングやトラ
ッキングがピックアップ制御部20により制御される。
そして、光ピックアップ17により再生されるデータは
信号処理部21で処理される。
【0007】上記SPM制御部16,粗動モータ制御部
18,ピックアップ制御部20はディスクコントローラ
22によりコントロールされると共に、ディスクコント
ローラ22と信号処理部21との間で信号の送受が行わ
れる。このディスクコントローラ22はMPU12との
間でクロックに同期してコマンドやデータの送受が行わ
れるものである。
【0008】すなわち、このような光ディスク装置11
は、光ディスク14をSPM15により一定速度で回転
させ、光ピックアップ17を光ディスク14の半径方向
に移動させてフォーカシング、トラッキングを行い、デ
ータ再生を行うものである。
【0009】ところで、光ディスク装置11において、
リード、ライト等の動作を行っていない場合、すなわち
MPU12よりアクセス要求がない場合でもSPM15
により光ディスク14が回転していると共に、光ピック
アップ19のトラッキングのためのサーボやLDパワー
がオン状態となっている。これにより、その分の電力を
消費すると共に、発熱する。
【0010】従って、アクセス要求がない場合に電力消
費や発熱を防止するためにSPM15を一時休止状態に
させることが行われており、その方法が例えば、特開平
2−156465号、特開平4−192014号公報に
記載されている。
【0011】そこで、図8に、従来の光ディスク装置の
休止をさせる場合の構成図を示す。図8に示すように、
光ディスク装置11において通常はMPU12からのア
クセス要求によりディスクコントローラ22がディスク
ドライブ系23(SPM制御部16,粗動モータ制御部
18,ピックアップ制御部20)にアクセス要求してS
PM15,光ピックアップ17,モータ19等をドライ
ブする。
【0012】そして、ディスクコントローラ22からの
アクセス要求がない場合、その期間をカウンタ24によ
りカウントし、カウント値toが所定値以上に達したこ
とを判定部25が判定して電源制御系26によりSPM
15,光ピックアップ17,モータ19等への電源供給
を停止させることにより休止状態としている。これによ
り不要な電力消費や発熱を防止すると共に、光ディスク
14の回転停止により塵埃の付着を防止するものであ
る。
【0013】このように装置を休止状態とすることは、
光磁気ディスク装置や磁気ディスク装置においても同様
の方法で行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の光ディ
スク装置11の休止状態後に、MPU12よりアクセス
要求があった場合、SPM15を起動させて一定回転数
にさせ、また光ピックアップ17におけるLDのフォー
カシングを行い、トラッキングのためのサーボをかけて
立ち上げさせなければならず、休止状態の時間に拘らず
立ち上げのための時間を要するという問題がある。
【0015】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、電力消費軽減、発熱低減及び休止状態からの立
ち上げ時間の短縮を図るディスク装置を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題は、処理手段か
らのアクセス要求に応じて、回転手段により回転される
ディスク状の記録媒体に対してリード/ライト駆動手段
で駆動されるリード/ライト部により情報の再生又は記
録を行うディスク装置において、前記処理手段からのア
クセス要求より次のアクセス要求までの時間を計測する
計測手段と、該計測手段の計測時間を認識し設定値と比
較する判定部を備え、該判定部の判別結果に応じて前記
回転手段、リード/ライト駆動手段を所定順で段階的に
規制状態とする規制手段と、を有する構成により解決さ
れ、一態様として前記規制手段は、前記回転手段、リー
ド/ライト駆動手段の立ち上げ時間の小なる順に段階的
に規制状態とする。
【0017】
【作用】上述のように、規制手段において判別部が計測
手段によるアクセス要求のない間の計測時間を所定の設
定値でそれぞれ認識判別し、判別結果に応じて回転手
段、リード/ライト駆動手段を所定順で段階的に規制状
態とする。一態様として立ち上げ時間の小なる順で規制
状態とする。
【0018】そして、最終段階までの間に処理手段より
アクセス要求があると、その前段階までに規制状態とし
た手段を解除して直ちに立ち上げを行う。これにより、
従来のように一律的に休止状態とした場合より、規制状
態からの立ち上げ時間が短縮されるものである。また、
最終段階での規制状態により電力消費の軽減及び発熱の
低減を図ることが可能となる。
【0019】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。図1はディスク装置のうち、光ディスク装置(又は
光磁気ディスク装置)31の場合を示しており、その基
本構成は図7と同様である。
【0020】図1において光ディスク装置31は、図7
と同様に、処理手段の一つを構成するもので、ホストコ
ンピュータに接続されるMPU32(インタフェースは
省略する)、処理手段の一つを構成するディスクコント
ローラ33,及びディスクドライブ系34を基本構成と
する。ディスクドライブ系34はサーボ機構であるサー
ボ回路35a及び照射部であるLD35bを備えるリー
ド/ライト部である光ピックアップ35,この光ピック
アップ35を制御するリード/ライト駆動手段であるピ
ックアップ制御部36,光ディスク(又は光磁気ディス
ク)を回転する回転手段であるスピンドルモータ(SP
M)37及びSPM制御部38,並びにMPU32に供
給される第三の駆動手段としてのクロック発生部39及
びこのクロックの分周回路40を含んで構成される。
【0021】ここで、サーボ回路35aは光ピックアッ
プ35を光ディスクのトラックに追従させるためのトラ
ッキングを行うもので、LD35bは光ディスクにレー
ザ光を照射するためのものである。なお、図7に示す信
号処理系は省略してある。
【0022】また、光ディスク装置31には、ディスク
コントローラ33からのアクセス要求と次のアクセス要
求との間の時間を計測する計測手段であるカウンタ41
と、カウンタ41の計測時間を2つの設定値t1 ,t2
で当該計測時間を認識するための第1及び第2の判定部
421 ,422 を備える規制手段42とを有する。
【0023】このような、光ディスク装置31は、起動
時には、クロック発生部39より所定のクロックCLK
1 がMPU32に供給され、光ディスクがSPM制御部
38の制御に基づいてスピンドルモータ37により一定
回転され、またピックアップ制御部36により光ピック
アップ35のLD35bがパワーオンされて光ディスク
に対してフォーカシングが行われる。そして、インタフ
ェースを介してホストコンピュータからのアクセス要求
に従ってMPU32がディスクコントローラ33に対し
てアクセス要求を行い、ディスクコントローラ33がデ
ィスクドライブ系34に対してアクセス要求を行う。こ
の場合、当該ディスクコントローラ33からのアクセス
要求がされるとカウンタ41においてカウント値がリセ
ットされる。
【0024】ディスクコントローラ33からのアクセス
要求に対して、ディスクドライブ系34において光ピッ
クアップ35がサーボ回路35aによりピックアップ制
御部36の制御に基づいて光ディスクのトラッキングが
行われ、所定トラック上で情報の再生(光磁気ディスク
の場合には記録又は再生)が行われる。再生データは図
7に示すように信号処理系で信号処理されてディスクコ
ントローラ33に送られる。
【0025】そこで、図2に図1の段階的休止のフロー
チャートを示し、図1においてディスクコントローラ3
3からのアクセス要求後の動作を図1と共に説明する。
【0026】図2において、まずディスクコントローラ
33の最初のアクセス要求によりカウンタ41がリセッ
トされて計数を開始する(ステップ(ST)1)。計数
中にディスクコントローラ33からのアクセス要求があ
ったか否かを判断し(ST2)、アクセス要求があれば
命令を実行すると共に(ST3)、ST1に戻り繰り返
す。
【0027】アクセス要求がなければカウンタ41の計
数は続行され、カウント値が第1の判定部421 の設定
値t1 を越えたか否かを判断(ST4)し、越えれば第
一段階の休止状態を生じさせる(ST5)。すなわち、
第1の判定部421 よりピックアップ制御部36を介し
て光ピックアップ35のサーボ回路35a及びLD35
bを休止させて規制状態とする。この状態でカウンタ4
1の計数は継続される。
【0028】その後、ディスクコントローラ33からの
アクセス要求があったか否かを判断し(ST6)、アク
セス要求があれば第一段階の休止状態を解除する(ST
7)。すなわち、カウンタ41がリセットされることに
より第1の判定部421 で光ピックアップ35のサーボ
回路35aを動作させ、LD35bをパワーオンとす
る。そして、命令実行が行われて(ST3)、ST1に
戻る。
【0029】このように、第一段階でサーボ回路35a
及びLD35bを休止状態とすることで、その分の電力
消費が軽減される。休止解除で直ちにサーボ回路35a
が動作し、LD35bのパワーオンでフォーカシングが
行われて、従来(図8)のようにスピンドルモータの一
定回転まで待機する必要がなく装置31の立ち上り時間
を短縮させることができるものである。
【0030】一方、ST6においてディスクコントロー
ラ33からのアクセス要求がなければカウンタ41の計
数は続行され、カウント値が第2の判定部422 の設定
値t 2 (t2 >t1 )を越えたか否かを判断し(ST
8)、越えれば最終段階の休止状態を生じさせる(ST
9)。すなわち、第2の判定部422 よりSPM制御部
38を介してスピンドルモータ37の回転を休止させる
と共に、分周回路40を介してクロック発生部39から
クロックCLK2 をMPU32に供給させて規制状態と
する。
【0031】この状態では光ピックアップ35のサーボ
回路35a及びLD35bが休止状態であり、スピンド
ルモータ37の回転を休止させることで電力消費が軽減
されると共に、光ディスクが回転しないことから塵埃の
付着が防止される。また、クロックCLK2 は、MPU
32が後にホストコンピュータからアクセス要求受け付
け可能な範囲で減少させるもので、例えばクロックCL
1 の1/2とすることにより消費電力が低減されて発
熱が低減されるものである。これは、クロックを低下さ
せるとMPU32の処理能力が低下することから、ホス
トコンピュータからの命令の受け付け可能な状態(イン
タフェースは常に受け付け可能状態)までの処理能力低
下とする必要がある。
【0032】そして、この状態でディスクコントローラ
33(MPU32)からのアクセス要求があるまで待機
状態となり(ST10)、アクセス要求があればカウン
タ41がリセットされて第二段階の休止状態が解除され
ると共に(ST11)、第一段階の休止状態が解除され
る(ST7)。
【0033】すなわち、第2の判定部422 によりSP
M制御部38を介してスピンドルモータ37を立ち上げ
て一定回転させ、またクロック発生部39よりMPU3
2にクロックCLK1 を供給すると共に、第1の判定部
421 によりピックアップ制御部36を介してサーボ回
路35aを動作させ、LD35bをパワーオンしてフォ
ーカシングが行われる。これにより、スピンドルモータ
37による電力消費分が軽減されると共に、クロック発
生部39による発熱が低減されるものである。そして、
命令実行され(ST3)、ST1に戻って以後繰り返さ
れるものである。
【0034】なお、上述の最終段階の休止状態でクロッ
ク発生部39を、MPU32が命令を受け付けない程度
に処理能力を低下させ、アクセス要求があった場合に命
令を一時RAM等のメモリに保持し、これをトリガとし
てクロック発生部39及びMPU32の立ち上げを行っ
てもよい。
【0035】次に、図3に、本発明の第2実施例の構成
図を示す。図3に示す光ディスク装置31は、規制手段
42が第1の判定部421 (設定値t1 )、第2の判定
部422 (設定値t2 (t2 >t1 ))、及び第3の判
定部423 (設定値t3 (t 3 >t2 >t1 ))を備え
る。
【0036】そして、第1の判定部421 の判別結果に
よりピックアップ制御部(サーボ系)36を介してサー
ボ回路35aを休止状態とし、第2の判定部422 がピ
ックアップ制御部(LDパワー)36を介してLD35
bを休止状態とし、第3の判定部423 がSPM制御回
路38を介してスピンドルモータ37を休止状態にする
と共に分周回路40を介してクロック発生部39のクロ
ックを減少させる。
【0037】すなわち、光ピックアップ35のサーボ回
路35aとLD35bを別個独立に休止状態とするもの
で、他の構成は図1と同様である。
【0038】そこで、図4に図3の段階的休止のフロー
チャートを示し、図3においてディスクコントローラ3
3よりアクセス要求より次のアクセス要求までの動作を
説明する。なお、図4において基本的動作の流れが図2
と同様のものはその説明を省略し、図2と異なる部分を
説明する。
【0039】図4において、カウンタ41の計数値が第
1の判定部421 で設定値t1 を越えた場合に(ST
4)第一段階の休止状態、すなわちピックアップ制御部
(サーボ系)36を介してサーボ回路35aのみを休止
させて規制状態とする(ST5)。
【0040】この状態でアクセス要求により第一段階の
休止解除(ST7)されてサーボ回路35aが動作した
ときには、LD35bはオン状態であることから図1
(図2)に示す場合よりもLD35bのフォーカシング
時間短縮させて立ち上げることができるものである。
【0041】そして、カウンタ41の計数値が第2の判
定部422 で設定値t2 を越えた場合に(ST6)第二
段階の休止状態、すなわちピックアップ制御部(LDパ
ワー)36を介してLD35bが休止されて規制状態と
する(ST9)。以後、図1(図2)と同様にカウンタ
41の計数値が第3の判定部423 の設定値t3 を越え
たときに(ST12)最終段階の休止状態、すなわちS
PM制御部38を介してスピンドルモータ37を休止さ
せると共に分周回路40を介してクロック発生部39よ
り減少されたクロックCLK2 をCPU32に供給して
規制状態とされる(ST13)。
【0042】これにより、スピンドルモータ37による
電力消費が軽減されると共に、クロック発生部39によ
る発熱が低減されるものである。
【0043】次に、図5に、本発明の第3実施例の構成
図を示す。図5においても上記第1及び第2実施例の光
ディスク装置(又は光磁気ディスク装置)31について
のものであり、図3に示す構成と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0044】図5に示す光ディスク装置31は、規制手
段42に第4の判定部424 を設け、装置内に設けられ
ている第三の駆動手段としての冷却手段であるファン4
3を供給電源44を介して休止させて規制状態とするも
のである。
【0045】すなわち、図3及び図4の第2実施例の第
3の判定部423 (設定値t3 )によりSPM制御部3
8を介してスピンドルモータ37を休止させると共に、
分周回路40を介してクロック発生部39より減少され
たクロックCLK2 をMPU32に供給して規制状態と
した後に、カウンタ41の計数値が第4の判定部42 4
の設定値t4 (t4 >t3 >t2 >t1 )を越えたとき
に最終段階の休止状態として供給電源44を介してファ
ン43を休止状態とするものである。
【0046】これにより、最終段階で第3実施例よりも
電力消費を軽減することができると共に、ファン43に
よる発熱を低減させることができるものである。
【0047】次に、図6に、本発明の第4実施例の構成
図を示す。図6はディスク装置のうち、磁気ディスク装
置51の主要部分を示したものである。図6に示す磁気
ディスク装置51は、MPU32a(インタフェースは
省略する)、ディスクコントローラ33a,及びディス
クドライブ系34aを主要基本構成とする。
【0048】ディスクドライブ系34aは、記録媒体で
ある磁気ディスクを回転する回転手段であるスピンドル
モータ37a及びSPM制御部38a,第三の駆動手段
としての冷却手段であるファン43a及び供給電源44
a,並びにリード/ライト部である磁気ヘッド52を移
動させるリード/ライト駆動手段であるボイスコイルモ
ータ(VCM)53により構成される。なお、信号処理
系は省略する。
【0049】そして、ディスクコントローラ33aから
のアクセス要求と次のアクセス要求との間の時間を計測
する計測手段であるカウンタ41aと、カウンタ41a
の計測時間を2つの設定値t1 ,t2 で当該計測時間を
認識するための第1及び第2の判定部42a1,42a2を
備える規制手段42aとを有する。
【0050】このような磁気ディスク装置51の段階的
休止の基本動作は上記第1〜第3実施例と同様であり、
ディスクコントローラ33aからのアクセス要求後のカ
ウンタ41aの計数値が第1の判定部41a1の設定値t
1 を越えたときにSPM制御部38aを介してスピンド
ルモータ37aを休止させて規制状態とする。
【0051】そして、さらにカウンタ41aの計数値が
第2の判定部42a2の設定値t2 (t2 >t1 )を越え
たときに供給電源44aを介してファン43aを休止さ
せて段階的に規制状態とするものである。
【0052】このように、スピンドルモータ37a及び
ファン43aを休止させることで、従来の磁気ディスク
装置よりも電力消費が軽減され、発熱が低減されるもの
である。
【0053】なお、磁気ディスク装置51においては、
一度のアクセス要求で磁気ヘッド52により記録再生が
行われた場合には、当該磁気ヘッド52はVCM53に
より所定の位置に復帰した状態にあり、アクセス要求が
ない状態では常に通電されていない状態である。
【0054】ところで、上記第1〜第4実施例における
規制手段42,42a を単一の判定部で構成し、判定対
象の数や設定値(比較値)をそれぞれ設定して段階的に
休止状態とすることを行わせることができるものであ
る。なお、規制手段42,42a にカウンタ41,41
a を含ませて構成してもよい。
【0055】また、上記第1〜第4実施例における、カ
ウンタ41,41a 、又はカウンタ41,41a と規制
手段42,42a の処理をMPU32,32a 又はディ
スクコントローラ33,33a で処理させることができ
る。この場合、カウンタ41,41a によるカウント値
をROMやRAM等のメモリに格納し、設定値と比較し
て判別結果によりディスクドライブ系34,34a を規
制手段42,42a 又はディスクコントローラ33,3
3a により駆動状態又は休止状態とするものである。ま
た、この場合のカウンタ41,41a のリセットタイミ
ングは、ホストコンピュータ(インタフェース)やMP
U32,32a からのアクセス要求(例えばマニュアル
操作、ディスクローディング検出等)により行うことが
できる。
【0056】
【発明の効果】以上のように請求項1及び2の発明によ
れば、計測手段による計測に応じて回転手段、リード/
ライト駆動手段を、一態様として立ち上げ時間の小なる
順に段階的に規制状態とすることにより、規制状態から
の立ち上げ時間の短縮を図ることができると共に、電力
消費の軽減、発熱の低減を図ることができる。
【0057】また、請求項3の発明によれば、照射部及
びサーボ機構を休止させた後に回転手段を休止させて規
制状態とすることにより、リード/ライト部に照射部及
びサーボ機構を備える場合の規制状態からの立ち上げ時
間の短縮を図ることができると共に、電力消費の軽減、
発熱の低減を図ることができる。
【0058】また、請求項4の発明によれば、リード/
ライト部のうちサーボ機構を休止させた後に照射部を休
止させて規制状態とすることにより、請求項3の発明よ
りさらに立ち上り時間の短縮を図ることができる。
【0059】また、請求項5及び6の発明によれば、請
求項1又は2の発明における回転手段の休止と共に処理
手段に供給する第三の駆動手段であるクロック駆動手段
でのクロックを分周させて規制状態とすることにより、
請求項1又は2の発明よりさらに発熱を低減させること
ができる。
【0060】また、請求項7の発明によれば、請求項1
又は2の発明における回転手段の休止の後に第三の駆動
手段である冷却手段を休止させて規制状態とすることに
より、請求項1又は2の発明よりさらなる電力消費の軽
減、発熱の低減を図ることができる。
【0061】そして、請求項8の発明によれば、記録媒
体が磁気ディスク装置であるディスク装置の場合に、回
転手段を休止させた後に冷却手段を休止させて規制状態
とすることにより、電力消費の軽減、発熱の低減を図る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】図1の段階的休止のフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例の構成図である。
【図4】図3の段階的休止のフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施例の構成図である。
【図6】本発明の第4実施例の構成図である。
【図7】従来の光ディスク装置の基本構成図である。
【図8】従来の光ディスク装置の休止をさせる場合の構
成図である。
【符号の説明】
31 光ディスク装置 32 MPU 33 ディスクコントローラ 34 ディスクドライブ系 35 光ピックアップ 35a サーボ回路 35b LD(レーザダイオード) 36 ピックアップ制御部 37 スピンドルモータ 38 SPM制御部 39 クロック発生部 40 分周回路 41 カウンタ 42 規制手段 421 第1の判定部 422 第2の判定部 423 第3の判定部 424 第4の判定部 43 ファン 44 供給電源 51 磁気ディスク装置 52 磁気ヘッド 53 VCM

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理手段(32,33)からのアクセス
    要求に応じて、回転手段(37)により回転されるディ
    スク状の記録媒体に対してリード/ライト駆動手段(3
    6)で駆動されるリード/ライト部(35)により情報
    の再生又は記録を行うディスク装置において、 前記処理手段(32,33)からのアクセス要求より次
    のアクセス要求までの時間を計測する計測手段(41)
    と、 該計測手段(41)の計測時間を認識し設定値と比較す
    る判定部(421 〜424 )を備え、該判定部(421
    〜424 )の判別結果に応じて前記回転手段(37),
    リード/ライト駆動手段(36)を所定順で段階的に規
    制状態とする規制手段(42,42a)と、 を有することを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記規制手段(42)は、前記回転手段
    (37),リード/ライト駆動手段(36)の立上げ時
    間の小なる順に段階的に規制状態とすることを特徴とす
    る請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記リード/ライト部(35)は前記記
    録媒体にレーザ光を照射する照射部(35b)及びトラ
    ックに追従させるためのサーボ機構(35a)を備え、 前記規制手段(42)は、該照射部(35b)及びサー
    ボ機構(35a)を休止させた後、前記回転手段(3
    7)を休止させて規制状態とすることを特徴とする請求
    項1又は2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記規制手段(42)は、前記サーボ機
    構(35a)を休止させた後、順次前記照射部(35
    b),前記回転手段(37)を休止させて規制状態とす
    ることを特徴とする請求項3記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記規制手段(42)は、前記回転手段
    (37)、前記リード/ライト駆動手段(36)を休止
    させ、さらに第三の駆動手段を規制状態とすることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のディスク
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第三の駆動手段には前記処理手段
    (32)に所定のクロックを供給するクロック駆動手段
    (39)を含み、 前記規制手段(42)が前記回転手段(37)の休止後
    又は休止と同時期に該クロック駆動手段(39)で該ク
    ロックを所定分周させて規制状態とすることを特徴とす
    る請求項1,2又は5記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記第三の駆動手段には冷却のための冷
    却手段(43,44)を含み、 前記規制手段(42)が該冷却手段(43,44)を最
    終的に休止させて規制状態とすることを特徴とする請求
    項1,2又は5記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体は磁気ディスクであり、前
    記回転手段(37a)を休止させた後、前記冷却手段
    (43,44)を休止させて規制状態とすることを特徴
    とする請求項1,2,又は7記載のディスク装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6118743A (en) * 1997-10-31 2000-09-12 Fujitsu Limited Information storage apparatus rapidly returning from a sleep mode to a regular operation mode and a method for controlling a spindle motor in such an apparatus
WO2004059638A1 (ja) * 2002-12-25 2004-07-15 Sony Corporation ディスク装置、ディスク装置の制御方法、ディスク装置の制御方法のプログラム
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US8903220B2 (en) 2008-07-07 2014-12-02 Canon Kabushiki Kaisha Video data outputting apparatus and method of controlling video data outputting apparatus

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