JPH07219795A - 情報符号化方法および装置ならびに情報復元方法および装置 - Google Patents

情報符号化方法および装置ならびに情報復元方法および装置

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JPH07219795A
JPH07219795A JP6013354A JP1335494A JPH07219795A JP H07219795 A JPH07219795 A JP H07219795A JP 6013354 A JP6013354 A JP 6013354A JP 1335494 A JP1335494 A JP 1335494A JP H07219795 A JPH07219795 A JP H07219795A
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JP
Japan
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code string
component
error correction
hierarchical
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Pending
Application number
JP6013354A
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English (en)
Inventor
Koichi Shibata
巧一 柴田
Tetsuya Nakagawa
哲也 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 誤り率が高い場合でも重要性の高い情報成分
だけは伝送可能にし、誤り訂正符号の量を節減して符号
化効率を向上させる。 【構成】 入力情報11をその重要性に応じて複数の階
層成分11H,11M,11Lに分割する縮小部10
2,103および減算器104,105と、各階層成分
を符号化する符号化部106,109,112とを有
し、重要性が最も高い階層成分11Lの符号列C0に第
1の誤り訂正符号を付加した符号列F0(C0)を生成
し、これを重要性が2番目に高い階層成分11Mの符号
列C1と結合し並べ替え且つ第2の誤り訂正符号を付加
した符号列F1(C1’)を生成し、これを重要性が最
も低い階層成分11Hの符号列C2と結合し並べ替え且
つ第3の誤り訂正符号を付加して、符号列F2(C
2’)を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報符号化方法および
装置ならびに情報復元方法および装置に関し、さらに詳
しくは、重要性の高い情報成分ほど高い誤り訂正能力を
持たせうると共に、全体としては誤り訂正符号の量を節
減して符号化効率を向上させうる情報符号化方法および
装置ならびに情報復元方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送信側で符号列に誤り訂正符号を付加
し、受信側で前記誤り訂正符号を利用して符号列の誤り
を検出し訂正する技術が公知である。例えば、ITU−
TS(旧CCITT)勧告のH.261方式では、画像
を情報圧縮符号化した後で、BCH(ボーズ チョドー
リ オッケンジョン)符号と呼ばれる巡回符号型の誤り
訂正符号を付加する画像伝送方式が規定されている。誤
り訂正符号としては、上記BCH符号の外に、ファイア
符号や,リードソロモン符号や,ピーターソン符号など
多数が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記H.261方式の
ような従来の誤り訂正方式では、重要性の高い情報成分
でも重要性の低い情報成分でも、一様な誤り訂正能力を
持っている。このため、ある誤り率以下の伝送誤りに対
しては完全に訂正が可能である反面、誤り率が限度を越
えると全く訂正が不可能になる問題点がある。換言する
と、誤り率が一定でない伝送路で情報伝送する場合に
は、伝送路の誤り率の最悪値に合わせて誤り訂正符号の
量を設定しなければならず、符号化効率が低下する問題
点がある。そこで、この発明の目的は、伝送路の誤り率
が高い場合でも重要性の高い情報成分だけは伝送できる
ようにし、且つ、全体としては誤り訂正符号の量を節減
して符号化効率を向上させうるようにした情報符号化方
法および装置ならびに情報復元方法および装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、入力された情報をその重要性に応じて複数の階層成
分に分割し、それぞれの階層成分を符号化し、重要性が
最も高い階層から重要性の順に番号i(=1,2,…,
M)を付けたときに第1番目の階層成分の符号列に第1
の誤り訂正符号を付加した符号列を生成しこれを第1の
付加符号列とし次に第i番目の階層成分の符号列に第
(i−1)の付加符号列を結合し且つ第iの誤り訂正符
号を付加した符号列を生成しこれを第iの付加符号列と
することをi=2からi=Mまで順に繰り返して、第M
の付加符号列を得ることを特徴とする情報符号化方法を
提供する。
【0005】第2の観点では、本発明は、入力された情
報をその重要性に応じて複数の階層成分に分割する階層
分割手段と、各階層成分を符号化し符号列を得る符号化
手段と、重要性が最も高い階層から重要性の順に番号i
(=1,2,…,M)を付けたときに第1番目の階層成
分の符号列に第1の誤り訂正符号を付加した符号列を生
成しこれを第1の付加符号列とし次に第i番目の階層成
分の符号列に第(i−1)の付加符号列を結合し且つ第
iの誤り訂正符号を付加した符号列を生成しこれを第i
の付加符号列とすることをi=2からi=Mまで順に繰
り返して第Mの付加符号列を得る付加符号列生成手段と
を具備したことを特徴とする情報符号化装置を提供す
る。
【0006】第3の観点では、本発明は、入力された情
報をその重要性に応じて複数の階層成分に分割する階層
分割手段と、各階層成分を保持する階層成分保持手段
と、重要性が最も高い階層から重要性の順に番号i(=
1,2,…,M)を付けたときに前記階層成分保持手段
から第1番目の階層成分の符号列を読み出しそれを符号
化し且つ第1の誤り訂正符号を付加し得られた符号列を
第1の付加符号列としてバッファに蓄え次に前記階層成
分保持手段から第i番目の階層成分の符号列を読み出し
それを符号化し且つ前記バッファに蓄えた第(i−1)
の付加符号列と結合し且つ第iの誤り訂正符号を付加し
得られた符号列を第iの付加符号列としてバッファに蓄
えることをi=2からi=M−1まで順に繰り返し次に
前記階層成分保持手段から第M番目の階層成分の符号列
を読み出しそれを符号化し且つ前記バッファに蓄えた第
(M−1)の付加符号列と結合し且つ第Mの誤り訂正符
号を付加して第Mの付加符号列を得る付加符号列生成手
段とを具備したことを特徴とする情報符号化装置を提供
する。
【0007】第4の観点では、本発明は、上記第Mの付
加符号列を入力し、第Mの誤り訂正符号を用いて誤り訂
正を行ない、第M番目の階層成分の符号列と第(M−
1)の付加符号列とに分離し、第M番目の階層成分の符
号列を復号して第Mの階層成分を生成し、次に、第iの
付加符号列を入力し第iの誤り訂正符号を用いて誤り訂
正を行ない且つ第i番目の階層成分の符号列と第(i−
1)の付加符号列とに分離し且つ第i番目の階層成分の
符号列を復号して第iの階層成分を生成することをi=
M−1からi=2まで繰り返し、次に、第1の付加符号
列を入力し、第1の誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行
ない、第1番目の階層成分の符号列を復号し、これを第
1の階層情報とし、次に、第iの階層成分に第(i−
1)の階層情報を合成して第iの階層情報を生成するこ
とをi=2からi=Mまで繰り返すことを特徴とする情
報復元方法を提供する。
【0008】第5の観点では、本発明は、上記第Mの付
加符号列を入力し、第Mの誤り訂正符号を用いて誤り訂
正を行ない、第M番目の階層成分の符号列と第(M−
1)の付加符号列とに分離し、次に、第iの付加符号列
を入力し第iの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない
且つ第i番目の階層成分の符号列と第(i−1)の付加
符号列とに分離することをi=M−1からi=2まで繰
り返し、次に、第1の付加符号列を入力し、第1の誤り
訂正符号を用いて誤り訂正を行ない、第1番目の階層成
分の符号列を生成し、次に、第1番目の階層成分の符号
列に対して第1の誤り訂正符号を付加して第1の予測付
加符号列を生成し、次に、第i番目の階層成分の符号列
に第(i−1)の付加符号列を結合し且つ第iの誤り訂
正符号を付加して第iの予測付加符号列を生成すること
をi=2からi=Mまで繰り返し、次に、第Mの予測付
加符号列を入力して前記各階層成分の符号列を生成し、
次に、前回生成した各階層成分の符号列と今回生成した
各階層成分の付加符号列とを比較し、比較結果が等しく
なるか又は許容誤差以下になるか若しくは所定回数に達
するまで上記処理を繰り返し、繰り返し終了時の各階層
成分の符号列を復号して各階層成分を生成し、第1番目
の階層成分を第1の階層情報とし、次に、第iの階層成
分に第(i−1)の階層情報を合成して第iの階層情報
とすることをi=2からi=Mまで繰り返すことを特徴
とする情報復元方法を提供する。
【0009】第6の観点では、本発明は、上記第Mの付
加符号列を入力されると第Mの誤り訂正符号を用いて誤
り訂正を行ない且つ第M番目の階層成分の符号列と第
(M−1)の付加符号列とに分離し且つ第M番目の階層
成分の符号列を復号して第Mの階層成分を生成する第M
の階層成分復元手段と、第iの付加符号列を入力される
と第iの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない且つ第
i番目の階層成分の符号列と第(i−1)の付加符号列
とに分離し且つ第i番目の階層成分の符号列を復号して
第iの階層成分を生成するi=M−1からi=2までの
それぞれに対応する第iの階層成分復元手段と、第1の
付加符号列を入力されると第1の誤り訂正符号を用いて
誤り訂正を行ない且つ第1番目の階層成分の符号列を復
号して第1の階層情報を生成する第1の階層情報生成手
段と、第iの階層成分に第(i−1)の階層情報を合成
して第iの階層情報を生成するi=2からi=Mまでの
それぞれに対応する階層情報合成手段とを具備したこと
を特徴とする情報復元装置を提供する。
【0010】第7の観点では、本発明は、上記第Mの付
加符号列を選択して入力し第Mの誤り訂正符号を用いて
誤り訂正を行ない且つ第M番目の階層成分の符号列と第
(M−1)の付加符号列とに分離し且つ第M番目の階層
成分の符号列を復号して第Mの階層成分を生成し成分バ
ッファに蓄え且つ第(M−1)の付加符号列を符号バッ
ファに保持し次に符号バッファから第iの付加符号列を
読み出し第iの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない
且つ第i番目の階層成分の符号列と第(i−1)の付加
符号列とに分離し且つ第i番目の階層成分の符号列を復
号しその復号結果と前記成分バッファに蓄えた第(i+
1)の階層成分とを合成して第iの階層成分を生成し前
記成分バッファに蓄え且つ第(i−1)の付加符号列を
符号バッファに保持することをi=M−1からi=2ま
で順に繰り返し次に符号バッファから第1の付加符号列
を読み出し第1の誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行な
い且つ第1番目の階層成分の符号列を復号しその復号結
果と前記成分バッファに蓄えた第2の階層成分とを合成
して階層情報を生成する階層情報復元手段を具備したこ
とを特徴とする情報復元装置を提供する。
【0011】第8の観点では、本発明は、上記第Mの付
加符号列を選択して入力し第Mの誤り訂正符号を用いて
誤り訂正を行ない且つ第M番目の階層成分の符号列と第
(M−1)の付加符号列とに分離し且つ第M番目の階層
成分の符号列を第Mの符号バッファに蓄える第Mの階層
成分符号列生成手段と、第iの付加符号列を入力される
と第iの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない且つ第
i番目の階層成分の符号列と第(i−1)の付加符号列
とに分離し且つ第i番目の階層成分の符号列を第Mの符
号バッファに蓄えるi=M−1からi=2までのそれぞ
れに対応する階層成分符号列生成手段と、第1の付加符
号列を入力されると第1の誤り訂正符号を用いて誤り訂
正を行ない第1番目の階層成分の符号列を生成し第1の
符号バッファに蓄える第1の階層成分符号列生成手段
と、第1番目の階層成分の符号列に第1の誤り訂正符号
を付加した符号列を生成しこれを第1の付加符号列とし
次に第i番目の階層成分の符号列に第(i−1)の付加
符号列を結合し且つ第iの誤り訂正符号を付加した符号
列を生成しこれを第iの付加符号列とすることをi=2
からi=Mまで繰り返して予測付加符号列を生成する予
測付加符号列生成手段と、前記予測付加符号列を選択し
て前記第Mの階層成分符号列生成手段に入力し且つ前記
階層成分符号列生成手段で処理して第1番目の階層成分
の符号列から第M番目の階層成分の符号列を生成し前記
符号バッファに蓄えていた前回の対応する階層成分の符
号列と比較する比較手段と、その比較手段による比較結
果が等しくなるか又は許容誤差以下になるか若しくは所
定回数に達するまで上記処理を繰り返す制御手段と、繰
り返し終了時の各階層成分の符号列を復号して各階層成
分を生成する復号手段と、第1番目の階層成分を第1の
階層情報とする第1の階層情報生成手段と、第iの階層
成分に第(i−1)の階層情報を合成して第iの階層情
報を生成するi=2からi=Mまでのそれぞれに対応す
る階層情報合成手段とを具備したことを特徴とする情報
復元装置を提供する。
【0012】
【作用】上記第1の観点による情報符号化方法および上
記第2の観点による情報符号化装置では、情報をその重
要性に応じて複数の階層成分に分割し、最も重要性が高
い階層成分の符号列に第1の誤り訂正符号を付加し、こ
れを次に重要性が高い階層成分の符号列を結合した上で
第2の誤り訂正符号を付加し、これを多重に繰り返し
て、伝送に供する符号列を得る。従って、伝送に供する
符号列中では、重要性が高い階層成分ほど多重に誤り訂
正符号が付加されており、誤り訂正能力が高くなってい
る。このため、伝送路の誤り率が高い場合、重要性の低
い情報成分は訂正不可能になるが、重要性の高い情報成
分は訂正可能となる。従って、画像伝送に適用した場
合、画質の劣化は起こり得るが、全く画像を伝送できな
くなることは防止される。また、全体として誤り訂正符
号の量を節減でき、符号化効率を向上できる。
【0013】上記第3の観点による情報符号化装置で
は、付加符号列生成手段は、階層成分保持手段やバッフ
ァを利用して、符号化部や誤り訂正符号付加部などを複
数の階層で共用するので、装置を小型化することが出来
る。
【0014】上記第4の観点による情報復元方法および
上記第6の観点による情報復元装置では、重要性が高い
階層成分ほど多重に誤り訂正符号が付加された符号列を
受け取り、重要性が低い階層成分から順に誤り訂正し、
復号し、各階層情報をそれぞれ再構成する。そこで、最
も重要性が高い階層成分のみを含む情報,最も重要性が
高い階層成分と2番目に重要性が高い階層成分とを含む
情報,最も重要性が高い階層成分と2番目に重要性が高
い階層成分と3番目に重要性が高い階層成分とを含む情
報,…のように複数の情報が得られる。これら情報は、
含んでいる階層成分の数の少ないものほど誤りが訂正さ
れている確率が高い。このため、伝送路の誤り率が高い
場合、重要性の高い情報成分ほど確実に得られるように
なる。従って、画像伝送に適用した場合、画質の劣化は
起こり得るが、全く画像を再生できなくなることは防止
される。
【0015】上記第5の観点による情報復元方法および
上記第8の観点による情報復元装置では、誤り訂正を行
って得た各階層成分の符号列に送信時と同じ誤り訂正符
号を付加し、送信側の送出した符号列を予測した符号列
を生成する。次に、この予測した符号列に対して再び誤
り訂正を行って各階層成分の符号列を得る。そして、前
回の誤り訂正結果の各階層成分の符号列と今回の誤り訂
正結果の各階層成分の符号列とを比較し、比較結果が等
しくなるか又は許容誤差以下になるまで上記処理を繰り
返し、繰り返し終了時の各階層成分の符号列を復号して
各階層情報を得る。このように、前の誤り訂正結果を活
用して誤り訂正を繰り返すので、誤り訂正に成功する確
率を向上することが出来る。
【0016】上記第7の観点による情報復元装置では、
階層情報復元手段は、成分バッファや符号バッファを利
用して、誤り訂正部や復号部などを複数の階層で共用す
るので、装置を小型化することが出来る。
【0017】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳しく説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0018】−第1実施例− 図1は本発明の第1実施例の画像符号化装置101の構
成図であり、図2は本発明の第1実施例の画像復元装置
116の構成図である。図1の画像符号化装置101に
おいて、第1の縮小部102は、高精細画像11から高
周波成分を除去し、中精細画像11Sを生成する。次
に、第1の減算器105は、前記高精細画像11から中
精細画像11Sを減算し、高周波成分11Hを得る。第
2の縮小部103は、前記中精細画像11Sから低精細
画像11Lを生成する。次に、第2の減算器104は、
前記中精細画像11Sから前記低精細画像11Lを減算
し、中周波成分11Mを得る。前記低精細画像11L
は、換言すれば、低周波成分11Lである。つまり、入
力された高精細画像11は、空間周波数帯域に従って、
高周波成分11H,中周波成分11M,低周波成分11
Lの3つの直交した階層に分割されたことになる。ここ
で、低周波成分11Lは画像の最も基本的な空間周波数
帯域であるから最も重要性が高く、次に中周波成分11
M,高周波成分11Hの順に重要性が低くなる。
【0019】符号化部106は、低周波成分11Lを情
報圧縮符号化し、符号列C0を得る。次に、並べ替え部
2103は、インターリーブのために前記符号列C0を
並べ替えて符号列C0’とする。この並べ替え操作をT
0で表すと、C0’=T0(C0)である。次に、誤り
訂正符号付加部108は、符号列C0’に誤り訂正符号
K0を付加する。この誤り訂正符号付加操作をF0で表
すと、誤り訂正符号K0を付加した後の符号列は、F0
(C0’)である。
【0020】符号化部109は、中周波成分11Mを情
報圧縮符号化し、符号列C1を得る。次に、合成部11
0は、前記符号列F0(C0’)と前記符号列C1とを
結合し、合成符号列F0(C0’)+C1を得る。次
に、並べ替え部2104は、インターリーブのために前
記合成符号列F0(C0’)+C1を並べ替えて符号列
C1’とする。この並べ替え操作をT1で表すと、C
1’=T1(F0(C0’)+C1)である。次に、誤
り訂正符号付加部111は、符号列C1’に誤り訂正符
号K1を付加する。この誤り訂正符号付加操作をF1で
表すと、誤り訂正符号K1を付加した後の符号列は、F
1(C1’)である。
【0021】符号化部112は、高周波成分11Hを情
報圧縮符号化し、符号列C2を得る。次に、合成部11
3は、前記符号列F1(C1’)と前記符号列C2とを
結合し、合成符号列F1(C1’)+C2を得る。次
に、並べ替え部2105は、インターリーブのために前
記合成符号列F1(C1’)+C2を並べ替えて符号列
C2’とする。この並べ替え操作をT2で表すと、C
2’=T2(F1(C1’)+C2)である。次に、誤
り訂正符号付加部114は、符号列C2’に誤り訂正符
号K2を付加する。この誤り訂正符号付加操作をF2で
表すと、誤り訂正符号K2を付加した後の符号列は、F
2(C2’)である。次に、並べ替え部2106は、イ
ンターリーブのために前記合成符号列F2(C2’)を
並べ替えて符号列T3(F2(C2’))とする。T3
は、この並べ替え操作を表す。次に、パケット化部21
07は、前記符号列T3(F2(C2’))をパケット
P(T3(F2(C2’)))とし、伝送路115へ送
出する。
【0022】前記パケットP(T3(F2(C
2’)))は、送信パケット12として伝送路115を
伝わるうちに誤りを含む可能性がある。この誤りを含む
可能性があるパケットをP(T3(E(F2(C
2’))))と表す。
【0023】図2の画像復元装置116において、パケ
ット解除部101は、前記誤りを含む可能性があるパケ
ットP(T3(E(F2(C2’))))を受信パケッ
ト13として受け取り、符号列T3(E(F2(C
2’)))を取り出す。次に、逆並べ替え部3105
は、デインターリーブのために前記符号列T3(E(F
2(C2’)))を元のように並べ替え、符号列E(F
2(C2’))とする。
【0024】次に、誤り訂正部117は、符号列E(F
2(C2’))が誤りを含まない場合および誤りを含む
が誤り訂正符号K2により訂正可能な場合は、符号列C
2’を取り出し、スイッチ3113を介して、逆並べ替
え部3106に入力する。一方、符号列E(F2(C
2’))が誤り訂正符号K2のみによっては訂正不可能
な誤りを含む場合は、誤り訂正符号K2の除去だけを行
い、誤りを含む符号列E(C2’)を取り出し、スイッ
チ3113を介して、逆並べ替え部3106に入力す
る。なお、スイッチ3113は、符号列C2’を取り出
した場合と符号列E(C2’)を取り出した場合とを区
別するフラグ14によって切り換わる。
【0025】逆並べ替え部3106は、前記符号列C
2’が入力された場合は、デインターリーブのために前
記符号列C2’を元のように並べ替えし、符号列F1
(C1’)+C2を得て、分離部118に入力する。一
方、誤りを含む符号列E(C2’)が入力された場合
は、デインターリーブのために前記符号列E(C2’)
を元のように並べ替えし、符号列E(F1(C1’))
+E(C2)を得て、分離部118に入力する。
【0026】分離部118は、前記符号列F1(C
1’)+C2が入力された場合は、符号列F1(C
1’)と符号列C2とを分離し、符号列F1(C1’)
を誤り訂正部120に入力し、符号列C2を復号部11
9に入力する。一方、前記符号列E(F1(C1’))
+E(C2)が入力された場合は、符号列E(F1(C
1’))と符号列E(C2)とを分離し、符号列E(F
1(C1’))を誤り訂正部120に入力し、符号列E
(C2)を復号部119に入力する。
【0027】復号部119は、符号列C2が入力された
場合は、復号により高周波成分11Hを得る。この高周
波成分11Hは、スイッチ127を介して、加算器12
8に入力される。一方、符号列E(C2)が入力された
場合は、復号しても無意味なデータしか得られない。こ
の無意味なデータはスイッチ127によりカットされる
ため、無意味なデータの代りに“0”が加算器128に
入力される。なお、スイッチ127は、符号列C2’を
取り出した場合と符号列E(C2’)を取り出した場合
とを区別するフラグ14によって切り換わる。
【0028】誤り訂正部120は、誤りを含まない符号
列F1(C1’)が入力されたこと場合(前記誤り訂正
部117からの情報17により知ることが出来る)、符
号列C1’を取り出し、スイッチ3114を介して、逆
並べ替え部3107に入力する。また、誤りを含む可能
性がある符号列E(F1(C1’))が入力された場合
(前記誤り訂正部117からの情報17により知ること
が出来る)でも、その符号列E(F1(C1’))が誤
りを含まない場合および誤りを含むが誤り訂正符号K1
(および前記誤り訂正部117からの情報17による誤
り訂正符号K2に関する情報)により訂正可能な場合
は、符号列C1’を取り出し、スイッチ3114を介し
て、逆並べ替え部3107に入力する。一方、符号列E
(F1(C1’))が誤り訂正符号K1および誤り訂正
符号K2に関する情報によっては訂正不可能な誤りを含
む場合は、誤り訂正符号K1の除去だけを行い、誤りを
含む符号列E(C1’)を取り出し、スイッチ3114
を介して、逆並べ替え部3107に入力する。なお、ス
イッチ3114は、符号列C1’を取り出した場合と符
号列E(C1’)を取り出した場合とを区別するフラグ
15によって切り換わる。
【0029】逆並べ替え部3107は、前記符号列C
1’が入力された場合は、デインターリーブのために前
記符号列C1’を元のように並べ替えし、符号列F0
(C0’)+C1を得て、分離部121に入力する。一
方、誤りを含む符号列E(C1’)が入力された場合
は、デインターリーブのために前記符号列E(C1’)
を元のように並べ替えし、符号列E(F0(C0’))
+E(C1)を得て、分離部121に入力する。
【0030】分離部121は、前記符号列F0(C
0’)+C1が入力された場合は、符号列F0(C
0’)と符号列C1とを分離し、符号列F0(C0’)
を誤り訂正部123に入力し、符号列C1を復号部12
2に入力する。一方、前記符号列E(F0(C0’))
+E(C1)が入力された場合は、符号列E(F0(C
0’))と符号列E(C1)とを分離し、符号列E(F
0(C0’))を誤り訂正部123に入力し、符号列E
(C1)を復号部122に入力する。
【0031】復号部122は、符号列C1が入力された
場合は、復号により中周波成分11Mを得る。この中周
波成分11Mは、スイッチ125を介して、加算器12
6に入力される。一方、符号列E(C1)が入力された
場合は、復号しても無意味なデータしか得られない。こ
の無意味なデータはスイッチ125によりカットされる
ため、無意味なデータの代りに“0”が加算器126に
入力される。なお、スイッチ125は、符号列C1’を
取り出した場合と符号列E(C1’)を取り出した場合
とを区別するフラグ15によって切り換わる。
【0032】誤り訂正部123は、誤りを含まない符号
列F0(C0’)が入力されたこと場合(前記誤り訂正
部120からの情報18により知ることが出来る)、符
号列C0’を取り出し、スイッチ3115を介して、逆
並べ替え部3108に入力する。また、誤りを含む可能
性がある符号列E(F0(C0’))が入力された場合
(前記誤り訂正部120からの情報18により知ること
が出来る)でも、その符号列E(F0(C0’))が誤
りを含まない場合および誤りを含むが誤り訂正符号K0
(および前記誤り訂正部120からの情報18による誤
り訂正符号K2に関する情報および誤り訂正符号K1に
関する情報)により訂正可能な場合は、符号列C0’を
取り出し、スイッチ3115を介して、逆並べ替え部3
108に入力する。一方、符号列E(F0(C0’))
が誤り訂正符号K0および誤り訂正符号K2に関する情
報および誤り訂正符号K1に関する情報によっては訂正
不可能な誤りを含む場合は、誤り訂正符号K0の除去だ
けを行い、誤りを含む符号列E(C0’)を取り出し、
スイッチ3115を介して、逆並べ替え部3108に入
力する。なお、スイッチ3115は、符号列C0’を取
り出した場合と符号列E(C0’)を取り出した場合と
を区別するフラグ16によって切り換わる。
【0033】逆並べ替え部3108は、前記符号列C
0’が入力された場合は、デインターリーブのために前
記符号列C0’を元のように並べ替えし、符号列C0を
得て、復号部124に入力する。一方、誤りを含む符号
列E(C0’)が入力された場合は、デインターリーブ
のために前記符号列E(C0’)を元のように並べ替え
し、符号列E(C0)を得て、復号部124に入力す
る。復号部124は、符号列C0が入力された場合は、
復号により低周波成分11Lを得る。この低周波成分1
1Lは、低精細画像11Lとして出力される。また、加
算器126に入力される。加算器126は、低精細画像
11Lに中周波成分11Mを加算し、中精細画像11S
を得て、出力する。また、この中精細画像11Sは、加
算器128に入力される。加算器128は、中精細画像
11Sに高周波成分11Hを加算し、高精細画像11を
得て、出力する。
【0034】上記第1実施例によれば、空間周波数帯域
の低い画像成分ほど誤り訂正符号が多段に付加されるの
で、より大きな誤り訂正能力を持つ。このため、1段当
たりの誤り訂正符号の量を小さくしても重要な画像成分
の復号は保証される。従って、誤り訂正符号の量を節減
して符号化効率を良くすることが出来ると共に、伝送路
での誤り率が高い場合でも、画像の再生を続行できるよ
うになる(但し、画質の低下はありうる)。
【0035】−第2実施例− 図3は、本発明の第2実施例の画像符号化装置101a
の構成図である。この画像符号化装置101aは、1組
の符号化部305,合成部306,並べ替え部3006
および誤り訂正符号付加部307で、第1実施例の画像
符号化装置101における符号化部106,109,1
12および合成部110,113および並べ替え部21
03,2104,2105および誤り訂正符号付加部1
08,11,114の働きを兼ねたものである。
【0036】縮小部102,103および減算器10
4,105は、第1実施例の画像符号化装置101と同
じである。そこで、画像バッファ303には、低周波成
分が蓄えられる。また、画像バッファ302には、中周
波成分が蓄えられる。また、画像バッファ301には、
高周波成分が蓄えられる。次に、画像バッファ303に
蓄えられている低周波成分をスイッチ304で選択し、
符号化部305で情報圧縮符号化を行い、低周波成分に
対応する符号列を得る。この符号列は、合成部306を
単に通って、並べ替え部3006で並べ替えられ、誤り
訂正符号付加部37で誤り訂正符号を付加され、前記ス
イッチ304に連動したスイッチ305を介して、符号
バッファ308に蓄えられる。
【0037】次に、画像バッファ302に蓄えられてい
る中周波成分をスイッチ304で選択し、符号化部30
5で情報圧縮符号化を行い、中周波成分に対応する符号
列を得る。この符号列と符号バッファ308に蓄えられ
ている低周波成分に対応する符号列とを合成部306で
結合し、並べ替え部3006で並べ替え、誤り訂正符号
付加部307で誤り訂正符号を付加し、スイッチ309
を介して、符号バッファ308に蓄える。
【0038】次に、画像バッファ301に蓄えられてい
る高周波成分をスイッチ304で選択し、符号化部30
5で情報圧縮符号化を行い、高周波成分に対応する符号
列を得る。この符号列と符号バッファ308に蓄えられ
ている低周波成分および中周波成分に対応する符号列と
を合成部306で結合し、並べ替え部3006で並べ替
え、誤り訂正符号付加部307で誤り訂正符号を付加
し、スイッチ309を介して、伝送路へ出力する(必要
により、第1実施例と同様に並べ替えおよびパケット化
を行ってもよい)。
【0039】上記第2実施例によれば、符号化部や誤り
訂正符号付加部などを複数の階層で共用するので、装置
を小型化することが出来る。
【0040】−第3実施例− 図4は、本発明の第3実施例の画像復元装置116aの
構成図である。この画像復元装置116aは、1組の誤
り訂正部305,逆並べ替え部4003,分離部40
2,復号部404および加算器407で、第1実施例の
画像復元装置116における誤り訂正部117,12
0,123および逆並べ替え部3106,3107,3
108および分離部118,121および復号部11
9,122,124および加算器126,128の働き
を兼ねたものである。
【0041】最初は、スイッチ400により、伝送路か
らの符号列を選択し、誤り訂正部401に入力する(必
要により、第1実施例と同様にパケット解除および逆並
べ替えを行ってもよい)。誤り訂正部401は、符号列
が誤りを含まない場合は、誤り訂正符号の除去のみを行
って、スイッチ4001を介して、誤りのない符号列を
逆並べ替え部4003に入力する。また、符号列が誤り
を含むが訂正可能である場合は、誤り訂正を行って、ス
イッチ4001を介して、誤りのない符号列を逆並べ替
え部4003に入力する。一方、符号列が訂正不能の誤
りを含む場合は、誤り訂正符号の除去のみを行って、ス
イッチ4001を介して、誤りを含む符号列を逆並べ替
え部4003に入力する。逆並べ替え部4003は、符
号列を元のように並べ替える。なお、スイッチ4001
は、誤りのない符号列を取り出した場合と誤りを含む符
号列を取り出した場合とを区別するフラグ14によって
切り換わる。
【0042】分離部402は、入力された符号列を、高
周波成分に対応する符号列と中周波成分以下に対応する
符号列とに分離し、高周波成分に対応する符号列を復号
部404に送り、中周波成分以下に対応する符号列を符
号バッファ403に保持する。復号部404は、誤りの
ない符号列が入力された場合は、復号により高周波成分
を得る。この高周波成分は、スイッチ405を介して、
加算器407に入力される。一方、誤りを含む符号列が
入力された場合は、復号しても無意味なデータしか得ら
れない。この無意味なデータはスイッチ405によりカ
ットされるため、無意味なデータの代りに“0”が加算
器407に入力される。なお、スイッチ405は、誤り
のない符号列を取り出した場合と誤りを含む符号列を取
り出した場合とを区別するフラグ14によって切り換わ
る。得られた高周波成分は、加算器407を単に通り、
前記スイッチ400と連動するスイッチ409を介して
画像バッファ406に入力され、蓄えられる。
【0043】次に、スイッチ400により、符号バッフ
ァ403に保持されていた中周波成分以下に対応する符
号列を選択し、誤り訂正部401に入力する。誤り訂正
部401は、符号列が誤りを含まない場合は、誤り訂正
符号の除去のみを行って、スイッチ4001を介して、
誤りのない符号列を逆並べ替え部4003に入力する。
また、符号列が誤りを含むが訂正可能である場合は、誤
り訂正を行って、スイッチ4001を介して、誤りのな
い符号列を逆並べ替え部4003に入力する。一方、符
号列が訂正不能の誤りを含む場合は、誤り訂正符号の除
去のみを行って、スイッチ4001を介して、誤りを含
む符号列を逆並べ替え部4003に入力する。逆並べ替
え部4003は、符号列を元のように並べ替える。
【0044】分離部402は、入力された符号列を、中
周波成分に対応する符号列と低周波成分に対応する符号
列とに分離して、中周波成分に対応する符号列を復号部
404に送ると共に、低周波成分に対応する符号列を符
号バッファ403に保持する。復号部404は、誤りの
ない符号列が入力された場合は、復号により中周波成分
を得る。この中周波成分は、スイッチ405を介して、
加算器407に入力される。一方、誤りを含む符号列が
入力された場合は、復号しても無意味なデータしか得ら
れない。この無意味なデータはスイッチ405によりカ
ットされるため、無意味なデータの代りに“0”が加算
器407に入力される。得られた中周波成分は、加算器
407で、画像バッファ406に蓄えられていた高周波
成分と加算され、前記スイッチ400と連動するスイッ
チ409を介して画像バッファ406に入力され、蓄え
られる。
【0045】次に、スイッチ400により、符号バッフ
ァ403に保持されていた低周波成分に対応する符号列
を選択し、誤り訂正部401に入力する。誤り訂正部4
01は、符号列が誤りを含まない場合は、誤り訂正符号
の除去のみを行って、スイッチ4001を介して、誤り
のない符号列を逆並べ替え部4003に入力する。ま
た、符号列が誤りを含むが訂正可能である場合は、誤り
訂正を行って、スイッチ4001を介して、誤りのない
符号列を逆並べ替え部4003に入力する。一方、符号
列が訂正不能の誤りを含む場合は、誤り訂正符号の除去
のみを行って、スイッチ4001を介して、誤りを含む
符号列を逆並べ替え部4003に入力する。逆並べ替え
部4003は、符号列を元のように並べ替える。
【0046】分離部402は、入力された低周波成分に
対応する符号列を単に通し、復号部404に送る。復号
部404は、誤りのない符号列が入力された場合は、復
号により低周波成分を得る。この低周波成分は、スイッ
チ405を介して、加算器407に入力される。一方、
誤りを含む符号列が入力された場合は、復号しても無意
味なデータしか得られない。この無意味なデータはスイ
ッチ405によりカットされるため、無意味なデータの
代りに“0”が加算器407に入力される。得られた低
周波成分は、加算器407で、画像バッファ406に蓄
えられていた高周波成分および中周波成分と加算され、
前記スイッチ400と連動するスイッチ409を介し
て、出力される。
【0047】上記第3実施例によれば、誤り訂正部や復
号部などを複数の階層で共用するので、装置を小型化す
ることが出来る。
【0048】−第4実施例− 図5は、本発明の第4実施例の画像復元装置116bの
構成図である。なお、簡単化のため、並べ替え・逆並べ
替えについては説明を省略する。最初は、スイッチ50
1は、伝送路からの符号列を選択し、誤り訂正部502
に入力する。誤り訂正部502は、入力された符号列が
誤りを含まない場合は、誤り訂正符号の除去のみを行
い、誤りのない符号列を分離部503に入力する。ま
た、符号列が誤りを含むが訂正可能である場合は、誤り
訂正を行い、誤りのない符号列を分離部503に入力す
る。一方、符号列が訂正不能の誤りを含む場合は、誤り
訂正符号の除去のみを行い、誤りを含む符号列を分離部
503に入力する。分離部503は、入力された符号列
を、高周波成分に対応する符号列と中周波成分以下に対
応する符号列とに分離し、高周波成分に対応する符号列
を符号バッファ514に蓄え且つ比較器517に入力す
る。また、分離部503は、中周波成分以下に対応する
符号列を誤り訂正部504に入力する。
【0049】誤り訂正部504は、入力された符号列が
誤りを含まない場合は、誤り訂正符号の除去のみを行
い、誤りのない符号列を分離部505に入力する。ま
た、符号列が誤りを含むが訂正可能である場合は、誤り
訂正を行い、誤りのない符号列を分離部505に入力す
る。一方、符号列が訂正不能の誤りを含む場合は、誤り
訂正符号の除去のみを行い、誤りを含む符号列を分離部
505に入力する。分離部505は、入力された符号列
を、中周波成分に対応する符号列と低周波成分に対応す
る符号列とに分離し、中周波成分に対応する符号列を符
号バッファ513に蓄え且つ比較器516に入力する。
また、分離部505は、低周波成分に対応する符号列を
誤り訂正部506に入力する。
【0050】誤り訂正部506は、入力された符号列が
誤りを含まない場合は、誤り訂正符号の除去のみを行
い、誤りのない符号列を誤り訂正符号付加部511に入
力し且つ符号バッファ512に蓄える。また、符号列が
誤りを含むが訂正可能である場合は、誤り訂正を行い、
誤りのない符号列を誤り訂正符号付加部511に入力し
且つ符号バッファ512に蓄え且つ比較器515に入力
する。一方、符号列が訂正不能の誤りを含む場合は、誤
り訂正符号の除去のみを行い、誤りを含む符号列を誤り
訂正符号付加部511に入力し且つ符号バッファ512
に蓄え且つ比較器515に入力する。
【0051】誤り訂正符号付加部511は、入力された
符号列に再び誤り訂正符号を付加し、低周波成分に対応
する符号列を再構成し、合成部509に入力する。合成
部509は、符号バッファ513に蓄えていた中周波成
分に対応する符号列と前記再構成した低周波成分に対応
する符号列とを結合し、誤り訂正符号付加部510に入
力する。誤り訂正符号付加部510は、入力された符号
列に再び誤り訂正符号を付加し、中周波成分以下に対応
する符号列を再構成し、合成部507に入力する。合成
部507は、符号バッファ514に蓄えていた高周波成
分に対応する符号列と前記再構成した中周波成分以下に
対応する符号列とを結合し、誤り訂正符号付加部508
に入力する。誤り訂正符号付加部508は、入力された
符号列に再び誤り訂正符号を付加し、送信側から送出さ
れた符号列を推定した符号列54を再構成し、前記スイ
ッチ501に入力する。前記符号列54は、伝送路から
受信した符号列よりも誤りが減少している確率が高い。
【0052】そこで、この符号列54をスイッチ501
で選択し、再度、最初から同じ手順で誤り訂正を行う。
この2度目の処理で得られた高周波成分に対応する符号
列と,符号バッファ514に蓄えられた符号列(1度目
の処理で得られた高周波成分に対応する符号列)とを比
較器517により比較する。比較結果が等しければ、高
周波成分に対応する符号列は、誤りが無い可能性が高い
と判断できる。比較後、2度目の処理で得られた高周波
成分に対応する符号列を符号バッファ514に蓄える。
同様に、中周波成分に対応する符号列についても、2度
目の処理で得られた中周波成分の符号列と,符号バッフ
ァ513に蓄えられた符号列(1度目の処理で得られた
中周波成分に対応する符号列)とを比較器516により
比較する。比較後、2度目の処理で得られた中周波成分
に対応する符号列を符号バッファ513に蓄える。ま
た、低周波成分に対応する符号列についても、2度目の
処理で得られた低周波成分の符号列と,符号バッファ5
12に蓄えられた符号列(1度目の処理で得られた低周
波成分に対応する符号列)とを比較器515により比較
する。比較後、2度目の処理で得られた低周波成分に対
応する符号列を符号バッファ512に蓄える。
【0053】次に、制御部518は、比較器517,5
16,515による比較結果がすべて等しくなるまで上
記の処理を繰り返す。比較結果がすべて等しくなれば、
符号バッファ512,513,514に蓄えられた符号
列に誤りがない確率が高くなる。なお、上記の処理を所
定の回数だけ繰り返しても比較結果が等しくならなけれ
ば、処理を打ち切る。符号バッファ512に蓄積されて
いる符号列は、復号部520で復号されて低精細画像と
なる。この低精細画像は、出力されると共に加算器52
3に入力される。符号バッファ513に蓄積されている
符号列は、復号部521で復号されて中周波成分とな
る。この中周波成分は、加算器523で前記低精細画像
と加算され、中精細画像となる。この中精細画像は、出
力されると共に加算器524に入力される。符号バッフ
ァ514に蓄積されている符号列は、復号部522で復
号されて高周波成分となる。この高周波成分は、加算器
523で前記中精細画像と加算され、高精細画像とな
り、出力される。
【0054】上記第4実施例によれば、前の誤り訂正結
果を活用して誤り訂正を繰り返すので、誤り訂正に成功
する確率を向上することが出来る。
【0055】−他の実施例− 上記第1実施例〜第4実施例では、画像の成分を空間周
波数帯域に応じて3つの階層に分割したが、他の分割方
法を採用してもよい。例えば画像の中心部ほど重要な階
層とする領域分割や,フレームの時間位置に応じて分割
する時間分割を行なってもよい。また、階層数も2つ又
は4つ以上にしてもよい。また、上記第1実施例〜第4
実施例では、画像情報を伝送したが、画像情報を蓄積/
再生する装置に適用してもよい。また、画像情報の外
に、音声情報などの符号化/復元に適用してもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明の情報符号化方法および装置なら
びに情報復元方法および装置によれば、重要性が高い情
報成分ほど高い誤り訂正能力を持つので、伝送路の誤り
率や蓄積に対する書き込み/読み出しの誤り率などが高
いときでも、重要性が高い情報成分を確実に伝えること
が出来る。また、全体として、誤り訂正符号の量を節減
でき、符号化効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の画像符号化装置の構成図
である。
【図2】本発明の第1実施例の画像復元装置の構成図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例の画像符号化装置の構成図
である。
【図4】本発明の第3実施例の画像復元装置の構成図で
ある。
【図5】本発明の第4実施例の画像復元装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
11 高精細画像 11H 高周波成分 11S 中精細画像 11M 中周波成分 11L 低周波成分,低精細画像 101,101a 画像符号化装置 102,103 縮小部 104,105 減算器 106,109,112 符号化部 108,111,114 誤り訂正符号付加部 110,113 合成部 115 伝送路 116,116a,116b 画
像復元装置 117,120,123 誤り訂正部 118,121 分離部 119,122,124 復号部 125,127,3113,3114,3115 ス
イッチ 126,128 加算器 301,302,303 画像バッファ 304,309 スイッチ 305 符号化部 306 合成部 307 誤り訂正符号付加部 308 符号バッファ 400,405,409,4001 ス
イッチ 401 誤り訂正部 402 分離部 403 符号バッファ 404 復号部 406 画像バッファ 407 加算器 501 スイッチ 502,504,506 誤り訂正部 503,505 分離部 507,509 合成部 508,510,511 誤り訂正符号付加部 512,513,514 符号バッファ 515,516,517 比較器 518 制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された情報をその重要性に応じて複
    数の階層成分に分割し、それぞれの階層成分を符号化
    し、重要性が高い階層から重要性の順に番号i(=1,
    2,…,M)を付けたときに第1番目の階層成分の符号
    列に第1の誤り訂正符号を付加した符号列を生成しこれ
    を第1の付加符号列とし次に第i番目の階層成分の符号
    列に第(i−1)の付加符号列を結合し且つ第iの誤り
    訂正符号を付加した符号列を生成しこれを第iの付加符
    号列とすることをi=2からi=Mまで順に繰り返し
    て、第Mの付加符号列を得ることを特徴とする情報符号
    化方法。
  2. 【請求項2】 入力された情報をその重要性に応じて複
    数の階層成分に分割する階層分割手段と、各階層成分を
    符号化し符号列を得る符号化手段と、重要性が最も高い
    階層から重要性の順に番号i(=1,2,…,M)を付
    けたときに第1番目の階層成分の符号列に第1の誤り訂
    正符号を付加した符号列を生成しこれを第1の付加符号
    列とし次に第i番目の階層成分の符号列に第(i−1)
    の付加符号列を結合し且つ第iの誤り訂正符号を付加し
    た符号列を生成しこれを第iの付加符号列とすることを
    i=2からi=Mまで順に繰り返して第Mの付加符号列
    を得る付加符号列生成手段とを具備したことを特徴とす
    る情報符号化装置。
  3. 【請求項3】 入力された情報をその重要性に応じて複
    数の階層成分に分割する階層分割手段と、各階層成分を
    保持する階層成分保持手段と、重要性が最も高い階層か
    ら重要性の順に番号i(=1,2,…,M)を付けたと
    きに前記階層成分保持手段から第1番目の階層成分の符
    号列を読み出しそれを符号化し且つ第1の誤り訂正符号
    を付加し得られた符号列を第1の付加符号列としてバッ
    ファに蓄え次に前記階層成分保持手段から第i番目の階
    層成分の符号列を読み出しそれを符号化し且つ前記バッ
    ファに蓄えた第(i−1)の付加符号列と結合し且つ第
    iの誤り訂正符号を付加し得られた符号列を第iの付加
    符号列としてバッファに蓄えることをi=2からi=M
    −1まで順に繰り返し次に前記階層成分保持手段から第
    M番目の階層成分の符号列を読み出しそれを符号化し且
    つ前記バッファに蓄えた第(M−1)の付加符号列と結
    合し且つ第Mの誤り訂正符号を付加して第Mの付加符号
    列を得る付加符号列生成手段とを具備したことを特徴と
    する情報符号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の情報符
    号化装置において、前記結合後に符号列を並べ替える並
    べ替え手段をさらに具備したことを特徴とする情報符号
    化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の第Mの付加符号列を入
    力し、第Mの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない、
    第M番目の階層成分の符号列と第(M−1)の付加符号
    列とに分離し、第M番目の階層成分の符号列を復号して
    第Mの階層成分を生成し、次に、第iの付加符号列を入
    力し第iの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない且つ
    第i番目の階層成分の符号列と第(i−1)の付加符号
    列とに分離し且つ第i番目の階層成分の符号列を復号し
    て第iの階層成分を生成することをi=M−1からi=
    2まで繰り返し、次に、第1の付加符号列を入力し、第
    1の誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない、第1番目
    の階層成分の符号列を復号し、これを第1の階層情報と
    し、次に、第iの階層成分に第(i−1)の階層情報を
    合成して第iの階層情報を生成することをi=2からi
    =Mまで繰り返すことを特徴とする情報復元方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の第Mの付加符号列を入
    力し、第Mの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない、
    第M番目の階層成分の符号列と第(M−1)の付加符号
    列とに分離し、次に、第iの付加符号列を入力し第iの
    誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない且つ第i番目の
    階層成分の符号列と第(i−1)の付加符号列とに分離
    することをi=M−1からi=2まで繰り返し、次に、
    第1の付加符号列を入力し、第1の誤り訂正符号を用い
    て誤り訂正を行ない、第1番目の階層成分の符号列を生
    成し、次に、第1番目の階層成分の符号列に対して第1
    の誤り訂正符号を付加して第1の予測付加符号列を生成
    し、次に、第i番目の階層成分の符号列に第(i−1)
    の付加符号列を結合し且つ第iの誤り訂正符号を付加し
    て第iの予測付加符号列を生成することをi=2からi
    =Mまで繰り返し、次に、第Mの予測付加符号列を入力
    して前記各階層成分の符号列を生成し、次に、前回生成
    した各階層成分の符号列と今回生成した各階層成分の付
    加符号列とを比較し、比較結果が等しくなるか又は許容
    誤差以下になるか若しくは所定回数に達するまで上記処
    理を繰り返し、繰り返し終了時の各階層成分の符号列を
    復号して各階層成分を生成し、第1番目の階層成分を第
    1の階層情報とし、次に、第iの階層成分に第(i−
    1)の階層情報を合成して第iの階層情報とすることを
    i=2からi=Mまで繰り返すことを特徴とする情報復
    元方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の第Mの付加符号列を入
    力されると第Mの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行な
    い且つ第M番目の階層成分の符号列と第(M−1)の付
    加符号列とに分離し且つ第M番目の階層成分の符号列を
    復号して第Mの階層成分を生成する第Mの階層成分復元
    手段と、第iの付加符号列を入力されると第iの誤り訂
    正符号を用いて誤り訂正を行ない且つ第i番目の階層成
    分の符号列と第(i−1)の付加符号列とに分離し且つ
    第i番目の階層成分の符号列を復号して第iの階層成分
    を生成するi=M−1からi=2までのそれぞれに対応
    する第iの階層成分復元手段と、第1の付加符号列を入
    力されると第1の誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行な
    い且つ第1番目の階層成分の符号列を復号して第1の階
    層情報を生成する第1の階層情報生成手段と、第iの階
    層成分に第(i−1)の階層情報を合成して第iの階層
    情報を生成するi=2からi=Mまでのそれぞれに対応
    する階層情報合成手段とを具備したことを特徴とする情
    報復元装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の第Mの付加符号列を選
    択して入力し第Mの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行
    ない且つ第M番目の階層成分の符号列と第(M−1)の
    付加符号列とに分離し且つ第M番目の階層成分の符号列
    を復号して第Mの階層成分を生成し成分バッファに蓄え
    且つ第(M−1)の付加符号列を符号バッファに保持し
    次に符号バッファから第iの付加符号列を読み出し第i
    の誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない且つ第i番目
    の階層成分の符号列と第(i−1)の付加符号列とに分
    離し且つ第i番目の階層成分の符号列を復号しその復号
    結果と前記成分バッファに蓄えた第(i+1)の階層成
    分とを合成して第iの階層成分を生成し前記成分バッフ
    ァに蓄え且つ第(i−1)の付加符号列を符号バッファ
    に保持することをi=M−1からi=2まで順に繰り返
    し次に符号バッファから第1の付加符号列を読み出し第
    1の誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない且つ第1番
    目の階層成分の符号列を復号しその復号結果と前記成分
    バッファに蓄えた第2の階層成分とを合成して階層情報
    を生成する階層情報復元手段を具備したことを特徴とす
    る情報復元装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の第Mの付加符号列を選
    択して入力し第Mの誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行
    ない且つ第M番目の階層成分の符号列と第(M−1)の
    付加符号列とに分離し且つ第M番目の階層成分の符号列
    を第Mの符号バッファに蓄える第Mの階層成分符号列生
    成手段と、第iの付加符号列を入力されると第iの誤り
    訂正符号を用いて誤り訂正を行ない且つ第i番目の階層
    成分の符号列と第(i−1)の付加符号列とに分離し且
    つ第i番目の階層成分の符号列を第Mの符号バッファに
    蓄えるi=M−1からi=2までのそれぞれに対応する
    階層成分符号列生成手段と、第1の付加符号列を入力さ
    れると第1の誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行ない第
    1番目の階層成分の符号列を生成し第1の符号バッファ
    に蓄える第1の階層成分符号列生成手段と、第1番目の
    階層成分の符号列に第1の誤り訂正符号を付加した符号
    列を生成しこれを第1の付加符号列とし次に第i番目の
    階層成分の符号列に第(i−1)の付加符号列を結合し
    且つ第iの誤り訂正符号を付加した符号列を生成しこれ
    を第iの付加符号列とすることをi=2からi=Mまで
    繰り返して予測付加符号列を生成する予測付加符号列生
    成手段と、前記予測付加符号列を選択して前記第Mの階
    層成分符号列生成手段に入力し且つ前記階層成分符号列
    生成手段で処理して第1番目の階層成分の符号列から第
    M番目の階層成分の符号列を生成し前記符号バッファに
    蓄えていた前回の対応する階層成分の符号列と比較する
    比較手段と、その比較手段による比較結果が等しくなる
    か又は許容誤差以下になるか若しくは所定回数に達する
    まで上記処理を繰り返す制御手段と、繰り返し終了時の
    各階層成分の符号列を復号して各階層成分を生成する復
    号手段と、第1番目の階層成分を第1の階層情報とする
    第1の階層情報生成手段と、第iの階層成分に第(i−
    1)の階層情報を合成して第iの階層情報を生成するi
    =2からi=Mまでのそれぞれに対応する階層情報合成
    手段とを具備したことを特徴とする情報復元装置。
  10. 【請求項10】 請求項7から請求項9のいずれかに記
    載の情報復元装置において、前記誤り訂正後に符号列を
    逆並べ替えする逆並べ替え手段をさらに具備したことを
    特徴とする情報復元装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006339775A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kddi R & D Laboratories Inc スケーラブル動画像伝送システム
JP2007507966A (ja) * 2003-10-06 2007-03-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 誤り訂正によるデジタルテレビジョンの伝送
JP2010022004A (ja) * 2001-11-01 2010-01-28 Qualcomm Inc ディジタルメッセージ内のより高い優先データの内符号化

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