JPH07219470A - ディスプレイ保護装置 - Google Patents

ディスプレイ保護装置

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JPH07219470A
JPH07219470A JP6028956A JP2895694A JPH07219470A JP H07219470 A JPH07219470 A JP H07219470A JP 6028956 A JP6028956 A JP 6028956A JP 2895694 A JP2895694 A JP 2895694A JP H07219470 A JPH07219470 A JP H07219470A
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JP
Japan
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display
computer
power
signal
display device
Prior art date
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Application number
JP6028956A
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English (en)
Inventor
Takashi Ishidoshiro
敬 石徹白
Satoru Shirai
覚 白井
Satoshi Hirose
聡 広瀬
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MELCO KK
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MELCO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータに接続されたディスプレイ装置
の長寿命化・省電力化を、ディスプレイ装置に特別な構
成を付加することなく達成する。 【構成】 パソコンPCのスクリーンセーバが作動して
CRTディスプレイ装置50の表示画面を暗くし(これ
に対応して輝度信号の出力レベルは低下する)か、ある
いはパソコンPCから同期信号が出力されなくなると、
表示画面が暗くなって輝度信号が小さな値となった場合
には輝度信号監視回路36から、同期信号の入力が無く
なった場合には同期信号監視回路34から信号が出力さ
れる。これにより、省電力回路38が作動してその接点
40を開状態とする。従って、この様なビデオ出力信号
が継続する限りにおいてディスプレイ保護装置20は、
電源ケーブル30と電源コンセント28との接続を接点
40により遮断し、CRTディスプレイ装置50への電
力供給を中断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの出力装
置として最も一般的なディスプレイ装置の長寿命化、省
電力化を達成するディスプレイの省電力装置に関する。
【0002】
【従来技術】近年のコンピュータの処理能力向上は著し
く、これに伴ってそのディスプレイ装置はカラー化、大
型化、高細度化している。反面、その最も一般的なCR
Tディスプレイ装置は、大型化すると共に電子銃の印加
電圧は更に高くなり、蛍光体の劣化や消費電力の増大が
大きな問題となってクローズアップされている。
【0003】これに対処するために、従来より、ソフト
的にCRTディスプレイ装置の画面焼き付きを防止する
各種スクリーンセーバが提案されている。このスクリー
ンセーバは、キーボードやマウスなどのポインティング
デバイスが所定期間に亘って使用されないとき、ディス
プレイ装置の表示が必ずしも必要ないと判断して、ディ
スプレイの表示輝度を絞ったり、表示内容を小さなキャ
ラクタの移動表示に切り替えるなどの制御を実行する。
【0004】また、この様な後付けのソフト的対応によ
らず、CRTディスプレイ装置の画面焼き付きを防止す
るために、ディスプレイ装置の使用が不要であるときに
同期信号を出力しない機能を基本的に備えたコンピュー
タも提案されている。こうした機能を備えたコンピュー
タに対応したCRTディスプレイ装置は、同期信号の入
力が無い場合には自動的に電源をオフする省電力機能が
組み込まれ、両者併せてディスプレイ装置の画面焼き付
きの防止と省電力とを実現する。
【0005】この様に、ディスプレイ装置の保護は近年
の重要な技術課題の1つとなっており、その最も一般的
なCRTディスプレイ装置に関しては各種形態の装置や
ソフトが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のデ
ィスプレイ保護装置では、次の課題が未解決である。C
RTディスプレイ装置に限らず、液晶やプラズマディス
プレイ装置においても表示画面のカラー化、大型化、高
細度化が進められており、表示原理の如何を問わずその
構造は複雑化、微細化し、消費電力の増大を招致してい
る。従って、単純な画面の焼き付き防止に留まらず、表
示が不必要な状態では、その使用をできる限り回避して
省電力を達成するディスプレイ保護装置が強く望まれて
いる。
【0007】ソフトの形で提供されている上記スクリー
ンセーバは、ソフト的にCRTディスプレイ装置の画面
焼き付きを防止するためのものであり、ディスプレイ装
置自体の消費電力を低減したり、ディスプレイ装置の寿
命を延ばす効果は期待することができない。また、画面
焼き付きの可能性が無い他の表示原理を採用するディス
プレイ装置には、何の効果も発揮しない。
【0008】一方、同期信号の入力が無い場合に省電力
機能を備える一部のCRTディスプレイ装置は、ディス
プレイ装置の不使用時に電力供給を停止するため、装置
の無用な稼働を中断することができ。従って、画面の焼
き付きばかりでなく消費電力の低減、長寿命化の効果が
あるが、この効果が発揮されるのは、同期信号の出力を
中止するコンピュータに省電力機能を備えた高級なCR
Tディスプレイを接続した場合に限られ、汎用性に乏し
く、広く普及させることはできないという問題があっ
た。
【0009】本発明のディスプレイ保護装置は、こうし
た問題点を解決し、表示原理の如何を問わず、既存のデ
ィスプレイ装置までも対象として、その省電力化、長寿
命化を達成することを目的としてなされ、次の構成を採
った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイ保
護装置は、コンピュータからディスプレイへ出力される
画像の表示に関する信号のうち、該コンピュータにおい
てスクリーンセーバが動作している状態であることを示
す信号を検出する検出手段と、前記ディスプレイの電力
を供給する電力供給手段と、前記検出手段が、前記コン
ピュータにおけるスクリーンセーバの動作を検出したと
き、前記電力供給手段の機能を停止してディスプレイへ
の電力供給を中止する電力セーブ手段とを備えることを
要旨とする。
【0011】ここで、検出手段としては、コンピュータ
からディスプレイに出力される輝度信号が、所定期間に
亘って所定の基準値以下であるとき、スクリーンセーバ
の動作を検出する手段である構成、あるいはコンピュー
タからディスプレイに出力される同期信号が、表示中と
異なる形態となったとき、スクリーンセーバの動作を検
出する手段である構成等が可能である。更に、スクリー
ンセーバには、種々のものが存在することから、検出手
段として、検出の基準を可変とする基準調整部を備える
構成も好適である。
【0012】
【作用】以上のように構成された本発明のディスプレイ
保護装置は、検出手段が、コンピュータからディスプレ
イへ出力される画像の表示に関する信号のうち、コンピ
ュータにおいてスクリーンセーバが動作している状態で
あることを示す信号を検出したとき、電力セーブ手段
が、ディスプレイの電力を供給する電力供給手段の機能
を停止してディスプレイへの電力供給を中止する。従っ
て、画面を暗くしたり同期信号の出力を停止したりする
スクリーンセーバが動作すると、所定の期間内にディス
プレイへの電力の供給が停止されることになる。
【0013】
【実施例】以上説明した本発明の構成、作用を一層明ら
かにするために、以下本発明のディスプレイ保護装置の
好適な実施例について説明する。図1は実施例であるデ
ィスプレイ保護装置20を使用したコンピュータ・シス
テムの外観説明図、図2はそのディスプレイ保護装置2
0の電気回路ブロック図である。
【0014】図示するようにディスプレイ保護装置20
は、パーソナル・コンピュータ(以下、単にコンピュー
タという)PCのビデオ出力信号を入力するための雌コ
ネクタ22、CRTディスプレイ装置50にそのビデオ
出力信号を送るための雄コネクタ24を一端部に備えた
モニタケーブル26、CRTディスプレイ装置50へ電
力を供給するための電源コンセント28、この電源コン
セント28およびディスプレイ保護装置20の構成回路
の電源を商用電源から得るための電源ケーブル30、そ
して後述する省電力レベルを変更するためのボリューム
32を備えている。
【0015】すなわち、本実施例のディスプレイ保護装
置20は、コンピュータPCからのビデオ出力信号を一
旦入力し、これを監視しながらCRTディスプレイ装置
50へ出力すると共に、そのCRTディスプレイ50に
対して電源を供給しているのである。
【0016】図2の電気回路ブロック図に示すようにデ
ィスプレイ保護装置20は、雌コネクタ22から入力さ
れたコンピュータPCからのビデオ出力信号を、直接モ
ニタケーブル26に出力しているが、このビデオ出力信
号に含まれている垂直同期信号VSを同期信号監視回路
34に、RGBの各色信号を輝度信号監視回路36に入
力している。
【0017】ここで、同期信号監視回路34および輝度
信号監視回路36とは、入力される各同期信号や各色信
号を所定時間に亘って繰り返し積分する積分回路、この
積分回路の出力がボリューム32により設定された基準
電位(以下、省電力レベルという)VBよりも低い値と
なったときに出力を発生する比較回路とにより構成され
る簡易な回路である。なお、同期信号監視回路34への
入力信号は、コンピュータPCの機能に応じて水平同期
信号HSとしてもよい。また、輝度信号監視回路36
は、本実施例ではRGBの各色信号を単純に加算して疑
似的な輝度信号を積分回路の入力としているが、その前
段にR色信号を0.3倍、G色信号を0.59倍、B色
信号を0.11倍して加算する回路を用意して正確な輝
度信号を積分する構成としてもよい。
【0018】同期信号監視回路34および輝度信号監視
回路36の出力は、電源ケーブル30から電源コンセン
ト28に至る電源ラインを断続する省電力回路38に入
力される。この省電力回路38は、電源ラインを機械的
に断続するための接点40と、上記同期信号監視回路3
4あるいは輝度信号監視回路36から信号が入力された
場合、この接点40を開く接点制御回路42とから構成
されている。なお、本実施例の接点40は、ノーマル状
態では閉成しており、かつ信号が入力された場合にのみ
開放状態となるタイプのものを利用している。
【0019】以上のようにして構成される本実施例のデ
ィスプレイ保護装置20は、図1の様にして接続された
とき、次のように作動する。コンピュータPCの利用者
がキーボードKB等の入力装置を使用しているとき、コ
ンピュータPCからは水平・垂直の同期信号およびその
動作状況を表すRGBの各色信号がビデオ出力信号とし
て出力される。
【0020】この時、ディスプレイ保護装置20は、雌
コネクタ22およびモニタケーブル26を介して、その
ビデオ出力信号をCRTディスプレイ50へ出力してい
る。また、このビデオ出力信号は、ディスプレイ保護装
置20の同期信号監視回路34および輝度信号監視回路
36にも入力されている。画像が正常に表示されている
間は、ビデオ出力信号を構成する水平・垂直の同期信号
は所定の周期で繰り返し出力されるのは勿論のこと、R
GBの各色信号は相当の大きさの輝度情報から成り立っ
ている。従って、同期信号監視回路34および輝度信号
監視回路36の積分回路による積分値は、ボリューム3
2により設定された省電力レベルVBを上回る大きな値
となり、両監視回路34,36から信号は出力されな
い。このため、省電力回路38の接点40は閉成したま
まとなり、電源ケーブル30と接点40および電源コン
セント28を介してCRTディスプレイ装置50へ電力
が供給され、CRTディスプレイ50には上記ビデオ出
力信号に応じた画像が表示されることとなる。
【0021】一方、コンピュータPCの利用者がキーボ
ードKB等の入力装置を所定期間に亘って操作しなかっ
たとき、コンピュータPCのスクリーンセーバが作動し
てCRTディスプレイ装置50の表示画面を暗くするた
めのビデオ出力信号が出力されるか、あるいはコンピュ
ータPCのビデオ出力信号としての垂直同期信号が出力
されなくなる。
【0022】この時、ディスプレイ保護装置20は、同
期信号の入力が無くなった場合には同期信号監視回路3
4から、表示画面が暗くなって輝度情報が小さな値とな
った場合には輝度信号監視回路36から信号が出力さ
れ、省電力回路38が作動してその接点40を開放状態
とする。従って、この様なビデオ出力信号が継続する限
りにおいてディスプレイ保護装置20は、電源ケーブル
30と電源コンセント28との接続を接点40により遮
断し、CRTディスプレイ装置50への電力供給そのも
のを中断するのである。
【0023】すなわち、本実施例のディスプレイ保護装
置20は、コンピュータPCにおいてスクリーンセーバ
が作動したとき、あるいはコンピュータPCから同期信
号が出力されなくなったときを検出し、CRTディスプ
レイ装置50の使用が不要であると判断し、その電力の
供給を停止するのである。従って、CRTディスプレイ
装置50の画面焼き付きを防止し、消費電力を抑さえ、
かつ、CRTディスプレイ装置50の製品寿命を延ばす
ことができる。
【0024】しかも、この様な効果は、CRTディスプ
レイ装置50の機能に何等依存することなく発揮される
のであり、総てのタイプのCRTディスプレイ装置50
に対して適用することができるばかりでなく、その他の
表示原理のディスプレイ装置、例えば液晶やプラズマデ
ィスプレイ装置を利用する場合であっても同様である。
【0025】また、本実施例のディスプレイ保護装置2
0は、ボリューム32を調節することで同期信号監視回
路34および輝度信号監視回路36の感度を容易に変更
することができる。このため、コンピュータPCのスク
リーンセーバが小さなキャラクターを移動表示するよう
なものであり、ある程度の輝度情報をCRTディスプレ
イ装置50に出力する場合であっても、これに適合して
使用することができる。
【0026】なお、本実施例では、ディスプレイ保護装
置20をコンピュータPCの外付け装置の形態として構
成した例を説明したが、コンピュータPCの拡張スロッ
トに内蔵する形態としてもよい。また、ボリューム32
により変更される省電力レベルVBは、同期信号監視回
路34および輝度信号監視回路36の積分値との比較基
準値として利用される例を説明したが、比較基準値を一
定値としてボリューム32により積分期間を変更する回
路構成としても同様な効果が発揮される。更に、本実施
例は、同期信号監視回路34および輝度信号監視回路3
6の両監視回路が同時に作動する回路構成であるが、何
れか一方を省略して安価な装置としたり、スイッチ切換
により何れかの監視回路を選択的に作動させたり、各監
視回路の省電力レベルを個別に設定可能とするなど、設
計的な変更を加えることが可能である。
【0027】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない種々なる態様により具現化さ
れることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスプレ
イ保護装置は、検出手段が、コンピュータからディスプ
レイへ出力される画像の表示に関する信号のうち、コン
ピュータにおいてスクリーンセーバが動作している状態
であることを示す信号を検出したとき、電力セーブ手段
が、ディスプレイの電力を供給する電力供給手段の機能
を停止してディスプレイへの電力供給を中止する。従っ
て、表示原理の如何を問わず、既存のディスプレイ装置
までも対象としてその省電力化、長寿命化を達成するこ
とができる。また、ディスプレイ装置やコンピュータの
改造を必要としないので、既存の装置の有効利用を図る
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディスプレイ保護装置
を使用したコンピュータ・システムの外観説明図であ
る。
【図2】そのディスプレイ保護装置の電気回路ブロック
図である。
【符号の説明】
20…ディスプレイ保護装置 22…雌コネクタ 24…雄コネクタ 26…モニタケーブル 28…電源コンセント 30…電源ケーブル 32…ボリューム 34…同期信号監視回路 36…輝度信号監視回路 38…省電力回路 40…接点 42…接点制御回路 50…CRTディスプレイ装置 KB…キーボード PC…コンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータからディスプレイへ出力さ
    れる画像の表示に関する信号のうち、該コンピュータに
    おいてスクリーンセーバが動作している状態であること
    を示す信号を検出する検出手段と、 前記ディスプレイの電力を供給する電力供給手段と、 前記検出手段が、前記コンピュータにおけるスクリーン
    セーバの動作を検出したとき、前記電力供給手段の機能
    を停止してディスプレイへの電力供給を中止する電力セ
    ーブ手段とを備えるディスプレイ保護装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が、前記コンピュータから
    ディスプレイに出力される輝度信号が、所定期間に亘っ
    て所定の基準値以下であるとき、前記スクリーンセーバ
    の動作を検出する手段である請求項1記載のディスプレ
    イ保護装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段が、前記コンピュータから
    前記ディスプレイに出力される同期信号が、表示中と異
    なる形態となったとき、前記スクリーンセーバの動作を
    検出する手段である請求項1記載のディスプレイ保護装
    置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段が、検出の基準を可変とす
    る基準調整部を備える請求項1記載のディスプレイ保護
    装置。
JP6028956A 1994-01-31 1994-01-31 ディスプレイ保護装置 Pending JPH07219470A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7242380B2 (en) 2003-08-11 2007-07-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Display apparatus and control method thereof
JP2009017090A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Sanyo Electric Co Ltd 放送受信方法、放送受信システム、パーソナルコンピュータ、放送受信装置
JP2013517553A (ja) * 2010-01-12 2013-05-16 チャン・ホ・キム コンピュータ周辺機器の待機電力遮断装置

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