JPH07218363A - 水中均圧型油圧計 - Google Patents
水中均圧型油圧計Info
- Publication number
- JPH07218363A JPH07218363A JP2727594A JP2727594A JPH07218363A JP H07218363 A JPH07218363 A JP H07218363A JP 2727594 A JP2727594 A JP 2727594A JP 2727594 A JP2727594 A JP 2727594A JP H07218363 A JPH07218363 A JP H07218363A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- hydraulic
- oil pressure
- underwater
- gauge
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型軽量かつ構造簡単であり、測定レンジ及
び精度の設定の容易な経済的な水中均圧型油圧計を提供
すること。 【構成】 水中均圧型油圧システムにおける油圧ポンプ
1の吐出圧の計測用の油圧計において、上記雰囲気圧に
対する相対的油圧を荷重計部7に作用する力に変換する
シリンダー〜ピストン機構4と、荷重計部7に作用する
力をひずみゲージ8にて電気信号に変換して、上記油圧
ポンプ1の吐出圧を求める油圧検出手段とを具えたこ
と。
び精度の設定の容易な経済的な水中均圧型油圧計を提供
すること。 【構成】 水中均圧型油圧システムにおける油圧ポンプ
1の吐出圧の計測用の油圧計において、上記雰囲気圧に
対する相対的油圧を荷重計部7に作用する力に変換する
シリンダー〜ピストン機構4と、荷重計部7に作用する
力をひずみゲージ8にて電気信号に変換して、上記油圧
ポンプ1の吐出圧を求める油圧検出手段とを具えたこ
と。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中均圧型油圧計に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】深海用均圧型油圧システムとしては、従
来、図2系統図に示すように、油圧ポンプ18の吐出圧
計測のために、油圧ポンプ18から送出された油圧の絶
対圧計測器21aと、雰囲気圧計測器21b及び差圧計
算機25を必要としている。ここで、油圧計のセンサー
であるロードセルはそれぞれ耐圧容器内に装備するのが
一般的である。
来、図2系統図に示すように、油圧ポンプ18の吐出圧
計測のために、油圧ポンプ18から送出された油圧の絶
対圧計測器21aと、雰囲気圧計測器21b及び差圧計
算機25を必要としている。ここで、油圧計のセンサー
であるロードセルはそれぞれ耐圧容器内に装備するのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしなが、このよう
な従来技術では、下記のような問題がある。 (1)給油圧力の絶対圧計測及び雰囲気圧計測のための
2つの油圧計が必要である。 (2)また、油圧ポンプ吐出圧を求めるためには、前記
両油圧の差圧を計算しなければならない。 (3)さらに、油圧センサーが非耐圧の場合には、これ
をそれぞれ耐圧容器内に収容しなければならず、大き
さ,重量の点で不利である。 (4)また、深海用等の高圧が油圧計受圧部に印加され
るのは、測定レンジ,精度の点で不利となる。
な従来技術では、下記のような問題がある。 (1)給油圧力の絶対圧計測及び雰囲気圧計測のための
2つの油圧計が必要である。 (2)また、油圧ポンプ吐出圧を求めるためには、前記
両油圧の差圧を計算しなければならない。 (3)さらに、油圧センサーが非耐圧の場合には、これ
をそれぞれ耐圧容器内に収容しなければならず、大き
さ,重量の点で不利である。 (4)また、深海用等の高圧が油圧計受圧部に印加され
るのは、測定レンジ,精度の点で不利となる。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、小型軽量かつ構造簡単であるとともに、測定
レンジ及び精度の設定の容易な経済的な水中均圧型油圧
計を提供することを目的とする。
たもので、小型軽量かつ構造簡単であるとともに、測定
レンジ及び精度の設定の容易な経済的な水中均圧型油圧
計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、水
中均圧型油圧システムにおける油圧ポンプ吐出圧の計測
用の油圧計において、雰囲気圧に対する相対的油圧を荷
重計部に作用する力に変換するシリンダー〜ピストン機
構と、上記荷重計部に作用する力をひずみゲージにて電
気信号に変換して、上記油圧ポンプの吐出圧を得る油圧
検出手段とを具えたことを特徴とする。
中均圧型油圧システムにおける油圧ポンプ吐出圧の計測
用の油圧計において、雰囲気圧に対する相対的油圧を荷
重計部に作用する力に変換するシリンダー〜ピストン機
構と、上記荷重計部に作用する力をひずみゲージにて電
気信号に変換して、上記油圧ポンプの吐出圧を得る油圧
検出手段とを具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、本発明油圧計自体が
雰囲気圧を補償する構成となっている。それ故、1つの
油圧計で油圧ポンプの吐出圧計測が可能となる。また、
受圧面の面積設定により、低圧から高圧までの油圧計の
製作が容易となる。さらに、油圧計自体が均圧型である
から、耐圧容器が不要となり、小型軽量化が可能とな
る。
雰囲気圧を補償する構成となっている。それ故、1つの
油圧計で油圧ポンプの吐出圧計測が可能となる。また、
受圧面の面積設定により、低圧から高圧までの油圧計の
製作が容易となる。さらに、油圧計自体が均圧型である
から、耐圧容器が不要となり、小型軽量化が可能とな
る。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその構造及び使用状態を示す系統図である。
と、図1はその構造及び使用状態を示す系統図である。
【0008】上図において、本発明装置である均圧型油
圧計は4〜10よりなり、油圧ポンプ1の吐出油を油圧
機器3へ供給する給油管2の外部水圧に対する相対的油
圧を計測するために使用する。油圧ポンプ吸入時の油圧
が雰囲気圧となっており、これに油圧ポンプ1の吐出圧
が加えられ給油管2へと送出される。給油管2には油圧
機器3が連結されており、油圧ポンプ吐出圧により駆動
される。油圧ポンプ2の吐出圧の監視・制御のために吐
出圧の計測を行う。
圧計は4〜10よりなり、油圧ポンプ1の吐出油を油圧
機器3へ供給する給油管2の外部水圧に対する相対的油
圧を計測するために使用する。油圧ポンプ吸入時の油圧
が雰囲気圧となっており、これに油圧ポンプ1の吐出圧
が加えられ給油管2へと送出される。給油管2には油圧
機器3が連結されており、油圧ポンプ吐出圧により駆動
される。油圧ポンプ2の吐出圧の監視・制御のために吐
出圧の計測を行う。
【0009】給油管2には本発明による油圧計が連結さ
れており、給油管2からの送出油圧は(雰囲気圧)+
(油圧ポンプ吐出圧)となっており、これが受圧ピスト
ン4へと加えられる。一方、受圧ピストン4は背面か
ら、均圧ベローズ6により均圧された雰囲気圧が加えら
れているので、ピストンロッド5には荷重計部7の方向
へ(油圧ポンプ吐出圧)×(受圧部面積)の力が加わ
る。
れており、給油管2からの送出油圧は(雰囲気圧)+
(油圧ポンプ吐出圧)となっており、これが受圧ピスト
ン4へと加えられる。一方、受圧ピストン4は背面か
ら、均圧ベローズ6により均圧された雰囲気圧が加えら
れているので、ピストンロッド5には荷重計部7の方向
へ(油圧ポンプ吐出圧)×(受圧部面積)の力が加わ
る。
【0010】荷重計部7にはひずみゲージ8が貼られて
おり、これにより荷重計部7の変位量を検出する。変位
量は油圧ポンプ吐出圧に比例しており、この変位量は電
線コネクター9を介して処理部10へと送出される。こ
れにより処理部は油圧ポンプ吐出圧を求めることができ
る。
おり、これにより荷重計部7の変位量を検出する。変位
量は油圧ポンプ吐出圧に比例しており、この変位量は電
線コネクター9を介して処理部10へと送出される。こ
れにより処理部は油圧ポンプ吐出圧を求めることができ
る。
【0011】
【発明の効果】このような本発明装置では下記の効果が
奏せられる。 (1)雰囲気圧を補償する油圧計であるので、1台で油
圧ポンプ吐出圧計測が可能であり、その結果、従来の手
段と比べて、油圧計1台及び差圧計算機を不要とするこ
とが可能である。 (2)均圧型油圧計であるから耐圧容器内に収める必要
がなく、小型軽量化を図ることができる。 (3)受圧部を変えることにより、荷重計部に加わる力
の大きさの設定が可能となり、これにより測定レンジ及
び精度の設定が容易となる。
奏せられる。 (1)雰囲気圧を補償する油圧計であるので、1台で油
圧ポンプ吐出圧計測が可能であり、その結果、従来の手
段と比べて、油圧計1台及び差圧計算機を不要とするこ
とが可能である。 (2)均圧型油圧計であるから耐圧容器内に収める必要
がなく、小型軽量化を図ることができる。 (3)受圧部を変えることにより、荷重計部に加わる力
の大きさの設定が可能となり、これにより測定レンジ及
び精度の設定が容易となる。
【0012】要するに本発明によれば、水中均圧型油圧
システムにおける油圧ポンプ吐出圧の計測用の油圧計に
おいて、雰囲気圧に対する相対的油圧を荷重計部に作用
する力に変換するシリンダー〜ピストン機構と、上記荷
重計部に作用する力をひずみゲージにて電気信号に変換
して、上記油圧ポンプの吐出圧を得る油圧検出手段とを
具えたことにより、小型軽量かつ構造簡単であるととも
に測定レンジ及び精度の設定の容易な経済的な水中均圧
型油圧計を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。
システムにおける油圧ポンプ吐出圧の計測用の油圧計に
おいて、雰囲気圧に対する相対的油圧を荷重計部に作用
する力に変換するシリンダー〜ピストン機構と、上記荷
重計部に作用する力をひずみゲージにて電気信号に変換
して、上記油圧ポンプの吐出圧を得る油圧検出手段とを
具えたことにより、小型軽量かつ構造簡単であるととも
に測定レンジ及び精度の設定の容易な経済的な水中均圧
型油圧計を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。
【図1】本発明の一実施例を示す均圧型油圧計の構造及
びその全体系統図である。
びその全体系統図である。
【図2】従来の油圧計を示す全体系統図である。
1 油圧ポンプ 2 給油管 3 油圧機器 4 受圧ピストン部 5 ピストンロッド 6 均圧ベローズ 7 荷重計部 8 ひずみゲージ 9 電線コネクター 10 処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 水中均圧型油圧システムにおける油圧ポ
ンプ吐出圧の計測用の油圧計において、雰囲気圧に対す
る相対的油圧を荷重計部に作用する力に変換するシリン
ダー〜ピストン機構と、上記荷重計部に作用する力をひ
ずみゲージにて電気信号に変換して、上記油圧ポンプの
吐出圧を得る油圧検出手段とを具えたことを特徴とする
水中均圧型油圧計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2727594A JPH07218363A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 水中均圧型油圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2727594A JPH07218363A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 水中均圧型油圧計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07218363A true JPH07218363A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12216532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2727594A Withdrawn JPH07218363A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 水中均圧型油圧計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07218363A (ja) |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP2727594A patent/JPH07218363A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |