JPH0721787A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH0721787A
JPH0721787A JP16805993A JP16805993A JPH0721787A JP H0721787 A JPH0721787 A JP H0721787A JP 16805993 A JP16805993 A JP 16805993A JP 16805993 A JP16805993 A JP 16805993A JP H0721787 A JPH0721787 A JP H0721787A
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JP
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power supply
supply voltage
transistor
voltage
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JP16805993A
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Hiroto Nakai
井 弘 人 中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 幅広い電源電圧に対して動作を保証する。 【構成】 一端が接地され他端が第2のノードhvh1
に接続され第1のノードsa1の電位に応じて導通を制
御される第1のMOS型トランジスタIF12、一端が
第2のノードhvh1に接続され他端が電圧供給手段I
F2及びFCに接続されゲートが第2のノードhvh1
に接続された第2のMOS型トランジスタDF2、電源
電圧Vccが所定電圧未満のとき第2のMOS型トランジ
スタDF2の電流経路の他端に電源電圧Vccとほぼ等し
い電圧を供給し、電源電圧Vccが所定電圧以上のとき第
2のMOS型トランジスタDF2の他端に電源電圧Vcc
よりも低い電圧を供給する電圧供給手段IF2及びF
C、並びに一端が第1のノードsa1に接続され他端が
負荷手段P1に接続され第2のノードhvh1の電位に
応じて導通抵抗が制御される第3のMOS型トランジス
タN1を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体記憶装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置は、一般にメモ
リセルトランジスタのドレインとゲートとに所定電圧を
印加し、メモリセルトランジスタに所定電流が流れるか
否かを検出することで、このトランジスタに記憶されて
いるデータの読み出しを行っている。
【0003】EPROM におけるメモリセルへのデータの書
き込みは、メモリセルのドレインとゲートとの間に高電
圧を印加し、発生したホットエレクトロンをメモリセル
の浮遊ゲートに注入することで行う。
【0004】マスクROM では、プログラム工程でメモリ
セルのチャネルに不純物イオンを注入することで、デー
タの書き込みを行う。
【0005】いずれかの方法でデータが書き込まれたメ
モリセルは、書き込まれていないメモリセルよりも、閾
値電圧が高くなる。この閾値電圧の相違により、選択し
たメモリセルに電流が流れたか否かをセンスアンプ回路
で検出することで、データの読み出しを行う。
【0006】従来の半導体記憶装置で用いられていたセ
ンスアンプ回路の構成を図6に示す。複数個のメモリセ
ルMC1,1 ,MC1,1M,…,MCI,N1,MCI,NMが、マ
トリクス状に行線WL1〜WLIと、列線bit(1)〜bit
(nm) の交点にそれぞれ配置されている。各々のメモリ
セルMC1,1 〜MCI,NMのドレインは、対応する列線bi
t(1)〜bit(nm) に接続され、ゲートは対応する行線WL
1〜WLIにそれぞれ接続され、ソースは接地されてい
る。そして、アドレス信号によりそれぞれ選択された列
線bit(1)〜bit(nm) と行線WL1〜WLIとの交点に配
置されたメモリセルMC1,1 〜MCI,NMに記憶されたデ
ータが読み出される。
【0007】ここで、列線bit(1)〜bit(nm) の選択は以
下のようにして行われる。第1のカラムデコーダの出力
信号線g1 〜gn と、第2のカラムデコータの出力信号
線h1 〜hm のうち、それぞれ1本ずつが選択されて論
理「1」レベルとなる。これにより、第1のカラムゲー
トトランジスタ群NCH1,1 〜NCH1,M と、第2のカ
ラムゲートトランジスタ群NCHN,1 〜NCHN,M のう
ち、それぞれ1つずつのトランジスタが導通状態とな
る。これらの導通したカラムゲートトランジスタによ
り、1本の列線がセンスアンプ回路の入力ノードsaに電
気的に接続される。
【0008】ここで、選択された列線の電位は、一般に
高速にデータを読み出せるように電源電圧Vccよりも低
く設定される。この電位の設定は、閾値電圧が負である
デプレッション型NチャネルトランジスタD2と、閾値
電圧がほぼ0Vに等しいNチャネルトランジスタI2と
で構成されるインバータ回路INV31によって行われ
る。
【0009】NチャネルトランジスタD2のドレインは
電源電圧Vcc端子に接続され、ゲートとソースはノード
hvhに接続されている。NチャネルトランジスタI2
のドレインはこのノードhvhに接続され、ソースは接
地されゲートはノードsaに接続されている。
【0010】ノードsaは、第1のカラムゲートトラン
ジスタ群NC1〜NCNのドレインに接続されている。
さらにこのノードsaは、エンハンスメント型Nチャネ
ルトランジスタN1を介してノードsainに接続されてい
る。ここで、NチャネルトランジスタN1は、ゲートが
インバータ回路INV31の出力ノードhvhに接続さ
れている。また、ノードsainと電源電圧Vcc端子と
の間には、メモリセルに流れる電流に対応して設定され
た導通抵抗を有する負荷抵抗としてPチャネルトランジ
スタP1が接続されている。このトランジスタP1のゲ
ートは、ノードsainに接続されている。
【0011】一般に、大容量の半導体記憶装置では、ビ
ット線に接続されるメモリセルの個数が数千個と非常に
大きな数となる。このため、列線に接続される接合容量
の合計は数pFと大きくなり、列線を充電する速度が低
下しデータの読み出し速度の遅延を招くことになる。そ
こで従来は、トランジスタD2,I2,及びP1の導通
抵抗を調整し、列線を充電したときの電位を0.7V程
度の低い値に設定し、さらに列線の電位がデータに対応
して振幅する大きさを0.07Vと小さくしている。
【0012】また、この図6に示された従来の装置に
は、列線の電位が所定値以下の場合に急速に充電する手
段が設けられている。この手段は、デプレッション型N
チャネルトランジスタD1と閾値電圧がほぼ0VのNチ
ャネルトランジスタI1とで構成されたインバータ回路
INV32と、エンハンスメント型Nチャネルトランジ
スタN5とで構成されている。トランジスタD1のドレ
インは電源電圧Vcc端子に接続され、ゲート及びソース
はノードhvlに接続されている。トランジスタI1の
ドレインはノードhvlに接続され、ソースは接地さ
れ、ゲートはノードsaに接続されている。ここで、イ
ンバータ回路INV32はノードsaの電位を反転増幅
してノードhvlの電位を制御するものである。
【0013】トランジスタN5は、電源電圧Vcc端子と
ノードsaとの間に接続され、ゲートがノードhv1に
接続されている。これにより、トランジスタN5は、イ
ンバータ回路INV32からの出力信号に基づいて制御
されることになる。ノードsaの電位が、列線がロウレ
ベルであるときの電位である約0.7V以下の場合に、
トランジスタN5が導通し列線を充電する。
【0014】次に、基準電位を発生する回路の構成につ
いて説明する。この基準電位発生回路は、導通状態にあ
るときのメモリセルMC1,1 〜MCI,NMと等価なダミー
メモリセルDMC1〜DMCIと、カラムゲートトラン
ジスタNC1〜NCN,NCH1,1 〜NCHN,M と等価
なダミーカラムゲートトランジスタDCG1,DCG2
と、ダミーメモリセルDMC1〜DMCIのドレインに
所定電圧を供給するセンスアンプ回路内のバイアス回路
とで構成されている。
【0015】ダミーメモリセルDMC1〜DMCIのゲ
ートは、それぞれ対応する行線WL1〜WLIに接続さ
れており、メモリセルMC1,1 〜MCI,NMが配置された
メモリセルのマトリクス内に対応して配置されている。
2つのダミーカラムゲートトランジスタDCG1〜DC
G2のゲートは、それぞれ電源電圧Vcc端子に接続され
ている。これらのダミーカラムゲートトランジスタDC
G1〜DCG2を介して、ダミーメモリセルDMC1の
ドレインと接続されたダミー列線は、センスアンプ回路
内のノードdsaに電気的に接続されている。
【0016】基準電位発生回路内に設けられたバイアス
回路は、インバータ回路INV31を複製したインバー
タ回路INV33、インバータ回路INV32を複製し
たインバータ回路INV34、トランジスタN5と等価
な急速充電用のトランジスタN6、トランジスタN1と
等価なトランジスタN2とから構成されている。
【0017】ノードdsaは、トランジスタN2を介し
て基準電位Vref を発生するノードVref に接続されて
いる。ノードVref と電源電圧Vcc端子との間には、ダ
ミーメモリセルDMCの負荷手段として、Pチャネルト
ランジスタP2及びP3が設けられている。トランジス
タP2及びP3のソースは電源電圧Vcc端子に接続さ
れ、ゲート及びドレインはそれぞれノードVref に接続
されている。
【0018】トランジスタP2の電流駆動能力は、メモ
リセル側の負荷トランジスタP1と等しくなるように設
定される。トランジスタP3の電流駆動能力は、ノード
Vref の電位がノードsainの電位振幅の中間に位置
するように設定される。これにより、選択されたメモリ
セルが導通状態の場合にはノードsainの電位はノー
ドVref の基準電位Vref よりも低く、非同等状態の場
合には逆に高くなる。
【0019】このノードsainとノードVref との電
位差を、カレントミラー型の差動増幅回路により検出す
ることでデータの読み出しを行う。この差動増幅回路
は、PチャネルトランジスタP4〜P6と、Nチャネル
トランジスタN3及びN4とで構成される。差動増幅回
路で読み出されたデータは、インバータ回路INV1及
びINV2を介して図示されていない出力バッファ回路
に転送され、さらに出力バッファ回路から外部へ出力さ
れる。
【0020】ここで、選択されたメモリセルが導通状態
のときは、センスアンプ回路の出力信号D* はハイレベ
ルで論理「1」となる。この場合のメモリセルに記憶さ
れたデータを「1」と定義する。逆に、メモリが非導通
状態でセンスアンプ回路の出力信号D* がロウレベルで
論理「0」のときは、データは「0」というように定義
する。
【0021】しかしこのような従来の装置には、電源電
圧Vccのレベルが高い場合に、接地電圧Vssが変動する
と記憶されたデータとは逆のデータが誤って出力される
という問題があった。この問題について、以下に詳述す
る。
【0022】一般には、半導体記憶装置を含んだシステ
ム基板上には、多数個の他の半導体装置が配置される。
半導体記憶装置の出力側の信号線は、このシステム基板
上のバス線に接続される。このため、半導体記憶装置の
出力信号線と接地電圧Vss端子との間には、通常100
pF程度の大きな負荷容量が接続された状態になる。こ
のような負荷容量を短時間で駆動するために、半導体記
憶装置の出力バッファトランジスタのインピーダンスは
小さく設定される。
【0023】また、バス線は一般に8又は16ビットと
いうように複数本で構成される。このため、半導体記憶
装置も同時に8又は16ビットといった複数のデータを
並列に出力できるように構成される。このため、全ての
出力バッファが負荷容量を充放電するときには、出力バ
ッファトランジスタを介して大きな電流が短時間で流れ
る。この場合における半導体記憶装置内の接地電圧Vss
は、次の(1)式のように変動する。
【0024】ΔV=−L(dI/dt) (1) ここで、ΔVは接地電圧Vssの変動電位、Iは出力バッ
ファトランジスタを介して流れる電流量、Lは半導体記
憶装置のインナリードとボンディングワイヤの自己イン
ダクタンスを示すものとする。
【0025】接地電圧VssがΔVだけ変動したとする
と、半導体記憶装置の半導体チップ上の接地電圧Vss
は、チップ内の位置によって異なってくる。これは、接
地電圧Vss線に寄生する抵抗と、接地電圧Vss線に接続
される接合容量が、半導体チップ上の場所により異なる
ためである。これにより、メモリセルの接地電圧Vss線
と、センスアンプ回路の接地電圧Vss線との間に電位差
が存在することになる。この電位差が、データに対応し
た列線の電位差よりも大きいと、センスアンプ回路によ
り誤ったデータが検出されることになる。
【0026】例えば、選択されたメモリセルがデータ
「1」を記憶しており、このときのノードsaの所定電
位が0.6Vで、メモリセルマトリクス内の接地電圧V
ss線の電位Vss1 が0.2V上昇したとする。ノードs
aの電位は、半導体基板と列線との間の容量結合の影響
を受けて、0.2V上昇する。これにより、この電位は
一時的に0.8Vになる。このときのセンスアンプ回路
内の接地電圧Vss線の電位Vss2 が0.1Vしか上昇し
ないとすると、トランジスタI2のゲートとソース間の
電位差は、0.7Vとなる。このため、インバータ回路
INV31の出力ノードhvhの電位は、データ「0」
を記憶しているメモリセルが選択された場合と同様にロ
ウレベルになる。この結果、トランジスタN1は非導通
状態になり、ノードsainの電位は上昇し、カレント
ミラー型差動増幅回路からの出力信号は論理「0」とな
る。このように、データ「1」を記憶しているメモリセ
ルが選択され読み出しているにもかかわらず、逆に論理
「0」のデータが出力される。
【0027】このように、高速化を図るためにメモリセ
ルに対応した列線の電位振幅を0.1V以下に設定する
場合には、半導体チップ上の接地電圧Vss線の電位差を
考慮して、電源変動により誤動作しないように列線の電
位振幅を設定しなければならない。
【0028】しかし、図6に示されたような従来の装置
では、電源電圧Vccが例えば5Vというように所定レベ
ルのときに誤動作しないように列線の電位振幅を設定し
たとしても、電源電圧Vccが所定レベルよりも高いとき
には接地電圧Vssの変動で誤動作する場合があった。以
下に、この電源電圧Vssのレベルの相違により発生する
誤動作について詳述する。
【0029】図7に、インバータ回路INV31におけ
るトランジスタD2に流れる電流とノードhvhの電位
との間、さらにトランジスタI2に流れる電流とノード
hvhとの間の電圧−電流特性をシミュレーションした
結果を示す。ここで、メモリセルのデータに対応した列
線電位の振幅は、高速読み出しが可能なように0.07
Vに設定されている。
【0030】線51a〜54aは、それぞれ電源電圧V
ccが4,5,6,7Vの場合に、ノードhvhの電位に
対してトランジスタD2に流れる電流がどのように変化
するかを示している。線51b〜54bは、それぞれノ
ードsaの電位が0.65,0.70,0.75,0.
80Vの場合に、ノードhvhの電位に対してトランジ
スタI2に流れる電流の変化を示している。
【0031】この図7より、選択されたメモリセルに記
憶されたデータが「0」のときのノードhvhの電位は
約1.8Vである。列線電位は、電源電圧Vccが4Vの
ときには約0.75V、電源電圧Vccが7Vのときには
約0.80Vである。
【0032】選択されたメモリセルに記憶されたデータ
が「1」の場合のノードhvhの電位は、電源電圧Vcc
が4Vのとき図中点C2で示されたように約2.5V、
電源電圧Vccが5Vのとき点D2で示されたように約
2.8V、電源電圧Vccが7Vのとき点E2で示された
ように約3.0Vである。メモリセルのデータが「1」
のときのノードsaの電位は、電源電圧Vccが4,5,
7Vのときそれぞれ0.68,0.70,0.72Vと
なるように設定されている。
【0033】このようなシミュレーション結果に基づい
て、メモリセルの接地電位Vss線の電位Vss1 の上昇
が、センスアンプ回路内の接地電位Vss線の電位Vss2
の上昇よりもaV(ここでは、0.04Vとする)高い
場合のノードhvhの電位の低下について、図7を用い
て説明する。電源電圧Vccが4Vの場合(線51a)、
列線の電位が0.68Vから0.72VまでaV上昇す
ると、インバータ回路INV1の出力ノードhvhの電
位は、0.22V低下する。
【0034】電源電位Vccが5Vの場合(線52a)
は、列線電位がaV変化するとノードhvhの電位は
0.33V低下する。このように、インバータ回路IN
V1の電源電圧Vccへの依存性によって、列線電位が同
じだけ変化した場合にも、電源電圧Vccが高い程ノード
hvhの電位の低下量は大きくなる。
【0035】従って、例えば電源電圧Vccが5Vのとき
に半導体記憶装置が誤動作しないように列線の振幅電位
を設定した場合であっても、電源電圧Vccがこの設定電
圧(5V)よりも高くなると、接地電位Vssの変動によ
り誤動作し、動作電源電圧のマージンは小さかった。
【0036】逆に、電源電圧Vccが高いときにも半導体
記憶装置が誤動作しないように列線の電位振幅を大きく
設定した場合には、電源電圧が5Vのときの読み出し速
度が低下するという問題があった。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の半
導体記憶装置には、電源電圧Vccが高くなるほど電源ノ
イズの影響を受けて、選択されたメモリセルの記憶した
データと逆のデータを出力する誤動作が生じやすいとい
う問題があった。
【0038】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、列線の電源電圧よりも高い電源電圧で動作させた場
合にも誤動作せず、かつデータの読み出し速度の向上を
達成する不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的
とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、データを記憶するメモリセルと、前記メモ
リセルに接続され前記データを入出力する第1のノード
と、電流経路の一端が接地され他端が第2のノードに接
続され、前記第1のノードの電位に応じて導通抵抗を制
御される第1のMOS型トランジスタと、電流経路の一
端が前記第2のノードに接続され他端が後記電圧供給手
段に接続されゲートが前記第2のノードに接続された第
2のMOS型トランジスタと、電源電圧を入力され、こ
の電源電圧が所定電圧未満のとき前記第2のMOS型ト
ランジスタの電流経路の前記他端に前記電源電圧とほぼ
等しい電圧を供給し、前記電源電圧が所定電圧以上のと
き前記第2のMOS型トランジスタの電流経路の前記他
端に前記電源電圧よりも低い電圧を供給する前記電圧供
給手段と、前記電流経路の一端が前記第1のノードに接
続され他端が後記負荷手段に接続され、前記第2のノー
ドの電位に応じて導通抵抗が制御される第3のMOS型
トランジスタと、前記第3のMOSトランジスタの電流
経路の前記他端と電源電圧端子との間に接続され所定の
負荷抵抗を有する前記負荷手段とを備えたことを特徴と
している。
【0040】ここで前記電圧供給手段は、電源電圧端子
と前記第2のMOS型トランジスタの電流経路の前記他
端との間に接続され、ゲートが第3のノードに接続され
たデプレッション型の第4のMOS型トランジスタと、
電流経路が電源電圧端子と前記第3のノードとの間に接
続され、ゲートが前記第3のノードに接続された第5の
MOS型トランジスタと、電流経路が前記第3のノード
と接地電圧端子との間に接続され、ゲートが前記第3の
ノードに接続された第6のMOS型トランジスタとを備
えていてもよい。
【0041】
【作用】第1のノードを充電する第3のMOS型トラン
ジスタの導通を制御する第2のMOS型トランジスタへ
供給する電圧が、電源電圧が所定電圧未満のときは電源
電圧とほぼ等しく、電源電圧が所定電圧以上のときには
電源電圧よりも低い。電源ノイズが生じた場合、メモリ
セルのデータに応じて変化する第1のノードの電位の振
幅が同じであっても、電源電圧が高いほど第2のノード
の電位へ与える影響が大きくなり誤動作しやすくなる。
しかし、このように電源電圧が所定電圧以上の場合には
このときの電源電圧よりも低い電圧が第2のMOS型ト
ランジスタに供給されるため誤動作が防止される。さら
に、電源電圧が所定値未満の場合には、電源電圧より低
い電圧が第2のMOS型トランジスタの他端に供給され
るとメモリセルからデータを読み出す速度が低下する
が、電源電圧とほぼ等しい電圧が供給されるため動作速
度の低下が防止される。
【0042】ここで、電圧供給手段が第4〜第6のMO
S型トランジスタを備える場合は、電源電圧が所定電圧
未満の場合には第6のMOS型トランジスタの閾値電圧
よりも低くオフしており、デプレッション型の第4のM
OS型トランジスタがオンする。よって、第4のMOS
型トランジスタにより第3のノードを介して電源電圧と
ほぼ等しい電圧が第3のMOS型トランジスタの他端に
供給される。電源電圧が所定電圧以上の場合には第6の
MOS型トランジスタがオンするため、第3のノードの
電圧は電源電圧よりも低くなり、この電圧が第3のMO
S型トランジスタの他端に供給される。
【0043】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。先ず、第1の実施例による半導体記憶装
置の構成を図1に示す。
【0044】1×NM個のメモリセルM1,1 〜MCI,NM
が、行線WL1 〜WLI と列線bit1〜bit(nm) の交点に
マトリクス状に配置されている。第1のカラムゲートト
ランジスタ群NC1〜NCNが第1のカラムデコーダ出
力信号線g1 〜gn にそれぞれゲートを接続されてお
り、第2のカラムゲートトランジスタ群NCH1,1 〜N
CHN,M が第2のカラムデコーダ出力信号線h1 〜hm
にそれぞれゲートを接続されている。
【0045】ダミーメモリセルDMC1 〜DMCI は、
行線WL1 〜WLI に対応して配置されゲートがそれぞ
れ接続されている。第1のダミーカラムゲートトランジ
スタDCG1は、メモリセル側の第1のカラムゲートト
ランジスタNC1 〜NCNと等価なトランジスタで、第
2のダミーカラムゲートトランジスタDCG2は、第2
のカラムゲートトランジスタNCH1,1 〜NCHN,M と
等価なトランジスタである。また、列線bit(1)〜bit(n
m) に対応してダミー列線dummy bit が設けられてい
る。以上の構成は、図6を用いて説明した従来の装置と
同等であり、同一の番号を付してある。
【0046】本実施例の半導体記憶装置は、従来の装置
と比較して以下の点で相違する。図6に示された従来の
装置では、センスアンプ回路がインバータ回路31〜3
4を有しているのに対し、本実施例のセンスアンプ回路
はインバータ回路11〜14を有している。そして、各
々のインバータ回路11〜14を制御するフィードバッ
ク制御回路FCが新たに設けられている。
【0047】次に、本実施例の特徴的部分であるセンス
アンプ回路について詳述する。インバータ回路INV1
1は、閾値電圧Vthが負であるデプレッション型Nチャ
ネルトランジスタDF2と、閾値電圧Vthがほぼ0Vに
等しいNチャネルトランジションIF2及びIF12と
を有し、電源電圧VDD端子と接地電圧Vss端子との間に
トランジスタIF2,DF2,IF12の順に直列に接
続されている。
【0048】このインバータ回路INV11は、図6に
示された従来の回路におけるインバータ回路INV31
と同様に、カラムゲートトランジスタNCH1〜NC
H,NCH1,1 〜NCHN,M を介して列線bit に接続さ
れるノードsa1の電位に応じて、Nチャネルトランジ
スタN1の導通抵抗を制御するために設けられている。
ノードsa1は、トランジスタN1を介して、差動増幅
器のPチャネルトランジスタP5のゲートに接続された
ノードsain1に接続される。このノードsain1
と電源電圧Vcc端子との間には、Pチャネルトランジス
タP1が負荷として接続されている。またノードsa1
と電源電圧Vcc端子との間には、急速充電用のNチャネ
ルトランジスタN5が接続されている。このトランジス
タN5の導通は、インバータ回路INV12の出力ノー
ドhvl1の電位に応じて制御される。
【0049】インバータ回路INV12は、閾値電圧V
thが負であるデプレッション型Nチャネルトランジショ
ンDF1と、閾値電圧Vthがほぼ0Vに等しいNチャネ
ルトランジスタIF1及びIF11とを有し、電源電圧
VDD端子と接地電圧Vss端子との間にトランジスタIF
1,DF1,IF11の順に直列に接続されている。
【0050】このインバータ回路INV12は、図6に
示された従来の回路におけるインバータ回路INV2と
同様に、ノードsa1の電位が所定レベル以下のとき
に、急速充電用のトランジスタN5を導通させるために
設けられている。
【0051】ダミーメモリセル側におけるインバータ回
路INV13及びINV14は、上述したメモリセル側
のインバータ回路INV11及び12の複製回路であ
り、同様な構成を有している。基準電位Vref を発生す
るノードVref1と電源電圧Vcc端子との間には、図6の
装置と同等の基準電位Vref を設定する負荷手段とし
て、PチャネルトランジスタP2及びP3が並列に接続
されている。
【0052】メモリセル側のインバータ回路INV11
及び12のPチャネルトランジスタIF2及びIF1
と、ダミーメモリセル側のインバータ回路INV13及
びINV14のPチャネルトランジスタIF3及びIF
4のゲートは、いずれもノードvcon1に接続されて
いる。このノードvcon1の電位は、フィードバック
制御回路FCにより制御される。この結果、各インバー
タ回路INV11〜14のNチャネルトランジスタDF
1〜DF4のドレイン電位は、トランジスタIF1〜I
F4とノードvcon1を介して、フィードバック回路
FCにより制御されることになる。
【0053】フィードバック制御回路FCは、ドレイン
が電源電圧Vcc端子に接続されゲートとソースがノード
vcon1に接続された閾値電圧Vthが負のNチャネル
トランジスタDC1と、ゲートがドレインに接続され、
ノードvcon1と接地電圧Vss端子との間に直列に接
続されたエンハンスメント型NチャネルトランジスタD
N1〜DN3とを備えている。
【0054】電源電圧Vccが所定電位に到達するまで
は、ノードvcon1からは電源電圧Vccとほぼ同一の
電圧が出力される。電源電圧Vccが所定電位以上になる
と、電源電圧Vccには依存しない一定の電圧がノードv
con1から出力される。例えばNチャネルトランジス
タDN1〜DN3の閾値電圧Vthが1Vに設定されてい
るとする。トランジスタDN3のドレイン電圧が1V以
上のとき、このトランジスタDN3はオンする。トラン
ジスタDN2は、ソース電圧が1Vのときには基板バイ
アス電位効果により閾値電圧Vthが1.5Vに上昇して
いる。このため、トランジスタDN2は、ドレイン電圧
が2.5V以上で導通する。さらに、トランジスタDN
1はソース電圧が2.5Vのとき基板バイアス効果によ
り閾値電圧Vthが2Vとなる。よって、トランジスタD
N1はドレイン電圧が4.5V以上のとき導通する。ト
ランジスタDC1の導通抵抗を小さく設定すると、電源
電圧Vccが4.5V以下ではトランジスタDN1〜DN
3はオフしており、ノードvcon1からは電源電圧V
ccが出力される。電源電圧Vccが4.5V以上になる
と、トランジスタDN1〜DN3はオンし、ノードvc
on1からは電源電圧Vccにかかわらず一定の4.5V
が出力される。
【0055】ここで、フィールドバック制御回路FCは
他の構成にすることもできる。例えば、このフィードバ
ック制御回路FCではエンハンスメント型のNチャネル
トランジスタDN1〜DN3を用いている。これらのト
ランジスタの代わりに、閾値電圧Vthがほぼ0VのNチ
ャネルトランジスタを用いることもできる。あるいは、
エンハンスメント型のNチャネルトランジスタを直列に
接続する個数を変えることで、ノードvcon1から出
力される電位を段階的に変えることができる。
【0056】次に、フィードバック制御回路FCの出力
ノードvcon1の電圧により制御されるインバータ回
路INV11の出力電圧と、電源電圧Vccとの関係につ
いて述べる。トランジスタIF2は、ノードvcon1
の電位により導通を制御される。このトランジスタIF
2の電流駆動能力は、トランジスタDF2の電流駆動能
力よりも十分に大きく設定されている。よって、トラン
ジスタDF2のドレインには、ノードvcon1の電位
からトランジスタIF2の閾値電圧を差し引いた値とほ
ぼ等しい電位が現われる。
【0057】図2に、このトランジスタIF2とトラン
ジスタDF2にそれぞれ流れるドレイン電流と、トラン
ジスタDF2のドレイン電圧との関係を示す。実線21
は、トランジスタDF2のドレイン電流特性を示す。実
線22は、電源電圧Vccが4VのときのトランジスタI
F2のドレイン電流特性を示し、実線23は電源電圧V
ccが7VのときのトランジスタIF2のドレイン電流特
性を示す。
【0058】電源電圧Vccが4Vのときは、上述したよ
うにフィードバック制御回路FCからの出力電圧は4V
となる。トランジスタDF2のドレイン電圧は、実線2
1と実線22との交点における点bの電圧(約3.8
V)となる。電源電圧Vccが4.5V以上になると、フ
ィードバック制御回路FCの出力電圧は、4.5Vで一
定となる。よって、電源電圧Vccが7Vのときのトラン
ジスタDF2のドレイン電圧は、実線21と実線23と
の交点における点cの電圧(約4.3V)になる。
【0059】インバータ回路INV11における動作
は、以下のようである。図3に、トランジスタDF2と
トランジスタIF12にそれぞれ流れる電流と、ノード
hvh1の電圧との関係を示す。ここで、電源電圧Vcc
が4,5,6,及び7VのときにトランジスタDF2に
流れる電流を、実線11a〜14aで示す。さらに、ノ
ードsa1の電位が0.65,0.70,0.75,及
び0.80VのときにトランジスタI2に流れる電流
を、それぞれ実線11b〜14bで示す。
【0060】本実施例におけるトランジスタIF12
と、図6に示された従来の装置におけるトランジスタI
F2とは、寸法及び閾値電圧が同等である。よって、こ
の図3に示された実線11b〜14bで示されたトラン
ジスタIF12の電流特性と、図6の実線51b〜54
bに示された従来の回路におけるトランジスタI2の電
流特性とは等しい関係にある。
【0061】次に、図3に示された本実施例における電
流特性と、図7に示された従来の装置における電流特性
とを比較し、論理「1」のデータを記憶したメモリセル
が選択され読みだされるときに接地電圧Vssが変動した
場合について説明する。
【0062】図7を用いて従来の装置について説明した
のと同様に、本実施例においてもノードsa1の電位が
インバータ回路11の接地電圧Vssよりもa(0.0
4)V上昇した場合におけるインバータ回路11の動作
について考える。電源電圧Vccが4Vのときノードsa
1の電位がaV上昇すると、ノードhvh1の電位は点
C1で示されるように、論理「1」のデータを記憶した
メモリセルが選択されたときのノードhvh1の所定の
ハイレベルよりも0.20V低下する。この値は、図7
に示された従来のノードhvhの電位の変動量に等し
い。電源電圧Vccが5Vのときにノードsa1の電位が
aV上昇したとすると、ノードhvh1の電位は点D1
で示されるように所定のハイレベルよりも0.26V低
下する。この低下した値0.26Vを従来の装置におけ
る低下した値0.33Vと比べると、小さくなってい
る。
【0063】電源電圧Vccが7Vの場合は、ノードhv
h1は点E1で示されたように、所定のハイレベルより
も0.30V低下する。この値を従来の回路におけるノ
ードhvhの低下量である0.46Vと比較すると小さ
い。
【0064】このように、本実施例では電源電圧Vccが
所定の電圧として4.5V以上になると、インバータ回
路11のトランジスタDF2のドレイン電圧が一定のレ
ベルに保持される。これにより、電源電圧Vccが所定の
レベル以上のときに接地電圧Vssに変動が生じても、ノ
ードhvh1の電位の変動量を抑制することができる。
【0065】一般に、不揮発性半導体記憶装置では、電
源電圧Vccは5Vである場合が多い。この場合に、本実
施例を適用した記憶装置では電源電圧Vccが5V以上で
はノードvcon1の電位が一定レベルになるようにフ
ィードバック制御回路FCのトランジスタを設定する。
これにより、電源電圧Vccが5Vの場合に高速動作が可
能で、かつ電源電圧Vccが5V以上の場合にも誤動作を
防止することが可能となる。
【0066】また、動作電源電圧として3Vから5Vま
での広い範囲を保証する場合、電源電圧Vccが3V以上
のときノードvcon1の電位が一定となるようにフィ
ードバック制御回路FCの各トランジスタを設定する。
これにより、電源電圧Vccが3Vのとき高速動作が可能
で、かつ電源電圧Vccが5Vでも誤動作することなく安
定した読み出しが可能となる。
【0067】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4に、本実施例による半導体記憶装置の構成を
示す。この実施例は、第1の実施例におけるインバータ
回路INV11〜INV14を、インバータ回路INV
21〜INV24に置き換え、さらにこのインバータ回
路INV21〜INV24に図5に示された内部電源電
圧供給回路で発生させた内部電源電圧FEPOW を供給する
点に特徴がある。
【0068】一般に、半導体記憶装置の出力ビット数
は、CPUのデータビット数に合わせて複数のビット数
で構成される。このため、半導体記憶装置のメモリセル
アレイは、例えば8ないし16ブロックに分割され、各
々のブロック毎に1つずつのセンスアンプ回路が設けら
れる。
【0069】本実施例におけるセンスアンプ回路INV
21〜INV24は、それぞれデプレッション型のNチ
ャネルトランジスタD1〜D4と、閾値電圧Vthがほぼ
0VのNチャネルトランジスタI1〜I4とを有し、第
1の実施例におけるインバータ回路INV11〜INV
14からトランジスタIF1〜IF4を除いたものに相
当する。
【0070】トランジスタD1〜D4のドレインには内
部電源電圧FEPOW 端子31〜34が接続され、この端子
31〜34は図5における内部電源電圧供給回路の端子
41に接続される。この図5に示された回路は、図1に
示されたフィードバック制御回路FCと等価なトランジ
スタDC1およびDN1〜DN3から成る定電圧化手段
と、定電圧化手段の出力ノードvcon2と接地電圧V
ss端子との間に接続されたNチャネルトランジスタNL
2と、電源電圧Vcc端子と内部電源電圧FEPOW端子との
間に接続されゲートがノードvcon2に接続され閾値
電圧Vthがほぼ0VであるNチャネルトランジスタPO
WIと、リーク電位発生手段とを備えている。
【0071】リーク発生手段は、ノードvcon2の電
位が、トランジスタDN1〜DN3により決定される所
定電位よりも、一定値だけ低くなるように設定すること
で微調整するために設けられている。このリーク電位発
生手段は、ドレインが電源電圧Vcc端子に接続され、ゲ
ートとソースがNチャネルトランジスタNL2のゲート
に接続されたノードvleak に接続されたデプレッション
型NチャネルトランジスタDL1と、ドレインおよびゲ
ートがノードvleak に接続されソースが接地されたエン
ハンスメント型NチャネルトランジスタNL1を備えて
いる。トランジスタDL1の導通抵抗は、トランジスタ
NL1に比べて十分に大きく設定されている。これによ
り、出力ノードvleak からはNチャネルトランジスタN
L1の閾値電圧Vthが出力される。これにより、トラン
ジスタNL2を介してノードvcon2から接地電圧V
ss端子へ所定のリーク電流を流すことができる。例え
ば、トランジスタDL1を介して流れる電流が10μA
になるように設定し、トランジスタNL1とトランジス
タNL2とのチャネル幅/チャネル長の比を等しくする
と、トランジスタNL2を介して流れるリーク電流は1
0μAにすることができる。
【0072】この図5の定電圧化手段は、図1に示され
た第1の実施例におけるフィードバック制御回路FCと
等価な構成となっている。よって、定電圧化手段の出力
ノードvleakの電源電圧Vccへの依存性は、図1に
おけるフィードバック制御回路FCの出力ノードvco
n1の電源電圧Vccへの依存性と等しい。また、トラン
ジスタPOWIの閾値電圧は、ほぼ0Vに設定されてい
る。よって、電源電圧Vccが4.5V以下では、内部電
源電圧FEPOW として電源電圧Vccとほぼ等しい電圧が端
子41から出力される。電源電圧Vccが4.5V以上の
ときは、内部電源電圧FEPOW として電源電圧Vccにかか
わらず一定のほぼ4.5Vの電圧が出力される。このた
め、第2の実施例においても、高速動作が可能である上
に、幅広い電源電圧に対して誤動作することなく動作を
保証することができる。また、大容量の記憶装置に本実
施例を適用する場合には、メモリセルアレイを構成する
複数のブロックに対して図4に示されたセンスアンプ回
路はそれぞれ設けるが、図5に示された内部電源電圧発
生回路は1つ設ければ足りるため、素子形成面積の縮小
化に寄与することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明の不揮発性半
導体記憶装置は、電源電圧が所定電圧以上のときは、列
線を充電する電流量を制御するトランジスタへ電源電圧
よりも低い電圧を供給するため、電源ノイズにより誤動
作するのが防止され、また電源電圧が所定電圧に満たな
いときは電源電圧とほぼ等しいレベルの電圧をこのトラ
ンジスタへ供給するため動作速度の低下が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による不揮発性半導体記
憶装置の構成を示した回路図。
【図2】同不揮発性半導体記憶装置において、ノードh
vh1の電位が接地電圧Vssの変動により変化すること
を示すためのトランジスタDF2とトランジスタIF2
のドレイン電圧に対するドレイン電流の変化を示した特
性図。
【図3】同不揮発性半導体記憶装置において、インバー
タ回路INV11のトランジスタDF2のドレイン電圧
の電源電圧依存性を示すためのトランジスタIF2とト
ランジスタDF2のノードhvh1の電位に対するドレ
イン電流の変化を示す特性図。
【図4】本発明の第2の実施例による不揮発性半導体記
憶装置の構成を示した回路図。
【図5】同不揮発性半導体記憶装置における内部電源電
圧を供給するための回路の構成を示した回路図。
【図6】従来の不揮発性半導体記憶装置の構成を示した
回路図。
【図7】同不揮発性半導体記憶装置において、インバー
タ回路INV1のトランジスタD2のドレイン電圧の電
源電圧依存性を示すためのトランジスタI2とトランジ
スタD2のノードhvhの電位に対するドレイン電流の
変化を示す特性図。
【符号の説明】
INV1〜INV2,INV11〜INV14,INV
21〜INV24 インバータ回路 FC フィードバック制御回路 NC1〜NCN 第1のカラムゲートトランジスタ群 NCH1,1 〜NCHN,M 第2のカラムゲートトランジ
スタ群 MC1,1 〜MCI,NM メモリセル DMC1〜DMCI ダミーメモリセル 31〜34,41 内部電源電圧FEPOW 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記憶するメモリセルと、 前記メモリセルに接続され前記データを入出力する第1
    のノードと、 電流経路の一端が接地され他端が第2のノードに接続さ
    れ、前記第1のノードの電位に応じて導通抵抗を制御さ
    れる第1のMOS型トランジスタと、 電流経路の一端が前記第2のノードに接続され他端が後
    記電圧供給手段に接続されゲートが前記第2のノードに
    接続された第2のMOS型トランジスタと、 電源電圧を入力され、この電源電圧が所定電圧未満のと
    き前記第2のMOS型トランジスタの電流経路の前記他
    端に前記電源電圧とほぼ等しい電圧を供給し、 前記電源電圧が所定電圧以上のとき前記第2のMOS型
    トランジスタの電流経路の前記他端に前記電源電圧より
    も低い電圧を供給する前記電圧供給手段と、 前記電流経路の一端が前記第1のノードに接続され他端
    が後記負荷手段に接続され、前記第2のノードの電位に
    応じて導通抵抗が制御される第3のMOS型トランジス
    タと、 前記第3のMOSトランジスタの電流経路の前記他端と
    電源電圧端子との間に接続され所定の負荷抵抗を有する
    前記負荷手段とを備えることを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記電圧供給手段は、電源電圧端子と前記
    第2のMOS型トランジスタの電流経路の前記他端との
    間に接続され、ゲートが第3のノードに接続されたデプ
    レッション型の第4のMOS型トランジスタと、 電流経路が電源電圧端子と前記第3のノードとの間に接
    続され、ゲートが前記第3のノードに接続された第5の
    MOS型トランジスタと、 電流経路が前記第3のノードと接地電圧端子との間に接
    続され、ゲートが前記第3のノードに接続された第6の
    MOS型トランジスタとを備えることを特徴とする請求
    項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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