JPH0721713U - 母乳パッド - Google Patents

母乳パッド

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JPH0721713U
JPH0721713U JP5155093U JP5155093U JPH0721713U JP H0721713 U JPH0721713 U JP H0721713U JP 5155093 U JP5155093 U JP 5155093U JP 5155093 U JP5155093 U JP 5155093U JP H0721713 U JPH0721713 U JP H0721713U
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JP
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adhesive
sheet
breast milk
area
pad
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JP5155093U
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真吾 清水
忍 加藤
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Uni Charm Corp
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Uni Charm Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラジャーに貼着した母乳パッドの位置を調
整して乳頭の適確な被覆を可能にする。 【構成】 母乳パッド1をパッド本体2と、本体2の外
面シート5に固着したシート片4とによって構成する。
シート片4の自由端部12にブラジャーのカップ内面に
対する粘着域14Aと、粘着域14Aと固定端部11と
の間に介在する非粘着性の離間域14Bを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、乳房と着用ブラジャーとの間に介在させて使用する母乳パッドに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ブラジャーとともに着用する母乳パッドを、ブラジャーのカップ内面に 剥離可能に貼着することにより、母乳パッドの位置を固定する技術が、例えば実 開昭63−149907、63−149908号公報によって公知である。これ らの技術によれば、母乳パッドは、面ファスナーを介してパッド外面をカップ内 面に固定するから、母乳パッドはカップに対してずれ動くことがなく、また、授 乳のためにブラジャーを乳房から外しても落ちることがない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、そのように一旦外したブラジャーを再度着用するときに、カップと 乳頭の位置関係が全く変化してしまい、母乳パッドが乳頭からずれてその用をな さなくなるか、それほどまでにならないにしても、効率よく乳液を吸収できなく なることがある。そこで、着用者は母乳パッドの位置を多少なりとも動かしたく なるが、前記公知技術のように固定してあると、それを思うように動かすことが できないという問題がある。
【0004】 かかる問題に鑑み、この考案は、一端部に粘着域を有するシート片を母乳パッ ドの外面に設け、その粘着域をカップ内面に貼着することによって母乳パッドの 位置調整を可能にすることを解決課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案が前記課題を解決するために手段とするところは、以下のとおりであ る。
【0006】 この考案においては、透液性内面シートと液抵抗性外面シートとの間に吸液性 コアが介在してなり、乳房と着用ブラジャーとの間に介在させて使用する母乳パ ッドが前提である。
【0007】 かかる前提において、母乳パッドの上下方向に、下端部内面が前記外面シート に実質的に剥離不能に固着し、上端部外面が着用ブラジャーに対する粘着域を有 するシート片を設け、そのシート片における固着する部分の上端と粘着域の下端 との間に前記上下方向への所要の離間距離を設けたことがこの考案の特徴である 。
【0008】 この考案の好ましい実施態様においては、前記シート片を前記上端と下端との 間において外側へ折曲し、前記粘着域を前記下端部の外面に剥離可能に貼着して ある。
【0009】
【作用】
このように構成した母乳パッドは、シート片の粘着域を着用ブラジャーのカッ プ内面に剥離可能に貼着して使用する。母乳パッドに固着しているシート片は、 固着した部分の上端と粘着域の下端との間の部分がパッドにもブラジャーにも貼 着しない。かかる部分は、パッドにもブラジャーにも拘束されず比較的自由な変 形が可能であるから、それを利用してブラジャーに貼着した母乳パッドの位置を 調整することができる。
【0010】
【実施例】
この考案に係る母乳パッドの詳細を添付の図面を参照して説明すると、以下の とおりである。
【0011】 図1は、母乳パッド1の非肌当接面である外面を示す部分破断斜視図である。 母乳パッド1は、乳頭を中心に乳房を被覆するためのパッド本体2と、本体2の 後記外面シート6に固着した粘着性シート片4とにより構成されている。本体2 は、肌当接面である内面を形成する透液性内面シート5と、前記外面を形成する 液抵抗性外面シート6と、これら両シート5,6間に介在する吸液性コア7とか らなり、コア7の周縁から延出する内外面シート5,6がシール線8に沿って接 合している。シート片4は、本体2の上下方向へ並ぶ外面シート6に対する固定 端部11と自由端部12とを有し、固定端部11はその内面が接着剤24を介し て外面シート6に実質的に剥離不能に固着している。自由端部12は、粘着剤を 塗布してなる粘着域14Aを挟み、その上方に端縁を含む非粘着性の摘持域23 、およびその下方に非粘着性の離間域14Bを有する。摘持域23は、粘着域1 4Aを後記ブラジャー20内面に貼着、剥離するときに利用する。また、離間域 14Bは、粘着域14Aと接着剤24との間にあって、パッド本体2にも後記ブ ラジャー20にも貼着することがない部分である。使用前の母乳パッド1では、 離間域14Bにおいてシート片4を外側へ折曲し、自由端部12の粘着域14A を固定端部11の外面に剥離可能に貼着し、粘着域14Aの汚れを防止すること ができる。
【0012】 図2、3は、母乳パッド1をブラジャー20とともに着用したときの人体の部 分斜視図と、そのX−X線断面図である。母乳パッド1は、本体2をブラジャー 20のカップ25と乳房21との間に介在させ、上下方向に伸展したシート片4 の自由端部12がカップ25の内面に剥離可能に貼着してある。ブラジャー20 は、カップ25の下縁に沿って設けたファスナー26によって、カップ25の大 部分を乳房21から外し、授乳することができる。しかし、このように着用した パッド本体2は、ファスナー26を開けても落ちることはない。授乳後にファス ナー26を閉めると、乳頭は必ずしも元の位置におさまらないが、そのときに、 パッド本体2を動かして、乳頭を適確に被覆するように位置を調整する。シート 片4は、非粘着性の離間域14Bが比較的自由に変形可能であるから、パッド本 体2を動かすことは容易である。
【0013】 シート片4において、固定端部11や、自由端部12の粘着域14A、離間域 14B、摘持域23の上下方向の長さ、および幅は、カップ25におさまる範囲 内において適宜の寸法に設定することができる。
【0014】 この考案において、シート片4にはプラスチックフィルムや不織布などの適宜 のシート素材を使用することができ、粘着域14はそのシート素材に粘着剤を塗 布したり、両面粘着テープを貼着することにより形成することができる。シート 片4の非粘着性部分14B,23や固定端部11の外面には必要に応じ離型剤を 塗布することができる。内外面シート5,6や吸液性コア7には周知ないし公知 の素材を使用することができる。なお、パッド本体2の外面シート6が液抵抗性 であるとは、液の透過に対し内面シート5よりも強い抵抗性を有することを意味 しており、それには不透液性、撥水性が含まれる。
【0015】
【考案の効果】
この考案に係る母乳パッドは、パッド本体をブラジャーのカップに連結するシ ート片に、パッド本体にもブラジャーにも貼着しない非粘着域を設けたから、カ ップにおけるその位置を調整して、常に乳頭を適確に被覆することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】母乳パッドの部分破断斜視図。
【図2】母乳パッドをブラジャーとともに使用した状態
を示す人体の部分斜視図。
【図3】図2のX−X線断面図。
【符号の説明】
1 母乳パッド 4 シート片 5 内面シート 6 外面シート 7 吸液性コア 14A 粘着域 20 ブラジャー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透液性内面シートと液抵抗性外面シートと
    の間に吸液性コアが介在してなり、乳房と着用ブラジャ
    ーとの間に介在させて使用する母乳パッドにおいて、 前記母乳パッドの上下方向に、下端部内面が前記外面シ
    ートに実質的に剥離不能に固着し上端部外面が着用ブラ
    ジャーに対する粘着域を有するシート片を設け、該シー
    ト片におけるその固着する部分の上端と前記粘着域の下
    端との間に前記上下方向への所要の離間距離を設けたこ
    とを特徴とする前記母乳パッド。
  2. 【請求項2】前記シート片を前記上端と下端との間にお
    いて外側へ折曲し、前記粘着域を前記下端部の外面に剥
    離可能に貼着してある請求項1記載の母乳パッド。
JP5155093U 1993-09-22 1993-09-22 母乳パッド Expired - Lifetime JP2569276Y2 (ja)

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JPH0721713U true JPH0721713U (ja) 1995-04-21
JP2569276Y2 JP2569276Y2 (ja) 1998-04-22

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