JPH0721685A - 圧縮データの階層的管理方法 - Google Patents

圧縮データの階層的管理方法

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JPH0721685A
JPH0721685A JP18760393A JP18760393A JPH0721685A JP H0721685 A JPH0721685 A JP H0721685A JP 18760393 A JP18760393 A JP 18760393A JP 18760393 A JP18760393 A JP 18760393A JP H0721685 A JPH0721685 A JP H0721685A
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JP
Japan
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management
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managed
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JP18760393A
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English (en)
Inventor
Yukimitsu Sakurai
幸光 桜井
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮符号化された画像や音声などを部分的に
再生するなど、多角的に再生可能な圧縮データの階層的
管理方法を提供する。 【構成】 圧縮データをブロック単位で管理する。さら
に、全体(W)または特定のブロック群(全体に対する
章)を指標する上位管理情報(WA,WB)と、上位管
理情報で指標されたブロック群の一部分(章に対する
節)を指標する下位管理情報(WAa,WAb,WA
c)とを設ける。上位管理情報と下位管理情報とが、重
畳的に圧縮データのブロックを直接指標して、例えば、
開始ブロック位置を示すアドレスAw ,AWA,AWAa
管理する。すなわち、単一の圧縮データが複数の管理情
報で重畳的に直接ブロックを指標して管理されるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像や音声などが圧縮符
号化された圧縮データの階層的管理方法に係り、特に圧
縮符号化された画像や音声などを部分的に再生するな
ど、多角的に再生可能な圧縮データの階層的管理方法を
提供するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、動画像の圧縮技術は放送・通信な
どの伝送手段だけでなく、CD・ROMなどのストレー
ジメディア(記録媒体,記録手段)などにも利用され始
めている。このような記録媒体の再生では、動画像とし
てのノーマル再生だけでなく、ハイライトシーン,ベス
トシーンの部分再生など多角的な再生も要求される。特
に、画像や音声などの圧縮符号化された圧縮データを、
パーソナルコンピュータ処理する場合では、図7に示す
ような、MS−DOS(登録商標)の階層型のファイル
管理などが望まれる。
【0003】ところが、動画像の圧縮では、前後の画像
(フレーム,フィールド)をもとにした圧縮する、画像
(ピクチャー)間予測符号化が行われている。このた
め、動画像を単に静止画像の集りと考え、従来のように
データ管理して、動画像・静止画(データ)として再生
することができない。つまり、圧縮された動画像データ
は、画像ごとにそのデータ量が異なるので、記録媒体の
データ量の変化(アクセスポイント)と画像のタイムコ
ードとが単純に比例していない。さらに、画像間予測符
号化された画像データでは、基準となる参照画像がない
と、当該画像を伸長復合することができず、一画面ごと
にファイル管理することは、極めて困難である。
【0004】このように、圧縮された動画像のデータ
は、画像ごとにその情報量が異なるので、画像の位置
(タイムコードなど)を把握するためには、圧縮された
データを実際に伸長復合する必要があり、所望の画像へ
ランダムにアクセスしてその画像を再生するには長い時
間がかかり、あまり実用的ではない。このため、従来で
は、ハイライトシーンなどの部分再生が必要な場合につ
いては、全体の動画像のデータとは別に部分再生用のデ
ータとして同一の画像を二重に保有していた。すなわ
ち、図8に示すように、全体の連続した圧縮データA
と、ハイライトシーン部分abc再生用のデータBと、
ハイライトシーン部分mn再生用のデータCとを別個に
保有して、必要に応じて部分再生用のデータを連続再生
し、多角的な再生の要求に答えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示したような、全体の連続した圧縮データとは別に部分
再生用のデータとして同一の画像を二重三重に保有する
構成では、記録媒体の容量に無駄が生じたり、記録時に
あらかじめデータ処理しておく必要がある。また、図7
に示したような階層型のファイル管理は、予め独立個別
化されたファイルを効率的に管理するものであり、動画
像のデータのように、連続した単一のデータを必要に応
じて部分化して管理する場合には、あまり適切な管理と
はいえない。そこで、本発明は圧縮データを重畳的に管
理することによって、画像や音声などを部分的に再生す
るなど、多角的な再生を可能とした管理方法を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、例えば、図2及び図3に示すように、画像や音声な
どが圧縮符号化された圧縮データの階層的管理方法であ
って、前記圧縮データをブロック単位で管理すると共
に、全体または特定のブロック群を指標する上位管理情
報と、前記上位管理情報で指標されたブロック群の一部
分を指標する下位管理情報とを設けて、前記上位管理情
報と前記下位管理情報とが、重畳的に圧縮データのブロ
ックを直接指標して管理するようにしたことを特徴とす
る圧縮データの階層的管理方法を提供するものである。
【0007】
【作用】上記のような圧縮された圧縮データの階層的管
理方法によれば、画像は従来のように、容量が可変な画
像(フレームまたはフィールド)単位で管理されること
なく、容量が固定的なブロック単位で管理される。さら
に、必要に応じて、ブロック群の一部分を重畳的に直接
指標する下位管理情報により、単一の圧縮データが重畳
的に複数の管理情報で管理される。
【0008】
【実施例】本発明になる圧縮データの階層的管理方法の
一実施例を以下図面と共に詳細に説明する。図1は、本
発明をディスク媒体に適応した場合の管理フォーマット
の一例である。ディスク媒体11の情報は、通常ブロッ
ク(12)と呼ばれる情報のまとまりで記録再生され
る。記録再生の管理はこのブロックを単位として行なわ
れる。動画像データは、画像(フレームまたはフィール
ド)間予測符号化され圧縮されたデータであるのでその
容量は固定量ではなく、1枚の画像データが複数のブロ
ックで構成されことも、1つのブロック内に複数枚の画
像データが存在することもある。
【0009】ディスク媒体11内には管理情報領域13
とデータ情報領域14に分割され、データ情報領域14
には、画像データ,音声データが記録されている。管理
情報領域13は、レコード(管理用レコード16)と呼
ばれるさらに細かい情報の単位に分けられている。この
管理用レコード16は、全体または特定のブロック群を
指標する上位管理情報と、上位管理情報で指標されたブ
ロック群の一部分を重畳的に直接指標する下位管理情報
とからなる。管理用レコード16には、管理情報の名称
17、対応する情報のブロック番号であるアドレス1
8,情報のサイズ19,管理情報に付帯する付帯情報2
0が格納されている。画像データは、管理用レコード1
6により、ブロックを単位として管理される。つまり、
ブロック番号18を参照してデータ情報領域14から画
像データ,音声データを連続的に読み出して、動画像と
して再生される。
【0010】さらに、付帯情報20には、当該管理情報
が下位管理情報を有する場合には、上位管理情報である
ことを示すフラグが設けられている。この場合では、こ
の管理情報に続いたサブ管理用レコード(サブ管理情
報)で、この上位管理情報の最初の下位管理情報の位置
を示すように構成されている。また、付帯情報20に
は、連続した管理情報の終りを示すフラグ(終了情報)
も設けられている。
【0011】そこで、図2〜図4を参照して、管理用レ
コード16の具体的構成例と、これによる管理方法を詳
説する。図2は、全体(W)が1,2章(WA,WB)
に分けられ、さらに、1章目が1,2,3節(WAa,
WAb,WAc)に、2章目が1,2節(WBa,WB
c)に分けられている構成例である。この場合では、図
3に示すように、管理用レコードが作成される。全体
(W)は1,2章(WA,WB)に分けられるので、そ
の管理情報は上位管理情報であり、管理情報W,サブ管
理情報W´で示される。上位管理情報Wは、そのブロッ
ク番号Aw でデータの開始ブロック位置を示す(図中、
w ,AWA,AWAa …は開始ブロック位置を示すアドレ
ス18の値である)。さらに、このWのサブ管理情報W
´で、1,2章(WA,WB)用の下位管理情報W
A(,WB)のブロック位置が示される。さらに、管理
情報WA,WBWのサブ管理情報WA´,WB´で、最
下位の管理情報である節を示す下位管理情報WAa(,
WAb,WAc)、WBa(,WBb)が順次指標され
る。
【0012】このようにして、全体(W)が1,2章
(WA,WB)に分けられ、さらに、1章目が1,2,
3節(WAa,WAb,WAc)に、2章目が1,2節
(WBa,WBc)に分けられ、動画像のデータのよう
な、連続した単一のデータがて部分化されて階層的に管
理される。この時、上位管理情報及び下位管理情報と
は、重畳的にブロックを直接指標して管理するので、操
作性に優れた部分的な再生が可能となる。
【0013】また、図4は、全体(W)に対して、ハイ
ライトシーン(H1),ハイライトシーン(H2),ベ
ストシーン(B)を設けた構成例である。この場合で
は、図5に示すように、管理用レコードが作成される。
全体(W)に対して、ハイライトシーン(H1),ハイ
ライトシーン(H2)があるので、その管理情報は上位
管理情報であり、管理情報W,サブ管理情報W´で示さ
れる。上位管理情報Wは、そのブロック番号Aw で全体
(データ)の開始ブロック位置を示す。
【0014】さらに、このWのサブ管理情報W´で、ハ
イライトシーン(H1),ハイライトシーン(H2)用
の下位管理情報H1(,H2)のブロック位置が示さ
れ、下位管理情報H1,H2により、ハイライトシーン
(H1),ハイライトシーン(H2)のブロック位置が
指標される。また、ハイライトシーン(H1)に対し
て、ベストシーン(B)があるので、その管理情報は上
位管理情報であり、管理情報H1と共にサブ管理情報H
1´がある。サブ管理情報H1´は下位管理情報Bのブ
ロック位置が示し、下位管理情報Bにより、ベストシー
ン(B)のブロック位置が指標される。このようにし
て、動画像のデータのような連続した単一のデータを部
分的に階層して管理しても良い。この場合でも、上位管
理情報及び下位管理情報とは、重畳的にブロックを直接
指標して管理するので、部分的な再生が可能である。
【0015】最後に、記録再生のシステムについて説明
する。図6に記録再生システムの構成図である。VTR
1からの動画像及び音声データは、コンピュータ2によ
り、圧縮処理されると共に、上述したような管理用レコ
ードが生成されて、図1に示したフォーマットでディス
ク媒体11に記録される。なお、3はディスク媒体11
の記録再生をするディスク記録再生装置、4はコンピュ
ータ2の操作部、5は表示装置である。
【0016】つまり、記録編集時には、特定の部分を再
生できるように、上述した上位管理情報及び下位管理情
報となる管理用レコード群が生成されて、管理情報領域
13に書き込まれる。そして、再生には、図3及び図5
に示すような管理用レコード群の管理情報により、アク
セスされて動画像の一部分が選択されて再生される。し
たがって、例えば、通常はビデオなどに記録されるビジ
ュアル・マニュアルなどを、章・節・段落などに区分け
して管理することができ、圧縮された動画像の利用範囲
が広がる。
【0017】また、記録編集時ではなく、再生時に、特
定の部分再生が必要となったとき、例えば、エンドユー
ザが自己の趣向でハイライトシーンを作りたい場合な
ど、前記した記録編集時の処理と同様に、管理用レコー
ド16を作成して、管理情報領域13の管理情報と共に
利用しても良い。
【0018】つまり、情報源1として、VTRの代えて
CDROMプレーヤを用い、ディスク記録再生装置3の
代わりにハードディスクやメモリを用いて、CDROM
プレーヤを備えた通常のパーソナルコンピュータシステ
ムのファイル管理に利用しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、画像や
音声などが圧縮符号化された圧縮データの階層的管理方
法であって、前記圧縮データをブロック単位で管理する
と共に、全体または特定のブロック群を指標する上位管
理情報と、前記上位管理情報で指標されたブロック群の
一部分を指標する下位管理情報とを設けて、前記上位管
理情報と前記下位管理情報とが、重畳的に圧縮データの
ブロックを直接指標して管理するように構成したもので
あるから、単一の圧縮データが重畳的に複数の管理情報
で直接ブロックを指標されて管理される。したがって、
従来のように、記録媒体の容量に無駄が生じたり、記録
時にあらかじめデータ処理することなく、動画像のデー
タのような、連続した単一のデータを必要に応じて部分
化して管理でき、画像や音声などを部分的に再生するな
ど、多角的な再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる圧縮データの階層的管理方法の一
実施例を説明する図であり、ディスク媒体に適応した場
合の管理フォーマットの一例である。
【図2】動画像データの管理構成例を示す図である。
【図3】管理用レコードによる動画像データの管理の方
法を説明する図である。
【図4】動画像データの管理構成例を示す図である。
【図5】管理用レコードによる動画像データの管理の方
法を説明する図である。
【図6】記録再生システムの構成図である。
【図7】従来の階層型のファイル管理を示す図である。
【図8】従来の圧縮データの管理例を示す図である。
【符号の説明】
1 VTR(情報源) 2 コンピュータ 3 ディスク記録再生装置 11 ディスク媒体 12 信号のブロック 13 管理情報記録領域 14 データ情報領域 16 管理用レコード 18 アドレス 19 サイズ 20 付帯情報 W 全体の圧縮データ及びその管理情報 WA,WB 章単位の圧縮データ及びその管理情報 WAa,WAb,WAc,WBa,WBc 節単位の圧
縮データ及びその管理情報 H1,H2 ハイライトシーンの圧縮データ及びその管
理情報 B ベストシーンの圧縮データ及びその管理情報

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像や音声などが圧縮符号化された圧縮デ
    ータの階層的管理方法であって、 前記圧縮データをブロック単位で管理すると共に、 全体または特定のブロック群を指標する上位管理情報
    と、前記上位管理情報で指標されたブロック群の一部分
    を指標する下位管理情報とを設けて、前記上位管理情報
    と前記下位管理情報とが、重畳的に圧縮データのブロッ
    クを直接指標して管理するようにしたことを特徴とする
    圧縮データの階層的管理方法。
JP18760393A 1993-06-30 1993-06-30 圧縮データの階層的管理方法 Pending JPH0721685A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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