JP3440933B2 - 光ディスク記録媒体 - Google Patents

光ディスク記録媒体

Info

Publication number
JP3440933B2
JP3440933B2 JP2000355631A JP2000355631A JP3440933B2 JP 3440933 B2 JP3440933 B2 JP 3440933B2 JP 2000355631 A JP2000355631 A JP 2000355631A JP 2000355631 A JP2000355631 A JP 2000355631A JP 3440933 B2 JP3440933 B2 JP 3440933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
data
zone
information
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000355631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002032963A (ja
Inventor
昌広 影山
智一 村上
進 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000355631A priority Critical patent/JP3440933B2/ja
Publication of JP2002032963A publication Critical patent/JP2002032963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3440933B2 publication Critical patent/JP3440933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書換え可能な記録
媒体とその記録装置および再生装置に関し、特に、動画
や静止画や音声などのデータが、データ記録時刻情報と
ともに記録された記録媒体と、その記録装置および再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD-RAMやDVD-RW等のような大容量で書
換え可能な記録媒体が登場し、画像や音声などのデータ
を記録する技術の開発や、これを応用したビデオレコー
ダ/プレーヤ、オーディオレコーダ/プレーヤ、カメラ
などの記録装置、再生装置の開発が行われている。この
中では、動画データとして、ISO/IEC11172規格やISO/IE
C13818規格等に記載されているMPEG (Moving Picture E
xperts Group)方式などにより符号化されたデータが一
般に用いられる。静止画データとして前記MPEG方式のフ
レーム内符号化データ(Iピクチャ)やISO/IEC10918-1規
格に記載されているJPEG方式により符号化されたデータ
が一般的に用いられる。音声データとして、前記MPEG方
式やLPCM(Linear Pulse Coding Modulation)方式などに
より符号化されたデータが一般に用いられる。例えば、
片面4.7ギガバイトの容量を持つDVD-RAMに対して、約10
0キロバイトのデータサイズを持つ静止画データを記録
した場合には、約47000枚(=4.7×1000000/100)もの膨大
な数の静止画データを記録することができる。
【0003】これらのデータを記録媒体に記録する際
に、データの整理や再生時のデータ検索などを容易にす
るために、データの記録時刻情報をデータに付加して記
録することが一般的に行なわれている。その一例とし
て、特開2000-113641号に記載の技術のように、画像や
音声などのストリームデータの中に記録時刻情報を多重
して記録する第1の記録時刻管理方法や、特開2000-1345
65号に記載の技術のように、画像や音声などのストリー
ムデータを管理する情報を別に設け、その管理情報の中
に記録時刻情報をまとめて記録する第2の記録時刻管理
方法などが提案されている。第1と第2の記録時刻管理方
法は、それぞれ後述するような長短があるため、これら
を併用した記録時刻管理方法が一般に使用されている。
【0004】また、記録媒体や記録装置を世界各国で使
用することを想定し、データを記録した地域の標準時間
(あるいは基準地点との時差)を表すタイムゾーン情報
を、前記データやデータ記録時刻とともに記録媒体に記
録することが一般に行なわれている。この場合、各デー
タに対してタイムゾーン情報を付加するのではなく、記
録媒体上の全データを管理する統括管理情報(VMGI)を設
け、その中にひとつのタイムゾーン情報を付加するのが
一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した記録媒体を世
界中に郵送したり、国境を超えて移動しながら記録装置
を使用することなどを想定すると、記録時刻の基準とな
る標準時が変わる。このとき、記録した地域の時刻を何
らかのかたちで記録媒体に記録しておきたい要求があ
る。
【0006】また、一旦記録されたタイムゾーン情報を
変更したいという要求がある場合もある。
【0007】この場合、タイムゾーン情報の変更に伴
い、変更前後の時差を考慮して、データの記録時刻情報
を変換(時差補正)して記録媒体に再記録する必要があ
る。このとき、前記第1の記録時刻管理方法では、膨大
なデータサイズのストリームデータから記録時刻情報を
すべて読出し、時差補正して再記録する必要があるた
め、処理時間から考えて実用的ではない。一方、前記第
2の記録時刻管理方法では、すべての記録時刻情報が管
理情報として一箇所で管理されているため、前期時差補
正は容易である。しかし、前記特開2000-134565号に記
述されているように、すべてのデータの記録時刻情報を
管理情報に保持すると管理情報サイズが膨大になってし
まうため、一部のデータの記録時刻情報だけを管理情報
に保持し、残りのデータに関しては前記第1の記録時刻
管理方法を併用するのが一般的である。従って、従来の
技術だけでは、タイムゾーンの変更およびこれに伴うデ
ータ記録時刻情報の時差補正を、管理情報とストリーム
データの間で記録時刻情報に不整合が生じることなく、
短時間の処理で行なうことは困難である。
【0008】また、記録媒体上の統括管理情報(VMGI)で
管理されているタイムゾーン情報を一旦変更してしまう
と、個々のデータを記録した地域での時刻(現地時刻)が
わからなくなってしまい、ユーザにとって不便である。
【0009】また、前記不整合を防ぐためにタイムゾー
ンを変更しない場合には、ユーザが外国旅行先などで意
識する時刻(現在時刻)と記録再生装置が表示する時刻と
が時差のために一致せず、ユーザにとって使い勝手が悪
くなり不便である。
【0010】本発明の目的は、記録媒体を世界中に郵送
したり、国境を超えて移動しながら記録装置を使用した
ときに、現地の標準時とディスクのタイムゾーン情報と
の関係をを何らかのかたちで記録媒体に記録することに
ある。
【0011】また、本発明の目的は、タイムゾーンの変
更およびこれに伴うデータ記録時刻情報の時差補正を、
管理情報とストリームデータの間で記録時刻情報に不整
合が生じることなく、短時間の処理で行なうことが可能
なデータ管理方法、あるいはタイムゾーンを変更した後
でも現地時刻を再現可能なデータ管理方法、あるいはタ
イムゾーンを変更することなく時差補正を行なうことが
可能なデータ管理方法を実現する記録媒体と、その記録
装置および再生装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、データを記録した記録媒体であって、所定の地域の
標準時間を表すタイムゾーン情報を備え、前記データの
記録時刻であって前記タイムゾーン情報の標準時間を基
準とする時刻、及び、前記データが記録された地域の標
準時間を表すタイムゾーン情報と前記記録媒体上のタイ
ムゾーン情報との差分を有する。
【0013】記録媒体に少なくともN個(ただし、Nは1
以上の整数)のデータを記録するとともに、該N個のデー
タを管理する統括管理情報(VMGI)と、M個(ただし、Mは1
以上N以下の整数)のデータ管理情報(VOB_GI)を記録し、
前記統括管理情報(VMGI)は前記データが記録された代表
的な地域の標準時間を表すタイムゾーン情報(TM_ZONE)
を有し、前記データ管理情報(VOB_GI)は前記データが記
録された時刻を表すデータ記録時刻情報(REC_TM)とタイ
ムゾーン補助情報(TM_ZONE_SUB)を有するようにする。
【0014】N個(ただし、Nは1以上の整数)のデータ
と、該N個のデータを管理する統括管理情報(VMGI)と、M
個(ただし、Mは1以上N以下の整数)のデータ管理情報(VO
B_GI)とを記録媒体に記録する記録装置に、前記データ
が記録された代表的な地域の標準時間を表すタイムゾー
ン情報(TM_ZONE)を特定して前記統括管理情報(VMGI)に
設定する手段と、前記データが記録された時刻を表すデ
ータ記録時刻情報(REC_TM)を特定して前記データ管理情
報(VOB_GI)に設定する手段と、タイムゾーン補助情報(T
M_ZONE_SUB)を特定して前記データ管理情報(VOB_GI)に
設定する手段を備える。
【0015】N個(ただし、Nは1以上の整数)のデータ
と、該N個のデータを管理する統括管理情報(VMGI)と、M
個(ただし、Mは1以上N以下の整数)のデータ管理情報(VO
B_GI)とを記録媒体に記録する記録装置に、前記統括管
理情報(VMGI)に既に設定されているタイムゾーン情報(T
M_ZONE)の値(TM_ZONE_0)を新しい値(TM_ZONE_1)に変更
して前記統括管理情報(VMGI)に再設定する手段と、該変
更前後の差分値(DELTA_TM_ZONE = TM_ZONE_1 − TM_ZON
E_0)を求める手段と、前記データ管理情報(VOB_GI)に既
に設定されているデータ記録時刻情報(REC_TM)の値(REC
_TM_0)に対して前記差分値(DELTA_TM_ZONE)を加算ある
いは減算した値(REC_TM_1)を前記データ管理情報(VOB_G
I)に再設定する手段を備える。
【0016】N個(ただし、Nは1以上の整数)のデータ
と、該N個のデータを管理する統括管理情報(VMGI)と、M
個(ただし、Mは1以上N以下の整数)のデータ管理情報(VO
B_GI)とを記録媒体に記録する記録装置に、前記統括管
理情報(VMGI)に既に設定されているタイムゾーン情報(T
M_ZONE)の値(TM_ZONE_0)を新しい値(TM_ZONE_1)に変更
して前記統括管理情報(VMGI)に再設定する手段と、該変
更前後の差分値(DELTA_TM_ZONE = TM_ZONE_1 − TM_ZON
E_0)を求める手段と、前記データ管理情報(VOB_GI)に既
に設定されているデータ記録時刻情報(REC_TM)の値(REC
_TM_0)に対して前記差分値(DELTA_TM_ZONE)を加算ある
いは減算した値(REC_TM_1)を前記データ管理情報(VOB_G
I)に再設定する手段と、前記データ管理情報(VOB_GI)に
既に設定されているタイムゾーン補助情報(TM_ZONE_SU
B)の値(TM_ZONE_SUB_0)に対して前記差分値(DELTA_TM_Z
ONE)を加算あるいは減算した値(TM_ZONE_SUB_1)を前記
データ管理情報(VOB_GI)に再設定する手段を備える。
【0017】N個(ただし、Nは1以上の整数)のデータ
と、該N個のデータを管理する統括管理情報(VMGI)と、M
個(ただし、Mは1以上N以下の整数)のデータ管理情報(VO
B_GI)とを記録媒体に記録する記録装置に、前記データ
を記録する地域の標準時間を表す現在タイムゾーン情報
(CUR_TM_ZONE)を特定する手段と、前記記録媒体に記録
されている統括管理情報(VMGI)からタイムゾーン情報(T
M_ZONE)を読み出す手段と、前記データを記録する現在
時刻(CUR_TM)を特定する手段と、前記現在時刻(CUR_TM)
と前記現在タイムゾーン情報(CUR_TM_ZONE)と前記タイ
ムゾーン情報(TM_ZONE)からデータ記録時刻情報(REC_T
M)を特定して前記データ管理情報(VOB_GI)に設定する手
段を備える。
【0018】N個(ただし、Nは1以上の整数)のデータ
と、M個(ただし、Mは1以上N以下の整数)のデータ管理情
報(VOB_GI)とが記録された記録媒体の再生装置に、前記
記録媒体に記録されているデータ管理情報(VOB_GI)から
データ記録時刻情報(REC_TM)を読み出す手段と、前記デ
ータ管理情報(VOB_GI)からタイムゾーン補助情報(TM_ZO
NE_SUB)を読み出す手段と、前記タイムゾーン補助情報
(TM_ZONE_SUB)と前記データ記録時刻情報(REC_TM)から
補正データ記録時刻情報(MOD_REC_TM)を特定して表示す
る手段と、該表示結果を用いて前記記録媒体に記録され
ているデータを選択する手段と、該選択結果を用いて前
記記録媒体に記録されているデータを読み出して再生す
る手段を備える。
【0019】N個(ただし、Nは1以上の整数)のデータ
と、該N個のデータを管理する統括管理情報(VMGI)と、M
個(ただし、Mは1以上N以下の整数)のデータ管理情報(VO
B_GI)とが記録された記録媒体の再生装置に、前記記録
媒体に記録されている統括管理情報(VMGI)からタイムゾ
ーン情報(TM_ZONE)を読み出す手段と、前記記録媒体に
記録されているデータ管理情報(VOB_GI)からデータ記録
時刻情報(REC_TM)を読み出す手段と、前記データ管理情
報(VOB_GI)からタイムゾーン補助情報(TM_ZONE_SUB)を
読み出す手段と、前記タイムゾーン情報(TM_ZONE)と前
記タイムゾーン補助情報(TM_ZONE_SUB)と前記データ記
録時刻情報(REC_TM)から補正データ記録時刻情報(MOD_R
EC_TM)を特定して表示する手段と、該表示結果を用いて
前記記録媒体に記録されているデータを選択する手段
と、該選択結果を用いて前記記録媒体に記録されている
データを読み出して再生する手段を備える。
【0020】N個(ただし、Nは1以上の整数)のデータ
と、該N個のデータを管理する統括管理情報(VMGI)と、M
個(ただし、Mは1以上N以下の整数)のデータ管理情報(VO
B_GI)とが記録された記録媒体の再生装置に、前記デー
タを読み出して再生する地域の標準時間を表す現在タイ
ムゾーン情報(CUR_TM_ZONE)を特定する手段と、前記記
録媒体に記録されている統括管理情報(VMGI)からタイム
ゾーン情報(TM_ZONE)を読み出す手段と、前記記録媒体
に記録されているデータ管理情報(VOB_GI)からデータ記
録時刻情報(REC_TM)を読み出す手段と、前記現在タイム
ゾーン情報(CUR_TM_ZONE)と前記タイムゾーン情報(TM_Z
ONE)と前記データ記録時刻情報(REC_TM)から補正データ
記録時刻情報(MOD_REC_TM)を特定して表示する手段と、
該表示結果を用いて前記記録媒体に記録されているデー
タを選択する手段と、該選択結果を用いて前記記録媒体
に記録されているデータを読み出して再生する手段を備
える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図示によ
り説明する。
【0022】図1に、本発明の記録媒体の実施例の構成
図を示す。同図において記録媒体(1)は、記録媒体全体
の論理構造を示すボリューム構造(2)と、該ボリューム
構造(2)により管理されるデータ記録スペースである論
理ボリューム空間(3)から成るのが一般的である。論理
ボリューム空間(3)は、主にデータをファイルとして記
録する領域であり、ルートディレクトリROOT(4)の下に
サブディレクトリDIR(5)を設け、さらにその下にファイ
ルを記録するか、あるいはルートディレクトリROOT(4)
の直下に該ファイルを記録するのが一般的である。記録
媒体(1)として、DVD(Digital Versatile Disc)のような
光ディスク、MO(Magneto-Optical)のような光磁気ディ
スク、HDD(Hard Disc Drive)のような磁気ディスクな
ど、一般的な記録媒体を用いることができる。また、ボ
リューム構造(2)、論理ボリューム空間(3)、ルートディ
レクトリROOT(4)、サブディレクトリDIR(5)、ファイル
管理方法などについては、ISO/IEC13346規格などに記載
の従来のファイルシステム技術を用いて実施できるため
図示や説明は省略し、以下、具体的なファイルの種類お
よびファイル内のデータ構造について説明する。
【0023】まず、前述した動画データ、静止画デー
タ、音声データなどのN個(ただし、Nは1以上の整数)の
データ(7)を、ひとつのデータファイル(6)にまとめて記
録する。
【0024】これは、ファイル管理を容易にするために
一般的に用いられる手法である。この際、前記特開2000
-113641号に記載の技術と同様に、データ記録時刻情報D
T_REC_TM(8)を各データ(7)の先頭などに付加して記録し
た場合に、後述する本発明の効果が顕著になる。なお、
データ記録時刻情報DT_REC_TM(8)を記録する場合と記録
しない場合の両方に対して互換性を持たせるなどの目的
で統一的な管理情報ファイル(9)を用いることもできる
ため、データ記録時刻情報DT_REC_TM(8)は本発明を実施
するうえでの必須用件ではなく、オプションの扱いでよ
い。データ記録時刻情報DT_REC_TM(8)の詳細なデータ構
造については後述することとし、以下、本発明の特徴で
ある管理情報ファイル(9)のデータ構造について、以下
説明する。
【0025】管理情報ファイル(9)は、前記データ(7)を
まとめて管理するための情報が記録されたファイルであ
り、統括管理情報VMGI(10)と、データ管理情報VOB_GI(1
1)から成る。
【0026】統括管理情報VMGI(10)は、前記N個すべて
のデータに共通した項目をまとめて管理するための情報
であり、本発明の特徴であるタイムゾーン情報TM_ZONE
(12)を含む。タイムゾーン情報TM_ZONE(12)は、データ
を記録した地域の標準時間を示すものであり、例えば世
界標準時間(グリニッジ標準時間)との時差を分単位の正
負値(例えば2バイト)で表すことなどが考えられる。統
括管理情報VMGI(10)には、タイムゾーン情報TM_ZONE(1
2)の他にも、管理情報ファイル(9)で用いられているデ
ータ管理方式を示すための識別子や、バージョン情報、
後述するデータ管理情報VOB_GI(11)へのポインタ情報、
管理情報ファイル(9)のサイズ情報などを保持してもよ
いが、本発明の主旨とは直接関係ないので、図示や説明
は省略する。データ管理情報VOB_GI(11)は、データ(7)
を個々に管理するための情報であり、本発明の特徴であ
るデータ記録時刻情報REC_TM(13)とタイムゾーン補助情
報TM_ZONE_SUB(14)から成る。ここで、データ(7)とデー
タ管理情報VOB_GI(11)を一対一に対応させて管理する場
合と、前記特開2000-134565号に記載の技術のように、
複数のデータ(7)をまとめたデータグループに対してひ
とつのデータ管理情報VOB_GI(11)を設ける場合があるた
め、データ管理情報VOB_GI(11)の個数(M)は、1以上、デ
ータ(7)の個数(N)以下となる。また、同図中の#iは、i
番目(ただしiは整数)の要素であることを示し、他の図
でも同様である。なお、データ管理情報VOB_GI(11)に
は、データ記録時刻情報REC_TM(13)とタイムゾーン補助
情報TM_ZONE_SUB(14)の他にも、このデータ管理情報VOB
_GI(11)によって管理されるデータ(7)の個数、個々のデ
ータにアクセスするためのポインタ情報やデータサイズ
情報、データの再生時間長情報、データに付随するタイ
トルを表すテキスト情報、データ(7)が画像や音声の場
合には符号化方式、解像度、サンプリング周波数等のデ
ータ属性情報などを保持してもよいが、本発明の主旨と
は直接関係ないので、図示や説明は省略する。
【0027】データ記録時刻情報DT_REC_TM(8)とREC_TM
(13)は、前記データ管理情報VOB_GI(11)と対応するデー
タ(7)が記録媒体(1)に記録された時刻を、前記タイムゾ
ーン情報TM_ZONE(12)が示す標準時間に基づいて表現し
たものであり、例えば年(14ビット)、月(4ビット)、日
(5ビット)、時(5ビット)、分(6ビット)、秒(6ビット)の
合計40ビット(= 5バイト)のデータで表すことができ
る。また、前記特開2000-134565号に記載の技術のよう
に、複数のデータ(7)をまとめたデータグループに対し
てひとつのデータ管理情報VOB_GI(11)を設けた場合に
は、データ記録時刻情報REC_TM(13)として、前記データ
グループ中の最初に記録されたデータの時刻情報F_REC_
TM(例えば5バイト)と最後に記録されたデータの記録時
刻L_REC_TM(例えば5バイト)の両方(例えば合計10バイ
ト)を格納してもよい。
【0028】タイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(14)に
ついては、図2および図3を用いて説明する。
【0029】図2に、タイムゾーン補助情報TM_ZONE_SU
B(14)として、データ記録時のタイムゾーン情報REC_TM_
ZONE(15)を設定した場合の動作図を示す。データ(7)を
記録媒体(1)に記録する際に、統括管理情報VMGI(10)に
設定されているタイムゾーン情報TM_ZONE(12)を取得
し、これと同じ値をデータ記録時のタイムゾーン情報RE
C_TM_ZONE(15)として、タイムゾーン補助情報TM_ZONE_S
UB(14)に設定する。以後、統括管理情報VMGI(10)内のタ
イムゾーン情報TM_ZONE(12)を変更した際には、データ
管理情報VOB_GI(11)の中のデータ記録時刻情報REC_TM(1
3)の変更だけを行なうものとし、タイムゾーン補助情報
TM_ZONE_SUB(14)とデータファイル(6)の中のデータ記録
時刻情報DT_REC_TM(8)の変更は行なわない。これによ
り、大きなサイズのデータファイル(6)をすべて読出し
てデータ記録時刻DT_REC_TM(8)を時差補正して再書込み
する必要がなくなるため処理が高速化されるとともに、
データ記録時刻情報DT_REC_TM(8)に(TM_ZONE(12)の値−
TM_ZONE_SUB(14)の値)を加えれば、データ記録時刻情報
REC_TM(13)と一致するはずであり、データファイル(6)
内の情報と管理情報ファイル(9)内の情報との間で不整
合は生じない。また、タイムゾーン情報TM_ZONE(12)変
更後でも、データを記録した時の現地標準時間はタイム
ゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(14)に記録されているた
め、時差補正後のデータ記録時刻情報REC_TM(8)に(TM_Z
ONE_SUB(14)の値−TM_ZONE(12)の値)を加えれば、デー
タ記録したときの現地時刻を再現できる。
【0030】図3に、タイムゾーン補助情報TM_ZONE_SU
B(14)として、データ記録時のタイムゾーン差分情報TM_
ZONE_DIF(16)を設定した場合の動作図を示す。タイムゾ
ーン差分情報TM_ZONE_DIF(16)とは、前述したデータ記
録時のタイムゾーン情報REC_TM_ZONE(15)と統括管理情
報VMGI(10)に設定されているタイムゾーン情報TM_ZONE
(12)との差分値(すなわち、REC_TM_ZONE(15)の値−TM_Z
ONE(12)の値)である。
【0031】図2の場合の動作とは異なり、統括管理情
報VMGI(10)内のタイムゾーン情報TM_ZONE(12)を変更し
た際には、データ管理情報VOB_GI(11)の中のデータ記録
時刻情報REC_TM(13)の変更とタイムゾーン差分情報TM_Z
ONE_DIF(16)の変更を同時に行う。これにより、前記と
同様に、大きなサイズのデータファイル(6)をすべて読
出してデータ記録時刻DT_REC_TM(8)を時差補正して再書
込みする必要がなくなるため処理が高速化されるととも
に、データ記録時刻情報DT_REC_TM(8)にTM_ZONE_SUB(1
4)の値を加えれば、データ記録時刻情報REC_TM(13)と一
致するはずであり、データファイル(6)内の情報と管理
情報ファイル(9)内の情報との間で不整合は生じない。
また、タイムゾーン情報TM_ZONE(12)変更後でも、時差
補正後のデータ記録時刻情報REC_TM(8)からTM_ZONE_SUB
(14)の値を減じれば、データ記録したときの現地時刻を
再現できる。この手法では、タイムゾーン情報TM_ZONE
(12)を変更するまでは、タイムゾーン差分情報TM_ZONE_
DIF(16)は0のままでよいという特徴がある。
【0032】図4に、前記データ管理情報VOB_GI(11)の
変形例を示す。同図において、データ管理情報VOB_GI(1
1)は、前述のデータ記録時刻情報REC_TM(13)とタイムゾ
ーン補助情報TM_ZONE_SUB(14)に加えて、タイムゾーン
補助情報フラグTM_ZONE_SUB_FLAG(17)を保持する。この
フラグは、例えばタイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(1
4)を格納する領域として、既にリザーブされているデー
タ領域を使用する場合に、このデータ領域に格納されて
いる値がタイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(14)として
有効か否かを示すためのフラグとして機能する。このと
きデータ領域(例えば2バイト)がリザーブ状態の場合の
値は必ず0とするように規定しておき、該データ領域の
最上位ビットをタイムゾーン補助情報フラグTM_ZONE_SU
B_FLAG(17)に割当て、残りの15ビットをタイムゾーン補
助情報TM_ZONE_SUB(14)に割当てることにより、タイム
ゾーン補助情報フラグTM_ZONE_SUB_FLAG(17)が1の場合
だけ選択的にタイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(14)を
時差補正に用いることができるようになる。
【0033】図5に、本発明の記録装置(18)の実施例の
構成図を示す。該記録装置(18)は、データおよび管理情
報を新たに記録媒体に記録する機能を有する装置の一例
である。まず、データ書込み手段(200)により記録媒体
(1)にデータファイル(6)を書き込む。これとともに、タ
イムゾーン情報TM_ZONE特定手段(19)により記録時のタ
イムゾーン情報(12)を特定して、統括管理情報VMGI設定
手段(20)により統括管理情報VMGI(10)に値を設定し、記
録媒体(1)の管理情報ファイル(9)に書き込む。また、デ
ータ記録時刻情報REC_TM特定手段(21)によりデータ記録
時刻情報REC_TM(13)を特定するとともに、タイムゾーン
補助情報TM_ZONE_SUB特定手段(22)によりタイムゾーン
補助情報TM_ZONE_SUB(14)を特定したのち、データ管理
情報VOB_GI設定手段(23)によりデータ管理情報VOB_GI(1
1)に値を設定し、記録媒体(1)の管理情報ファイル(9)に
書き込む。ここで、タイムゾーン情報TM_ZONE特定手段
(19)は、例えば記録装置(18)に複数のタイムゾーン情報
(例えば2バイト値)の中からひとつを選択するスイッチ
やメニュー画面などを備えることにより実現できる。デ
ータ記録時刻情報REC_TM特定手段(21)は、例えば秒単位
で進むタイマー(時計)を用いてREC_TM値(例えば5バイト
値)を発生させることにより実現できる。タイムゾーン
補助情報TM_ZONE_SUB特定手段(22)は、前記図2で示した
手法の場合には前記タイムゾーン情報TM_ZONE特定手段
(19)からの出力を用い、前記図3で示した手法の場合に
は0を出力するすることにより実現できる。記録媒体(1)
に情報を書き込む手段(200)(20)(23)の構成については
後述する。
【0034】図6に、本発明の他の記録装置(24)の実施
例の構成図を示す。該記録装置(24)は、既に記録済みの
管理情報を保持(キャッシュ)していることを想定してお
り、前記図3に示した手法に基づいた管理情報中のタイ
ムゾーン情報を変更する機能を有する装置の一例であ
る。データ書込み手段(200)により記録媒体(1)にデータ
ファイル(6)を書き込む部分については、前記図5に示し
た構成と同一である。また、新しいタイムゾーン情報TM
_ZONE_1を特定する手段(25)を備え、タイムゾーン情報T
M_ZONE変更手段(26)を用いて、統括管理情報VMGI設定手
段(28)に保持されていた古いタイムゾーン情報TM_ZONE_
0を読出して新しいタイムゾーン情報TM_ZONE_1に変更
し、記録媒体(1)の管理情報ファイル(9)に書き込む。こ
れとともに、差分値計算手段(27)により、変更前後のタ
イムゾーン情報TM_ZONEの差分値DELTA_TM_ZONE(すなわ
ちTM_ZONE_1−TM_ZONE_0)を計算し、データ記録時刻情
報REC_TM変更手段(29-1~29-M)とタイムゾーン補助情報T
M_ZONE_SUB変更手段(30-1~30-M)に入力する。ここで整
数値Mは、データ管理情報VOB_GIの個数を意味する。デ
ータ記録時刻情報REC_TM変更手段(29-1~29-M)では、デ
ータ管理情報VOB_GI設定手段(31-1~31-M)に保持されて
いた古いデータ記録時刻情報REC_TM_0を読出して前記差
分値DELTA_TM_ZONEを加え、新しいデータ記録時刻情報R
EC_TM_1としてデータ管理情報VOB_GIに再設定する。ま
た、タイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB変更手段(30-1~3
0-M)では、データ管理情報VOB_GI設定手段(31-1~31-M)
に保持されていた古いタイムゾーン補助情報TM_ZONE_SU
B_0を読出して前記差分値DELTA_TM_ZONEを加え、新しい
タイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB_1としてデータ管理
情報VOB_GIに再設定する。その後、データ管理情報VOB_
GI設定手段(31)では、データ管理情報VOB_GI(11-1~11-
M)を記録媒体(1)の管理情報ファイル(9)に書き込む。こ
こで、新しいタイムゾーン情報TM_ZONE_1を特定する手
段(25)は、例えば記録装置(24)に複数のタイムゾーン情
報(例えば2バイト値)の中からひとつを選択するスイッ
チやメニュー画面などを備えることにより実現できる。
記録媒体(1)に情報を書き込む手段(200)(28)(31-1~31-
M)の構成については後述する。また、前記差分値DELTA_
TM_ZONEを求める際に、TM_ZONE_0−TM_ZONE_1とし、他
の式中の符号を正負逆転させて加算と減算を入替えても
動作することは自明であり、他の図についても同様であ
る。
【0035】図7に、本発明の他の記録装置(201)の実
施例の構成図を示す。該記録装置(201)は、既に記録済
みの管理情報を保持(キャッシュ)していることを想定し
ており、前記図2に示した手法に基づいた管理情報中の
タイムゾーン情報を変更する機能を有する装置の一例で
ある。データ書込み手段(200)により記録媒体(1)にデー
タファイル(6)を書き込む部分については、前記図5に示
した構成と同一である。また、新しいタイムゾーン情報
TM_ZONE_1を特定する手段(25)を備え、タイムゾーン情
報TM_ZONE変更手段(26)を用いて、統括管理情報VMGI設
定手段(28)に保持されていた古いタイムゾーン情報TM_Z
ONE_0を読出して新しいタイムゾーン情報TM_ZONE_1に変
更し、記録媒体(1)の管理情報ファイル(9)に書き込む。
これとともに、差分値計算手段(27)により、変更前後の
タイムゾーン情報TM_ZONEの差分値DELTA_TM_ZONE(すな
わちTM_ZONE_1−TM_ZONE0)を計算し、データ記録時刻情
報REC_TM変更手段(29-1~29-M)に入力する。ここで整数
値Mは、データ管理情報VOB_GIの個数を意味する。デー
タ記録時刻情報REC_TM変更手段(29-1~29-M)では、デー
タ管理情報VOB_GI設定手段(31-1~31-M)に保持されてい
た古いデータ記録時刻情報REC_TM_0を読出して前記差分
値DELTA_TM_ZONEを加え、新しいデータ記録時刻情報REC
_TM_1としてデータ管理情報VOB_GIに再設定する。その
後、データ管理情報VOB_GI設定手段(31)では、データ管
理情報VOB_GI(11-1~11-M)を記録媒体(1)の管理情報ファ
イル(9)に書き込む。ここで、新しいタイムゾーン情報T
M_ZONE_1を特定する手段(25)は、例えば記録装置(24)に
複数のタイムゾーン情報(例えば2バイト値)の中からひ
とつを選択するスイッチやメニュー画面などを備えるこ
とにより実現できる。記録媒体(1)に情報を書き込む手
段(200)(28)(31-1~31-M)の構成については後述する。
【0036】図8に、本発明の他の記録装置(32)の実施
例の構成図を示す。該記録装置(32)は、既に記録済みの
管理情報の中に格納されているタイムゾーン情報TM_
ZONE(12)を変更することなく、該タイムゾーン
と時差がある地域でデータを記録する際のデータ記録時
刻情報REC_TM(13)を特定する機能を有する装
置の一例である。データ書込み手段(200)により記録媒
体(1)にデータファイル(6)を書き込む部分については、
前記図5に示した構成と同一である。これとともに、デ
ータを記録する際(以下、現在)のタイムゾーン情報CUR_
TM_ZONEを特定する手段(33)と、記録媒体(1)に記録され
ている管理情報ファイル(9)の中の統括管理情報VMGI(1
0)からタイムゾーン情報TM_ZONEを読み出す手段(34)
と、現在の時刻CUR_TMを特定する手段(35)を備え、これ
らの出力結果を元にしてデータ記録時刻情報REC_TM特定
手段(36)によりデータ記録時刻情報REC_TM(13)を特定
し、データ管理情報VOB_GI設定手段(37)によりデータ記
録時刻情報REC_TM(13)をデータ管理情報VOB_GI(11)に設
定したのち、記録媒体(1)の管理情報ファイル(9)に書き
込む。ここで、現在タイムゾーン情報CUR_TM_ZONE特定
手段(33)は、例えば記録装置(32)に複数のタイムゾーン
情報(例えば2バイト値)の中からひとつを選択するスイ
ッチやメニュー画面などを備えることにより実現でき
る。現在時刻CUR_TM特定手段(35)は、例えば秒単位で進
むタイマー(時計)を用いてCUR_TM値(例えば5バイト値)
を発生させることにより実現できる。データ記録時刻情
報REC_TM特定手段(36)は、(REC_TM値=CUR_TM値+TM_ZO
NE値−CUR_TM_ZONE値)の演算を行なう手段であり、一般
的な加算減算手段により実現できる。記録媒体(1)に情
報を書き込む手段(200)(37)、および記録媒体(1)から情
報を読み出す手段(34)の構成については後述する。
【0037】前記図8に示した記録装置(32)の動作につ
いて、具体的な例を挙げて説明する。例えば、記録媒体
(1)中のタイムゾーン情報TM_ZONE(12)が日本標準時間
(世界標準時間+9時間)を示している状況で、日本とは時
差が1時間の台湾に移動した場合を想定する。このと
き、現在タイムゾーン情報CUR_TM_ZONEは、台湾標準時
間(世界標準時間+8時間)に設定する。仮に、台湾時間の
午後3時(すなわち、現在時刻CUR_TM=15)にデータを記録
した場合、データ記録時刻情報REC_TMは前記演算式に基
づき、REC_TM値=CUR_TM値+TM_ZONE値−CUR_TM_ZONE値
=15+9−8=16(すなわち日本時間の午後4時)として記
録媒体(1)に記録することにより、ユーザは現地での現
在時刻を意識して記録しても、記録媒体(1)にはタイム
ゾーン情報TM_ZONE(12)と整合したデータ記録時刻情報R
EC_TM(13)を書き込むことができる。
【0038】図9に、本発明の再生装置における選択メ
ニュー画面(38)の動作の一例を示す。該選択メニュー画
面(38)は、再生装置に付随した専用の表示端末や、テレ
ビジョン、パーソナルコンピュータ(以下、PC)のモニタ
などに表示されるメニュー画面を示しており、ユーザの
入力に従って選択カーソル(43)が動いて、複数のタイト
ル(39)の中から再生したいタイトルを選択し、再生装置
に再生指示を出すことができる。ここで、タイトルの表
示については、前述したデータ管理情報VOB_GI(11)にタ
イトルを表すテキスト情報などを記録しておき、それを
読み出して表示する一般的な手法により実現できるため
図示や説明などは省略し、以下、本発明における特徴に
ついて説明する。
【0039】前記図9において、選択メニュー画面(38)
に、タイトル(39)とともにデータ記録時刻を表示し、ユ
ーザにとってデータ内容を想起しやすい表示とするのが
望ましい。このとき、データ記録時刻はユーザがデータ
を記録した際の現地での時刻(40)が望ましく、当然なが
ら撮影した地域ごとに時差を含むことが考えられる。前
記図1に示した管理情報ファイル(9)の内容を用い、タイ
ムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(14)として前記図2あるい
は前記図3に示した情報を設定すれば、現地でのデータ
記録時刻(40)を再現できることは前述したとおりであ
る。なお、必要に応じて、変更ボタン(41)を画面上に表
示するか再生装置に備えることにより、記録媒体(1)に
記録されているデータ記録時刻情報(13)と現地時刻(40)
とを切替えて表示することも可能である。また、該デー
タ記録時刻情報(13)と現地時刻(40)との差(すなわち時
差)から撮影場所(42)を特定して表示することは、時差
と場所との対応表を固体メモリなどで用意することによ
り、容易に実現可能である。このとき、時差の基準とな
る代表的な都市名(44)を、記録媒体(1)に記録されたタ
イムゾーン情報TM_ZONE(12)から特定して表示してもよ
い。
【0040】図10に、本発明の再生装置(45)の実施例
の構成図を示す。該再生装置(45)は、前記図2に示した
手法に基づいた管理情報を用いて、前記図9に示した現
地時刻(40)を特定して表示する機能を有する装置の一例
である。まず、記録媒体(1)に記録されている管理情報
ファイル(9)の中の統括管理情報VMGI(10)から、タイム
ゾーン情報TM_ZONE読出し手段(48)を用いてタイムゾー
ン情報TM_ZONE(12)を読み出し、後述する補正データ記
録時刻情報MOD_REC_TM特定手段(51-1~51-M)に入力す
る。一方、記録媒体(1)に記録されている管理情報ファ
イル(9)の中のデータ管理情報VOB_GI(11-1~11-M)から、
データ記録時刻情報REC_TM読出し手段(49-1~49-M)を用
いてデータ記録時刻情報REC_TM (13-1~13-M)を読出すと
ともに、タイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB読出し手段
(50-1~50-M)を用いてタイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB
(14-1~14-M)を読出し、補正データ記録時刻情報MOD_REC
_TM特定手段(51-1~51-M)に入力する。補正データ記録時
刻情報MOD_REC_TM特定手段(51-1~51-M)では、(MOD_REC_
TM値=REC_TM値+TM_ZONE_SUB値−TM_ZONE値)の演算を
行なって、補正データ記録時刻情報MOD_REC_TMを得る。
表示手段(52)では、該補正データ記録時刻情報MOD_REC_
TMを現地時刻(40)として表示するとともに、選択手段(5
3)にて選択カーソル(43)の表示と選択結果取得を行な
い、その選択結果に基づいてデータ読出し手段(46)によ
り記録媒体(1)からデータファイル(6)を選択的に読出
し、再生手段(47)を用いて画像や音声などを再生し出力
する。記録媒体(1)から情報を読み出す手段(46)(48)(49
-1~49-M)(50-1~50-M)および再生手段(47)の構成につい
ては後述する。
【0041】図11に、本発明の再生装置(202)の実施
例の構成図を示す。該再生装置(202)は、前記図3に示
した手法に基づいた管理情報を用いて、前記図9に示し
た現地時刻(40)を特定して表示する機能を有する装置の
一例である。まず、記録媒体(1)に記録されている管理
情報ファイル(9)の中のデータ管理情報VOB_GI(11-1~11-
M)から、データ記録時刻情報REC_TM読出し手段(49-1~49
-M)を用いてデータ記録時刻情報REC_TM (13-1~13-M)を
読出すとともに、タイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB読
出し手段(50-1~50-M)を用いてタイムゾーン補助情報TM_
ZONE_SUB(14-1~14-M)を読出し、補正データ記録時刻情
報MOD_REC_TM特定手段(51-1~51-M)に入力する。補正デ
ータ記録時刻情報MOD_REC_TM特定手段(51-1~51-M)で
は、(MOD_REC_TM値=REC_TM値+TM_ZONE_SUB値)の演算
を行なって、補正データ記録時刻情報MOD_REC_TMを得
る。表示手段(52)では、該補正データ記録時刻情報MOD_
REC_TMを現地時刻(40)として表示するとともに、選択手
段(53)にて選択カーソル(43)の表示と選択結果取得を行
ない、その選択結果に基づいてデータ読出し手段(46)に
より記録媒体(1)からデータファイル(6)を選択的に読出
し、再生手段(47)を用いて画像や音声などを再生し出力
する。記録媒体(1)から情報を読み出す手段(46)(48)(49
-1~49-M)(50-1~50-M)および再生手段(47)の構成につい
ては後述する。
【0042】図12に、本発明の再生装置(54)の実施例
の構成図を示す。該再生装置(54)は、記録媒体(1)の中
に記録されているデータ記録情報REC_TM(13)を、装置内
に設定された現在タイムゾーン情報CUR_TM_ZONEで時差
補正して表示する機能を有する装置の一例である。ま
ず、現在タイムゾーン情報CUR_TM_ZONE特定手段(55)に
より現在タイムゾーン情報CUR_TM_ZONEを特定し、後述
する補正データ記録時刻情報MOD_REC_TM特定手段(57-1~
57-M)に入力する。ここで、現在タイムゾーン情報CUR_T
M_ZONE特定手段(55)は、例えば再生装置(54)に複数のタ
イムゾーン情報(例えば2バイト値)の中からひとつを選
択するスイッチやメニュー画面などを備えることにより
実現できる。一方、記録媒体(1)に記録されている管理
情報ファイル(9)の中の統括管理情報VMGI(10)から、タ
イムゾーン情報TM_ZONE読出し手段(56)を用いてタイム
ゾーン情報TM_ZONE(12)を読み出し、後述する補正デー
タ記録時刻情報MOD_REC_TM特定手段(57-1~57-M)に入力
する。また、記録媒体(1)に記録されている管理情報フ
ァイル(9)の中のデータ管理情報VOB_GI(11-1~11-M)か
ら、データ記録時刻情報REC_TM読出し手段(49-1~49-M)
を用いてデータ記録時刻情報REC_TM (13-1~13-M)を読出
し、補正データ記録時刻情報MOD_REC_TM特定手段(57-1~
57-M)に入力する。補正データ記録時刻情報MOD_REC_TM
特定手段(57-1~57-M)では、(MOD_REC_TM値=REC_TM値+
CUR_TM_ZONE値−TM_ZONE値)の演算を行なって、補正デ
ータ記録時刻情報MOD_REC_TMを得る。表示手段(52)で
は、該補正データ記録時刻情報MOD_REC_TMを現地時刻(4
0)として表示するとともに、選択手段(53)にて選択カー
ソル(43)の表示と選択結果取得を行ない、その選択結果
に基づいてデータ読出し手段(46)により記録媒体(1)か
らデータファイル(6)を選択的に読出し、再生手段(47)
を用いて画像や音声などを再生し出力する。記録媒体
(1)から情報を読み出す手段(46)(56)(49-1~49-M)および
再生手段(47)の構成については後述する。
【0043】図13および図14に、本発明の記録再生
装置の実施例の構成図を示す。該記録再生装置は、専用
ハードウェアとして構成してもよいし、パーソナルコン
ピュータなどの汎用的なハードウェアを後述する制御手
順(以下、プログラム)によって制御するように構成して
もよい。どちらの場合も、制御部(58)は、プログラムが
格納されるメモリ(66)に基づいて動作する。なお、プロ
グラムが格納されるメモリ(66)は、後述する管理情報が
記録されるメモリ(67)と同一の記録媒体を用いてもよい
し、メモリ(66)を再生専用メモリ(ROM)やフラッシュメ
モリなどのデータ書換えを頻繁に行なうのに適さない記
録媒体とし、メモリ(67)をDRAM(Dynamic Random Access
Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)などの
データ書換えを頻繁に行なうのに適した記録媒体とする
など、両者を別々に構成してもよい。プログラムが格納
されるメモリ(66)の内容(プログラム)は、装置出荷前に
装置メーカが予め設定してもよいし、図14に示すよう
に、装置動作前にプログラムを格納した別の記録媒体
(コンピュータ読み取り可能な記録媒体)から読み込むよ
うに構成してもよい。
【0044】図14に、コンピュータにより記録再生装
置を構成した場合の一例を示す。同図において、記録再
生装置は、コンピュータ本体(70)、画像を表示するモニ
タ(68)、音声を出力するスピーカ(69)、ユーザからの動
作指示を入力するマウス(71)とキーボード(72)、記録媒
体(1)へのデータ記録および再生を行なうドライブ(73)
から成る。記録媒体(1)には、前記コンピュータ(70)を
制御するプログラムを格納しておき、記録再生装置とし
て動作させる前にドライブ(73)を介してコンピュータ内
のメモリ(66)に読込む動作(インストール)を行なえばよ
い。なお、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(1)
を、前記DVD-RAM、MO、フレキシブルディスクなどの書
換え可能な記録媒体として、前記画像や音声などのデー
タと同一媒体上に混在して記録してもよいし、CD-ROMや
DVD-ROMなどの再生専用ディスクとしてもよい。
【0045】図14に、コンピュータにより記録再生装
置を構成した場合の一例を示す。同図において、記録再
生装置は、コンピュータ本体(70)、画像を表示するモニ
タ(68)、音声を出力するスピーカ(69)、ユーザからの動
作指示を入力するマウス(71)とキーボード(72)、記録媒
体(1)へのデータ記録および再生を行なうドライブ(73)
から成る。記録媒体(1)には、前記コンピュータ(70)を
制御するプログラムを格納しておき、記録再生装置とし
て動作させる前にドライブ(73)を介してコンピュータ内
のメモリ(66)に読込む動作(インストール)を行なえばよ
い。なお、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(1)
を、前記DVD-RAM、MO、フロッピー(登録商標)ディス
クなどの書換え可能な記録媒体として、前記画像や音声
などのデータと同一媒体上に混在して記録してもよい
し、CD-ROMやDVD-ROMなどの再生専用ディスクとしても
よい。
【0046】前述した図5乃至12に記載した記録装
置、再生装置、選択メニュー画面は、前記図13および
図14に記載の記録再生装置の構成に置き換えて実施す
ることも可能である。また、前述した記録媒体(1)に情
報を書き込む手段(200)(20)(23)(28)(31-1~31-M)(37)、
および記録媒体(1)から情報を読み出す手段(34)(46)(4
8)(49-1~49-M)(50-1~50-M)(56)(49-1~49-M)は、前記図
13および図14に記載のドライブ(63)(73)に対応し、
前述した再生手段(47)は前記図13に記載のデコーダ(6
4)に対応する。
【0047】以下、図13に示した制御部(58)の動作
(すなわち、プログラムの内容)を中心に、本発明の記録
方法と再生方法について説明する。なお、後述する管理
情報の名称および構造は、前記図1に示したものと同一
である。
【0048】図15に、本発明で用いる記録方法の一例
として、前記図5に示した記録装置の動作をプログラム
により実現する方法を示す。同図において、ステップ(7
4)から記録動作を開始し、ステップ(75)にて、前記図1
3を用いて動作説明したように画像や音声などのデータ
を記録媒体に記録する。続いて、ステップ(76)にてタイ
ムゾーン情報TM_ZONE(12)を特定したのち、ステップ(7
7)にて該タイムゾーン情報TM_ZONE(12)を統括管理情報V
MGI(10)に設定し、ステップ(78)にて該統括管理情報VMG
I(10)を記録媒体(1)に記録する。一方、ステップ(79)に
てデータ記録時刻情報REC_TM(13)を特定し、ステップ(8
0)にて該データ記録時刻情報REC_TM(13)をデータ管理情
報VOB_GI(11)に設定する。また、ステップ(81)にてタイ
ムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(14)を特定し、該タイム
ゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(14)をデータ管理情報VOB_G
I(11)に設定する。最後に、ステップ(83)にてデータ管
理情報VOB_GI(11)を記録媒体(1)に記録し、ステップ(8
4)にて記録を終了する。ここで、ステップ(76)でのタイ
ムゾーン情報TM_ZONE(12)の特定は、例えば複数のタイ
ムゾーン情報(例えば2バイト値)の中からひとつを選択
してメモリに格納することなどにより実現できる。ステ
ップ(79)でのデータ記録時刻情報REC_TM(13)の特定は、
例えば秒単位で進むタイマー(時計)を用いてREC_TM値
(例えば5バイト値)を発生させることにより実現でき
る。ステップ(81)でのタイムゾーン補助情報TM_ZONE_SU
B(14)の特定は、前記図2で示した手法の場合には前記タ
イムゾーン情報TM_ZONE(12)の値をそのまま出力し、前
記図3で示した手法の場合には0を出力するすることによ
り実現できる。
【0049】図16に、本発明で用いる記録方法の一例
として、前記図6に示した記録装置の動作をプログラム
により実現する方法を示す。同図において、ステップ(8
5)から記録動作を開始し、ステップ(86)にて、前記図1
3を用いて動作説明したように画像や音声などのデータ
を記録媒体に記録する。続いて、ステップ(87)にて新し
いタイムゾーン情報TM_ZONE_1を特定したのち、ステッ
プ(88)にて統括管理情報VMGI(10)に既に設定されている
タイムゾーン情報TM_ZONE(12)の値(TM_ZONE_0)を前記新
しい値(TM_ZONE_1)に変更して、前記統括管理情報VMGI
(10)に再設定する。これと並行して、ステップ(89)にて
タイムゾーン情報TM_ZONE変更前後の差分値DELTA_TM_ZO
NE(すなわちTM_ZONE_1−TM_ZONE_0)を計算する。ステッ
プ(90)では変数iを用意してその値を1に初期化し、ルー
プ処理に入る。ステップ(91)にて、i番目のデータ管理
情報VOB_GI(11)に既に設定されているデータ記録時刻情
報REC_TM(13)の値REC_TM_0に前記差分値DELTA_TM_ZONE
を加算した値REC_TM_1を求め、前記データ管理情報VOB_
GI(11)に再設定する。また、ステップ(92)にて、i番目
のデータ管理情報VOB_GI(11-i)に既に設定されているタ
イムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(14-i)の値TM_ZONE_SUB
_0に前記差分値DELTA_TM_ZONEを加算した値TM_ZONE_SUB
_1を求め、前記データ管理情報VOB_GI(11-i)に再設定す
る。ステップ(93)にて、すべてのデータ管理情報VOB_GI
(11-i)について処理したか否かを判定し、すべて処理し
た場合にはステップ(95)に進み、すべて処理していない
場合にはステップ(94)にて変数iの値に1を加えて、ステ
ップ(91)に進む。最後に、ステップ(95)にてデータ管理
情報VOB_GI(11)を記録媒体(1)に記録し、ステップ(96)
にて記録を終了する。ここで、ステップ(87)での新しい
タイムゾーン情報TM_ZONE_1の特定は、例えば複数のタ
イムゾーン情報(例えば2バイト値)の中からひとつを選
択してメモリに格納することなどにより実現できる。
【0050】図17に、本発明で用いる記録方法の一例
として、前記図7に示した記録装置の動作をプログラム
により実現する方法を示す。同図において、ステップ(8
5)から記録動作を開始し、ステップ(86)にて、前記図1
3を用いて動作説明したように画像や音声などのデータ
を記録媒体に記録する。続いて、ステップ(87)にて新し
いタイムゾーン情報TM_ZONE_1を特定したのち、ステッ
プ(88)にて統括管理情報VMGI(10)に既に設定されている
タイムゾーン情報TM_ZONE(12)の値(TM_ZONE_0)を前記新
しい値(TM_ZONE_1)に変更して、前記統括管理情報VMGI
(10)に再設定する。これと並行して、ステップ(89)にて
タイムゾーン情報TM_ZONE変更前後の差分値DELTA_TM_ZO
NE(すなわちTM_ZONE_1−TM_ZONE_0)を計算する。ステッ
プ(90)では変数iを用意してその値を1に初期化し、ルー
プ処理に入る。ステップ(91)にて、i番目のデータ管理
情報VOB_GI(11-i)に既に設定されているデータ記録時刻
情報REC_TM(13-i)の値REC_TM_0に前記差分値DELTA_TM_Z
ONEを加算した値REC_TM_1を求め、前記データ管理情報V
OB_GI(11-i)に再設定する。ステップ(93)にて、すべて
のデータ管理情報VOB_GI(11-i)について処理したか否か
を判定し、すべて処理した場合にはステップ(95)に進
み、すべて処理していない場合にはステップ(94)にて変
数iの値に1を加えて、ステップ(91)に進む。最後に、ス
テップ(95)にてデータ管理情報VOB_GI(11)を記録媒体
(1)に記録し、ステップ(96)にて記録を終了する。ここ
で、ステップ(87)での新しいタイムゾーン情報TM_ZONE_
1の特定は、例えば複数のタイムゾーン情報(例えば2バ
イト値)の中からひとつを選択してメモリに格納するこ
となどにより実現できる。
【0051】図18に、本発明で用いる記録方法の一例
として、前記図8に示した記録装置の動作をプログラム
により実現する方法を示す。同図において、ステップ(9
7)から記録動作を開始し、ステップ(98)にて、前記図1
3を用いて動作説明したように画像や音声などのデータ
を記録媒体に記録する。続いて、ステップ(99)にて現在
タイムゾーン情報CUR_TM_ZONEを特定する。また、ステ
ップ(100)にて、記録媒体(1)に記録されている統括管理
情報VMGI(10)からタイムゾーン情報TM_ZONE(12)を読出
す。また、ステップ(101)にて、現在時刻CUR_TMを特定
する。ステップ(102)にて前記現在時刻CUR_TMと現在タ
イムゾーン情報CUR_TM_ZONEとタイムゾーン情報TM_ZONE
(12)からデータ記録時刻情報REC_TM(13)を特定し、ステ
ップ(103)にて該データ記録時刻情報REC_TM(13)をデー
タ管理情報VOB_GI(11)に設定したのち、ステップ(104)
にて該データ管理情報VOB_GI(11)を記録媒体(1)に記録
して、ステップ(105)にて記録動作を終了する。ここ
で、ステップ(99)での現在タイムゾーン情報CUR_TM_ZON
E特定は、例えば複数のタイムゾーン情報(例えば2バイ
ト値)の中からひとつを選択してメモリに格納すること
などにより実現できる。ステップ(101)での現在時刻CUR
_TMの特定は、例えば秒単位で進むタイマー(時計)を用
いてCUR_TM値(例えば5バイト値)を発生させることによ
り実現できる。ステップ(102)でのデータ記録時刻情報R
EC_TM(13)の特定は、(REC_TM値=CUR_TM値+TM_ZONE値
−CUR_TM_ZONE値)の演算を行なうことにより実現でき
る。
【0052】図19に、本発明で用いる再生方法の一例
として、前記図10に示した再生装置の動作をプログラ
ムにより実現する方法を示す。同図において、ステップ
(106)から記録動作を開始し、ステップ(107)にて記録媒
体(1)に記録されている統括管理情報VMGI(10)からタイ
ムゾーン情報TM_ZONE(12)を読み出す。ステップ(108)で
は変数iを用意してその値を1に初期化し、ループ処理に
入る。ステップ(109)にて、記録媒体(1)に記録されてい
るi番目のデータ管理情報VOB_GI(11-i)からデータ記録
時刻情報REC_TM(13-i)を読み出す。次に、ステップ(11
0)にて、記録媒体(1)に記録されているi番目のデータ管
理情報VOB_GI(11-i)からタイムゾーン補助情報TM_ZONE_
SUB(14-i)を読み出す。続くステップ(111)では、前記タ
イムゾーン情報TM_ZONE(12)と前記データ記録時刻情報R
EC_TM(13-i)と前記タイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB(1
4-i)を用いて(MOD_REC_TM値=REC_TM値+TM_ZONE_SUB値
−TM_ZONE値)の演算を行ない、補正データ記録時刻情報
MOD_REC_TMを特定して、例えば図9に示すような形態で
表示する。ステップ(112)では、すべてのデータ管理情
報VOB_GI(11)について処理したか否かを判定し、すべて
処理した場合にはステップ(114)に進み、すべて処理し
ていない場合にはステップ(113)にて変数iの値に1を加
えて、ステップ(109)に進む。ステップ(114)では、表示
結果を用いて記録媒体(1)に記録されているデータを選
択し、ステップ(115)にて、該選択結果を用いて記録媒
体(1)に記録されているデータを読出して再生し、ステ
ップ(116)にて再生動作を終了する。
【0053】図20に、本発明で用いる再生方法の一例
として、前記図11に示した再生装置の動作をプログラ
ムにより実現する方法を示す。同図において、ステップ
(106)から記録動作を開始し、ステップ(108)にて変数i
を用意してその値を1に初期化し、ループ処理に入る。
ステップ(109)にて、記録媒体(1)に記録されているi番
目のデータ管理情報VOB_GI(11-i)からデータ記録時刻情
報REC_TM(13-i)を読み出す。次に、ステップ(110)に
て、記録媒体(1)に記録されているi番目のデータ管理情
報VOB_GI(11-i)からタイムゾーン補助情報TM_ZONE_SUB
(14-i)を読み出す。
【0054】続くステップ(111)では、前記データ記録
時刻情報REC_TM(13-i)と前記タイムゾーン補助情報TM_Z
ONE_SUB(14-i)を用いて(MOD_REC_TM値=REC_TM値+TM_Z
ONE_SUB値)の演算を行ない、補正データ記録時刻情報MO
D_REC_TMを特定して、例えば前記図9に示すような形態
で表示する。ステップ(112)では、すべてのデータ管理
情報VOB_GI(11)について処理したか否かを判定し、すべ
て処理した場合にはステップ(114)に進み、すべて処理
していない場合にはステップ(113)にて変数iの値に1を
加えて、ステップ(109)に進む。ステップ(114)では、表
示結果を用いて記録媒体(1)に記録されているデータを
選択し、ステップ(115)にて、該選択結果を用いて記録
媒体(1)に記録されているデータを読出して再生し、ス
テップ(116)にて再生動作を終了する。
【0055】図21に、本発明で用いる再生方法の一例
として、前記図12に示した再生装置の動作をプログラ
ムにより実現する方法を示す。同図において、ステップ
(117)から記録動作を開始し、ステップ(118)にて現在タ
イムゾーン情報CUR_TM_ZONEを特定する。続くステップ
(119)では記録媒体(1)に記録されている統括管理情報VM
GI(10)からタイムゾーン情報TM_ZONE(12)を読出し、ス
テップ(120)にて変数iを用意してその値を1に初期化
し、ループ処理に入る。ステップ(121)にて、記録媒体
(1)に記録されているi番目のデータ管理情報VOB_GI(11-
i)からデータ記録時刻情報REC_TM(13-i)を読み出し、続
くステップ(122)では前記現在タイムゾーン情報CUR_TM_
ZONEと前記タイムゾーン情報TM_ZONE(12)と前記データ
記録時刻情報REC_TM(13-i)を用いて(MOD_REC_TM値=REC
_TM値+CUR_TM_ZONE値−TM_ZONE値)の演算を行ない、補
正データ記録時刻情報MOD_REC_TMを特定して、例えば前
記図9に示すような形態で表示する。ステップ(123)で
は、すべてのデータ管理情報VOB_GI(11)について処理し
たか否かを判定し、すべて処理した場合にはステップ(1
25)に進み、すべて処理していない場合にはステップ(12
4)にて変数iの値に1を加えて、ステップ(121)に進む。
ステップ(125)では、表示結果を用いて記録媒体(1)に記
録されているデータを選択し、ステップ(126)にて、該
選択結果を用いて記録媒体(1)に記録されているデータ
を読出して再生し、ステップ(127)にて再生動作を終了
する。
【0056】
【発明の効果】本発明により、記録媒体を世界中に郵送
したり、国境を超えて移動しながら記録装置を使用した
ときに、現地の標準時とディスクのタイムゾーン情報と
の関係をを何らかのかたちで記録媒体に記録することが
できる。
【0057】また、本発明により、タイムゾーンの変更
およびこれに伴うデータ記録時刻情報の時差補正を、管
理情報とストリームデータの間で記録時刻情報に不整合
が生じることなく、短時間の処理で行なうことが可能に
なる。また、タイムゾーンを変更した後でも現地時刻を
再現することが可能になる。またタイムゾーンを変更す
ることなく時差補正を行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体の実施例の構成図である。
【図2】本発明の実施例の動作説明図である。
【図3】本発明の実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の記録媒体の変形例の構成図である。
【図5】本発明の記録装置の実施例の構成図である。
【図6】本発明の記録装置の実施例の構成図である。
【図7】本発明の記録装置の実施例の構成図である。
【図8】本発明の記録装置の実施例の構成図である。
【図9】本発明の再生装置の動作の一例を説明する図で
ある。
【図10】本発明の再生装置の実施例の構成図である。
【図11】本発明の再生装置の実施例の構成図である。
【図12】本発明の再生装置の実施例の構成図である。
【図13】本発明の記録再生装置の実施例の構成図であ
る。
【図14】本発明の記録再生装置の実施例の構成図であ
る。
【図15】本発明で用いる記録方法の一例である。
【図16】本発明で用いる記録方法の一例である。
【図17】本発明で用いる記録方法の一例である。
【図18】本発明で用いる記録方法の一例である。
【図19】本発明で用いる再生方法の一例である。
【図20】本発明で用いる再生方法の一例である。
【図21】本発明で用いる再生方法の一例である。
【符号の説明】
1…記録媒体;2…ボリューム構造;3…論理ボリューム
空間;4…ルートディレクトリ;5…サブディレクトリ;
6…データファイル;7…データ;8…データ記録時刻;9
…管理情報ファイル;10…統括管理情報(VMGI);11…デ
ータ管理情報(VOB_GI);12…タイムゾーン情報(TM_ZON
E);13…データ記録時刻情報(REC_TM);14…タイムゾー
ン補助情報(TM_ZONE_SUB);15…データ記録時のタイム
ゾーン情報(REC_TM_ZONE);16…タイムゾーン差分情報
(TM_ZONE_DIF);17…タイムゾーン補助情報フラグ(TM_Z
ONE_SUB_FLAG);18,24,32,201…記録装置;19…タイム
ゾーン情報(TM_ZONE)特定手段;20,28…統括管理情報(V
MGI)設定手段;21,36…データ記録時刻情報(REC_TM)特
定手段;22…タイムゾーン補助情報(TM_ZONE_SUB)特定
手段;23,31,37…データ管理情報(VOB_GI)設定手段;25
…新しいタイムゾーン情報(TM_ZONE_1)特定手段;26…
タイムゾーン情報(TM_ZONE)変更手段;27…差分値計算
手段;29…データ記録時刻(REC_TM)変更手段;30…タイ
ムゾーン補助情報(TM_ZONE_SUB)変更手段;33,55…現在
タイムゾーン情報(CUR_TM_ZONE)特定手段;34,48,56…
タイムゾーン情報(TM_ZONE)読出し手段;35…現在時刻
(CUR_TM)特定手段;38…選択メニュー画面;39…タイト
ル;40…現地時刻;41…変更ボタン;42…撮影場所;43
…選択カーソル;44…タイムゾーン;45,54,202…再生
装置;46…データ読出し手段;47…再生手段;49…デー
タ記録時刻情報(REC_TM)読出し手段;50…タイムゾーン
補助情報(TM_ZONE_SUB)読出し手段;51,57…補正データ
記録時刻情報(MOD_REC_TM)特定手段;52…表示手段;53
…選択手段;58…制御部;59…操作部;60…入力部;61
…エンコーダ;62…トラックバッファ;63,73…ドライ
ブ;64…デコーダ;65…出力部;66…プログラムが格納
されるメモリ;67…管理情報が格納されるメモリ;68…
モニタ;69…スピーカ;70…コンピュータ;71…マウ
ス;72…キーボード;74~127…ステップ;200…データ
書込み手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−324429(JP,A) 特開 平7−105668(JP,A) 国際公開00/49803(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/12 G11B 27/00 H04N 5/92

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N個(ただし、Nは整数)のデータと、各前
    記データのデータ管理情報と、 N個(ただし、Nは整数)の前記データを管理する統括管
    理情報とを光ディスク記録媒体に記録する記録装置であ
    って、 前記統括管理情報内に、 世界標準時間(グリニッジ標準時間)と所定の場所にお
    ける標準時間との時差を示すタイムゾーン情報(TM_ZON
    E)を記録する手段と、 前記データ管理情報内に、 世界標準時間(グリニッジ標準時間)と前記データが記
    録された場所の標準時間との時差を示すデータ記録時の
    タイムゾーン情報(REC_TM_ZONE)と、 前記データが記録された時刻を前記タイムゾーン情報
    (TM_ZONE)が示す標準時間に基いて表すデータ記録時
    刻情報(REC_TM)とを記録する手段と、 前記データ管理情報内に、前記データ記録時のタイムゾ
    ーン情報(REC_TM_ZONE)が、世界標準時間(グリニッ
    ジ標準時間)と前記データが記録された場所の標準時間
    との時差を特定するか否かを示すフラグを記録する手段
    とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】N個(ただし、Nは整数)のデータを光ディ
    スク記録媒体に記録するステップと、 前記データ各々のデータ管理情報を前記光ディスク記録
    媒体に記録するステップと、 N個(ただし、Nは整数)の前記データを管理する統括管
    理情報を前記光ディスク記録媒体に記録するステップ
    と、 前記統括管理情報管理内に、世界標準時間(グリニッジ
    標準時間)と所定の場所における標準時間の時差を示す
    タイムゾーン情報(TM_ZONE)を記録するステップと、 前記データ管理情報内に、 世界標準時間(グリニッジ標準時間)と前記データが記
    録された場所の標準時間との時差を示すデータ記録時の
    タイムゾーン情報(REC_TM_ZONE)と、 前記データが記録された時刻を前記タイムゾーン情報
    (TM_ZONE)が示す標準時間に基いて表すデータ記録時
    刻情報(REC_TM)とを記録するステップと、 前記データ管理情報内に、前記データ記録時のタイムゾ
    ーン情報(REC_TM_ZONE)が前記データが記録された場
    所の標準時間との時差を特定するか否かを示すフラグを
    記録するステップとを有することを特徴とする記録方法
    を実行するプログラムを記録した記録媒体。
  3. 【請求項3】N個(ただし、Nは整数)のデータと、前記
    データ各々のデータ管理情報と、 N個(ただし、Nは整数)の前記データを管理する統括管
    理情報とが記録された光ディスク記録媒体を再生する再
    生装置であって、 前記統括管理情報が、世界標準時間(グリニッジ標準時
    間)と所定の場所における標準時間との時差を示すタイ
    ムゾーン情報(TM_ZONE)を含み、 前記データ管理情報が、 世界標準時間(グリニッジ標準時間)と前記データが記
    録された場所の標準時間との時差を示すデータ記録時の
    タイムゾーン情報(REC_TM_ZONE)と、 前記データが記録された時刻を前記タイムゾーン情報
    (TM_ZONE)が示す標準時間に基いて表すデータ記録時
    刻情報(REC_TM)と、 前記データ記録時のタイムゾーン情報(REC_TM_ZONE)
    が、前記データが記録された場所の標準時間との時差を
    特定するか否かを示すフラグを含み、 前記データを再生する手段と、 前記データ記録時刻情報(REC_TM)と前記タイムゾーン
    情報(TM_ZONE)と前記データ記録時のタイムゾーン情
    報(REC_TM_ZONE)から前記データが記録された場所の
    記録時の現地時間を特定をする特定手段を有し、 前記特定手段は、前記フラグが、前記データ記録時のタ
    イムゾーン情報(REC_TM_ZONE)が前記データが記録さ
    れた場所の世界標準時間(グリニッジ標準時間)との時
    差を特定していることを示す場合にのみ、 前記データが記録された場所の記録時の現地時間を特定
    することを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】N個(ただし、Nは整数)のデータと、前記
    データ各々の管理情報と、 N個(ただし、Nは整数)の前記データを管理する統括管
    理情報とが記録され、 前記統括管理情報が、世界標準時間(グリニッジ標準時
    間)と前記データが記録された場所の世界標準時間との
    時差を示すタイムゾーン情報(TM_ZONE)を含み、 前記データ管理情報内に、 世界標準時間(グリニッジ標準時間)と前記データが記
    録された場所の標準時間との時差を示すデータ記録時の
    タイムゾーン情報(REC_TM_ZONE)と、 前記データが記録された時刻を前記タイムゾーン情報
    (TM_ZONE)が示す標準時間に基いて表すデータ記録時
    刻情報(REC_TM)と、 前記データ記録時のタイムゾーン情報(REC_TM_ZONE)
    が、前記データが記録された場所の標準時間との時差を
    特定するか否かを示すフラグ(TIME_ZONE_SUB_FLAG)を
    含む記録媒体を再生する再生方法であって、 前記データを再生するステップと、 前記フラグが、前記データ記録時のタイムゾーン情報
    (REC_TM_ZONE)が前記データが記録された場所の世界
    標準時間(グリニッジ標準時間)との時差を特定してい
    ることを示す場合にのみ、 前記データ記録時刻情報(REC_TM)と前記タイムゾーン
    情報(TM_ZONE)と前記データ記録時のタイムゾーン情
    報(REC_TM_ZONE)から前記データが記録された場所の
    現地時間を特定するステップとを有することを特徴とす
    る再生方法を実行するプログラムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】N個(ただし、Nは整数)のデータと、前記
    データ各々の管理情報と、 N個(ただし、Nは整数)の前記データを管理する統括管
    理情報とが記録された光ディスク記録媒体であって、 前記統括管理情報が、世界標準時間(グリニッジ標準時
    間)と所定の場所における標準時間との時差を示すタイ
    ムゾーン情報(TM_ZONE)を含み、 前記データ管理情報が、 世界標準時間(グリニッジ標準時間)と前記データが記
    録された場所の標準時間の時差を示すデータ記録時のタ
    イムゾーン情報(REC_TM_ZONE)と、 前記データが記録された時刻を前記タイムゾーン情報
    (TM_ZONE)が示す標準時間に基いて表すデータ記録時
    刻情報(REC_TM)と、 前記データ記録時のタイムゾーン情報(REC_TM_ZONE)
    が前記データが記録された場所の世界標準時間(グリニ
    ッジ標準時間)との時差を特定するか否かを示すフラグ
    を含み、 前記フラグが、前記データ記録時のタイムゾーン情報
    (REC_TM_ZONE)が前記データが記録された場所の世界
    標準時間(グリニッジ標準時間)との時差を特定してい
    ることを示す場合にのみ、 前記データの再生時に、前記データ記録時刻情報(REC_
    TM)と前記タイムゾーン情報(TM_ZONE)と前記データ
    記録時のタイムゾーン情報(REC_TM_ZONE)とから前記
    データが記録された場所の記録時の現地時間を特定する
    ことを可能とすることを特徴とする光ディスク記録媒
    体。
JP2000355631A 2000-11-17 2000-11-17 光ディスク記録媒体 Expired - Lifetime JP3440933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000355631A JP3440933B2 (ja) 2000-11-17 2000-11-17 光ディスク記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000355631A JP3440933B2 (ja) 2000-11-17 2000-11-17 光ディスク記録媒体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000218709A Division JP3440929B2 (ja) 2000-07-14 2000-07-14 記録装置および記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002032963A JP2002032963A (ja) 2002-01-31
JP3440933B2 true JP3440933B2 (ja) 2003-08-25

Family

ID=18828017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000355631A Expired - Lifetime JP3440933B2 (ja) 2000-11-17 2000-11-17 光ディスク記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3440933B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4739993B2 (ja) * 2006-03-09 2011-08-03 株式会社日立国際電気 画像表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002032963A (ja) 2002-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8184948B2 (en) Recording apparatus optical disk and computer-readable recording medium
JP3440932B2 (ja) 再生装置および記録媒体
JP3440933B2 (ja) 光ディスク記録媒体
JP3440934B2 (ja) 記録装置および記録媒体
JP3440948B2 (ja) 記録装置、再生装置、記録媒体
JP3440949B2 (ja) 再生装置および記録媒体
JP4289001B2 (ja) 記録装置、再生装置、記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3440933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term