JPH0721576A - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents
光ディスクドライブ装置Info
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- JPH0721576A JPH0721576A JP18315093A JP18315093A JPH0721576A JP H0721576 A JPH0721576 A JP H0721576A JP 18315093 A JP18315093 A JP 18315093A JP 18315093 A JP18315093 A JP 18315093A JP H0721576 A JPH0721576 A JP H0721576A
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- objective lens
- optical
- lens
- optical pickup
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】対物レンズのノミナル位置が変位していても、
トラッキング動作を円滑に行うと共に、ジャンプする方
向によらず安定したジャンプや１トラッキングジャンプ
ができ、対物レンズの支持部材の特性が温度によって変
化しても正確に変位量をキャンセルできる光ディスクド
ライブ装置を提供することである。 【構成】本発明の光ディスクドライブ装置は、レンズホ
ールド系にて対物レンズのノミナル位置の変位量を求
め、これを予め記憶しておき、その変位量をキャンセル
させるための駆動量を直接ドライバーに与えるようにし
ているので、トラッキング系、トラックジャンプ系、ス
テップジャンプ系の動作は、その変位量により制限され
ることがなく、円滑な動作が行える。また、温度変化に
よる対物レンズのノミナル位置の変位量も補正できる。
トラッキング動作を円滑に行うと共に、ジャンプする方
向によらず安定したジャンプや１トラッキングジャンプ
ができ、対物レンズの支持部材の特性が温度によって変
化しても正確に変位量をキャンセルできる光ディスクド
ライブ装置を提供することである。 【構成】本発明の光ディスクドライブ装置は、レンズホ
ールド系にて対物レンズのノミナル位置の変位量を求
め、これを予め記憶しておき、その変位量をキャンセル
させるための駆動量を直接ドライバーに与えるようにし
ているので、トラッキング系、トラックジャンプ系、ス
テップジャンプ系の動作は、その変位量により制限され
ることがなく、円滑な動作が行える。また、温度変化に
よる対物レンズのノミナル位置の変位量も補正できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに対し情報
の記録再生を行うための光ディスクドライブ装置に関す
る。
の記録再生を行うための光ディスクドライブ装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、光ディスクドライブ装置は、光
ディスクの所定の位置に対物レンズを移動させ、その対
物レンズを介して光ビームを照射し、光ディスクに対し
て情報の記録再生を行う。これは、対物レンズを搭載し
た光ピックアップに指令を出して対物レンズをトラッキ
ング方向あるいはフォーカシング方向に駆動して行われ
る。
ディスクの所定の位置に対物レンズを移動させ、その対
物レンズを介して光ビームを照射し、光ディスクに対し
て情報の記録再生を行う。これは、対物レンズを搭載し
た光ピックアップに指令を出して対物レンズをトラッキ
ング方向あるいはフォーカシング方向に駆動して行われ
る。
【０００３】対物レンズを光ディスク上の所定の位置に
移動させることは、情報の記録再生を精度良く行う上で
重要なことであり、各種のものが提案されている。例え
ば、特開平３−５８３６０号公報に示されるものでは、
磁気ディスク装置の磁気ヘッドを現在位置から目的とす
るシリンダ位置まで移動させるにあたって、目標トラッ
クの手前のある特定位置におけるヘッド速度を検出し、
この速度の応じて位置制御への切換わり時間を制御する
ようにしている。これにより、ヘッドの位置決め時の過
渡応答におけるオーバシュートを小さくし、安定した位
置決め制御を行うようにしている。
移動させることは、情報の記録再生を精度良く行う上で
重要なことであり、各種のものが提案されている。例え
ば、特開平３−５８３６０号公報に示されるものでは、
磁気ディスク装置の磁気ヘッドを現在位置から目的とす
るシリンダ位置まで移動させるにあたって、目標トラッ
クの手前のある特定位置におけるヘッド速度を検出し、
この速度の応じて位置制御への切換わり時間を制御する
ようにしている。これにより、ヘッドの位置決め時の過
渡応答におけるオーバシュートを小さくし、安定した位
置決め制御を行うようにしている。
【０００４】また、特開昭６２−７６０３３号公報のも
のでは、変位量の小さいトラッキングについては、対物
レンズを光ピックアップ本体に対し所定のトラッキング
方向へ変位させて行い、変位量が大きいトラッキングに
ついては光ピックアップ本体をトラッキング方向へ変位
させることによって行うようにしている。これにより、
適確なトラッキングを行うことができる。
のでは、変位量の小さいトラッキングについては、対物
レンズを光ピックアップ本体に対し所定のトラッキング
方向へ変位させて行い、変位量が大きいトラッキングに
ついては光ピックアップ本体をトラッキング方向へ変位
させることによって行うようにしている。これにより、
適確なトラッキングを行うことができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、対物レンズ
を支持する板バネの取り付け位置のばらつき等により、
取り付け後、対物レンズのノミナル位置において、対物
レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致しないこと
がある。
を支持する板バネの取り付け位置のばらつき等により、
取り付け後、対物レンズのノミナル位置において、対物
レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致しないこと
がある。
【０００６】この場合、対物レンズの光軸が光源の光ビ
ームの中心に一致させる必要があることから、その変位
量をキャンセルするべくトラッキングモータを駆動し、
トラッキング中はサーボ系により変位量が零になるよう
に制御される。したがって、その変位量をキャンセルす
るべく、所定の電圧をトラッキングモータに加えるた
め、対物レンズを支持している板バネ等に半径方向の内
側あるいは外側に付勢力がかかっている状態となってい
る。
ームの中心に一致させる必要があることから、その変位
量をキャンセルするべくトラッキングモータを駆動し、
トラッキング中はサーボ系により変位量が零になるよう
に制御される。したがって、その変位量をキャンセルす
るべく、所定の電圧をトラッキングモータに加えるた
め、対物レンズを支持している板バネ等に半径方向の内
側あるいは外側に付勢力がかかっている状態となってい
る。
【０００７】したがって、このような状態では予めオフ
セットが存在していることになるから、トラッキング動
作においてトラッキング系のサーボ回路のオペアンプや
演算要素等が飽和することがある。また、トラッキング
サーボをはずし、ステップジャンプする場合、上述のよ
うに付勢力がかかった状態でジャンプさせることにな
り、内側にジャンプする場合と外側にジャンプする場合
で速度が異なり、ステップジャンプに支障をきたすこと
がある。
セットが存在していることになるから、トラッキング動
作においてトラッキング系のサーボ回路のオペアンプや
演算要素等が飽和することがある。また、トラッキング
サーボをはずし、ステップジャンプする場合、上述のよ
うに付勢力がかかった状態でジャンプさせることにな
り、内側にジャンプする場合と外側にジャンプする場合
で速度が異なり、ステップジャンプに支障をきたすこと
がある。
【０００８】本発明の目的は、対物レンズのノミナル位
置が変位していても、トラッキング動作を円滑に行うと
共に、ジャンプする方向によらず安定したジャンプや１
トラッキングジャンプができ、対物レンズの支持部材の
特性が温度によって変化しても正確に変位量をキャンセ
ルできる光ディスクドライブ装置を提供することであ
る。
置が変位していても、トラッキング動作を円滑に行うと
共に、ジャンプする方向によらず安定したジャンプや１
トラッキングジャンプができ、対物レンズの支持部材の
特性が温度によって変化しても正確に変位量をキャンセ
ルできる光ディスクドライブ装置を提供することであ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクドラ
イブ装置は、対物レンズの光軸が光源の光ビームの中心
に一致するように光ピックアップに指令を出して対物レ
ンズの位置決めを行うためのレンズホールド系と、この
レンズホールド系の出力値を記憶するホールド回路と、
光ディスクからの反射光に基づき対物レンズが光ディス
ク上の記録再生位置になるようにトラッキング動作を行
うためのトラッキング系と、対物レンズの光軸が光源の
光ビームの中心に一致するように対物レンズの位置決め
を行うときはレンズホールド系の出力に基づいて光ピッ
クアップに指令を出しトラッキング動作時にはトラッキ
ング系の出力とホールド回路の出力との加算信号に基づ
いて光ピックアップに指令を出すためのドライバーとを
備えている。
イブ装置は、対物レンズの光軸が光源の光ビームの中心
に一致するように光ピックアップに指令を出して対物レ
ンズの位置決めを行うためのレンズホールド系と、この
レンズホールド系の出力値を記憶するホールド回路と、
光ディスクからの反射光に基づき対物レンズが光ディス
ク上の記録再生位置になるようにトラッキング動作を行
うためのトラッキング系と、対物レンズの光軸が光源の
光ビームの中心に一致するように対物レンズの位置決め
を行うときはレンズホールド系の出力に基づいて光ピッ
クアップに指令を出しトラッキング動作時にはトラッキ
ング系の出力とホールド回路の出力との加算信号に基づ
いて光ピックアップに指令を出すためのドライバーとを
備えている。
【００１０】また、本発明の光ディスクドライブ装置
は、対物レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致す
るように光ピックアップに指令を出して対物レンズの位
置決めを行うためのレンズホールド系と、光ディスクか
らの反射光に基づき算出された対物レンズの移動速度が
所定の目標値になるように光ピックアップをトラッキン
グ方向に駆動して対物レンズを光ディスク上の記録再生
トラック位置までジャンプ移動させるためのトラックジ
ャンプ系と、トラックジャンプ系の出力値を記憶すると
共に前記移動速度の前記所定の目標値を算出しこれらの
加算値をトラックジャンプ系に出力するコントローラ
と、対物レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致す
るように対物レンズの位置決めを行うときはレンズホー
ルド系の出力に基づいて光ピックアップに指令を出し対
物レンズの移動動作時にはトラックジャンプ系の出力に
基づいて光ピックアップに指令を出すためのドライバー
とを備えている。
は、対物レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致す
るように光ピックアップに指令を出して対物レンズの位
置決めを行うためのレンズホールド系と、光ディスクか
らの反射光に基づき算出された対物レンズの移動速度が
所定の目標値になるように光ピックアップをトラッキン
グ方向に駆動して対物レンズを光ディスク上の記録再生
トラック位置までジャンプ移動させるためのトラックジ
ャンプ系と、トラックジャンプ系の出力値を記憶すると
共に前記移動速度の前記所定の目標値を算出しこれらの
加算値をトラックジャンプ系に出力するコントローラ
と、対物レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致す
るように対物レンズの位置決めを行うときはレンズホー
ルド系の出力に基づいて光ピックアップに指令を出し対
物レンズの移動動作時にはトラックジャンプ系の出力に
基づいて光ピックアップに指令を出すためのドライバー
とを備えている。
【００１１】一方、本発明の光ディスクドライブ装置
は、対物レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致す
るように光ピックアップに指令を出して対物レンズの位
置決めを行うためのレンズホールド系と、このレンズホ
ールド系の出力値を記憶するホールド回路と、光ディス
クからの反射光に基づき光ピックアップに指令を出して
対物レンズが光ディスク上の記録再生位置になるように
トラッキング動作を行うためのトラッキング系と、光デ
ィスクの１トラックをジャンプさせるためのステップジ
ャンプ動作指令を出力するジャンプパルス発生器と、対
物レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致するよう
に対物レンズの位置決めを行うときはレンズホールド系
出力に基づいて光ピックアップに指令を出しトラッキン
グ動作時にはトラッキング系の出力とホールド回路の出
力との加算信号に基づいて光ピックアップに指令を出し
ステップジャンプ動作時にはジャンプパルス発生器の出
力とホールド回路の出力との加算信号に基づいて光ピッ
クアップに指令を出すためのドライバーとを備えてい
る。
は、対物レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致す
るように光ピックアップに指令を出して対物レンズの位
置決めを行うためのレンズホールド系と、このレンズホ
ールド系の出力値を記憶するホールド回路と、光ディス
クからの反射光に基づき光ピックアップに指令を出して
対物レンズが光ディスク上の記録再生位置になるように
トラッキング動作を行うためのトラッキング系と、光デ
ィスクの１トラックをジャンプさせるためのステップジ
ャンプ動作指令を出力するジャンプパルス発生器と、対
物レンズの光軸が光源の光ビームの中心に一致するよう
に対物レンズの位置決めを行うときはレンズホールド系
出力に基づいて光ピックアップに指令を出しトラッキン
グ動作時にはトラッキング系の出力とホールド回路の出
力との加算信号に基づいて光ピックアップに指令を出し
ステップジャンプ動作時にはジャンプパルス発生器の出
力とホールド回路の出力との加算信号に基づいて光ピッ
クアップに指令を出すためのドライバーとを備えてい
る。
【００１２】そして、光ピックアップのアクチュエータ
の近傍に温度センサーを設け、この温度センサーにより
検出された温度が光ディスクドライブ装置のイニシャラ
イズ時のアクチュエータの近傍の温度に対して所定値以
上になったときは、その時点のレンズホールド系の出力
値に基づいて、再度、対物レンズの光軸が光源の光ビー
ムの中心に一致するように対物レンズの位置決めを行う
ようにしている。
の近傍に温度センサーを設け、この温度センサーにより
検出された温度が光ディスクドライブ装置のイニシャラ
イズ時のアクチュエータの近傍の温度に対して所定値以
上になったときは、その時点のレンズホールド系の出力
値に基づいて、再度、対物レンズの光軸が光源の光ビー
ムの中心に一致するように対物レンズの位置決めを行う
ようにしている。
【００１３】
【作用】本発明の光ディスクドライブ装置では、レンズ
ホールド系にて対物レンズのノミナル位置の変位量を求
め、これを予め記憶しておき、その変位量をキャンセル
させるための駆動量をドライバーに与えるようにしてい
るので、トラッキング系、所定の移動速度で光ディスク
のトラック間を移動するトラックジャンプ系、光ディス
クの１トラック間を移動するステップジャンプ系の動作
は、その変位量の影響を受けることなく、円滑な動作が
行える。また、温度変化による対物レンズのノミナル位
置の変位量も補正できる。
ホールド系にて対物レンズのノミナル位置の変位量を求
め、これを予め記憶しておき、その変位量をキャンセル
させるための駆動量をドライバーに与えるようにしてい
るので、トラッキング系、所定の移動速度で光ディスク
のトラック間を移動するトラックジャンプ系、光ディス
クの１トラック間を移動するステップジャンプ系の動作
は、その変位量の影響を受けることなく、円滑な動作が
行える。また、温度変化による対物レンズのノミナル位
置の変位量も補正できる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図１は本
発明の第１の実施例のブロック構成図である。この実施
例は、光ピックアップ１の対物レンズ２を光ディスク３
上の記録再生位置にトラッキング動作を行うトラッキン
グ系４と、対物レンズ２の光軸が光源５の光ビームの中
心に一致するように光ピックアップ１のアクチュエータ
６に指令を出して対物レンズ２の位置決めを行うための
レンズホールド系７とを有する。
発明の第１の実施例のブロック構成図である。この実施
例は、光ピックアップ１の対物レンズ２を光ディスク３
上の記録再生位置にトラッキング動作を行うトラッキン
グ系４と、対物レンズ２の光軸が光源５の光ビームの中
心に一致するように光ピックアップ１のアクチュエータ
６に指令を出して対物レンズ２の位置決めを行うための
レンズホールド系７とを有する。
【００１５】光ピックアップ１の光源５からの光ビーム
はビームスプリッタ８（以下ＢＳ８という）および対物
レンズ２を介して光ディスク３に入射される。入射され
た光は光ディスク３で反射され、その反射光は、光ピッ
クアップ１の対物レンズ２およびＢＳ８を介してトラッ
キング系４の光検出器９に入力される。光検出器９は一
対の光検出素子からなり、その光検出器９の各光検出素
子の出力信号は誤差検出器１０に入力され各光検出素子
の出力信号の差信号が演算される。そして、その差信号
はサーボ回路１１に入力され、トラッキング誤差信号が
算出される。このサーボ回路１１のトラッキング誤差信
号はスイッチＳ１および加算器１２を介してドライバー
１３に入力され、光ピックアップ１のアクチュエータ６
を駆動するための駆動信号となる。
はビームスプリッタ８（以下ＢＳ８という）および対物
レンズ２を介して光ディスク３に入射される。入射され
た光は光ディスク３で反射され、その反射光は、光ピッ
クアップ１の対物レンズ２およびＢＳ８を介してトラッ
キング系４の光検出器９に入力される。光検出器９は一
対の光検出素子からなり、その光検出器９の各光検出素
子の出力信号は誤差検出器１０に入力され各光検出素子
の出力信号の差信号が演算される。そして、その差信号
はサーボ回路１１に入力され、トラッキング誤差信号が
算出される。このサーボ回路１１のトラッキング誤差信
号はスイッチＳ１および加算器１２を介してドライバー
１３に入力され、光ピックアップ１のアクチュエータ６
を駆動するための駆動信号となる。
【００１６】一方、レンズホールド系７は、光ピックア
ップ１の対物レンズ２を搭載したアクチュエータ６のト
ラッキング方向の位置を位置センサー１４で検出し、誤
差検出器１５でその基準位置を示す基準信号Ｖｒｅｆと
比較される。比較された結果、誤差信号が検出される
と、その誤差信号はサーボ回路１６にてレンズ位置補正
信号が算出される。このサーボ回路１６のレンズ位置補
正信号はスイッチＳ２および加算器１２を介してドライ
バー１３に入力され、光ピックアップ１のアクチュエー
タ６を駆動するための駆動信号となる。
ップ１の対物レンズ２を搭載したアクチュエータ６のト
ラッキング方向の位置を位置センサー１４で検出し、誤
差検出器１５でその基準位置を示す基準信号Ｖｒｅｆと
比較される。比較された結果、誤差信号が検出される
と、その誤差信号はサーボ回路１６にてレンズ位置補正
信号が算出される。このサーボ回路１６のレンズ位置補
正信号はスイッチＳ２および加算器１２を介してドライ
バー１３に入力され、光ピックアップ１のアクチュエー
タ６を駆動するための駆動信号となる。
【００１７】また、ホールド回路１７は、レンズホール
ド系７の出力値、すなわち、サーボ回路１６のレンズ位
置補正信号を記憶するもので、トラッキング系４の出力
がスイッチＳ１を介してドライバー１３に入力されてい
るときに、スイッチＳ３を介してドライバー１３に入力
される。
ド系７の出力値、すなわち、サーボ回路１６のレンズ位
置補正信号を記憶するもので、トラッキング系４の出力
がスイッチＳ１を介してドライバー１３に入力されてい
るときに、スイッチＳ３を介してドライバー１３に入力
される。
【００１８】ここで、スイッチＳ１、Ｓ２、Ｓ３は、図
示はしていないが、コントローラーによりＯＮ／ＯＦを
コントロールされる。
示はしていないが、コントローラーによりＯＮ／ＯＦを
コントロールされる。
【００１９】コントローラーは、まずスイッチＳ２のみ
をＯＮ状態にし、アクチュエータ６を安定位置にホール
ドする。この位置では光源５から出射する光ビームの中
心が対物レンズ２の光軸と一致する。このときのサーボ
回路１６の出力信号をホールド回路１７にホールドして
おく。次にトラッキング系をＯＮするとき、スイッチＳ
２をＯＦＦし、スイッチＳ１およびスイッチＳ３を同時
にＯＮする。
をＯＮ状態にし、アクチュエータ６を安定位置にホール
ドする。この位置では光源５から出射する光ビームの中
心が対物レンズ２の光軸と一致する。このときのサーボ
回路１６の出力信号をホールド回路１７にホールドして
おく。次にトラッキング系をＯＮするとき、スイッチＳ
２をＯＦＦし、スイッチＳ１およびスイッチＳ３を同時
にＯＮする。
【００２０】すなわち、レンズホールド系７にて対物レ
ンズ２の光軸が光源５の光ビームの中心に一致するよう
に、光ピックアップ１のアクチュエータ６を駆動し、対
物レンズ２の位置決めを行い、トラッキング系４にてト
ラッキング動作を行うときは、トラッキング系４の出力
とホールド回路１７の出力との加算信号に基づいて光ピ
ックアップ１のアクチュエータ６を駆動し対物レンズ２
の位置決めを行う。
ンズ２の光軸が光源５の光ビームの中心に一致するよう
に、光ピックアップ１のアクチュエータ６を駆動し、対
物レンズ２の位置決めを行い、トラッキング系４にてト
ラッキング動作を行うときは、トラッキング系４の出力
とホールド回路１７の出力との加算信号に基づいて光ピ
ックアップ１のアクチュエータ６を駆動し対物レンズ２
の位置決めを行う。
【００２１】図２に本発明の第２の実施例のブロック構
成図を示す。この実施例は、トラッキングジャンプ系１
８とレンズホールド系７とを有し、レンズホールド系７
は図１に示した第１の実施例のものと同一のものであ
る。トラッキングジャンプ系１８は、光ピックアップ１
に搭載された対物レンズ２を、アクチュエータ６を駆動
して光ディスク３のトラックを所定の移動速度で移動さ
せるためのものである。所定の移動速度の目標値はコン
トローラからＤ／Ａ変換器２１を介して減算器２２に与
えられる。
成図を示す。この実施例は、トラッキングジャンプ系１
８とレンズホールド系７とを有し、レンズホールド系７
は図１に示した第１の実施例のものと同一のものであ
る。トラッキングジャンプ系１８は、光ピックアップ１
に搭載された対物レンズ２を、アクチュエータ６を駆動
して光ディスク３のトラックを所定の移動速度で移動さ
せるためのものである。所定の移動速度の目標値はコン
トローラからＤ／Ａ変換器２１を介して減算器２２に与
えられる。
【００２２】図３は、コントローラから与えられる移動
速度の目標値を示すものである。対物レンズ２の目標値
は本来的には図３の山形特性Ａのものであるが、レンズ
ホールド系７にて予め検出された対物レンズ２のノミナ
ル位置の変位量をＡ／Ｄ変換器２３を介してコントロー
ラに記憶しておき、その変位量をオフセット信号Ｂとし
て加算した特性のものとなっている。
速度の目標値を示すものである。対物レンズ２の目標値
は本来的には図３の山形特性Ａのものであるが、レンズ
ホールド系７にて予め検出された対物レンズ２のノミナ
ル位置の変位量をＡ／Ｄ変換器２３を介してコントロー
ラに記憶しておき、その変位量をオフセット信号Ｂとし
て加算した特性のものとなっている。
【００２３】次に、トラッキングジャンプ系１８では、
誤差検出器１０により検出したトラッキングエラー信号
に基づき対物レンズ２の移動速度を検出する。これは、
誤差検出器１０により検出したトラッキングエラー信号
を２値化回路１９で２値化し、これを積分器２０で積分
して、対物レンズ２の移動速度を検出する。
誤差検出器１０により検出したトラッキングエラー信号
に基づき対物レンズ２の移動速度を検出する。これは、
誤差検出器１０により検出したトラッキングエラー信号
を２値化回路１９で２値化し、これを積分器２０で積分
して、対物レンズ２の移動速度を検出する。
【００２４】図４は、２値化回路１９および積分器２０
により、対物レンズ２の移動速度を検出する場合の特性
図である。対物レンズ２が移動している状態では、トラ
ッキングエラー信号は図４に示すようにほぼ正弦波で示
され、移動速度が大きいときは図４の（１）のように周
波数の高い正弦波となり、移動速度が小さいときは図４
の（３）のように周波数の低い正弦波となる。２値化回
路１９では、これら正弦波のゼロクロス点で所定の波高
値で一定のパルス幅のパルス信号を発生する。そして、
積分器２０ではこれらパルス信号を積分しアナログ信号
として出力する。したがって、図４の（１）のように移
動速度が大きいときは、図４の（２）に示すように積分
器２０の出力は大きくなり、図４の（３）のように移動
速度が小さいときは、図４の（４）に示すように積分器
２０の出力は小さくなる。
により、対物レンズ２の移動速度を検出する場合の特性
図である。対物レンズ２が移動している状態では、トラ
ッキングエラー信号は図４に示すようにほぼ正弦波で示
され、移動速度が大きいときは図４の（１）のように周
波数の高い正弦波となり、移動速度が小さいときは図４
の（３）のように周波数の低い正弦波となる。２値化回
路１９では、これら正弦波のゼロクロス点で所定の波高
値で一定のパルス幅のパルス信号を発生する。そして、
積分器２０ではこれらパルス信号を積分しアナログ信号
として出力する。したがって、図４の（１）のように移
動速度が大きいときは、図４の（２）に示すように積分
器２０の出力は大きくなり、図４の（３）のように移動
速度が小さいときは、図４の（４）に示すように積分器
２０の出力は小さくなる。
【００２５】減算器２２では、トラッキングジャンプ系
１８で検出された対物レンズ２の移動速度とコントロー
ラにより設定される目標速度との偏差を算出し、スイッ
チＳ１を通してドライバー１３に出力する。これにより
対物レンズ２はコントローラにより設定される目標速度
で移動する。スイッチＳ１、Ｓ２はコントローラにより
ＯＮ／ＯＦＦをコントロールされ、スイッチＳ２がＯ
Ｎ、スイッチＳ１がＯＦＦのとき、レンズホールド系７
により対物レンズ２は所定位置にホールドされ、その時
の対物レンズの変位量はコントローラに記憶される。ス
イッチＳ２がＯＦＦ、スイッチＳ１がＯＮのとき対物レ
ンズ２は光ディスク３に対して所定の移動速度で移動す
る。
１８で検出された対物レンズ２の移動速度とコントロー
ラにより設定される目標速度との偏差を算出し、スイッ
チＳ１を通してドライバー１３に出力する。これにより
対物レンズ２はコントローラにより設定される目標速度
で移動する。スイッチＳ１、Ｓ２はコントローラにより
ＯＮ／ＯＦＦをコントロールされ、スイッチＳ２がＯ
Ｎ、スイッチＳ１がＯＦＦのとき、レンズホールド系７
により対物レンズ２は所定位置にホールドされ、その時
の対物レンズの変位量はコントローラに記憶される。ス
イッチＳ２がＯＦＦ、スイッチＳ１がＯＮのとき対物レ
ンズ２は光ディスク３に対して所定の移動速度で移動す
る。
【００２６】また、トラッキングジャンプ系１８による
対物レンズ２の移動により、対物レンズ２の光軸と光源
５の光ビームの中心とがずれることになる。このずれ
は、位置センサー４で検出されサーボ回路２４およびド
ライバー２５により、図示はしていないがシークモータ
を駆動して、光軸のずれをなくすように対物レンズ２を
位置決めする。
対物レンズ２の移動により、対物レンズ２の光軸と光源
５の光ビームの中心とがずれることになる。このずれ
は、位置センサー４で検出されサーボ回路２４およびド
ライバー２５により、図示はしていないがシークモータ
を駆動して、光軸のずれをなくすように対物レンズ２を
位置決めする。
【００２７】このように、この実施例では、対物レンズ
２のノミナル位置での光軸ずれを補正する信号をトラッ
クジャンプ系１８の回路以外の回路であるコントローラ
で得るためトラックジャンプの方向によらず安定なジャ
ンプができる。
２のノミナル位置での光軸ずれを補正する信号をトラッ
クジャンプ系１８の回路以外の回路であるコントローラ
で得るためトラックジャンプの方向によらず安定なジャ
ンプができる。
【００２８】図５に本発明の第３の実施例のブロック構
成図を示す。この実施例は、トラッキング系４、レンズ
ホールド系７、光ディスク３のトラック間をジャンプさ
せるためのステップジャンプ系２６を有する。トラッキ
ング系４、レンズホールド系７は、図１に示した第１の
実施例のものと同一のものである。
成図を示す。この実施例は、トラッキング系４、レンズ
ホールド系７、光ディスク３のトラック間をジャンプさ
せるためのステップジャンプ系２６を有する。トラッキ
ング系４、レンズホールド系７は、図１に示した第１の
実施例のものと同一のものである。
【００２９】ステップジャンプ系２６はジャンプパルス
発生器２７で構成される。このジャンプパルス発生器２
７が発生するパルス信号は、図６に示すように、加速の
ためのパルス信号と減速のためのパルス信号とが一対に
なったものとして出力される。この場合、加速パルス信
号により対物レンズ２は対応した方向に加速され、減速
パルスにより対物レンズ２は減速する。パルス信号の大
きさは減速パルスが終了したときに光ディスク３の１ト
ラックを対物レンズ２が移動するように決められる。
発生器２７で構成される。このジャンプパルス発生器２
７が発生するパルス信号は、図６に示すように、加速の
ためのパルス信号と減速のためのパルス信号とが一対に
なったものとして出力される。この場合、加速パルス信
号により対物レンズ２は対応した方向に加速され、減速
パルスにより対物レンズ２は減速する。パルス信号の大
きさは減速パルスが終了したときに光ディスク３の１ト
ラックを対物レンズ２が移動するように決められる。
【００３０】また、パルス信号を発生させるタイミング
はコントローラによりコントロールされる。ステップジ
ャンプするとき、すなわち、光ディスク３の１トラック
をジャンプするとき、コントローラーはスイッチＳ１、
スイッチＳ２をＯＦＦし、スイッチＳ３、スイッチＳ４
をＯＮする。このとき予めレンズホールド系７によりホ
ールド回路１７にホールドした対物レンズ２のノミナル
位置での変位量を、そのパルス信号に加算して、対物レ
ンズ２のアクチュエータ６を駆動する。
はコントローラによりコントロールされる。ステップジ
ャンプするとき、すなわち、光ディスク３の１トラック
をジャンプするとき、コントローラーはスイッチＳ１、
スイッチＳ２をＯＦＦし、スイッチＳ３、スイッチＳ４
をＯＮする。このとき予めレンズホールド系７によりホ
ールド回路１７にホールドした対物レンズ２のノミナル
位置での変位量を、そのパルス信号に加算して、対物レ
ンズ２のアクチュエータ６を駆動する。
【００３１】このように、この実施例では、対物レンズ
２のノミナル位置での光軸のずれを補正する信号をステ
ップジャンプパルス信号に加算するので、ステップジャ
ンプする方向によらず安定したステップジャンプができ
る。
２のノミナル位置での光軸のずれを補正する信号をステ
ップジャンプパルス信号に加算するので、ステップジャ
ンプする方向によらず安定したステップジャンプができ
る。
【００３２】次に、図７は本発明の第４の実施例を示す
ブロック構成図である。この実施例は、光ピックアップ
１のアクチュエータ６の近傍に温度センサー２８を設
け、この温度センサー２８により検出された温度が光デ
ィスクドライブ装置のイニシャライズ時のアクチュエー
タ６の近傍の温度に対して所定値以上になったときは、
その時点のレンズホールド系４の出力値に基づいて、再
度、対物レンズ６の光軸が光源５の光ビームの中心に一
致するように対物レンズ２の位置決めを行うようにした
ものである。
ブロック構成図である。この実施例は、光ピックアップ
１のアクチュエータ６の近傍に温度センサー２８を設
け、この温度センサー２８により検出された温度が光デ
ィスクドライブ装置のイニシャライズ時のアクチュエー
タ６の近傍の温度に対して所定値以上になったときは、
その時点のレンズホールド系４の出力値に基づいて、再
度、対物レンズ６の光軸が光源５の光ビームの中心に一
致するように対物レンズ２の位置決めを行うようにした
ものである。
【００３３】温度センサー２８の検出信号はコントロー
ラ２９に入力され、光ディスクドライブ装置のイニシャ
ライズ時に予め記憶しておいたアクチュエータ６の近傍
の温度と比較される。そして、その偏差が予め定めた所
定値以上になったときは、再度、レンズホールド系４を
起動し、対物レンズ２のノミナル位置での光軸の変位量
を検出し、その値を補正量として、第２の実施例および
第３の実施例の場合は、加算器１２に入力し、第２の実
施例の場合には減算器２２に入力する。
ラ２９に入力され、光ディスクドライブ装置のイニシャ
ライズ時に予め記憶しておいたアクチュエータ６の近傍
の温度と比較される。そして、その偏差が予め定めた所
定値以上になったときは、再度、レンズホールド系４を
起動し、対物レンズ２のノミナル位置での光軸の変位量
を検出し、その値を補正量として、第２の実施例および
第３の実施例の場合は、加算器１２に入力し、第２の実
施例の場合には減算器２２に入力する。
【００３４】これにより、温度変化よって対物レンズ２
の支持部材が偏位する特性のものであっても、温度変化
によらず対物レンズ２のノミナル位置での光軸のずれを
補正できる。
の支持部材が偏位する特性のものであっても、温度変化
によらず対物レンズ２のノミナル位置での光軸のずれを
補正できる。
【００３５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、対
物レンズの支持部材による対物レンズの光軸のずれを補
正する信号を、トラッキング系以外の回路、すなわち、
ホールド回路からドライバーに入力するようにしている
ので、トラッキング動作時において、トラッキング系の
サーボ回路のオペアンプや演算要素等が飽和するような
ことはなくなる。したがって、対物レンズのノミナル位
置の変位量の影響を受けずにトラッキング系は動作可能
となる。
物レンズの支持部材による対物レンズの光軸のずれを補
正する信号を、トラッキング系以外の回路、すなわち、
ホールド回路からドライバーに入力するようにしている
ので、トラッキング動作時において、トラッキング系の
サーボ回路のオペアンプや演算要素等が飽和するような
ことはなくなる。したがって、対物レンズのノミナル位
置の変位量の影響を受けずにトラッキング系は動作可能
となる。
【００３６】同様に、対物レンズの支持部材による対物
レンズの光軸ずれを補正する信号を、トラックジャンプ
系外の回路、すなわち、コントローラからドライバーに
入力するようにしているので、トラックジャンプの方向
によらず安定なジャンプができる。
レンズの光軸ずれを補正する信号を、トラックジャンプ
系外の回路、すなわち、コントローラからドライバーに
入力するようにしているので、トラックジャンプの方向
によらず安定なジャンプができる。
【００３７】また、同様に、対物レンズの支持部材によ
る対物レンズの光軸のずれを補正する信号を、対物レン
ズがステップジャンプするためのステップジャンプパル
ス信号に加算するので、ジャンプする方向によらず安定
したステップジャンプができる。
る対物レンズの光軸のずれを補正する信号を、対物レン
ズがステップジャンプするためのステップジャンプパル
ス信号に加算するので、ジャンプする方向によらず安定
したステップジャンプができる。
【００３８】一方、温度変化よって対物レンズの支持部
材が偏位する特性のものであっても、温度変化によらず
対物レンズのノミナル位置での光軸のずれを補正でき
る。
材が偏位する特性のものであっても、温度変化によらず
対物レンズのノミナル位置での光軸のずれを補正でき
る。
【図１】本発明の第１の実施例を示すブロック構成図で
ある。
ある。
【図２】本発明の第２の実施例を示すブロック構成図で
ある。
ある。
【図３】本発明の第２の実施例での対物レンズの移動速
度の目標値を示す特性図である。
度の目標値を示す特性図である。
【図４】本発明の第２の実施例での対物レンズの移動速
度を検出する場合の特性図である。
度を検出する場合の特性図である。
【図５】本発明の第３の実施例を示すブロック構成図で
ある。
ある。
【図６】本発明のジャンプパルス発生器で発生する発生
パルス信号の特性図である。
パルス信号の特性図である。
【図７】本発明の第４の実施例を示すブロック構成図で
ある。
ある。
１ 光ピックアップ ２ 対物レンズ ３ 光ディスク ４ トラッキング系 ５ 光源 ６ アクチュエータ ７ レンズホールド系 ８ ビームスプリッタ ９ 光検出器 １０ 誤差検出器 １１ サーボ回路 １２ 加算器 １３ ドライバー １４ 位置センサー １５ 誤差検出器 １６ サーボ回路 １７ ホールド回路 １８ トラッキングジャンプ系 １９ ２値化回路 ２０ 積分器 ２１ Ｄ／Ａ変換器 ２２ 減算器 ２３ Ａ／Ｄ変換器 ２４ サーボ回路 ２５ ドライバー ２６ ステップジャンプ系 ２７ ジャンプパルス発生器 ２８ 温度センサー ２９ コントローラ
Claims (4)
- 【請求項１】対物レンズを搭載した光ピックアップを駆
動して光ディスクに対し情報の記録再生を行うための光
ディスクドライブ装置において、前記対物レンズの光軸
が光源の光ビームの中心に一致するように前記光ピック
アップに指令を出して前記対物レンズの位置決めを行う
ためのレンズホールド系と、このレンズホールド系の出
力値を記憶するホールド回路と、前記光ディスクからの
反射光に基づき前記対物レンズが前記光ディスク上の記
録再生位置になるようにトラッキング動作を行うための
トラッキング系と、前記対物レンズの光軸が光源の光ビ
ームの中心に一致するように前記対物レンズの位置決め
を行うときは前記レンズホールド系の出力に基づいて前
記光ピックアップに指令を出し前記トラッキング動作時
には前記トラッキング系の出力と前記ホールド回路の出
力との加算信号に基づいて前記光ピックアップに指令を
出すためのドライバーとを備えたことを特徴とする光デ
ィスクドライブ装置。 - 【請求項２】対物レンズを搭載した光ピックアップを駆
動して光ディスクに対し情報の記録再生を行うための光
ディスクドライブ装置において、前記対物レンズの光軸
が光源の光ビームの中心に一致するように前記光ピック
アップに指令を出して前記対物レンズの位置決めを行う
ためのレンズホールド系と、前記光ディスクからの反射
光に基づき算出された前記対物レンズの移動速度が所定
の目標値になるように前記光ピックアップをトラッキン
グ方向に駆動して前記対物レンズを前記光ディスク上の
記録再生トラック位置までジャンプ移動させるためのト
ラックジャンプ系と、前記トラックジャンプ系の出力値
を記憶すると共に前記移動速度の前記所定の目標値を算
出しこれらの加算値を前記トラックジャンプ系に出力す
るコントローラと、前記対物レンズの光軸が光源の光ビ
ームの中心に一致するように前記対物レンズの位置決め
を行うときは前記レンズホールド系の出力に基づいて前
記光ピックアップに指令を出し前記対物レンズの移動動
作時には前記トラックジャンプ系の出力に基づいて前記
光ピックアップに指令を出すためのドライバーとを備え
たことを特徴とする光ディスクドライブ装置。 - 【請求項３】対物レンズを搭載した光ピックアップを駆
動して光ディスクに対し情報の記録再生を行うための光
ディスクドライブ装置において、前記対物レンズの光軸
が光源の光ビームの中心に一致するように前記光ピック
アップに指令を出して前記対物レンズの位置決めを行う
ためのレンズホールド系と、このレンズホールド系の出
力値を記憶するホールド回路と、前記光ディスクからの
反射光に基づき前記光ピックアップに指令を出して前記
対物レンズが前記光ディスク上の記録再生位置になるよ
うにトラッキング動作を行うためのトラッキング系と、
前記光ディスクの１トラックをジャンプさせるためのス
テップジャンプ動作指令を出力するジャンプパルス発生
器と、前記対物レンズの光軸が光源の光ビームの中心に
一致するように前記対物レンズの位置決めを行うときは
前記レンズホールド系出力に基づいて前記光ピックアッ
プに指令を出し前記トラッキング動作時には前記トラッ
キング系の出力と前記ホールド回路の出力との加算信号
に基づいて前記光ピックアップに指令を出し前記ステッ
プジャンプ動作時には前記ジャンプパルス発生器の出力
と前記ホールド回路の出力との加算信号に基づいて前記
光ピックアップに指令を出すためのドライバーとを備え
たことを特徴とする光ディスクドライブ装置。 - 【請求項４】前記光ピックアップのアクチュエータの近
傍に温度センサーを設け、この温度センサーにより検出
された温度が光ディスクドライブ装置のイニシャライズ
時の前記アクチュエータの近傍の温度に対して所定値以
上になったときは、その時点の前記レンズホールド系の
出力値に基づいて、再度、前記対物レンズの光軸が光源
の光ビームの中心に一致するように前記対物レンズの位
置決めを行うようにしたことを特徴とする請求項１乃至
請求項３に記載の光ディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18315093A JPH0721576A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18315093A JPH0721576A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ディスクドライブ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721576A true JPH0721576A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16130676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18315093A Pending JPH0721576A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721576A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005101389A1 (ja) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 光ディスク記録再生装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18315093A patent/JPH0721576A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005101389A1 (ja) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 光ディスク記録再生装置 |
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