JPH07212743A - 映像信号送受信装置 - Google Patents

映像信号送受信装置

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JPH07212743A
JPH07212743A JP6003147A JP314794A JPH07212743A JP H07212743 A JPH07212743 A JP H07212743A JP 6003147 A JP6003147 A JP 6003147A JP 314794 A JP314794 A JP 314794A JP H07212743 A JPH07212743 A JP H07212743A
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JP
Japan
Prior art keywords
display mode
aspect ratio
video
video signal
display
Prior art date
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Application number
JP6003147A
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English (en)
Inventor
Hirotsuku Katou
尋嗣 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH07212743A publication Critical patent/JPH07212743A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、表示モードの設定操作を自動化し
て取り扱いを便利にすることができる映像信号送受信装
置を提供することを目的としている。 【構成】それぞれ伝送方式及びアスペクト比の異なる複
数の番組に対応して送出される各映像信号を受信して選
択的に画面表示するもので、画面表示モードが切り替え
可能な映像信号送受信システムにおいて、各映像信号に
そのアスペクト比を示す表示モード情報を付加して送出
する送信手段と、この送出された各映像信号を受信して
選択する選択手段と、この選択された映像信号の伝送方
式を判別する判別手段と、この選択された映像信号に付
加された表示モード情報からアスペクト比を識別する識
別手段と、この識別されたアスペクト比及び判別された
伝送方式に基づいて、選択された映像信号に対して自動
的に画面表示モードを判定して画面表示させる判定手段
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばCATV(ケ
ーブルテレビジョン)放送のようなテレビジョン放送シ
ステム等に使用される映像信号送受信装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、現在のCATV放送シス
テムは、図5に示すように構成されている。すなわち、
センター11から送出された映像及び音声信号と下りデ
ータとは、送信路12及び複数(図示の場合は2つ)の
加入者引き込み線13,14を介して、加入者宅15,
16のCATV端末装置17,18に受信され、それぞ
れ下りデータを参照して映像及び音声信号の選局やデス
クランブル等の処理が施される。
【0003】この場合、CATV端末装置17から出力
される映像及び音声信号は、アスペクト比が4:3の画
面を有するスピーカ付きのテレビジョン受像機19で映
像表示と音声再生とが行なわれ、CATV端末装置18
から出力される映像及び音声信号は、アスペクト比が1
6:9の画面を有するスピーカ付きのテレビジョン受像
機20で映像表示と音声再生とが行なわれるものとす
る。
【0004】ここで、図6(a)〜(c)は、それぞれ
アスペクト比が4:3の画面を有するテレビジョン受像
機19で、アスペクト比が16:9の画面に対応した映
像信号を映像表示した場合の各種表示形態を示してい
る。まず、図6(a)は、アスペクト比が4:3の画面
の水平方向の長さを16に対応させ、垂直方向の表示範
囲を9に対応するように縮めた表示形態を示している。
この場合、画面の上下に非表示領域となるマスク部分2
1a,21bが形成され、表示内容としては図示のよう
に例えば3個の真円を欠落なく正確に表示させることが
できるが、映像を表示する領域が小さくなるという欠点
がある。
【0005】また、図6(b)は、アスペクト比が4:
3の画面の垂直方向の長さを9に対応するようにした表
示形態を示している。この場合、画面内にマスク部分2
1a,21bは形成されないが、3個の真円のうち両側
の円が一部欠落する、つまり映像信号が全て表示されず
一部が欠落するという欠点がある。さらに、図6(c)
は、図6(a)に示した表示形態でマスク部分21a,
21bがなくなるように垂直方向に伸張した表示形態を
示している。この場合、映像信号が欠落することはない
が、3個の真円が垂直方向に歪むことになり映像が正確
に表示されないという欠点がある。
【0006】逆に、図7(a)〜(c)は、それぞれア
スペクト比が16:9の画面を有するテレビジョン受像
機20で、アスペクト比が4:3の画面に対応した映像
信号を映像表示した場合の各種表示形態を示している。
まず、図7(a)は、アスペクト比が16:9の画面の
垂直方向の長さを9に対応させ、水平方向の表示範囲を
16に対応するように縮めた表示形態を示している。こ
の場合、画面の左右に非表示領域となるマスク部分22
a,22bが形成され、表示内容としては図示のように
例えば1個の真円を欠落なく正確に表示させることがで
きるが、映像を表示する領域が小さくなるという欠点が
ある。
【0007】また、図7(b)は、アスペクト比が1
6:9の画面の水平方向の長さを16に対応するように
した表示形態を示している。この場合、画面内にマスク
部分22a,22bは形成されないが、真円が一部欠落
する、つまり映像信号が全て表示されず一部が欠落する
という欠点がある。さらに、図7(c)は、図7(a)
に示した表示形態でマスク部分22a,22bがなくな
るように水平方向に伸張した表示形態を示している。こ
の場合、映像信号が欠落することはないが、真円が水平
方向に歪むことになり映像が正確に表示されないという
欠点がある。
【0008】なお、以下の説明では、図6(a)及び図
7(a)に示した表示形態を標準モード表示と称し、図
6(b)及び図7(b)に示した表示形態をズーム表示
と称し、図6(c)及び図7(c)に示した表示形態を
フルモード表示と称することにする。
【0009】ここで、現行のNTSC方式における標準
的画面のアスペクト比は4:3であるが、映画では1.
85:1のビスタサイズが一般的である。このため、テ
レビジョン放送による映画放映時には、送信側で4:3
の画面サイズに合わせたトリミングを行なっている。こ
のことは、例えばVTR(ビデオテープレコーダ)やレ
ーザディスク等のパッケージメディアにおいても同様に
行なわれている。
【0010】ところが、映画の場合には、劇場公開時と
同状態のビスタサイズで見たいという視聴者の要求や、
映画製作者の自己の作品に手が加わることに対する拒絶
反応もあり、さらにはハイビジョンに対応したHDTV
の普及等により、今後ますますアスペクト比が16:9
のワイド画面に対応した映像ソフトウェアの増加が見込
まれることから、アスペクト比が16:9のワイド画面
に対応した映像ソフトウェアと、アスペクト比が4:3
の画面に対応した映像ソフトウェアとが混在する傾向に
あることが予想される。
【0011】このような状況に対応して、現在では、前
述した標準モード表示,ズーム表示及びフルモード表示
の3種類の表示モードでの映像表示が可能で、視聴者が
好みに応じて表示モードを選択することができる機能を
備えたテレビジョン受像機が開発されている。
【0012】図8は、このような表示モード可変機能を
有するテレビジョン受像機を示している。すなわち、加
入者引き込み線23を伝送されてきた映像及び音声信号
と下りデータとは、加入者宅24のCATV端末装置2
5に受信される。このCATV端末装置25は、チュー
ナ・デスクランブル回路26が下りデータに基づきデー
タメモリ27の内容を参照して、映像及び音声信号に選
局やデスクランブル等の処理を施した後、それらを映像
・音声処理回路28を介してテレビジョン受像機29に
出力している。
【0013】このテレビジョン受像機29では、入力さ
れた映像及び音声信号に映像処理回路30で映像処理を
施して、CRT(カソード・レィ・チューブ)31のカ
ソード31aに供給している。また、映像処理回路30
から分岐された映像信号は、同期分離回路32に供給さ
れて同期信号が抽出される。この同期信号は、それぞれ
水平偏向回路33及び垂直偏向回路34に供給されて、
水平偏向信号及び垂直偏向信号の生成に供される。
【0014】これら水平偏向信号及び垂直偏向信号は、
それぞれ水平偏向伸縮回路35及び垂直偏向伸縮回路3
6に供給されて、水平方向及び垂直方向の伸縮調整が施
された後、CRT31の水平偏向コイル31b及び垂直
偏向コイル31cに供給される。これら水平偏向伸縮回
路35及び垂直偏向伸縮回路36は、制御回路37から
出力される水平偏向伸縮設定信号及び垂直偏向伸縮設定
信号に基づいて、水平偏向信号及び垂直偏向信号の伸縮
調整を行なっている。なお、制御回路37は、表示モー
ド入力設定部38から出力される表示モード設定データ
を判別することで、水平偏向伸縮率及び垂直偏向伸縮率
を算出し、水平偏向伸縮設定信号及び垂直偏向伸縮設定
信号を生成している。
【0015】そして、CRT31では、供給された水平
偏向信号及び垂直偏向信号に基づいて、水平偏向コイル
31b及び垂直偏向コイル31cがカソード31aから
放出される電子ビームを走査することで映像表示が行な
われる。この場合、例えば図6(a)に示した標準モー
ドで映像表示が行なわれている状態で、視聴者が表示モ
ード入力設定部38を操作してズームモードを入力設定
すると、水平偏向伸縮回路35及び垂直偏向伸縮回路3
6により水平偏向信号及び垂直偏向信号がそれぞれ増幅
され、電子ビームの偏向量が上下左右に増大されて図6
(b)に示す表示形態が得られる。また、図6(a)に
示した標準モードで映像表示が行なわれている状態で、
視聴者が表示モード入力設定部38を操作してフルモー
ドを入力設定すると、垂直偏向伸縮回路36により垂直
偏向信号が増幅され、電子ビームの偏向量が上下に増大
されて図6(c)に示す表示形態が得られる。
【0016】すなわち、アスペクト比が4:3の画面を
有するテレビジョン受像機29で、アスペクト比が1
6:9の画面に対応した映像信号を映像表示した場合、
CRT31には、視聴者の好みによって標準モード,ズ
ームモード及びフルモードでの表示を選択的に行なうこ
とができる。また、CRT31のアスペクト比が16:
9であるとしても、アスペクト比が4:3の画面に対応
した映像信号を映像表示した場合、CRT31には、視
聴者の好みによって図7(a)〜(c)に示した標準モ
ード,ズームモード及びフルモードでの表示を選択的に
行なうことができる。
【0017】ところで、アスペクト比が4:3の画面を
有する、ダウンコンバータ(ハイビジョン−NTSC方
式変換器)内蔵のテレビジョン受像機で、ハイビジョン
に対応した伝送方式でありながら、アスペクト比が4:
3の標準サイズ画面に対応した映像信号を表示する場
合、標準モードでは、図9(a)に示すように、上下の
マスク部分21a,21bが存在する状態での垂直方向
の表示範囲を基準に、水平方向の表示範囲が決定される
ため、画面の左右にもマスク部分39a,39bが形成
されることになる。
【0018】この場合、視聴者は、ズームモードを入力
設定することにより、図9(b)に示すように、マスク
部分21a,21b,39a,39bをなくし画面全体
に映像を表示させることができる。このため、標準モー
ドでの表示形態を好みとし、通常標準モードに設定を行
なっている視聴者にとっては、図6(a)から図9
(a)に示すように表示形態が変わったときには、標準
モードからズームモードへの切り替え操作も必要にな
る。
【0019】一方、アスペクト比が16:9の画面を有
するダウンコンバータ内蔵のテレビジョン受像機で、N
TSC方式でありながらアスペクト比が16:9の画面
に対応した映像信号を表示する場合、標準モードでは、
図10(a)に示すように、左右のマスク部分22a,
22bが存在する状態での水平方向の表示範囲を基準
に、垂直方向の表示範囲が決定されるため、画面の上下
にもマスク部分40a,40bが形成されることにな
る。
【0020】この場合、視聴者は、ズームモードを入力
設定することにより、図10(b)に示すように、マス
ク部分22a,22b,40a,40bをなくし画面全
体に映像を表示させることができる。このため、標準モ
ードでの表示形態を好みとし、通常標準モードに設定を
行なっている視聴者にとっては、図7(a)から図10
(a)に示すように表示形態が変わったときには、標準
モードからズームモードへの切り替え操作も必要にな
る。
【0021】すなわち、表示モード可変機能を有する従
来のテレビジョン受像機では、NTSCに対応した伝送
方式でありながらアスペクト比が16:9の画面に対応
した映像信号や、ハイビジョンに対応した伝送方式であ
りながらアスペクト比が4:3の画面に対応した映像信
号等があるように、放送方式とアスペクト比とは必ずし
も一致しないため、視聴者は、映像内容のアスペクト比
の変化に応じて、その都度表示モードを設定し直さなけ
ればならず、多種類のアスペクト比を有する映像信号が
混在して放送される場合には、表示モードの設定回数が
増加し取り扱いが不便になるという問題が生じている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、表示モ
ード可変機能を有する従来のテレビジョン受像機では、
アスペクト比の異なる映像ソフトウェアが混在する状況
下において、視聴者が映像内容のアスペクト比の変化に
応じて表示モードの設定を頻繁に行なう必要が生じ、取
り扱いが不便であるという問題を有している。
【0023】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、表示モードの設定作業を自動化して取り
扱いを便利にすることができる極めて良好な映像信号送
受信装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像信号
送受信装置は、それぞれ伝送方式及びアスペクト比の異
なる複数の番組に対応して送出される各映像信号を受信
して選択的に画面表示するもので、画面表示モードが切
り替え可能な映像信号送受信システムを対象としてい
る。そして、複数の番組に対応する各映像信号にそのア
スペクト比を示す表示モード情報を付加して送出する送
信手段と、この送信手段から送出される各映像信号を受
信して選択する選択手段と、この選択手段で選択された
映像信号の伝送方式を判別する判別手段と、選択手段で
選択された映像信号に付加された表示モード情報からア
スペクト比を識別する識別手段と、この識別手段で識別
されたアスペクト比及び判別手段で判別された伝送方式
に基づいて、選択手段で選択された映像信号に対して自
動的に画面表示モードを判定して画面表示させる判定手
段とを備えるようにしたものである。
【0025】
【作用】上記のような構成によれば、送信手段によって
複数の番組に対応する各映像信号にそのアスペクト比を
示す表示モード情報を付加して送出し、選択された映像
信号に対してその表示モード情報と方式判別結果とに基
づいて最適な画面表示モードを自動的に選択するように
したので、視聴者にとって取り扱いを便利にすることが
できる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1は、CATV放送システム
におけるセンター41を示している。すなわち、映像・
音声再生装置42から出力された映像・音声信号は、映
像表示モード入力装置43で入力設定され映像表示モー
ド情報送出装置44から出力される映像表示モード情報
とともに、センター信号送出装置45から送信路46に
送出される。
【0027】このセンター信号送出装置45では、映像
・音声再生装置42から出力された映像・音声信号を、
映像・音声信号送信装置47を介して変調装置48に導
き、映像表示モード情報送出装置44から出力される映
像表示モード情報を、下りデータ送出装置49を介して
変調装置48に導き、変調装置48で映像・音声信号と
映像表示モード情報とを合成して送信路46に送出して
いる。
【0028】図2は、上記映像表示モード情報の構成例
を示している。すなわち、この映像表示モード情報は、
図2(a)に示すグローバルデータコードと、図2
(b)に示す番組コードと、図2(c)に示す表示モー
ド情報コードと、図2(d)に示すBCC(ブロックコ
ードチェックコード)とからなり、それぞれのコードが
8ビットのデータに、スタートビットとストップビット
とを1ビットづつ付加した10ビットで構成されてい
る。
【0029】このうち、表示モード情報は、グローバル
データコードによりグローバルデータとして全てのCA
TV端末に送出されロードされる。また、番組コードと
表示モード情報コードとにより、任意の番組における表
示モードを指定することができる。なお、BCCは、デ
ータに誤りが生じた場合のチェックを行なうためのもの
である。
【0030】次に、図3は、CATV放送システムにお
ける加入者端末を示している。図8と同一部分には同一
符号を付して示すと、加入者引き込み線23を介して供
給される下りデータの中に含まれる表示モード情報は、
データメモリ27に記憶される。そして、任意の番組の
受信時に、その番組に該当する表示モード情報がデータ
メモリ27から読み出されて制御回路37に供給され
る。制御回路37では、入力された表示モード情報に基
づいて、水平偏向伸縮率及び垂直偏向伸縮率を算出し、
水平偏向伸縮設定信号及び垂直偏向伸縮設定信号を生成
して、水平偏向伸縮回路35及び垂直偏向伸縮回路36
に出力する。
【0031】ここで、テレビジョン受像機29として、
アスペクト比が16:9の画面を有しダウンコンバータ
を内蔵しているものとし、通常の表示モードが標準モー
ドに設定されているものを考える。そして、NTSC方
式でアスペクト比が4:3の画面に対応した映像信号が
入力された場合、データメモリ27は、表示モード情報
としてアスペクト比4:3を示す情報を制御回路37に
出力する。また、制御回路37では、入力された映像・
音声信号がハイビジョンかNTSCかの方式判別も行な
われている。
【0032】このため、制御回路37は、アスペクト比
4:3を示す表示モード情報とNTSCを示す方式判別
情報とに基づいて、最適な表示モードとして標準モード
を選択し、標準モードに対応した水平偏向伸縮設定信号
及び垂直偏向伸縮設定信号を生成して、水平偏向伸縮回
路35及び垂直偏向伸縮回路36に出力する。このた
め、図7(a)に示すような表示形態が自動的に実現さ
れることになる。
【0033】また、ハイビジョン方式でアスペクト比が
16:9の画面に対応した映像信号が入力された場合、
データメモリ27は、表示モード情報としてアスペクト
比16:9を示す情報を制御回路37に出力する。する
と、制御回路37は、アスペクト比16:9を示す表示
モード情報とハイビジョンを示す方式判別情報とに基づ
いて、最適な表示モードとして標準モードを選択し、標
準モードに対応した水平偏向伸縮設定信号及び垂直偏向
伸縮設定信号を生成して、水平偏向伸縮回路35及び垂
直偏向伸縮回路36に出力する。このため、アスペクト
比16:9のテレビジョン受像機29で、ハイビジョン
方式をNTSC方式に変換した映像信号が表示される。
【0034】これに対し、NTSC方式でアスペクト比
が16:9の画面に対応した映像信号が入力された場
合、データメモリ27は、表示モード情報としてアスペ
クト比16:9を示す情報を制御回路37に出力する。
すると、制御回路37は、アスペクト比16:9を示す
表示モード情報とNTSCを示す方式判別情報とに基づ
いて、最適な表示モードとしてズームモードを選択し、
ズームモードに対応した水平偏向伸縮設定信号及び垂直
偏向伸縮設定信号を生成して、水平偏向伸縮回路35及
び垂直偏向伸縮回路36に出力する。このため、図10
(a)から図10(b)に示す表示形態に自動的に切り
替えられることになる。
【0035】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、センター41で番組に付加する下りデータの中に
各番組毎のアスペクト比を示す表示モード情報を加えて
送信し、加入者端末で表示モード情報と方式判別結果と
に基づいて最適な表示モードを自動的に選択するように
したので、視聴者にとって取り扱いを便利にすることが
できる。
【0036】次に、図4は、加入者端末の他の例を示し
ている。すなわち、映像・音声処理回路28から出力さ
れる映像・音声信号と、データメモリ27から読み出さ
れる表示モード情報とは、映像ズーム回路50に供給さ
れる。この映像ズーム回路50は、映像・音声信号を記
憶するフレームメモリとその方式判別を行なう機能とを
有しており、表示モード情報で指定されるアスペクト比
と方式判別結果とに基づいて、最適な表示モードとなる
ように映像信号に拡大または縮小処理を施し、テレビジ
ョン受像機29の映像処理回路30に出力している。
【0037】ここで、テレビジョン受像機29として、
アスペクト比が16:9の画面を有しダウンコンバータ
を内蔵しているものとし、通常の表示モードが標準モー
ドに設定されているものを考える。そして、NTSC方
式でアスペクト比が4:3の画面に対応した映像信号が
入力された場合、映像ズーム回路50は、データメモリ
27から供給されるアスペクト比4:3を示す表示モー
ド情報と、NTSCを示す方式判別情報とに基づいて、
最適な表示モードとして映像信号の拡大や縮小を行なわ
ない標準モードを選択し、図7(a)に示す表示形態を
実現する。
【0038】また、ハイビジョン方式でアスペクト比が
16:9の画面に対応した映像信号が入力された場合、
映像ズーム回路50は、データメモリ27から供給され
るアスペクト比16:9を示す表示モード情報と、ハイ
ビジョンを示す方式判別情報とに基づいて、最適な表示
モードとして標準モードを選択する。
【0039】これに対し、NTSC方式でアスペクト比
が16:9の画面に対応した映像信号が入力された場
合、映像ズーム回路50は、データメモリ27から供給
されるアスペクト比16:9を示す表示モード情報と、
NTSCを示す方式判別情報とに基づいて、最適な表示
モードとしてズームモードを選択し映像信号の拡大処理
を行ない、図10(a)から図10(b)に示す表示形
態に自動的に切り替えるようにする。なお、この発明は
上記実施例に限定されるものではなく、この外その要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
表示モードの設定操作を自動化して取り扱いを便利にす
ることができる極めて良好な映像信号送受信装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る映像信号送受信装置の一実施例
を示すもので、センターの構成を示すブロック構成図。
【図2】同実施例における映像表示モード情報の構成を
説明するために示す図。
【図3】同実施例における加入者端末を示すブロック構
成図。
【図4】同実施例における加入者端末の他の例を示すブ
ロック構成図。
【図5】CATV放送システムの概要を示すブロック構
成図。
【図6】アスペクト比4:3の画面にアスペクト比1
6:9の映像信号を表示した場合の各種表示形態を説明
するために示す図。
【図7】アスペクト比16:9の画面にアスペクト比
4:3の映像信号を表示した場合の各種表示形態を説明
するために示す図。
【図8】表示モードを可変可能な従来のテレビジョン受
像機を示すブロック構成図。
【図9】従来の問題点を説明するために示す図。
【図10】従来の問題点を説明するために示す図。
【符号の説明】
11…センター、12…送信路、13,14…加入者引
き込み線、15,16…加入者宅、17,18…CAT
V端末装置、19,20…テレビジョン受像機、21
a,21b…マスク部分、22a,22b…マスク部
分、23…加入者引き込み線、24…加入者宅、25…
CATV端末装置、26…チューナ・デスクランブル回
路、27…データメモリ、28…映像・音声処理回路、
29…テレビジョン受像機、30…映像処理回路、31
…CRT、32…同期分離回路、33…水平偏向回路、
34…垂直偏向回路、35…水平偏向伸縮回路、36…
垂直偏向伸縮回路、37…制御回路、38…表示モード
入力設定部、39a,39b…マスク部分、40a,4
0b…マスク部分、41…センター、42…映像・音声
再生装置、43…映像表示モード入力装置、44…映像
表示モード情報送出装置、45…センター信号送出装
置、46…送信路、47…映像・音声信号送信装置、4
8…変調装置、49…下りデータ送出装置、50…映像
ズーム回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ伝送方式及びアスペクト比の異
    なる複数の番組に対応して送出される各映像信号を受信
    して選択的に画面表示するもので、画面表示モードが切
    り替え可能な映像信号送受信システムにおいて、前記複
    数の番組に対応する各映像信号にそのアスペクト比を示
    す表示モード情報を付加して送出する送信手段と、この
    送信手段から送出される各映像信号を受信して選択する
    選択手段と、この選択手段で選択された映像信号の伝送
    方式を判別する判別手段と、前記選択手段で選択された
    映像信号に付加された表示モード情報からアスペクト比
    を識別する識別手段と、この識別手段で識別されたアス
    ペクト比及び前記判別手段で判別された伝送方式に基づ
    いて、前記選択手段で選択された映像信号に対して自動
    的に画面表示モードを判定して画面表示させる判定手段
    とを具備してなることを特徴とする映像信号送受信装
    置。
JP6003147A 1994-01-17 1994-01-17 映像信号送受信装置 Pending JPH07212743A (ja)

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JP6003147A JPH07212743A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 映像信号送受信装置

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