JPH07208651A - 結束治具及びシリンダにおける配管材結束構造 - Google Patents

結束治具及びシリンダにおける配管材結束構造

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JPH07208651A
JPH07208651A JP6008545A JP854594A JPH07208651A JP H07208651 A JPH07208651 A JP H07208651A JP 6008545 A JP6008545 A JP 6008545A JP 854594 A JP854594 A JP 854594A JP H07208651 A JPH07208651 A JP H07208651A
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JP
Japan
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binding
mounting groove
cylinder
groove
fixed
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JP6008545A
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Inventor
Hiroyuki Hirano
弘之 平野
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】取付溝に容易に取着できるとともに、確実に配
管材を固定する。 【構成】ロッドレスシリンダ1には、溝部9よりも幅の
狭い係止部10が形成されたスイッチ取付溝8が形成さ
れている。この取付溝8には、結束金具21が挿通され
ている。この結束金具21には、フック部23が形成さ
れるとともに、ボルト28及び結束バンド27等が取着
されている。即ち、作業者はフック部23を把持して結
束金具21をスイッチ取付溝8の所定の位置まで移動さ
せる。そして、その位置にて、ボルト28を取付溝8の
溝面に対して締め付けることにより、結束金具21は係
止部10と係合して固定される。この状態で、結束バン
ド27にて、当該ロッドレスシリンダ1にエアを給排す
る給排管11を結束することにより、ロッドレスシリン
ダ1に給排管11が固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配線及び配管用の結束治
具に係り、詳しくは、シリンダに形成された取付溝に配
線及び配管等を行うための結束治具及びシリンダにおけ
る配管材結束構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、ロッドレスシ
リンダ51の外側面にはストッパ等の各種部材を取着す
るための取付溝52が形成されている。この取付溝52
は、例えばロッドレスシリンダ51に使用される配線や
配管等を当該シリンダ51に固定する場合にも使用され
る。そして、例えば当該取付溝52にはめ込みホルダ5
3を取り付けることによって各種配線Lを取付溝52内
に固定する。このはめ込みホルダ53は樹脂より形成さ
れ、把持部54が取付溝52の係止部52aと係合する
ことにより当該取付溝52に取り付けられるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、はめ込
みホルダ53は取付溝52に係合されているだけなの
で、当該はめ込みホルダ53に外力が加わると、その係
合が外れてしまい、当該配線Lを固定できなくなるとい
う問題がある。
【0004】又、当該配線Lを収納すべき空間部の幅
は、取付溝52とはめ込みホルダ53とで規定されるた
め、配管等の径の大きい各種配管材を固定することがで
きないという問題がある。
【0005】そこで、図7(a),(b)に示す接着式
結束バンド55,56をロッドレスシリンダ51の側面
に接着する技術が提案されている。しかしながら、接着
式結束バンド55,56を当該シリンダ51の側面に接
着する時に、確実に接着されるまでに一定の時間がかか
る。このため、その間に接着式結束バンド55,56に
外力が加わると、結束バンド55,56がシリンダ51
の側面に沿って移動し、接着し難いという問題がある。
更に、ロッドレスシリンダの側面が曲面状に形成されて
いる場合には、その側面に接着式結束バンド55,56
を接着することが非常に難しいという問題がある。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は取付溝に容易に取着でき
るとともに、確実に配管材を固定することが可能な結束
治具及びシリンダにおける配管材結束構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、取付溝に挿通され、当該取
付溝に形成された溝部よりも幅の狭い係止部に対して、
当接可能な結束プレートと、前記結束プレートに取着さ
れ、取付溝の溝面を押圧する押圧手段と、前記結束プレ
ートの一部を屈曲することにより形成し、取付溝から突
出するとともに、貫通孔に形成した結束部と、当該結束
部の貫通孔に挿通され、配管材を結束する結束部材とか
らなることをその要旨とする。
【0008】請求項2記載の発明は、シリンダの長手方
向に沿って形成され、溝部よりも幅の狭い係止部を有す
る取付溝に、結束プレートを挿通し、結束プレートに取
着された押圧手段にて取付溝の溝面を押圧することによ
り当該結束プレートを係止部に係止し、結束プレートに
設けられた結束部材にて、配管材を結束するようにした
ことをその要旨とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、シリンダに作動流体を給排する為の給排管
であることをその要旨とする。
【0010】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、まず、
取付溝に結束プレートを挿通する。このとき、作業者は
取付溝から突出した結束部を把持し、結束プレートを取
付溝に沿って、所望の位置まで移動させる。そして、そ
の位置において、押圧手段にて当該取付溝の溝面を押圧
することにより、結束プレートが係止部に押圧された状
態で係止され、当該結束プレートは取付溝に取り付けら
れる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、シリンダに
形成された取付溝に、結束プレートを挿通し、押圧手段
にて当該取付溝の溝面を押圧することにより、結束プレ
ートは係止部に係止された状態で取付溝に固定される。
そして、結束部材にて、配管材を結束され、シリンダに
当該配管材が固定される。
【0012】この場合、予め各種スイッチ等を取り付け
るために形成された取付溝を利用することにより、配管
材は容易且つ確実にシリンダに結束部材にて結束され
る。請求項3記載の発明によれば、シリンダに給排管が
固定されることから、当該給排管の捩じれ、折れ及び破
損等が防止され、安定した状態で作動流体がシリンダに
供給される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。図2は、ロッドレスシリンダ1
本体の断面図であって、図3は、その側面図である。
【0014】ロッドレスシリンダ1には、筒状に延びる
シリンダチューブ2が設けられ、シリンダチューブ2上
面の両端には、エンドプレート3が嵌着されている。シ
リンダチューブ2には、その長手方向に向かって延びる
スリット4が形成されている。シリンダチューブ2内に
は、図示しないピストンに従ってシリンダチューブ2内
を移動するヨーク5が収納されている。このヨーク5に
は、前記スリット4を介してシリンダチューブ2の外方
に突出する頭部6が形成されている。この頭部6には、
マウントテーブル7が固着されている。即ち、このロッ
ドレスシリンダ2は両エンドプレート3の給排ポート
(図示せず)から給排される作動流体(本実施例ではエ
ア)に従って、ピストンと共にヨーク5が一体的に移動
することにより、マウントテーブル7が長手方向に往復
動するようになっている。このとき、マウントテーブル
7は前記両エンドプレート3にて規定される両ストロー
クエンド間を往復動できるようになっている。又、スリ
ット4の外側には、両端を各エンドプレート3に固定さ
れたウレタンゴムからなる防塵ベルトB1が張設され、
スリット4の内側には両端を各エンドプレート3に固定
されたウレタンゴムよりなるシールベルトB2が張設さ
れている。そして、防塵ベルトB1はスリット4の外側
に形成した外側嵌合部4aと脱着可能に嵌合し、シール
ベルトB2はスリット4の内側に形成した内側嵌合部4
bと脱着可能に嵌合するようになっている。従って、防
塵ベルトB1は外部からの塵埃等がシリンダチューブ2
内に侵入することを防止し、シールベルトB2は給排ポ
ートから給排されるエアがスリット4から漏れることを
防止するようになっている。
【0015】又、ロッドレスシリンダ1、即ち、シリン
ダチューブ2及びエンドプレート3の両側面には、長手
方向に延びるスイッチ取付溝8が形成されている。この
スイッチ取付溝8は溝部9と係止部10とから形成され
ている。溝部9は略長方形状に形成され、その外端に係
止部10が形成されている。この係止部10の幅は溝部
9の幅よりも小さく(狭く)形成されている。
【0016】尚、このスイッチ取付溝8は、マウントテ
ーブル7のストロークエンドを、前記エンドプレート3
にて規定されるストロークエンドとは異なるストローク
エンドに設定するときに使用されるストッパ装置(図示
せず)も取り付けるできるものである。即ち、ストッパ
装置をスイッチ取付溝8に沿ってスライドさせ、所望の
位置に固定することによって、ストロークエンドが規定
される。つまり、マウントテーブル7の移動時におい
て、当該ストッパ装置とマウントテーブル7とが当接し
た位置がそのストロークエンドとなる。
【0017】このスイッチ取付溝8には、前記エンドプ
レート3の給排ポートにエアを給排する給排管11が結
束プレートとしての結束金具21を使用して取り付けら
れている。
【0018】図1はその結束金具21を示しており、
(a)はその左側面図であり、(b)はその正面図であ
り、(c)はその底面図である。この結束金具21は、
板金等の鋼材よりなる平板より形成され、平面部22と
その平面部22に対して直角に屈曲されたフック部23
とから構成されている。フック部23は前記平面部22
の中心より上方であって当該平面部22の上端よりは下
方に形成されるとともに、平面部22とフック部23と
の間には略U字状の切欠24が形成されている。このフ
ック部23は図1(b)に示すように平面部22の一側
(本実施例では左側)に形成されている。
【0019】平面部22にはその下部にネジ孔25が形
成され、当該平面部22の下端からフック部23にかけ
ては斜状に形成されている。又、平面部22の上端及び
下端にはそれぞれ円弧部22a,22bが形成されてい
る。更に、この平面部22の上下方向の幅は係止部10
間の幅より大きく、溝部9の幅よりも小さく形成されて
いる。フック部23は、その平面形状が略正方形状に形
成され、その中央部には、略正方形状の貫通孔26が形
成されている。
【0020】このように形成された結束金具21は、例
えばエンドプレート3側から、図3に示すように、その
平面部22の上下端を取付溝8の幅方向に位置させた状
態で、スイッチ取付溝8の溝部9に挿通される。即ち、
溝部9には平面部22が挿通される。このとき、フック
部23は、スイッチ取付溝8よりも外方へ突出してい
る。よって、作業者はこのフック部23を持って結束金
具21をスイッチ取付溝8内でスライドさせることがで
きる。そして、結束金具21を所望の位置まで、スライ
ドさせて当該位置にてネジ孔25に押圧手段としてのボ
ルト28を螺入する。すると、ボルト28の先端は溝部
9の溝面に当接し、更にボルト28を締め付けることに
より平面部22の上部と下部が係止部10と当接し押圧
されることによって、結束金具21はスイッチ取付溝8
に固定される。そして、この固定された結束金具21の
貫通孔26に結束バンド27を挿通し、当該結束バンド
27にて前記給排管11を固定する。即ち、給排管11
は結束バンド27にてフック部23の下方に垂れ下がっ
た状態で固定される。この場合、スイッチ取付溝8に二
個の結束金具21を使用して、給排管11をシリンダチ
ューブ2に固定している。
【0021】従って、本実施例によれば、結束金具21
を使用して、給排管11はシリンダチューブ2に固定さ
れる。このとき、給排管11は結束バンド27によっ
て、当該結束バンド27と給排管11との間に隙間を有
した状態で結束される。従って、給排管11は結束バン
ド27にて緩やかに結束されるので、給排管11に無理
な力をかけることなく、ロッドレスシリンダ1に固定で
きる。例えば、給排管11をエア給排用のポンプに接続
するために配管する場合でも、給排管11に無理な力が
かけず安定した状態で結束部11をロッドレスシリンダ
1に固定できる。よって、当該給排管11に無理な力が
かかることにより生じる当該給排管11の捩じれ、折れ
及び破損等を防止できる。従って、ロッドレスシリンダ
1におけるエア漏れやエア詰まり等を防止でき、安定し
た状態で給排することができ、当該ロッドレスシリンダ
1の動作性を向上させることができる。このとき、給排
管11はフック部23の下方に結束バンド27にて垂れ
下がった状態で取り付けられる。よって、その自重によ
り安定した状態で給排管11を固定することができる。
【0022】更に、予めロッドレスシリンダ1に形成さ
れたスイッチ取付溝8を利用して、給排管11を固定で
きるので、改めて給排管11の固定用にスイッチ取付溝
8を形成する必要がなく、製作上の手間及びコスト等を
低減することができる。
【0023】又、結束金具21はその上部及び下部を係
止部10に係止した状態で、ボルト28を締め付け、ス
イッチ取付溝8の溝面に押圧するだけで容易に結束金具
21をスイッチ取付溝8に固定することができる。又、
ボルト28を緩めた状態で結束金具21をスイッチ取付
溝8内をスライドさせることによって容易に所望の場所
に結束金具21を固定することができる。この場合、作
業者は取付溝8から突出したフック部23を把持して結
束金具21をスライドさせることができるので、当該結
束金具21を容易にスライドさせることができる。
【0024】更に、結束金具21の上端及び下端に円弧
部22a,22bが形成されているので、当該結束金具
21のスイッチ取付溝8への挿通性を向上できる。又、
フック部23の貫通孔26に取り付けられる結束バンド
27を、その長さの異なる結束バンド27に交換するだ
けで、例えば径の異なる配管材を容易に固定することが
できる。
【0025】又、結束金具21の下端からフック部23
にかけて斜状に形成されているので、当該結束金具21
を軽量化することができる。又、結束金具21は板金よ
り形成されているため、当該板金を切断又は屈曲させる
ことにより容易に結束金具21を製作することができ
る。
【0026】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)上記実施例において、結束金具21を前記板金に
代えて、例えばステンレス、アルミニウム、黄銅等の各
種金属材料から形成してもよい。この場合、ステンレス
で形成することにより結束金具21の錆を防止すること
ができる。アルミニウムで形成することにより結束金具
21の軽量化を図ることができる。黄銅より形成するこ
とにより結束金具21がロッドレスシリンダ1の取付溝
8等に傷を付けることを防止できる。
【0027】又、結束プレートとしての結束金具21に
代えて樹脂等からなる結束プレートを使用してもよい。
この場合、前記黄銅の場合と同様にロッドレスシリンダ
1の取付溝8等に傷を付けることが防止できる。
【0028】(2)上記実施例において、結束金具21
の下端からフック部23にかけて斜状に形成しなくても
よい。 (3)上記実施例において、図4に示すように、フック
部23は結束金具21の下方に形成してもよい。この場
合、フック部23上に給排管11等の配管材を載置で
き、安定した状態で配管材を固定できる。又、フック部
23を結束金具21の略中間位置に設けてもよい。この
場合、フック部23の上下の両側に配管材を固定しても
よい。
【0029】又、本結束金具21を反対向きにスイッチ
取付溝8に挿通して使用してもよい。 (4)上記実施例において、図5(a)〜(c)に示す
結束金具31を使用して、配管11等をロッドレスシリ
ンダ1に固定してもよい。
【0030】この結束金具31は、前記結束金具21と
同様に平板部32と平板部32に対して直角に屈曲され
たフック部33とから構成されている。即ち、図5
(b)に示すように、フック部33は、平面部32の左
右方向における略中央上部において上下方向に延びる二
本の切欠34により形成された切欠片34aを屈曲する
ことにより形成されている。つまり、フック部33は平
面部32の中心より上方であって当該平面部32の上端
より下方に形成されている。
【0031】平面部32にはその下部中央にネジ孔35
が形成されている。又、平面部32の左右両側の上端及
び下端には円弧部32a,32bが形成されている。更
に、平面部32の上下方向の幅は係止部10間の幅より
大きく、溝部9の幅よりも小さく形成されている。フッ
ク部33はその平面形状が略長方形状に形成され、その
中央部には、略正方形状の貫通孔36が形成されてい
る。そして、このフック部33はスイッチ取付溝8に挿
入した場合に、当該取付溝8よりも外方に突出するよう
になっている。
【0032】このように形成された結束金具31は結束
金具21と同様に取り扱われ、同様の作用効果を有す
る。更に、フック部33を平面部32の左右方向におけ
る略中央部に形成したので、給排管11等の結束時にお
いてその給排管11によりかかる力は結束金具31に対
して左右対称にかかり、安定した状態で給排管11をロ
ッドレスシリンダ1に固定することができる。
【0033】(5)上記実施例において、貫通孔26,
36の形状を正方形でなく、円形又は多角形状に形成し
てもよい。又、貫通孔26,36の内周に鋸歯状の係止
部を設けてもよい。この係止部により結束バンド27を
貫通孔26,36に係止し易くできる。
【0034】(6)上記実施例では、結束金具21をロ
ッドレスシリンダ1等のシリンダに使用したが、例え
ば、壁等に設けられた取付溝を有するレール等に使用し
てもよい。
【0035】(7)上記実施例において、スイッチ取付
溝8に、前記ピストン及びヨーク5等からなる移動体の
位置を検出する検出センサを取り付け、当該検出センサ
の信号線等を結束金具21を使用してシリンダ1に沿っ
て固定してもよい。
【0036】このとき、検出センサの信号線は結束金具
21にて当該シリンダ1に沿って捩じれたり、屈曲した
りすることなく固定されるので、検出信号11からの出
力信号が安定した状態で信号線を介して出力される。よ
って、ロッドレスシリンダ1を安定した状態で使用する
ことができる。
【0037】又、配管材として、当該ロッドレスシリン
ダ1の付近に配設されている各種配線及び配管を当該結
束金具を使用してロッドレスシリンダ1に固定してもよ
い。 (8)上記実施例では、スイッチ取付溝8を直線状に形
成したが、円弧状に湾曲させてもよい。このとき、結束
金具21の円弧部22a,22bによって、結束金具2
1を当該取付孔8に沿ってスムーズに移動させることが
できる。
【0038】(9)上記実施例において、押圧手段をボ
ルト28に代えて、コイルバネ、板バネ等の弾性部材を
結束金具21に固着することによって形成してもよい。 (10)上記実施例では、スイッチ取付溝8の係止部1
0を当該取付溝8の長手方向全体に沿って形成したが、
その長手方向において、所定の間隔毎に係止部10を形
成してもよい。
【0039】(11)上記実施例において、スイッチ取
付溝8を使用して例えば当該シリンダ1が使用される各
種産業機械に取り付けることも可能である。 (12)上記実施例において、シリンダチューブ2のみ
に取付溝8を形成してもよい。この場合、平面部22の
左右方向の幅は係止部10間の幅よりも小さく形成され
ている。
【0040】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1記載の結束治具において、結束金具21
の上端及び下端に円弧部22a,22bを形成した結束
治具。
【0041】このように形成することにより、容易にス
イッチ取付溝8に当該結束金具21を挿通することがで
きるとともに、取付溝8に沿ってスライドさせることが
できる。
【0042】(2)請求項1記載の結束治具において、
結束金具21は板金よりなる結束治具。このように形成
することにより、結束金具21を容易に製作できる。
【0043】(3)請求項1記載の結束治具において、
フック部23は取付溝8の上部より当該取付溝8の外方
へ突出した結束治具。このように構成することにより、
配管材は垂れ下がった状態で固定されることから、その
自重によって安定した状態で固定できる。
【0044】(4)請求項2記載のシリンダにおける配
管材結束構造において、前記配管材は、シリンダ1のピ
ストン等の位置を検出するための検出センサの信号線で
あるシリンダにおける配管材結束構造。
【0045】このように構成することにより、シリンダ
1を安定した状態で動作させることができる。 (5)請求項2記載のシリンダにおける配管材結束構造
において、結束バンド27は取付溝8の外方に突出した
フック部23に取着されたシリンダにおける配管材結束
構造。
【0046】このように構成することにより、作業者は
フック部23を持って容易に結束金具21を取付溝8に
沿ってスライドさせることができる。 (6)請求項2記載のシリンダにおける配管材結束構造
において、取付溝8に係止部10をその長手方向全体に
渡って形成したシリンダにおける配管材結束構造。
【0047】このように構成することにより、結束金具
21を取付溝8の所望の場所に固定できる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、取付溝に挿入された結束治具を、当該取付溝
に沿って容易に移動させることができるとともに、当該
取付溝の所定の位置に確実に固定できる優れた効果があ
る。又、請求項2記載の発明によれば、シリンダに予め
形成された取付溝を利用して、シリンダに必要な配管材
等を結束治具にて容易に固定することができる。更に、
請求項3記載の発明によれば、配管材はシリンダに作動
流体を給排する給排管であるので、スムーズに作動流体
をシリンダに給排でき、安定した状態で当該シリンダを
駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例において、(a)
は、結束金具を示す側面図であり、(b)は、その正面
図であり、(c)は、その底面図である。
【図2】一実施例において、結束金具を使用して、給排
管が取り付けられたシリンダを示す断面図である。
【図3】一実施例において、結束金具を使用して、給排
管が取り付けられたシリンダを示す側面図である。
【図4】別例において、結束金具を示す正面図である。
【図5】別例において、(a)は、結束金具を示す側面
図であり、(b)は、その正面図であり、(c)は、そ
の底面図である。
【図6】従来例におけるはめ込みホルダを使用して、配
線等を固定したシリンダを示す断面図である。
【図7】従来例において、(a),(b)は、それぞれ
接着式結束バンドを示す側面図である。
【符号の説明】
1…シリンダとしてのロッドレスシリンダ、8…取付溝
としてのスイッチ取付溝、9…溝部、10…係止部、1
1…配管材としての給排管、21,31…結束プレート
としての結束金具、23,33…結束部としてのフック
部、26,36…貫通孔、27…結束部材としての結束
バンド、28…押圧手段としてのボルト。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付溝に挿通され、当該取付溝に形成さ
    れた溝部よりも幅の狭い係止部に対して、当接可能な結
    束プレートと、 前記結束プレートに取着され、取付溝の溝面を押圧する
    押圧手段と、 前記結束プレートの一部を屈曲することにより形成し、
    取付溝から突出するとともに、貫通孔に形成した結束部
    と、 当該結束部の貫通孔に挿通され、配管材を結束する結束
    部材とからなることを特徴とする結束治具。
  2. 【請求項2】 シリンダの長手方向に沿って形成され、
    溝部よりも幅の狭い係止部を有する取付溝に、結束プレ
    ートを挿通し、結束プレートに取着された押圧手段にて
    取付溝の溝面を押圧することにより当該結束プレートを
    係止部に係止し、結束プレートに設けられた結束部材に
    て、配管材を結束するようにしたシリンダにおける配管
    材結束構造。
  3. 【請求項3】 前記配管材は、シリンダに作動流体を給
    排する為の給排管である請求項2記載のシリンダにおけ
    る配管材結束構造。
JP6008545A 1994-01-28 1994-01-28 結束治具及びシリンダにおける配管材結束構造 Pending JPH07208651A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56125577U (ja) * 1980-02-27 1981-09-24
JPS58131681U (ja) * 1982-02-26 1983-09-05 富士通株式会社 ケ−ブルホルダ取付け構造
JPH0471887U (ja) * 1990-10-30 1992-06-25

Patent Citations (3)

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