JPH07208647A - 配管の敷設システム - Google Patents

配管の敷設システム

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JPH07208647A
JPH07208647A JP6007571A JP757194A JPH07208647A JP H07208647 A JPH07208647 A JP H07208647A JP 6007571 A JP6007571 A JP 6007571A JP 757194 A JP757194 A JP 757194A JP H07208647 A JPH07208647 A JP H07208647A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
crane
gantry crane
gas conduit
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6007571A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Nagashima
伸吾 長島
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一軌道上に門型クレーンを支持しても配管
を台車に積載したまま門型クレーン内に挿入できるよう
にした。 【構成】 管接合地点において門型クレーン40にガス
導管60を受け渡す際、受け側の門型クレーン40を同
一軌道上に支持したまま門型クレーン40の内部に搬送
したガス導管60を搬入することが可能となる。この結
果、 (1)運搬台車により配管を搬送した後、台車より門型
クレーンへの配管の受け渡しが円滑にできるようにな
る。 (2)また門型クレーンを同一軌道上に支持して走行で
きる結果、次の管接合地点への門型クレーンの移動が円
滑にでき、作業性を高めることができる。 (3)さらに運搬台車用の軌道と、門型クレーンの移動
軌道とを共用でき、設備費の低減化を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下に掘削されたシー
ルドトンネルのような洞道内に比較的に径の大きい配管
を搬入して敷設するための配管の敷設システムに関し、
さらに詳しくは投入地点より搬入される配管を、トンネ
ル内に仮設した軌道により管接合地点まで搬送される配
管を受け取って敷設配管との芯合せを行わせるための門
型クレーンを運搬台車の走行する仮設軌道上にて移動自
在とした配管の敷設システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述のような配管の敷設システムに関
し、従来より知られているものは、例えば図6及び図7
に示すように、敷設配管60を投入すべき地点に、トン
ネル10に連通する縦坑20が掘削され、地上に設置し
たクレーン車30により配管60を吊り下げてトンネル
10内部に搬入する。
【0003】トンネル10内部に仮設されている軌道7
0上には、台車50が移動自在に配設され、図8に示す
ように前後一組の台車50の支持台55上に、搬入した
配管60を一本づつ載せトンネル10内を軌道70に沿
って管接合地点まで運び、管接合地点に設置している門
型クレーン40に受け渡して台車50は回送し、配管6
0を門型クレーン40により吊り上げて既設の敷設配管
との芯合せを行いつつ配管同志を接合することで、図9
に示すように順次配管60を一本づつ敷設する手段を採
用している。また、配管60が敷設される場合には、配
管60の下部に桁62が介在されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述の従
来の配管の敷設システムでは、台車50により管接合地
点まで搬送した配管60を、台車50に載せた状態のま
ま、門型クレーン40の内部に挿入させてクレーンによ
り吊り上げた後、台車50は回送し、配管の接合後に門
型クレーン40を次の接合地点まで移動する方式として
いる。
【0005】ところが、この方式の場合、門型クレーン
40は、台車50を走行させる軌道70の上に支持され
ているため、門型クレーン40内部への台車50の挿入
が不能となり、同一軌道70上に門型クレーン40を支
持した構成にできない。このために、門型クレーン40
は、クレーン用の別途の軌道を仮設するか、あるいは人
力等により門型クレーンを移動する手段を採らざるを得
ない。
【0006】上述の対策に際し、門型クレーン用の別途
の軌道を仮設する場合は軌道の仮設費が嵩むばかりでな
く、狭いトンネル内においての作業スペースが制限を受
ける不都合があり、また人力等により門型クレーン40
を移動する場合は、クレーンの移動に時間を要し、作業
性が悪い等の問題点が派生する。
【0007】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたものであり、同一軌道上に門型クレーンを支持して
も配管を台車に積載したまま門型クレーン内に挿入でき
る配管の敷設システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
として本発明は、地中に敷設トンネルが掘削され、管投
入地点に掘削された縦坑より投入される配管を、トンネ
ル内に仮設した軌道上を走行する運搬台車に載せて管接
合地点まで搬送した後、門型クレーンに受け渡して吊り
上げ既設の敷設配管との芯合せを行いつつ配管同志を接
合して配管の敷設を行う配管の敷設システムにおいて、
前記門型クレーンには、左右の支柱下端部に前記仮設し
た軌道上を走行する車輪が備えられ、前記管接合地点ま
で搬送された配管を受け取って前記敷設配管との芯合せ
を行い、配管同志の接合が行われた後、次の受取り位置
まで移動可能とされていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、管接合地点において門型クレーン
に配管を受け渡す際、受け側の門型クレーンを同一軌道
上に支持したまま門型クレーンの内部に搬送した配管を
搬入することが可能となる。この結果、 (1)運搬台車により配管を搬送した後、台車より門型
クレーンへの配管の受け渡しが円滑にできるようにな
る。 (2)また門型クレーンを同一軌道上に支持して走行で
きる結果、次の管接合地点への門型クレーンの移動が円
滑にでき、作業性を高めることができる。 (3)さらに運搬台車用の軌道と、門型クレーンの移動
軌道とを共用でき、設備費の低減化を図ることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。なお、以下に説明する図において、図6乃
至図9と共通する部分には同一符号を付するものとす
る。
【0011】図1は、本発明の配管の敷設システムの一
実施例を示すものであり、同図に示すように、ガス導管
60を投入すべき管投入地点には、上述した縦坑20が
洞道10に連通するように掘削されている。洞道10内
部へのガス導管60の投入は、上述したように、地上か
らクレーン車30によって吊り下げることにより、縦坑
20を介して洞道10内部に搬入されるようになってい
る。
【0012】洞道10内部には、枕木71を介して軌道
70が敷設されている。軌道70上には、台車50が移
動自在に配設されている。台車50には、図2に示すよ
うに、支持ベース部材51が設けられている。支持ベー
ス部材51の下部には、軸受部52を介してシャフト5
3が回転自在に配設されている。シャフト53の両端部
には、車輪54が取付けられている。支持ベース部材5
1の上部には、支持台55が設けられている。支持台5
5の上端部側、ガス導管60の外周形状に合わせて湾曲
形状とされている。既に配管の済んだガス導管61は、
桁62上に固定されている。
【0013】ガス導管61の近傍には、門型クレーン4
0が配設されている。門型クレーン40には、横部材4
1,42,43及び支柱44,45が設けられている。
横部材41,42間には、チェーン46,47が懸架さ
れている。
【0014】門型クレーン40の支柱44,45間に掛
け渡されているシャフト49には、車輪49が回転自在
に取付けられている。これにより、門型クレーン40
は、従来のように、枕木71上の各支柱44,45の固
設及び固設解除を行うことなく台車50と同じ道である
軌道70上を移動自在とされる。
【0015】続いて、以上のような構成の配管の敷設シ
ステムによるガス導管60の敷設作業方法を、図3乃至
図6を用いて説明する。
【0016】まず、洞道10内部へガス導管60を投入
する場合は、従来と同様に、クレーン車30によってガ
ス導管60を吊り下げ縦坑20から洞道10内部に投入
する。
【0017】縦坑20の直下の軌道70上においては、
各台車50を所定距離離した状態で待機させておき、ガ
ス導管60を移載する場合は、ガス導管60の両端部側
を両方の台車50の支持台55上に載置する。このと
き、先頭側の台車50をガス導管60の中腹部寄りに位
置させ、管接合地点側に向いているガス導管60の先端
部側を門型クレーン40内部に差し込めることができる
程度に開けておく。
【0018】この状態で、ガス導管60の後端部側を押
してガス導管60を接合地点付近まで運搬した後、管接
合地点側に向いているガス導管60の先端部側を門型ク
レーン40内部に差し込む(図1参照)。
【0019】ガス導管60の差込みを終えた後、図3に
示すように、チェーン46,47を引き上げてガス導管
60の先端部側を台車50から浮かす。この状態で、図
4及び図5に示すように、門型クレーン40をガス導管
60の中腹部側に移動させ、ガス導管60の中腹部をチ
ェーン46,47によって支持する。ここで、ガス導管
60の中腹部に門型クレーン40を移動させる場合に
は、たとえばガス導管60の後端部側を門型クレーン4
0側に押し込むとともに、門型クレーン40をガス導管
60の中腹部側に向けて押し込む。
【0020】このとき、ガス導管60はチェーン46,
47の引き上げによって台車50の支持台55から浮き
上がるため、ガス導管60の下方に位置する各台車50
をそれぞれガス導管60から外れる方向である回送側に
移動させる。この状態でチェーン46,47の引き上げ
量等を調整してガス導管60とガス導管61との芯合せ
を行った後、ガス導管60の下部に桁62を差込んでガ
ス導管60を固定する。
【0021】ガス導管60の固定を終えた後、チェーン
46,47を緩めて門型クレーン40を次のガス導管6
0の受取り位置まで移動させ待機させる。また、ガス導
管60の固定を終えた後、両者の開口部を溶接によって
固着する。
【0022】両者の固着を終えた後、各台車50を管投
入地点側まで回送し、上述した手順で塔に有されたガス
導管60を載置し、運搬して門型クレーン40側に受け
渡す。こうした作業手順が順次繰り返されることによっ
て洞道10内部にガス導管60が敷設される。
【0023】このように、本実施例では、門型クレーン
40の支柱44,45間に掛け渡されているシャフト4
9に車輪49を回転自在に取付け、軌道70上を移動自
在としたので、ガス導管60の敷設を終えた後、従来の
ように、固設解除や再固設を必要としないので、ガス導
管60の接合作業の他に門型クレーン40単体の移動作
業が不要となり、作業負担が軽減されるばかりか、門型
クレーン40の移動に要する時間が短縮されるので、ガ
ス導管60の敷設に要する時間が大幅に短縮される。
【0024】また、管接合地点において門型クレーン4
0にガス導管60を受け渡す際、受け側の門型クレーン
40を同一軌道上に支持したまま門型クレーン40の内
部に搬送したガス導管60を搬入することが可能とな
る。
【0025】この結果、 (1)運搬装置80によりガス導管60を搬送した後、
運搬装置80より門型クレーン40へのガス導管60の
受け渡しが円滑にできるようになる。 (2)また門型クレーン40を同一軌道上に支持して走
行できる結果、次の管接合地点への門型クレーン40の
移動が円滑にでき、作業性を高めることができる。 (3)さらに運搬装置80用の軌道と、門型クレーン4
0の移動軌道とを共用でき、設備費の低減化を図ること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配管の敷
設システムによれば、管接合地点において門型クレーン
に配管を受け渡す際、受け側の門型クレーンを同一軌道
上に支持したまま門型クレーンの内部に搬送した配管を
搬入することが可能となる。この結果、 (1)運搬台車により配管を搬送した後、台車より門型
クレーンへの配管の受け渡しが円滑にできるようにな
る。 (2)また門型クレーンを同一軌道上に支持して走行で
きる結果、次の管接合地点への門型クレーンの移動が円
滑にでき、作業性を高めることができる。 (3)さらに運搬台車用の軌道と、門型クレーンの移動
軌道とを共用でき、設備費の低減化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管の敷設システムの一実施例を示す
図である。
【図2】図1の門型クレーンを示す図である。
【図3】図1の門型クレーンの動作を示す図である。
【図4】図1の門型クレーンの動作を示す図である。
【図5】図1の門型クレーンの動作を示す図である。
【図6】従来の配管の敷設システムを示す図である。
【図7】図6の洞道内部を拡大して示す図である。
【図8】図6の門型クレーンを示す図である。
【図9】図6の既設されたガス導管が桁上に固定されて
いる状態を示す図である。
【符号の説明】
10 洞道 20 縦坑 30 クレーン車 40 門型クレーン 46,47 チェーン 50 台車 60,61 ガス導管 70 軌道

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に敷設トンネルが掘削され、管投入
    地点に掘削された縦坑より投入される配管を、トンネル
    内に仮設した軌道上を走行する運搬台車に載せて管接合
    地点まで搬送した後、門型クレーンに受け渡して吊り上
    げ既設の敷設配管との芯合せを行いつつ配管同志を接合
    して配管の敷設を行う配管の敷設システムにおいて、 前記門型クレーンには、左右の支柱下端部に前記仮設し
    た軌道上を走行する車輪が備えられ、 前記管接合地点まで搬送された配管を受け取って前記敷
    設配管との芯合せを行い、配管同志の接合が行われた
    後、次の受取り位置まで移動可能とされていることを特
    徴とする配管の敷設システム。
JP6007571A 1994-01-27 1994-01-27 配管の敷設システム Pending JPH07208647A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6007571A JPH07208647A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 配管の敷設システム

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JP6007571A JPH07208647A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 配管の敷設システム

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JP6007571A Pending JPH07208647A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 配管の敷設システム

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JP (1) JPH07208647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140868A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社栗本鐵工所 さや管内配管工法
JP6317496B1 (ja) * 2017-03-10 2018-04-25 株式会社栗本鐵工所 さや管内で使用する挿し口用仮受台とその回収方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140868A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社栗本鐵工所 さや管内配管工法
JP6317496B1 (ja) * 2017-03-10 2018-04-25 株式会社栗本鐵工所 さや管内で使用する挿し口用仮受台とその回収方法
JP2018150965A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 株式会社栗本鐵工所 さや管内で使用する挿し口用仮受台とその回収方法

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