JPH07208017A - 被駆動物の制御装置 - Google Patents
被駆動物の制御装置Info
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- JPH07208017A JPH07208017A JP6017718A JP1771894A JPH07208017A JP H07208017 A JPH07208017 A JP H07208017A JP 6017718 A JP6017718 A JP 6017718A JP 1771894 A JP1771894 A JP 1771894A JP H07208017 A JPH07208017 A JP H07208017A
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変抵抗器の値から被駆動物の位置を検出す
る制御装置において、現場での据え付け作業、特に被駆
動物の移動範囲に対する可変抵抗器の位置合わせ作業を
容易且つ迅速に行えるようにする。 【構成】 自動ドア等の被駆動物を駆動する駆動部2
と、該駆動部による被駆動物の駆動を制御する制御部
と、駆動部2に機械的に接続され、その出力量に応じて
抵抗値が変化する可変抵抗器1とを備えた被駆動物の制
御装置において、可変抵抗器1の有効範囲を複数の領域
に区分し、それらの領域に対応した複数の表示素子5,
6と、可変抵抗器1の抵抗値が属する領域に対応する表
示素子を作動させる表示制御部4とを設けた。
る制御装置において、現場での据え付け作業、特に被駆
動物の移動範囲に対する可変抵抗器の位置合わせ作業を
容易且つ迅速に行えるようにする。 【構成】 自動ドア等の被駆動物を駆動する駆動部2
と、該駆動部による被駆動物の駆動を制御する制御部
と、駆動部2に機械的に接続され、その出力量に応じて
抵抗値が変化する可変抵抗器1とを備えた被駆動物の制
御装置において、可変抵抗器1の有効範囲を複数の領域
に区分し、それらの領域に対応した複数の表示素子5,
6と、可変抵抗器1の抵抗値が属する領域に対応する表
示素子を作動させる表示制御部4とを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動ドア、ブライン
ド、シャッタ、カ−テン等の被駆動物を制御する制御装
置に関する。
ド、シャッタ、カ−テン等の被駆動物を制御する制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動ドアの制御装置においては、
モータを駆動源とする駆動部の出力を検出する手段とし
て、その出力量に応じた周波数のパルスを生成するパル
ス発生器を設け、このパルス発生器からの出力により、
被駆動物であるドアの位置を検知するようにしている。
しかしながら、パルス発生器として一般的に用いられて
いるロータリーエンコーダの場合、被駆動物の移動速度
は検出できても、その絶対位置は検出できないので、リ
ミットスイッチ等の位置検出手段を用いてその検出信号
から被駆動物の基準位置を検知(学習)し、それに基づ
いて被駆動物の絶対位置を演算するようにしている。
モータを駆動源とする駆動部の出力を検出する手段とし
て、その出力量に応じた周波数のパルスを生成するパル
ス発生器を設け、このパルス発生器からの出力により、
被駆動物であるドアの位置を検知するようにしている。
しかしながら、パルス発生器として一般的に用いられて
いるロータリーエンコーダの場合、被駆動物の移動速度
は検出できても、その絶対位置は検出できないので、リ
ミットスイッチ等の位置検出手段を用いてその検出信号
から被駆動物の基準位置を検知(学習)し、それに基づ
いて被駆動物の絶対位置を演算するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、停電時
や電源停止時に手動で被駆動物を動かすと、それ以後の
被駆動物の動作においては、学習から得た情報に基づく
位置と実際の位置との間にずれが生じてしまうので、電
源投入時に毎回、位置のずれを矯正するための学習をし
直す必要がある。
や電源停止時に手動で被駆動物を動かすと、それ以後の
被駆動物の動作においては、学習から得た情報に基づく
位置と実際の位置との間にずれが生じてしまうので、電
源投入時に毎回、位置のずれを矯正するための学習をし
直す必要がある。
【0004】すなわち、ドアにホームポジション検出器
を取り付け、この検出器により検出されるドアの位置を
基準位置とし、ドアの全閉及び全開位置が基準位置から
何パルス目にあるかを学習で決定する。そして、電源投
入時に毎回、ホームポジション探しを行って基準位置を
定め、この基準位置から起算したパルス数の位置をドア
の全閉位置及び全開位置として制御を行うことが知られ
ているが、この場合、電源投入時に毎回ホームポジショ
ン探しの手間を要する。
を取り付け、この検出器により検出されるドアの位置を
基準位置とし、ドアの全閉及び全開位置が基準位置から
何パルス目にあるかを学習で決定する。そして、電源投
入時に毎回、ホームポジション探しを行って基準位置を
定め、この基準位置から起算したパルス数の位置をドア
の全閉位置及び全開位置として制御を行うことが知られ
ているが、この場合、電源投入時に毎回ホームポジショ
ン探しの手間を要する。
【0005】また、パルス列から被駆動物の動作方向を
検出する場合には、位相の異なる複数のパルス列を生成
する必要があり、そのため回路構成が複雑化し且つコス
トも増大する。
検出する場合には、位相の異なる複数のパルス列を生成
する必要があり、そのため回路構成が複雑化し且つコス
トも増大する。
【0006】そこで、本発明者は、初めに被駆動物の動
作を学習して得られた情報から被駆動物の絶対位置を決
定し、この絶対位置を記憶装置に記憶させることで、以
後は学習する必要がなく、安全な被駆動物の動作を維持
することができる被駆動物の制御装置を開発した(特願
平4−170625号)。
作を学習して得られた情報から被駆動物の絶対位置を決
定し、この絶対位置を記憶装置に記憶させることで、以
後は学習する必要がなく、安全な被駆動物の動作を維持
することができる被駆動物の制御装置を開発した(特願
平4−170625号)。
【0007】この制御装置は、被駆動物を駆動する駆動
部と、該駆動部の出力を制御する信号を生成する演算処
理部と、該演算処理部が前記信号を生成するために必要
な情報を記憶する記憶装置と、前記駆動部に機械的に接
続され、該駆動部の出力量に応じて抵抗値が変化する可
変抵抗器とを備え、前記演算処理部が可変抵抗器の抵抗
値を読み込み、その抵抗値から被駆動物の絶対位置を得
て記憶装置に格納するようにしたものである。これによ
れば、可変抵抗器から駆動部の出力量に応じた抵抗値を
読み込み、その抵抗値から被駆動物の絶対位置を得て記
憶しておくことにより、それ以降、可変抵抗器の抵抗値
から被駆動物の任意の位置(現在位置)を直接検知する
ことが可能になった。
部と、該駆動部の出力を制御する信号を生成する演算処
理部と、該演算処理部が前記信号を生成するために必要
な情報を記憶する記憶装置と、前記駆動部に機械的に接
続され、該駆動部の出力量に応じて抵抗値が変化する可
変抵抗器とを備え、前記演算処理部が可変抵抗器の抵抗
値を読み込み、その抵抗値から被駆動物の絶対位置を得
て記憶装置に格納するようにしたものである。これによ
れば、可変抵抗器から駆動部の出力量に応じた抵抗値を
読み込み、その抵抗値から被駆動物の絶対位置を得て記
憶しておくことにより、それ以降、可変抵抗器の抵抗値
から被駆動物の任意の位置(現在位置)を直接検知する
ことが可能になった。
【0008】ところで、上記のように可変抵抗器を用い
て被駆動物の位置を検出する場合、その可変抵抗器の有
効範囲を被駆動物の全移動範囲(ストローク長、例えば
2メートル)とどのように対応させるかが問題となる。
これに対して、上記特許出願では、代表的な可変抵抗器
である回転型ポテンショメータの有効範囲(例えば、回
転角0°〜320°の範囲)がストローク長の2倍以上
に対応するように設定し、自動ドアの据付け工事の際、
現場において、当該有効範囲内の半分(例えば160
°)の位置を基準点として、これを被駆動物の基準位置
(例えば、ドアの全開又は全閉位置、或いは中間の半開
位置)に対応させるようにする。このようにすれば、ド
アの始動位置及び始動方向の如何にかかわらず、その全
ての位置がポテンショメータの有効範囲内で検出でき
る。
て被駆動物の位置を検出する場合、その可変抵抗器の有
効範囲を被駆動物の全移動範囲(ストローク長、例えば
2メートル)とどのように対応させるかが問題となる。
これに対して、上記特許出願では、代表的な可変抵抗器
である回転型ポテンショメータの有効範囲(例えば、回
転角0°〜320°の範囲)がストローク長の2倍以上
に対応するように設定し、自動ドアの据付け工事の際、
現場において、当該有効範囲内の半分(例えば160
°)の位置を基準点として、これを被駆動物の基準位置
(例えば、ドアの全開又は全閉位置、或いは中間の半開
位置)に対応させるようにする。このようにすれば、ド
アの始動位置及び始動方向の如何にかかわらず、その全
ての位置がポテンショメータの有効範囲内で検出でき
る。
【0009】なお、可変抵抗器としては、上記のような
回転型のポテンショメータのほか、有効回転角が大きい
もの(例えば2回転以上のもの)、或いはスライド方式
のものを用いることができる。これらの場合も、上記と
同様、有効範囲内の基準点が被駆動物の基準位置に対応
するように設定すればよい。
回転型のポテンショメータのほか、有効回転角が大きい
もの(例えば2回転以上のもの)、或いはスライド方式
のものを用いることができる。これらの場合も、上記と
同様、有効範囲内の基準点が被駆動物の基準位置に対応
するように設定すればよい。
【0010】しかしながら、上記のように可変抵抗器の
有効範囲内の基準点のような特定の位置を被駆動物の基
準位置と正確に対応させるためには、現場ごとに、すな
わち被駆動物を設置する場所の状況に応じて、可変抵抗
器の取り付け状態を調整する必要がある。このため、被
駆動物を基準位置に設定した上で、作業者は、テスタを
用いて可変抵抗器の抵抗値を測定しながら、その基準点
が所定の位置に来るように可変抵抗器を取り付けること
が要求されるが、これは、テスタの表示で可変抵抗器の
抵抗値を確認しながら行うため面倒な作業であり、現場
での据え付け工事に負担を加えることになる。
有効範囲内の基準点のような特定の位置を被駆動物の基
準位置と正確に対応させるためには、現場ごとに、すな
わち被駆動物を設置する場所の状況に応じて、可変抵抗
器の取り付け状態を調整する必要がある。このため、被
駆動物を基準位置に設定した上で、作業者は、テスタを
用いて可変抵抗器の抵抗値を測定しながら、その基準点
が所定の位置に来るように可変抵抗器を取り付けること
が要求されるが、これは、テスタの表示で可変抵抗器の
抵抗値を確認しながら行うため面倒な作業であり、現場
での据え付け工事に負担を加えることになる。
【0011】本発明は、以上の状況に鑑みてなされたも
ので、その目的は、上記のような可変抵抗器を備えた被
駆動物の制御装置であって、現場での据え付け作業、特
に被駆動物の移動範囲に対する可変抵抗器の位置合わせ
作業を容易且つ迅速に行えるようにした制御装置を提供
することにある。
ので、その目的は、上記のような可変抵抗器を備えた被
駆動物の制御装置であって、現場での据え付け作業、特
に被駆動物の移動範囲に対する可変抵抗器の位置合わせ
作業を容易且つ迅速に行えるようにした制御装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動ドア等の
被駆動物を駆動する駆動部と、該駆動部による被駆動物
の駆動を制御する制御部と、前記駆動部に機械的に接続
され、該駆動部の出力量に応じて抵抗値が変化する可変
抵抗器とを備え、前記制御部が前記可変抵抗器の抵抗値
から被駆動物の位置を検出するようにした、被駆動物の
制御装置において、前記可変抵抗器の有効な抵抗値の範
囲を複数の領域に区分し、それらの領域に対応した表示
を行う表示手段を設けたことを特徴とする。
被駆動物を駆動する駆動部と、該駆動部による被駆動物
の駆動を制御する制御部と、前記駆動部に機械的に接続
され、該駆動部の出力量に応じて抵抗値が変化する可変
抵抗器とを備え、前記制御部が前記可変抵抗器の抵抗値
から被駆動物の位置を検出するようにした、被駆動物の
制御装置において、前記可変抵抗器の有効な抵抗値の範
囲を複数の領域に区分し、それらの領域に対応した表示
を行う表示手段を設けたことを特徴とする。
【0013】本発明の具体的態様においては、可変抵抗
器は、前記駆動部の回転出力を減速して伝達する減速機
構によって駆動されるポテンショメータから成り、その
抵抗値の有効範囲が前記被駆動物の移動ストローク長の
2倍以上に対応し且つ当該有効範囲内の基準点を中間に
して抵抗値が増加する領域と抵抗値が減少する領域とに
区分され、前記表示手段は、ポテンショメータの有効範
囲の区分された領域に対応して設けられた少なくとも2
つの表示素子と、ポテンショメータの抵抗値が属する領
域に対応する表示素子を作動させる表示制御回路部とで
構成される。この場合、2つの表示素子は、ポテンショ
メータの周囲の、区分された各領域に対応する位置に配
置されることが好ましい。また、表示制御回路部は前記
制御部に含まれる、つまり、被駆動物の駆動を制御する
制御部が同時に表示制御の機能を持つようにするとよ
い。
器は、前記駆動部の回転出力を減速して伝達する減速機
構によって駆動されるポテンショメータから成り、その
抵抗値の有効範囲が前記被駆動物の移動ストローク長の
2倍以上に対応し且つ当該有効範囲内の基準点を中間に
して抵抗値が増加する領域と抵抗値が減少する領域とに
区分され、前記表示手段は、ポテンショメータの有効範
囲の区分された領域に対応して設けられた少なくとも2
つの表示素子と、ポテンショメータの抵抗値が属する領
域に対応する表示素子を作動させる表示制御回路部とで
構成される。この場合、2つの表示素子は、ポテンショ
メータの周囲の、区分された各領域に対応する位置に配
置されることが好ましい。また、表示制御回路部は前記
制御部に含まれる、つまり、被駆動物の駆動を制御する
制御部が同時に表示制御の機能を持つようにするとよ
い。
【0014】別の具体的態様においては、前記表示手段
は、駆動部、制御部及び可変抵抗器を設置した場所から
離れた位置に配置され、制御部からの表示制御信号によ
って駆動される。
は、駆動部、制御部及び可変抵抗器を設置した場所から
離れた位置に配置され、制御部からの表示制御信号によ
って駆動される。
【0015】
【作用】本発明の制御装置においては、可変抵抗器の有
効な抵抗値の範囲が被駆動物の移動範囲に対応し、表示
手段により、可変抵抗器の有効範囲を区分した複数の領
域に対応した表示が行われるので、被駆動物を設置する
場所の状況に応じて可変抵抗器の取り付け状態を調整す
る際には、作業者は、可変抵抗器の有効な抵抗値の範囲
の区分に対応した複数の領域の表示を見るだけで、可変
抵抗器の有効範囲内の特定の位置(基準点)が被駆動物
の移動範囲の特定位置に対応するように可変抵抗器を取
り付けることができる。これにより、現場での据え付け
作業が容易且つ迅速に行われる。
効な抵抗値の範囲が被駆動物の移動範囲に対応し、表示
手段により、可変抵抗器の有効範囲を区分した複数の領
域に対応した表示が行われるので、被駆動物を設置する
場所の状況に応じて可変抵抗器の取り付け状態を調整す
る際には、作業者は、可変抵抗器の有効な抵抗値の範囲
の区分に対応した複数の領域の表示を見るだけで、可変
抵抗器の有効範囲内の特定の位置(基準点)が被駆動物
の移動範囲の特定位置に対応するように可変抵抗器を取
り付けることができる。これにより、現場での据え付け
作業が容易且つ迅速に行われる。
【0016】本発明の具体的態様においては、可変抵抗
器としてのポテンショメータが、駆動部の回転出力によ
り減速機構を介して駆動される。その際、表示制御回路
部により、ポテンショメータの抵抗値が属する領域に対
応した表示素子が作動するので、作業者は、ポテンショ
メータの抵抗値に対応した被駆動物の位置が基準位置の
どちら側にあるのか、或いは被駆動物がどの方向に向っ
ているのかを認識することができる。
器としてのポテンショメータが、駆動部の回転出力によ
り減速機構を介して駆動される。その際、表示制御回路
部により、ポテンショメータの抵抗値が属する領域に対
応した表示素子が作動するので、作業者は、ポテンショ
メータの抵抗値に対応した被駆動物の位置が基準位置の
どちら側にあるのか、或いは被駆動物がどの方向に向っ
ているのかを認識することができる。
【0017】また、別の具体的態様において、駆動部、
制御部及び可変抵抗器を設置した場所から離れた位置に
表示手段を配置すれば、駆動部などが設置された現場か
ら離れた場所で可変抵抗器の抵抗値の区分表示を観測す
ることができる。
制御部及び可変抵抗器を設置した場所から離れた位置に
表示手段を配置すれば、駆動部などが設置された現場か
ら離れた場所で可変抵抗器の抵抗値の区分表示を観測す
ることができる。
【0018】
【実施例】図1は、実施例の制御装置の要部を示す。図
において、可変抵抗器1は、自動ドア等の被駆動物を駆
動する駆動部2に機械的に接続された回転型のポテンシ
ョメータから成り、当該被駆動物と連動して駆動され
る。従って、可変抵抗器1の抵抗値は、駆動部2の出力
量に応じて変化する。この抵抗値は、A/D変換器3で
ディジタル信号に変換されて表示制御部4に入力され
る。
において、可変抵抗器1は、自動ドア等の被駆動物を駆
動する駆動部2に機械的に接続された回転型のポテンシ
ョメータから成り、当該被駆動物と連動して駆動され
る。従って、可変抵抗器1の抵抗値は、駆動部2の出力
量に応じて変化する。この抵抗値は、A/D変換器3で
ディジタル信号に変換されて表示制御部4に入力され
る。
【0019】実施例の場合、表示制御部4は、その入力
すなわち可変抵抗器1の抵抗値に応じて、2つの表示素
子5,6の動作を制御するように構成される。表示制御
部4としては、これらの表示制御専用の制御回路でもよ
いが、後述の自動ドア制御装置のように被駆動物の動作
を制御する制御部を構成するCPUを兼用できる。ま
た、表示素子としては、発光ダイオードのような発光体
或いは液晶パネルのような非発光素子のいずれでも使用
できる。上記の表示制御部4と表示素子5,6とで、表
示手段を構成している。
すなわち可変抵抗器1の抵抗値に応じて、2つの表示素
子5,6の動作を制御するように構成される。表示制御
部4としては、これらの表示制御専用の制御回路でもよ
いが、後述の自動ドア制御装置のように被駆動物の動作
を制御する制御部を構成するCPUを兼用できる。ま
た、表示素子としては、発光ダイオードのような発光体
或いは液晶パネルのような非発光素子のいずれでも使用
できる。上記の表示制御部4と表示素子5,6とで、表
示手段を構成している。
【0020】可変抵抗器1を構成するポテンショメータ
は、図2に示すように、その有効な抵抗値の範囲(例え
ば、回転角θ=0°〜320°の範囲)を3つの領域
7,8,9に区分し、各領域毎に互いに区別できる表示
素子を対応させるが、この例の場合、左右の2つの領域
7,9に異なる色(例えば、赤と緑)で発光する表示素
子5,6をそれぞれ対応させ、中間の領域8は、これら
2つの領域7,9が重なり合った領域として、2つの表
示素子5,6の両方を対応させる。このようにすれば、
複数の領域をそれより数の少ない表示素子の作動によっ
て区別することができる。
は、図2に示すように、その有効な抵抗値の範囲(例え
ば、回転角θ=0°〜320°の範囲)を3つの領域
7,8,9に区分し、各領域毎に互いに区別できる表示
素子を対応させるが、この例の場合、左右の2つの領域
7,9に異なる色(例えば、赤と緑)で発光する表示素
子5,6をそれぞれ対応させ、中間の領域8は、これら
2つの領域7,9が重なり合った領域として、2つの表
示素子5,6の両方を対応させる。このようにすれば、
複数の領域をそれより数の少ない表示素子の作動によっ
て区別することができる。
【0021】表示制御部4は、後述のように駆動部2の
出力によりポテンショメータが回転駆動されるとき、ポ
テンショメータの抵抗値が図2の3つの領域7,8,9
のどれに属するかにより、その領域に対応した表示素子
5,6を作動させる。例えばポテンショメータの抵抗値
が中間の領域8に属する場合は、2つの表示素子5と6
の両方を作動させる。このとき、作業者は、ポテンショ
メータの有効範囲の1/2の位置(基準点)が被駆動物
の基準位置に対応するようにポテンショメータを設定で
きる。また、表示素子5と6のいずれか一方が作動する
ことにより、ポテンショメータの抵抗値に対応した被駆
動物の位置を認識することができる。
出力によりポテンショメータが回転駆動されるとき、ポ
テンショメータの抵抗値が図2の3つの領域7,8,9
のどれに属するかにより、その領域に対応した表示素子
5,6を作動させる。例えばポテンショメータの抵抗値
が中間の領域8に属する場合は、2つの表示素子5と6
の両方を作動させる。このとき、作業者は、ポテンショ
メータの有効範囲の1/2の位置(基準点)が被駆動物
の基準位置に対応するようにポテンショメータを設定で
きる。また、表示素子5と6のいずれか一方が作動する
ことにより、ポテンショメータの抵抗値に対応した被駆
動物の位置を認識することができる。
【0022】2つの表示素子5,6は、例えば後述の図
6の場合のように、ポテンショメータが制御装置の本体
に取り付けられる場合、その取付位置の周囲でポテンシ
ョメータの区分された領域に対応した位置に配置される
が、当該本体から離れた場所に配置してもよい。
6の場合のように、ポテンショメータが制御装置の本体
に取り付けられる場合、その取付位置の周囲でポテンシ
ョメータの区分された領域に対応した位置に配置される
が、当該本体から離れた場所に配置してもよい。
【0023】図3は、本発明の適用例として、自動ドア
のような被駆動物を駆動制御する装置を示す。図3にお
いて、被駆動物11は、減速機構12を介してモータ1
3により駆動される。モータ13は、モータドライバ1
4によりその出力量(回転量)が決定される。この場
合、減速機構12、モータ13及びモータドライバ14
が図1の駆動部2を構成している。その出力量の決定
は、次のように行われる。まず、可変抵抗器1を構成す
る回転型ポテンショメータ10の回転軸10a(図6参
照)が、モータ13の出力軸により減速機構12を介し
て回転駆動され、その抵抗値はモータ13の出力量に応
じて変化する。
のような被駆動物を駆動制御する装置を示す。図3にお
いて、被駆動物11は、減速機構12を介してモータ1
3により駆動される。モータ13は、モータドライバ1
4によりその出力量(回転量)が決定される。この場
合、減速機構12、モータ13及びモータドライバ14
が図1の駆動部2を構成している。その出力量の決定
は、次のように行われる。まず、可変抵抗器1を構成す
る回転型ポテンショメータ10の回転軸10a(図6参
照)が、モータ13の出力軸により減速機構12を介し
て回転駆動され、その抵抗値はモータ13の出力量に応
じて変化する。
【0024】この制御装置の制御部を構成する演算処理
部16は、可変抵抗器1の抵抗値に比例した電圧値が
(A/D)1 端子に入力されることにより、被駆動物1
1の位置を検知する。動作時には、最初に可変抵抗器1
の抵抗値から検知した被駆動物11の位置をメモリ17
に記憶させる。ここで、初めに被駆動物の基準位置につ
いての情報を得るために行う動作を「ストローク学習」
と称する。
部16は、可変抵抗器1の抵抗値に比例した電圧値が
(A/D)1 端子に入力されることにより、被駆動物1
1の位置を検知する。動作時には、最初に可変抵抗器1
の抵抗値から検知した被駆動物11の位置をメモリ17
に記憶させる。ここで、初めに被駆動物の基準位置につ
いての情報を得るために行う動作を「ストローク学習」
と称する。
【0025】上記のストローク学習により、ドア等の被
駆動物11の全開位置及び全閉位置が、ポテンショメー
タの抵抗値で示される基準位置として得られる。これ以
降の(A/D)1 端子への入力値は、被駆動物11の現
在位置に対応する電圧値を示すことになる。
駆動物11の全開位置及び全閉位置が、ポテンショメー
タの抵抗値で示される基準位置として得られる。これ以
降の(A/D)1 端子への入力値は、被駆動物11の現
在位置に対応する電圧値を示すことになる。
【0026】実際、上記のストローク学習により、ドア
の開放時および閉鎖時のポテンショメータ電圧値POPEN
およびPCLOSE (PCLOSE <POPENとする)が決定され
る。ここで電圧を長さに変換する定数をαとすると、ド
アのストローク長Lは L=α(POPEN−PCLOSE ) ・・・・(1) と表わされる。
の開放時および閉鎖時のポテンショメータ電圧値POPEN
およびPCLOSE (PCLOSE <POPENとする)が決定され
る。ここで電圧を長さに変換する定数をαとすると、ド
アのストローク長Lは L=α(POPEN−PCLOSE ) ・・・・(1) と表わされる。
【0027】従って、ドアの閉鎖位置を0、開放位置を
1とした場合の現在位置をNとすると、Nは上記Lおよ
び現在位置を示すポテンショメータの電圧値Pn を用い
て
1とした場合の現在位置をNとすると、Nは上記Lおよ
び現在位置を示すポテンショメータの電圧値Pn を用い
て
【0028】
【数1】 で表わされる絶対位置となる。
【0029】また、上記ストローク長Lに対し、図4に
示すように、ポテンショメータの有効回転角θ(例えば
0°〜320°)を2L以上に設定し、制御装置を現場
に据え付ける時に、ポテンショメータの中間端子又は接
触子を、有効回転角の1/2(例えば160°)の位置
に設定すれば、ドアの始動位置及び始動方向の如何にか
かわらず、そのすべての位置が上記ポテンショメータの
有効回転角の範囲で表現できる。なお、ポテンショメー
タとしては、前述のように、有効回転角が大きいもの
(例えば2回転以上のもの)やスライド方式のものを用
いてもよい。
示すように、ポテンショメータの有効回転角θ(例えば
0°〜320°)を2L以上に設定し、制御装置を現場
に据え付ける時に、ポテンショメータの中間端子又は接
触子を、有効回転角の1/2(例えば160°)の位置
に設定すれば、ドアの始動位置及び始動方向の如何にか
かわらず、そのすべての位置が上記ポテンショメータの
有効回転角の範囲で表現できる。なお、ポテンショメー
タとしては、前述のように、有効回転角が大きいもの
(例えば2回転以上のもの)やスライド方式のものを用
いてもよい。
【0030】再び図3において、現在位置電圧値Pn は
第1の微分器18に並列に取り込まれ、ここで被駆動物
の位置の時間に対する変化率に変換され、速度電圧値と
して(A/D)2 端子から演算処理部16に取り込まれ
る。
第1の微分器18に並列に取り込まれ、ここで被駆動物
の位置の時間に対する変化率に変換され、速度電圧値と
して(A/D)2 端子から演算処理部16に取り込まれ
る。
【0031】また、速度電圧値は第2の微分器19にも
並列に取り込まれ、その時間に対する変化率に変換さ
れ、加速度電圧値として(A/D)3 端子から演算処理
部16に取り込まれる。
並列に取り込まれ、その時間に対する変化率に変換さ
れ、加速度電圧値として(A/D)3 端子から演算処理
部16に取り込まれる。
【0032】図5は、図3の制御装置で制御される自動
ドア装置の概略構成を示す。図において、建物等の出入
口に設けられる扉21は、戸車22,23を支持した戸
車支持台24を備えており、戸車22,23を出入口上
部に設けられた案内レール25上に載置することによ
り、横方向に移動自在に設置されている。
ドア装置の概略構成を示す。図において、建物等の出入
口に設けられる扉21は、戸車22,23を支持した戸
車支持台24を備えており、戸車22,23を出入口上
部に設けられた案内レール25上に載置することによ
り、横方向に移動自在に設置されている。
【0033】案内レール25の右側には、モータ13、
減速機構12を収納したケース26及び減速機構12に
伝動連結された駆動プーリ27等を有する駆動ユニット
28が設置される一方、案内レール25の左側には、公
知のベルト張力調整装置29に支持された従動プーリ3
0が配置されている。この従動プーリ30と駆動プーリ
27には、Vベルトまたは歯付ベルト31が巻き掛けら
れており、ベルト31に扉21に装着された戸車支持台
24を連結することにより、扉21がベルト31と共に
移動するようになっている。
減速機構12を収納したケース26及び減速機構12に
伝動連結された駆動プーリ27等を有する駆動ユニット
28が設置される一方、案内レール25の左側には、公
知のベルト張力調整装置29に支持された従動プーリ3
0が配置されている。この従動プーリ30と駆動プーリ
27には、Vベルトまたは歯付ベルト31が巻き掛けら
れており、ベルト31に扉21に装着された戸車支持台
24を連結することにより、扉21がベルト31と共に
移動するようになっている。
【0034】図6は、上記駆動ユニット28の内部構成
を示す断面図である。図では、ユニットケース41の右
側の側壁42にモータ13が連結される。このため、側
壁42にモータ13の回転軸が貫通する開口43が設け
られている。ケース41の上側にはケースカバー44が
装着されている。
を示す断面図である。図では、ユニットケース41の右
側の側壁42にモータ13が連結される。このため、側
壁42にモータ13の回転軸が貫通する開口43が設け
られている。ケース41の上側にはケースカバー44が
装着されている。
【0035】ケース41とケースカバー44との間に
は、回転軸45が軸受46及び47によって回転自在に
支持されている。この回転軸45には、ウォームギヤ4
8と歯車49が固着されており、ウオームギヤ48は、
ケース41の側壁開口43を貫通したモータ13の回転
軸に固着されたウォームと噛合う。更に、ケース41と
ケースカバー43との間には、上記回転軸45と平行
に、第2の回転軸50が軸受51及び52によって回転
自在に支持されている。この第2の回転軸50には、上
記歯車49と噛合う減速歯車53が配設されており、こ
の減速歯車53と上記歯車49、ウォームギヤ48及び
モータ13の回転軸のウォームとで、前述の減速機構1
2が構成されている。
は、回転軸45が軸受46及び47によって回転自在に
支持されている。この回転軸45には、ウォームギヤ4
8と歯車49が固着されており、ウオームギヤ48は、
ケース41の側壁開口43を貫通したモータ13の回転
軸に固着されたウォームと噛合う。更に、ケース41と
ケースカバー43との間には、上記回転軸45と平行
に、第2の回転軸50が軸受51及び52によって回転
自在に支持されている。この第2の回転軸50には、上
記歯車49と噛合う減速歯車53が配設されており、こ
の減速歯車53と上記歯車49、ウォームギヤ48及び
モータ13の回転軸のウォームとで、前述の減速機構1
2が構成されている。
【0036】上記第2の回転軸50の一端には、前述の
駆動プーリ27が取り付けられる一方、他端部には、ポ
テンショメータ10の回転軸10aを駆動する機構の駆
動歯車54が配設されている。そして、第2の回転軸5
0と平行に、ケース41に回転自在に支持された軸を有
する中間歯車55が設けられている。この中間歯車55
は、上記駆動歯車54と噛合う大歯車56及びこれと一
体の小歯車57を有する。この中間歯車55の軸と平行
に、ケース41に回転自在に支持された軸を有する従動
歯車58が設けられている。この従動歯車58は、中間
歯車55の小歯車57と噛合する減速歯車59を有し、
該減速歯車59の上面には、複数(例えば4個)の切欠
き溝60を備えた環状の係合凸壁61が一体に設けられ
ている。上記減速歯車59の上方には、ケースカバー4
4の開口部に取り付けられた支持板44aにより、ポテ
ンショメータ10が減速歯車59の軸と同心状に配置さ
れる。そして、ポテンショメータ10を収容したケース
カバー44の開口部の周囲の、ポテンショメータ10の
測定値表示部に対応する位置に、前述の表示素子が配置
される。上記開口部は、必要に応じて、ケースカバー4
4に対し着脱自在に取り付けられるセンサカバー44b
で覆われる。なお、センサカバー44bを透明にする
と、ポテンショメータ10の表示部が視認できる。
駆動プーリ27が取り付けられる一方、他端部には、ポ
テンショメータ10の回転軸10aを駆動する機構の駆
動歯車54が配設されている。そして、第2の回転軸5
0と平行に、ケース41に回転自在に支持された軸を有
する中間歯車55が設けられている。この中間歯車55
は、上記駆動歯車54と噛合う大歯車56及びこれと一
体の小歯車57を有する。この中間歯車55の軸と平行
に、ケース41に回転自在に支持された軸を有する従動
歯車58が設けられている。この従動歯車58は、中間
歯車55の小歯車57と噛合する減速歯車59を有し、
該減速歯車59の上面には、複数(例えば4個)の切欠
き溝60を備えた環状の係合凸壁61が一体に設けられ
ている。上記減速歯車59の上方には、ケースカバー4
4の開口部に取り付けられた支持板44aにより、ポテ
ンショメータ10が減速歯車59の軸と同心状に配置さ
れる。そして、ポテンショメータ10を収容したケース
カバー44の開口部の周囲の、ポテンショメータ10の
測定値表示部に対応する位置に、前述の表示素子が配置
される。上記開口部は、必要に応じて、ケースカバー4
4に対し着脱自在に取り付けられるセンサカバー44b
で覆われる。なお、センサカバー44bを透明にする
と、ポテンショメータ10の表示部が視認できる。
【0037】上記ポテンショメータ10の回転軸10a
の下端部は、減速歯車59に係合して回転する連結部材
62に結合される。この連結部材62は、その中心部か
ら、前記減速歯車59の上面凸壁61の複数の切欠き溝
60に係合するように放射状に延びた複数(例えば4
個)の係合部62aと、前記ポテンショメータ10の回
転軸10aの下端部を嵌合する穴を形成している円筒部
63と、この円筒部63の内部で前記回転軸10aの下
端面の直径方向に形成された溝に嵌合する突片64とを
一体に成形した板状部材から成る。この連結部材62に
より、ポテンショメータ10の回転軸10aが減速歯車
59に対して着脱自在で、図示のように連結され、減速
歯車59と一体に回転駆動されることになる。その連結
は、連結部材62の係合部62aを減速歯車59の上面
凸壁61の切欠き溝60に係合すればよいので、ポテン
ショメータ10とその駆動機構との組み付け及び分解を
容易に行うことができる。
の下端部は、減速歯車59に係合して回転する連結部材
62に結合される。この連結部材62は、その中心部か
ら、前記減速歯車59の上面凸壁61の複数の切欠き溝
60に係合するように放射状に延びた複数(例えば4
個)の係合部62aと、前記ポテンショメータ10の回
転軸10aの下端部を嵌合する穴を形成している円筒部
63と、この円筒部63の内部で前記回転軸10aの下
端面の直径方向に形成された溝に嵌合する突片64とを
一体に成形した板状部材から成る。この連結部材62に
より、ポテンショメータ10の回転軸10aが減速歯車
59に対して着脱自在で、図示のように連結され、減速
歯車59と一体に回転駆動されることになる。その連結
は、連結部材62の係合部62aを減速歯車59の上面
凸壁61の切欠き溝60に係合すればよいので、ポテン
ショメータ10とその駆動機構との組み付け及び分解を
容易に行うことができる。
【0038】以上、実施例について説明したが、本発明
はこれに限らず、可変抵抗器の取り付け調整を必要とす
る制御装置に適用できる。
はこれに限らず、可変抵抗器の取り付け調整を必要とす
る制御装置に適用できる。
【0039】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、可変抵
抗器の有効な抵抗値の範囲が被駆動物の移動範囲に対応
し、表示手段により、可変抵抗器の有効範囲を区分した
複数の領域に対応した表示が行われるので、被駆動物を
設置する場所の状況に応じて可変抵抗器の取り付け状態
を調整する際には、作業者は、可変抵抗器の有効な抵抗
値の範囲の区分に対応した複数の領域の表示を見るだけ
で、可変抵抗器の有効範囲内の特定の位置(基準点)が
被駆動物の移動範囲の特定位置に対応するように可変抵
抗器を取り付けることができる。これにより、現場での
据え付け作業が容易且つ迅速に行われる。
抗器の有効な抵抗値の範囲が被駆動物の移動範囲に対応
し、表示手段により、可変抵抗器の有効範囲を区分した
複数の領域に対応した表示が行われるので、被駆動物を
設置する場所の状況に応じて可変抵抗器の取り付け状態
を調整する際には、作業者は、可変抵抗器の有効な抵抗
値の範囲の区分に対応した複数の領域の表示を見るだけ
で、可変抵抗器の有効範囲内の特定の位置(基準点)が
被駆動物の移動範囲の特定位置に対応するように可変抵
抗器を取り付けることができる。これにより、現場での
据え付け作業が容易且つ迅速に行われる。
【図1】本発明の実施例の要部を示す概略構成図。
【図2】実施例の可変抵抗器の有効範囲を複数の領域に
区分した場合の説明図。
区分した場合の説明図。
【図3】自動ドアのような被駆動物を駆動制御する装置
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図4】ポテンショメータの有効範囲と自動ドアのスト
ロークとの関係を示す図。
ロークとの関係を示す図。
【図5】実施例の制御装置を含む自動ドア装置の概略正
面図。
面図。
【図6】自動ドア装置の駆動ユニットの断面図。
1…可変抵抗器、2…駆動部、3…A/D変換器、4…
表示制御部、5,6…表示素子、7,8,9…領域、1
0…ポテンショメータ、11…被駆動物、12…減速機
構、13…モータ、14…モータドライバ、15…イン
タフェース、16…演算処理部、17…メモリ、18,
19…微分器。
表示制御部、5,6…表示素子、7,8,9…領域、1
0…ポテンショメータ、11…被駆動物、12…減速機
構、13…モータ、14…モータドライバ、15…イン
タフェース、16…演算処理部、17…メモリ、18,
19…微分器。
Claims (5)
- 【請求項1】自動ドア等の被駆動物を駆動する駆動部
と、該駆動部による被駆動物の駆動を制御する制御部
と、前記駆動部に機械的に接続され、該駆動部の出力量
に応じて抵抗値が変化する可変抵抗器とを備え、前記制
御部が前記可変抵抗器の抵抗値から被駆動物の位置を検
出するようにした、被駆動物の制御装置において、 前記可変抵抗器の有効な抵抗値の範囲を複数の領域に区
分し、それらの領域に対応した表示を行う表示手段を設
けたことを特徴とする制御装置。 - 【請求項2】前記可変抵抗器は、前記駆動部の回転出力
を減速して伝達する減速機構によって駆動されるポテン
ショメータから成り、その抵抗値の有効範囲が前記被駆
動物の移動ストローク長の2倍以上に対応し且つ当該有
効範囲内の基準点を中間にして抵抗値が増加する領域と
抵抗値が減少する領域とに区分され、 前記表示手段は、前記ポテンショメータの有効範囲の区
分された領域に対応して設けられた少なくとも2つの表
示素子と、前記ポテンショメータの抵抗値が属する領域
に対応する表示素子を作動させる表示制御回路部とで構
成されている、請求項1記載の制御装置。 - 【請求項3】前記2つの表示素子は、前記ポテンショメ
ータの周囲の、前記区分された領域に対応する位置に配
置されている、請求項2記載の制御装置。 - 【請求項4】前記表示制御回路部は前記制御部に含まれ
ている、請求項2又は3記載の制御装置。 - 【請求項5】前記表示手段は、前記駆動部、制御部及び
可変抵抗器を設置した場所から離れた位置に設けられ、
前記制御部からの表示制御信号によって駆動されるよう
に構成した請求項1記載の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6017718A JPH07208017A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 被駆動物の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6017718A JPH07208017A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 被駆動物の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07208017A true JPH07208017A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11951537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6017718A Pending JPH07208017A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 被駆動物の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07208017A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006022570A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Aisin Seiki Co Ltd | 開閉体駆動装置 |
-
1994
- 1994-01-19 JP JP6017718A patent/JPH07208017A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006022570A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Aisin Seiki Co Ltd | 開閉体駆動装置 |
JP4577552B2 (ja) * | 2004-07-08 | 2010-11-10 | アイシン精機株式会社 | 開閉体駆動装置 |
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