JPH07207262A - 蛍光体ならびにその製造方法 - Google Patents
蛍光体ならびにその製造方法Info
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- JPH07207262A JPH07207262A JP6005814A JP581494A JPH07207262A JP H07207262 A JPH07207262 A JP H07207262A JP 6005814 A JP6005814 A JP 6005814A JP 581494 A JP581494 A JP 581494A JP H07207262 A JPH07207262 A JP H07207262A
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- fluorescencer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油性系材料中での分散性の良好な蛍光体を提
供する。 【構成】 APxOy(A:無機元素、P:リン、O:
酸素、x:1〜5の数値、y:4〜15の数値)の組成
のリン酸系蛍光体の表面に炭素基およびアミン基を有す
ることを特徴とする。
供する。 【構成】 APxOy(A:無機元素、P:リン、O:
酸素、x:1〜5の数値、y:4〜15の数値)の組成
のリン酸系蛍光体の表面に炭素基およびアミン基を有す
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に炭素基およびア
ミン基を有することを特徴とする蛍光体に係わり、さら
に詳しくは蛍光体の親油化に関するものである。
ミン基を有することを特徴とする蛍光体に係わり、さら
に詳しくは蛍光体の親油化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、物の管理などに各種カードが使用
されており、それらカードに偽造防止手段を施したり、
あるいはカードが偽造されたものであるか否かを判定す
る方法が種々提案されている。その1つとして、バーコ
ードなどのマークを蛍光体を含有したインクやインクリ
ボンなどにより印刷して潜像マークを形成し、その潜像
マークに半導体レーザを照射して蛍光体を励起せしめ、
蛍光体から発する光を受光してバーコード情報を読み取
る光学読み取り装置が提案されている(特公昭60−2
9996号公報参照)。
されており、それらカードに偽造防止手段を施したり、
あるいはカードが偽造されたものであるか否かを判定す
る方法が種々提案されている。その1つとして、バーコ
ードなどのマークを蛍光体を含有したインクやインクリ
ボンなどにより印刷して潜像マークを形成し、その潜像
マークに半導体レーザを照射して蛍光体を励起せしめ、
蛍光体から発する光を受光してバーコード情報を読み取
る光学読み取り装置が提案されている(特公昭60−2
9996号公報参照)。
【0003】このシステムに用いられる蛍光体としてリ
ン酸系の蛍光体(特公昭53−40594号公報参照)
の使用が検討されており、また潜像マークを形成するた
めのインクやインクリボンとしては油性系の材料が検討
されている(特公昭54−22326号公報参照)。
ン酸系の蛍光体(特公昭53−40594号公報参照)
の使用が検討されており、また潜像マークを形成するた
めのインクやインクリボンとしては油性系の材料が検討
されている(特公昭54−22326号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】潜像マークからの信号
出力を向上させるためには、潜像マーク中に蛍光体をで
きるだけ多く充填させる必要がある。高充填のために
は、油性系材料中で蛍光体を均一かつ安定に分散させる
必要がある。ところが、これに用いるリン酸系の蛍光体
は一般に乾式で合成され、その後、酸洗や水洗などの水
系の処理が行われる。そのため、蛍光体の表面は親水性
を示し、油性系の材料中での分散が悪く、高信号出力の
潜像マークを得ることができない。
出力を向上させるためには、潜像マーク中に蛍光体をで
きるだけ多く充填させる必要がある。高充填のために
は、油性系材料中で蛍光体を均一かつ安定に分散させる
必要がある。ところが、これに用いるリン酸系の蛍光体
は一般に乾式で合成され、その後、酸洗や水洗などの水
系の処理が行われる。そのため、蛍光体の表面は親水性
を示し、油性系の材料中での分散が悪く、高信号出力の
潜像マークを得ることができない。
【0005】本発明の目的は前述した従来技術の欠点を
解消し、油性系材料中での分散性の良好な蛍光体ならび
にその製造方法を提供するにある。
解消し、油性系材料中での分散性の良好な蛍光体ならび
にその製造方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、第1の本発明は、APxOy(A:無機元素、P:
リン、O:酸素、x=1〜5の数値、y=4〜15の数
値)の組成を有するリン酸系の蛍光体において、その蛍
光体の表面に炭素基およびアミン基を有することを特徴
とするものである。
め、第1の本発明は、APxOy(A:無機元素、P:
リン、O:酸素、x=1〜5の数値、y=4〜15の数
値)の組成を有するリン酸系の蛍光体において、その蛍
光体の表面に炭素基およびアミン基を有することを特徴
とするものである。
【0007】前述の目的を達成するため、第2の本発明
は、APxOy(A:無機元素、P:リン、O:酸素、
x=1〜5の数値、y=4〜15の数値)の組成を有す
るリン酸系の蛍光体の製造方法において、その蛍光体を
炭素数が6以上の例えばn−C12H25NH2 などのアル
キルアミンで表面処理したことを特徴とするものであ
る。
は、APxOy(A:無機元素、P:リン、O:酸素、
x=1〜5の数値、y=4〜15の数値)の組成を有す
るリン酸系の蛍光体の製造方法において、その蛍光体を
炭素数が6以上の例えばn−C12H25NH2 などのアル
キルアミンで表面処理したことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】前記第1の本発明は、前述したように、蛍光体
表面に炭素基およびアミン基を付加することにより親油
性が得られ、油性系の材料中での分散性が向上し、高信
号出力の潜像マークを得ることができる。
表面に炭素基およびアミン基を付加することにより親油
性が得られ、油性系の材料中での分散性が向上し、高信
号出力の潜像マークを得ることができる。
【0009】また、前記第2の本発明は、炭素数が6以
上のアルキルアミンを使用することにより、親油基であ
るCH基の長いものが蛍光体に付加されて、良好な親油
性を有する蛍光体が得られる。
上のアルキルアミンを使用することにより、親油基であ
るCH基の長いものが蛍光体に付加されて、良好な親油
性を有する蛍光体が得られる。
【0010】
【実施例】本発明で使用されるリン酸系の蛍光体はAP
xOyで表され、前記Aは例えば、Li,Na,K,R
b,Cs,Sc,Y,La,Ce,Gd,Lu,Ga,
In,Bi,Sbなどの無機元素である。
xOyで表され、前記Aは例えば、Li,Na,K,R
b,Cs,Sc,Y,La,Ce,Gd,Lu,Ga,
In,Bi,Sbなどの無機元素である。
【0011】さらに具体的に説明するならば、下記の一
般式を有するリン酸系蛍光体が賞用できる。
般式を有するリン酸系蛍光体が賞用できる。
【0012】(一般式) AB1-a-b Nda Ybb Px Oy 但し、A:Li,Na,K,Rb,Csのグループから
選択された少なくとも1種のアルカリ金属元素。
選択された少なくとも1種のアルカリ金属元素。
【0013】B:Sc,Y,La,Ce,Gd,Lu,
Ga,In,Bi,Sbのグループから選択された少な
くとも1種の元素。
Ga,In,Bi,Sbのグループから選択された少な
くとも1種の元素。
【0014】 a:0.05〜0.999の範囲の数値 b:0.001〜0.950の範囲の数値 x:1〜5の範囲の数値 y:4〜15の範囲の数値 このリン酸系蛍光体の具体例としては、例えばLiNd
0.9 Yb0.1 P4 O12,LiBi0.2 Nd0.7 Yb0.1
P4 O12,Na,Nd0.9 Yb0.1 P4 O12などがあ
る。
0.9 Yb0.1 P4 O12,LiBi0.2 Nd0.7 Yb0.1
P4 O12,Na,Nd0.9 Yb0.1 P4 O12などがあ
る。
【0015】本発明の蛍光体を製造する際、蛍光体が乾
式合成や水溶液中で合成される場合は、蛍光体の合成途
中の水洗後または乾燥前に行うのが好ましい。乾燥終了
後は蛍光体粒子が凝集しあい、粒子1個1個の表面を改
善することが難しくなるためである。表面改質は蛍光体
が分散した水溶液を60℃程度に加熱し、その中に溶液
化したアルキルアミンを滴下し、数時間攪拌混合するこ
とで行う。都合上、乾燥した蛍光体に表面改質処理を行
う場合には、アルコール類やテトラヒドロフランなどの
有機溶媒中に蛍光体を入れ、アルキルアミンを滴下する
方法で処理を行っても構わない。
式合成や水溶液中で合成される場合は、蛍光体の合成途
中の水洗後または乾燥前に行うのが好ましい。乾燥終了
後は蛍光体粒子が凝集しあい、粒子1個1個の表面を改
善することが難しくなるためである。表面改質は蛍光体
が分散した水溶液を60℃程度に加熱し、その中に溶液
化したアルキルアミンを滴下し、数時間攪拌混合するこ
とで行う。都合上、乾燥した蛍光体に表面改質処理を行
う場合には、アルコール類やテトラヒドロフランなどの
有機溶媒中に蛍光体を入れ、アルキルアミンを滴下する
方法で処理を行っても構わない。
【0016】表面改質に用いるアルキルアミンの炭素数
は6個以上が好ましい。炭素数が少ない場合、親油基で
あるCH基が短く蛍光体表面は親油性を示さない。しか
し、炭素数が多過ぎる場合、1個のアルキルアミンの蛍
光体粒子表面での占有面積が大きくなり、蛍光体表面に
アルキルアミンを緻密に吸着させることができないため
親水性の表面が存在し、完全に蛍光体表面を改質するこ
とができないことがある。よってアルキルアミンの炭素
数は8個以上30個以下がさらに好ましい。
は6個以上が好ましい。炭素数が少ない場合、親油基で
あるCH基が短く蛍光体表面は親油性を示さない。しか
し、炭素数が多過ぎる場合、1個のアルキルアミンの蛍
光体粒子表面での占有面積が大きくなり、蛍光体表面に
アルキルアミンを緻密に吸着させることができないため
親水性の表面が存在し、完全に蛍光体表面を改質するこ
とができないことがある。よってアルキルアミンの炭素
数は8個以上30個以下がさらに好ましい。
【0017】以下、実施例を挙げて本発明の表面改質し
た蛍光体の製造方法を具体的に説明する。
た蛍光体の製造方法を具体的に説明する。
【0018】(実施例1)LiNd0.9 Yb0.1 P4 O
12を乾式により合成し、酸洗、水洗の後、乾燥前の水溶
液中の蛍光体の量を測定し、LiNd0.9 Yb0.1 P4
O12を100g、水を400ccの水溶液を作製した。
その水溶液を60℃に加熱し、その溶液中にn−C12H
25NH2 を2g添加し、2時間そのまま放置した。その
後、ろ過、乾燥を行い、表面改質した蛍光体を得た。
12を乾式により合成し、酸洗、水洗の後、乾燥前の水溶
液中の蛍光体の量を測定し、LiNd0.9 Yb0.1 P4
O12を100g、水を400ccの水溶液を作製した。
その水溶液を60℃に加熱し、その溶液中にn−C12H
25NH2 を2g添加し、2時間そのまま放置した。その
後、ろ過、乾燥を行い、表面改質した蛍光体を得た。
【0019】また、潜像マークのためのインクは、 蛍光体 :60重量部 ポリエステル樹脂(東洋紡社製;バイロン200):20重量部 フェノキシ樹脂(U.C.C.社製;PKHC) :20重量部 シクロヘキサノン :70重量部 キシレン :10重量部 の組成物をボールミルで50時間混合分散して調製し
た。そして、このインクをポリエチレンテレフタレート
フィルム上に、スクリーン印刷により塗布、乾燥して、
厚さが10μmで、長さが5mm、幅が1mmのバー状
の蛍光体塗膜層を形成した。しかる後、60℃で1時間
乾燥させて潜像マークを作製した。
た。そして、このインクをポリエチレンテレフタレート
フィルム上に、スクリーン印刷により塗布、乾燥して、
厚さが10μmで、長さが5mm、幅が1mmのバー状
の蛍光体塗膜層を形成した。しかる後、60℃で1時間
乾燥させて潜像マークを作製した。
【0020】(実施例2)実施例1において、n−C12
H25NH2 の代わりに、n−C16H33NH2 を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて表面改質した蛍光体を得
た。
H25NH2 の代わりに、n−C16H33NH2 を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて表面改質した蛍光体を得
た。
【0021】(実施例3)実施例1において、n−C12
H25NH2 の代わりに、n−C18H37NH2 を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて表面改質した蛍光体を得
た。
H25NH2 の代わりに、n−C18H37NH2 を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて表面改質した蛍光体を得
た。
【0022】(実施例4)実施例1において、LiNd
0.9 Yb0.1 P4 O12をYPO4 :Ndの蛍光体に変更
した以外は実施例1と同様の方法にて表面改質した蛍光
体を得た。
0.9 Yb0.1 P4 O12をYPO4 :Ndの蛍光体に変更
した以外は実施例1と同様の方法にて表面改質した蛍光
体を得た。
【0023】(実施例5)乾燥させたLiNd0.9 Yb
0.1 P4 O12:100gをエタノール:400ccに分
散し、その溶液中にn−C12H25NH2 を2g添加し、
2時間そのまま放置した。その後、ろ過、乾燥を行い表
面改質した蛍光体を得た。
0.1 P4 O12:100gをエタノール:400ccに分
散し、その溶液中にn−C12H25NH2 を2g添加し、
2時間そのまま放置した。その後、ろ過、乾燥を行い表
面改質した蛍光体を得た。
【0024】(比較例1)実施例1において、n−C12
H25NH2 の代わりに、n−C3 H7 NH2 を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて表面改質した蛍光体を得
た。
H25NH2 の代わりに、n−C3 H7 NH2 を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて表面改質した蛍光体を得
た。
【0025】(比較例2)実施例1において、n−C12
H25NH2 の処理を行わない未処理の蛍光体を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて評価した。
H25NH2 の処理を行わない未処理の蛍光体を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて評価した。
【0026】前記の実施例1〜5および比較例1〜2で
得られた各蛍光体1gを水20ccまたはシクロヘキサ
ノン20ccに入れ、超音波にて30分間分散し、各溶
媒中での蛍光体の状態(分散、沈降または浮遊)を目視
により調べることで、各溶媒に対する蛍光体の分散性安
定性を評価した。
得られた各蛍光体1gを水20ccまたはシクロヘキサ
ノン20ccに入れ、超音波にて30分間分散し、各溶
媒中での蛍光体の状態(分散、沈降または浮遊)を目視
により調べることで、各溶媒に対する蛍光体の分散性安
定性を評価した。
【0027】また、潜像マークの発光出力については、
潜像マークに800nmの光を照射し、中心感度が95
0nmのシリコン光検出器で潜像マークからの発光を受
光することで発光強度を測定した。発光強度は比較例2
のサンプルの値を100として次の表に示した。
潜像マークに800nmの光を照射し、中心感度が95
0nmのシリコン光検出器で潜像マークからの発光を受
光することで発光強度を測定した。発光強度は比較例2
のサンプルの値を100として次の表に示した。
【0028】 表 試料 水中での状態 シクロヘキサノン中での状態 発光特性 実施例1 浮遊 分散 170 実施例2 浮遊 分散 165 実施例3 浮遊 分散 160 実施例4 浮遊 分散 145 実施例5 浮遊 分散 125 比較例1 分散 沈降 105 比較例2 分散 沈降 100 この表に示された結果から明らかなように、本発明の蛍
光体は油性系の材料中での分散が向上し、その蛍光体を
用いた潜像マークは高い発光出力を得ることができる。
光体は油性系の材料中での分散が向上し、その蛍光体を
用いた潜像マークは高い発光出力を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、炭素基
およびアミン基を有するリン酸系の蛍光体は親油性にな
り、油性系の材料中での分散性が向上し、高信号出力の
潜像マークを得ることができた。
およびアミン基を有するリン酸系の蛍光体は親油性にな
り、油性系の材料中での分散性が向上し、高信号出力の
潜像マークを得ることができた。
Claims (2)
- 【請求項1】 APxOy(A:無機元素、P:リン、
O:酸素、x=1〜5の数値、y=4〜15の数値)の
組成のリン酸系の蛍光体において、その蛍光体表面に炭
素基およびアミン基を有することを特徴とする蛍光体。 - 【請求項2】 APxOy(A:無機元素、P:リン、
O:酸素、x=1〜5の数値、y=4〜15の数値)の
組成のリン酸系の蛍光体の製造方法において、その蛍光
体を炭素数が6以上のアルキルアミンで表面処理したこ
とを特徴とする蛍光体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005814A JPH07207262A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 蛍光体ならびにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005814A JPH07207262A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 蛍光体ならびにその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07207262A true JPH07207262A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11621558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6005814A Pending JPH07207262A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 蛍光体ならびにその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07207262A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003113375A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-04-18 | Koninkl Philips Electronics Nv | 青色蛍光体を備える放電が誘電的に阻害されたガス放電ランプ |
JP2007154066A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Hitachi Maxell Ltd | 機能性赤外蛍光粒子 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP6005814A patent/JPH07207262A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003113375A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-04-18 | Koninkl Philips Electronics Nv | 青色蛍光体を備える放電が誘電的に阻害されたガス放電ランプ |
JP2007154066A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Hitachi Maxell Ltd | 機能性赤外蛍光粒子 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020730 |