JPH07204395A - 物干し装置 - Google Patents
物干し装置Info
- Publication number
- JPH07204395A JPH07204395A JP684594A JP684594A JPH07204395A JP H07204395 A JPH07204395 A JP H07204395A JP 684594 A JP684594 A JP 684594A JP 684594 A JP684594 A JP 684594A JP H07204395 A JPH07204395 A JP H07204395A
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- Japan
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- storage
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- clothes
- shelf
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Abstract
(57)【要約】
【目的】天井裏の空間への収納物の出し入れを手間取る
ことなく簡易に行えるようにする。手間取ることなく簡
易に室内に洗濯物を干せるようにする。 【構成】室内に向けて開口するように天井面1に凹設さ
れた収納部2内に収納棚3を出し入れ自在に収納配置す
る。収納棚3の背部両端より天井面1と略平行に一対の
支持アーム4を突設する。両支持アーム4の先部間に物
干しバー5を架設する。
ことなく簡易に行えるようにする。手間取ることなく簡
易に室内に洗濯物を干せるようにする。 【構成】室内に向けて開口するように天井面1に凹設さ
れた収納部2内に収納棚3を出し入れ自在に収納配置す
る。収納棚3の背部両端より天井面1と略平行に一対の
支持アーム4を突設する。両支持アーム4の先部間に物
干しバー5を架設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井裏空間を収納空間
として有効に利用すると共に室内に洗濯物を干すための
物干し装置に関するものである。
として有効に利用すると共に室内に洗濯物を干すための
物干し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室内に洗濯物を干す場合には、例
えば、室内の隣合う壁面間に物干し竿を掛け渡すように
設置し、この物干し竿に順次洗濯物を吊り下げるという
ものであった。
えば、室内の隣合う壁面間に物干し竿を掛け渡すように
設置し、この物干し竿に順次洗濯物を吊り下げるという
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、室内に洗濯物を干す度に物干し竿を
室内に運び込んだりする必要があり、また、使用後は物
干し竿を室外に持ち出す必要があり、物干し竿の取扱い
が面倒なものであり、室内に洗濯物を干すのが面倒なも
のとなっていた。また、近年、天井裏の空間を収納空間
として有効に利用することが考えられており、天井裏に
収納部を設け、天井面に設けられた開閉蓋を開閉して天
井裏の収納部に収納物の出し入れを行うようにしてい
る。しかしながら、天井裏の空間を収納空間に利用して
いるものの収納空間への収納物の出し入れがその都度、
開閉蓋を開閉したり、天井裏に移動したりする必要があ
って面倒なものであった。
従来例にあっては、室内に洗濯物を干す度に物干し竿を
室内に運び込んだりする必要があり、また、使用後は物
干し竿を室外に持ち出す必要があり、物干し竿の取扱い
が面倒なものであり、室内に洗濯物を干すのが面倒なも
のとなっていた。また、近年、天井裏の空間を収納空間
として有効に利用することが考えられており、天井裏に
収納部を設け、天井面に設けられた開閉蓋を開閉して天
井裏の収納部に収納物の出し入れを行うようにしてい
る。しかしながら、天井裏の空間を収納空間に利用して
いるものの収納空間への収納物の出し入れがその都度、
開閉蓋を開閉したり、天井裏に移動したりする必要があ
って面倒なものであった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、天井裏の空間への収納物の出し入れを手間取
ることなく簡易に行うことができると共に手間取ること
なく簡易に室内に洗濯物を干すことができる物干し装置
を提供しようとするものである。
のであり、天井裏の空間への収納物の出し入れを手間取
ることなく簡易に行うことができると共に手間取ること
なく簡易に室内に洗濯物を干すことができる物干し装置
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、室内に向けて開口するように
天井面1に凹設された収納部2内に収納棚3を出し入れ
自在に収納配置し、収納棚3の背部両端より天井面1と
略平行に一対の支持アーム4を突設し、両支持アーム4
の先部間に物干しバー5を架設したことを特徴とするも
のである。
に、請求項1の発明では、室内に向けて開口するように
天井面1に凹設された収納部2内に収納棚3を出し入れ
自在に収納配置し、収納棚3の背部両端より天井面1と
略平行に一対の支持アーム4を突設し、両支持アーム4
の先部間に物干しバー5を架設したことを特徴とするも
のである。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、収納部2は収納棚3が収納配置される収納棚収納
部6と、支持アーム4が収納配置される支持アーム収納
部7とで構成されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、天井面
1と略平行となる略水平状態と、天井面1と略直交する
略垂直状態とに移動可能に各支持アーム4の基端を回動
自在に収納棚3に軸着し、支持アーム4を略水平状態及
び略垂直状態で保持する保持手段8を支持アーム4の軸
着部分に設けたことを特徴とするものである。
いて、収納部2は収納棚3が収納配置される収納棚収納
部6と、支持アーム4が収納配置される支持アーム収納
部7とで構成されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、天井面
1と略平行となる略水平状態と、天井面1と略直交する
略垂直状態とに移動可能に各支持アーム4の基端を回動
自在に収納棚3に軸着し、支持アーム4を略水平状態及
び略垂直状態で保持する保持手段8を支持アーム4の軸
着部分に設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、収納部2より室内に
下ろした収納棚3に収納物を収納して収納棚3を収納部
2内に上げることで収納物の収納を手間取ることなく簡
易に行うことができ、また、収納棚3を収納部2より室
内に下ろすことで収納物の取り出しを手間取ることなく
簡易に行うことができるものである。さらに、収納棚3
と共に下ろされる物干しバー5に洗濯物を掛けることで
物干し竿を持ち運んだりするようなことなく簡易に室内
に洗濯物を干すことができる。
下ろした収納棚3に収納物を収納して収納棚3を収納部
2内に上げることで収納物の収納を手間取ることなく簡
易に行うことができ、また、収納棚3を収納部2より室
内に下ろすことで収納物の取り出しを手間取ることなく
簡易に行うことができるものである。さらに、収納棚3
と共に下ろされる物干しバー5に洗濯物を掛けることで
物干し竿を持ち運んだりするようなことなく簡易に室内
に洗濯物を干すことができる。
【0008】請求項2の発明によれば、使用しない時に
は収納棚3と物干しバー5をそれぞれ室内に突出するよ
うなことなく収納部2内に収納することができる。請求
項3の発明によれば、支持アーム4を略垂直状態として
保持させることで支持アーム4を立てた状態で収納部2
内に収納する形態とすることができ、支持アーム4が収
納される支持アーム収納部7の配置を収納棚収納部6に
沿う縦型とすることができるものであり、室内に露出す
る支持アーム収納部7の開口部分を少なくすることがで
き、天井面1に見える収納部2の開口寸法を小さくする
ことができる。
は収納棚3と物干しバー5をそれぞれ室内に突出するよ
うなことなく収納部2内に収納することができる。請求
項3の発明によれば、支持アーム4を略垂直状態として
保持させることで支持アーム4を立てた状態で収納部2
内に収納する形態とすることができ、支持アーム4が収
納される支持アーム収納部7の配置を収納棚収納部6に
沿う縦型とすることができるものであり、室内に露出す
る支持アーム収納部7の開口部分を少なくすることがで
き、天井面1に見える収納部2の開口寸法を小さくする
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。サニタリールームのような室内の天井面1に
は図1、図2に示されるように収納部2が凹設されてい
る。この収納部2は天井面1を天井裏側に部分的に凹ま
せて形成されており、収納棚収納部6と支持アーム収納
部7とで構成されている。収納棚収納部6内に収納配置
される収納棚3は収納棚収納部6の内壁に沿って設置さ
れたガイド部材9によって上下動自在となっており、収
納棚収納部6内に収納した状態または収納棚収納部6内
より引き出して室内に突出させた状態とすることができ
るようになっている。収納棚3は板状の背板10の両端
より背板10と直交する方向に向けて側板11を突設
し、隣合う側板11間に網板12を架設して構成されて
おり、各網板12の上方に収納部分13が形成され、こ
の収納部分13にバスタオルや洗濯用洗剤等の収納物が
出し入れ自在に収納されるようになっている。ここで、
収納部分13の底部を網板12で構成してあると収納部
分13への収納物の収納量が一目で分かるものである。
詳述する。サニタリールームのような室内の天井面1に
は図1、図2に示されるように収納部2が凹設されてい
る。この収納部2は天井面1を天井裏側に部分的に凹ま
せて形成されており、収納棚収納部6と支持アーム収納
部7とで構成されている。収納棚収納部6内に収納配置
される収納棚3は収納棚収納部6の内壁に沿って設置さ
れたガイド部材9によって上下動自在となっており、収
納棚収納部6内に収納した状態または収納棚収納部6内
より引き出して室内に突出させた状態とすることができ
るようになっている。収納棚3は板状の背板10の両端
より背板10と直交する方向に向けて側板11を突設
し、隣合う側板11間に網板12を架設して構成されて
おり、各網板12の上方に収納部分13が形成され、こ
の収納部分13にバスタオルや洗濯用洗剤等の収納物が
出し入れ自在に収納されるようになっている。ここで、
収納部分13の底部を網板12で構成してあると収納部
分13への収納物の収納量が一目で分かるものである。
【0010】ガイド部材9は図2に示されるように一対
のガススプリング14によって主体が構成されている。
各ガススプリング14のシリンダー15の端部は収納棚
収納部6の内壁の下端部に回動自在に連結固定されてお
り、シリンダーロッド16の先部は相互に軸着されてい
る。収納棚収納部6の内壁の中間部には縦方向にガイド
レール17が設けられており、相互に軸着されたシリン
ダーロッド16の先部はローラ18を介してガイドレー
ル17に係合されていると共にガイドレール17に沿っ
て移動するようになっている。相互に軸着されたシリン
ダーロッド16の先部には上記収納棚3を構成する側板
11の上部が連結固定されており、収納棚3は各ガスス
プリング14にて吊り下げ保持されている。収納棚3を
構成する背板10の下部両端からは背板10と直交する
ように側方に向けて一対の支持アーム4が突設されてお
り、各支持アーム4の先部間には物干しバー5が架設さ
れている。この支持アーム4及び物干しバー5は収納棚
収納部6より側方に延びるように天井面1を部分的に凹
ませて凹設された支持アーム収納部7内に出し入れ自在
に収納されるようになっており、収納棚3と共に上昇さ
せて収納棚3を収納棚収納部6内に収納すると同時に支
持アーム収納部7内に収納されるようになっている。
のガススプリング14によって主体が構成されている。
各ガススプリング14のシリンダー15の端部は収納棚
収納部6の内壁の下端部に回動自在に連結固定されてお
り、シリンダーロッド16の先部は相互に軸着されてい
る。収納棚収納部6の内壁の中間部には縦方向にガイド
レール17が設けられており、相互に軸着されたシリン
ダーロッド16の先部はローラ18を介してガイドレー
ル17に係合されていると共にガイドレール17に沿っ
て移動するようになっている。相互に軸着されたシリン
ダーロッド16の先部には上記収納棚3を構成する側板
11の上部が連結固定されており、収納棚3は各ガスス
プリング14にて吊り下げ保持されている。収納棚3を
構成する背板10の下部両端からは背板10と直交する
ように側方に向けて一対の支持アーム4が突設されてお
り、各支持アーム4の先部間には物干しバー5が架設さ
れている。この支持アーム4及び物干しバー5は収納棚
収納部6より側方に延びるように天井面1を部分的に凹
ませて凹設された支持アーム収納部7内に出し入れ自在
に収納されるようになっており、収納棚3と共に上昇さ
せて収納棚3を収納棚収納部6内に収納すると同時に支
持アーム収納部7内に収納されるようになっている。
【0011】しかして、先端にフック等を備えた引っ掛
け棒等を用いてガススプリング14のバネ力に抗して収
納棚3を収納棚収納部6より下方に引き下げると相互に
軸着されたシリンダーロッド16の先部に設けられたロ
ーラ18がガイドレール17に沿って移動することで収
納棚3はガイドされながら下降移動するものであり、収
納棚3の下降と共にガススプリング14が縮んでいく。
そして、ガススプリング14が斜めに傾斜した状態では
ガススプリング14のバネ力が収納棚3を収納棚収納部
6内に引き上げるように作用しているものであるが、収
納棚3を収納棚収納部6より完全に引き出して各ガスス
プリング14を水平状態とすることで各ガススプリング
14のバネ力は水平方向に作用することとなり、収納棚
3を上昇させる方向にガススプリング14のバネ力が作
用せず、収納棚3は引き出された状態を維持することと
なる。この状態で収納棚3の収納部分13への収納物の
出し入れを行ったり、室内に下ろされた物干しバー5に
洗濯物を掛けたりするものである。そして、収納物の出
し入れや洗濯物を掛ける作業は下降して室内に突出した
状態のままで静止している収納棚3及び物干しバー5に
対して行うことができ、片手で収納棚3を保持したりす
るようなことなく両手を使用しながら収納棚3に対する
収納物の出し入れを簡易に行うことができると共に物干
しバー5に対する洗濯物を掛ける作業を簡易に行うこと
ができるものである。
け棒等を用いてガススプリング14のバネ力に抗して収
納棚3を収納棚収納部6より下方に引き下げると相互に
軸着されたシリンダーロッド16の先部に設けられたロ
ーラ18がガイドレール17に沿って移動することで収
納棚3はガイドされながら下降移動するものであり、収
納棚3の下降と共にガススプリング14が縮んでいく。
そして、ガススプリング14が斜めに傾斜した状態では
ガススプリング14のバネ力が収納棚3を収納棚収納部
6内に引き上げるように作用しているものであるが、収
納棚3を収納棚収納部6より完全に引き出して各ガスス
プリング14を水平状態とすることで各ガススプリング
14のバネ力は水平方向に作用することとなり、収納棚
3を上昇させる方向にガススプリング14のバネ力が作
用せず、収納棚3は引き出された状態を維持することと
なる。この状態で収納棚3の収納部分13への収納物の
出し入れを行ったり、室内に下ろされた物干しバー5に
洗濯物を掛けたりするものである。そして、収納物の出
し入れや洗濯物を掛ける作業は下降して室内に突出した
状態のままで静止している収納棚3及び物干しバー5に
対して行うことができ、片手で収納棚3を保持したりす
るようなことなく両手を使用しながら収納棚3に対する
収納物の出し入れを簡易に行うことができると共に物干
しバー5に対する洗濯物を掛ける作業を簡易に行うこと
ができるものである。
【0012】次いで、収納棚3に対する収納物の出し入
れを終わった場合や洗濯物を物干しバー5より下ろした
後に収納棚3と共に物干しバー5を収納部2内に収納す
るにあたっては、収納棚3を上方に少し持ち上げること
で各ガススプリング14が起きることとなり、各ガスス
プリング14が徐々に起き上がるように移動することで
ガススプリング14のバネ力が収納棚3を上方に持ち上
げる方向に作用し、これによって軽い力で収納棚3が収
納棚収納部6内に収納されると共に物干しバー5が支持
アーム収納部7内に収納され、収納棚3と物干しバー5
とが室内に露出するようなことなく天井面1に収納され
るものである。
れを終わった場合や洗濯物を物干しバー5より下ろした
後に収納棚3と共に物干しバー5を収納部2内に収納す
るにあたっては、収納棚3を上方に少し持ち上げること
で各ガススプリング14が起きることとなり、各ガスス
プリング14が徐々に起き上がるように移動することで
ガススプリング14のバネ力が収納棚3を上方に持ち上
げる方向に作用し、これによって軽い力で収納棚3が収
納棚収納部6内に収納されると共に物干しバー5が支持
アーム収納部7内に収納され、収納棚3と物干しバー5
とが室内に露出するようなことなく天井面1に収納され
るものである。
【0013】図3乃至図10は本発明の第2実施例を示
すものであり、各支持アーム4が支持部材20を介して
収納棚3を構成する背板10に取付けられており、支持
部材20によって回動させることができるようになって
いる。支持部材20による各支持アーム4の回動は天井
面1と略平行となる略水平状態と、天井面1と略直交す
る略垂直状態とに移動可能とされており、各支持アーム
4は収納状態では天井面1と略直交する略垂直状態とし
て支持アーム収納部7内に収納されるようになってい
る。各支持アーム4が天井面1と略直交する略垂直状態
で支持アーム収納部7内に収納されるように支持アーム
収納部7は図3に示されるように収納棚収納部6に沿う
縦型の状態とされており、室内に露出する支持アーム収
納部7の開口部分を少なくすることができ、天井面1に
見える収納部2の開口寸法を小さくすることができるよ
うになっている。他の部分は第1実施例と同様である。
すものであり、各支持アーム4が支持部材20を介して
収納棚3を構成する背板10に取付けられており、支持
部材20によって回動させることができるようになって
いる。支持部材20による各支持アーム4の回動は天井
面1と略平行となる略水平状態と、天井面1と略直交す
る略垂直状態とに移動可能とされており、各支持アーム
4は収納状態では天井面1と略直交する略垂直状態とし
て支持アーム収納部7内に収納されるようになってい
る。各支持アーム4が天井面1と略直交する略垂直状態
で支持アーム収納部7内に収納されるように支持アーム
収納部7は図3に示されるように収納棚収納部6に沿う
縦型の状態とされており、室内に露出する支持アーム収
納部7の開口部分を少なくすることができ、天井面1に
見える収納部2の開口寸法を小さくすることができるよ
うになっている。他の部分は第1実施例と同様である。
【0014】支持部材20は図6、図7に示されるよう
に中央部より連結軸21が突設された取付基板22と、
この取付基板22を覆うように取付基板22に取着され
るカバー23とで主体が構成されている。連結軸21の
側方からは係止突起24が突設されており、係止突起2
4にはコイルスプリングのようなバネ材25の一端が連
結されている。上記連結軸21は基台26より板状のロ
ック片27を突設し、ロック片27の先端にねじ孔28
を有する支持片29を設けて主体が構成されている。3
0は取付基板22の端部より取付基板22と直交するよ
うに突設された連結片であり、タッピングビスのような
固着具31が挿入される一対の通孔32を備えており、
連結片30を収納棚3の背板10に当接した状態で通孔
32より背板10に固着具31を打入することで取付基
板22が背板10に連結固定されるようになっている。
カバー23の周壁23aにはスリット33が設けられて
おり、このスリット33内に支持アーム4の一端が挿通
されるようになっている。34は通孔であり、この通孔
34を介してカバー23の外面より支持片29のねじ孔
28にタッピングビスのような固着具35を螺入するこ
とでカバー23が取付基板22に取付けられている。
に中央部より連結軸21が突設された取付基板22と、
この取付基板22を覆うように取付基板22に取着され
るカバー23とで主体が構成されている。連結軸21の
側方からは係止突起24が突設されており、係止突起2
4にはコイルスプリングのようなバネ材25の一端が連
結されている。上記連結軸21は基台26より板状のロ
ック片27を突設し、ロック片27の先端にねじ孔28
を有する支持片29を設けて主体が構成されている。3
0は取付基板22の端部より取付基板22と直交するよ
うに突設された連結片であり、タッピングビスのような
固着具31が挿入される一対の通孔32を備えており、
連結片30を収納棚3の背板10に当接した状態で通孔
32より背板10に固着具31を打入することで取付基
板22が背板10に連結固定されるようになっている。
カバー23の周壁23aにはスリット33が設けられて
おり、このスリット33内に支持アーム4の一端が挿通
されるようになっている。34は通孔であり、この通孔
34を介してカバー23の外面より支持片29のねじ孔
28にタッピングビスのような固着具35を螺入するこ
とでカバー23が取付基板22に取付けられている。
【0015】各支持アーム4の一端には連結孔40が設
けられており、この連結孔40に上記連結軸21を挿入
係止することによって支持アーム4の一端が回動自在に
支持部材20に取付けられている。支持アーム4に設け
られた連結孔40は円状の通孔41と、通孔41の一部
を支持アーム4の一端側に向けて切り欠いた切り欠き部
42とで構成されており、切り欠き部42の幅寸法はロ
ック片27の幅寸法と略同一とされており、切り欠き部
42にロック片27を係合させることができるようにな
っている。支持アーム4の一端からは支持アーム4と直
交するようにバネ取付ピン43が突設されており、この
バネ取付ピン43にバネ材25の他端が連結されてい
る。ロック片27を通孔41に挿通してバネ取付ピン4
3にバネ材25の他端が取付けられた状態ではバネ材2
5のバネ力によって支持アーム4の一端がバネ材25の
一端が連結されている係止突起24側に付勢された状態
となっている。そして、バネ力に抗して支持アーム4を
回動させて切り欠き部42にロック片27を係合させる
とバネ材25が伸びた状態のままで支持アーム4は回動
が止められて固定された状態となるようになっており、
バネ材25とロック片27と連結孔40とで保持手段8
が構成されている。つまり、バネ材25のバネ力によっ
て支持アーム4が収納部2内に収納されるように略垂直
状態で保持され、また、切り欠き部42にロック片27
を係合させることで支持アーム4が略水平状態で保持さ
れるようになっている。
けられており、この連結孔40に上記連結軸21を挿入
係止することによって支持アーム4の一端が回動自在に
支持部材20に取付けられている。支持アーム4に設け
られた連結孔40は円状の通孔41と、通孔41の一部
を支持アーム4の一端側に向けて切り欠いた切り欠き部
42とで構成されており、切り欠き部42の幅寸法はロ
ック片27の幅寸法と略同一とされており、切り欠き部
42にロック片27を係合させることができるようにな
っている。支持アーム4の一端からは支持アーム4と直
交するようにバネ取付ピン43が突設されており、この
バネ取付ピン43にバネ材25の他端が連結されてい
る。ロック片27を通孔41に挿通してバネ取付ピン4
3にバネ材25の他端が取付けられた状態ではバネ材2
5のバネ力によって支持アーム4の一端がバネ材25の
一端が連結されている係止突起24側に付勢された状態
となっている。そして、バネ力に抗して支持アーム4を
回動させて切り欠き部42にロック片27を係合させる
とバネ材25が伸びた状態のままで支持アーム4は回動
が止められて固定された状態となるようになっており、
バネ材25とロック片27と連結孔40とで保持手段8
が構成されている。つまり、バネ材25のバネ力によっ
て支持アーム4が収納部2内に収納されるように略垂直
状態で保持され、また、切り欠き部42にロック片27
を係合させることで支持アーム4が略水平状態で保持さ
れるようになっている。
【0016】取付基板22は連結片30に設けられた通
孔32を介して背板10の外面に固着具31を螺入する
ことによって背板10に取付けられるものであるが、図
8乃至図10に示されるように上記ロック片27が水平
状態となるように背板10の外面に連結固定されてい
る。しかして、通常は図8に示されるようにバネ材25
のバネ力によって支持アーム4の一端が引っ張られて支
持アーム4は略垂直状態となり、収納状態となってい
る。そして、物干しバー5に洗濯物を掛ける場合には図
9に示されるようにバネ材25のバネ力に抗して支持ア
ーム4を略水平状態になるまで回動させ、図10に示さ
れるように切り欠き部42にロック片27を係合させる
ことで支持アーム4は回動が止められた状態となって略
水平状態で保持される。この状態で物干しバー5に洗濯
物を順次掛けていくものである。ここで、切り欠き部4
2にロック片27を係合させた状態ではバネ材25のバ
ネ力によって支持アーム4を外側方に付勢する力が作用
しているためにロック片27に係合されている切り欠き
部42がロック片27より勝手に外れて支持アーム4が
上昇回動したりしないようになっている。
孔32を介して背板10の外面に固着具31を螺入する
ことによって背板10に取付けられるものであるが、図
8乃至図10に示されるように上記ロック片27が水平
状態となるように背板10の外面に連結固定されてい
る。しかして、通常は図8に示されるようにバネ材25
のバネ力によって支持アーム4の一端が引っ張られて支
持アーム4は略垂直状態となり、収納状態となってい
る。そして、物干しバー5に洗濯物を掛ける場合には図
9に示されるようにバネ材25のバネ力に抗して支持ア
ーム4を略水平状態になるまで回動させ、図10に示さ
れるように切り欠き部42にロック片27を係合させる
ことで支持アーム4は回動が止められた状態となって略
水平状態で保持される。この状態で物干しバー5に洗濯
物を順次掛けていくものである。ここで、切り欠き部4
2にロック片27を係合させた状態ではバネ材25のバ
ネ力によって支持アーム4を外側方に付勢する力が作用
しているためにロック片27に係合されている切り欠き
部42がロック片27より勝手に外れて支持アーム4が
上昇回動したりしないようになっている。
【0017】そして、洗濯物が乾いて物干しバー5から
洗濯物を取り除いた後には使用者がバネ材25のバネ力
に抗して支持アーム4を少し内側方に移動させて切り欠
き部42よりロック片27を外すことでバネ材25のバ
ネ力によって支持アーム4が回動して図8に示されるよ
うに略垂直状態に移動し、この状態で収納棚3と共に上
昇移動させることで収納棚3が収納棚収納部6内に収納
されると共に支持アーム収納部7内に支持アーム3と物
干しバー4が収納されるのである。
洗濯物を取り除いた後には使用者がバネ材25のバネ力
に抗して支持アーム4を少し内側方に移動させて切り欠
き部42よりロック片27を外すことでバネ材25のバ
ネ力によって支持アーム4が回動して図8に示されるよ
うに略垂直状態に移動し、この状態で収納棚3と共に上
昇移動させることで収納棚3が収納棚収納部6内に収納
されると共に支持アーム収納部7内に支持アーム3と物
干しバー4が収納されるのである。
【0018】図11は本発明の第3実施例を示してお
り、支持アーム4が収納棚3よりさらに下方に突出して
略垂直状態となるようになっている。このように構成さ
れていると物干しバー5の高さ位置をできるだけ低くす
ることができ、物干しバー5に対する洗濯物の掛け作業
及び物干しバー5からの洗濯物の取り入れ作業をより一
層楽に行うことができるものである。
り、支持アーム4が収納棚3よりさらに下方に突出して
略垂直状態となるようになっている。このように構成さ
れていると物干しバー5の高さ位置をできるだけ低くす
ることができ、物干しバー5に対する洗濯物の掛け作業
及び物干しバー5からの洗濯物の取り入れ作業をより一
層楽に行うことができるものである。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明は、室内に向けて開口す
るように天井面に凹設された収納部内に収納棚を出し入
れ自在に収納配置し、収納棚の背部両端より天井面と略
平行に一対の支持アームを突設し、両支持アームの先部
間に物干しバーを架設してあるので、収納部より室内に
下ろした収納棚に収納物を収納して収納棚を収納部内に
上げることで収納物の収納を手間取ることなく簡易に行
うことができ、また、収納棚を収納部より室内に下ろす
ことで収納物の取り出しを手間取ることなく簡易に行う
ことができるものである。さらに、収納棚と共に下ろさ
れる物干しバーに洗濯物を掛けることで物干し竿を持ち
運んだりするようなことなく簡易に室内に洗濯物を干す
ことができるものであり、天井裏の空間への収納物の出
し入れを手間取ることなく簡易に行うことができると共
に手間取ることなく簡易に室内に洗濯物を干すことがで
きるものである。
るように天井面に凹設された収納部内に収納棚を出し入
れ自在に収納配置し、収納棚の背部両端より天井面と略
平行に一対の支持アームを突設し、両支持アームの先部
間に物干しバーを架設してあるので、収納部より室内に
下ろした収納棚に収納物を収納して収納棚を収納部内に
上げることで収納物の収納を手間取ることなく簡易に行
うことができ、また、収納棚を収納部より室内に下ろす
ことで収納物の取り出しを手間取ることなく簡易に行う
ことができるものである。さらに、収納棚と共に下ろさ
れる物干しバーに洗濯物を掛けることで物干し竿を持ち
運んだりするようなことなく簡易に室内に洗濯物を干す
ことができるものであり、天井裏の空間への収納物の出
し入れを手間取ることなく簡易に行うことができると共
に手間取ることなく簡易に室内に洗濯物を干すことがで
きるものである。
【0020】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、収納部は収納棚が収納配置される収納棚収納部
と、支持アームが収納配置される支持アーム収納部とで
構成されているので、請求項1の効果に加えて、使用し
ない時には収納棚と物干しバーをそれぞれ室内に突出す
るようなことなく収納部内に収納することができるもの
である。
いて、収納部は収納棚が収納配置される収納棚収納部
と、支持アームが収納配置される支持アーム収納部とで
構成されているので、請求項1の効果に加えて、使用し
ない時には収納棚と物干しバーをそれぞれ室内に突出す
るようなことなく収納部内に収納することができるもの
である。
【0021】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、天井面と略平行となる略水平状態と、天井面と略
直交する略垂直状態とに移動可能に各支持アームの基端
を回動自在に収納棚に軸着し、支持アームを略水平状態
及び略垂直状態で保持する保持手段を支持アームの軸着
部分に設けてあるので、請求項1の効果に加えて、支持
アームを略垂直状態として保持させることで支持アーム
を立てた状態で収納部内に収納する形態とすることがで
き、支持アームが収納される支持アーム収納部の配置を
収納棚収納部に沿う縦型とすることができるものであ
り、室内に露出する支持アーム収納部の開口部分を少な
くすることができ、天井面に見える収納部の開口寸法を
小さくすることができるものである。
いて、天井面と略平行となる略水平状態と、天井面と略
直交する略垂直状態とに移動可能に各支持アームの基端
を回動自在に収納棚に軸着し、支持アームを略水平状態
及び略垂直状態で保持する保持手段を支持アームの軸着
部分に設けてあるので、請求項1の効果に加えて、支持
アームを略垂直状態として保持させることで支持アーム
を立てた状態で収納部内に収納する形態とすることがで
き、支持アームが収納される支持アーム収納部の配置を
収納棚収納部に沿う縦型とすることができるものであ
り、室内に露出する支持アーム収納部の開口部分を少な
くすることができ、天井面に見える収納部の開口寸法を
小さくすることができるものである。
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の側断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す側断面図である。
【図4】同上の支持アームが略垂直状態となっている状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図5】同上の支持アームが略水平状態となっている状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図6】同上の支持アームが略水平状態となっている状
態を示す一部省略した断面図である。
態を示す一部省略した断面図である。
【図7】同上の支持アームの軸着部分を示す分解斜視図
である。
である。
【図8】同上の支持アームの作用を示すものであり、略
垂直状態となっている状態を示す側面図である。
垂直状態となっている状態を示す側面図である。
【図9】同上の支持アームの作用を示すものであり、略
水平状態となっている状態を示す側面図である。
水平状態となっている状態を示す側面図である。
【図10】同上の支持アームの作用を示すものであり、
略水平状態でロックされている状態を示す側面図であ
る。
略水平状態でロックされている状態を示す側面図であ
る。
【図11】本発明の第3実施例を示す側断面図である。
1 天井面 2 収納部 3 収納棚 4 支持アーム 5 物干しバー 6 収納棚収納部 7 支持アーム収納部 8 保持手段
Claims (3)
- 【請求項1】 室内に向けて開口するように天井面に凹
設された収納部内に収納棚を出し入れ自在に収納配置
し、収納棚の背部両端より天井面と略平行に一対の支持
アームを突設し、両支持アームの先部間に物干しバーを
架設して成ることを特徴とする物干し装置。 - 【請求項2】 収納部は収納棚が収納配置される収納棚
収納部と、支持アームが収納配置される支持アーム収納
部とで構成されて成ることを特徴とする請求項1記載の
物干し装置。 - 【請求項3】 天井面と略平行となる略水平状態と、天
井面と略直交する略垂直状態とに移動可能に各支持アー
ムの基端を回動自在に収納棚に軸着し、支持アームを略
水平状態及び略垂直状態で保持する保持手段を支持アー
ムの軸着部分に設けて成ることを特徴とする請求項1記
載の物干し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP684594A JPH07204395A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 物干し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP684594A JPH07204395A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 物干し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204395A true JPH07204395A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11649584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP684594A Withdrawn JPH07204395A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 物干し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07204395A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007259963A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 収納装置 |
-
1994
- 1994-01-26 JP JP684594A patent/JPH07204395A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007259963A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 収納装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |