JPH07204307A - ボール貯留装置 - Google Patents

ボール貯留装置

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JPH07204307A
JPH07204307A JP2212494A JP2212494A JPH07204307A JP H07204307 A JPH07204307 A JP H07204307A JP 2212494 A JP2212494 A JP 2212494A JP 2212494 A JP2212494 A JP 2212494A JP H07204307 A JPH07204307 A JP H07204307A
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JP
Japan
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storage body
frame
balls
ball
storage
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Pending
Application number
JP2212494A
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English (en)
Inventor
Fujio Nozato
藤男 野里
Kazu Nozato
和 野里
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Toa Sports Machines Co Ltd
Original Assignee
Toa Sports Machines Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯留体に対し十分に多くのボールを貯留でき
るようにし、かつ、上記貯留体に貯留したボールの上側
を、所定高さに保つことができるようにする。 【構成】 床2上に置かれる支持台3を設ける。この支
持台3を枠体7と、この枠体7を上記床2上に支持する
支柱8とで構成する。可撓性シートで形成され上記枠体
7に嵌入されてボール4を貯留可能とする貯留体5を設
ける。この貯留体5の上縁を上記枠体7に取り付けて同
上貯留体5の底部25を上記枠体7に吊り下げる。同上
貯留体5の底部25を上方に向けて付勢する付勢手段3
2を設ける。上記貯留体5の下端にその周縁に沿って延
びる剛性枠27を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バレーボールやテニ
スの練習などにおいて、その練習用ボールを貯留するた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バレーボールにおいて、スパイクを受け
る練習をする場合には、アシスタントが、ボール貯留装
置に貯留されているボールを1つづつ取り出して、これ
をコーチに一定間隔で手渡し、このコーチが手渡された
ボールを練習者に向って次々とスパイクすることが行わ
れる。
【0003】ところで、上記貯留装置からボールを取り
出したとき、この取り出した分、貯留装置内の上側のボ
ールの位置が低くなると、これにつれてアシスタントは
腰をより大きくかがめながらボールを取り出すことが必
要となる。
【0004】しかし、この種の練習は相当数繰り返され
るものであるため、その都度、上記のように腰をかがめ
ることになるが、これはアシスタントにとって極めて大
きい負担となるものであって、好ましくない。
【0005】そこで、上記問題を回避するための貯留装
置が従来より提案されており、これには実公平2‐58
06号公報で示されるものがある。
【0006】これによれば、上記貯留装置は、床上に置
かれる支持台を備え、この支持台は枠体と、この枠体を
上記床上に支持する支柱とで構成されている。また、可
撓性シートで形成され上記枠体に嵌入されてボールを貯
留可能とする貯留体が設けられ、この貯留体はその上縁
が上記枠体に取り付けられて、同上貯留体の底部が上記
枠体に吊り下げられている。また、上記貯留体はそれ自
体弾性を有している。
【0007】そして、上記貯留体内にボールを貯留させ
たときには、上記貯留体はそれ自体の弾性により収縮し
てボールを上方に付勢し、もって、ボールの貯留量にか
かわらず、その上側のボールが所定高さに保たれるよう
になっている。即ち、上記貯留装置からの各ボールの取
り出しが、腰を大きくはかがめないでできることとされ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成では、貯留体内に多数のボールが貯留されて、この貯
留体の底部が押し下げられるとき、この貯留体の底部は
それ自体の弾性によってその平面形状が縮小するよう変
形することから、貯留量の十分な確保が阻害されるとい
う問題がある。
【0009】また、貯留体内に多数のボールを貯留させ
ると、同上貯留体がそれ自体の弾性力で、その内面が各
ボールの側面を包むようにこれらの側面に圧接すること
になるため、貯留体内に、特に多数のボールを貯留させ
たときには、この貯留体による上方への付勢が阻害さ
れ、よって、上側のボールを所定高さに保つことができ
なくなるおそれがある。
【0010】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、貯留体に対し十分に多くのボールを
貯留できるようにし、かつ、上記貯留体に貯留したボー
ルの上側を、所定高さに保つことができるようにするこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明のボール貯留装置は、床2上に置かれる支持
台3を設け、この支持台3を枠体7と、この枠体7を上
記床2上に支持する支柱8とで構成し、可撓性シートで
形成され上記枠体7に嵌入されてボール4を貯留可能と
する貯留体5を設け、この貯留体5の上縁を上記枠体7
に取り付けて同上貯留体5の底部25を上記枠体7に吊
り下げ、同上貯留体5の底部25を上方に向けて付勢す
る付勢手段32を設けた場合において、上記貯留体5の
下端にその周縁に沿って延びる剛性枠27を取り付けた
ものである。
【0012】上記の場合、付勢手段32を、枠体7に剛
性枠27を引っ張るように連結させるばね33で構成し
てもよい。
【0013】また、枠体7を平面視で円形にしてもよ
い。
【0014】また、貯留体5を倒立円錐台形にしてもよ
い。
【0015】また、貯留体5を倒立角錐台形にしてもよ
い。
【0016】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0017】貯留体5に多量のボール4を貯留させると
(図1中一点鎖線図示)、これらボール4の重さで、付
勢手段32の付勢力に抗して上記貯留体5の底部25が
押し下げられる。
【0018】上記状態において、貯留体5からボール4
を取り出すと、その分、貯留体5内のボール4の重さが
軽くなり、上記貯留体5の底部25は付勢手段32によ
って上昇させられる。よって、上記貯留体5に対するボ
ール4の貯留量にかかわらず、上記貯留体5内の上側の
ボール4の位置は所定高さに保たれることから、このボ
ール4の取り出しは腰を大きくはかがめないでできる。
【0019】即ち、貯留体5から繰り返しボール4を取
り出す場合でも、この取り出しの負担が軽くなって、バ
レーボールなどにおける本来の練習が効果的にできる。
【0020】上記構成において、貯留体5に多量のボー
ル4を貯留させたときには、これらボール4の重量で、
上記貯留体5の底部25の平面視形状が縮小するよう変
形しようとする。
【0021】そこで、貯留体5の下端にその周縁に沿っ
て延びる剛性枠27を取り付けてある。このため、上記
した変形は上記剛性枠27によって抑制され、ほぼ初期
の形状のままに保形される。
【0022】上記の場合、付勢手段32を、枠体7に剛
性枠27を引っ張るように連結させるばね33で構成し
てもよい。
【0023】このようにすれば、ばね33による付勢力
が剛性枠27によって底部25の下端周縁にほぼ均等に
与えられる。このため、上記ばね33による付勢力が、
上記貯留体5の一部に集中することが防止される。
【0024】また、枠体7を平面視で円形にしてもよ
い。
【0025】このようにすれば、貯留体5からボール4
を取り出すとき、貯留体5の周りのいずれの部分から取
り出しても、その作業条件は同じとなる。
【0026】また、貯留体5を倒立円錐台形にしてもよ
い。
【0027】このようにすれば、貯留体5からボール4
を取り出すことにより、貯留体5の底部25が付勢手段
32により上方に付勢されて各ボール4が貯留体5内を
上昇しようとするとき、各ボール4が貯留体5の周壁に
対し大きい圧接力で圧接しようとすることが抑制され
る。
【0028】また、貯留体5を倒立角錐台形にしてもよ
い。
【0029】このようにすれば、貯留体5を倒立円錐台
形にしたときと同じような上記作用が得られる。また、
貯留体5を倒立円錐台形にすることに比べて、貯留体5
の各面が平坦であると共に、各面の接合部が直線的であ
って、形状が単純となる。
【0030】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0031】(実施例1)
【0032】図1から図7は実施例1を示している。
【0033】図中符号1は、バレーボールの練習をする
際に用いられるボール貯留装置であり、このボール貯留
装置1は床2上に置かれている。
【0034】上記ボール貯留装置1は、上記床2上に置
かれる支持台3と、バレーボール用のボール4を貯留さ
せて上記支持台3に支持される貯留体5と、この貯留体
5をその外側方から覆うカバー体6とを備えている。
【0035】上記支持台3は、平面視円形をなす上部枠
体たる枠体7を有している、この枠体7は、4本の支柱
8と、これら各支柱8の下端に取り付けられた車輪たる
キャスター9によって上記床2上に支持されている。ま
た、上記各支柱8の下部同士を互いに連結させる下部枠
体たる補強枠10が設けられている。
【0036】上記枠体7は、アルミ等の金属製円形パイ
プで成形されている。また、上記枠体7は、特に図5で
示すように二つ割りとされ、つまり、一対の半円形の枠
部材12,13を有している。これら各枠部材12,1
3の一端に嵌合軸14が突設され、これら各嵌合軸14
の突出部が上記各枠部材12,13の他端に嵌脱自在に
嵌入される。そして、これら各枠部材12,13の他端
と、これらに嵌入された各嵌合軸14の突出部とが係止
ピンやボルトによって着脱自在に固着される。この固着
により、上記両枠部材12,13が互いに着脱自在に連
結されて上記枠体7が成形されている。
【0037】また、上記枠体7には複数(4つ)のボル
ト孔15が形成され、これら各ボルト孔15は枠体7の
周方向に等間隔に配置されている。
【0038】上記各支柱8はアルミ等の金属製円形パイ
プにより、それぞれ直線的に成形されている。
【0039】上記各ボルト孔15に挿通された締結具た
るボルト17によって、上記枠体7の下面に上記各支柱
8の上端が着脱自在に締結されている。また、上記各支
柱8の下部にはボルト孔18が成形されている。
【0040】上記補強枠10はアルミ等の金属製円形パ
イプにより成形され、平面視で円形をなし、上記枠体7
よりもわずかに小さい径寸法をなして、この枠体7とほ
ぼ同軸上に位置している。また、同上補強枠10は図5
で示した枠体7と同じく、二つ割りの構造をなしてい
る。そして、上記各ボルト孔18に挿通された締結具た
るボルト19によって、各支柱8に上記補強枠10が着
脱自在に締結され、この補強枠10によって、各支柱8
同士の連結強度が十分に向上させられている。
【0041】上記キャスター9は締結具たるボルト20
により、上記支柱8の下端に着脱自在に締結されてい
る。そして、上記各キャスター9の転動により、支持台
3は床2上の所望位置に自由に移動できるようになって
いる。
【0042】上記貯留体5は布や網などの可撓性シート
で形成され、上記枠体7に嵌入されている。上記貯留体
5は倒立円錐台形とされており、その外周壁を構成する
筒部シート22と、この筒部シート22の下端開口を閉
じる平面視円形の底部シート23とで構成されている。
【0043】上記貯留体5の筒部シート22はその上縁
に袋縫い部24を有し、この袋縫い部24に枠体7が挿
入されることにより、上記筒部シート22の上縁が上記
枠体7に連結されている。そして、これにより、上記貯
留体5の底部シート23を含む底部25が、上記枠体7
に吊り下げられている。
【0044】上記貯留体5の下端にその周縁に沿って延
びる剛性枠27が設けられている。この剛性枠27はア
ルミ等金属製の円形パイプで成形され、平面視で円形を
なして上記枠体7とほぼ同軸上に位置している。上記剛
性枠27は貯留体5の内部に位置して、上記底部シート
23の周縁に対し連結具たるバンド28により着脱自在
に取り付けられ、上記剛性枠27は底部シート23をほ
ぼ一定の円形に保っている。また、上記剛性枠27は図
5で示した枠体7と同じく、二つ割りの構造をなしてい
る。
【0045】前記カバー体6は可撓性シートで形成され
た筒体で、図例では平面視で円形をなしている。このカ
バー体6の上縁は上記袋縫い部24に連結され、つま
り、この袋縫い部24を介して上記カバー体6の上縁が
枠体7に連結されている。また、上記カバー体6の下縁
は、上記補強枠10に対し連結具たるバンド29により
着脱自在に取り付けられている。
【0046】図1、図3、図4、および図7において、
上記貯留体5の底部25を上方に向けて付勢する付勢手
段32が設けられている。この付勢手段32は複数(4
本)のばね33を備え、これら各ばね33はコイルスプ
リングで構成されている。これら各ばね33は貯留体5
の筒部シート22と、カバー体6との間に周方向等間隔
に配置されている。
【0047】上記各ばね33の上端は上記袋縫い部24
に取り付けられた掛止片34に掛脱自在に掛止されてい
る。一方、同上各ばね33の下端は上記貯留体5の底部
25の外面側で底部シート23の外縁に取り付けられた
掛止片35に掛脱自在に掛止されている。これにより、
上記枠体7に剛性枠27が引っ張るように連結されるこ
ととなっており、この連結で、上記底部25は貯留体5
の自由状態における底部25よりも、より上方に位置さ
せられている。この場合、上記貯留体5の筒部シート2
2には、しわが生じている。
【0048】上記ボール貯留装置1において、上記貯留
体5に多量のボール4を貯留させると(図1中一点鎖線
図示)、これらボール4の重さで、上記付勢手段32の
付勢力に抗して上記貯留体5の底部25が押し下げられ
て、上記貯留体5内の上側のボール4の位置が所定高さ
になる。
【0049】上記状態において、貯留体5からボール4
を取り出すと、その分、貯留体5内のボール4の重さが
軽くなり、上記貯留体5の底部25は付勢手段32によ
って上昇させられる。よって、上記貯留体5に対するボ
ール4の貯留量にかかわらず、上記貯留体5内の上側の
ボール4の位置は上記した所定高さに保たれることか
ら、このボール4の取り出しは腰を大きくはかがめない
でできる。
【0050】上記貯留体5に多量のボール4を貯留させ
たときには、これらボール4の重量で、上記貯留体5の
底部25の平面視形状が縮小するよう変形しようとす
る。
【0051】しかし、前記したように、貯留体5の下端
にはその周縁に沿って延びる剛性枠27が取り付けられ
ているため、上記した変形は上記剛性枠27によって抑
制され、ほぼ初期の形状のままに保形される。
【0052】よって、第1に、貯留体5の底部25がそ
の変形で狭められることが抑制されて、ボール4の貯留
量が十分に確保される。
【0053】また、第2に、貯留体5の内面が上記各ボ
ール4の側面を包むようにこの側面に圧接することが防
止され、上記貯留体5内のボール4は、上記貯留体5の
底部25を介し付勢手段32によって上方に向け効果的
に付勢される。
【0054】また、上記付勢手段32は、前記したよう
に枠体7に剛性枠27を引っ張るように連結させるばね
33で構成されているため、ばね33による付勢力が剛
性枠27によって底部25の下端周縁にほぼ均等に与え
られ、上記ばね33による付勢力が、上記貯留体5の一
部に集中することが防止されて、耐久性上の問題が生じ
ることが防止されている。
【0055】また、前記したように、枠体7は平面視で
円形とされているため、貯留体5からボール4を取り出
すとき、貯留体5の周りのいずれの部分から取り出して
も、その作業条件は同じであり、つまり、方向性がない
ことから、貯留体5からのボール4の取り出しがし易く
なっている。
【0056】また、前記したように貯留体5は倒立円錐
台形であるため、貯留体5からボール4を取り出すこと
により、貯留体5の底部25が付勢手段32により上方
に付勢されて各ボール4が貯留体5内を上昇しようとす
るとき、各ボール4が貯留体5の周壁である筒部シート
22に対し大きい圧接力で圧接しようとすることが抑制
される。
【0057】よって、上記付勢手段32による付勢力で
上記各ボール4は貯留体5内を円滑に上昇し、ボール4
の貯留量にかかわらず、上側のボール4は所定高さに保
たれる。
【0058】上記ボール貯留装置1を遠方に送るときの
手順の一例を示す。
【0059】まず、枠体7、支柱8、キャスター9、お
よび補強枠10を互いに分解する。また、枠体7を二つ
割りとし、その各枠部材12,13を貯留体5の上端か
ら抜き出す。更に、各バンド28,29を緩めて、補強
枠10をカバー体6の下端から取り外すと共に、剛性枠
27を貯留体5の底部25から取り外し、これら補強枠
10と剛性枠27をそれぞれ二つ割りとする。そして、
これら分解したものを重ね合わせてコンパクトにし、こ
れを梱包して送ればよい。
【0060】上記ボール貯留装置1を組み立てるとき
は、上記と逆の手順によればよい。
【0061】なお、以上は図示の例によるが、ボール貯
留装置1はテニスボールや、野球のボールを貯留するも
のであってもよい。
【0062】(実施例2)
【0063】図8は、実施例2を示している。
【0064】これによれば、枠体7は一対の枠部材1
2,13で構成され、これら両枠部材12,13の各端
は、互いに同軸上に位置する一対の枢支軸38,38で
互いに枢支されている。
【0065】上記枠部材12の半径は枠部材13より
も、わずかに小さくされ、これらを互いに重ね合わせる
ように回動させたときは、これら枠部材12,13は図
中仮想線で示すように径方向で重なり合うようになって
いる。
【0066】そして、これにより、ボール貯留装置1を
遠方に送るときなどには、両枠部材12,13は極めて
コンパクトな形状にできる。
【0067】他の構成や作用は、前記実施例1と同様で
あるため、その説明を省略する。
【0068】(実施例3)
【0069】図9は、実施例3を示している。
【0070】これによれば、枠体7は平面視で矩形の一
例である長方形状をなしている。また、貯留体5は倒立
角錐台形をなしている。
【0071】このため、前記実施例1のように、貯留体
5を倒立円錐台形にしたときと同じような前記作用が得
られる。また、貯留体5を倒立円錐台形にすることに比
べて、貯留体5の各面が平坦であると共に、各面の接合
部が直線的であって形状が単純となる。
【0072】なお、上記貯留体5や枠体7の平面視形状
は正方形であってもよい。また、上記貯留体5を実施例
1の支持台3に取り付けてもよく、実施例1の貯留体5
を、この実施例3の支持台3に取り付けてもよい。
【0073】他の構成や作用は前記実施例1と同様であ
るため、図面に共通の符号を付してその説明を省略す
る。
【0074】
【発明の効果】この発明によれば、床上に置かれる支持
台を設け、この支持台を枠体と、この枠体を上記床上に
支持する支柱とで構成し、可撓性シートで形成され上記
枠体に嵌入されてボールを貯留可能とする貯留体を設
け、この貯留体の上縁を上記枠体に取り付けて同上貯留
体の底部を上記枠体に吊り下げ、同上貯留体の底部を上
方に向けて付勢する付勢手段を設けたボール貯留装置に
おいて、上記貯留体の下端にその周縁に沿って延びる剛
性枠を取り付けてある。
【0075】このため、上記貯留体に多量のボールを貯
留させると、これらボールの重さで、上記付勢手段の付
勢力に抗して上記貯留体の底部が押し下げられる。
【0076】上記状態において、貯留体からボールを取
り出すと、その分、貯留体内のボールの重さが軽くな
り、上記貯留体の底部は付勢手段によって上昇させられ
る。よって、上記貯留体に対するボールの貯留量にかか
わらず、上記貯留体内の上側のボールの位置は所定高さ
に保たれることから、このボールの取り出しは腰を大き
くはかがめないでできる。
【0077】即ち、貯留体から繰り返しボールを取り出
す場合でも、この取り出しの負担が軽くなって、バレー
ボールなどにおける本来の練習が効果的にできる。
【0078】上記構成において、貯留体に多量のボール
を貯留させたときには、これらボールの重量で、上記貯
留体の底部の平面視形状が縮小するよう変形しようとす
る。
【0079】そこで、貯留体の下端にその周縁に沿って
延びる剛性枠を取り付けてある。このため、上記した変
形は上記剛性枠によって抑制され、ほぼ初期の形状のま
まに保形される。
【0080】よって、第1に、貯留体の底部がその変形
で狭められることが抑制されて、ボールの貯留量が十分
に確保される。
【0081】また、第2に、貯留体の内面が上記各ボー
ルの側面を包むようにこの側面に圧接することが防止さ
れる。
【0082】よって、上記貯留体内のボールは、上記貯
留体の底部を介し付勢手段によって上方に向け効果的に
付勢されることから、上側のボールは前記した所定高さ
に保たれる。
【0083】上記の場合、付勢手段を、枠体に剛性枠を
引っ張るように連結させるばねで構成してもよい。
【0084】このようにすれば、ばねによる付勢力が剛
性枠によって底部の下端周縁にほぼ均等に与えられる。
このため、上記ばねによる付勢力が、上記貯留体の一部
に集中することが防止され、耐久性上の問題を生じるこ
とが防止される。
【0085】また、枠体を平面視で円形にしてもよい。
【0086】このようにすれば、貯留体からボールを取
り出すとき、貯留体の周りのいずれの部分から取り出し
ても、その作業条件は同じであり、よって、貯留体から
のボールの取り出しがし易くなる。
【0087】また、貯留体を倒立円錐台形にしてもよ
い。
【0088】このようにすれば、貯留体からボールを取
り出すことにより、貯留体の底部が付勢手段により上方
に付勢されて各ボールが貯留体内を上昇しようとすると
き、各ボールが貯留体の周壁に対し大きい圧接力で圧接
しようとすることが抑制される。
【0089】よって、上記付勢手段による付勢力で上記
各ボールは貯留体内を円滑に上昇し、上側のボールは所
定高さに保たれる。
【0090】また、貯留体を倒立角錐台形にしてもよ
い。
【0091】このようにすれば、貯留体を倒立円錐台形
にしたときと同じような上記作用効果が得られると共
に、貯留体を倒立円錐台形にすることに比べて、貯留体
の各面が平坦であると共に、各面の接合部が直線的であ
って、形状が単純となる。よって、この貯留体の成形が
容易にできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で、側面図である。
【図2】実施例1で、平面図である。
【図3】実施例1で、貯留体とカバー体を仮想線で示し
た側面図である。
【図4】実施例1で、貯留体とカバー体を省略した平面
図である。
【図5】実施例1で、枠体の展開平面図である。
【図6】実施例1で、図1の6‐6線矢視断面図であ
る。
【図7】実施例1で、図1の部分拡大断面図である。
【図8】実施例2で、図5に相当する図である。
【図9】実施例3で、図2に相当する図である。
【符号の説明】
1 ボール貯留装置 2 床 3 支持台 4 ボール 5 貯留体 6 カバー体 7 枠体 8 支柱 22 筒部シート 23 底部シート 24 袋縫い部 25 底部 27 剛性枠 32 付勢手段 33 ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床上に置かれる支持台を設け、この支持
    台を枠体と、この枠体を上記床上に支持する支柱とで構
    成し、可撓性シートで形成され上記枠体に嵌入されてボ
    ールを貯留可能とする貯留体を設け、この貯留体の上縁
    を上記枠体に取り付けて同上貯留体の底部を上記枠体に
    吊り下げ、同上貯留体の底部を上方に向けて付勢する付
    勢手段を設けたボール貯留装置において、 上記貯留体の下端にその周縁に沿って延びる剛性枠を取
    り付けたボール貯留装置。
  2. 【請求項2】 付勢手段を、枠体に剛性枠を引っ張るよ
    うにして連結させるばねで構成した請求項1に記載のボ
    ール貯留装置。
  3. 【請求項3】 枠体を平面視で円形にした請求項1、も
    しくは2に記載のボール貯留装置。
  4. 【請求項4】 貯留体を倒立円錐台形にした請求項3に
    記載のボール貯留装置。
  5. 【請求項5】 貯留体を倒立角錐台形にした請求項3に
    記載のボール貯留装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015213550A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 陳登癸 伸縮機能付きボール収容バッグ
WO2016125131A1 (en) * 2015-02-04 2016-08-11 Sherr Ilan Device for storing and dispensing sporting balls

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