JPH07204236A - 荷重計測装置 - Google Patents
荷重計測装置Info
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- JPH07204236A JPH07204236A JP6015749A JP1574994A JPH07204236A JP H07204236 A JPH07204236 A JP H07204236A JP 6015749 A JP6015749 A JP 6015749A JP 1574994 A JP1574994 A JP 1574994A JP H07204236 A JPH07204236 A JP H07204236A
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- Japan
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- load
- training
- measuring device
- sensor
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 携帯可能な装置で日常生活の中で簡単に荷重
訓練を正確に行うことが可能な荷重訓練装置の提供。 【構成】 荷重訓練を行う下肢に、固定して取り付けら
れるセンサ靴1と、センサ靴1に設けられ、所定の間隔
で互いに分離して配置され、配置部分の荷重を検出する
荷重センサ5a、5bと、荷重センサ5a、5bの間隔
を調整する調整ねじと、荷重センサ5a、5bの出力信
号を信号処理し、出力信号が予め設定した目標値に達し
たことを判定する比較回路17及び目標値電圧設定回路
18と、比較回路17の判定により作動し、センサ5
a、5bの出力信号が目標値に達したことを通報するブ
ザー11とを有し、加算回路、比較回路17、目標値電
圧設定回路18及びブザー11が携帯可能なケースCに
収納されている。
訓練を正確に行うことが可能な荷重訓練装置の提供。 【構成】 荷重訓練を行う下肢に、固定して取り付けら
れるセンサ靴1と、センサ靴1に設けられ、所定の間隔
で互いに分離して配置され、配置部分の荷重を検出する
荷重センサ5a、5bと、荷重センサ5a、5bの間隔
を調整する調整ねじと、荷重センサ5a、5bの出力信
号を信号処理し、出力信号が予め設定した目標値に達し
たことを判定する比較回路17及び目標値電圧設定回路
18と、比較回路17の判定により作動し、センサ5
a、5bの出力信号が目標値に達したことを通報するブ
ザー11とを有し、加算回路、比較回路17、目標値電
圧設定回路18及びブザー11が携帯可能なケースCに
収納されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体の被測定部位に身
体の動作によって印加される荷重を測定し、荷重印加の
解析を行う荷重計測装置に関する。
体の動作によって印加される荷重を測定し、荷重印加の
解析を行う荷重計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば下肢を骨折した患者の治療後の回
復訓練のために免荷訓練が行われる。この免荷訓練で
は、治療後の回復期にある患者の被訓練部位(下肢)に
かかる荷重を、骨折が悪化しない程度の適正な範囲で少
しづづ増加させて歩行訓練を行わせ、最終的には全体重
を被訓練部位にかけて歩行が可能な状態になるまで訓練
を継続する。このような免荷訓練を行い、骨折した骨に
その回復度に応じた荷重を加えることにより、仮骨の成
長を早め膝関節周辺の筋の収縮を防止し、患者の被訓練
部位の早期回復を実現することができるのである。
復訓練のために免荷訓練が行われる。この免荷訓練で
は、治療後の回復期にある患者の被訓練部位(下肢)に
かかる荷重を、骨折が悪化しない程度の適正な範囲で少
しづづ増加させて歩行訓練を行わせ、最終的には全体重
を被訓練部位にかけて歩行が可能な状態になるまで訓練
を継続する。このような免荷訓練を行い、骨折した骨に
その回復度に応じた荷重を加えることにより、仮骨の成
長を早め膝関節周辺の筋の収縮を防止し、患者の被訓練
部位の早期回復を実現することができるのである。
【0003】また、患者の免荷訓練に限らず、一般に身
体の運動動作により身体の被測定部位に荷重を印加し、
この荷重値を少しづつ増加させて、目標値に達するよう
にトレーニングすることが行われている。
体の運動動作により身体の被測定部位に荷重を印加し、
この荷重値を少しづつ増加させて、目標値に達するよう
にトレーニングすることが行われている。
【0004】従来のこの種の免荷訓練或いはトレーニン
グは、病院やトレーニングセンタなどの特定の施設で行
われ、例えば下肢の訓練或いはトレーニングの場合に
は、下肢にかける荷重を床においた体重計を踏ませるこ
とにより被検者に知らしめその体感量で訓練させてい
る。また、靴中敷き式の前足部足圧センサを用いて訓練
する方法も提案されている。
グは、病院やトレーニングセンタなどの特定の施設で行
われ、例えば下肢の訓練或いはトレーニングの場合に
は、下肢にかける荷重を床においた体重計を踏ませるこ
とにより被検者に知らしめその体感量で訓練させてい
る。また、靴中敷き式の前足部足圧センサを用いて訓練
する方法も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこのよ
うな免荷訓練やトレーニングのうち前者では、被検者は
身体で覚えた荷重量と比較しつつ訓練をするため個人個
人の「感」が頼りとなり、不安感で充分な免荷が行えな
かったり、或いは荷重のかけ過ぎにより再度骨折してし
まうことがあった。また後者においては前記センサによ
る荷重モニタでは荷重精度が悪く被検者がその荷重量を
適正にコントロールして訓練することが困難であった。
うな免荷訓練やトレーニングのうち前者では、被検者は
身体で覚えた荷重量と比較しつつ訓練をするため個人個
人の「感」が頼りとなり、不安感で充分な免荷が行えな
かったり、或いは荷重のかけ過ぎにより再度骨折してし
まうことがあった。また後者においては前記センサによ
る荷重モニタでは荷重精度が悪く被検者がその荷重量を
適正にコントロールして訓練することが困難であった。
【0006】さらに、いずれの場合においても、免荷訓
練やトレーニングには指導すべき専門なスタッフの介助
が絶対的に必要であった。
練やトレーニングには指導すべき専門なスタッフの介助
が絶対的に必要であった。
【0007】本発明は、前述したこの種の免荷訓練やト
レーニングの現状に鑑みてなされたものであり、その目
的は特定施設においても、また自宅においても「感」で
はなく計測部位につけた荷重計で簡便かつ精度良く測定
することができる荷重計測装置を提供することである。
レーニングの現状に鑑みてなされたものであり、その目
的は特定施設においても、また自宅においても「感」で
はなく計測部位につけた荷重計で簡便かつ精度良く測定
することができる荷重計測装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、身体の被測定部位に前記身体の動作によ
って印加される荷重を測定し、該測定値に基づいて荷重
印加の解析を行う荷重計測装置であり、前記被測定部位
に固定して取り付けられる保持手段と、該保持手段に設
けられ、複数の荷重センサを具備する荷重検出手段と、
該荷重検出手段と検出信号を信号処理する信号処理手段
と、該信号処理手段の出力信号が、予め設定した目標値
に達したことを判定する判定手段と、該判定手段の判定
により作動する通報手段とを有することを特徴とするも
のである。
に、本発明は、身体の被測定部位に前記身体の動作によ
って印加される荷重を測定し、該測定値に基づいて荷重
印加の解析を行う荷重計測装置であり、前記被測定部位
に固定して取り付けられる保持手段と、該保持手段に設
けられ、複数の荷重センサを具備する荷重検出手段と、
該荷重検出手段と検出信号を信号処理する信号処理手段
と、該信号処理手段の出力信号が、予め設定した目標値
に達したことを判定する判定手段と、該判定手段の判定
により作動する通報手段とを有することを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】この構成によると、身体の被測定部位に保持手
段が固定して取り付けられ、この保持手段を被測定部位
に取り付けた状態で、被検者は被測定部位に加重を印加
する動作や運動を行う。この動作や運動によって、保持
手段に設けてある複数の荷重センサを具備する荷重検出
手段が、被測定部位に印加される荷重を測定し、検出信
号を出力する。
段が固定して取り付けられ、この保持手段を被測定部位
に取り付けた状態で、被検者は被測定部位に加重を印加
する動作や運動を行う。この動作や運動によって、保持
手段に設けてある複数の荷重センサを具備する荷重検出
手段が、被測定部位に印加される荷重を測定し、検出信
号を出力する。
【0010】この検出信号は信号処理手段で信号処理さ
れ、判定手段によって、信号処理手段の出力信号が予め
設定した目標値に達したことが判定されると、通報手段
が作動して、例えばブザーの鳴動によって、被検者に動
作や運動が目標通りに行われたことが通報され、被検者
の行った動作や運動と被測定部位に印加される荷重との
関係が解析される。
れ、判定手段によって、信号処理手段の出力信号が予め
設定した目標値に達したことが判定されると、通報手段
が作動して、例えばブザーの鳴動によって、被検者に動
作や運動が目標通りに行われたことが通報され、被検者
の行った動作や運動と被測定部位に印加される荷重との
関係が解析される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4を参
照して説明する。ここで、図1は本発明の一実施例の構
成を示すブロック図、図2は同実施例の全体構成を示す
斜視図、図3は同実施例における荷重センサの構成を示
す説明図、図4は同実施例による免荷訓練の説明図であ
る。
照して説明する。ここで、図1は本発明の一実施例の構
成を示すブロック図、図2は同実施例の全体構成を示す
斜視図、図3は同実施例における荷重センサの構成を示
す説明図、図4は同実施例による免荷訓練の説明図であ
る。
【0012】本実施例では保持手段を履物とし荷重セン
サをセンサ靴に組み込み、下肢を被訓練部位として、歩
行の免荷訓練を行う場合について説明する。図2に示す
ように、本実施例は、被検者が免荷訓練を行う下肢に装
着するセンサ靴1、他の下肢に装着するダミー靴2及び
ケースC内に収納された電子回路部3からなっている。
センサ靴1に組み込まれる荷重センサ5は、荷重センサ
5a、5bに分割され、図3に示すように歪みゲージで
構成されるほぼ正方形板状のセンサ本体6が、表面に凹
部8が設けてあるゴムケース4の凹部8内に配され、凹
部8を塞ぐように鋼板10がゴムケース4に固定された
構成にしてある。ゴムケース4の凹部8内には、中央部
にほぼ正方形板状の突起部11が設けられ、凹部8の突
起部11の周辺の底面は、所定の角度で僅かに上方に傾
斜している。
サをセンサ靴に組み込み、下肢を被訓練部位として、歩
行の免荷訓練を行う場合について説明する。図2に示す
ように、本実施例は、被検者が免荷訓練を行う下肢に装
着するセンサ靴1、他の下肢に装着するダミー靴2及び
ケースC内に収納された電子回路部3からなっている。
センサ靴1に組み込まれる荷重センサ5は、荷重センサ
5a、5bに分割され、図3に示すように歪みゲージで
構成されるほぼ正方形板状のセンサ本体6が、表面に凹
部8が設けてあるゴムケース4の凹部8内に配され、凹
部8を塞ぐように鋼板10がゴムケース4に固定された
構成にしてある。ゴムケース4の凹部8内には、中央部
にほぼ正方形板状の突起部11が設けられ、凹部8の突
起部11の周辺の底面は、所定の角度で僅かに上方に傾
斜している。
【0013】このような形状の底面の凹部8内に配され
ているセンサ本体6は、センサ本体6上に位置する鋼板
10が被訓練部位である下肢で踏まれることにより、荷
重を受けると突起部11とその周辺の斜面のために、荷
重が中央部に集中した状態で歪み、安定した荷重信号を
出力し、踏み抜け時にこの荷重信号が変動することがな
いようにしてある。このようにして、荷重センサ5a、
5bからは荷重に対応して安定した出力信号が出力され
るようにしてある。そして、本実施例ではこのような荷
重センサ5a、5bが、センサ靴1の前足部6と後足部
7とにそれぞれ床に対接可能に組み込まれており、セン
サ靴1の荷重センサ5a、5bは、リード線8で電子回
路部3に接続してある。そして、前足部6と後足部7と
の間隔が被検者の足サイズに合わせて、調整ねじ(図示
せず)により調整可能にしてある。
ているセンサ本体6は、センサ本体6上に位置する鋼板
10が被訓練部位である下肢で踏まれることにより、荷
重を受けると突起部11とその周辺の斜面のために、荷
重が中央部に集中した状態で歪み、安定した荷重信号を
出力し、踏み抜け時にこの荷重信号が変動することがな
いようにしてある。このようにして、荷重センサ5a、
5bからは荷重に対応して安定した出力信号が出力され
るようにしてある。そして、本実施例ではこのような荷
重センサ5a、5bが、センサ靴1の前足部6と後足部
7とにそれぞれ床に対接可能に組み込まれており、セン
サ靴1の荷重センサ5a、5bは、リード線8で電子回
路部3に接続してある。そして、前足部6と後足部7と
の間隔が被検者の足サイズに合わせて、調整ねじ(図示
せず)により調整可能にしてある。
【0014】電子回路部3のケースCは、図示せぬベル
トで被検者の腰部に取り付け可能にしてあり、電子回路
部3のケースC表面には、検出した荷重値を表示するア
ナログパネルメータ10が取り付けてあり、アナログパ
ネルメータ10の近傍には、検出した荷重値が予め設定
した目標値に達すると、鳴動するブザー11が収容さ
れ、その近傍のケースCの面にはブザー11の音量調整
トリマ11aが設けてある。また、電子回路部3のケー
スCの上面には、電源スイッチ12、イヤホン13を取
り付けるイヤホン端子及びバッテリチェックモード、訓
練モード、目標値設定モードの3モードが切換設定可能
なモードスイッチ9が設けてある。さらに、電子回路部
3のケースCの側面には、外部機器の接続に使用される
外部出力端子15、ゼロ調整つまみ16及び目標値設定
つまみ17が設けてある。
トで被検者の腰部に取り付け可能にしてあり、電子回路
部3のケースC表面には、検出した荷重値を表示するア
ナログパネルメータ10が取り付けてあり、アナログパ
ネルメータ10の近傍には、検出した荷重値が予め設定
した目標値に達すると、鳴動するブザー11が収容さ
れ、その近傍のケースCの面にはブザー11の音量調整
トリマ11aが設けてある。また、電子回路部3のケー
スCの上面には、電源スイッチ12、イヤホン13を取
り付けるイヤホン端子及びバッテリチェックモード、訓
練モード、目標値設定モードの3モードが切換設定可能
なモードスイッチ9が設けてある。さらに、電子回路部
3のケースCの側面には、外部機器の接続に使用される
外部出力端子15、ゼロ調整つまみ16及び目標値設定
つまみ17が設けてある。
【0015】図1に示すように、下肢の荷重を検出する
センサ5は、プリアンプ14に接続され、プリアンプ1
4には増幅回路15が接続され、増幅回路15の出力端
子が、アナログパネルメータ10への信号を選択するモ
ードスイッチ9と、センサ5の出力信号と目標値電圧設
定回路18の設定電圧とを比較する比較回路17とに接
続されている。また、訓練の目標値電圧を設定する目標
値電圧設定回路18が設けられ、この目標値電圧設定回
路18の出力端子が、同様に、モードスイッチ9と比較
回路17とに接続されている。
センサ5は、プリアンプ14に接続され、プリアンプ1
4には増幅回路15が接続され、増幅回路15の出力端
子が、アナログパネルメータ10への信号を選択するモ
ードスイッチ9と、センサ5の出力信号と目標値電圧設
定回路18の設定電圧とを比較する比較回路17とに接
続されている。また、訓練の目標値電圧を設定する目標
値電圧設定回路18が設けられ、この目標値電圧設定回
路18の出力端子が、同様に、モードスイッチ9と比較
回路17とに接続されている。
【0016】前記比較回路17の出力端子には、スイッ
チ回路8が接続され、このスイッチ回路8には電源発生
回路20が接続され、比較回路17からの駆動信号によ
ってスイッチ回路8が作動し、電源発生回路20からの
通報信号によって、ブザーまたはイヤホンから通報音が
発生するようにしてある。
チ回路8が接続され、このスイッチ回路8には電源発生
回路20が接続され、比較回路17からの駆動信号によ
ってスイッチ回路8が作動し、電源発生回路20からの
通報信号によって、ブザーまたはイヤホンから通報音が
発生するようにしてある。
【0017】また、装置に電源が供給するバッテリー2
1が、電源スイッチ12を介して電源発生回路20に接
続され、この電源発生回路20から装置に電源が供給さ
れるようにしてある。さらに、バッテリー21が電源ス
イッチ22を介して選択スイッチ16に接続されてい
る。
1が、電源スイッチ12を介して電源発生回路20に接
続され、この電源発生回路20から装置に電源が供給さ
れるようにしてある。さらに、バッテリー21が電源ス
イッチ22を介して選択スイッチ16に接続されてい
る。
【0018】次に、このような構成を有する本発明の一
実施例の動作を図4を参照して説明する。
実施例の動作を図4を参照して説明する。
【0019】先ず、図4(a)に示すように、電源スイ
ッチ12をONにし、モードスイッチ9をバッテリチェ
ックモードに切り換え、アナログパネルメータ10の指
針の振れがグレーゾーン10aを越えてバッテリの残存
容量が十分にあることを確認する。次いで、同図(b)
に示すように被検者は足サイズに合わせて調節ねじ1a
により、前足部6と後足部7との間隔を調整し、センサ
靴1を足サイズに合った状態にして、免荷訓練を行う下
肢に装着し、同様にサイズ調整をしたダミー靴2を他方
の下肢に装着する。
ッチ12をONにし、モードスイッチ9をバッテリチェ
ックモードに切り換え、アナログパネルメータ10の指
針の振れがグレーゾーン10aを越えてバッテリの残存
容量が十分にあることを確認する。次いで、同図(b)
に示すように被検者は足サイズに合わせて調節ねじ1a
により、前足部6と後足部7との間隔を調整し、センサ
靴1を足サイズに合った状態にして、免荷訓練を行う下
肢に装着し、同様にサイズ調整をしたダミー靴2を他方
の下肢に装着する。
【0020】この状態で同図(c)に示すように、被検
者は椅子に腰掛けて、センサ靴1を床から浮かして荷重
をかけないようにし、モードスイッチ9を訓練モードに
切り換え、ゼロ調整つまみ16を調整して指針のゼロ調
整をする。指針のゼロ調整終了後に、被検者はモードス
イッチ9を目標値設定モードにし、目標値設定つまみ1
7を調整して目標値電圧設定回路18から荷重の目標値
を比較回路17に設定してモードスイッチ9を訓練モー
ドに切換え免荷訓練の準備は完了する。
者は椅子に腰掛けて、センサ靴1を床から浮かして荷重
をかけないようにし、モードスイッチ9を訓練モードに
切り換え、ゼロ調整つまみ16を調整して指針のゼロ調
整をする。指針のゼロ調整終了後に、被検者はモードス
イッチ9を目標値設定モードにし、目標値設定つまみ1
7を調整して目標値電圧設定回路18から荷重の目標値
を比較回路17に設定してモードスイッチ9を訓練モー
ドに切換え免荷訓練の準備は完了する。
【0021】そして、被検者は電子回路部3のケースC
をベルト3aで腰部に取り付け、モードスイッチ9を訓
練モードに切り換え、スイッチを例えばブザー側に切り
換えた状態で免荷訓練を開始する。被検者が被訓練部位
である下肢に目標荷重値を加えるように努力しながら歩
行を開始すると、荷重センサ5a、5bから前足部と後
足部とに対応する荷重に応じた出力信号が出力され、こ
の出力信号は、プリアンプ14を介して増幅回路15で
増幅され比較回路17に入力される。この比較回路17
には、目標値電圧設定回路18によって予め設定された
目標値荷重に対応する信号が入力される。そして、比較
回路17によって、センサ5からの荷重信号と、目標値
電圧設定回路18からの目標値荷重に対応する信号とが
比較される。
をベルト3aで腰部に取り付け、モードスイッチ9を訓
練モードに切り換え、スイッチを例えばブザー側に切り
換えた状態で免荷訓練を開始する。被検者が被訓練部位
である下肢に目標荷重値を加えるように努力しながら歩
行を開始すると、荷重センサ5a、5bから前足部と後
足部とに対応する荷重に応じた出力信号が出力され、こ
の出力信号は、プリアンプ14を介して増幅回路15で
増幅され比較回路17に入力される。この比較回路17
には、目標値電圧設定回路18によって予め設定された
目標値荷重に対応する信号が入力される。そして、比較
回路17によって、センサ5からの荷重信号と、目標値
電圧設定回路18からの目標値荷重に対応する信号とが
比較される。
【0022】この比較で、センサ5からの荷重信号が、
目標値荷重に達していると判定されると、比較回路17
から駆動信号がスイッチ回路8に入力され、音源発生回
路20から通報信号がブザーに入力されブザーが鳴動す
る。
目標値荷重に達していると判定されると、比較回路17
から駆動信号がスイッチ回路8に入力され、音源発生回
路20から通報信号がブザーに入力されブザーが鳴動す
る。
【0023】ブザー11が鳴動しない場合には、被検者
は被検部位である下肢に体重をかけて歩行するように努
力し、ブザー11が鳴動する状態で長時間にわたって歩
行ができるようになるまで訓練を続ける。そして、第1
の目標値での歩行が自由にできるようになったら、目標
荷重値を次段階にまで上げて同様な免荷訓練を行い、被
検者が被検部位である下肢に全体重をかけた状態での歩
行が可能になった段階で免荷訓練は完了する。荷重セン
サ5の荷重値は常時アナログパネルメータ10に表示さ
れる。
は被検部位である下肢に体重をかけて歩行するように努
力し、ブザー11が鳴動する状態で長時間にわたって歩
行ができるようになるまで訓練を続ける。そして、第1
の目標値での歩行が自由にできるようになったら、目標
荷重値を次段階にまで上げて同様な免荷訓練を行い、被
検者が被検部位である下肢に全体重をかけた状態での歩
行が可能になった段階で免荷訓練は完了する。荷重セン
サ5の荷重値は常時アナログパネルメータ10に表示さ
れる。
【0024】このように、本実施例によると、センサ靴
1とダミー靴2とを履き、腰部に電子回路部3のケース
Cを取り付けて、日常的に歩行を行いブザー11( 或い
はイヤホン13)からの通報音が聞こえるように、被検
部位である下肢に荷重をかけて歩く訓練をすることによ
り、場所を選ばずに手軽に免荷訓練を行うことができ
る。聴覚で目的荷重に達したことが確認できるので、一
般道路でも危険なく訓練が行われる。
1とダミー靴2とを履き、腰部に電子回路部3のケース
Cを取り付けて、日常的に歩行を行いブザー11( 或い
はイヤホン13)からの通報音が聞こえるように、被検
部位である下肢に荷重をかけて歩く訓練をすることによ
り、場所を選ばずに手軽に免荷訓練を行うことができ
る。聴覚で目的荷重に達したことが確認できるので、一
般道路でも危険なく訓練が行われる。
【0025】なお、図示の実施例では、下肢の免荷訓練
を行う場合を説明したが、本発明はこの実施例に限定さ
れるものでなく、保持手段を手袋状にして上腕部の免荷
訓練を行ったり、或いは保持手段を関節を包むサポータ
状にして、足や腕の関節に対する免荷訓練を行うように
することも可能である。
を行う場合を説明したが、本発明はこの実施例に限定さ
れるものでなく、保持手段を手袋状にして上腕部の免荷
訓練を行ったり、或いは保持手段を関節を包むサポータ
状にして、足や腕の関節に対する免荷訓練を行うように
することも可能である。
【0026】また、本発明は、このような免荷訓練の場
合に限らず、身体を運動させて腕部や脚部にかかる荷重
を測定して、トレーニングの効果を測定する場合にも使
用可能である。さらに、本発明は、テレメータ手段を付
加することにより、測定結果を無線で監視センタに伝送
して解析する構成として使用することも可能である。
合に限らず、身体を運動させて腕部や脚部にかかる荷重
を測定して、トレーニングの効果を測定する場合にも使
用可能である。さらに、本発明は、テレメータ手段を付
加することにより、測定結果を無線で監視センタに伝送
して解析する構成として使用することも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によると、被訓練部位に保持手段
により取り付けられた荷重検出手段によって、複数の荷
重センサの取り付け部分に加えられる荷重が検出され、
検出される荷重センサの出力信号が、判定手段によっ
て、予め設定した目標値に達したと判定されると、通報
手段の通報によって、被検者が被訓練部位に目標値を越
える荷重を加えたことが通報されるので、任意の場所で
高精度の荷重訓練が簡単に行われると共に、被訓練部位
の状態に応じた各種の判定解析が可能な荷重訓練装置が
提供される。
により取り付けられた荷重検出手段によって、複数の荷
重センサの取り付け部分に加えられる荷重が検出され、
検出される荷重センサの出力信号が、判定手段によっ
て、予め設定した目標値に達したと判定されると、通報
手段の通報によって、被検者が被訓練部位に目標値を越
える荷重を加えたことが通報されるので、任意の場所で
高精度の荷重訓練が簡単に行われると共に、被訓練部位
の状態に応じた各種の判定解析が可能な荷重訓練装置が
提供される。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】該実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図3】該実施例の荷重センサの構成を示す説明図であ
る。
る。
【図4】実施例による免荷訓練の説明図で、(a)〜
(e)はその手順を示す図である。
(e)はその手順を示す図である。
1 センサ靴 3 電子回路部 4 ゴムケース 5a、5b 荷重センサ 6 前足部 7 後足部 10 アナログパネルメータ 11 ブザー 13 イヤホン 17 比較回路 18 目標値電圧設定回路 20 電源発生回路
Claims (4)
- 【請求項1】 身体の被測定部位に前記身体の動作によ
って印加される荷重を測定し、該測定値に基づいて荷重
印加の解析を行う荷重計測装置であり、 前記被測定部位に固定して取り付けられる保持手段と、 該保持手段に設けられ、複数の荷重センサを具備する荷
重検出手段と、 該荷重検出手段と検出信号を信号処理する信号処理手段
と、 該信号処理手段の出力信号が、予め設定した目標値に達
したことを判定する判定手段と、 該判定手段の判定により作動する通報手段とを有するこ
とを特徴とする荷重計測装置。 - 【請求項2】 前記信号処理手段、前記判定手段及び前
記通報手段が、携帯可能なケースに収納されていること
を特徴とする請求項1記載の荷重計測装置。 - 【請求項3】 前記判定手段による判定データを監視セ
ンタに伝送するテレメータ手段をさらに有することを特
徴とする請求項2に記載の荷重計測装置。 - 【請求項4】 前記保持手段が履物であり、前記荷重セ
ンサが前足部と後足部に分離して配置され、前足部と後
足部の間隔が調整可能に構成されていることを特徴とす
る請求項1記載の荷重計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6015749A JPH07204236A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 荷重計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6015749A JPH07204236A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 荷重計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204236A true JPH07204236A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11897424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6015749A Pending JPH07204236A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 荷重計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07204236A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004017722A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-01-22 | Toyota Motor Corp | Vtol機 |
JP2008107231A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Imac Co Ltd | 荷重計測装置 |
JP2017158909A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 宮崎県 | 歩行評価補助具及び、その端末とシステム |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP6015749A patent/JPH07204236A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004017722A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-01-22 | Toyota Motor Corp | Vtol機 |
JP2008107231A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Imac Co Ltd | 荷重計測装置 |
JP2017158909A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 宮崎県 | 歩行評価補助具及び、その端末とシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040910 |