JP2002090216A - 加重測定装置 - Google Patents

加重測定装置

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JP2002090216A
JP2002090216A JP2000275573A JP2000275573A JP2002090216A JP 2002090216 A JP2002090216 A JP 2002090216A JP 2000275573 A JP2000275573 A JP 2000275573A JP 2000275573 A JP2000275573 A JP 2000275573A JP 2002090216 A JP2002090216 A JP 2002090216A
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weight
bag
measuring device
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alarm
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JP2000275573A
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Yasushi Hanada
康史 花田
Hiroko Seki
裕子 関
Masaki Hayashi
林  正樹
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UEDA AVANCER CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害を持つ足に負担をかけることなく、低コ
ストで歩行時における加重量を安定して測定できる加重
測定装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 歩行時にかかる加重量を測定する加重測
定装置Sは、足からの加重を受ける上板部1と、上板部
1と対向する下板部2と、上板部1と下板部2との間に
設けられ、上板部1を介して加重を受けるエアバック3
と、上板部1と下板部2とを連結するピン部7と、上板
部1と下板部2との所定距離以上の離間を規制する規制
部8と、エアバック3の圧力を検出する圧力センサ5
と、加重を受けた際のエアバック3の圧力に基づいて加
重量を求める演算装置Cとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行時に加わる加
重量を測定する加重測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】足に骨折や関節炎等の障害を持った者や
そのための治療の過程にある者が、松葉杖などの歩行補
助具を用いて歩行訓練を行う際、全体重を患部にかける
ことができないので、患部の障害の程度に応じて、例え
ば訓練の初期段階では全体重の10%を患部に加重し、
20%、30%、…、と徐々に加重しながら歩行訓練を
行う。このような歩行訓練時において患部にかかる加重
量を測定する際、従来では、体重計に障害のある足をの
せて測定したり、シート材からなる体圧分布測定装置の
上を歩いて測定したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような方法では、一歩又は数歩での歩行範囲でしか測
定できず、正確な測定ができなかった。また、例えば、
図10に示すようなロードセルを用いた体重計を靴状に
したものを用いて加重量を測定することも考えられる
が、検出精度を上げるために、足を支持する第1板部1
01や靴底に相当する第2板部102、ロードセルを支
持する支持板部103の剛性は高くなければならないの
で、体重計自体の重量が大きくなり(例えば1kg)、
障害を持った足に取り付けることは困難である。このよ
うに、図10に示した例を用いて用いて加重測定を行う
ことは実用的ではない。さらに、ロードセルは精度劣化
が速く耐久性に欠けていた。
【0004】一方、上述したような、シート材からなる
体圧分布測定装置を足のサイズほどに加工して靴の裏に
つけて測定することも考えられるが、この体圧分布測定
装置は大変高価なものであり、コストの上昇を招く。
【0005】また、歩行時において、例えばつま先と踵
とは別々に接地し、踵からつま先に抜ける加重量や加重
位置が変化するのが通常であるが、図10に示したよう
な構成では、加重位置の変化に応じた加重量を一様に精
度良く測定することができなかった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、障害を持つ足に負担をかけることな
く、歩行時における加重量を低コストで安定して測定で
きる加重測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の加重測定装置は、歩行時にかかる加重量を
測定する加重測定装置において、加重を受ける第1部材
と、前記加重を前記第1部材を介して受ける流体を満た
した袋部と、前記第1部材と前記袋部を介して対向する
位置に設けられた第2部材と、前記第1部材と前記第2
部材とを、所定距離以上の離間を規制しながら接離方向
に移動自在に支持する支持部と、前記袋部内部の圧力を
検出する検出装置と、前記袋部が加重を受けた際の前記
検出装置の検出結果に基づいて、前記加重量を求める演
算装置とを備えることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、加重を受ける第1部材と
第2部材との間に加重を検出する袋部を取り付けた構成
であるので、第1部材に足を支持させ、第2部材を靴底
のようにして接地させるようにして広い範囲を歩行しつ
つ加重量の測定を行うことができる。このとき、第1部
材と第2部材とは支持部によって所定距離以上の離間を
規制されるので、安定した歩行を実現することができ
る。また、装置自体の軽量化・小型化を実現することが
できるので、患者の負担を軽減することができる。さら
に、流体を満たした袋部を踏みながら歩行する構成なの
で、この流体のクッション性により足に対する負担を軽
減することができる。また、従来のようなロードセルな
どを用いた構成と異なり、装置自体の耐久性を向上させ
つつ低コスト化を実現することができる。そして、流体
が満たされた袋部の圧力に基づいて加重量を求めるの
で、複雑な足裏の加重変化を簡易な構成で包括的に把握
することができる。つまり、流体が満たされた袋部を踏
むことによって加重量が検出される構成であり、検出装
置は袋部のどの部分が踏まれても同じ値を示すので、つ
ま先で踏んでも踵で踏んでも常に足(患部)にかかる加
重量を精度良く検出することができる。
【0009】このとき、前記支持部は、前記第1部材の
端部と前記第2部材の端部とを互いに回動自在に連結す
るピン部と、該ピン部が設けられた位置とは別の位置に
設けられ、前記第1部材と前記第2部材との所定距離以
上の離間を規制する規制部とを有する構成とすることが
できる。
【0010】前記演算装置が求めた加重量が、予め設定
された加重量の目標値を超えた際に警報を発する警報部
を備えることにより、患部に過剰な加重がかかるのを患
者自らが加減することができる。
【0011】前記警報部は、振動を発生する振動発生部
を備える構成とすることにより、過剰な加重がかかった
際、患者に振動によって知らせることができる。
【0012】前記警報部は、前記演算装置が求めた加重
量に応じて警報発生レベルを変えることにより、過剰な
加重がかかった際に、患者は加重レベルを知ることがで
きる。
【0013】前記袋部は前記第2部材に支持されてお
り、前記第1部材と前記袋部との間に設けられ、前記第
1部材と前記袋部とが離れた際に前記検出装置又は演算
装置の少なくとも一方の作動を止めるスイッチ部を備え
ることにより、検出装置や演算装置が例えば電池によっ
て作動している場合、使用時においてだけ作動されるの
で、電池の無駄な消耗を抑えることができる。
【0014】前記袋部を環形状とし、前記検出装置又は
演算装置の少なくとも一方を前記袋部の環内部に配置し
たことにより、検出装置や演算装置を足裏より下側に配
置させることができる。したがって、重心が下方になる
ので、歩き易くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の加重測定装置の一実施形
態について図面を参照しながら説明する。図1(a)
は、本発明の加重測定装置の側面図であり、図1(b)
は図1(a)の平面図である。
【0016】図1において、加重測定装置Sはサンダル
状に形成されており、足からの加重を受ける上板部(第
1部材)1と、加重を上板部1を介して受けるエアバッ
ク(袋部)3と、上板部1とエアバック3を介して対向
する位置に設けられた下板部(第2部材)2と、エアバ
ック3とホース4を介して連結され、エアバック3内の
圧力を検出する圧力センサ(検出装置)5と、圧力セン
サ5の検出結果が出力される演算装置Cとを備えてい
る。
【0017】上板部1は、ポリスチレンやポリカーボネ
ート、アクリル系樹脂など軽量且つ高強度の合成樹脂に
よって形成されている。この上板部1は足を支持するた
めのものであって、足の甲と踵とを保持するバンド部6
を備えている。
【0018】下板部2は、上板部1同様、ポリスチレン
やポリカーボネート、アクリル系樹脂など軽量且つ高強
度の合成樹脂によって形成されている。この下板部2は
サンダルの底部に相当するものであり、接地部となって
いる。下板部2の下面(接地面)には滑り止め用のゴム
を取り付けることが可能である。
【0019】エアバック3は、例えば合成樹脂製やビニ
ール製の袋によって形成された密閉空間に空気を満たし
たものであって、上板部1と下板部2との間に挟まれる
ように設けられている。
【0020】エアバック3とホース4を介して連結され
ている圧力センサ5は、上板部1を介して足から受ける
加重に応じたエアバック3内部の圧力変化を検出するよ
うになっている。圧力センサ5の検出結果は演算装置C
に出力され、演算装置Cは、圧力センサ5の検出結果に
基づいて、足から受けた加重量を求めるようになってい
る。なお、圧力センサ5としては、半導体圧力センサ、
集積型半導体圧力センサなど、空気の圧力を検出可能な
種々の圧力センサを用いることができる。
【0021】圧力センサ5及び演算装置Cは、バンド部
6の足の甲部分に設けられている。また、バンド部6の
足の甲部には、加重量の目標値を設定する設定部9と、
所定の状態において警報を発する警報部10と、加重量
などの所定の情報を表示する表示部11とが設けられて
いる。これらはすべてハウジングH内に設けられてい
る。そして、以下の説明において、これら検出装置5、
演算装置C、設定部9、警報部10、表示部11を総称
して、適宜、「操作制御部CONT」と称する。
【0022】上板部1と下板部2とは足裏の形状に沿っ
てほぼ同形状に形成されている。上板部1と下板部2と
はそれぞれの先端部をピン部(ヒンジ部)7によって互
いに回動自在に連結されている。エアバック3の平面視
の大きさは、上板部1(下板部2)とほぼ同じ大きさに
形成されており、ピン部7が設けられている以外の部分
に配置されている。
【0023】上板部1の後端部と下板部2の後端部とは
ヒモ(規制部)8によって連結されている。つまり、上
板部1の先端部と下板部2の先端部とは、ピン部7によ
って互いに回動自在に支持されており、この回動によっ
て、例えば足を上げて加重測定装置S全体を上方に移動
させた際、上板部1及び下板部2のそれぞれの後端部は
大きく離間するようになる。この後端部の離間を、ヒモ
8によって所定距離以上にならないように規制してい
る。
【0024】以上説明したような構成を備える加重測定
装置Sによって、患者の歩行訓練時における足にかかる
加重を測定する方法について図2、図3を参照しながら
説明する。まず、設定部9によって、加重量の目標値を
予め設定する。この目標値は、患者の患部の障害の程度
に応じて設定されるものであり、例えば、リハビリの初
期段階では体重の10%値などといったように、患部の
状態に応じた値である。
【0025】足をバンド部6で上板部1に固定する。こ
のとき、上板部1(下板部2)の形状は足裏の形状に沿
うようにつま先側がつぼまっており、歩行時において壁
や段差などに上板部1(下板部2)がぶつかる危険性を
低減させている。したがって、歩行時の患者の転倒の危
険性は低減される。
【0026】患者の足に加重測定装置Sが装着された
ら、患者は歩行を開始する。足を上げたとき、上板部1
と下板部2とのそれぞれの後端部はピン部7による先端
部の回動によって離間しエアバック3には加重がかから
ない。このとき、所定の長さに設定されているヒモ(規
制部)8によって、上板部1の後端部と下板部2の後端
部とは所定距離以上に離間しないので、足を上げた際の
歩行の安定性を確保することができる。
【0027】足を降ろして下板部2を接地させ、上板部
1を介してエアバック3に加重をかけたとき、エアバッ
ク3の密閉空間に満たされている空気は圧縮され、圧力
が変化する。このときの圧力は、ホース4を介して圧力
センサ5に検出される。圧力センサ5の検出結果は演算
装置Cに出力され、演算装置Cは、そのときにエアバッ
ク3にかかった加重、つまり、患者の足にかかった加重
を求める。なお、この時の加重量は表示部11に表示さ
れる。
【0028】演算装置Cは、設定部9によって予め設定
された加重量の目標値(設定値)と、圧力センサ5の検
出値とを比較する。そして、圧力センサ5による検出値
が、設定部9による目標値(設定値)を超えていたら、
警報部10にその旨を患者に報知するよう指示する。
【0029】こうして、加重測定装置Sによって加重量
を測定しながら歩行を行い、図3に示すように、求めた
加重量が予め設定しておいた設定値を超えたかどうかを
判断し、越えている場合は、患者は警報部10によって
設定値より過剰な加重が足にかかっていることを報知さ
れるので、足にかける力を加減することができる。一
方、加重量が設定値を越えていない場合には、患者は歩
行(加重)を続ける。
【0030】ここで、警報部10は、光や音を発するこ
とによって患者に警報することもできるが、目や耳が不
自由な患者に対しても確実に警報できるように、警報部
10として振動発生部を設け、振動によって警報すると
よい。
【0031】また、警報部10は、圧力センサ5の検出
値に応じて警報発生レベルを変化させてもよい。つま
り、目標値より僅かに大きな加重がかかった場合には、
小さい警報音や小さい振動レベルの振動により警報を行
う。一方、目標値に比べて過剰な加重が足にかかった場
合には、大きい警報音や大きい振動レベルの振動により
警報を行う。
【0032】以上説明したように、足からの加重を受け
る上板部1にエアバック3を取り付け、このエアバック
3の圧力によって足にかかる加重を求める構成なので、
サンダル状の加重測定装置Sを足に取り付けた状態で広
い範囲を歩行しつつ加重を検出することができる。ま
た、加重測定装置S自体の軽量化・小型化を実現するこ
とができるので、患者の負担を軽減することができる。
さらに、空気を満たしたエアバック3を踏みながら歩行
する構成なので、空気のクッション性により足に対する
負担を軽減することができる。また、従来のようなロー
ドセルなどを用いた構成と異なり、装置自体の耐久性を
向上させつつ低コスト化を実現することができる。
【0033】足裏の形状に沿って形成され空気が満たさ
れたエアバック3の圧力に基づいて加重量を求めるの
で、複雑な足裏の加重変化を簡易な構成で包括的に把握
することができる。つまり、空気が満たされたエアバッ
ク3を踏むことによって加重量が検出される構成であっ
て、つま先で踏んでも踵で踏んでもエアバック3内の圧
力は一様に変化するので、圧力センサ5はエアバック3
のどの部分が踏まれても同じ値を示すことになる。した
がって、常に足(ひざ等)にかかる加重量を精度良く検
出することができる。つまり、本発明の特徴である加重
検出を流体を用いて行うことにより、歩行時において足
の裏のどの部分で接地しても、常に患部(ひざ等)に作
用する加重量を精度良く測定することができる。
【0034】なお、本実施形態においては、上板部1と
下板部2とはピン部7によって連結され、ピン部7によ
る連結部以外の連結はヒモ8によって連結されている
が、例えば、図4に示すように、ヒモ8の変わりに、上
板部1と下板部2とが対面する部分にカギ状の係合部8
aを設け、この係合部8aによって上板部1と下板部2
との離間を規制するようにしてもよい。
【0035】上記実施形態において、上板部1と下板部
2とを連結するピン部(ヒンジ部)7はつま先側に設け
られているが、このピン部7を図5に示すように踵側に
設け、規制部8をつま先側に設けてもよい。また、図6
に示すように、ピン部7を加重測定装置Sの一方の側部
に設け、他方の側部に規制部8を設けてもよい。このよ
うに、ピン部7及び規制部8は任意の位置に設けること
ができる。ここで、足裏に対応する位置(加重点)以外
にピン部7及び規制部8を設けることによって、安定し
た歩行を実現することができる。
【0036】なお、図7に示すように、ピン部7をなく
して規制部8をつま先側及び踵側の両方に設ける構成と
することも可能である。
【0037】本実施形態においては、操作制御部CON
Tはバンド部6の足の甲部分に設けられた構成である
が、例えば、図8に示すように(ここで、図8は上板部
1を外した状態での上から見た平面図である)、エアバ
ック3を環形状(ドーナツ形状)とし、このドーナツ内
部に操作制御部CONTを配置してもよい。こうするこ
とにより、重量を有する操作制御部CONTや、操作制
御部CONTを作動させる電源(電池)は足の裏側に配
置されるので、重心が下方に配置されることになり、安
定した歩行を実現することができる。
【0038】なお、袋部(エアバック)3に満たされる
流体は空気に限らず任意の気体を用いることができる。
さらには、気体ではなく水などの液体を用いることもで
きる。ここで、流体を気体とした場合には、気体は液体
に比べてクッション性があるので障害を持つ足に対して
負担が小さい。一方、流体を液体とした場合には、液体
は非圧縮性流体であるので、気体に比べて歩行時におけ
る安定性がよい。
【0039】図9に示すように、上板部1とエアバック
3との間に、上板部1とエアバック3とが離れた際に操
作制御部CONTの作動を止めるスイッチ部12を設け
ることも可能である。この際、ピン部7や上板部1と下
板部2との間の所定の位置に、上板部1と下板部2とが
離間する方向に力を常に加えているバネなどの付勢部材
を設け、歩行していない状態(加重がかかっていない状
態)においては、上板部1とエアバック3とを離間状態
としてスイッチ部12が切れているようにし、歩行して
いる状態(加重がかかっている状態)においては、スイ
ッチ部12が入るようにしておくことにより、歩行訓練
を行っていない際の操作制御部CONTの電源(電池)
の消耗を防ぐことができる。なお、図9においてスイッ
チ部12は上板部1の裏面側に取り付けられているが、
エアバック3側に取り付けられていてもよい。あるい
は、エアバック3を上板部1に支持させて、下板部2と
エアバック3との間にスイッチ部12を設ける構成とし
てもよい。
【0040】圧力センサ5からの検出信号を遠隔にある
コンピュータに無線で送信し、歩行時の加重に関するデ
ータを保存・解析することも可能である。さらに、無線
によって信号を送るとともに、この遠隔にあるコンピュ
ータに上述した操作制御部CONT(この場合、操作制
御部CONTには圧力センサ5は含まれていない)の機
能を持たせることにより、加重測定装置S自体の軽量化
を実現することができる。
【0041】上記実施形態における加重測定装置Sはサ
ンダル型であるが、ズック型でもよい。また、下板部2
を無くしてエアバック3を直に接地させる構成としても
よいが、下板部2を設けることによりエアバック3が破
れたりするのが防止されて、装置全体の耐久性を向上す
ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加重測定
装置によれば、加重を受ける第1部材に加重を検出する
袋部を取り付けた構成であるので、この第1部材を足に
支持させた状態で広い範囲を歩行しつつ加重を検出する
ことができる。そして、流体が満たされた袋部の圧力に
基づいて加重量を求めるので、複雑な足裏の加重変化を
簡易な構成で包括的に把握することができる。さらに、
装置自体の軽量化・小型化を実現することができるの
で、患者の負担を軽減することができる。さらに、流体
を満たした袋部を踏みながら歩行する構成なので、この
流体のクッション性により足に対する負担を軽減するこ
とができる。また、従来のようなロードセルなどを用い
た構成と異なり、装置自体の耐久性を向上させつつ低コ
スト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の加重測定装置の一実施形態を説明す
る図であって、図1(a)は側面図、図1(b)は平面
図である。
【図2】 本発明の加重測定装置による測定方法を説明
する図である。
【図3】 本発明の加重測定装置による測定方法を説明
する図である。
【図4】 本発明の加重測定装置の他の実施形態を説明
する図である。
【図5】 本発明の加重測定装置の他の実施形態を説明
する図である。
【図6】 本発明の加重測定装置の他の実施形態を説明
する図である。
【図7】 本発明の加重測定装置の他の実施形態を説明
する図である。
【図8】 本発明の加重測定装置の他の実施形態を説明
する図である。
【図9】 本発明の加重測定装置の他の実施形態を説明
する図である。
【図10】 従来の加重測定装置を説明する図である。
【符号の説明】
1 上板部(第1部材) 2 下板部(第2部材) 3 エアバック(袋部) 5 圧力センサ(検出装置) 7 ピン部(ヒンジ部、支持部) 8 ヒモ(規制部、支持部) 9 設定部 10 警報部 11 表示部 12 スイッチ部 C 演算装置 CONT 操作制御部 S 加重測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01G 19/44 A61B 5/10 310B (72)発明者 林 正樹 東京都文京区湯島2丁目17番4号 ウエダ アヴァンセ株式会社内 Fターム(参考) 4C038 VA11 VB14 VC20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩行時にかかる加重量を測定する加重測
    定装置において、 加重を受ける第1部材と、 前記加重を前記第1部材を介して受ける流体を満たした
    袋部と、 前記第1部材と前記袋部を介して対向する位置に設けら
    れた第2部材と、 前記第1部材と前記第2部材とを、所定距離以上の離間
    を規制しながら接離方向に移動自在に支持する支持部
    と、 前記袋部内部の圧力を検出する検出装置と、 前記袋部が加重を受けた際の前記検出装置の検出結果に
    基づいて、前記加重量を求める演算装置とを備えること
    を特徴とする加重測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の加重測定装置におい
    て、 前記支持部は、前記第1部材の端部と前記第2部材の端
    部とを互いに回動自在に連結するピン部と、 該ピン部が設けられた位置とは別の位置に設けられ、前
    記第1部材と前記第2部材との所定距離以上の離間を規
    制する規制部とを有することを特徴とする加重測定装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の加重測定装置に
    おいて、 前記演算装置が求めた加重量が、予め設定された加重量
    の目標値を超えた際に警報を発する警報部を備えること
    を特徴とする加重測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の加重測定装置におい
    て、 前記警報部は、振動を発生する振動発生部を備えること
    を特徴とする加重測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の加重測定装置に
    おいて、 前記警報部は、前記演算装置が求めた加重量に応じて警
    報発生レベルを変えることを特徴とする加重測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の加重測
    定装置において、 前記袋部は前記第2部材に支持されており、 前記第1部材と前記袋部との間に設けられ、前記第1部
    材と前記袋部とが離れた際に前記検出装置又は演算装置
    の少なくとも一方の作動を止めるスイッチ部を備えるこ
    とを特徴とする加重測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の加重測
    定装置において、 前記袋部を環形状とし、前記検出装置又は演算装置の少
    なくとも一方を前記袋部の環内部に配置したことを特徴
    とする加重測定装置。
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