JPH07204221A - 加熱パッド - Google Patents

加熱パッド

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Publication number
JPH07204221A
JPH07204221A JP315094A JP315094A JPH07204221A JP H07204221 A JPH07204221 A JP H07204221A JP 315094 A JP315094 A JP 315094A JP 315094 A JP315094 A JP 315094A JP H07204221 A JPH07204221 A JP H07204221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring pattern
insulating film
conductive
adhesive
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP315094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Numao
尾 隆 沼
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ERESU TRADING KK
Original Assignee
ERESU TRADING KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ERESU TRADING KK filed Critical ERESU TRADING KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価に製造することができるばかりでなく、
複数回に亘って使用することができ、しかも確実に身体
に違和感なく保持することができ、更に熱源を備えた電
極パッドにも適用できるようにする。 【構成】 下面に貼着剤2を塗布した絶縁フィルム基膜
1の上面に、高抵抗あるいは発熱性材料からなり、一連
に延びて両端が互いに分離したコネクタの各接続端部4
a,4bにそれぞれ連続する配線パターン3を形成する
とともに、この配線パターン3の上面を絶縁フィルム被
膜5で覆ったことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体の一部を局部的に
温めるのに使用して最適な加熱パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記加熱パッドとしては、身体に
直接貼ることによって発熱作用を行わせるようにした温
湿布や、一般に使い捨てカイロと呼ばれるものが広く知
られている。
【0003】この使い捨てカイロは、袋体の内部に鉄
粉、活性炭等の原材料(発熱剤)を収容し、この鉄粉が
空気に触れて酸化する時に発生する酸化熱を熱源に利用
したものであり、通常、ポケットに入れたり、衣服内に
保持した状態で持ち運ぶようになっている。
【0004】また、カイロ自体を柔軟性を有する板体で
構成し、この板体の片面に糊等の貼着剤を塗布してこの
貼着剤を介して衣類に直接貼って使用するようにしたも
のも開発されている。
【0005】一方、例えば低周波治療器(TENS)、
電気筋肉刺激器(EMS)または心電図(ECG)用の
導子して広く用いられている導電パッドは、人体に直接
接触させた状態で固定するようになっているが、この種
の導電パッドには、適当な発熱手段が何ら備えられてい
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記温
湿布は、長時間に亘って一定の温度を維持することがで
きずに、度々貼り代える必要があって、かえって不経済
である。また、使い捨てカイロは、1回のみの使い捨て
の割には高価であり、しかも、袋状のものは、この持ち
運びの際に位置がずれたり、嵩張ってしまい、一方、衣
類に貼るようにしたものは、貼着剤で痛む衣料や高級な
衣料には使用できないばかりでなく、開封した時に直ち
に発熱するように密封することが困難であるといった問
題点があった。
【0007】また、前述のように、電極パッドには、一
般に熱源が備えられていないため、熱源を備えたものの
開発が強く望まれているのが現状であった。本発明は上
記に鑑み、安価に製造することができるばかりでなく、
複数回に亘って使用することができ、しかも確実に身体
に違和感なく保持することができ、更に熱源を備えた電
極パッドにも適用できるようにしたものを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る加熱パッドは、下面に貼着剤を塗布し
た絶縁フィルム基膜の上面に、高抵抗あるいは発熱性導
電材料からなり、一連に延びて両端が互いに分離したコ
ネクタの各接続端部にそれぞれ連続する配線パターンを
形成するとともに、この配線パターンの上面を絶縁フィ
ルム被膜で覆ったことを特徴とするものである。
【0009】ここに、前記貼着剤として導電性を有する
導電性貼着剤を使用するとともに、前記絶縁フィルム基
膜と前記導電性貼着剤との間に、導電性薄膜あるいは被
膜を介装することもできる。
【0010】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、エッチ
ング等の技術により比較的安価かつ容易に作成される配
線パターンに電流を流すことによって、この配線パター
ン自体を発熱させてこれを熱源として利用することがで
き、しかも、柔軟性を有するため、貼着剤を介して身体
に直接貼付けて保持することができる。
【0011】また、貼着剤として導電性を有する導電性
貼着剤を使用し、絶縁フィルム基膜と導電性貼着剤との
間に導電性薄膜あるいは被膜を介装することにより、こ
の導電性薄膜あるいは被膜を介して身体に電気信号を与
えて、熱源を有する電極パッドとして使用することもで
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2は、第1の実施例を示すもので、同
図において、附番1は、例えばポリ塩化ビニルやポリエ
チレン製等の絶縁性を有するフィルムからなり、柔軟性
を有する矩形状の絶縁フィルム基膜で、この絶縁フィル
ム基膜1の下面の全面に、糊やゲル状で身体に無害の貼
着剤2が塗布されている。
【0013】そして、前記絶縁フィルム基膜1の上面
に、高抵抗あるいは発熱材導電材料からなる配線パター
ン3が、一連に延びて、かつほぼ全域に亘って均等に分
布するように形成されている。この配線パターン3は、
例えばアルミニウム製であり、この配線パターン3の両
端は、互いに分離したコネクタの接続端部4a,4bに
連続している。
【0014】この配線パターン3は、例えば絶縁フィル
ム基膜1の上面のほぼ全域に、アルミニウム薄膜を、例
えばアルミニウム箔膜を貼り合わせたり、蒸着法、スパ
ッタ法あるいは気層成長法(CVD)等により積層して
おき、このアルミニウム薄膜にエッチングを施すことに
より、安価かつ容易に作成することができる。
【0015】この配線パターン3の上面は、前記絶縁フ
ィルム基膜1と同様な、例えばポリ塩化ビニルやポリエ
チレン製等の絶縁性を有するフィルムからなり、柔軟性
を有する矩形状の絶縁フィルム被膜5で覆われている。
【0016】これにより、前記配線パターン3は、これ
が外部に露出することがないよう、2枚の絶縁フィルム
1,5でサンドイッチ状に挟持されて保持されている。
そして、前記接続端部4a,4bには、コネクタ(ジャ
ック)6が接続され、このコネクタ6にプラグ7を差し
込むことにより、前記配線パターン3を電源8に接続さ
せて該配線パターン3に電流を流すことができるよう構
成され、更にコントローラ9を介してこの電流を制御で
きるようになっている。
【0017】これにより、配線パターン3に電流を流す
ことにより、配線パターン3自体を発熱させてこれを熱
源として利用することができるとともに、充分な柔軟性
を有して、これを身体に違和感なく貼付けることができ
るよう構成されている。
【0018】上記実施例は、先ずコネクタ6にプラグ7
を差し込んだ状態で、貼着剤2を介して身体の所望箇所
に貼付けておき、コントローラ9を介して電源8から配
線パターン3に電流を流すことによって使用するのであ
り、これによって、配線パターン3自体から発生する熱
源を利用して、身体の一部を温めることができる。
【0019】図3は、第2の実施例を示すもので、この
実施例は、低周波治療器用の電極パッドとして使用して
最適なものである。即ち、この実施例の前記第1の実施
例と異なる点は、前記貼着剤2として、導電性を有する
導電性貼着剤2aを使用するとともに、前記絶縁フィル
ム基膜1とこの導電性貼着剤1aとの間に、例えばアル
ミニウム製の導電性薄膜10を介装したも点にある。
【0020】この導電性薄膜10は、例えば絶縁フィル
ム基膜1の上面のほぼ全域に、アルミニウム薄膜を、例
えばアルミニウム箔膜を貼り合わせたり、蒸着法、スパ
ッタ法あるいは気層成長法(CVD)等により積層する
ことによって、容易かつ安価に作成することができる。
【0021】そして、前記導電性薄膜10に電源(図示
せず)に接続された低周波発生器11を電気的に接続す
ることにより、前記導電性接着剤2aと導電性薄膜10
とを互いに導通させ、この導電性薄膜10を介して身体
に電気信号を与えることができるよう構成されている。
【0022】これによって、前述のように、配線パター
ン3に電流を流して、配線パターン3自体を発熱させ
て、これを熱源として利用することにより、熱源を備え
た電極パッドとして使用することができる。
【0023】なお、上記実施例は、導電性薄膜10を使
用した例を示しているが、この導電性薄膜の代わりに、
導電性被膜を用いても良いことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
比較的安価かつ容易に製造することができるばかりでな
く、例えば20回程度の使用に耐えることができ、しか
も柔軟性を有して身体に違和感なく貼付けて保持するこ
とができる。しかも、熱源を備えた電極パッドにも適用
することができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す一部切断の平面
図。
【図2】同じく、図1のA−A線断面図。
【図3】第2の実施例を示す図2相当図。
【符号の説明】
1 絶縁フィルム基膜 2 貼着剤 2a 導電性貼着剤 3 配線パターン 4a,4b 接続端部 5 絶縁フィルム被膜 6 コネクタ 10 導電性薄膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に貼着剤を塗布した絶縁フィルム基膜
    の上面に、高抵抗あるいは発熱性導電材料からなり、一
    連に延びて両端が互いに分離したコネクタの各接続端部
    にそれぞれ連続する配線パターンを形成するとともに、
    この配線パターンの上面を絶縁フィルム被膜で覆ったこ
    とを特徴とする加熱パッド。
  2. 【請求項2】前記貼着剤として導電性を有する導電性貼
    着剤を使用するとともに、前記絶縁フィルム基膜と前記
    導電性貼着剤との間に、導電性薄膜あるいは被膜を介装
    したことを特徴とする請求項1記載の加熱パッド。
JP315094A 1994-01-17 1994-01-17 加熱パッド Pending JPH07204221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP315094A JPH07204221A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 加熱パッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP315094A JPH07204221A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 加熱パッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07204221A true JPH07204221A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11549331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP315094A Pending JPH07204221A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 加熱パッド

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JP (1) JPH07204221A (ja)

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