JPH07203605A - 長尺磁気検知器 - Google Patents

長尺磁気検知器

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Publication number
JPH07203605A
JPH07203605A JP35444993A JP35444993A JPH07203605A JP H07203605 A JPH07203605 A JP H07203605A JP 35444993 A JP35444993 A JP 35444993A JP 35444993 A JP35444993 A JP 35444993A JP H07203605 A JPH07203605 A JP H07203605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
magnetic
magnetic detector
coating
long magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP35444993A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Oshige
智博 大重
Yukio Miyajima
幸男 宮島
Masanori Okubo
正紀 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP35444993A priority Critical patent/JPH07203605A/ja
Publication of JPH07203605A publication Critical patent/JPH07203605A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この長尺磁気検知器は、磁気発生源の位置を
微細に検出することができ、また構造が簡単で光ファイ
バ等の布設と共に設置することができる。 【構成】 長尺磁気検知器10は、光ファイバ12の被
覆14内に磁気的に応動して変位する鉄線16A、16
Bが埋め込まれている。磁気浮上式走行体の如き磁気発
生源が近付くと、鉄線16A、16Bが吸引されて変位
するため、光ファイバ12の被覆14を変形し、従って
光ファイバ12に歪を付与してその伝送損失を変化する
ので、光ファイバ12に接続されたOTDR等によって
磁気発生源の位置を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、リニアモータ
カー等の磁気浮上式走行体のようにそれ自体磁気発生源
を備えた走行体の位置等を検出するのに好適に用いられ
る長尺磁気検知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】走行体の位置を検出するために、この走
行体の走行通路に沿って布設された交差誘導線路が用い
られているが、この交差誘導線路は平形であるため、取
扱が困難であり、またこの線路の被覆を通して湿気が浸
透し銅線が腐食し易く保守点検が面倒であった。
【0003】このため、最近、走行体の走行通路に沿っ
て光ファイバを布設し、この光ファイバに走行体の走行
に伴って順次機械的歪を与えて光ファイバの伝送損失を
付与し、光ファイバのこの損失が付与された部分を光時
間領域反射測定器(OTDR)によって光学的に検知し
て走行体の位置を検出する方法が提案されている。
【0004】この光ファイバに機械的歪を与えるため
に、種々の歪付与手段が提案されているが、この歪付与
手段が光ファイバを機械的に加圧する機械的加圧手段か
ら成っていると(特開平3−211505号公報及び実
開平5−23010号公報参照)、この機械的加圧手段
が光ファイバに常時機械的に摩擦接触するため光ファイ
バの摩耗が生じるので、その保守が面倒であった。
【0005】このような欠点を回避するため、光ファイ
バの長手方向に間隔をあけて設置され磁気的に応動して
光ファイバに歪を与える磁気的歪付与手段が提案されて
いる(特開平4−138302号公報参照)。特に、リ
ニヤモータカーの如くそれ自体磁気発生源を有する走行
体は、その磁気発生源を利用することができるので、こ
のような磁気的歪付与手段は有利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術の磁
気的歪付与手段は、光ファイバに沿って間隔をあけて設
置されているので、走行体(磁気発生源)の位置の検出
が段階的であるため磁気発生源の位置を微細に検出する
ことができないし、またこの従来技術の磁気的歪付与手
段は、光ファイバが変形しつつ係入するへこみを有する
固定盤と、この固定盤に光ファイバを押込むように変形
する弾性体と、この弾性体を走行体の走行に応動して変
形するように固定盤のへこみに押込む永久磁石から成っ
ているので、磁気的歪付与手段の構造が複雑である上に
その設置が面倒で作業性が低い欠点があった。
【0007】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、磁
気発生源の位置を微細に検出することができ、また構造
が簡単で光ファイバ等の布設と共に設置することができ
る長尺磁気検知器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題解決
手段は、光ファイバの被覆内に埋め込まれ磁気に応動し
て光ファイバに歪みを付与する磁性金属製線条体を備え
たことを特徴とする長尺磁気検知器を提供することにあ
る。
【0009】本発明の第2の課題解決手段は、光ファイ
バケーブルのスペーサのスロット内に配置された光ファ
イバ心線に添わせて配置されて光ファイバ心線に歪みを
付与する磁性金属製線条体を備えたことを特徴とする長
尺磁気検知器を提供することにある。
【0010】
【作用】このように、光ファイバの被覆内又は光ファイ
バケーブルのスペーサのスロット内に磁気的に応動して
変位する磁性金属製の線条体を設けると、磁気発生源の
接近によって線条体が吸引されて変位するため、光ファ
イバの被覆を変形したり、スペーサのスロットの底に光
ファイバを押付けたりするので、光ファイバに歪みを付
与してその伝送損失を増加し、このためこの光ファイバ
に接続されたOTDRによって磁気発生源の位置を検出
することができる。従って、リニヤモータカーの如くそ
れ自体磁気発生源を備えている磁気浮上式走行体の位置
検出に好適である。
【0011】また、磁性金属製の線条体は、光ファイバ
の軸線に沿って連続して又は所定の長さ毎にほぼ連続し
て設置することができるので、磁気発生源を無段階又は
無段階に近い精度で微細に検出することができる。
【0012】更に、注目すべきことは、磁気検知器は、
光ファイバケーブルに一体に設けられているので、光フ
ァイバ又は光ファイバケーブルを設置すると、磁気検知
器も設置されるため、布設の作業性がよく経済的であ
る。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1は本発明に係る長尺磁気検知器10を示し、
この長尺磁気検知器10は、光ファイバ12の被覆14
内に埋め込まれ磁気に応動して光ファイバ12に歪みを
付与する磁性金属製線条体16から成っている。
【0014】図示の実施例では、光ファイバ12の被覆
14は、テープ状の扁平な形状を有し、磁性金属製線条
体16は、この扁平な被覆14内で光ファイバ12の両
側に位置するようにして埋め込まれた2本の鉄線16
A、16Bから成っている。
【0015】この長尺磁気検知器10は、例えば、図5
に示すように、リニヤモータカーの如き磁気浮上式走行
体40の走行通路に沿って布設し、この長尺磁気検知器
10の光ファイバ12に光時間領域反射測定器(OTD
R)42を接続して走行体30の位置を検出するのに用
いることができる。
【0016】図5において、走行体40が磁気推進作用
で走行すると、この走行体40の走行通路に沿って布設
された長尺磁気検知器10の光ファイバ12は、走行体
40からの磁気に応動して光ファイバ12の被覆14内
の磁性金属製線条体16を吸引するため、光ファイバ1
2は被覆14と共に図示のように曲げが付与されて歪
む。
【0017】OTDR42から光ファイバ12に光信号
が入射され、この光信号は光ファイバ12に沿って一定
割合で減衰するが、走行体40からの磁気によって歪み
が付与された光ファイバ部分で伝送損失が大きく増加
し、この伝送損失の増加を含む波形の変化がOTDR4
2によって観察される。従って、OTDR42によって
この光信号の波形の変化を連続的に観察することによっ
て走行体40の位置を検出することができる。
【0018】尚、上記実施例では、光ファイバ12の被
覆14内に2本の鉄線16A、16Bが埋め込まれてい
るが、図2に示すように、通常の光通信用の多心テープ
状光ファイバケーブル12A内の隣り合う光ファイバ心
線12a、12bの間に位置するように1本の鉄線16
Cを埋め込んでもよい。また、磁性金属製線条体16
は、鉄線以外に鉄テープであってもよい。更に、この磁
性金属製線条体16は、全長にわたって連続する鉄線又
は鉄テープであってもよいし、所定の長さの鉄線又は鉄
テープを長さ方向に間隔をあけて埋め込んだ不連続状の
ものであってもよい。
【0019】本発明の他の実施例による長尺磁気検知器
20が図3に示され、この実施例では、長尺磁気検知器
20は、スロット型光ファイバケーブル22のスペーサ
24のスロット26内に配置された光ファイバ心線28
に添わせて配置されて光ファイバ心線28に歪みを付与
する磁性金属製線条体30から成っている。尚、図3に
おいて符号32は抑えテープ、また符号34はポリエチ
レンシースである。
【0020】図示の実施例では、光ファイバケーブル2
2は、2つのスロット26を有するスペーサ24を備
え、磁性金属製線条体30は、1つのスロット26内に
配置されている。また、この実施例では、光ファイバ心
線28は、テープ心線28Aであり、磁性金属製線条体
30は、このテープ心線に広い面積で接触するように、
鉄線よりも鉄テープ30Aであるのが好ましい(図4参
照)。
【0021】この実施例の長尺磁気検知器20は、図6
に示すように、光ファイバケーブル22と共に、磁気浮
上式走行体40の走行通路に沿って布設され、この光フ
ァイバケーブル22の鉄テープ30Aが沿わされた光フ
ァイバ心線28にOTDR42を接続して走行体40の
位置を検出することができる。この走行体40の位置の
検出は、図5の場合と同様の原理で行われるが、この場
合には、走行体40が通過すると、この走行体40から
の磁気によって鉄テープ30Aは相応する光ファイバ心
線28をスロット26の底に押し付けるように吸引され
て光ファイバ心線28に歪みを付与する。
【0022】この実施例においても、磁性金属製線条体
30は、連続体であってもよいし、不連続体であっても
よく、またテープ以外の他の任意の形態であってもよ
い。
【0023】尚、図1及び図2に示す長尺磁気検知器1
0は、単独で用いてもよいし、図3に示すようなスロッ
ト型光ファイバケーブルの光ファイバ心線としてスロッ
ト内に挿入して用いてもよい。いずれにしても、本発明
の長尺磁気検知器は、光ファイバの形態又は通信用等の
光ファイバケーブルのスロット内の光ファイバの形態
(いずれも図1又は図2の形態)又は光ファイバケーブ
ルのスロット内の光ファイバ心線に磁性金属製線条体を
沿わせた形態(図3及び図4の形態)で構成される。
【0024】
【発明の効果】本発明の長尺磁気検知器は、上記のよう
に、光ファイバの被覆内又は光ファイバケーブルのスペ
ーサのスロット内に磁気的に応動して変位する磁性金属
製の線条体を設けて形成されているので、磁気発生源が
近付くと、線条体が吸引されて変位するため、光ファイ
バの被覆を変形したり、スペーサのスロットの底に光フ
ァイバを押付けたりし、従って光ファイバに歪を付与し
てその伝送損失を変化し光ファイバに接続されたOTD
R等によって磁気発生源の位置を検出することができる
から、リニヤモータカーの如くそれ自体磁気発生源を備
えている磁気浮上式走行体の位置検出に好適である。
【0025】また、磁性金属製線条体は、光ファイバの
軸線に沿って連続して又は所定の長さ毎にほぼ連続して
設置することができるので、磁気発生源を無段階又は無
段階に近い精度で微細に検出することができる。
【0026】更に、本発明の磁気検知器は、光ファイバ
ケーブルに一体に設けられているので、光ファイバ又は
光ファイバケーブルを設置すると、磁気検知器も設置さ
れるので、布設の作業性がよく経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る長尺磁気検知器の一実施例の切り
口を断面で示す斜視図である。
【図2】図1の長尺磁気検知器の変形例の同様の斜視図
である。
【図3】本発明に係る長尺磁気検知器の他の実施例の横
断面図である。
【図4】図3の長尺磁気検知器の要部の拡大断面図であ
る。
【図5】図1の長尺磁気検出器の使用状態の系統図であ
る。
【図6】図3の長尺磁気検出器の使用状態の系統図であ
る。
【符号の説明】
10 長尺磁気検知器 12 光ファイバ 14 被覆 16 磁性金属製線条体 16A 鉄線 16B 鉄線 16C 鉄線 20 長尺磁気検知器 22 スロット型光ファイバケーブル 24 スペーサ 26 スロット 28 光ファイバ心線 28A テープ心線 30 磁性金属製線条体 30A 鉄テープ 32 抑えテープ 34 ポリエチレンシース 40 磁気浮上式走行体 42 光時間領域反射測定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01V 9/00 F 9406−2G 8/16 G02B 6/00 // G01B 11/00 A G02B 6/00 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの被覆内に埋め込まれ磁気的
    に応動して前記光ファイバに歪みを付与する磁性金属製
    線条体を備えたことを特徴とする長尺磁気検知器。
  2. 【請求項2】 光ファイバケーブルのスペーサのスロッ
    ト内に配置された光ファイバ心線に添わせて配置され磁
    気的に吸引されて前記光ファイバ心線に歪みを付与する
    磁性金属製線条体を備えたことを特徴とする長尺磁気検
    知器。
JP35444993A 1993-12-29 1993-12-29 長尺磁気検知器 Pending JPH07203605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35444993A JPH07203605A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 長尺磁気検知器

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JP35444993A JPH07203605A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 長尺磁気検知器

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JPH07203605A true JPH07203605A (ja) 1995-08-04

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JP35444993A Pending JPH07203605A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 長尺磁気検知器

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JP (1) JPH07203605A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009010519A1 (de) * 2007-07-18 2009-01-22 Siemens Aktiengesellschaft Optischer fasersensor mit elektrischen anschlüssen
JPWO2021200747A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009010519A1 (de) * 2007-07-18 2009-01-22 Siemens Aktiengesellschaft Optischer fasersensor mit elektrischen anschlüssen
JPWO2021200747A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07
WO2021200747A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 日本電気株式会社 異常検知システム、異常検知装置、及び異常検知方法

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