JPH07203329A - 映像信号処理装置及びテレビジョン受像機 - Google Patents

映像信号処理装置及びテレビジョン受像機

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JPH07203329A
JPH07203329A JP5355382A JP35538293A JPH07203329A JP H07203329 A JPH07203329 A JP H07203329A JP 5355382 A JP5355382 A JP 5355382A JP 35538293 A JP35538293 A JP 35538293A JP H07203329 A JPH07203329 A JP H07203329A
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JP
Japan
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video signal
signal
caption
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enlarged
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JP5355382A
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English (en)
Inventor
Susumu Tsuchida
進 土田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 映像領域の上下のブランク領域に文字情報を
有する映像信号から、映像領域の映像信号を抽出して指
定された倍率となるように垂直方向に伸長し、アスペク
ト比が16:9のワイドディスプレイに拡大表示する際
に、上記ブランク領域の文字情報の映像信号を抽出し、
これを6ビット(或いは2ビット,4ビット)A/D変
換器1により量子化して有効画像領域の所定位置に固定
表示する。 【効果】 上記文字情報を6ビットで量子化することに
より、64階調(或いは、4階調,16階調)の色表現
が可能となり、例えばビデオテープレコーダ装置の長時
間モードで記録された映像信号のように高域周波数特性
の劣化した文字情報の映像信号であっても、これを正確
に再生して判読性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば表示画面のアス
ペクト比が16:9のワイドディスプレイを有するいわ
ゆるハイビジョン受像機等に用いて好適な映像信号処理
装置及びテレビジョン受像機に関し、特に、映像領域の
上下のブランク領域に字幕情報を有する映像信号を用
い、上記映像領域の映像を拡大表示するとともに、上記
字幕情報を抽出して表示画面の有効画像領域内に固定表
示した際における、該字幕情報の判読性の向上等を図っ
た映像信号処理装置及びテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン受像機においてNTSC方
式の信号を表示する際は、偏向系の整合性を重視して映
像信号を倍速処理し、2倍の水平走査信号で表示するこ
とが行われる。
【0003】この方式の一つとして重ね書きライン倍速
変換方式がある。この重ね書きライン倍速変換方式は、
通常のインターレース方式と同等の画質を得るため、2
62.5H、262.5Hの奇数/偶数フィールドをラ
イン倍速によって525、525Hの映像信号に変換
し、倍速変換をする際に同一信号を表示する上下の走査
ラインを重ね合わせ、あたかもノーマルのインターレー
ス方式と同等の走査を行わせるものである。
【0004】ここで、図11(a)に示すようにこの受
像機のディスプレイのアスペクト比16:9と再生画像
が一致し、上下にブランク領域MGを持つ映像信号10
1を表示する場合、垂直方向に映像を拡大しズーム表示
を行う。この際、映像領域の上下のブランク領域MGに
含まれる字幕文字信号100は、量子化されてメモリに
記憶され、図11(b)に示すように拡大する前の字幕
位置に重畳されて固定表示される。
【0005】従来のハイビジョン受像機は、上記字幕文
字信号を、映像信号の中間値である50IREの基準信
号と比較し、この比較により判別された1ビットの字幕
文字信号をメモリに記憶し読み出して上記固定表示して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えばビデオ
テープレコーダ装置の長時間記録モードで記録された映
像信号のように、高域周波数特性の劣化した映像信号に
おいては、画数の多い漢字、例えば“濃”などの文字で
黒地に白文字の場合、図12(a)に示すように縦方向
文字の白部分が灰色の輝度レベルとなり、上記1ビット
の信号処理においてローレベルに検出されると、同図
(b)に示すように文字縦線の灰色部分が誤って黒色に
変換され、文字を判読することが困難になる。また縦方
向の隙間の黒部分が灰色の輝度レベルとなり、逆にハイ
レベルに検出されると、文字線間の灰色部分が誤って白
色に変換され、同様に判読困難になる。
【0007】また、上記字幕の重畳される背景映像信号
の輝度レベルが高く白色に近い場合、図12(c)に示
すように重畳した字幕文字が背景と同じ白色である事に
より、重畳した字幕文字が判読困難になる。
【0008】また、メモリに書き込む字幕信号領域を選
択する為、映像信号の字幕領域にカーソルを用いて表示
する場合、チャネル番号表示を行う管面表示装置により
本カーソルを発生させる複雑な手段が必要になる。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、ワイド画面のズームモード表示の際の字幕固
定表示を行う際の字幕文字判読性と操作性に優れた映像
信号処理装置及びテレビジョン受像機の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る映像信号処
理装置は、映像領域の上下のブランク領域に字幕情報を
有する映像信号を、現行の標準アスペクト比とは異なる
横長のアスペクト比の表示画面に、指定された倍率で拡
大表示するように変換して拡大映像信号を形成するとと
もに、上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画面の有
効画像領域に表示されるように、上記映像信号から字幕
情報の映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情報の
映像信号を上記拡大映像信号に重畳して出力する映像信
号処理装置であって、上記ブランク領域の字幕情報を2
ビット以上となるように量子化する量子化手段を有する
ことを特徴として上述の課題を解決する。
【0011】また、本発明に係る映像信号処理装置は、
上記量子化手段は、上記字幕情報を4ビット以上となる
ように量子化することを特徴として上述の課題を解決す
る。
【0012】また、本発明に係る映像信号処理装置は、
映像領域の上下のブランク領域に字幕情報を有する映像
信号を、現行の標準アスペクト比とは異なる横長のアス
ペクト比の表示画面に、指定された倍率で拡大表示する
ように変換して拡大映像信号を形成するとともに、上記
ブランク領域の字幕情報が上記表示画面の有効画像領域
に表示されるように、上記映像信号から字幕情報の映像
信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情報の映像信号を
上記拡大映像信号に重畳して出力する映像信号処理装置
であって、上記ブランク領域の字幕情報を検出し、この
検出出力のパルス幅を時間的に所定分前後に広げた字幕
検出信号を形成して出力する字幕検出信号形成手段を有
し、上記重畳手段は、上記字幕検出信号形成手段からの
字幕検出信号に基づいて、上記字幕情報の映像信号を上
記拡大映像信号に重畳して出力することを特徴として上
述の課題を解決する。
【0013】また、本発明に係る映像信号処理装置は、
上記字幕検出信号形成手段は、上記字幕情報の検出を行
う際に、白色の輝度信号のレベルを100として、25
/100以上のレベルの輝度信号を有する映像信号を上
記字幕情報として検出することを特徴として上述の課題
を解決する。
【0014】また、本発明に係る映像信号処理装置は、
映像領域の上下のブランク領域に字幕情報を有する映像
信号を、現行の標準アスペクト比とは異なる横長のアス
ペクト比の表示画面に、指定された倍率で拡大表示する
ように変換して拡大映像信号を形成するとともに、上記
ブランク領域の字幕情報が上記表示画面の有効画像領域
に表示されるように、上記映像信号から字幕情報の映像
信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情報の映像信号を
上記拡大映像信号に重畳して出力する映像信号処理装置
であって、上記字幕情報を有するブランク領域の映像信
号を黒レベルに引き下げるレベル制御手段を有し、上記
重畳手段は、上記ブランク領域の映像信号が黒レベルに
引き下げられた拡大映像信号に、上記字幕情報の映像信
号を重畳して出力することを特徴として上述の課題を解
決する。
【0015】また、本発明に係る映像信号処理装置は、
これらの組合せにより上述の課題を解決する。
【0016】次に、本発明に係るテレビジョン受像機
は、映像領域の上下のブランク領域に字幕情報を有する
映像信号を、現行の標準アスペクト比とは異なる横長の
アスペクト比の表示画面に、指定された倍率で拡大表示
するように変換して拡大映像信号を形成するとともに、
上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画面の有効画像
領域に表示されるように、上記映像信号から字幕情報の
映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情報の映像信
号を上記拡大映像信号に重畳し、この重畳信号に応じた
映像及び字幕を表示画面上に表示するテレビジョン受像
機であって、上記ブランク領域の字幕情報を2ビット以
上となるように量子化する量子化手段を有することを特
徴として上述の課題を解決する。
【0017】また、本発明に係るテレビジョン受像機
は、上記量子化手段は、上記字幕情報を4ビット以上と
なるように量子化することを特徴として上述の課題を解
決する。
【0018】また、本発明に係るテレビジョン受像機
は、映像領域の上下のブランク領域に字幕情報を有する
映像信号を、現行の標準アスペクト比とは異なる横長の
アスペクト比の表示画面に、指定された倍率で拡大表示
するように変換して拡大映像信号を形成するとともに、
上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画面の有効画像
領域に表示されるように、上記映像信号から字幕情報の
映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情報の映像信
号を上記拡大映像信号に重畳し、この重畳信号に応じた
映像及び字幕を表示画面上に表示するテレビジョン受像
機であって、上記ブランク領域の字幕情報を検出し、こ
の検出出力のパルス幅を時間的に所定分前後に広げた字
幕検出信号を形成して出力する字幕検出信号形成手段を
有し、上記重畳手段は、上記字幕検出信号形成手段から
の字幕検出信号に基づいて、上記字幕情報の映像信号を
上記拡大映像信号に重畳して出力することを特徴として
上述の課題を解決する。
【0019】また、本発明に係るテレビジョン受像機
は、上記字幕検出信号形成手段は、上記字幕情報の検出
を行う際に、白色の輝度信号のレベルを100として、
25/100以上のレベルの輝度信号を有する映像信号
を上記字幕情報として検出することを特徴として上述の
課題を解決する。
【0020】また、本発明に係るテレビジョン受像機
は、映像領域の上下のブランク領域に字幕情報を有する
映像信号を、現行の標準アスペクト比とは異なる横長の
アスペクト比の表示画面に、指定された倍率で拡大表示
するように変換して拡大映像信号を形成するとともに、
上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画面の有効画像
領域に表示されるように、上記映像信号から字幕情報の
映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情報の映像信
号を上記拡大映像信号に重畳し、この重畳信号に応じた
映像及び字幕を表示画面上に表示するテレビジョン受像
機であって、上記字幕情報を有するブランク領域の映像
信号を黒レベルに引き下げるレベル制御手段を有し、上
記重畳手段は、上記ブランク領域の映像信号が黒レベル
に引き下げられた拡大映像信号に、上記字幕情報の映像
信号を重畳して出力することを特徴として上述の課題を
解決する。
【0021】また、本発明に係るテレビジョン受像機
は、これらの組合せにより上述の課題を解決する。
【0022】
【作用】本発明に係る映像信号処理装置及びテレビジョ
ン受像機は、量子化手段により上記字幕情報を2ビット
以上で量子化するため、高域周波数特性の劣化した信号
においても、字幕文字をそのままの階調で再生すること
ができ、拡大表示された有効画像領域内の映像信号に重
畳された字幕文字を判読し易くすることができる。
【0023】また、字幕情報を拡大表示された映像信号
に重畳する際に、字幕情報の検出出力のパルス幅を時間
的に所定分前後に広げた字幕検出信号に基づいて上記重
畳を行うため、表示画面に固定表示される字幕情報の文
字の周囲に黒枠を付加することができ、輝度の高い映像
信号が背景になったとしても該文字を判読し易くするこ
とができる。
【0024】また、拡大倍率によっては表示画面の有効
画像領域内にブランク領域が表示され、該ブランク領域
中の字幕情報の一部が表示されることがあるが、上記ブ
ランク領域を黒レベルとすることができるため、上記有
効画像領域内に字幕情報の一部が表示さることを防止
(ハーフブランキング表示)することができる。このた
め、固定表示した字幕情報を判読し易くすることができ
る。また、チャネル番号表示を行う管面表示装置等によ
るカーソル表示を用いる必要が無くなり、システムを簡
略化してローコスト化を図ることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る映像信号処理装置及びテ
レビジョン受像機の好ましい実施例について図面を用い
て詳細に説明する。本発明に係る映像信号処理装置及び
テレビジョン受像機は、例えばいわゆるハイビジョン受
像機に適用することができる。
【0026】この第1の実施例に係るハイビジョン受像
機は、4:3の画面で映画化されたレターボックス方式
の映像信号を16:9の画面にズームモードで表示する
際に、図1に示すように字幕情報を6ビットのA/D変
換器1でA/D変換することにより、字幕文字の部分的
な欠落を防止したものである。
【0027】すなわち、上記ハイビジョン受像機は、図
4に示すようにNTSC方式等の標準テレビジョン信号
及び衛星放送(BS放送)のテレビジョン信号を、UV
アンテナ55及びBSアンテナ56で受信してUV/B
Sチューナ57で選局する。このUV/BSチューナ5
7からのテレビジョン信号(以下、映像信号という。)
は入力選択スイッチ59の被選択端子59aに供給され
る。
【0028】なお、上記入力選択スイッチ59により、
通常のNTSC方式のビデオテープレコーダ装置等から
の3種類の映像信号及び上記UV/BSチューナ57か
らの映像信号が選択可能となっている。上記3種類の映
像信号は、それぞれ上記入力選択スイッチ59の被選択
端子59b〜59cに供給される。
【0029】また、切り換えスイッチ58により、例え
ばハイビジョンビデオテープレコーダ装置等からの2種
類のハイビジョン信号も選択可能となっている。上記各
ハイビジョン信号は、切り換えスイッチ58の被選択端
子58a,58bにそれぞれ供給され、選択端子58c
の切り換えにより切り換えスイッチ65の被選択端子6
5aに供給されるようになっている。
【0030】上記入力選択スイッチ59に供給された映
像信号は、選択端子59eの切り換えにより選択され、
NTSCデコーダ60に供給される。上記NTSCデコ
ーダ60は、上記映像信号を輝度信号(Y信号)と2つ
の色差信号(C信号)とに分離し、これらを重ね書きラ
イン倍速信号処理装置61に供給する。
【0031】上記重ね書きライン倍速信号処理装置61
に供給されたY信号は、例えば並列接続された2個のラ
インメモリに交互に書き込まれた後、1水平期間の信号
を倍速で2回読み出す倍速変換処理が施されアスペクト
比コンバータ62に供給される。
【0032】上記アスペクト変換装置62に供給された
上記Y信号は、例えば映像信号に応じた画像をそのまま
表示するノーマルモードでは、水平方向に時間軸が圧縮
され、図11(a)に示すような表示画面を形成するよ
うに信号処理される。また、映像信号に応じた画像を指
定された倍率で拡大して表示するズームモードでは、垂
直方向がオーバースキャンとなるように偏向系が制御さ
れ、図11(b)に示すような表示画面を形成するよう
に信号処理される。
【0033】上記切り換えスイッチ65は、上記ハイビ
ジョン信号又は被選択端子65bを介して供給される上
記倍速変換処理された映像信号を選択端子65cの切り
換えにより選択し、これを出力端子67を介してアスペ
クト比が16:9の表示画面を有するモニタ装置に供給
する。これにより、上記表示画面に映像信号に応じた画
像が表示されることになる。
【0034】ここで、上記図4において、字幕表示用処
理回路63は、後述するように映画ソフト等の画面の下
部に付加されている字幕情報のみをメモリに書き込み、
そのデータを倍速変換処理によって読み出して切り換え
スイッチ64の被選択端子64bに供給する。上記切り
換えスイッチ64の被選択端子64aには、上記アスペ
クト比コンバータ62により上記16:9のアスペクト
比を有する表示画面に合うように倍速変換処理された画
像部分の映像信号が供給されている。上記切り換えスイ
ッチ64は、上記表示画面に表示される画像の例えば下
部分に上記字幕情報が表示されるように選択端子64c
で上記各映像信号の選択を行い、これを上記切り換えス
イッチ65の被選択端子65bに供給する。これによ
り、上記切り換えスイッチ65の選択端子65cにより
上記被選択端子65bが選択された場合、上記モニタ装
置の表示画面に、上記各映像信号に応じた画像及び字幕
を表示することができる。
【0035】具体的には、上記字幕表示用処理回路63
は、例えば図11(a)に示すようにレターボックス式
ソフトのノーマル表示画面に記録されている「これは花
です」等の字幕情報を、同図(b)に示すように拡大表
示した時の有効画像領域内に固定表示するものである。
【0036】実際のライン倍速変換は、通常の映像信号
がNTSC方式の場合、奇数フィールドの1水平期間の
映像信号をA/D変換してラインメモリに書き込み、そ
の2倍の早さのクロックで読み出しを2回行い奇数フィ
ールドで525本の映像信号を得る。また偶数フィール
ドの場合も同様に、1フィールドで525本の映像信号
を得る。そして、変換前に同一の走査線上にある信号
を、垂直方向の偏向補正信号(この信号はデューティ5
0%の水平同期信号HCLK)によって表示管面上で1
本の走査ラインになるように重ね合わせ、等価的に52
5本、2:1のインターレース表示画面となるようにす
る。従って偶数フィールドに於いては奇数フィールドと
比較して、1H遅れた位相で映像信号がディスプレイ画
面上に表示される。
【0037】次に、上記字幕表示用処理回路63は、図
1に示すような構成を有している。上記図1において、
入力端子7を介してA/D変換器1に上記字幕情報の映
像信号が供給される。上記A/D変換器1は、上記字幕
情報の映像信号のうちY信号を6ビットで量子化してY
データを形成して出力する。このYデータは輝度データ
メモリ(Yメモリ)2に記憶される。このYメモリ2へ
のYデータの書き込みと読み出しは、書き込み側フェー
ズロックドループ回路(書き込み側PLL回路)4と読
み出し側PLL回路5のクロックを用いて、字幕メモリ
コントロール回路3により制御されるが詳細は後述す
る。
【0038】上記Yメモリ2から読み出されたYデータ
は、D/A変換器6により64階調を有するアナログの
字幕信号にに変換され、出力端子15を介して上記図4
に示す切り換えスイッチ64の被選択端子64bに供給
され、拡大モード時の有効画像領域上に固定表示され
る。
【0039】ビデオテープレコーダ装置の長時間記録モ
ードで記録された映像信号は、高域周波数特性が劣化し
ているが、上述のように上記6ビットのA/D変換器1
で字幕情報を量子化することにより、64階調を有する
字幕情報を形成することができる。このため、例えば図
5(a)に示すように“濃”の文字の縦線部分が灰色レ
ベルであれば灰色に正しく再生することができ、同図
(b)に示すように判読し易い文字を表示することがで
きる。
【0040】なお、上記A/D変換器1として2ビッ
ト,3ビット,4ビット,5ビット等のA/D変換器を
用いてもよい。この場合、上記D/A変換器6によりア
ナログ化される字幕情報を、それぞれ4階調,8階調,
16階調,32階調とすることができ、上記灰色レベル
等を正しく再生することができ、判読し易い文字を表示
することができる。
【0041】次に、上記字幕表示用メモリコントロール
回路3は、図2及び図3に示すような構成を有してい
る。上記図2において、書き込み側クロック信号発生回
路21は倍速処理前の原信号の水平同期信号(H)に基
づいて、VCO20C、ローパスフイルタ20b、スリ
ーステートの位相比較器20aを含むPLL回路20に
より、例えば映像信号の1水平期間内に正確に同期した
例えば800ドット分のクロック(CLK)を発生す
る。
【0042】書き込み側水平方向カウンタ22は、この
信号を例えば1/800で分周することによって変換前
の映像信号の水平同期信号Hと同期した信号HCLKを
形成し、これを書き込み側垂直方向カウンタ24に供給
すると共に、字幕信号が存在する水平映像区間の中間部
の512クロック分を水平書き込みイネーブル信号とし
てアンドゲート25に供給する。
【0043】また、上記書き込み側垂直方向カウンタ2
4は、上記変換前の映像信号の水平同期信号Hと同期し
た信号HCLKをカウントし、字幕情報の存在する画面
の下部64H分の区間を検出して垂直イネーブル信号を
形成する。そして、この垂直イネーブル信号を上記AN
Dゲート25に供給する。
【0044】書き込み用クロック発生器26は、上記A
NDゲート25に供給される各イネーブル信号の論理積
によって制御され、イネーブル期間に出力されるクロッ
クにより、入力端子37を介して供給されるYデータの
うち、映像信号の字幕部分に対応する領域のYデータが
ビデオRAM28に書き込まれる。
【0045】なお、後述するが、上記ANDゲート25
の論理積出力は、メモリ書き込み領域信号としてライン
倍速変換処理装置の入力信号をハーフブランキングする
為のコントロール信号として用いられる。
【0046】書き込み側垂直パルス発生回路器23は、
無信号時でもメモリへの書き込みのタイミングを保つた
め、書き込み側水平方向カウンタ22からの出力のカウ
ントダウンの動作を行い、NTSC方式の場合は、例え
ば263の分周比により安定した垂直(V)パルスを発
生する。なお、上記書き込み側垂直パルス発生回路器2
3は、映像信号が供給されているときには、垂直同期信
号(V)でリセットパルスを形成し、映像信号の垂直同
期信号に同期したVパルスを上記書き込み側垂直方向カ
ウンタ24等に供給する。
【0047】上記ビデオRAM28に書き込まれた字幕
情報(Yデータ)は、倍速でスキャンされている偏向系
の2Hパルス及びVパルスを基準として読み出され、出
力端子36を介して上記図1に示すD/A変換器6に供
給される。
【0048】すなわち、図3に示す読み出し側クロック
信号発生回路41は、PLL回路40を構成するVCO
40c、ローパスフイルタ40b、位相比較器40aに
よって偏向系の2Hパルスに同期して1水平期間で91
0ドットの分のクロック信号を発生する。
【0049】上記読み出し側クロック信号発生回路41
からの出力は、書き込み側と同様に読み出し側水平方向
カウンタ42に供給される。上記読み出し側水平方向カ
ウンタ42は、上記読み出し側クロック信号発生回路4
1からの出力をカウントし、て例えば1/910で分周
することにより2HCLK信号を形成し、この2HCL
K信号を読み出し側垂直方向カウンタ44,1H遅延ラ
ッチ回路46に供給するとともに、表示映像信号の水平
区間の中間部に位置する512クロック分の領域を示
す、水平方向の読み出しイネーブル信号を形成し、これ
をANDゲート45に供給する。
【0050】読み出し側垂直方向カウンタ44は、入力
端子49を介して供給される偏向系のVパルスによって
リセットされ、垂直方向の同期がとられ、奇数フィール
ド用の垂直イネーブル信号を形成して上記1H遅延ラッ
チ回路46及び切り換えスイッチ47の被選択端子47
bに供給する。偶数フィールドにおいては、上述のよう
に1H遅れた垂直位置で重ね書きライン倍速変換が行わ
れるため、上記1H遅延ラッチ回路46は、上記奇数フ
ィールド用の垂直イネーブル信号に1Hの遅延を施すこ
とにより偶数フィールド用の垂直イネーブル信号を形成
し、これを上記切り換えスイッチ47の被選択端子47
aに供給する。
【0051】上記切り換えスイッチ47は、上記奇数/
偶数フィールド判別回路43からの奇数/偶数フィール
ド判別信号により切り換え制御され、選択端子47cに
よりそのフィールドに応じた、上記奇数フィールド用の
垂直イネーブル信号と偶数フィールド用の垂直イネーブ
ル信号を選択し、これらを上記ANDゲート45に供給
する。
【0052】上述のように、表示画面の下部に対応する
カウント値により垂直イネーブル信号を形成しアンドゲ
ート45に供給すれば、アンドゲート45の出力で指定
された図2に示す読み出し用クロック発生回路27が、
上記ビデオRAM28に記憶されている字幕情報を読み
出し、図4に示すスイッチ64で倍速処理された映像信
号の下部に文字を付加して表示することができる。
【0053】次に、本発明に係る映像信号処理装置及び
テレビジョン受像機を適用した第2の実施例に係るハイ
ビジョン受像機の説明をする。この第2の実施例に係る
ハイビジョン受像機は、上述の第1の実施例に係るハイ
ビジョン受像機に図6に示すような黒枠付加回路を追加
したものである。
【0054】すなわち、上記図6に示す黒枠付加回路に
おいて、上記Yメモリ2より読み出された6ビット(第
0ビット〜第5ビット)の字幕信号(Yデータ)は、こ
の図にはY5(第5ビット)の1ビットのみを示すが、
ラッチ回路74により1クロック遅延され、出力端子7
8を介して上記D/A変換器15に供給される。なお、
他の字幕信号Y4・・・Y0も同様に1クロック遅延さ
れ、上記D/A変換器15に供給される。
【0055】Yデータの論理和をとるオアゲート73
は、全体で6ビットのYデータのうち入力端子71,7
2を介して供給される上位2ビットのY5とY4を入力
とし、上記字幕情報の中から、25IRE以上のレベル
を持つ文字信号を検出する。この検出信号は画素クロッ
クをクロック入力とするラッチ回路75、76により合
計2クロック遅延される。
【0056】これにより、オアゲート79からは、図7
(b)に示す字幕信号を基準にして、同図(a)に示す
1クロック前の字幕信号と、同図(c)に示す1クロッ
ク後の字幕信号とを加算し、上記基準となる字幕信号を
左右に1クロックずつ拡げたパルス幅を有する、同図
(d)に示すような字幕ミックス用の切り換え信号が得
られる。この字幕ミックス用の切り換え信号は、出力端
子80を介して上記図4に示すスイッチ64に供給され
る。
【0057】これにより、上記スイッチ64を、真の字
幕情報よりも時間的に1クロック分前後して切り換えを
行うように制御することができ、例えば図7(e)に示
すように文字“一”を映像信号にミックスした場合、原
信号の黒地のブランク領域が左右に黒枠として付加され
ることとなる。
【0058】従って、実際に文字として“濃”を表示す
るときに背景映像信号の輝度レベルが高く白色に近い場
合であっても、図5(c)に示すように文字の左右に黒
枠を付加することができ、判読性を向上させることがで
きる。
【0059】次に、本発明に係る映像信号処理装置及び
テレビジョン受像機を適用した第3の実施例に係るハイ
ビジョン受像機の説明をする。この第3の実施例に係る
ハイビジョン受像機は、上述の第1の実施例に係るハイ
ビジョン受像機或いは第2の実施例に係るハイビジョン
受像機に図8に示すようなゲインコントロール回路92
を追加したものである。
【0060】すなわち、上記図8において、上述のよう
に図1に示す字幕表示用メモリコントロール回路3で形
成された書き込み領域表示用Yミュート信号(図2に示
すANDゲート25からの出力)は重ね書きライン倍速
処理回路61の入力部に設けられたあるゲインコントロ
ール回路92に供給される。この書き込み領域表示用Y
ミュート信号はゲインを減少する方向に作用し、図9
(a)に示すようなY信号は、1水平区間で見た場合、
同図(b)に示すように、書き込み区間のみが黒方向に
ゲインコントロールされた信号に変換される。このゲイ
ンコントロールされた信号は重ね書きライン倍速処理回
路61に供給される。また、上記字幕表示用処理回路6
3には、ゲインコントロールされていない映像信号が供
給されている。
【0061】このため、実際の画面の映像表示は図10
(a)に示すように、メモリへの書き込み領域98がハ
ーフブランキングされた状態で表示される。従って、チ
ャネル番号を表示させる管面表示回路等により、カーソ
ル信号を発生させて映像信号に重畳し、書き込み領域を
表示する複雑な手段を不要とすることができ、部品点数
の削減及び構成の簡略化を通じてローコスト化を図るこ
とができる。
【0062】また、ビスタサイズの映像信号のように拡
大表示を行うと拡大の仕方によっては(倍率によって
は)、映像領域の上下のブランク領域と字幕信号の上部
が画面に表示される場合があるが、この字幕部分を上述
のようにハーフブランキング表示することができるた
め、該字幕部分をミュートすることができ、固定表示さ
れた字幕信号のみを画面に表示することができる。この
ため、上記固定表示された字幕信号の判読性を向上させ
ることができる。
【0063】なお、上述の各実施例の説明では、本発明
に係る映像信号処理装置及びテレビジョン受像機を、N
TSC方式の映像信号をライン倍速変換して表示するハ
イビジョン受像機に適用することとしたが、これは、通
常のノーマルスキャン方式の16:9ディスプレイを持
つワイドビジョンに適用するようにしてもよい。また、
映像信号としては、上記NTSC方式以外に、いわゆる
SECAM方式やPAL方式の映像信号を処理するよう
にしてもよい。
【0064】また、より詳しく説明するために、例えば
書き込み側水平方向カウンタ22は1/800で分周す
る等のように具体的な数値を用いたが、これは、本発明
に係る技術的思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能
であることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】本発明に係る映像信号処理装置及びテレ
ビジョン受像機は、ビデオテープレコーダ装置の長時間
録画モードの映像信号のように高域成分の低下した映像
信号であっても、2ビット以上で量子化しているため、
例えば灰色レベルであっても正確に再生することができ
るため、固定表示される字幕情報を判読し易くすること
ができる。
【0066】また、表示された字幕文字に黒枠を付加す
ることができるため、背景映像信号の輝度が高い場合で
も重畳された字幕文字を読み易くすることができる。
【0067】また、ブランク領域の映像信号を黒レベル
とすることができるため、拡大表示した映像中に上記字
幕情報が含まれる場合でも、これをハーフブランキング
表示することができる。また、上記拡大表示した映像中
に含まれる字幕情報をハーフブランキング表示すること
ができるため、固定表示する字幕情報と上記拡大表示し
た映像中に含まれる字幕情報とが重なって表示される不
都合を防止することができ、該固定表示した字幕情報の
判読性を向上させることができる。
【0068】また、チャネル番号表示を行う管面表示装
置等によるカーソル表示を用いる必要が無くなり、シス
テムを簡略化することができる。このため、部品点数の
削減及び構成の簡略化を通じてローコスト化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号処理装置及びテレビジョ
ン受像機を適用した第1の実施例に係るハイビジョン受
像機の要部のブロック図である。
【図2】上記第1の実施例に係るハイビジョン受像機に
設けられている字幕表示用メモリコントロール回路の一
部を示すブロック図である。
【図3】上記第1の実施例に係るハイビジョン受像機に
設けられている字幕表示用メモリコントロール回路の一
部を示すブロック図である。
【図4】上記第1の実施例に係るハイビジョン受像機の
入力部分の構成を示すブロック図である。
【図5】上記第1の実施例に係るハイビジョン受像機に
表示される字幕文字を示す図である。
【図6】本発明に係る映像信号処理装置及びテレビジョ
ン受像機を適用した第2の実施例に係るハイビジョン受
像機の要部のブロック図である。
【図7】上記第2の実施例に係るハイビジョン受像機の
動作を説明するための波形図である。
【図8】本発明に係る映像信号処理装置及びテレビジョ
ン受像機を適用した第3の実施例に係るハイビジョン受
像機の要部のブロック図である。
【図9】上記第3の実施例に係るハイビジョン受像機の
動作を説明するための波形図である。
【図10】上記第3の実施例に係るハイビジョン受像機
の表示画面に表示される映像及び字幕文字を示す図であ
る。
【図11】従来のハイビジョン受像機の表示画面に表示
される映像及び字幕文字を示す図である。
【図12】従来のハイビジョン受像機の表示画面に表示
される字幕文字を示す図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・A/D変換器 2・・・・・・・・・・・・映像メモリ 3・・・・・・・・・・・・字幕表示用メモリコントロ
ール回路 4・・・・・・・・・・・・書き込み側PLL回路 5・・・・・・・・・・・・読み出し側PLL回路 6・・・・・・・・・・・・D/A変換器 20・・・・・・・・・・・PLL回路 21・・・・・・・・・・・書き込み側クロック信号発
生回路 22・・・・・・・・・・・書き込み側水平方向カウン
タ 23・・・・・・・・・・・書き込み側垂直パルス信号
発生回路 24・・・・・・・・・・・書き込み側垂直カウンタ 25・・・・・・・・・・・ANDゲート 26・・・・・・・・・・・書き込み用クロック発生回
路 27・・・・・・・・・・・読み出し用クロック発生回
路 28・・・・・・・・・・・ビデオRAM 40・・・・・・・・・・・PLL回路 41・・・・・・・・・・・読み出し側クロック信号発
生回路 42・・・・・・・・・・・読み出し側水平方向カウン
タ 43・・・・・・・・・・・奇数/偶数フィールド判別
回路 44・・・・・・・・・・・読み出し側垂直方向カウン
タ 45・・・・・・・・・・・ANDゲート 46・・・・・・・・・・・1H遅延ラッチ回路 47・・・・・・・・・・・切り換えスイッチ 55・・・・・・・・・・・UVアンテナ 56・・・・・・・・・・・BSアンテナ 57・・・・・・・・・・・UV/BSチューナ 58,59・・・・・・・・入力選択スイッチ 60・・・・・・・・・・・NTSCデコーダ 61・・・・・・・・・・・重ね書きライン倍速処理回
路 62・・・・・・・・・・・アスペクト比コンバータ 63・・・・・・・・・・・字幕表示用処理回路 64,65・・・・・・・・切り換えスイッチ 73・・・・・・・・・・・ORゲート 74〜76・・・・・・・・遅延回路 79・・・・・・・・・・・ORゲート 92・・・・・・・・・・・ゲインコントロール回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像領域の上下のブランク領域に字幕情
    報を有する映像信号を、現行の標準アスペクト比とは異
    なる横長のアスペクト比の表示画面に、指定された倍率
    で拡大表示するように変換して拡大映像信号を形成する
    とともに、上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画面
    の有効画像領域に表示されるように、上記映像信号から
    字幕情報の映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情
    報の映像信号を上記拡大映像信号に重畳して出力する映
    像信号処理装置であって、 上記ブランク領域の字幕情報を2ビット以上となるよう
    に量子化する量子化手段を有することを特徴とする映像
    信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記量子化手段は、上記字幕情報を4ビ
    ット以上となるように量子化することを特徴とする請求
    項1記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 映像領域の上下のブランク領域に字幕情
    報を有する映像信号を、現行の標準アスペクト比とは異
    なる横長のアスペクト比の表示画面に、指定された倍率
    で拡大表示するように変換して拡大映像信号を形成する
    とともに、上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画面
    の有効画像領域に表示されるように、上記映像信号から
    字幕情報の映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情
    報の映像信号を上記拡大映像信号に重畳して出力する映
    像信号処理装置であって、 上記ブランク領域の字幕情報を検出し、この検出出力の
    パルス幅を時間的に所定分前後に広げた字幕検出信号を
    形成して出力する字幕検出信号形成手段を有し、 上記重畳手段は、上記字幕検出信号形成手段からの字幕
    検出信号に基づいて、上記字幕情報の映像信号を上記拡
    大映像信号に重畳して出力することを特徴とする映像信
    号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記字幕検出信号形成手段は、上記字幕
    情報の検出を行う際に、白色の輝度信号のレベルを10
    0として、25/100以上のレベルの輝度信号を有す
    る映像信号を上記字幕情報として検出することを特徴と
    する請求項3記載の映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 映像領域の上下のブランク領域に字幕情
    報を有する映像信号を、現行の標準アスペクト比とは異
    なる横長のアスペクト比の表示画面に、指定された倍率
    で拡大表示するように変換して拡大映像信号を形成する
    とともに、上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画面
    の有効画像領域に表示されるように、上記映像信号から
    字幕情報の映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情
    報の映像信号を上記拡大映像信号に重畳して出力する映
    像信号処理装置であって、 上記字幕情報を有するブランク領域の映像信号を黒レベ
    ルに引き下げるレベル制御手段を有し、 上記重畳手段は、上記ブランク領域の映像信号が黒レベ
    ルに引き下げられた拡大映像信号に、上記字幕情報の映
    像信号を重畳して出力することを特徴とする映像信号処
    理装置。
  6. 【請求項6】 上記ブランク領域の字幕情報を検出し、
    この検出出力のパルス幅を時間的に所定分前後に広げた
    字幕検出信号を形成して出力する字幕検出信号形成手段
    を有し、 上記重畳手段は、上記字幕検出信号形成手段からの字幕
    検出信号に基づいて、上記字幕情報の映像信号を上記拡
    大映像信号に重畳して出力することを特徴とする請求項
    1記載の映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 上記字幕情報を有するブランク領域の映
    像信号を黒レベルに引き下げるレベル制御手段を有し、 上記重畳手段は、上記ブランク領域の映像信号が黒レベ
    ルに引き下げられた拡大映像信号に、上記字幕情報の映
    像信号を重畳して出力することを特徴とする請求項1,
    請求項3又は請求項6記載の映像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 映像領域の上下のブランク領域に字幕情
    報を有する映像信号を、現行の標準アスペクト比とは異
    なる横長のアスペクト比の表示画面に、指定された倍率
    で拡大表示するように変換して拡大映像信号を形成する
    とともに、上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画面
    の有効画像領域に表示されるように、上記映像信号から
    字幕情報の映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕情
    報の映像信号を上記拡大映像信号に重畳し、この重畳信
    号に応じた映像及び字幕を表示画面上に表示するテレビ
    ジョン受像機であって、 上記ブランク領域の字幕情報を2ビット以上となるよう
    に量子化する量子化手段を有することを特徴とするテレ
    ビジョン受像機。
  9. 【請求項9】 上記量子化手段は、上記字幕情報を4ビ
    ット以上となるように量子化することを特徴とする請求
    項1記載のテレビジョン受像機。
  10. 【請求項10】 映像領域の上下のブランク領域に字幕
    情報を有する映像信号を、現行の標準アスペクト比とは
    異なる横長のアスペクト比の表示画面に、指定された倍
    率で拡大表示するように変換して拡大映像信号を形成す
    るとともに、上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画
    面の有効画像領域に表示されるように、上記映像信号か
    ら字幕情報の映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕
    情報の映像信号を上記拡大映像信号に重畳し、この重畳
    信号に応じた映像及び字幕を表示画面上に表示するテレ
    ビジョン受像機であって、 上記ブランク領域の字幕情報を検出し、この検出出力の
    パルス幅を時間的に所定分前後に広げた字幕検出信号を
    形成して出力する字幕検出信号形成手段を有し、 上記重畳手段は、上記字幕検出信号形成手段からの字幕
    検出信号に基づいて、上記字幕情報の映像信号を上記拡
    大映像信号に重畳して出力することを特徴とするテレビ
    ジョン受像機。
  11. 【請求項11】 上記字幕検出信号形成手段は、上記字
    幕情報の検出を行う際に、白色の輝度信号のレベルを1
    00として、25/100以上のレベルの輝度信号を有
    する映像信号を上記字幕情報として検出することを特徴
    とする請求項10記載のテレビジョン受像機。
  12. 【請求項12】 映像領域の上下のブランク領域に字幕
    情報を有する映像信号を、現行の標準アスペクト比とは
    異なる横長のアスペクト比の表示画面に、指定された倍
    率で拡大表示するように変換して拡大映像信号を形成す
    るとともに、上記ブランク領域の字幕情報が上記表示画
    面の有効画像領域に表示されるように、上記映像信号か
    ら字幕情報の映像信号を抽出し、重畳手段で、上記字幕
    情報の映像信号を上記拡大映像信号に重畳し、この重畳
    信号に応じた映像及び字幕を表示画面上に表示するテレ
    ビジョン受像機であって、 上記字幕情報を有するブランク領域の映像信号を黒レベ
    ルに引き下げるレベル制御手段を有し、 上記重畳手段は、上記ブランク領域の映像信号が黒レベ
    ルに引き下げられた拡大映像信号に、上記字幕情報の映
    像信号を重畳して出力することを特徴とするテレビジョ
    ン受像機。
  13. 【請求項13】 上記ブランク領域の字幕情報を検出
    し、この検出出力のパルス幅を時間的に所定分前後に広
    げた字幕検出信号を形成して出力する字幕検出信号形成
    手段を有し、 上記重畳手段は、上記字幕検出信号形成手段からの字幕
    検出信号に基づいて、上記字幕情報の映像信号を上記拡
    大映像信号に重畳して出力することを特徴とする請求項
    8記載のテレビジョン受像機。
  14. 【請求項14】 上記字幕情報を有するブランク領域の
    映像信号を黒レベルに引き下げるレベル制御手段を有
    し、 上記重畳手段は、上記ブランク領域の映像信号が黒レベ
    ルに引き下げられた拡大映像信号に、上記字幕情報の映
    像信号を重畳して出力することを特徴とする請求項8,
    請求項10又は請求項13記載のテレビジョン受像機。
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