JPH07202910A - データ・パケットを送信する方法およびデータ処理システム - Google Patents

データ・パケットを送信する方法およびデータ処理システム

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JPH07202910A
JPH07202910A JP6260525A JP26052594A JPH07202910A JP H07202910 A JPH07202910 A JP H07202910A JP 6260525 A JP6260525 A JP 6260525A JP 26052594 A JP26052594 A JP 26052594A JP H07202910 A JPH07202910 A JP H07202910A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
    • H04L12/462LAN interconnection over a bridge based backbone

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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 データ・パケットを効率的に発信元ノードか
ら宛先ノードに送信する方法を提供する。 【構成】 複数のセグメントS〜S13を有するマル
チセグメント・ネットワークを含み、発信元ノードおよ
び宛先ノードは異なるセグメント内に位置する。1つの
セグメントから他のセグメントへのデータの通信は、エ
ージェント・ノードS、Sによって行われる。マル
チセグメント・ノード上の第1のセグメント内の発信元
ノードで発信元アドレス、宛先アドレス、データを含む
パケットを生成し第1のセグメント内で送信される。デ
ータ・パケットは、第1のセグメント内のエージェント
・ノードで受信され、宛先アドレスが判定され、マルチ
セグメント・ネットワーク中の第2のセグメント内の宛
先ノードに送信される。次いで、第2のセグメント内の
宛先ノードで受信され、エコー・パケットが発信元ノー
ドに送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的には、改良され
た分散データ処理システムに関し、詳細には、マルチセ
グメント・ローカル・エリア・ネットワークなどのデー
タ処理システム内の改良された通信に関する。さらに具
体的には、本発明はマルチセグメント・ローカル・エリ
ア・ネットワーク内の異なるセグメントに位置するノー
ド間の通信に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・ネットワークなどのデー
タ処理システムは、現代の職場においてますます一般的
になりつつある。そのようなネットワークは通常、広大
な地理的距離にわたって分散できる複数のワークステー
ションおよびホスト装置またはサーバ装置を含む。その
ようなネットワークはノードを含む。各ノードは、ネッ
トワーク中のデータの送受信を制御する装置である通信
制御装置を含む。通信制御装置は、1つまたは複数のポ
ートを含むことができる。ノードは、ワークステーショ
ンやパーソナル・コンピュータなどの処理要素であって
もよい。処理要素は、1つまたは複数のプロセッサ、メ
モリ、および通信制御装置を含む。たとえば、マルチプ
レクサ、ブリッジ、ルータ、端末サーバなどの類似のタ
イプのノードを使用することができる。
【0003】複数のコンピュータを分散データ処理シス
テムに接続するための多数の異なるトポロジーが存在す
る。データ処理システム内で複数のコンピュータを相互
接続するための1つの一般的な技術は、ノードをリング
構造に配列することである。1つの知られたリング・シ
ステムは、いわゆるトークンリング・ローカル・エリア
・ネットワークである。トークンリング・ローカル・エ
リア・ネットワークは、I.E.E.E.802.5規格で定義され
ており、当業者には周知である。
【0004】SCI規格のI.E.E.E.std.1596-1992は、
ネットワーク中のノードが1方向リングを介して通信す
ることを指定している。大規模なシステムの場合、単一
のリングの帯域幅機能がネットワーク内の通信でのボト
ルネックを形成しないように複数の相互接続されたリン
グを使用することができる。そのようなシステムの結
果、パケットは発信元アドレスから複数のリングを介し
て宛先アドレスに到達する必要がある。「発信元アドレ
ス」とは、パケットを発信するノードであり、「宛先ア
ドレス」とは、パケットを受信するノードである。
【0005】パケットの送信では、ネットワーク中の1
つのリングからパケットを取り、ネットワーク中の他の
リング上にパケットを置くために、「エージェント・ノ
ード」または「ブリッジ」とも呼ばれる特殊ノードが使
用される。このノード中の通信装置は通常、エージェン
ト機能を含む2つ以上のポートを有する。SCI規格で
は、パケットが発信元アドレス、宛先アドレス、または
エージェント・ノードで、ノードによって首尾よく受信
されたとき常に、パケットをリング上に再送信する必要
がないことを送信側ノードに示すものとして「エコー・
パケット」がリング上に置かれる。その結果、パケット
の「所有権」または責任がノード間で転送される。受信
側ノードは、エージェント・ノードである場合、パケッ
トが次のノードに送信されることを保証する責任を負
う。
【0006】しかし、エージェント・ノードを使用する
と問題が発生することがある。たとえば、エコー・パケ
ットが失われた場合、どのノードがパケットを所有して
いるかに関する「混乱」が生じる。エコー・パケットが
失われたとき、そのエコー・パケットを生成する宛先ノ
ードはパケットの所有権を仮定しているが、パケットを
送信するノードは、エコー・パケットを受信していない
ので、依然として、それ自体がパケットの所有権を有し
ているものと仮定する。したがって、発信元ノードは最
終的にパケットの送信を再試行する。したがって、一連
のエラーを介して、多数の異なるノードが、パケットの
絶対所有権を仮定して、パケットを宛先アドレスに送信
しようとする可能性がある。
【0007】この状況によって、SCI規格ネットワー
クでのデータ保全性が損なわれることがある。SCI規
格ネットワークは、多数のノードを介した共用コヒーレ
ント・メモリをサポートする。したがって、多数のパケ
ットが、データの所有権の転送、メモリ内容のパージ、
更新などのために送信される。このタイプのコヒーレン
ト共用メモリは誤ったコマンドの影響を受けやすい。
【0008】たとえば、データの所有権を2回転送する
コマンドを実行すると、SCI規格ネットワークでのデ
ータ保全性が損なわれる恐れがある。2つ以上のノード
がパケットの所有権を受け入れており、それぞれがその
パケットを宛先ノードに送信しようとする場合、最初の
パケットは宛先ノードによって受け入れられ、処理され
る。後で、最初のパケットと同じ第2のパケットが受信
され処理されることがあり、それによって、SCI規格
ネットワークでのデータ保全性が損なわれる恐れがあ
る。したがって、エージェント・ノードを使用するネッ
トワーク内での通信を改良する方法およびシステムを有
することが望ましい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
一目的は、改良されたデータ処理システムを提供するこ
とである。
【0010】本発明の他の目的は、マルチセグメント・
ローカル・エリア・ネットワークなどのデータ処理シス
テム内で改良された通信を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、マルチセグメント・
ローカル・エリア・ネットワーク中の異なるセグメント
に位置するノード間で改良された通信を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、以下に説
明するように達成される。本発明は、データ・パケット
を効率的に発信元ノードから宛先ノードに送信するため
のデータ処理システムでの方法を提供する。データ処理
システムは、少なくとも2つのセグメントを有するマル
チセグメント・ネットワークを含み、発信元ノードおよ
び宛先ノードは異なるセグメント内に位置する。1つの
セグメントから他のセグメントへのデータの通信は、エ
ージェント・ノードによって行われる。本発明は、マル
チセグメント・ノード上の第1のセグメント内の発信元
ノードでデータ・パケットを生成する。データ・パケッ
トは発信元アドレス、宛先アドレス、およびデータを含
む。データ・パケットは第1のセグメント内で送信され
る。次いで、データ・パケットは、第1のセグメント内
のエージェント・ノードで受信される。データ・パケッ
トが検査されて宛先アドレスが判定され、次いでマルチ
セグメント・ネットワーク中の第2のセグメント内の宛
先ノードに送信される。次いで、データ・パケットが第
2のセグメント内の宛先ノードで受信され、データ・パ
ケットが首尾よく受信されたことを示すためのエコー・
パケットが自動的に宛先ノードから発信元ノードに送信
される。
【0013】
【実施例】ここで、図面、特に図1を参照すると、本発
明の好ましい実施例を実施できる相互接続されたリング
100のブロック図が示されている。相互接続されたリ
ングは、リングR1、R2、R3、およびR4を含む。
相互接続されたリング100は30個のノードN1ない
しN30を含む。ノードN2、N3、N6、およびN8
は、リング100を相互接続する上でエージェント・ノ
ードとして働く。相互接続されたリング100中のリン
グR1ないしR4は、1方向リングであり、相互接続さ
れたリング100内の「セグメント」とも呼ばれる。
【0014】ここで、図2を参照すると、やはり本発明
の好ましい実施例を実施できるスター・ネットワークの
ブロック図が示されている。スター・ネットワーク10
2は、該ネットワーク102内のセグメントを形成する
S1ないしS13を含む。ノードS1およびS6は、こ
のネットワーク構成中の様々なセグメント間のエージェ
ント機能を提供するためのエージェント・ノードとして
働く。
【0015】図3を参照すると、本発明の好ましい実施
例による、ネットワーク中のノードとして使用できるデ
ータ処理システム8のブロック図が示されている。シス
テム・バス10は、データ処理システム8内の様々な構
成要素間の接続を提供する。中央処理装置(CPU)1
2は、データ処理システム8での意思決定機能を提供す
る。CPU12は、インテル社(Intel Corporation)
から入手可能な80486プロセッサなどの1個または
複数のプロセッサを含むことができる。メモリ14は、
データ処理システム8用の記憶域を提供し、読取り専用
メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RA
M)を共に含むことができる。直接アクセス記憶装置
(DASD)16は、データ処理システム8用の追加記
憶域を提供する。DASD16は通常、データ処理シス
テム8用の長期間記憶域を提供する。DASD16は、
たとえばハード・ディスクまたはフロッピィ・ディスク
・ドライブ、あるいはその両方を含むことができる。
【0016】ユーザ・インタフェース18は、データ処
理システムと、ユーザがデータ処理システム8と対話す
るために使用する周辺装置との間のインタフェースを提
供する。ユーザ・インタフェース18は、キーボード2
0、ビデオ・ディスプレイ端末22、マウス24などの
周辺装置を駆動するための様々なアダプタおよびドライ
バを含むことができる。
【0017】通信装置26は、データ処理システム8
と、該システムが接続されたネットワークの間のインタ
フェースを提供する。通信装置26は、多数の異なるポ
ート1ないしNを含むことができる。通信装置26は、
たとえばパケットの受信、パケットの検査、ないしネッ
トワーク内でのパケットの送信などの通信活動を処理す
るための1個または複数のプロセッサを含むことができ
る。通常、データ処理システム8は、ネットワークに接
続された1つのポートを含む。データ処理システム8を
エージェント・ノードとして使用するとき、通信装置2
6は、ネットワークの異なる部分またはセグメントとの
接続を提供するための2つ以上のポートを含む。
【0018】本発明によれば、同じパケットの所有権を
仮定する複数のノードをもつことの問題は、エージェン
ト・ノードが仮定できる所有権のタイプを制限するプロ
トコルを実施することによって解消する。本発明の好ま
しい実施例によれば、エージェント・ノードが、エコー
・パケットが失われたためにパケットを再送信すること
はない。その代わり、本発明は、パケットを発信する発
信元ノードがエラー(すなわち、パケットまたはエコー
・パケットの喪失)のためにパケットを再送信できる機
構を実施する。本発明の好ましい実施例によれば、パケ
ットのエージェント・ノードとして働くノードは所有権
を受け入れない(すなわち、非ビジー・エコー・パケッ
トを生成しない)。非ビジー・エコー・パケットは、宛
先ノードが本発明によって発信元ノードからパケットを
受信するときに宛先ノードでのみ生成される。エージェ
ント・ノードとして働くノードは、非ビジー・エコー・
パケットのエージェントとして働く(すなわち、非ビジ
ー・エコー・パケットは経路指定可能である)。エージ
ェント・ノードは通常のパケットの場合と同様に非ビジ
ー・エコー・パケットを経路指定する。
【0019】その結果、パケットの所有権はノード間で
は転送されず、システムの端末間で経路指定される非ビ
ジー・エコー・パケットを介して発信元ノードから宛先
ノードに転送される。所有権は、宛先ノードがパケット
を受け入れ、非ビジー・エコー・パケットを返すまで、
発信元ノードによって維持される。したがって、本発明
では、2つのノードがそれぞれパケットの所有権を仮定
し、そのパケットを宛先ノードに向かって経路指定する
責任を負うことはない。本発明の好ましい実施例によれ
ば、パケットまたはそのエコー・パケットが破壊された
場合、発信元ノードが単独で、パケットを再試行し、あ
るいは再送信する責任を負う。したがって、エージェン
ト・ノードは限られた数のビジー再試行にしか責任をも
たず、エコー・パケットが失われた場合は再試行を行わ
ない。その結果、本発明の好ましい実施例では、エージ
ェント・ノードによって生成されたパケットのコピー
が、発信元ノードを含む他のノードによって生成された
パケットとシステム中で共存することはできない。した
がって、宛先ノードが重複パケットをフィルタしなけれ
ばならない状況は極めて少なくなる。
【0020】本発明は、エージェント・ノードがパケッ
トの受入れを拒否することを強制されたときに、再試行
カウンタをリセットしてはならないことを発信元ノード
に通知するための機構も提供する。発信元ノードは、そ
のような機構を使用して、宛先ノードへのパケットの経
路中の構成要素に障害があることを短いインタバル時間
中に検出し、回復可能なエラーを報告し、次いでパケッ
トを代替経路上で送信することを試みる。本発明による
そのような機構は、ビジー・エコー・パケットのコード
化に単一ビット・フィールドを追加することを含む。こ
のビットは、エージェント・ノードによってエコー・パ
ケットが生成されたときにセットされ、非エージェント
・ノード、すなわち宛先ノードによってビジー・エコー
・パケットが生成された場合にリセットされる。発信元
ノードは、この単一ビットを使用して、パケットの再試
行カウンタをリセットすべきかどうかを判定することが
できる。本発明の好ましい実施例によれば、発信元ノー
ドは、非ローカル・リング中に固定された時間だけ存在
するハードウェア障害を検出することができる。固定さ
れた時間は、典型的なシステム・レベル・タイムアウト
間隔より短い。したがって、回復可能なエラーを検出す
ることができ、システムを停止する必要がなくなる。そ
の代わり、障害のあるリング/構成要素を再始動できな
い場合は修理処置が必要である。通常、修理処置用に生
成される現場交換可能装置リストは小さいものであって
よく、ネットワーク・オペレータの都合のよいときに修
理を計画することができる。
【0021】以下の図4ないし図8に示したプロセス
は、図1ないし図3に示したデータ処理システム内で当
業者によって実施することができる。
【0022】ここで、図4を参照すると、発信元ノード
がパケットを宛先ノードに送信するために使用できるプ
ロセスのフローチャートが示されている。プロセスは、
ブロック190に示すように開始し、次いでブロック2
00に進む。ブロック200は、送信用のパケットが検
出されたかどうかを判定することを示す。送信用のパケ
ットが検出されていない場合、プロセスはブロック20
0に戻る。送信用のパケットが検出されると、プロセス
はブロック210に進む。ブロック210は、パケット
用のバッファを割り振ることを示す。プロセスは次い
で、ブロック212に進む。ブロック212は、パケッ
トの送信を示す。次いで、プロセスはブロック214に
進む。ブロック214は、タイムアウトが発生したかど
うかを判定することを示す。「タイムアウト」は、パケ
ットの最新の送信から測定された制約された時間間隔で
ある。タイムアウトが発生していない場合、プロセスは
ブロック216に進む。
【0023】ブロック216は、各パケットが受信され
たかどうかを判定することを示す。エコー・パケットが
受信されていない場合、プロセスはブロック214に戻
り、タイムアウトが発生したかどうかを判定する。エコ
ー・パケットを受信すると、プロセスはブロック218
に進む。ブロック218は、受信されたパケットがビジ
ー・エコー・パケットであるかどうかを判定することを
示す。非ビジー・エコー・パケットを受信することによ
って、ブロック220に示したように、送信されたパケ
ットを記憶するために使用されたバッファの割振りを解
除するプロセスが発生する。次いで、プロセスはブロッ
ク222に示したように終了する。
【0024】再びブロック218を参照すると、ビジー
・エコー・パケットを受信した時点で、プロセスはブロ
ック224に進む。ブロック224は、ビジー・エコー
・パケットがエージェント・ノードから受信されたかど
うかを判定することを示す。ビジー・エコー・パケット
がエージェント・ノードから受信されていない場合、プ
ロセスはブロック226に進む。ブロック226は、再
試行カウントをリセットすることを示す。ビジー・エコ
ー・パケットがローカル・リング上のノードによって受
信されたときにカウントがゼロにリセットされるが、こ
のノードはパケットを受け入れるのに十分なメモリを有
していない。次いで、プロセスはブロック228に進
む。ブロック228は、パケットの再試行送信の準備を
行うことを示す。プロセスは次いで、ブロック212に
戻り、パケットを送信する。再びブロック224を参照
すると、ビジー・エコー・パケットがエージェント・ノ
ードから受信されている場合、プロセスは直接、ブロッ
ク228に進み、パケットの宛先ノードへの送信の再試
行の準備を行う。発信元ノードは、パケットの送信の再
試行の準備を行う際、パケットを再送信する前に、選択
されたある時間だけ待機する。
【0025】再びブロック214を参照すると、タイム
アウトが発生している場合、プロセスはブロック230
に進む。ブロック230は、再試行カウントを増分する
ことを示す。エコー・パケットを待っている間にタイム
アウトが発生したとき、発信元ノードは、パケットが失
われたと仮定する。ブロック232は、再試行カウント
が再試行の最大数に等しいかどうかを判定することを示
す。この判定の答えがyesの場合、プロセスはブロッ
ク234に進む。ブロック234は、パケットを宛先ノ
ードに送信する際にそれ以上の試行を打ち切ることを示
す。次いで、プロセスはブロック222で終了する。再
びブロック232を参照すると、再試行カウントが再試
行の最大数に等しくない場合、プロセスはブロック22
8に進み、パケットの宛先ノードへの送信の再試行の準
備を行う。
【0026】次に図5および図6を参照すると、発信元
ノードから宛先ノードに送信されるパケットをエージェ
ント・ノードが処理する際に従うプロセスのフローチャ
ートが示されている。図のように、プロセスはブロック
300で開始し、次いでブロック302に進む。ブロッ
ク302は、経路指定用のパケットが検出されたかどう
かを判定することを示す。プロセスは、経路指定用のパ
ケットが検出されるまで、ブロック302に戻ることを
繰り返す。経路指定用のパケットが検出されると、プロ
セスはブロック304に進む。ブロック304は、パケ
ットがエージェント・ノードによって受け入れられるか
どうかを判定することを示す。パケットが受け入れられ
ない場合、プロセスはブロック306に進む。ブロック
306は、ビジー・エコー・パケットを生成することを
示す。プロセスは次いで、ブロック302に進む。
【0027】再びブロック304を参照すると、パケッ
トが受け入れられない場合、プロセスはブロック308
に進む。ブロック308は、パケット用のバッファを割
り振ることと、パケットを受け入れることを示す。パケ
ットは、割り振られたバッファに記憶される。次いで、
プロセスはブロック310に進む。ブロック310は、
パケットの経路指定および送信を示す。パケットの経路
指定は、パケットを検査することと、パケットを送信す
べき場所を判定することを含む。
【0028】プロセスは次いで、ブロック312に進
む。ブロック312は、ブロック310で送信されたパ
ケットに関連する各パケットが検出されたかどうかを判
定することを示す。通常、パケットを宛先ノードに経路
指定するエージェント・ノードは、逆に、エコー・パケ
ットの発信元ノードへの経路指定も行う。エコー・パケ
ットが検出されていない場合、プロセスはブロック31
4に進む。ブロック314は、循環カウントが満了した
かどうかを判定することを示す。循環カウントが満了し
ていない場合、プロセスはブロック312に戻る。「循
環カウント」の語は、当業者には周知であり、ネットワ
ーク中のリング内の循環カウント・ビットの遷移と、リ
ング内を走るパケットをどのように追跡するかに関す
る。
【0029】エコー・パケットを検出すると、プロセス
はブロック316に進む。ブロック316は、検出され
たエコー・パケットがビジー・エコー・パケットである
かどうかを判定することを示す。ビジー・エコー・パケ
ットが検出されている場合、プロセスはブロック318
に進む。ブロック318は、再試行の最大数が満たされ
たかどうかを判定することを示す。試行の最大数が発生
していない場合、プロセスはブロック320に進む。ブ
ロック320は、パケットの送信の再試行の準備を行う
ことを示す。プロセスは次いでブロック310に戻り、
パケットを経路指定して送信する。
【0030】再びブロック316を参照すると、検出さ
れたパケットがビジー・エコー・パケットでない場合、
プロセスはブロック301に進む。ブロック301はパ
ケットを記憶するために使用されるバッファの割振りを
解除することを示す。次いで、プロセスはブロック30
3に進む。ブロック303は非ビジー・エコー・パケッ
トが受け入れられるかどうかを判定することを示す。非
ビジー・エコー・パケットが受け入れられない場合、プ
ロセスはブロック305に進む。ブロック305は、非
ビジー・エコー・パケットが検出されたリング上に再び
非ビジー・エコー・パケットを置くことを示す。プロセ
スは次いで、ブロック307に進む。ブロック307
は、非ビジー・エコー・パケットを、リングを再循環し
た後にエージェント・ノードに戻すことを示す。ブロッ
ク309は、非ビジー・エコー・パケットが最大回数だ
け再循環されたかどうかを判定することを示す。非ビジ
ー・エコー・パケットが最大回数だけ再循環されていな
い場合、プロセスはブロック303に戻る。そうでない
場合、プロセスはブロック311に進む。ブロック31
1は非ビジー・エコー・パケットをリングから削除する
ことを示す。次いで、プロセスはブロック313に示し
たように終了する。
【0031】再びブロック303を参照すると、非ビジ
ー・エコー・パケットが受け入れられる場合、プロセス
はブロック315に進み、非ビジー・エコー・パケット
は、ブロック315に示したように経路指定されて送信
される。その後に、プロセスはブロック313で終了す
る。次に、再びブロック314を参照すると、循環カウ
ントが満了した場合、プロセスはブロック324に進
み、パケットを記憶するバッファが割振りを解除され、
プロセスは次いで、ブロック326に示したように終了
する。
【0032】ここで、図7を参照すると、本発明の好ま
しい実施例による、宛先ノードがパケットを受け入れる
ために使用するプロセスのフローチャートが示されてい
る。プロセスはブロック350で示されたように開始
し、次いでブロック352に進む。ブロック352は、
このノードを宛先とするパケットが検出されたかどうか
を判定することを示す。プロセスは、このノード用のパ
ケットが検出されるまで、ブロック352に戻ることを
繰り返す。
【0033】プロセスは、このノード用のパケットを検
出すると、ブロック354に進む。ブロック354が受
け入れられる場合、プロセスはブロック356に進む。
ブロック356は、非ビジー・エコー・パケットを生成
して送信することを示す。プロセスは次いでブロック3
58に進む。ブロック358は、パケットを受け入れる
ことを示す。次いで、プロセスはブロック360に示し
たように終了する。
【0034】再びブロック354を参照すると、パケッ
トが受け入れられない場合、ブロック362に示したよ
うに、ビジー・エコー・パケットが生成されて送信され
る。
【0035】図8を参照すると、本発明の好ましい実施
例による、エコー・パケットを生成するプロセスのフロ
ーチャートが示されている。プロセスはブロック400
に示したように開始し、次いでブロック402に進む。
ブロック402は、ビジー・エコー・パケットを生成す
べきかどうかを判定することを示す。ビジー・エコー・
パケットを生成すべきである場合、プロセスはブロック
404に進む。ブロック404は、ビジー・エコー・パ
ケットを示すように識別フィルタを設定することを示
す。次いで、プロセスはブロック406に進む。ブロッ
ク406は、ビジー・エコー・パケットがエージェント
・ノードから発信されるかどうかを判定することを示
す。ビジー・エコー・パケットがエージェント・ノード
から発信される場合、プロセスはブロック408に進
む。ブロック408は、ビジー・エコー・パケット中の
「エージェント・ビット」を論理1に設定することを示
す。次いで、プロセスはブロック410に進む。ブロッ
ク410は、ビジー・エコー・パケットを送信すること
を示し、プロセスは次いでブロック412で終了する。
【0036】再び論理ブロック406を参照すると、ノ
ードがエージェント・ノードでない場合、プロセスはブ
ロック414に進む。ブロック414は、ビジー・エコ
ー・パケット中のエージェント・ビットを論理1に設定
することを示す。次いで、プロセスはブロック410で
ビジー・エコー・パケットを送信し、次いでブロック4
12に示したように終了する。
【0037】再びブロック402を参照すると、エコー
・パケットがビジー・エコー・パケットでない場合、プ
ロセスはブロック416に進む。ブロック416は、パ
ケット中の識別フィールドを、非ビジー・エコー・パケ
ットを示すように設定することを示す。次いで、プロセ
スはブロック410に示すようにエコー・パケットを送
信し、ブロック412に示すように終了する。
【0038】次に図9を参照すると、本発明の好ましい
実施例による、再試行の最大数に等しい再試行カウント
によって打ち切られた送信を処理するプロセスが示され
ている。図のように、プロセスはブロック450で開始
し、次いでブロック452に進む。プロセスは、ブロッ
ク452に示すように、宛先ノードへの代替経路がネッ
トワーク中にあるかどうかを判定する。代替経路が存在
する場合、プロセスはブロック454に進む。ブロック
454は回復可能なエラーを報告することを示す。プロ
セスは次いで、ブロック456に進む。ブロック456
は、パケット用の代替経路を選択することを示す。プロ
セスは次いで、ブロック458に示すように、パケット
を送信できるようにする。次いで、プロセスは、ブロッ
ク460に示すように終了する。
【0039】再びブロック452を参照すると、代替経
路がない場合、プロセスはブロック459に進む。ブロ
ック459は、回復不能なエラーを報告することを示
す。プロセスは次いで、ブロック460で終了する。パ
ケットを送信できるようにすると、図4に示したパケッ
トを送信するプロセスが開始する。
【0040】したがって、本発明の好ましい実施例によ
れば、エージェントを使用するネットワークでデータ保
全性問題を解消することができる。
【0041】また、エージェント・ノードによって、エ
コー・パケットは他のパケットより高い優先順位で経路
指定される。エージェント・ノードはエコー・パケット
用の別々の待ち行列を維持する。また、図6に示すよう
にパケットが受け入れられないとき、エージェント・ノ
ードは、循環カウントとも呼ばれる、パケット中の「ti
me of removal」フィールドを、リング上に戻す前に減
らしておく。フィールドがアンダーフローするまれなケ
ースでは、エコー・パケットが除去され、通常の喪失エ
コー回復機構が開始される。
【0042】また、本発明によれば、ビジー・エコー・
パケットのコード化に単一ビット・フィールドが追加さ
れる。この「エージェント・ビット」は、ビジー・エコ
ー・パケットがエージェント・ノードによって生成され
た場合にセットされ、ビジー・エコー・パケットが非エ
ージェント・ノードによって生成された場合にクリアさ
れる。発信元ノードは、この単一ビットを使用して、再
試行サイクル中のパケット用の再試行カウンタをリセッ
トすべきか、それともリセットしてはならないかを判定
することができる。この機構は、ある非ローカル・リン
グに障害があるときに、発信元ノードが、固定された時
間でハードウェア障害を検出することを保証する。固定
された時間は、本発明の好ましい実施例によれば、シス
テム・レベル・タイムアウト間隔より短く設定される。
その結果、回復可能なエラーをインタフェースによって
報告することができ、システムを停止する必要がなくな
る。
【0043】図4ないし図8に示したプロセスは、図3
に示すデータ処理システム8で実施することができる。
たとえば、このプロセスは、CPU12内、または本発
明の好ましい実施例による通信装置26内で実施するこ
とができる。
【0044】図10を参照すると、本発明の好ましい実
施例によるパケットのブロック図が示されている。「デ
ータ・パケット」とも呼ばれるパケット510は、セク
ション512に経路指定および制御情報を含む。この情
報は、パケットの始めにある。コマンドはセクション5
14にあり、データはセクション516にある。セクシ
ョン514中のコマンドはたとえば、データの所有権を
転送し、あるいはデータを処理するコマンドを含むこと
ができる。チェックサムは、パケットの終りのセクショ
ン518にある。セクション512中の経路指定および
制御情報は、パケットを経路指定し、パケットを固有に
識別するためにノードによって使用される。セクション
514および516中の情報は、ノードのより高いレベ
ルの論理部分によって使用される。これらのセクション
には、より高いレベルのコマンドおよびデータが密閉さ
れている。セクション518中のチェックサム情報は、
エラーを検出するために使用される。
【0045】ここで、図11を参照すると、本発明の好
ましい実施例によるエコー・パケットのブロック図が示
されている。エコー・パケット520は、セクション5
22中の経路指定および制御情報を含み、セクション5
24中にチェックサム情報を含む。本発明の好ましい実
施例によれば、セクション522内のエージェント・ビ
ット526は、ビジー・エコー・パケットがエージェン
トから発信されるか、それとも非エージェントから発信
されるかを指定するために使用される。本発明の好まし
い実施例によれば、ビットがゼロにセットされている場
合、エコー・パケットはエージェントからのものではな
く、ビットが1にセットされている場合、ビジー・エコ
ー・パケットはエージェントからのものである。また、
ビット528はエコー・パケット510がビジー・エコ
ー・パケットであるかどうかを示すビットである。この
ビットは、エコー・パケットがビジー・エコー・パケッ
トである場合は1にセットされ、そうでない場合は、エ
コー・パケット520が非ビジー・エコー・パケットで
あることを示すゼロにセットされる。
【0046】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0047】(1)データ処理システムにおいてデータ
・パケットを発信元ノードから宛先ノードに効率的に送
信する方法において、データ処理システムが少なくとも
2つのセグメントを有するマルチセグメント・ネットワ
ークを含み、前記発信元ノードおよび前記宛先ノードが
異なるセグメント内に位置し、1つのセグメントから他
のセグメントへのデータ・パケットの通信がエージェン
ト・ノードによって行われ、前記マルチセグメント上の
第1のセグメント内の前記発信元ノードで、発信元アド
レスと宛先アドレスとデータとを含むデータ・パケット
を生成するステップと、前記第1のセグメント内で前記
データ・パケットを送信するステップと、前記第1のセ
グメント内のエージェント・ノードで前記データ・パケ
ットを受信し、前記データ・パケットを検査して前記宛
先アドレスを判定し、前記マルチセグメント・ネットワ
ーク中の第2のセグメント内の前記宛先ノードに前記デ
ータ・パケットを送信するステップと、前記第2のセグ
メント内の前記宛先ノードで前記データ・パケットを受
信するステップと、前記宛先ノードで前記データ・パケ
ットを受信したことに応じて、前記データ・パケットを
首尾よく受信したことを示すエコー・パケットを自動的
に前記宛先ノードから前記発信元ノードに送信するステ
ップとを備え、パケットの喪失の発生が効率的に識別さ
れることを特徴とする方法。 (2)データ・パケットを生成する前記ステップが、デ
ータの所有権を転送するためのコマンドを有するデータ
・パケットを生成することを特徴とする上記(1)に記
載の方法。 (3)データ・パケットを生成する前記ステップが、デ
ータを処理するためのコマンドを有するデータ・パケッ
トを生成することを特徴とする上記(1)に記載の方
法。 (4)前記データ・パケットを前記宛先ノードに送信す
る前記ステップがさらに、第1の経路を使用して前記デ
ータ・パケットを前記宛先ノードに送信するステップ
と、前記第1の経路上の第2のエージェント・ノードか
ら発信されたビジー・エコー・パケットを所定の回数だ
け受信したことに応じて、前記データ・パケットを代替
経路上の第3のエージェントを介して前記宛先ノードに
再送信するステップと、前記宛先ノードから発信された
ビジー・エコー・パケットを受信したことに応じて、所
定の時間の後に前記データ・パケットを前記宛先ノード
に再送信するステップとを備えることを特徴とする上記
(1)に記載の方法。 (5)データ・パケットを発信元ノードから宛先ノード
に効率的に送信するためのデータ処理システムにおい
て、データ処理システムが少なくとも2つのセグメント
を有するマルチセグメント・ネットワークを含み、前記
発信元ノードおよび前記宛先ノードが異なるセグメント
内に位置し、1つのセグメントから他のセグメントへの
データ・パケットの通信がエージェント・ノードによっ
て行われ、前記マルチセグメント上の第1のセグメント
内の前記発信元ノードで、発信元アドレスと宛先アドレ
スとデータとを含むデータ・パケットを生成するための
生成手段と、前記第1のセグメント内で前記データ・パ
ケットを送信するための送信手段と、前記第1のセグメ
ント内のエージェント・ノードで前記データ・パケット
を受信する受信手段と、前記データ・パケットを検査し
て前記宛先アドレスを判定するための検査手段と、前記
宛先アドレスを使用して前記マルチセグメント・ネット
ワーク中の第2のセグメント内の前記宛先ノードに前記
データ・パケットを送信するための送信手段とを含むエ
ージェント・ノードと、前記第2のセグメント内の前記
宛先ノードで前記データ・パケットを受信するための受
信手段と、前記宛先ノードで前記データ・パケットを受
信したことに応じて、前記データ・パケットを首尾よく
受信したことを示すエコー・パケットを自動的に前記宛
先ノードから前記発信元ノードに送信するための自動送
信手段とを備え、パケットの喪失の発生が効率的に識別
されることを特徴とするデータ処理システム。 (6)前記マルチセグメント・ネットワークが相互接続
された複数のリングを備えることを特徴とする上記
(5)に記載のデータ処理システム。 (7)前記マルチセグメント・ネットワークがスター・
ネットワークであることを特徴とする上記(5)に記載
のデータ処理システム。 (8)前記データ・パケット中の前記データが、データ
の所有権を転送するコマンドを含むことを特徴とする上
記(5)に記載のデータ処理システム。 (9)前記送信手段が、第1の経路を使用して前記デー
タ・パケットを前記宛先ノードに送信するための手段
と、発信元ノードでビジー・エコー・パケットを受信し
たことに応じて、前記第1の経路を使用して前記データ
・パケットを前記宛先ノードに再送信するための再送信
手段とを含むことを特徴とする上記(5)に記載のデー
タ処理システム。 (10)前記再送信手段が、ビジー・エコー・パケット
を受信したことに応じて、代替経路を使用して、前記第
1のセグメント以外のセグメント上に位置する前記第1
の経路上の第2のエージェント・ノードから、前記宛先
ノードに前記データ・パケットを所定回数だけ再送信す
るための手段を含むことを特徴とする上記(9)に記載
のデータ処理システム。 (11)前記再送信手段が、前記発信元ノードで前記宛
先ノードからビジー・エコーを受信したことに応じて、
所定の時間の後に前記データ・パケットを前記宛先ノー
ドに再送信するための手段を含むことを特徴とする上記
(9)に記載のデータ処理システム。 (12)それぞれ多数のノードと少なくとも1つのエー
ジェント・ノードを含み、前記複数のセグメント中の他
のセグメントに接続された、複数のセグメントと、発信
元アドレスと宛先アドレスとデータとを含むパケットを
生成するための生成手段と、前記複数のセグメント内の
前記1つ上にデータ・パケットを送信するための送信手
段とを含み、前記複数のセグメントの内の第1のセグメ
ント上に位置する発信元ノードと、前記パケットを受信
する受信手段と、前記パケットを検査して前記宛先アド
レスを判定するための検査手段と、前記複数のセグメン
トの内の前記第2のもの上に前記パケットを経路指定す
るための経路指定手段とを含み、前記複数のセグメント
の内の前記第1のものを前記複数のセグメントの内の第
2のものに接続するエージェント・ノードと、前記パケ
ットを受信するための受信手段と、宛先ノードとして前
記発信元ノードを含むエコー・パケットを生成するため
の生成手段と前記エコー・パケットを前記第2のセグメ
ント上に送信するための送信手段とを含む、宛先ノード
とを備えることを特徴とするデータ処理システム。 (13)前記セグメントが相互接続されたリング・ネッ
トワーク中のリングであることを特徴とする上記(1
2)に記載のデータ処理システム。 (14)前記セグメントがスター・ネットワーク中のセ
グメントであることを特徴とする上記(12)に記載の
データ処理システム。 (15)前記リングが1方向リングであることを特徴と
する上記(13)に記載のデータ処理システム。 (16)前記発信元ノード中の送信手段が、第1の経路
上の前記宛先ノードに向かって前記パケットを送信し、
前記宛先ノードがさらに、ビジー・エコー・パケットを
受信したことに応じて、前記第1の経路を使用して、前
記パケットを前記宛先ノードに再送信するための第1の
再送信手段と、ビジー・エコー・パケットをエージェン
ト・ノードから所定の回数だけ受信したことに応じて、
前記第2の経路を使用して、前記パケットを前記宛先ノ
ードに再送信するための第2の再送信手段とを含むこと
を特徴とする上記(12)に記載のデータ処理システ
ム。 (17)ビジー・エコー・パケットが、前記エコー・パ
ケットがビジー・エコー・パケットであることを示すデ
ータを含むことを特徴とする上記(16)に記載のデー
タ処理システム。 (18)ビジー・エコー・パケットが、どのタイプのノ
ードが前記ビジー・エコー・パケットを生成したかを示
す発信データを含むことを特徴とする上記(17)に記
載のデータ処理システム。 (19)前記エージェント・ノードがさらに、非ビジー
・エコー・パケットをセグメントから受信したことに応
じて、前記エージェント・ノードが前記非ビジー・エコ
ー・パケットを受け入れられるかどうかを判定するため
の判定手段と、前記エージェント・ノードが前記非ビジ
ー・エコー・パケットを受け入れられないと判定された
ことに応じて、前記非ビジー・エコー・パケットを再循
環するために、前記非ビジー・エコー・パケットを再び
前記セグメント上に置くための配置手段と、非ビジー・
エコー・パケットが再循環のために再びセグメント上に
置かれた回数を追跡するための追跡手段と、前記エージ
ェント・ノードが前記非ビジー・エコー・パケットを受
け入れられることに応じて、前記非ビジー・エコー・パ
ケットを経路指定するための経路指定手段と、前記回数
が所定の回数に等しいことに応じて、前記非ビジー・エ
コー・パケットを削除するための削除手段とを含むこと
を特徴とする上記(17)に記載のデータ処理システ
ム。
【0048】
【発明の効果】上述のように、本発明によって、改良さ
れたデータ処理システムが提供された。更に、本発明に
よって、マルチセグメント・ローカル・エリア・ネット
ワークなどのデータ処理システム内で改良された通信が
提供された。更に、本発明によって、マルチセグメント
・ローカル・エリア・ネットワーク中の異なるセグメン
トに位置するノード間で改良された通信が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例を実施できる相互接続
されたリングとして構成されたデータ処理システムのブ
ロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施例を実施できるスター・
ネットワークとして構成されたデータ処理システムのブ
ロック図である。
【図3】本発明の好ましい実施例によるネットワーク中
のノードとして使用できるデータ処理システムのブロッ
ク図である。
【図4】本発明の好ましい実施例による、発信元ノード
がパケットを宛先ノードに送信するために使用するプロ
セスの高レベル・フローチャートである。
【図5】本発明の好ましい実施例による、エージェント
・ノードが発信元ノードから宛先ノードに送信されるパ
ケットを処理する上で使用するプロセスの高レベル・フ
ローチャートである。
【図6】本発明の好ましい実施例による、エージェント
・ノードが発信元ノードから宛先ノードに送信されるパ
ケットを処理する上で使用するプロセスの高レベル・フ
ローチャートである。
【図7】本発明の好ましい実施例による、宛先ノードが
パケットを受け入れるために使用するプロセスのフロー
チャートである。
【図8】本発明の好ましい実施例による、エコー・パケ
ットを生成するプロセスの高レベル・フローチャートで
ある。
【図9】本発明の好ましい実施例による、再試行の最大
数に等しい再試行カウントによって打ち切られた送信を
処理するプロセスの高レベル・フローチャートである。
【図10】本発明の好ましい実施例によるパケットのブ
ロック図である。
【図11】本発明の好ましい実施例によるエコー・パケ
ットのブロック図である。
【符号の説明】
8 データ処理システム 10 システム・バス 12 中央処理装置 14 メモリ 16 DASD 18 ユーザ・インタフェース 20 キーボード 22 ビデオ・ディスプレイ端末 24 マウス 26 通信装置 100 相互接続されたリング 102 スター・ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョージ・ダブリュー・ネーション アメリカ合衆国55934 ミネソタ州エイヨ タ ヒドゥン・ホロー・コート サウス・ イースト6260 (72)発明者 ダニエル・ジー・ヤング アメリカ合衆国55901−8745 ミネソタ州 ロチェスター ノース・ウェスト フィフ ティーナインス・ストリート2502

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理システムにおいてデータ・パケ
    ットを発信元ノードから宛先ノードに効率的に送信する
    方法において、データ処理システムが少なくとも2つの
    セグメントを有するマルチセグメント・ネットワークを
    含み、前記発信元ノードおよび前記宛先ノードが異なる
    セグメント内に位置し、1つのセグメントから他のセグ
    メントへのデータ・パケットの通信がエージェント・ノ
    ードによって行われ、 前記マルチセグメント上の第1のセグメント内の前記発
    信元ノードで、発信元アドレスと宛先アドレスとデータ
    とを含むデータ・パケットを生成するステップと、 前記第1のセグメント内で前記データ・パケットを送信
    するステップと、 前記第1のセグメント内のエージェント・ノードで前記
    データ・パケットを受信し、前記データ・パケットを検
    査して前記宛先アドレスを判定し、前記マルチセグメン
    ト・ネットワーク中の第2のセグメント内の前記宛先ノ
    ードに前記データ・パケットを送信するステップと、 前記第2のセグメント内の前記宛先ノードで前記データ
    ・パケットを受信するステップと、 前記宛先ノードで前記データ・パケットを受信したこと
    に応じて、前記データ・パケットを首尾よく受信したこ
    とを示すエコー・パケットを自動的に前記宛先ノードか
    ら前記発信元ノードに送信するステップとを備え、パケ
    ットの喪失の発生が効率的に識別されることを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項2】データ・パケットを生成する前記ステップ
    が、データの所有権を転送するためのコマンドを有する
    データ・パケットを生成することを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】データ・パケットを生成する前記ステップ
    が、データを処理するためのコマンドを有するデータ・
    パケットを生成することを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】前記データ・パケットを前記宛先ノードに
    送信する前記ステップがさらに、 第1の経路を使用して前記データ・パケットを前記宛先
    ノードに送信するステップと、 前記第1の経路上の第2のエージェント・ノードから発
    信されたビジー・エコー・パケットを所定の回数だけ受
    信したことに応じて、前記データ・パケットを代替経路
    上の第3のエージェントを介して前記宛先ノードに再送
    信するステップと、 前記宛先ノードから発信されたビジー・エコー・パケッ
    トを受信したことに応じて、所定の時間の後に前記デー
    タ・パケットを前記宛先ノードに再送信するステップと
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】データ・パケットを発信元ノードから宛先
    ノードに効率的に送信するためのデータ処理システムに
    おいて、データ処理システムが少なくとも2つのセグメ
    ントを有するマルチセグメント・ネットワークを含み、
    前記発信元ノードおよび前記宛先ノードが異なるセグメ
    ント内に位置し、1つのセグメントから他のセグメント
    へのデータ・パケットの通信がエージェント・ノードに
    よって行われ、 前記マルチセグメント上の第1のセグメント内の前記発
    信元ノードで、発信元アドレスと宛先アドレスとデータ
    とを含むデータ・パケットを生成するための生成手段
    と、 前記第1のセグメント内で前記データ・パケットを送信
    するための送信手段と、 前記第1のセグメント内のエージェント・ノードで前記
    データ・パケットを受信する受信手段と、前記データ・
    パケットを検査して前記宛先アドレスを判定するための
    検査手段と、前記宛先アドレスを使用して前記マルチセ
    グメント・ネットワーク中の第2のセグメント内の前記
    宛先ノードに前記データ・パケットを送信するための送
    信手段とを含むエージェント・ノードと、 前記第2のセグメント内の前記宛先ノードで前記データ
    ・パケットを受信するための受信手段と、 前記宛先ノードで前記データ・パケットを受信したこと
    に応じて、前記データ・パケットを首尾よく受信したこ
    とを示すエコー・パケットを自動的に前記宛先ノードか
    ら前記発信元ノードに送信するための自動送信手段とを
    備え、パケットの喪失の発生が効率的に識別されること
    を特徴とするデータ処理システム。
  6. 【請求項6】前記マルチセグメント・ネットワークが相
    互接続された複数のリングを備えることを特徴とする請
    求項5に記載のデータ処理システム。
  7. 【請求項7】前記マルチセグメント・ネットワークがス
    ター・ネットワークであることを特徴とする請求項5に
    記載のデータ処理システム。
  8. 【請求項8】前記データ・パケット中の前記データが、
    データの所有権を転送するコマンドを含むことを特徴と
    する請求項5に記載のデータ処理システム。
  9. 【請求項9】前記送信手段が、 第1の経路を使用して前記データ・パケットを前記宛先
    ノードに送信するための手段と、 発信元ノードでビジー・エコー・パケットを受信したこ
    とに応じて、前記第1の経路を使用して前記データ・パ
    ケットを前記宛先ノードに再送信するための再送信手段
    とを含むことを特徴とする請求項5に記載のデータ処理
    システム。
  10. 【請求項10】前記再送信手段が、ビジー・エコー・パ
    ケットを受信したことに応じて、代替経路を使用して、
    前記第1のセグメント以外のセグメント上に位置する前
    記第1の経路上の第2のエージェント・ノードから、前
    記宛先ノードに前記データ・パケットを所定回数だけ再
    送信するための手段を含むことを特徴とする請求項9に
    記載のデータ処理システム。
  11. 【請求項11】前記再送信手段が、前記発信元ノードで
    前記宛先ノードからビジー・エコーを受信したことに応
    じて、所定の時間の後に前記データ・パケットを前記宛
    先ノードに再送信するための手段を含むことを特徴とす
    る請求項9に記載のデータ処理システム。
  12. 【請求項12】それぞれ多数のノードと少なくとも1つ
    のエージェント・ノードを含み、前記複数のセグメント
    中の他のセグメントに接続された、複数のセグメント
    と、 発信元アドレスと宛先アドレスとデータとを含むパケッ
    トを生成するための生成手段と、前記複数のセグメント
    内の前記1つ上にデータ・パケットを送信するための送
    信手段とを含み、 前記複数のセグメントの内の第1のセグメント上に位置
    する発信元ノードと、 前記パケットを受信する受信手段と、 前記パケットを検査して前記宛先アドレスを判定するた
    めの検査手段と、 前記複数のセグメントの内の前記第2のもの上に前記パ
    ケットを経路指定するための経路指定手段とを含み、 前記複数のセグメントの内の前記第1のものを前記複数
    のセグメントの内の第2のものに接続するエージェント
    ・ノードと、 前記パケットを受信するための受信手段と、宛先ノード
    として前記発信元ノードを含むエコー・パケットを生成
    するための生成手段と前記エコー・パケットを前記第2
    のセグメント上に送信するための送信手段とを含む、 宛先ノードとを備えることを特徴とするデータ処理シス
    テム。
  13. 【請求項13】前記セグメントが相互接続されたリング
    ・ネットワーク中のリングであることを特徴とする請求
    項12に記載のデータ処理システム。
  14. 【請求項14】前記セグメントがスター・ネットワーク
    中のセグメントであることを特徴とする請求項12に記
    載のデータ処理システム。
  15. 【請求項15】前記リングが1方向リングであることを
    特徴とする請求項13に記載のデータ処理システム。
  16. 【請求項16】前記発信元ノード中の送信手段が、第1
    の経路上の前記宛先ノードに向かって前記パケットを送
    信し、前記宛先ノードがさらに、 ビジー・エコー・パケットを受信したことに応じて、前
    記第1の経路を使用して、前記パケットを前記宛先ノー
    ドに再送信するための第1の再送信手段と、 ビジー・エコー・パケットをエージェント・ノードから
    所定の回数だけ受信したことに応じて、前記第2の経路
    を使用して、前記パケットを前記宛先ノードに再送信す
    るための第2の再送信手段とを含むことを特徴とする請
    求項12に記載のデータ処理システム。
  17. 【請求項17】ビジー・エコー・パケットが、前記エコ
    ー・パケットがビジー・エコー・パケットであることを
    示すデータを含むことを特徴とする請求項16に記載の
    データ処理システム。
  18. 【請求項18】ビジー・エコー・パケットが、どのタイ
    プのノードが前記ビジー・エコー・パケットを生成した
    かを示す発信データを含むことを特徴とする請求項17
    に記載のデータ処理システム。
  19. 【請求項19】前記エージェント・ノードがさらに、 非ビジー・エコー・パケットをセグメントから受信した
    ことに応じて、前記エージェント・ノードが前記非ビジ
    ー・エコー・パケットを受け入れられるかどうかを判定
    するための判定手段と、 前記エージェント・ノードが前記非ビジー・エコー・パ
    ケットを受け入れられないと判定されたことに応じて、
    前記非ビジー・エコー・パケットを再循環するために、
    前記非ビジー・エコー・パケットを再び前記セグメント
    上に置くための配置手段と、 非ビジー・エコー・パケットが再循環のために再びセグ
    メント上に置かれた回数を追跡するための追跡手段と、 前記エージェント・ノードが前記非ビジー・エコー・パ
    ケットを受け入れられることに応じて、前記非ビジー・
    エコー・パケットを経路指定するための経路指定手段
    と、 前記回数が所定の回数に等しいことに応じて、前記非ビ
    ジー・エコー・パケットを削除するための削除手段とを
    含むことを特徴とする請求項17に記載のデータ処理シ
    ステム。
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