JPH07202793A - 無線lanシステム - Google Patents

無線lanシステム

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Publication number
JPH07202793A
JPH07202793A JP5354576A JP35457693A JPH07202793A JP H07202793 A JPH07202793 A JP H07202793A JP 5354576 A JP5354576 A JP 5354576A JP 35457693 A JP35457693 A JP 35457693A JP H07202793 A JPH07202793 A JP H07202793A
Authority
JP
Japan
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base station
station
transmission
control
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP5354576A
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English (en)
Inventor
Koichi Asano
孔一 浅野
Tsuguyuki Shibata
伝幸 柴田
Naoyuki Yamada
直之 山田
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一定時間内での移動局への確実な情報伝送を可
能とすること。 【構成】制御局と基地局を有線回線で接続し基地局と移
動局を無線回線で接続し、制御局は基地局にデータを送
出し、順次、基地局に無線回線の制御チャネルの使用権
を付与し、その使用権の付与された基地局は移動局に対
して無線回線により通信を行い、正常な通信の完了後に
伝送終了信号を制御局に送出するようにしたLANシス
テムにおいて、制御局に、基地局に制御チャネルの使用
権を付与する順位を規定した順位データを記憶した順位
データ記憶手段と、基地局から伝送終了信号を受信し、
その伝送終了信号の受信される基地局の順に順位データ
記憶手段に記憶されている順位データを変更する順位変
更手段と、順位データ記憶手段に記憶されている順位デ
ータに従って基地局に制御チャネルの使用権を付与する
制御チャネル制御手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場内での使用に適す
る無線LANシステム、特に定められた時間内での確実
な情報伝達を保証できるものに関する。
【0002】
【従来技術】従来の無線LANシステムは、バス状の有
線回線と、有線回線に接続され制御局および複数の基地
局と、それらの基地局と無線回線で結ばれる少なくとも
1つの移動局とを基本的に備えている。そして、この様
な無線LANシステムでは、無線回線として構内無線や
特定小電力無線などが用いられる。
【0003】これらの無線回線は複数のチャネルを有
し、その中で定められた1つのチャネルを制御チャネル
として用いることにより無線回線を制御している。とこ
ろが、1つのネットワーク中に複数の基地局を有する無
線LANシステムでは、制御チャネルにおいて干渉が発
生しないように様々な方法が用いられている。この様な
方法の中で、ネットワークの効率を犠牲にするものの干
渉の発生をなくし、確実な伝送を実現できる方式が提案
されている。それは、予め定められた順位に従って各基
地局が制御チャネルを利用する方法〔平2-143629] であ
る。
【0004】つまり、予め定められた順位に従って制御
局が基地局に制御チャネルの使用権を与えることにより
各基地局が制御チャネルを順次使用するようにした方法
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、無線LAN
で用いられる無線回線では一般的にその品質が変化し、
品質が劣化した場合には再送処理などにより伝送時間が
著しく増加することがある。例えば、基地局Aと移動局
間での無線データ伝送において再送処理等により伝送終
了となるまでの伝送時間が増加し、次の基地局Bと移動
局間での伝送の方が早く終了することが生ずる。この様
な場合、上述のような従来の無線LANシステムにおい
ては、予め定められた固定順位に従って各基地局が制御
チャネルを利用するため、次回においても基地局Bより
基地局Aの方が先に制御チャネルを使用する権利が割り
付けられる。
【0006】従って、基地局Aの無線伝送が終了してか
ら次に基地局Aに制御チャネルが割当られるまでの時間
は、基地局Bの無線伝送が終了してから次に基地局Bに
制御チャネルが割当られるまでの時間よりも短いことに
なる。
【0007】ところで、無線回線として用いる構内無線
や特定小電力無線では、基地局と移動局間の無線伝送に
おいては、1つの局における無線伝送が完了すると、そ
の局が次に無線伝送をする場合には、2秒間の間隔(送
信休止時間)を設けなければならない。また、基地局A
の無線伝送が終了してから次に制御チャネルが割当られ
るまでの時間が2秒よりも短くなることがある。その場
合には、制御チャネルを割当られても、その2秒が経過
するまでは、無線伝送を行うことができず、その2秒が
経過するまで待機しなければならない。
【0008】さらに、前回において基地局Aよりも早く
無線伝送を終了している基地局Bは、送信休止時間もそ
れだけ早く終了することになり、早く制御チャネルが割
り当てられれば無線伝送を開始できるにも拘わらず、基
地局Aが制御チャネルを使い終わるまで待機させられる
ことになる。
【0009】このことは、基地局Aの待ち時間が、他の
基地局B等にも波及し、他の基地局への制御チャネルの
割当時期が基地局Aのために遅延するという問題があ
る。このように、1つの基地局での無線伝送に時間がか
かった場合には、その影響がシステム全体に及ぶという
ことになり、他の移動局へのアクセスが遅れるという問
題がある。
【0010】本発明は上記問題点を解決するために成さ
れたものであり、無線LANシステムにおいて、一定時
間内での移動局への確実な情報伝送を可能とすることで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、バス状の有線回線に接続された制御局
と複数の基地局と、基地局に対して無線回線により通信
を行う複数の移動局とを有し、制御局は基地局にデータ
を送出すると共に、順次、基地局に無線回線の制御チャ
ネルの使用権を付与し、その使用権の付与された基地局
は移動局に対して無線回線により通信を行い、正常な通
信の完了後に伝送終了信号を制御局に送出するようにし
た無線LANシステムにおいて、制御局に、基地局に制
御チャネルの使用権を付与する順位を規定した順位デー
タを記憶した順位データ記憶手段と、基地局から伝送終
了信号を受信し、その伝送終了信号の受信される基地局
の順に順位データ記憶手段に記憶されている順位データ
を変更する順位変更手段と、順位データ記憶手段に記憶
されている順位データに従って基地局に制御チャネルの
使用権を付与する制御チャネル制御手段とを設けたこと
である。
【0012】
【作用】このように、本発明では、制御局は、移動局か
ら基地局を介して伝送された伝送終了信号を受け取った
順に基地局に制御チャネルの使用権を付与するようにし
ている。従って、制御チャネルの使用権が付与される基
地局の順序は、無線回線における伝送を早く終了した基
地局の順序と同一となる。
【0013】
【発明の効果】このように制御チャネルの使用権が、前
回の無線伝送において無線回線における伝送を早く終了
した基地局の順序に従って与えられる。よって、制御チ
ャネルの使用権は無線回線の使用禁止時間(2秒)が早
く終了する基地局の順に与えられることになるために、
固定順位で各基地局に制御チャネルの使用権を付与して
いる従来のシステムのように、ある基地局において2秒
の無線回線の使用禁止時間が経過するまでに次順位以降
の基地局の使用禁止時間が終了してしまうことによる無
駄な待機がなくなる。よって、システム全体として、デ
ータの移動局への送信時間が短縮される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例に係る無線LANシス
テムの構成を示したものである。この無線LANシステ
ムは、図1に示すように、バス状の有線回線10と、こ
の有線回線10に接続され制御局CSおよび複数の基地
局BS1 〜BSn と、それらの基地局BS1 〜BSn と
無線回線11で結ばれる少なくとも1つの移動局MS1
〜MSm とを基本的に備えている。
【0015】制御局CSは、図2に示すように、移動局
MS1 〜MSm に伝送すべき情報を入力する伝送データ
入力部21、入力された情報を有線回線に送出するまで
の間蓄積しておくデータ伝送メモリ22、有線回線10
に情報を送出する有線送信部23、有線回線10から情
報を取り込む有線受信部24と、制御チャネルの使用権
を与えるべき基地局の順位を規定している順位データを
記憶する順位データ記憶手段25と、順位データ記憶手
段25に記憶されている順位データを変更する順位変更
手段26と、順位データ記憶手段25に記憶されている
順位データに従って基地局に制御チャネルの使用権を付
与する制御チャネル制御手段27とで構成されている。
【0016】制御局CSは本実施例では具体的には図3
に示すコンピュータシステムで構成されている。即ち、
データの伝送を制御するCPU30と制御プログラムを
記憶したROM31と各種のデータを記憶するRAM2
0と有線回線に対してデータを送信及び受信する通信イ
ンタフェース33と外部からデータを入力する入出力イ
ンタフェース32とで構成されている。又、RAM20
には伝送データを記憶する伝送データメモリ22と順位
データを記憶する順位データメモリ25とが形成されて
いる。又、基地局BS、移動局MSも、制御局CSと同
様にコンピュータシステムを備えている。
【0017】これらの構成を有する無線LANシステム
での情報伝送の方法を、有線回線10としてJIS C 6362
(基地形データ伝送制御手順)で規定されている回線
を、無線回線として小電力無線をそれぞれ用いる場合を
対象として説明する。制御局(CS)からのデータをま
ず基地局BS1 〜BSn に伝送する。更に、そのデータ
は無線回線11で、各基地局BS1 〜BSn から移動局
MS1 〜MSm へ伝送される。但し、基地局BSはそれ
ぞれの通信エリア(セル)内の移動局MSに対してデー
タを伝送する。ここで、基地局BSは有線回線10にお
ける子局としての動作と無線回線11での親局としての
動作とを併せて行っている。
【0018】なお、ここで用いる有線回線10はバス形
式のネットワークで、予め決めた基地局BSの通信順位
に従って制御局CS−基地局BS間でのデータ伝送が周
期的に行われる。この様な伝送の制御は制御局CSによ
って行われる。一方、無線回線11では、パケット形式
でデータを送受する。その構成は基地局BSから移動局
MSへの伝送の場合(下り)と移動局MSから基地局B
Sへの場合(上り)とでは異なる。
【0019】下りでは制御局CSからのデータが伝送さ
れ、上りではそれに対する応答だけが伝送される。な
お、下りでは制御チャネルでの呼出(基地局BSの識別
符号、宛先の移動局MSの識別符号)に続いて、データ
チャネルでのデータ伝送が行われる。そこでは、無線回
線11での伝送が開始するまでに有線回線10で送られ
てきたいくつかのデータが一度に送信される。また、伝
送されるデータの識別番号も併せて送信される。
【0020】図4は、有線回線10及び無線回線11を
用いて行われるデータ伝送の手順を示したタイミングチ
ャートであり、図5及び図6は制御局CSで使用されて
いるCPU30の処理手順を示したフローチャートであ
る。ステップ100では、外部から伝送データの入力要
求が有るか否かが判定され、伝送データの入力要求が有
れば、ステップ102において、その入力データが伝送
データメモリ22に記憶される。
【0021】次に、ステップ104において、伝送デー
タメモリ22に記憶されている伝送データのなかで、定
められた伝送デ−タ番号に対応する伝送デ−タが有線回
線10に送出され、次のステップ106で送出先の基地
局BSから伝送データの受信を示す応答信号Ack が受信
されたか否かが判定される。応答信号Ack が受信されな
かった場合には、ステップ104に戻り、その基地局B
Sに対する伝送データの送信が再度行われる。その再送
が所定回数行われた場合や、応答信号Ack が受信された
場合には、ステップ108に移行して、制御チャネルが
使用可能状態であることを示すPc送出フラグがオンで
あるか否かが判定され、オンならばステップ114に移
行する。
【0022】一方、Pc送出フラグがオフである場合に
は、使用権Pcがいずれかの基地局BSに付与されてお
りその使用権Pcが制御局CSに戻されているか否かが
ステップ110で判定され、制御局CSで受信されてい
ればステップ112において、Pc送出フラグがオン、
すなわち制御チャネルが使用可能状態とされる。
【0023】次にステップ114では、基地局BSから
後述する伝送終了信号Etが受信されたか否かが判定さ
れ、伝送終了信号Etが受信されていない場合には、ステ
ップ118に移行して全ての基地局BSに対して伝送デ
ータの送出が完了した否かが判定される。全基地局BS
に対するデータの送出が完了していない場合には、ステ
ップ120において送出先の基地局BSを次の基地局B
Sとして、ステップ104に戻り伝送データの送出が行
われる。
【0024】一方、全基地局BSに対するデ−タの送出
が完了した場合には、ステップ122に移行して次に伝
送すべき伝送デ−タ番号が更新される。このようにし
て、図4の(a)の第1周期に示すように、制御局CS
から基地局BSへは伝送データ(Infi ) が伝送され、
基地局BSから制御局CSへは、その伝送データの受信
を示す応答信号Ack が伝送される。尚、ステップ114
で伝送終了信号Etが受信された場合(ステップ116)
の処理については後述する。
【0025】尚、移動局MSはどの基地局BSの発信す
る信号を受信できるか不明であるため、1制御周期の
間、全ての基地局BSに対して同一の伝送データ(Inf
i ) が伝送される。伝送データ(Infi ) がの伝送が完
了すると、その伝送データ(Infi ) は伝送データメモ
リ22から消去される。
【0026】次に、ステップ124において、制御チャ
ネルが使用可能であることを示すPc送出フラグがオンな
らば、ステップ126以下の制御チャネル使用権信号P
cを付与するための手順が実行される。一方、Pc送出
フラグがオフならば制御チャネルがいずれかの基地局B
Sで使用されていることになり、ステップ100に戻り
伝送デ−タ送信のための手順が実行される。
【0027】ステップ126においては、順位デ−タメ
モリ25に記憶されている順位テーブルのデータに従っ
て、制御チャネルの使用権を与える基地局BSには使用
権信号Pcを、制御チャネルの使用を禁止する基地局BS
には送るべきデ−タが無いことを示す信号Non を有線回
線10に送出する。この順位テ−ブルの初期値は図7の
(a)に示すように、基地局MS1 〜MSn の順位に設
定されている。そして、ステップ126で使用権信号Pc
を送出する場合には、この時点でこの順位テーブルの先
頭欄に記憶されている基地局が使用権の付与される基地
局となる。
【0028】次、ステップ128で、使用権信号Pc又は
Non に対する各基地局BSからの応答信号Ack が受信さ
れたか否かが判定され、応答信号Ack が受信されない場
合には、ステップ126へ移行して同一データの再送処
理が実行される。その再送が所定回数行われた場合や、
Ack 信号が受信された場合には、ステップ130で送出
した信号がPcかNon かが判定され、Non であればステ
ップ136へ移行する。一方、送出信号がPcであれ
ば、ステップ132でPc送出フラグがオンにされ、制
御チャネルが他の基地局BSで同時に使用されないよう
にする。さらに、ステップ134で、図7の(b)に示
すように、使用権Pcの付与された先頭の基地局BSの番
号が順位テーブルから削除され、1欄づつ順位が繰上げ
られる。
【0029】次に、ステップ136,138,140で
はそれぞれ上述したステップ108,110,112と
同じ動作が実行されステップ142に移行する。ステッ
プ142においては、基地局BSから後述する伝送終了
信号Etが受信されたか否かが判定される。伝送終了信号
Etが受信されていない場合には、ステップ146におい
て全基地局に対して使用権Pc又はNon が送出されたか否
かが判定され、全基地局に対して送信未完了の場合には
ステップ148で使用権Pc又はNon の送信対象を次の基
地局として、ステップ126に戻り、次の基地局BSに
対して使用権Pc又はNon のデータが送信される。
【0030】このような制御の結果、図4の(a)の第
2周期に示すように、制御局CSから1つの基地局BS
に対して使用権信号Pcと他の基地局BSに対してNon が
伝送され、各基地局BSから制御局CSには応答信号Ac
k が伝送される。図4では、基地局BSj に対して使用
権信号Pcが送出されている。
【0031】尚、ステップ142で伝送終了信号Etの受
信が完了したと判定された場合には、後述する処理(ス
テップ144)が実行される。又、ステップ146で全
基地局に対する送信が終了したと判定された場合に
は、、ステップ100に戻り上述の処理手順と同様に、
次の番号の伝送データの送信手順から繰り返し実行され
る。
【0032】これにより、図4の(a)の第3周期及び
第4周期に示すように伝送データI、使用権信号Pc及び
Non が制御局CSから基地局BSへ送出され、基地局B
Sから制御局CSへは、応答信号Ack 、伝送終了信号Et
が送出される。
【0033】ステップ114又はステップ142で、伝
送終了信号Etが受信されたと判定された場合には、ステ
ップ116、144において、順位テーブルの空欄の先
頭に伝送終了信号Etを送信した基地局BSの番号が記録
される。例えば、図4の(a)では、第4周期において
基地局BSj から送出された伝送終了信号Etが受信され
ている。よって、この時、順位テーブルには、図7の
(c)に示すように、順位テーブルの空白となっている
空欄の先頭に基地局BSj の番号j が記憶される。又、
この時、図4の第4周期で、次に使用権が付与されるの
は基地局BSj+1であるから、順位テーブルの先頭欄はj
+1 となっている。
【0034】このようにして、基地局には、その時の順
位テーブルに記録されている優先順に制御チャネルの使
用権が付与される。そして、その順位テーブルは基地局
から送られてくる伝送終了信号Etを受信する順番に書き
換えられる。
【0035】一方、無線回線11では制御局CSから送
出されてきたデータを蓄積して、その蓄積データについ
て基地局BS−移動局MS間でデータ伝送が行われる。
この回線によるデータ伝送は制御局CSから使用権信号
Pcを受け取った基地局BSだけに許可される。使用権信
号Pcを受け取った基地局BSは2秒間の送信休止期間の
終了を確認した上で、それまでに基地局BSから受け取
っていた全てのデータを移動局MSに伝送する。ここ
で、使用権信号PcおよびNon はその対象とはならない。
基地局BSにおいて伝送するべきデータが無い場合にも
その旨のデータを伝送することにする。この様な伝送す
べきデータの有無、基地局BSの識別符号、データチャ
ネルの指定などがデータ伝送の前に制御チャネルを用い
て伝送される。従って、基地局BSでの伝送すべきデー
タの有無に関わらず、全ての基地局BSで制御チャネル
を用いた伝送が順次行われることになる。
【0036】従って、この制御チャネルの信号強度を移
動局MSにおいて調べることによって、特別な手順を用
いてタイミング調整を行うことなく位置検出ができるこ
とになる。なお、この位置検出は移動局MS自身がどの
基地局BSの通信エリア内に存在しているかを認識し、
その基地局BSからの情報を受信するようにするために
行うものである。そこで、全ての移動局MSは常に制御
チャネルを受信し、その強度およびそれにより伝送され
る基地局BSの識別符号を調べ、最大の強度が得られた
基地局BSの識別符号およびその時の強度を記憶するよ
うにする。
【0037】その記憶している識別符号と受信したそれ
とが同じであれば、続いてデータチャネルで伝送される
データを受信し、自己宛のものがあれば取り込む。更
に、そのデータ番号が以前に受信したものと同じでない
ことを確認し、引き続きその番号とデータ誤りの有無を
基地局BSに返送する。ただし、受信したデータの中に
自己宛のものが無ければ基地局BSに対して何も返送す
る必要はない。なお、データ誤りが検出された場合に
は、予め決められた回数以下で正常受信されるまで伝送
が繰り返される。伝送が繰り返された後にまだ誤りが検
出されたデータは廃棄することにする。基地局BSは全
てのデータを送信した後に移動局MSが応答を返送する
のに必要となる時間だけ待ち、有線回線を用いて伝送終
了信号Etを制御局CSに伝送する。その時に移動局MS
に正常受信されたデータの番号も合わせて伝送する。
【0038】以上のように、本実施例によれば、制御局
CSが、移動局MSへのデータ伝送の終了が早く終了し
た基地局BSの順に、次回の制御チャネルの使用権を与
えるようにして、順位をデータ伝送の状況に応じて適応
的に変更するので、1つの基地局で通信時間が増加して
もそれが他の基地局の伝送開始を遅らせることがなく、
定められた時間内に確実に情報を移動局へ伝送すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な一実施例に係る無線LANシ
ステムの構成である。
【図2】同実施例装置の制御局の構成図である。
【図3】同実施例システムの制御局のより具体的な構成
図。
【図4】同実施例システムの制御手順を説明するタイミ
ングチャート。
【図5】同実施例システムの制御局のCPUの処理手順
を示したフローチャート。
【図6】同実施例システムの制御局のCPUの処理手順
を示した図5に続くフローチャート。
【図7】同実施例システムの制御局における順位データ
メモリに形成されている順位テーブルの構成図。
【符号の説明】
10…有線回線 11…無線回線 20…RAM 22…伝送メモリ 25…順位データメモリ(順位データ記憶手段) CS…制御局 BS…基地局 MS…移動局 ステップ114,116,130,134…順位変更手
段 ステップ124〜148…制御チャネル制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/22 7/24 7/26 7/30 7831−5K H04L 11/00 310 B 7605−5K H04Q 7/04 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バス状の有線回線に接続された制御局と複
    数の基地局と、前記基地局に対して無線回線により通信
    を行う複数の移動局とを有し、前記制御局は前記基地局
    にデータを送出すると共に、順次、前記基地局に前記無
    線回線の制御チャネルの使用権を付与し、その使用権の
    付与された前記基地局は前記移動局に対して前記無線回
    線により通信を行い、正常な通信の完了後に伝送終了信
    号を前記制御局に送出するようにした無線LANシステ
    ムにおいて、 前記制御局は、 前記基地局に前記制御チャネルの使用権を付与する順位
    を規定した順位データを記憶した順位データ記憶手段
    と、 前記基地局から前記伝送終了信号を受信し、その伝送終
    了信号の受信される前記基地局の順に前記順位データ記
    憶手段に記憶されている前記順位データを変更する順位
    変更手段と、 前記順位データ記憶手段に記憶されている前記順位デー
    タに従って前記基地局に前記制御チャネルの使用権を付
    与する制御チャネル制御手段とを有することを特徴とす
    る無線LANシステム。
JP5354576A 1993-12-27 1993-12-27 無線lanシステム Pending JPH07202793A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5354576A JPH07202793A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 無線lanシステム

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JP5354576A Pending JPH07202793A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 無線lanシステム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009027669A (ja) * 2007-07-24 2009-02-05 Panasonic Corp 近距離通信装置及び近距離通信システム並びに近距離通信方法

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JP2009027669A (ja) * 2007-07-24 2009-02-05 Panasonic Corp 近距離通信装置及び近距離通信システム並びに近距離通信方法

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