JPH0720196U - 遠赤外線布団乾燥マット - Google Patents

遠赤外線布団乾燥マット

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JPH0720196U
JPH0720196U JP5469293U JP5469293U JPH0720196U JP H0720196 U JPH0720196 U JP H0720196U JP 5469293 U JP5469293 U JP 5469293U JP 5469293 U JP5469293 U JP 5469293U JP H0720196 U JPH0720196 U JP H0720196U
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far
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、小型で軽量でしかも折り畳むこと
ができる遠赤外線布団乾燥マットを提供するものであ
る。 【構成】 コードヒーター(12)は第1不織布(1
4)と第2不織布(16)とによって挟まれた状態で接
着されている。コードヒーター(12)の一端部(12
A)には電気コード(18)の一端部(18A)が接続
されている。コードヒーター(12),第1不織布(1
4)及び第2不織布(16)は袋体(24)に収容され
るようになっている。この袋体(24)は第1シート部
(26)と第2シート部(28)により形成されてい
る。袋体(24)の第1シート部(26)の表面(26
A)には遠赤外線を輻射する遠赤外線パウダー(30)
が練り込まれている。また、第2シート部(28)の表
面(28A)にも第1シート部(26)と同様に遠赤外
線パウダー(30)が練り込まれている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、布団を遠赤外線で乾燥させる遠赤外線布団乾燥マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から布団乾燥機は知られているが、従来の布団乾燥機は布団に熱風を送り 込んで布団を乾燥させる構造であるため、熱風を送り込む装置等が不可欠である 。 このため、従来の布団乾燥機は大型となり嵩張って重量が重く、取扱や持ち運 びに不便である。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 本考案は、上記の問題点を解決するために開発したものであり、小型で軽量で しかも折り畳むことができる遠赤外線布団乾燥マットを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、ヒーター部と、このヒーター部を挟むように配設され て前記ヒーター部を覆うシート状のヒーター部覆い体と、前記ヒーター部及びヒ ーター部覆い体を収納する袋体と、この袋体に練り込み又は塗布された遠赤外線 輻射剤と、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【作用】
請求項1の考案は、遠赤外線布団乾燥マットを使用する場合は、まず、乾燥さ せる布団と布団との間に遠赤外線布団乾燥マットを配設する。そして、ヒーター 部を加熱させるとヒーター部の熱はヒーター部覆い体を通過して袋体に伝わる。 これにより、袋体に練り込み又は塗布されている遠赤外線輻射剤が熱をおびて、 遠赤外線輻射剤は遠赤外線を輻射して布団を乾燥させる。
【0006】
【実施例】
図1乃至図4には本考案に係る遠赤外線布団乾燥マット(10)の一実施例が 示されている。 図2に示すように、ヒーター部としてのコードヒーター(12)の下面はヒー ター部覆い体としての第1断熱材シート(14)の一面(14A)に熱溶着や両 面テープ等により蛇行した状態で接着されている。また、図3に示すように、前 記コードヒーター(12)の上面はヒーター部覆い体としての第2断熱材シート (16)が覆い被されて第2断熱材シート(16)の一面(16A)に熱溶着や 両面テープ等により接着されている。従って、前記コードヒーター(12)は第 1断熱材シート(14)と第2断熱材シート(16)によって両面から挟まれる ようになっている。なお、実施例の第1断熱材シート(14)及び第2断熱材シ ート(16)は、公知の断熱材を用いてシート状に形成したものである。 図1及び図2に示すように、前記コードヒーター(12)の一端部(12A) には電気コード(18)の一端部(18A)が接続されている。また、電気コー ド(18)の他端部(18B)にはプラグ(20)が取り付けられると共に、電 気コード(18)の中間部にはタイマー装置(22)が設けられている。従って 、タイマー装置(22)を使用することにより、任意の時間にコードヒーター( 12)をオンしたり、あるいはコードヒーター(12)をオフしたりすることが できる。なお、この実施例では安全面から前記コードヒーター(12)をオンし た場合は最高でも摂氏50度から60度の範囲内に加熱されるようになっている 。 前記コードヒーター(12),第1断熱材シート(14)及び第2断熱材シー ト(16)は図4に示す袋体(24)に収容されるようになっている。この袋体 (24)はポリエチレン又はナイロンで形成された第1シート部(26)と第2 シート部(28)の三辺を熱溶着することにより袋状に形成され、前記コードヒ ーター(12),第1断熱材シート(14)及び第2断熱材シート(16)を収 容した後に残りの一辺を熱溶着して密閉されるようになっている。また、第1断 熱材シート(14)及び第2断熱材シート(16)の中間部(A),(B)も熱 溶着され第1断熱材シート(14)と第2断熱材シート(16)とが中間部で互 いに離間しないようになっている。 図1に示すように前記袋体(24)の第1シート部(26)の角部には図示し ない孔が形成されていて前記電気コード(18)の一端部(18A)が挿入され ている。 前記袋体(24)の第1シート部(26)の表面(26A)には遠赤外線を輻 射する遠赤外線輻射剤としての遠赤外線パウダー(30)が練り込まれている。 この遠赤外線パウダー(30)は公知の遠赤外線パウダーでよいが、この実施例 ではアルミナを主体としてジルコニア,シリカ,チタン,炭化珪素等を混合して セラミック粉体を生成し、更に、磁鉄鉱(磁鉄鉱は入れない場合もある)の粉体 又はヘライトを混入して焼成し、一旦硬化させた後に、微小粉末に加工したもの で、これに結合材として適宜のバインダーを混入して形成している。また、図示 しないが第2シート部(28)の表面(28A)にも第1シート部(26)と同 様に前記遠赤外線パウダー(30)が練り込まれている。
【0007】 次に、実施例の作用について説明する。 遠赤外線布団乾燥マット(10)を使用する場合は、まず、乾燥させる布団と 布団との間に遠赤外線布団乾燥マット(10)を配設する。そして、電気コード (18)のプラグ(20)をコンセントに差し込む。これにより、コードヒータ ー(12)が熱くなるので、第1シート部(26)の表面(26A)及び第2シ ート部(28)の表面(28A)に練り込まれている遠赤外線パウダー(30) に伝わる。 この結果、遠赤外線パウダー(30)は受熱して遠赤外線を輻射することによ り布団を乾燥させる。しかも、遠赤外線は波長が長いので布団の芯部から乾燥さ せることができる。 なお、この遠赤外線布団乾燥マット(10)は軽量で嵩張らないので持ち運び や使用を容易に行うことができる。また、遠赤外線布団乾燥マット(10)はマ ット状であるので、折り畳むことができ保管に場所を取らない。 なお、遠赤外線布団乾燥マット(10)を折り畳む場合は前記第1シート部( 26)の表面(26A)及び第2シート部(28)の表面(28A)の一端部( A)と中間部(B)の間及び中間部(B)と他端部(C)との間を折り曲げれば より折り曲げ易い。
【0008】 また、図5に示すように第1断熱材シート(14)の一面(14A)及び第2 断熱材シート(16)の一面(16A)にそれぞれアルミ(36)を塗布して、 この状態でコードヒーター(12)を挟むようにしてもよい。この場合はアルミ (36)を塗布したので熱伝導を高くできるという利点がある。
【0009】 なお、図6に示すように第1断熱材シート(14)と第2断熱材シート(16 )を分割(例えば3分割)して分割した第1断熱材シート(14)と第2断熱材 シート(16)とでそれぞれコードヒーター(12)を挟むようにしてもよい。 複数のコードヒーター(12)同士を接続するため接続コード(12A)が設け られている。 この場合は、図7に示すように前記第1シート部(26)と第2シート部(2 8)は一つの側辺を除いた辺及び中間部(A),(B)で熱接着されてポケット 部(40),(42),(44)が形成されている。これらポケット部(40) ,(42),(44)にはそれぞれ第1断熱材シート(14),第2断熱材シー ト(16),コードヒーター(12)が収納されるようになっている。そして、 前記ポケット部(40),(42),(44)に第1断熱材シート(14),第 2断熱材シート(16),コードヒーター(12)が収容された後に一つの側辺 が熱溶着されるようになっている。 この場合、コードヒーター(12)とコードヒーター(12)との間で遠赤外 線布団乾燥マット(10)を折り畳むようにすればコードヒーター(12)が邪 魔にならないので、より遠赤外線布団乾燥マット(10)を折り畳み易くできる 。
【0010】 なお、実施例では第1シート部(26)と第2シート部(28)をポリエチレ ンで形成したが、耐熱樹脂等で形成してもよい。 また、実施例では前記第1シート部(26)の表面(26A)及び第2シート 部(28)の表面(28A)に遠赤外線パウダー(30)を練り込んだものを示 したが、前記第1シート部(26)及び第2シート部(28)に遠赤外線パウダ ー(30)を塗布(たとえばプリント加工)してもよい。 なお、実施例の第1断熱材シート(14)及び第2断熱材シート(16)の代 わりに、木綿あるいはレーヨン、ポリエステル等の合成繊維を接着乾燥させて製 造した公知の不織布を用いてもよい。 また、実施例では電気コード(18)の中間部にタイマー装置(22)を設け たが、必ずしも電気コード(18)にタイマー装置(22)を設けなくてもよい 。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る遠赤外線布団乾燥マットは、小型で軽量であ ると共にマット状であるため折り畳むことができるので使用や持ち運びが容易で 、しかも保管に場所を取らないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る遠赤外線布団乾燥マットの全体斜
視図である。
【図2】実施例に係る遠赤外線布団乾燥マットのコード
ヒーターを第1断熱材シートに接着した状態図である。
【図3】実施例に係る遠赤外線布団乾燥マットのコード
ヒーターを第1断熱材シートと第2断熱材シートとで挟
んだ状態の断面図である。
【図4】実施例に係る遠赤外線布団乾燥マットの袋体の
全体斜視図である。
【図5】他の実施例に係る遠赤外線布団乾燥マットのコ
ードヒーターを第1断熱材シートと第2断熱材シートと
で挟んだ状態の断面図である。
【図6】他の実施例に係る遠赤外線布団乾燥マットのコ
ードヒーターを第1断熱材シートに接着した状態図であ
る。
【図7】他の実施例に係る遠赤外線布団乾燥マットの袋
体の全体斜視図である。
【符号の説明】
(10)・・・遠赤外線布団乾燥マット (12)・・・コードヒーター (14)・・・第1断熱材シート (16)・・・第2断熱材シート (24)・・・袋体 (30)・・・遠赤外線パウダー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーター部と、このヒーター部を挟むよ
    うに配設されて前記ヒーター部を覆うシート状のヒータ
    ー部覆い体と、前記ヒーター部及びヒーター部覆い体を
    収納する袋体と、この袋体に練り込み又は塗布された遠
    赤外線輻射剤と、を有してなることを特徴とする遠赤外
    線布団乾燥マット。
JP1993054692U 1993-09-14 1993-09-14 遠赤外線布団乾燥マット Expired - Lifetime JP2553764Y2 (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102912510A (zh) * 2008-05-28 2013-02-06 瑟尔瑞株式会社 导电垫及其制造方法

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JPS6426396U (ja) * 1987-08-04 1989-02-14
JPH0172895U (ja) * 1987-10-31 1989-05-16

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