JPH0720124A - 血液細胞分析装置 - Google Patents
血液細胞分析装置Info
- Publication number
- JPH0720124A JPH0720124A JP16761993A JP16761993A JPH0720124A JP H0720124 A JPH0720124 A JP H0720124A JP 16761993 A JP16761993 A JP 16761993A JP 16761993 A JP16761993 A JP 16761993A JP H0720124 A JPH0720124 A JP H0720124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood cell
- candidate
- blood
- cells
- cell type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 血液細胞を分類する上での検査の迅速化、省
力化を実現する血液細胞分析装置を提供する。 【構成】 スライドグラス1a上に塗抹した血液細胞を
拡大する自動顕微鏡3と、その顕微鏡画像を撮像するカ
ラーTVカメラ6と、カメラ6の画像から血液細胞の血
球の特徴パラメータを抽出する特徴パラメータ抽出部9
と、この抽出部9によって得られた血球の特徴パラメー
タと予め設定してある特徴パラメータとを比較し、血球
の種類を分類すると共にその血球を計数する識別分類処
理部10とを備え、更に識別分類処理部10で分類不可
能であった血球を、予め1種以上設定しておいた候補血
球種別に分類する候補血球種別分類手段と、この候補血
球種別分類手段で分類された血球を候補血球種別ごとに
計数する候補血球種別計数手段と、計数したスライドグ
ラスごとに、予め設定された条件によりレビューの要・
不要を判定する判定手段とを備える。
力化を実現する血液細胞分析装置を提供する。 【構成】 スライドグラス1a上に塗抹した血液細胞を
拡大する自動顕微鏡3と、その顕微鏡画像を撮像するカ
ラーTVカメラ6と、カメラ6の画像から血液細胞の血
球の特徴パラメータを抽出する特徴パラメータ抽出部9
と、この抽出部9によって得られた血球の特徴パラメー
タと予め設定してある特徴パラメータとを比較し、血球
の種類を分類すると共にその血球を計数する識別分類処
理部10とを備え、更に識別分類処理部10で分類不可
能であった血球を、予め1種以上設定しておいた候補血
球種別に分類する候補血球種別分類手段と、この候補血
球種別分類手段で分類された血球を候補血球種別ごとに
計数する候補血球種別計数手段と、計数したスライドグ
ラスごとに、予め設定された条件によりレビューの要・
不要を判定する判定手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液細胞の血球を分類
すると共に計数し、分類不可能である血球も候補血球種
別に分類・計数する血液細胞分析装置に関する。
すると共に計数し、分類不可能である血球も候補血球種
別に分類・計数する血液細胞分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の血液細胞分析装置において、血球
種別に自動分類できなかった血液細胞(以下、UNC細
胞と呼ぶ)が在る場合、自動分類時にその画像又はその
標本上の位置を記憶し、後でまとめて検査技師が画像を
再現して、その種別を目視により分類し、これを自動分
類の結果に追加したものを最終分類結果としている(以
下、この作業をレビューと呼ぶ)。
種別に自動分類できなかった血液細胞(以下、UNC細
胞と呼ぶ)が在る場合、自動分類時にその画像又はその
標本上の位置を記憶し、後でまとめて検査技師が画像を
再現して、その種別を目視により分類し、これを自動分
類の結果に追加したものを最終分類結果としている(以
下、この作業をレビューと呼ぶ)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
血液細胞分析装置では、全てのUNC細胞を記憶し、再
現するため、全ての細胞について目視分類すると検査技
師によるレビュー時間が多大なものとなり、自動化本来
の目的である、検査の迅速化、省力化が損なわれる問題
点がある。
血液細胞分析装置では、全てのUNC細胞を記憶し、再
現するため、全ての細胞について目視分類すると検査技
師によるレビュー時間が多大なものとなり、自動化本来
の目的である、検査の迅速化、省力化が損なわれる問題
点がある。
【0004】従って、本発明は、このような従来の問題
点に着目してなされたものであり、血液細胞を分類する
上での検査の迅速化、省力化を実現する血液細胞分析装
置を提供することを目的とする。
点に着目してなされたものであり、血液細胞を分類する
上での検査の迅速化、省力化を実現する血液細胞分析装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するために、本発明の血液細胞分析装置は、スライドグ
ラス上に塗抹した血液細胞を拡大する顕微鏡と、その顕
微鏡画像を撮像するテレビカメラと、このテレビカメラ
の画像から血液細胞の血球の特徴パラメータを抽出する
特徴パラメータ抽出手段と、この特徴パラメータ抽出手
段によって得られた特徴パラメータと予め設定してある
特徴パラメータとを比較し、血球の種類を分類すると共
にその血球を計数する分類・計数手段とを備える装置に
おいて、前記分類・計数手段で特定の血球種に分類不可
能であった血球を、予め1種以上設定しておいた候補血
球種別に分類する候補血球種別分類手段と、この候補血
球種別分類手段で分類された血球を候補血球種別ごとに
計数する候補血球種別計数手段と、計数したスライドグ
ラスごとに、予め設定された条件によりレビューの要・
不要を判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
するために、本発明の血液細胞分析装置は、スライドグ
ラス上に塗抹した血液細胞を拡大する顕微鏡と、その顕
微鏡画像を撮像するテレビカメラと、このテレビカメラ
の画像から血液細胞の血球の特徴パラメータを抽出する
特徴パラメータ抽出手段と、この特徴パラメータ抽出手
段によって得られた特徴パラメータと予め設定してある
特徴パラメータとを比較し、血球の種類を分類すると共
にその血球を計数する分類・計数手段とを備える装置に
おいて、前記分類・計数手段で特定の血球種に分類不可
能であった血球を、予め1種以上設定しておいた候補血
球種別に分類する候補血球種別分類手段と、この候補血
球種別分類手段で分類された血球を候補血球種別ごとに
計数する候補血球種別計数手段と、計数したスライドグ
ラスごとに、予め設定された条件によりレビューの要・
不要を判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の装置は、候補血球種別分類手段、候補
血球種別計数手段及び判定手段を備えているため、分類
・計数手段で分類不可能であった血球を、単にまとめて
UNC細胞とせず、予め1種以上設定しておいた候補血
球種別(細分されたUNC細胞種別)に候補血球種別分
類手段で分類すると共に、UNC細胞種別ごとに候補血
球種別計数手段で計数し、更に計数したスライドグラス
ごとに、予め設定しておいた条件によりレビューの要・
不要を判定手段で判定する。即ち、本発明の装置は、予
め候補血球種別を臨床上レビューの必要性に応じて幾つ
かにランク分けし、そのランクに血球を分類計数し、レ
ビューの要否を判定するものである。
血球種別計数手段及び判定手段を備えているため、分類
・計数手段で分類不可能であった血球を、単にまとめて
UNC細胞とせず、予め1種以上設定しておいた候補血
球種別(細分されたUNC細胞種別)に候補血球種別分
類手段で分類すると共に、UNC細胞種別ごとに候補血
球種別計数手段で計数し、更に計数したスライドグラス
ごとに、予め設定しておいた条件によりレビューの要・
不要を判定手段で判定する。即ち、本発明の装置は、予
め候補血球種別を臨床上レビューの必要性に応じて幾つ
かにランク分けし、そのランクに血球を分類計数し、レ
ビューの要否を判定するものである。
【0007】従って、本発明の装置によれば、レビュー
に際しては、予め判定手段に設定しておいた、候補血球
種別と候補血球種別ごとの計数値との組合せ条件によ
り、スライドグラスごとにレビューの要・不要を判定す
るので、必要なスライドグラスのみをレビューすること
ができる。このため、全てのスライドグラスのUNC細
胞をレビューしていた従来の装置に比べて、レビューが
必要なスライドグラスのUNC細胞のみをレビューすれ
ばいいので、検査の迅速化、省力化が図れる。
に際しては、予め判定手段に設定しておいた、候補血球
種別と候補血球種別ごとの計数値との組合せ条件によ
り、スライドグラスごとにレビューの要・不要を判定す
るので、必要なスライドグラスのみをレビューすること
ができる。このため、全てのスライドグラスのUNC細
胞をレビューしていた従来の装置に比べて、レビューが
必要なスライドグラスのUNC細胞のみをレビューすれ
ばいいので、検査の迅速化、省力化が図れる。
【0008】又、候補血球種別分類手段が、候補血球種
別を任意の血球種に指定できるものであることにより、
即ち各ランクの候補血球種を可変としておくことと、判
定手段における候補血球種別と候補血球種別ごとの計数
値との組合せ条件によるレビューの要・不要の判定基準
を指定できるようにしておくことにより、患者の種別、
つまり外来・入院、外科・内科等に対応してランクの内
容を変更可能になり、より検査の効率を高めることがで
き、検査の意図に応じた検査が可能となる。
別を任意の血球種に指定できるものであることにより、
即ち各ランクの候補血球種を可変としておくことと、判
定手段における候補血球種別と候補血球種別ごとの計数
値との組合せ条件によるレビューの要・不要の判定基準
を指定できるようにしておくことにより、患者の種別、
つまり外来・入院、外科・内科等に対応してランクの内
容を変更可能になり、より検査の効率を高めることがで
き、検査の意図に応じた検査が可能となる。
【0009】更には、判定手段の判定にも関係するが、
候補血球種別計数手段が、計数される最高血球数を任意
の値に指定できるものであることにより、患者や分類し
得た血球の分布異常の有無に応じて、レビューするレベ
ルを可変することができる。つまり、例えば最高血球数
を5個に設定しておき、UNC細胞の血球数が5個以下
の場合には、このUNC細胞のレビューは省略し、5個
を超えた場合にレビューすることにすればよい。この結
果、レビューをしなければならないスライドグラスが減
少することにより、UNC細胞を必要に応じて減少する
ことができ、検査技師によるレビュー時間を短縮でき
る。勿論、血球数を適正に設定することで、装置が目的
とする血球の各分類数に表れる異常検体の検出機能を損
なうことはない。
候補血球種別計数手段が、計数される最高血球数を任意
の値に指定できるものであることにより、患者や分類し
得た血球の分布異常の有無に応じて、レビューするレベ
ルを可変することができる。つまり、例えば最高血球数
を5個に設定しておき、UNC細胞の血球数が5個以下
の場合には、このUNC細胞のレビューは省略し、5個
を超えた場合にレビューすることにすればよい。この結
果、レビューをしなければならないスライドグラスが減
少することにより、UNC細胞を必要に応じて減少する
ことができ、検査技師によるレビュー時間を短縮でき
る。勿論、血球数を適正に設定することで、装置が目的
とする血球の各分類数に表れる異常検体の検出機能を損
なうことはない。
【0010】ここで、本発明の装置における自動分類原
理について述べる。実際の血球自動分類においては、血
球を、例えば棒状核好中球、分節核好中球、好酸球、好
塩基球、単球、リンパ球の成熟白血球、幼若顆粒球、芽
球、異形リンパ球、赤芽球の未成熟血球、UNC細胞の
11種類に分類する。未成熟血球は、通常、装置が対象
とする末梢血液中には通常出現せず、これらの出現はな
んらかの病変の指標となる。又、下記に示す平均的な血
球種別の分布から分かるように、血球種でもその出現頻
度は大きく異なる。
理について述べる。実際の血球自動分類においては、血
球を、例えば棒状核好中球、分節核好中球、好酸球、好
塩基球、単球、リンパ球の成熟白血球、幼若顆粒球、芽
球、異形リンパ球、赤芽球の未成熟血球、UNC細胞の
11種類に分類する。未成熟血球は、通常、装置が対象
とする末梢血液中には通常出現せず、これらの出現はな
んらかの病変の指標となる。又、下記に示す平均的な血
球種別の分布から分かるように、血球種でもその出現頻
度は大きく異なる。
【0011】棒状核好中球 7.5% 分節核好中球 47.5% 好酸球 3.0% 単球 5.0% リンパ球 36.5% 血球の自動分類論理において、血球種別に分類できなか
ったUNC細胞であっても、全くその血球種別が分類で
きないのではなく、2種類の血球のいずれかであること
は判定できるが、その2種類の血球種のうちのいずれか
であることが分からない場合が多い。
ったUNC細胞であっても、全くその血球種別が分類で
きないのではなく、2種類の血球のいずれかであること
は判定できるが、その2種類の血球種のうちのいずれか
であることが分からない場合が多い。
【0012】一方、血球の分類において、UNC細胞と
判定したものでも、レビューする必要性が高いものと低
いものがある。例えば、成熟白血球の分節核好中球又は
リンパ球のいずれかであることは分かるが、そのいずれ
かが分からない場合、その分類を正確に決定する臨床検
査上の意味は低く、一律に分類不可能としておいても、
その臨床上の弊害は少ない。これは、分節核好中球、リ
ンパ球とも、健常者において上記の比率で示すように、
その数が多数みられることによる。ところが、異形リン
パ球とリンパ球のいずれであるかは決定する必要性が高
い。これは、異形リンパ球が数パーセントでも存在する
と何らかの臨床上の異常が疑われることによる。又、棒
状核好中球、好酸球、好塩基球、単球は、中間的な臨床
的意味を持つ。
判定したものでも、レビューする必要性が高いものと低
いものがある。例えば、成熟白血球の分節核好中球又は
リンパ球のいずれかであることは分かるが、そのいずれ
かが分からない場合、その分類を正確に決定する臨床検
査上の意味は低く、一律に分類不可能としておいても、
その臨床上の弊害は少ない。これは、分節核好中球、リ
ンパ球とも、健常者において上記の比率で示すように、
その数が多数みられることによる。ところが、異形リン
パ球とリンパ球のいずれであるかは決定する必要性が高
い。これは、異形リンパ球が数パーセントでも存在する
と何らかの臨床上の異常が疑われることによる。又、棒
状核好中球、好酸球、好塩基球、単球は、中間的な臨床
的意味を持つ。
【0013】つまり、実際の血球検査においては、その
分類の候補種別により、敢えてレビューする必要の低い
血球と必ずレビューする必要のある血球が存在すること
になる。又、分節核好中球、リンパ球のような存在比率
の高い血球においても、その比率が正常範囲から逸脱し
ているときは、染色の異常等による誤認判定か、或いは
誤認判定ではなく、実際に存在し、検体の異常によるも
のかを、レビューにより明らかにしなければならない。
分類の候補種別により、敢えてレビューする必要の低い
血球と必ずレビューする必要のある血球が存在すること
になる。又、分節核好中球、リンパ球のような存在比率
の高い血球においても、その比率が正常範囲から逸脱し
ているときは、染色の異常等による誤認判定か、或いは
誤認判定ではなく、実際に存在し、検体の異常によるも
のかを、レビューにより明らかにしなければならない。
【0014】このように、UNC細胞と分類した血球で
も、レビューの必要性は、候補の血球種と、その比率に
より異なり、一様でないことが分かる。このため、本発
明の装置では、レビューの必要性のあるUNC細胞のみ
をレビューするようにしてあり、それにより検査の迅速
化と省力化が実現される訳である。なお、ランク分けの
具体例は、次に示す通りである。但し、例1,2ともに
候補血球種別を3種類に分けてある。 (例1) ランクC 未成熟血球が候補に含まれるもの ランクB ランクA、ランクC以外のもの ランクA 候補が好中球、リンパ球のいずれかである
もの (例2) ランクC 未成熟血球が候補に含まれるもの ランクB 候補が、成熟白血球のみであるもの ランクA 候補が棒状核好中球、分節核好中球、好酸
球、単球、リンパ球のいずれかであるもの
も、レビューの必要性は、候補の血球種と、その比率に
より異なり、一様でないことが分かる。このため、本発
明の装置では、レビューの必要性のあるUNC細胞のみ
をレビューするようにしてあり、それにより検査の迅速
化と省力化が実現される訳である。なお、ランク分けの
具体例は、次に示す通りである。但し、例1,2ともに
候補血球種別を3種類に分けてある。 (例1) ランクC 未成熟血球が候補に含まれるもの ランクB ランクA、ランクC以外のもの ランクA 候補が好中球、リンパ球のいずれかである
もの (例2) ランクC 未成熟血球が候補に含まれるもの ランクB 候補が、成熟白血球のみであるもの ランクA 候補が棒状核好中球、分節核好中球、好酸
球、単球、リンパ球のいずれかであるもの
【0015】
【実施例】以下、本発明の血液細胞分析装置を実施例に
基づいて説明する。その一実施例に係る装置の概略構成
ブロック図を図1に示す。装置自体の構成は、従来の装
置と大差なく、従って構成は簡潔に述べる。検査に供さ
れる血液はスライドグラス1aに塗布されており、この
スライドグラス1aを複数枚積み重ねて収容したカセッ
ト1は、オートフィーダ2とオートフィーダコントロー
ラ12によって搬送制御される。自動顕微鏡3には、オ
ートフィーダ2によってカセット1からスライドグラス
1aが1枚ずつ供給される。顕微鏡3において、ステー
ジ駆動回路13によってステージが前後左右に変位し、
ステージ上に載置されたスライドグラス1aの位置が調
整されると共に、フォーカス駆動回路14によりレンズ
系が上下に変位して、合焦位置を調整する。
基づいて説明する。その一実施例に係る装置の概略構成
ブロック図を図1に示す。装置自体の構成は、従来の装
置と大差なく、従って構成は簡潔に述べる。検査に供さ
れる血液はスライドグラス1aに塗布されており、この
スライドグラス1aを複数枚積み重ねて収容したカセッ
ト1は、オートフィーダ2とオートフィーダコントロー
ラ12によって搬送制御される。自動顕微鏡3には、オ
ートフィーダ2によってカセット1からスライドグラス
1aが1枚ずつ供給される。顕微鏡3において、ステー
ジ駆動回路13によってステージが前後左右に変位し、
ステージ上に載置されたスライドグラス1aの位置が調
整されると共に、フォーカス駆動回路14によりレンズ
系が上下に変位して、合焦位置を調整する。
【0016】顕微鏡3からの画像は、ハーフミラー4a
を介して合焦用のイメージセンサ5によって検出され、
センサ5はオートフォーカス15に接続されている。更
に画像は、ハーフミラー4bを介してカラーTVカメラ
6で撮像され、この撮像信号の一部はCPU11に直接
入力される。又、撮像信号は、A/D変換器7によって
アナログ信号からデジタル信号に変換され、画像メモリ
8に記憶される。この画像メモリ8はCPU11との入
出力のやり取りが行われる。
を介して合焦用のイメージセンサ5によって検出され、
センサ5はオートフォーカス15に接続されている。更
に画像は、ハーフミラー4bを介してカラーTVカメラ
6で撮像され、この撮像信号の一部はCPU11に直接
入力される。又、撮像信号は、A/D変換器7によって
アナログ信号からデジタル信号に変換され、画像メモリ
8に記憶される。この画像メモリ8はCPU11との入
出力のやり取りが行われる。
【0017】一方、画像メモリ8のデジタル信号に基づ
き特徴パラメータ抽出部9により血球の特徴パラメータ
が算出され、更に識別分類処理部10にて、その血球の
特徴パラメータと予め設定してある特徴パラメータとが
比較され、その血球の種類が自動分類されると共に計数
される。これらの抽出部9及び処理部10も、CPU1
1との入出力がなされる。
き特徴パラメータ抽出部9により血球の特徴パラメータ
が算出され、更に識別分類処理部10にて、その血球の
特徴パラメータと予め設定してある特徴パラメータとが
比較され、その血球の種類が自動分類されると共に計数
される。これらの抽出部9及び処理部10も、CPU1
1との入出力がなされる。
【0018】CPU11には、細胞の画像や分類結果等
を表示するRGBモニタ16と、血球種別等の入力を行
うキーボード17と、分類結果等をプリントアウトする
プリンタ18が接続されている。なお、CPU11は、
選択的に大型のホスト計算機19に接続され、得られた
分類・分析データが計算機19に送られる。次に、上記
の如く構成した装置による血液分類の処理手順のフロー
チャートを図2乃至図4に示す。この実施例では、候補
血球種別を前記例1のようにランクA,B,Cに設定し
てあるものとする。
を表示するRGBモニタ16と、血球種別等の入力を行
うキーボード17と、分類結果等をプリントアウトする
プリンタ18が接続されている。なお、CPU11は、
選択的に大型のホスト計算機19に接続され、得られた
分類・分析データが計算機19に送られる。次に、上記
の如く構成した装置による血液分類の処理手順のフロー
チャートを図2乃至図4に示す。この実施例では、候補
血球種別を前記例1のようにランクA,B,Cに設定し
てあるものとする。
【0019】図2のフローチャートにおいて、まずステ
ップ(以下、STと略す)1で全てのカセット1につい
て分析が終了したかどうかが判定される。YESである
なら、分析が終了し、NOならば分析済みのカセット1
をオートフィーダ2によって搬送すると共に、次のカセ
ット1’を検査位置まで搬送する(ST2)。そして、
1つのカセットについて全てのスライドグラス1aの検
査が終了したかが判断され(ST3)、済んでいるなら
次のカセットの検査(ST4)、即ちST1に戻る。ま
だ済んでいないならST5にて、オートフィーダ2によ
って、分類済みのスライドグラスがカセットに戻される
と共に、次のスライドグラスがステージ上に載置され
る。ステージは前後左右に変位し、ステージ上のスライ
ドグラスが位置決めされる。
ップ(以下、STと略す)1で全てのカセット1につい
て分析が終了したかどうかが判定される。YESである
なら、分析が終了し、NOならば分析済みのカセット1
をオートフィーダ2によって搬送すると共に、次のカセ
ット1’を検査位置まで搬送する(ST2)。そして、
1つのカセットについて全てのスライドグラス1aの検
査が終了したかが判断され(ST3)、済んでいるなら
次のカセットの検査(ST4)、即ちST1に戻る。ま
だ済んでいないならST5にて、オートフィーダ2によ
って、分類済みのスライドグラスがカセットに戻される
と共に、次のスライドグラスがステージ上に載置され
る。ステージは前後左右に変位し、ステージ上のスライ
ドグラスが位置決めされる。
【0020】続いて、ST6では、スライドグラス上の
血液細胞の血球が規定の検査血球数に達しているか否か
が問われ、YESならば当スライドグラスがカセットに
搬送・収納されると共に、次のスライドグラスの検査
(ST8)、即ちST3に戻る。NOの場合、ST9
で、自動顕微鏡3やカラーTVカメラ6によって検体の
細胞画像が撮像され、この画像信号がA/D変換器7に
よってデジタル信号に変換された後、画像メモリ8に取
り込まれると共に、特徴パラメータ抽出部9により細胞
の特徴パラメータが算出される。
血液細胞の血球が規定の検査血球数に達しているか否か
が問われ、YESならば当スライドグラスがカセットに
搬送・収納されると共に、次のスライドグラスの検査
(ST8)、即ちST3に戻る。NOの場合、ST9
で、自動顕微鏡3やカラーTVカメラ6によって検体の
細胞画像が撮像され、この画像信号がA/D変換器7に
よってデジタル信号に変換された後、画像メモリ8に取
り込まれると共に、特徴パラメータ抽出部9により細胞
の特徴パラメータが算出される。
【0021】次いで、識別分類処理部10にて、算出し
た特徴パラメータと予め設定・記憶させてある各細胞の
パラメータとを比較し、当細胞の血球がどの血球に相当
するのか判定される。この判定はST10〜ST35に
示す一連の処理によって行われる。但し、ここでは説明
のために自動分類の論理を簡略化してある。まずST1
0で、当血球が棒状核好中球であるか否かが問われ、Y
ESなら棒状核好中球のカウント数を1増やした(ST
11)後、ST35でスライドグラス上の当血球の位置
を記憶すると共に、検査血球数のカウント数を1増や
し、ST6に戻る。
た特徴パラメータと予め設定・記憶させてある各細胞の
パラメータとを比較し、当細胞の血球がどの血球に相当
するのか判定される。この判定はST10〜ST35に
示す一連の処理によって行われる。但し、ここでは説明
のために自動分類の論理を簡略化してある。まずST1
0で、当血球が棒状核好中球であるか否かが問われ、Y
ESなら棒状核好中球のカウント数を1増やした(ST
11)後、ST35でスライドグラス上の当血球の位置
を記憶すると共に、検査血球数のカウント数を1増や
し、ST6に戻る。
【0022】一方、NOならば、次のST12で分節核
好中球であるか否かが問われ、YESでは分節核好中球
のカウント数を1増やし(ST13)、ST35に行
く。以降も同様に、好酸球か?(ST14)、好塩基球
か?(ST16)、単球か?(ST18)、リンパ球か
?(ST20)、芽球か?(ST22)、異形リンパ球
か?(ST24)、幼若顆粒球か?(ST26)、赤芽
球か?(ST28)が順に判断され、それぞれの血球種
に該当する場合には、各々のカウント数を1増やし(S
T15、ST17、ST19、ST21、ST23、S
T25、ST27、ST29)、ST35に移行する。
好中球であるか否かが問われ、YESでは分節核好中球
のカウント数を1増やし(ST13)、ST35に行
く。以降も同様に、好酸球か?(ST14)、好塩基球
か?(ST16)、単球か?(ST18)、リンパ球か
?(ST20)、芽球か?(ST22)、異形リンパ球
か?(ST24)、幼若顆粒球か?(ST26)、赤芽
球か?(ST28)が順に判断され、それぞれの血球種
に該当する場合には、各々のカウント数を1増やし(S
T15、ST17、ST19、ST21、ST23、S
T25、ST27、ST29)、ST35に移行する。
【0023】ST10〜ST28の判断が全てNOの場
合には、当血球が好中球又はリンパ球のいずれかである
か判定され(ST30)、YESの場合には、この血球
はランクAに分類されることになるため、UNC細胞
(ランクA)のカウント数を1増やし(ST31)、S
T35に行く。NOの場合には、当血球が未成熟血球の
可能性があるかどうか判断され(ST32)、YESな
ら、この血球はランクCに分類されることになるため、
UNC細胞(ランクC)のカウント数を1増やし(ST
33)、ST35に行く。ST32でもNOの場合、当
血球は好中球、リンパ球又は未成熟血球のいずれでもな
いことになるため、つまりランクA又はランクCに分類
されないため、UNC細胞(ランクB)のカウント数を
1増やし(ST34)、ST35で当血球の位置を記憶
すると共に、検査血球数のカウント数を1増やす。
合には、当血球が好中球又はリンパ球のいずれかである
か判定され(ST30)、YESの場合には、この血球
はランクAに分類されることになるため、UNC細胞
(ランクA)のカウント数を1増やし(ST31)、S
T35に行く。NOの場合には、当血球が未成熟血球の
可能性があるかどうか判断され(ST32)、YESな
ら、この血球はランクCに分類されることになるため、
UNC細胞(ランクC)のカウント数を1増やし(ST
33)、ST35に行く。ST32でもNOの場合、当
血球は好中球、リンパ球又は未成熟血球のいずれでもな
いことになるため、つまりランクA又はランクCに分類
されないため、UNC細胞(ランクB)のカウント数を
1増やし(ST34)、ST35で当血球の位置を記憶
すると共に、検査血球数のカウント数を1増やす。
【0024】ST35終了後、ST6に戻り、ST35
でプラス1した検査血球数が規定数に達したかどうかが
判定され、NOの場合には同様にST9からST35ま
での処理を行い、検査血球数が規定数に達するまで同じ
処理が繰り返される。YESの場合には、前述したよう
に、ST7及びST8の処理を経て、ST3に戻る。以
上の処理で、血液細胞分析装置による自動血球分類が終
了するのであるが、この分類により集計されたランク
A,B,Cの各UNC細胞を最終的に分類(レビュー)
する場合は、図5に示すようなフローチャートに基づい
て検査技師が実際に目視して最終分類の処理を行う。こ
の処理のST40からST43までの処理は、先に示し
たフローチャートのST1からST4までの処理と同様
であり、ST44以降の処理が異なる。
でプラス1した検査血球数が規定数に達したかどうかが
判定され、NOの場合には同様にST9からST35ま
での処理を行い、検査血球数が規定数に達するまで同じ
処理が繰り返される。YESの場合には、前述したよう
に、ST7及びST8の処理を経て、ST3に戻る。以
上の処理で、血液細胞分析装置による自動血球分類が終
了するのであるが、この分類により集計されたランク
A,B,Cの各UNC細胞を最終的に分類(レビュー)
する場合は、図5に示すようなフローチャートに基づい
て検査技師が実際に目視して最終分類の処理を行う。こ
の処理のST40からST43までの処理は、先に示し
たフローチャートのST1からST4までの処理と同様
であり、ST44以降の処理が異なる。
【0025】つまり、ST44では、カセットの1枚の
スライドグラス上の検体における3種類のUNC細胞
(ランクA,B,C)の各カウント数が全て予め設定し
てある対応最高個数(na,nb,nc)以下であるか
否かが判定され、YES(全ての条件を満たす場合)で
あるなら、当検体はレビューするほどのこともないもの
として扱い、次のスライドグラスの処理(ST45)、
即ちST42に戻る。
スライドグラス上の検体における3種類のUNC細胞
(ランクA,B,C)の各カウント数が全て予め設定し
てある対応最高個数(na,nb,nc)以下であるか
否かが判定され、YES(全ての条件を満たす場合)で
あるなら、当検体はレビューするほどのこともないもの
として扱い、次のスライドグラスの処理(ST45)、
即ちST42に戻る。
【0026】これに対し、UNC細胞の各ランクのカウ
ント数が1つでも条件を満足しない場合(NOの場合)
には、即ち各ランクのいずれかのカウント数が対応のn
a,nb,ncよりも大であれば、当血液細胞を塗抹し
てあるスライドグラスが取り出され、レビュー済みのス
ライドグラスがステージ上に在る場合にはそのスライド
グラスがカセットに戻されると共に、要レビューのスラ
イドグラスがステージに載せられる(ST46)。そし
て、当スライドグラスの検体についてレビューを行う。
このレビューは、装置による自動分析により画像メモリ
8等に記憶されているレビューの必要がある細胞画像を
RGBモニタ16に表示し、目視によって細胞を詳しく
分析して当細胞の血球がどの血球種であるかを決定し、
その結果をキーボード17等により入力する作業であ
る。
ント数が1つでも条件を満足しない場合(NOの場合)
には、即ち各ランクのいずれかのカウント数が対応のn
a,nb,ncよりも大であれば、当血液細胞を塗抹し
てあるスライドグラスが取り出され、レビュー済みのス
ライドグラスがステージ上に在る場合にはそのスライド
グラスがカセットに戻されると共に、要レビューのスラ
イドグラスがステージに載せられる(ST46)。そし
て、当スライドグラスの検体についてレビューを行う。
このレビューは、装置による自動分析により画像メモリ
8等に記憶されているレビューの必要がある細胞画像を
RGBモニタ16に表示し、目視によって細胞を詳しく
分析して当細胞の血球がどの血球種であるかを決定し、
その結果をキーボード17等により入力する作業であ
る。
【0027】そして、要レビューの細胞のレビューが済
んだかどうかがST47で判定され、終了したならこの
レビューによって得られた分類結果を加えた最終分類結
果が、例えばRGBモニタ16に表示され、必要に応じ
てプリンタ18によりプリントアウトされた(ST4
8)後、次のスライドグラス処理(ST49)、即ちS
T42に戻る。まだの場合には、同様にレビューを要す
る細胞画像を表示し、これを分析して当血球の種類をキ
ーボード17等により入力した(ST50)後、ST4
7に戻る。
んだかどうかがST47で判定され、終了したならこの
レビューによって得られた分類結果を加えた最終分類結
果が、例えばRGBモニタ16に表示され、必要に応じ
てプリンタ18によりプリントアウトされた(ST4
8)後、次のスライドグラス処理(ST49)、即ちS
T42に戻る。まだの場合には、同様にレビューを要す
る細胞画像を表示し、これを分析して当血球の種類をキ
ーボード17等により入力した(ST50)後、ST4
7に戻る。
【0028】このように、本発明の装置によれば、検査
に支障の無い検体は、レビューを不要とし、レビューを
要する検体のみをレビューするように構成してあるた
め、無駄なレビューをする必要がなくなって、レビュー
時間の短縮、検査成績の報告の迅速化が図れる。ここ
で、因みに従来の装置で行われていた処理と本発明の装
置による処理とを比較してみると、従来の装置の自動分
類では、本発明の図4に示すフローチャートのST30
からST34の処理に相当する処理が無く、ST10か
らST28までの全てがNOの場合には一括してUNC
細胞としている。このため、レビュー処理においても、
従来の装置では、本発明の図5に示すフローチャートの
ST44及びST45の処理に相当する処理が無く、U
NC細胞の全てについて人的分析を行っている。
に支障の無い検体は、レビューを不要とし、レビューを
要する検体のみをレビューするように構成してあるた
め、無駄なレビューをする必要がなくなって、レビュー
時間の短縮、検査成績の報告の迅速化が図れる。ここ
で、因みに従来の装置で行われていた処理と本発明の装
置による処理とを比較してみると、従来の装置の自動分
類では、本発明の図4に示すフローチャートのST30
からST34の処理に相当する処理が無く、ST10か
らST28までの全てがNOの場合には一括してUNC
細胞としている。このため、レビュー処理においても、
従来の装置では、本発明の図5に示すフローチャートの
ST44及びST45の処理に相当する処理が無く、U
NC細胞の全てについて人的分析を行っている。
【0029】なお、上記実施例は、候補血球種別を3種
類にランク分けした例であるが、必要に応じランク数を
増減し、各判定条件の組合せをand以外にしてもよい
ことは容易に類推される。
類にランク分けした例であるが、必要に応じランク数を
増減し、各判定条件の組合せをand以外にしてもよい
ことは容易に類推される。
【0030】
【発明の効果】本発明の血液細胞分析装置は、以上説明
したように予め臨床上の重要度に応じてUNC細胞を幾
つかにランク分けし、そのランク毎に計数し、更にレビ
ューの要否を判定するように構成してあるため、下記の
効果を有する。 (1)検体によってはレビューが不要になり、延いては
レビュー血球数が減少することにより、レビュー時間の
短縮、検査成績の報告の迅速化が可能となる。 (2)レビューの要・不要の判定条件(候補血球種別と
その計数値との組合せによる条件)を検体の状況に応じ
て変えることにより、適切なレビュー処理ができる。 (3)レビュー不要の検体が増えるため、即ちレビュー
を要するスライドグラスの枚数が少なくなるため、カセ
ットに対するスライドグラスの出入を行う回数が減り、
最終分析時間の短縮、検査の迅速化が図れる。
したように予め臨床上の重要度に応じてUNC細胞を幾
つかにランク分けし、そのランク毎に計数し、更にレビ
ューの要否を判定するように構成してあるため、下記の
効果を有する。 (1)検体によってはレビューが不要になり、延いては
レビュー血球数が減少することにより、レビュー時間の
短縮、検査成績の報告の迅速化が可能となる。 (2)レビューの要・不要の判定条件(候補血球種別と
その計数値との組合せによる条件)を検体の状況に応じ
て変えることにより、適切なレビュー処理ができる。 (3)レビュー不要の検体が増えるため、即ちレビュー
を要するスライドグラスの枚数が少なくなるため、カセ
ットに対するスライドグラスの出入を行う回数が減り、
最終分析時間の短縮、検査の迅速化が図れる。
【図1】本発明の一実施例に係る装置の概略構成ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の装置による自動分類の処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】図2に続くフローチャートである。
【図4】図3に続くフローチャートである。
【図5】本発明の装置による自動分類の後に行うレビュ
ー処理を示すフローチャートである。
ー処理を示すフローチャートである。
1 カセット 1a スライドグラス 3 自動顕微鏡 6 カラーTVカメラ 9 特徴パラメータ抽出部 10 識別分類処理部 11 CPU
Claims (3)
- 【請求項1】スライドグラス上に塗抹した血液細胞を拡
大する顕微鏡と、その顕微鏡画像を撮像するテレビカメ
ラと、このテレビカメラの画像から血液細胞の血球の特
徴パラメータを抽出する特徴パラメータ抽出手段と、こ
の特徴パラメータ抽出手段によって得られた特徴パラメ
ータと予め設定してある特徴パラメータとを比較し、血
球の種類を分類すると共にその血球を計数する分類・計
数手段とを備える装置において、 前記分類・計数手段で特定の血球種に分類不可能であっ
た血球を、予め1種以上設定しておいた候補血球種別に
分類する候補血球種別分類手段と、この候補血球種別分
類手段で分類された血球を候補血球種別ごとに計数する
候補血球種別計数手段と、計数したスライドグラスごと
に、予め設定された条件によりレビューの要・不要を判
定する判定手段とを備えることを特徴とする血液細胞分
析装置。 - 【請求項2】前記候補血球種別分類手段は、候補血球種
別を任意の血球種に指定できるものであることを特徴と
する請求項1記載の血液細胞分析装置。 - 【請求項3】前記判定手段は、候補血球種別と候補血球
種別ごとの計数値との組合せによる基準を設定され、そ
の基準によりレビューの要・不要を判定するものである
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の血液細胞
分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16761993A JPH0720124A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 血液細胞分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16761993A JPH0720124A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 血液細胞分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720124A true JPH0720124A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15853151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16761993A Pending JPH0720124A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 血液細胞分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720124A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0725268A2 (en) * | 1995-02-01 | 1996-08-07 | Hitachi, Ltd. | Flow type particle image analyzing method and apparatus for displaying particle image by classifying them based on their configurational feature |
JP2005283376A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Sysmex Corp | 標本画像の表示方法および標本画像表示用プログラム |
EP1770428A1 (en) * | 2005-09-30 | 2007-04-04 | Sysmex Corporation | Microscope and auto focusing method for a microscope |
US7589892B2 (en) | 2005-12-22 | 2009-09-15 | Sysmex Corporation | Specimen imaging apparatus and specimen analyzer |
JP2009544035A (ja) * | 2006-07-19 | 2009-12-10 | ヘモク アクチボラゲット | 測定装置、方法、及びコンピュータ・プログラム |
JP2010032539A (ja) * | 2009-11-05 | 2010-02-12 | Sysmex Corp | 血液細胞分類結果の表示方法および血液細胞分類結果表示用プログラム |
JP2010506175A (ja) * | 2006-10-13 | 2010-02-25 | 江西特康科技有限公司 | 視覚画像に基づく5分画全血球の分析方法 |
JP2010085185A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Sysmex Corp | 血球画像表示装置、検体分析システム、血球画像表示方法、及びコンピュータプログラム |
US20100169811A1 (en) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | Sysmex Corporation | Cell image display apparatus, cell image display method, and computer program product |
US7936912B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-05-03 | Sysmex Corporation | Sample imaging apparatus, sample analyzing apparatus, and sample imaging method |
CN113038003A (zh) * | 2021-02-26 | 2021-06-25 | 上海精测半导体技术有限公司 | 一种自动对焦装置和方法、检测装置和方法 |
EP2972550B1 (en) * | 2013-03-11 | 2024-09-25 | Roche Diagnostics Hematology, Inc. | Method for classifying white blood cells |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP16761993A patent/JPH0720124A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5878160A (en) * | 1995-02-01 | 1999-03-02 | Hitachi, Ltd. | Flow type particle image analyzing method and apparatus for displaying particle images by classifying them based on their configurational features |
EP0725268B1 (en) * | 1995-02-01 | 2005-04-20 | Hitachi, Ltd. | Flow type particle image analyzing method |
EP0725268A2 (en) * | 1995-02-01 | 1996-08-07 | Hitachi, Ltd. | Flow type particle image analyzing method and apparatus for displaying particle image by classifying them based on their configurational feature |
JP2005283376A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Sysmex Corp | 標本画像の表示方法および標本画像表示用プログラム |
US7936912B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-05-03 | Sysmex Corporation | Sample imaging apparatus, sample analyzing apparatus, and sample imaging method |
EP1770428A1 (en) * | 2005-09-30 | 2007-04-04 | Sysmex Corporation | Microscope and auto focusing method for a microscope |
US7390997B2 (en) | 2005-09-30 | 2008-06-24 | Sysmex Corporation | Microscope and auto focusing method for a microscope |
US7589892B2 (en) | 2005-12-22 | 2009-09-15 | Sysmex Corporation | Specimen imaging apparatus and specimen analyzer |
JP2009544035A (ja) * | 2006-07-19 | 2009-12-10 | ヘモク アクチボラゲット | 測定装置、方法、及びコンピュータ・プログラム |
US8224058B2 (en) | 2006-07-19 | 2012-07-17 | Hemocue Ab | Measurement apparatus, method and computer program |
JP2010506175A (ja) * | 2006-10-13 | 2010-02-25 | 江西特康科技有限公司 | 視覚画像に基づく5分画全血球の分析方法 |
JP2010085185A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Sysmex Corp | 血球画像表示装置、検体分析システム、血球画像表示方法、及びコンピュータプログラム |
US20100169811A1 (en) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | Sysmex Corporation | Cell image display apparatus, cell image display method, and computer program product |
US8484572B2 (en) | 2008-12-25 | 2013-07-09 | Sysmex Corporation | Cell image display apparatus, cell image display method, and computer program product |
EP2202506A3 (en) * | 2008-12-25 | 2017-10-04 | Sysmex Corporation | Cell image display apparatus, cell image display method, and computer program product |
EP3450957A1 (en) | 2008-12-25 | 2019-03-06 | Sysmex Corporation | Cell image display apparatus, cell image display method, and computer program product |
JP2010032539A (ja) * | 2009-11-05 | 2010-02-12 | Sysmex Corp | 血液細胞分類結果の表示方法および血液細胞分類結果表示用プログラム |
EP2972550B1 (en) * | 2013-03-11 | 2024-09-25 | Roche Diagnostics Hematology, Inc. | Method for classifying white blood cells |
CN113038003A (zh) * | 2021-02-26 | 2021-06-25 | 上海精测半导体技术有限公司 | 一种自动对焦装置和方法、检测装置和方法 |
CN113038003B (zh) * | 2021-02-26 | 2023-11-14 | 上海精测半导体技术有限公司 | 一种自动对焦装置和方法、检测装置和方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3586695B2 (ja) | 生物標本群用のスライド及び標本の準備を連続的に監視及び予測する方法及び装置 | |
EP0534247B1 (en) | Method and apparatus for automated assay of biological specimens | |
US5428690A (en) | Method and apparatus for automated assay of biological specimens | |
US7796797B2 (en) | Apparatus for obtaining an image of a blood cell and method for obtaining an image of a blood cell | |
US4761075A (en) | Cellular analysis system | |
JP4346923B2 (ja) | 標的細胞自動探索システム | |
US5526258A (en) | Method and apparatus for automated analysis of biological specimens | |
KR100303608B1 (ko) | 혈구세포자동인식방법및장치 | |
WO1996009593A1 (en) | Method for cytological system dynamic normalization | |
WO1996009600A1 (en) | Apparatus for identification and integration of multiple cell patterns | |
JPH0720124A (ja) | 血液細胞分析装置 | |
JP2010078377A (ja) | 標本撮像装置 | |
EP0745243B1 (en) | Automated cytological specimen classification methods | |
US5546323A (en) | Methods and apparatus for measuring tissue section thickness | |
EP0592997A2 (en) | Methods and apparatus for measuring tissue section thickness | |
KR101106386B1 (ko) | 산점도 분포를 사용한 슬라이드를 분류하기 위한 시스템 | |
CN112924452A (zh) | 一种血液检查辅助系统 | |
JPH1183726A (ja) | 検査装置 | |
JPH10185911A (ja) | 細胞解析装置及びその方法 | |
JPH08315144A (ja) | パターン分類装置及びそのパターン分類方法 | |
JP2023131196A (ja) | 精度管理情報の生成方法、精度管理情報の生成装置、及びプログラム | |
JPH05249103A (ja) | 血液細胞分析器 | |
JPH10302067A (ja) | パターン認識装置 | |
DE19637741A1 (de) | Zytologisches Probenanalysesystem mit individualisierten Patientendaten | |
JPH03123860A (ja) | 染色体検査装置 |