JPH07200836A - 画像データ解析方法 - Google Patents

画像データ解析方法

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JPH07200836A
JPH07200836A JP6281645A JP28164594A JPH07200836A JP H07200836 A JPH07200836 A JP H07200836A JP 6281645 A JP6281645 A JP 6281645A JP 28164594 A JP28164594 A JP 28164594A JP H07200836 A JPH07200836 A JP H07200836A
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image
node
link
data image
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JP6281645A
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English (en)
Inventor
Satyajit Rao
ラオ サティヤジット
James V Mahoney
ヴィー.マホニー ジェームス
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/40Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/42Document-oriented image-based pattern recognition based on the type of document
    • G06V30/422Technical drawings; Geographical maps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノード−リンク構造における曖昧性を低減す
ること。 【構成】 ボックス280では類似ノードと呼ばれるノ
ード上の制約条件を満たす入力画像セットの部分と類似
リンクと呼ばれるリンク上の制約条件を満たす部分を表
すデータ画像を受け取り、282で反復ループを開始
し、且つ第1の反復において前のノード及びリンクであ
る280で受け取られたデータ画像をセットし、次いで
284で前のノード及びリンクを用いて新しいノード及
びリンクを得る。ボックス290が前のノード及びリン
クを新しいノード及びリンクと比較して、変更があれ
ば、ボックス282が前の反復からの新しいノード及び
リンクの前のノード及びリンクとしてセットして他の反
復を開始する。変更がなければ、ボックス292がノー
ド−リンク構造を形成する新しいノード及びリンクをリ
ターンする。ボックス284の動作は新しいノード及び
リンクとして前のノード及びリンクのサブセットを得る
ために近接基準を適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラフィカル(図形的)
表現を表す画像を解析するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】1982年11月発行のアイトリプルイ
ー(IEEE)の'Transactions on Pattern Analysis
and Machine Intelligence' PAMI−4巻、第6号"Attri
butedProgrammed Graph Grammars and Their Applicati
on to Schematic Diagram Interpretation"の著者、バ
ンク(Bunke ), Hがプログラム・グラフの属性文法を
回路図及びフローチャートの解釈(変換)へ適用する技
術を記述している。
【0003】Ricoh (リコー)株式会社のRicoh Imagio
(リコー・イマジオ)MF530シリーズの汎用カタロ
グは23及び24ページにおいてAI(人工知能)複写
関数を記述している。24ページはフローチャートやノ
ード及びリンクを有するように見える他の二つのフロー
チャートを有する手描きのチャート(図表)がいかにし
て綺麗にトレースされて、より簡単に見えるようになる
かを示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、有向グラ
フ、無向グラフ、ツリー(木)、フローチャート、回路
(回線)図、状態遷移図、及びノードとリンクの構造
(ストラクチュア)を含む他のグラフィカル表現のよう
なノード−リンク構造を表す画像を解析する際に生じる
基本的な問題の認識に基づく。ノード−リンク構造を表
す画像の解析は曖昧性(ambiguity )の解決を度々に必
要とする。例えば、ノード−リンク構造はノード及びリ
ンクに対するラベルを含んでもよいし、且つラベルはノ
ード又はリンクに類似している連結成分を含んでもよ
い。情報をマシン(装置)へ伝達するためのノード−リ
ンク構造の有用性は曖昧性によって制限される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はノード−リンク
構造における曖昧性を解く上での問題点を低減するよう
な画像解析技術の開示に基づく。この技術はノード及び
リンクに関する情報を得るためにノード−リンク構造を
表す画像セットを解析する。ノード−リンク構造はノー
ド上、リンク上、及びノード−リンク構造上の制約条件
を満たす。例えば、画像セットはノード−リンク構造を
形成するノード及びリンクを含むスケッチを表すことが
できる。或いは、画像セットは第1の画像と第2の画像
を含むことができ、且つ第2の画像は第1の画像に表さ
れた特徴と結びつくとノード−リンク構造を形成するノ
ード及びリンクを示すオーバーレイ(重ね割付け)であ
る。このオーバーレイは編集マークを表すことができ
る。ノード−リンク構造が制約条件を満たすので、画像
セットはこれらの制約条件を用いて解析されることがで
き、ノード−リンク構造についての正確な情報を得る。
【0006】この技術はノード−リンク構造を形成する
ノード及びリンクを表す入力画像セットを定義するデー
タを得ることができる。この技術はノード上の制約条件
を満たす入力画像セットの部分及びリンク上の制約条件
を満たす部分を示す類似ノード−リンクデータを得るた
めに入力画像データを使用することができる。この技術
は次いでノード−リンク構造上の制約条件を満たす類似
ノード及びリンクのサブセットを示す制約されたノード
−リンクデータを得るために類似ノード−リンクデータ
を使用することができる。
【0007】ノード及びリンク上の制約条件(constrai
nts )はこの技術が類似ノード−リンクデータを自動的
に得ることができるのを確実とする。ノード−リンク構
造上の制約条件は、この技術が制約されたノード−リン
クデータを自動的に得ることができるのを確実とする。
ノード及びリンク上の制約条件は適切な基準を入力画像
へ適用することによって実行され得る。ノード−リンク
構造上の制約条件は類似ノード及びリンクへインタラク
ティブ(対話的)に適用され得て、且つ制約条件の伝搬
(constraint propagation)の形態を介して制約条件を
満たす類似ノード及びリンクを探索する。各反復(繰り
返し)は類似ノード及びリンクへ適切な基準を適用する
ことができ、且つこの制約条件は1回の反復が制約条件
を満たす類似ノード及びリンクにおいて何ら変更を生じ
なくなるまで伝搬し得る。
【0008】上記の技術はこの技術がコンピュータがノ
ード−リンク構造についてのデータを得るのを可能にす
る利点がある。ユーザは、例えば、解析のためにノード
−リンク構造の単純なスケッチを提供し得る。ノード及
びリンクは適切な制約条件に合うあらゆる形状であり得
て、これによってこの技術は広範囲の様々のノード及び
リンクの形状を処理することができる。この技術はシス
テムを制御するために使用され得るデータを提供し得
る。或いは、データはノード−リンク構造の正確に形成
された画像を生成するために使用され得る。或いは、デ
ータは入力画像を編集するために使用され得る。さら
に、この技術が有利なのは、当技術がノード−リンク構
造に付いての情報を繰り返し得ることができ、且つノー
ド−リンク構造についてできるだけ多くの情報を得るた
めの安定状態に達するまで制約条件を伝搬するからであ
る。
【0009】リンク上の制約条件を満たすノード、及び
リンク上の制約条件を満たすノードを表す類似ノード−
リンクデータを得て、次いでノード−リンク構造上の制
約条件を満たす類似ノード及びリンクのサブセットを示
す制約されたノード−リンクデータを繰り返し得るため
に類似ノード−リンクデータを用いることの技術はこの
技術が幾つかの項目を不適当に処理するのを回避するの
で特に有利である。例えば、リンク基準がたとえリンク
ラベルか又は関係のないマークであってもいくつかのマ
ークをリンクとして自動的に処理する場合、リンクの近
接基準が偽の正を除去し且つノード−リンク構造上のリ
ンク近接制約条件を満たすリンクのサブセットを得るた
めに繰り返し適用され得る。
【0010】本発明の態様は、入力ノード−リンク構造
を表す入力画像セットを定義する入力画像データを得る
ステップを有し、前記入力画像セットがノード上の制約
条件を満たすノードのセット及びリンク上の制約条件を
満たすリンクのセットを表し、前記入力ノード−リンク
構造がノード−リンク構造上の制約条件を満たし、類似
ノード−リンクデータを得るために前記入力画像データ
を使用するステップを有し、前記類似ノード−リンクデ
ータがノード上の前記制約条件を満たす前記入力画像セ
ットの部分の第1のセットを示し且つリンク上の前記制
約条件を満たす前記入力画像セットの部分の第2のセッ
トを示し、制約されたノード−リンクデータを得るため
に前記類似ノード−リンクデータを使用するステップを
有し、前記制約されたノード−リンクデータが前記部分
の第1のセットのサブセットを示し且つ前記部分の第2
のセットのサブセットを示し、且つ前記部分の第1及び
第2のセットのサブセットがノード−リンク構造上の制
約条件を満たす画像データ解析方法である。
【0011】
【実施例】「ストラクチュア(構造)」はグラフィカル
特徴であり、且つこのグラフィカル特徴は相互関連して
いると知覚可能な他のグラフィカル(図形的)特徴を含
む。
【0012】「ノード−リンク構造」は各リンクが二つ
のノードを互いに関連付けるか又はノードをそれ自体に
関連付ける「ノード(node)」と「リンク(link)」に
区別され得るグラフィカル特徴を含む構造である。ノー
ド−リンク構造の例は、有向グラフ、無向グラフ、ツリ
ー(木)、フローチャート、回路図、及び状態遷移図を
含む。
【0013】図1はノード−リンク構造を表す画像がい
かにして解析され得るかを概略的に示す。図2はノード
−リンク構造を解析することの一般的な動作を示す。図
3はソフトウェア製品とそれが使用され得るマシンの一
般的な構成要素を示す。
【0014】図1において画像10はノード−リンク構
造を示す。画像10は、例えば、スケッチを示す人間が
生成した画像であってもよい。ノード−リンク構造はノ
ード12及び14、リンク16、及びラベル18を含
む。ラベル18は図示する様に数字「106」であり、
数字「106」は桁「1」と「6」がリンク基準を満た
し且つ桁「0」がノード基準を満たし得るで、アンビギ
ティ(anbiguity )(曖昧性)を生成する。これらの曖
昧性のお陰で、画像10の解析は偽の正を生成し、且つ
これはノード−リンク構造の部分でないノード及びリン
クを意味する。
【0015】画像10を定義するデータを受け取るマシ
ンは、ノード上の制約条件を満たす画像10の部分及び
リンク上の制約条件を満たす部分を示す類似ノード−リ
ンクデータ20を自動的に得ることによって応答し得
る。従ってノード上の制約条件を満たす部分はノード1
2及び14だけでなくラベル18内の桁「0」も含むか
もしれない。リンク上の制約条件を満たす部分はリンク
16だけではなくラベル18内の桁「1」と「6」も含
むかもしれない。マシンは次いで類似ノードのサブセッ
ト(副集合)及び類似リンクのサブセットを示す制約さ
れたノード−リンクデータ30を自動的に得るために類
似ノード−リンクデータ20を使用することができる。
サブセットは、これらのサブセットがノード12及び1
4並びにリンク16だけを含み且つラベル18内のあら
ゆる桁を含まないようにノード−リンク構造上の制約条
件を満たす。
【0016】図2における一般的な動作は、ノード−リ
ンク構造を示す入力画像セットを定義する入力画像デー
タを得ることによってボックス40で開始される。ボッ
クス42における動作はこれに応答してノード上の制約
条件を満たす入力画像セットの部分及びリンク上の制約
条件を満たす部分を示す類似ノード−リンクデータを得
るために入力画像データを使用する。ボックス44にお
ける動作は次いでノード−リンク構造上の制約条件を満
たすサブセットを示す制約されたノード−リンクデータ
を得るために類似ノード−リンクデータを使用する。ボ
ックス44における動作は例えばラベルから得られた偽
の正(positive)を除去するために必要であり且つ適切
であれば反復制約条件伝搬を含むこともできる。
【0017】図3は図3に示された構成要素と同様の構
成要素を含むシステム内で使用され得る製造品目である
ソフトウェア製品60を示す。ソフトウェア製品60は
記憶媒体アクセスデバイス64によってアクセスされ得
るデータ記憶媒体62を含む。データ記憶媒体62は、
例えば、一つ又はそれより多くのテープ、ディスケッ
ト、若しくはフロッピディスクのセットのような磁気媒
体、一つ又はそれより多くのCD−ROMのセットよう
な光学的媒体、又はデータを記憶するためのあらゆる他
の適切な媒体であってもよい。
【0018】データ記憶媒体62は記憶媒体アクセスデ
バイス64がプロセッサ66へ提供することができるデ
ータを記憶する。プロセッサ66はメモリ68にアクセ
スするために接続されており、メモリ68はプロセッサ
66が実行する命令を示すプログラムメモリ記憶データ
及び命令を実行する際にプロセッサ66がアクセスでき
るデータを記憶するデータメモリも含むことができる。
【0019】プロセッサ66はまた画像入力回路70か
ら画像を定義するデータを受け取るために接続されてい
る。データは、ファクシミリ(ファクス)マシン72、
スキャナー74、キーボード及びマウス又はペン型若し
くはスタイラスベースの入力デバイスによって制御され
るフォルムズ(書式)エディタ又は他のインタラクティ
ブ画像エディタであってもよいエディタ76、又は画像
を定義するデータを転送することが可能なローカルエリ
アネットワーク又は他のネットワークであってもよいネ
ットワーク78から得ることができる。
【0020】ディスプレイ記憶媒体62に加えて、ソフ
トウェア製品60は記憶媒体62によって記憶されるデ
ータを含む。記憶されたデータは、図2における動作の
ような動作を実行するため、プロセッサ66が実行する
ことができる画像処理命令80を示すデータを含む。命
令80を実行する際、プロセッサ66は画像入力回路7
0からの入力画像セットを定義する入力画像データを受
け取る。入力画像セットはノード−リンク構造を示す。
プロセッサ66は、ノード上の制約条件を満たす入力画
像セットの部分及びリンク上の制約条件を満たす部分を
示す類似ノード−リンクデータを得るために入力画像デ
ータを使用する。プロセッサ66は次いで、ノード−リ
ンク構造上の制約条件を満たす類似ノード及び類似リン
クのサブセットを示す制約されたノード−リンクデータ
を得るために類似ノード−リンクデータを使用する。
【0021】プロセッサ66はまた画像を定義するデー
タを画像出力回路90へ提供するために接続され得る。
例えば、ソフトウェア製品60は、出力画像を定義する
出力画像データを得るために制約されたノード−リンク
データを使用するためにプロセッサ66が実行できる命
令を示すデータを含むことができる。出力画像は、例え
ば、より正確に形成されたノード−リンク構造のバージ
ョン又は入力画像セット内の画像の編集されたバージョ
ンを示すことができる。出力画像データは画像出力回路
90へ提供されることができ、それはまたファックスマ
シン92、プリンタ94、ディスプレイ96、又はネッ
トワーク98へ提供されることができる。
【0022】制約されたノード−リンクデータが制御信
号を送るために使用されてもよい。例えば、メモリ68
は、制御信号を定義する制御データを得るためにパラメ
ータデータを使用するためにプロセッサ66が実行する
ことができる制御命令を記憶することができる。制御デ
ータは、システム102に制御信号を送ることによって
応答し得る制御出力回路100へ提供され得る。
【0023】直接使用されるよりもむしろ、制約された
ノード−リンクデータは可能性のあるこれ以降の使用の
為にメモリ68内に記憶されてもよい。これは、例え
ば、入力画像セットを定義するデータが受け取られた時
に入力画像セット上で実行されるべき動作を示す情報が
得られなかった場合に適している。
【0024】図4はユーザがノード−リンク構造のハン
ドスケッチを表す画像を提供することができる方法を示
す。図5はマシンと対話することによるノード−リンク
構造を表す画像をユーザが提供し得る方法を示す。
【0025】図4はノード−リンク構造を表す画像の数
例を示す。画像100は状態遷移線図のような有向グラ
フを示し、画像102はフローチャートを示し、且つ画
像104はツリーを示す。図4におけるいづれの画像も
手描きによって、マーキング媒体上ディスプレイ実行さ
れるマーキング動作によって行われるスケッチを示す人
間が生成した画像であってもよい。さもなければ、画像
はあらゆる他の適切な方法で得ることができる。
【0026】マーキング媒体がシートである場合、スキ
ャナー130はシートを受け取ることができる。スキャ
ナー130はノード−リンク構造を表す画像を定義する
データを提供するためにシート上で動作する。
【0027】マーキング媒体がマークを感知することが
できる電子デバイスのマーキング面である場合、エンコ
ーダ132は電子デバイスから信号を受け取り且つノー
ド−リンク構造を表す画像を定義するデータを得るため
に信号を使用することができる。次いでこのデータはマ
ークがプリントされるシートを得るためにプリンタ13
4へ提供され、且つこのシートはスキャナ130へ提供
されることができる。スキャナ130はノード−リンク
構造を表す画像を定義するデータを提供する。
【0028】図4はまた、エンコーダ132からのデー
タはノード−リンク構造を表す画像を定義するデータと
して直接的に使用され得ることも示す。これは、エンコ
ーダ132がマーキング動作に応答して画像を定義する
データを提供し得る場合に適している。
【0029】図5は、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)、ワークステーション、又は他のデータ処理システ
ムであり得るマシン150を示す。マシン150はプロ
セッサ152、ディスプレイ154、キーボード15
6、マウスで示されているポインティングデバイス15
8、及びスタイラスで示されているスクリーン位置指示
デバイス160を含む。ユーザは信号をプロセッサ15
2へ送るためにキーボード156及びポインティングデ
バイス158を操作することができる。そうでなけれ
ば、ユーザは、信号をプロセッサ152へ送るためにデ
ィスプレイ154の表面上にスクリーン位置表示デバイ
ス160によってマーキング動作を実行することができ
る。これに応答して、プロセッサ152はディスプレイ
154上に画像162を提供し且つ変更し、これによっ
てユーザは、画像162が所望されるノード−リンク構
造を示すまで信号を送り続けることができる。次いで、
ユーザは、プロセッサ152が画像162を定義するデ
ータを提供することを要求する信号を提供し得る。
【0030】プロセッサ152はユーザが上記の方法で
画像を生成するのを可能とするために多数のタイプのソ
フトウェアを実行することができる。プロセッサ152
は例えば文書編集ソフトウェア又は画像編集ソフトウェ
アを実行することができる。
【0031】上記の一般的な機能を実行するにあたっ
て、ノード−リンク構造を表す画像は図4及び図5又は
他のあらゆる適切な方法において示されたあらゆるやり
方で生成され得る。しかしながら、ノード−リンク構造
はこの構造が解析され得るように適切な制約条件を満た
さなければならない。
【0032】図6は上記の一般的な機能が実行されたシ
ステムを示す。図7は図6における類似ノード−リンク
命令を実行する際に得られたデータ画像を示す。図8は
図6における制約されたノード−リンク命令を実行する
際の動作を示す。図9は図8において新しいノードを得
るために前のノードと前のリンクを用いて得られるデー
タ画像を示す。図10は図8における新しいリンクを得
るために前のノードと前のリンクを用いて得られるデー
タ画像を示す。
【0033】図6におけるシステム180はワークステ
ーション182、サンスパークステーション10のワー
クステーション(Sun SPARKCStation 10 workstatio
n)を含む。スキャナ184はゼロックスデータコピー
GSプラススキャナ(Xerox Datacopy GS Plus scanne
r)のような従来のスキャナーでもよい。プリンタ18
6はXerox Laser Printer のような従来のプリンタであ
ってもよい。ネットワーク188は、エサーネット(Et
hernet)プロトコルのようなスタンダードプロトコルに
よって動作する従来のネットワークでもよい。
【0034】ワークステーションCPU190は、スキ
ャナー184及びネットワーク188からデータを受け
取るために接続されており且つプリンタ186及びネッ
トワーク188へデータを提供するために接続されてい
る。例えば、CPU190は図4に関して上記に説明さ
れているようにスキャナー184からノード−リンク構
造を表す画像を定義するデータを受け取ることができ
る。同様に、CPU190は図5に関して上記に説明さ
れているようにして得られた画像を定義するデータをネ
ットワーク188から受け取ることができる。さらに、
ワークステーションCPU190はプログラムメモリ1
92並びにデータメモリ194及びその他の従来のワー
クステーション周辺機器(図示しない)へアクセスする
ために接続されている。データメモリ194は図のよう
にノード−リンク構造を表す画像セットを定義する画像
データ196を記憶している。
【0035】プログラムメモリ192は、図2における
一般的な動作を実行する演算を実行するためにCPU1
90が実行可能な命令を記憶する。CPU190はユニ
ックス(Unix)オペレーティングシステム又は他の適切
なオペレーティングシステムを提供するオペレーティン
グシステム命令200を実行する。プログラムメモリ1
92によって記憶された他のセットの命令の各々は従来
のコンパイラ又はインタープリタ技術を有するLisp、C
、その他のような従来のプログラミング言語における
ソースコードから得ることができる。実行されると、こ
れらの他の命令は、従来の方法でオペレーティングシス
テム命令200を呼び出す。概して、命令はオブジェク
トコードを生成する従来のコンパイラ又はインタープリ
タ技術を有するLisp、C 、その他のような従来のプログ
ラミング言語におけるソースコードから得ることができ
る。マシンは、図3に関して上記に説明されているよう
に、ソフトウェア製品を製造する時にデータ記憶媒体上
でソースコード又は得られたオブジェクトコードを示す
データを記憶することができ、且つソースコード又は得
られたオブジェクトコードはソフトウェア製品がシステ
ム180のようなマシンにおいて使用される時に記憶媒
体アクセス装置によってアクセスするために記憶されて
いる。
【0036】画像受け取り命令202を実行するにあた
って、CPU190は、画像データ196によって示さ
れているように、画像セットを定義するデータを受け取
り且つデータメモリ194内にそれを記憶する。画像セ
ットを定義するデータはスキャナー184又はネットワ
ーク188から受け取られてもよい。
【0037】画像処理命令204を実行するにあたっ
て、CPU190は、類似ノード−リンク命令206と
制約されたノード−リンク命令208を呼び出す。画像
処理命令204はまたノード−リンク構造の解析に関す
る他の演算を実行する。
【0038】類似ノード−リンク命令206を実行する
にあたって、CPU190は画像データ196によって
定義された画像セットの基本的な幾何学的解析を実行す
るために解析命令210を呼び出し、且つ類似ノード−
リンクデータ220を生成する。類似ノード−リンクデ
ータ220はノード上の制約条件を満たす画像セットの
部分とリンク上の制約条件を満たす部分を示す。
【0039】制約されたノード−リンク命令208を実
行するにあたって、CPU190は制約されたノード−
リンクデータ222を得るために類似ノード−リンクデ
ータ220を使用する。制約されたノード−リンクデー
タ222はノード−リンク構造上の制約条件を満たす類
似ノード及び類似リンクのサブセットを示す。
【0040】図7は各々が画像を定義するデータの項目
を示す。各項目は「データ画像」と呼ばれる。データ画
像はいくつかのデータ画像が他の画像を得るためにいか
にして使用されるかを示すために相互接続される。概し
て、データ画像の全ては同数の画素で画像を定義し且つ
各動作は同数の画素で画像を生成する。二つの画像上の
動作はペアの画素の値を一般に使用し、ペアごとに生成
されようとする画像内に画素値を生成する。各ペアのう
ち、一つの画素は各画像から得られ及びこのペアにおけ
る二つの画素は、生成されようとする画像内の画素値と
して共に同位置にある。
【0041】図7におけるデータ画像240はノード−
リンク構造を示す入力画像セットから人間が生成した画
像である。従って、データ画像240を含む入力画像セ
ットは上記のように画像受け取り命令202を実行する
ことによって得ることができる。図7における残りのデ
ータ画像の大部分は類似ノード−リンク命令204を実
行することによって得ることができる。データ画像24
0が人間が生成した画像であるので、この画像は以下に
示される制約条件を満たす部分を有し且つノード−リン
ク構造についての情報を自動的に得ることを可能にす
る。
【0042】データ画像242はいくつかの白い画素を
囲むデータ画像240内の連結成分のみを表す画像を定
義する。データ画像242は一連続の演算によってデー
タ画像240から得ることができる。
【0043】一つの演算は、他の連結成分によって囲ま
れる連結成分のみを示す内部データ画像を得ることがで
きる。これはデータ画像240の補集合を用いて行なわ
れ得る。この共通集合は画像ボーダーの画素がオンであ
り且つ全ての他の画素がオフであるデータ画像との補集
合から得ることができる。本明細書中に使用されている
様に、「画像ボーダー(境界線)」は少なくとも一方向
で四隣接画素を有さない画像内の画素のセットを意味す
る。共通集合において黒の画素を有する補集合内で黒の
連結成分を示す外部データ画像は、補集合内で4連結の
共通集合内でオンである画素が存在する場合、画素をオ
ンにしておく着色(coloring)演算によって得ることが
できる。
【0044】着色動作(演算)は本明細書中でスプレッ
ド(拡がり)演算と呼ばれるタイプの演算として実行さ
れ得る。スプレッド演算は、第1のデータ画像内の連結
成分において各画素が、以下に説明されるように、連結
成分のための独特な識別子によってラベル付けされる第
1のデータ画像のラベル付けされたバージョンを得るこ
とによって、開始される。データ画像242を得ようと
すると、補集合データ画像内の各連結成分は独特な番号
によってラベル付けされる。
【0045】第1のデータ画像のラベル付けされたバー
ジョンはまず現在ラベル値を初期化し、次にオフ画素か
らオン画素への遷移が見つかるまで第1のデータ画像内
のオフ画素を走査することによって得ることができる。
オン画素が既にラベルを有している場合、そのラベルは
一時的なラベル値になり、且つ走査はオン画素からオフ
画素への遷移に達する迄、各画素を一時的なラベル値に
よってラベル付けしながら、後に続くあらゆるオン画素
を横切って走査し続け得る。オフからオンへの遷移時に
オン画素がラベルを有していない場合、走査は現在ラベ
ル値をインクリメント(増分)し、その増分された現在
ラベル値によってオン画素をラベル付けし、次いでオン
画素とオフ画素の境界上の各オン画素を同じ現在ラベル
値でラベル付けしながら、時計回り又は反時計回りのい
づれかの方向で新しくラベル付けされたオン画素を介し
て走るオン画素とオフ画素の間の境界に続くことができ
る。現在ラベル値によってラベル付けされた第1のオン
画素へ再び達すると、走査は、走査がオン画素からオフ
画素への遷移へ達する迄、オン画素を現在ラベル値によ
ってラベル付けしながら、連結成分を横切って続けるこ
とができる。走査がオン画素からオフ画素への遷移へ到
達する時は常に、オン画素が既にラベル付けされている
場合は走査はオフ画素を横切って次の遷移まで走査を続
けることができるが、オン画素が未だラベル付けされて
いない場合、オン画素は現在ラベル値によってラベル付
けされ得るし、次いで走査はオン画素を現在ラベル値に
よってラベル付けしながらそれらの画素を介して境界に
続くことができる。このように、連結成分内の各画素は
連結成分のための独特な識別子によってラベル付けされ
る。
【0046】スプレッド(拡がり)演算は第1のデータ
画像と第2のデータ画像のラベル付けされたバージョン
を介して第1のパスを実行して、第1のデータ画像のラ
ベル付けされたバージョンにおける各成分の識別子ごと
に第1のパス値を得る。第1のパス値は、ラベル付けさ
れたバージョンにおいて同じ成分識別子を有する第2の
データ画像内の全ての画素に対して、加算、最大化、最
小化、論理和(OR)、論理積(AND)、排他的論理
和(XOR)その他のような適切な結合関数を用いて得
ることができる。例えば、画素をカウントする演算に関
しては、結合演算は2値画像上で実行される加算であっ
てもよい。データ画像242を得ようとすると、第2の
データ画像は補集合データ画像及びボーダーデータ画像
の共通集合であり且つ結合関数は最大化であり、これに
よって、連結成分がその共通集合内でオン画素を含む場
合は各成分識別子の第1のパス値はオンであり、そうで
ない場合はオフとなる。
【0047】スプレッド演算は得られたデータ画像を生
成するために第1のデータ画像のラベル付けされたバー
ジョンを介して第2のパスを実行する。データ画像24
2を得ようとする場合、得られるデータ画像は外部デー
タ画像と呼ばれる。第2のパスは、成分識別子の第1の
パス値によってラベル付けされたバージョンにおいて成
分の識別子を有する各画素をラベル付けする。データ画
像242を得ようとする場合、外部データ画像は共通集
合内にオン画素を含む補集合内のこれらの連結成分にお
いてオンである画素を有する。
【0048】外部データ画像はこの外部データ画像内の
連結成分に隣接する黒の領域を表す画像を定義する外部
データ画像を得るために使用され得る。第1に、外部デ
ータ画像の補集合が得られ且つ外部においてオンである
画素に続くデータ画像240内の各画素を示す外部エッ
ジデータ画像を得るために使用される。外部エッジデー
タ画像は四つの部分エッジデータ画像を得ることによっ
て得られ、各部分エッジデータ画像はデータ画像240
を1画素だけ移動し次いでシフトの方向と反対の方向で
近傍の白画素を有する各黒画素がオンであるデータ画像
を得るために集合差分(set difference operation)演
算を実行することによって得ることができる。集合差分
演算は、第1のデータ画像と、第2のデータ画像の補集
合の間で共通集合(交差)を実行し、要するに第1のデ
ータ画像から第2のデータ画像内のあらゆる連結成分を
除去する効果を有する。エッジデータ画像と呼ばれる四
つの部分エッジデータ画像の合併(union )は外部エッ
ジデータ画像を得るためにデータ画像240と交わるこ
とができ、この外部エッジデータ画像において画素はデ
ータ画像240においてオンであるならば画素はオンで
あり且つ外部データ画像内に連結成分に隣接している。
次に、外部データ画像は上記に類似した着色動作を用い
て外部エッジデータ画像内に黒画素を含むオリジナル画
像内で黒の連結成分を得ることによって得ることができ
る。
【0049】最後に、内部データ画像はデータ画像24
0及び外部データ画像上の集合差分演算を実行すること
によって得ることができる。
【0050】内部データ画像は次いで内部連結成分が除
去されたデータ画像240の内部フリー(自在)バージ
ョンを得るために使用され得る。これはデータ画像24
0及び内部データ画像上で集合差分演算を行うことによ
って実行され得る。
【0051】データ画像242は次いでデータ画像24
0の内部フリーバージョンを用いて得ることができる。
【0052】上記の演算のような演算を用いて、内部デ
ータ画像は内部フリーバージョン用に得ることができ
る。さらに、埋め込まれたデータ画像はその外部データ
画像の補集合を取ることによって内部フリーバージョン
用に得ることができる。次にエンクロージャ(囲み)デ
ータ画像は、内部データ画像内に黒の画素を含む埋め込
まれたデータ画像内で黒の連結成分を得る着色動作によ
って得ることができる。
【0053】さらに、穴(hole)データ画像は、埋め込
まれたデータ画像と内部フリーバージョンの間の集合差
分を取り去ることによって内部フリーバージョンに対し
て得ることができる。穴データ画像内の各画素は、その
画素が内部フリーバージョンの白の領域内にあり且つこ
の白の領域が黒の領域によって囲まれている場合、オン
である。
【0054】上記のような着色動作は、穴データ画像内
に黒の画素を含む埋め込まれたデータ画像内に黒の連結
成分を得るために実行され得る。集合差分が演算結果と
エンクロージャデータ画像の間で得られ且つその結果と
内部フリーバージョンの共通集合がデータ画像242を
形成する。これによって、データ画像242において、
各画素がデータ画像242内の連結成分内にあり且つこ
の連結成分があらゆる他の連結成分によって囲まれてな
いが其れ自体が少なくともいくらかの白の領域を囲んで
いる場合、各画素はオンである。境界基準と呼ばれるこ
の基準に合った連結成分は境界連結成分と呼ばれる。以
下に記述するように、幾つかのアプリケーションに対し
てノード上の制約条件は、境界基準に合った連結成分に
よって満たすことができる。
【0055】データ画像242はデータ画像244を得
るために使用されることができ、このデータ画像244
において、データ画像242内の境界連結成分内の各画
素が境界連結成分の領域によってラベル付けされてい
る。スプレッド演算はデータ画像244を得ることがで
きる。このスプレッド演算において、データ画像242
は第1のデータ画像であって、その連結成分の各々がラ
ベル付けされたバージョンにおいて独特の識別子を有
し、且つデータ画像242はまた、その画素値で結合関
数が第1のパスの間に実行される第2の画像でもある。
データ画像244を得る場合、結合関数は和(加算)で
あり、連結成分の第1のパス値として各連結成分の領域
に等しいオン画素のカウントを生成する。このように、
データ画像244において、データ画像242内の連結
成分内の各画素は、連結成分の領域によってラベル付け
される。
【0056】データ画像246において、データ画像2
42内の境界連結成分内の各画素は、本明細書中では穴
領域と呼ばれる境界連結成分によって囲まれる領域によ
ってラベル付けされる。穴領域によって画素をラベル付
けするために、データ画像242は上記の演算を用いて
穴データ画像を得るために使用され得る。要するに、穴
データ画像において、境界連結成分の囲まれた白の領域
内の各画素はオンである。データ画像242はまた上記
のような演算を用いて埋め込まれたデータ画像を得るた
めに使用されることができ、ここで境界連結成分内にあ
るか又は境界連結成分の囲まれた白の領域内にある各画
素はオンである。次いでスプレッド演算は実行されるこ
とができ、且つ第1のパス内の埋め込まれたデータ画像
内の各連結成分内にある穴データ画像内のオン画素をカ
ウントし且つ第2のパス内でその連結成分に対するカウ
ントによって各画素を再びラベル付けする。最後に、デ
ータ画像246はデータ画像242内の境界連結成分内
にある画素ごとに再ラベル付けしたカウントを保持する
ことによって得られる。
【0057】データ画像250はいくつかのアプリケー
ションに使用されるノード上の制約条件を満たす連結成
分内にある画素を示す。この制約条件を満たすためには
画像の一部が、連結成分の領域よりも多くの穴領域を囲
む連結成分を要求するノード基準に合わせなければなら
ない。データ画像250はデータ画像244及び246
を用いて得ることができる。データ画像244内の各画
素は、データ画像246内の片方の画素と比較され、且
つデータ画像244内の画素がデータ画像246内の画
素よりも大きな値を有するか否かを決定する。データ画
像244内の画素がデータ画像246内の画素よりも大
きな値を有する場合、画素を含む連結成分は、それが囲
む穴領域よりも少ない領域を有し、これによって画像2
50内で画素はオンとなる。これによって、各画素がノ
ード基準に合った連結成分内にある場合、データ画像2
50内の各画素はオンである。
【0058】画素が有向リンク上の制約条件の一部であ
る一つの基準と合っているので、データ画像252は可
能であれば有向リンクであってもよい連結成分内にある
画素を示す。図7に適用された有向リンク制約条件はヘ
ッド(頭)基準とテイル(尾)基準を有する。データ画
像252はヘッド基準のみを用いることによって得ら
れ、且つデータ画像254はテイル基準をデータ画像2
52へ用いることによって得られる。従って、データ画
像254は有向リンク上の制約条件を満たす連結成分内
にある画素を指定する。
【0059】ヘッド基準はそれ自体の領域よりも小さな
白領域を囲む連結成分を要求する。データ画像252
は、画素の連結成分がこの成分が囲む穴領域よりも大き
な領域を有する場合に画素がオンであるように比較が反
転されるのを除いてはデータ画像250と同様に得られ
る。
【0060】図7に適用されたテイル基準はヘッド基準
に合った各連結成分に関する追加情報を要求する。他に
は、このテイル基準は、連結成分が終点(終了)基準に
合った少なくとも一部を有することを要求する。従っ
て、データ画像254は画素を示し、各画素は当該成分
が囲む穴領域よりも大きな領域を有する連結成分内にあ
り、且つ終点基準を満たし且つテイル基準の追加の要求
を満たす少なくとも一つの部分を有している。このよう
な連結成分は有向リンク上の制約条件を満たす。
【0061】終点基準は、連結成分内の各画素がその終
点のカウントによってラベル付けされる終点カウントデ
ータ画像を得ることによって適用され得る。次に、終点
カウントデータ画像は各画素のラベルを値1と比較する
ことによって終了したリンクデータ画像を得るために使
用されることができ、且つ画素のラベルが少なくとも1
である場合、オンの結果が得ることができる。終了した
リンクデータ画像は可能性のあるリンクであり且つ少な
くとも一つの終点を有する各々が連結成分を示す。
【0062】終点カウントデータ画像は、最初にデータ
画像252内の各連結成分を別々に処理することによっ
てデータ画像252から得られ、互いに近傍にある連結
成分同士の間の相互動作を回避する。連結成分だけを示
すデータ画像が連結成分ごとに得られ且つこのデータ画
像が終点データ画像を得るために使用される。これは各
連結成分が独特の識別子によってラベル付けされるデー
タ画像252のラベル付けされたバージョンを得ること
によって及び独特な識別子のうちの一つを有する画素が
オンであるバージョンを得ることによって行われ得る。
【0063】各連結成分のデータ画像は、exit(エグジ
ット)(出口)カウントデータ画像を得るために使用さ
れることができ、このエグジットカウントデータ画像に
おいて、各画素値が、局所的領域の上部左コーナーに位
置している所与の幅wの矩形局所領域のボーダーと交差
する連結成分の数を示す。このエグジットカウントデー
タ画像は、分岐因子(ファクタ)データ画像を得るため
に使用され得て、それはまた終点カウントデータ画像を
得るために使用され得る。
【0064】エグジットカウントデータ画像を得るにあ
たって、幅wはデータ画像内の一般的な幅の曲線の分岐
をキャプチャ(捕捉)するのに充分な大きさにセットさ
れなければならない。以下に説明するように、連結成分
が均一な幅のものであり且つ連結成分に対するスケルト
ン(距離変換された画像中で値が最大となる点の集合)
が得られた場合、適切な幅とは、このスケルトン上の点
から最も近いエッジまで最も頻繁に発生する距離の4
倍、連結成分の幅の約2倍であり得る。
【0065】あらゆる2値データ画像を提供されたエグ
ジットカウントデータ画像を得るにあたって、四つのエ
ッジデータ画像が最初に得られ、且つ各エッジデータ画
像は四つの方向+x、−x、+y、及び−y方向の内の
一つの方向で白の近傍を有する黒画素でラベル付けされ
ている。エッジデータ画像は、まず各方向で一つの画素
分、2値画像を移動させ、次いで移動されたバージョン
の各々を用いて集合差分(演算)を実行することによっ
て得ることができる。
【0066】各エッジデータ画像はそれぞれのボーダー
カウントデータ画像を得るために使用され且つこのボー
ダーカウントデータ画像はボーダーエッジ合計データ画
像を得るために結合され得る。
【0067】+xエッジデータ画像に対するエッジ合計
データ画像を得るため、例えば、各画素が+xエッジデ
ータ画像内の画素の右側への画素値の合計によってラベ
ル付けされている+xプロジェクト(射影)データ画像
を得るため、プロジェクト演算が−x方向へ最初に実行
され得る。
【0068】概して、所与の方向におけるプロジェクト
動作は、前の画素と呼ばれる、演算が実行されている方
向での隣接画素に対して得られる値に基づいて画素ごと
に値を得る。このようにプロジェクト演算は、所与の方
向で一連の画素へ画素値を複写するために使用されるか
又は所与の方向に延びる一連の画素の値の合計値、最大
値、又は最小値を得るために使用され得る。+xプロジ
ェクトデータ画像を得るプロジェクト演算は前の画素値
に各画素値を累積的に追加する。
【0069】+xプロジェクトデータ画像は−x方向で
幅wだけ平行移動され且つ各画素におけるこの平行移動
した値は、間隔カウントデータ画像を得るために+xプ
ロジェクトデータ画像内の画素値から減算され得る。次
いでエッジ差分データ画像は、画素を含み且つ+x方向
で長さwだけ画素から延びるボーダー内で+xエッジの
カウントを各画素で表すように調整され得る。この調整
は、+xプロジェクトデータ画像を−x方向で幅(w−
1)だけ平行移動し、次いで+xボーダーエッジカウン
トデータ画像を得るために間隔カウントデータ画像内の
画素の値から各画素で平行移動された値を減算すること
によって行われる。
【0070】同様の演算が−x、+y、及び−yボーダ
ーエッジカウントデータ画像を得るために−x、+y、
及び−yエッジデータ画像を用いて実行され得る。−x
エッジデータ画像に対するプロジェクト演算が−x方向
で実行されるが、+yと−yのエッジデータ画像に対す
るプロジェクト演算は−y方向で実行される。−xプロ
ジェクトデータ画像はそれぞれの間隔カウントデータ画
像を得るために−x方向で幅wだけ平行移動されるが、
+yと−yのプロジェクトデータ画像は−y方向で幅w
だけそれぞれ平行移動される。−xエッジデータ画像に
対する調整は、平行移動せずに−xエッジデータ画像内
の画素の値を減算することによって行われる。+yエッ
ジデータ画像に対する調整は、−y方向で+yエッジデ
ータ画像を(w−1)だけ平行移動し次いで平行移動し
た値を減算することによって行われる。−yエッジデー
タ画像に対する調整は、平行移動せずに−yエッジデー
タ画像内の画素の値を減算することによって行われる。
【0071】全ての四つのボーダー・エッジ・カウント
・データ画像が得られた時、+xと−xのボーダーエッ
ジカウントデータ画像は−y方向で(w−1)平行移動
され得て且つ+yと−yのボーダーエッジカウントデー
タ画像は−x方向で(w−1)平行移動され得る。各画
素における四つの平行移動された値がボーダーエッジカ
ウントデータ画像からの四つの値へ加算され、ボーダー
エッジ総計データ画像を得る。従って、ボーダーエッジ
総計データ画像は、その上部左コーナーで画素を有する
w×w領域のボーダー内のエッジの総数を画素ごとに示
す。
【0072】同様の技術が局所的な領域合計データ画像
を得るために使用され得る。−x方向でのプロジェクト
演算は第1のプロジェクトデータ画像を得るために2値
データ画像上で実行され得る。第1のプロジェクトデー
タ画像は−x方向へwだけ平行移動されることができ且
つこの平行移動した値が第1のプロジェクトデータ画像
内の各画素の値から減算されることができて、当該画素
から開始し且つ−x方向へwだけ延びるロー(行)内の
オン画素の数を示す間隔合計データ画像を得る。−y方
向におけるプロジェクト演算が間隔合計データ画像上で
実行されて第2のプロジェクトデータ画像を得る。第2
のプロジェクトデータ画像は、−y方向へwだけ平行移
動され且つこの平行移動された値は第2のプロジェクト
データ画像内の各画素値から減算され得て、これにより
その上部左コーナーで画素を有するw×wの領域内のオ
ン画素の数を示す局所領域合計データ画像を得る。
【0073】ボーダーエッジ総計データ画像及び局所領
域合計データ画像内の値はエグジットカウントを計算す
るために使用され得る。ボーダーエッジ総計データ画像
内の画素の値がゼロであり且つ局所領域合計データ画像
内の画素の値がゼロより大きい場合、画素のエグジット
カウントは6であり、ボーダーエグジットをもたないノ
ン・エンプティ(空でない)領域を示す。或いは、ボー
ダーエッジ総計データ画像内の画素の値が10より小さ
い場合、そのエグジットカウントはボーダーエッジ総計
データ画像内の値の半分であり、且つ領域ボーダーと連
結成分の共通集合(交差)の数を示す。或いは、そのエ
グジットカウントは5であり得て、4より上の領域ボー
ダーと連結成分の共通集合を示す。
【0074】エグジットカウントデータ画像は投票計算
を用いて分岐因子データ画像を得るために使用され得
る。投票計算は、各画素に対して及びエグジットカウン
トデータ画像内で発生する各エグジットカウント値に対
して、幅wの画素の領域内のエグジットカウント値の発
生回数のカウントである現在投票カウント値を得ること
によって開始される。エグジットカウント値が1から6
までインクリメントされるので、エグジットカウント値
に対する現在投票値が前の最高投票値より大きい場合、
現在投票値が新しい最高投票になり且つウィニング(決
勝)エグジットカウント値が現在値になる。
【0075】各エグジットカウント値に対する現在投票
値は、局所的領域合計データ画像に相対して上記のよう
に得ることができる。この局所的領域合計データ画像は
現在エグジットカウントデータ画像から得ることがで
き、ここで、各画素は、エグジットカウントデータ画像
内の画素の値が現在投票値が得られようとするエグジッ
トカウント値に等しい場合にのみオンである。
【0076】分岐因子データ画像は、最終のウィニング
値を右へw/2(半幅)且つ下方へw/2平行移動する
ことによって得ることができる。
【0077】次いで、終点(termination )データ画像
は、各連結成分に対する分岐因子データ画像内の1の値
を有する各画素をオンにし、次いで画像によってその演
算結果をAND演算することによって得ることができ
る。従って、終点データ画像内で、各連結成分の各終点
が小さな連結成分によってマーキングされる。
【0078】分岐因子データ画像を得る演算は、上記に
簡単に述べられているように、wの適切な選択に依存す
る。すべての連結成分が同じ一定の幅のものであれば、
曲線幅のモードが得られ、且つwはこのモードよりもい
くらか大きな値にセットされ得る。しかし可変幅の曲線
(カーブ)は異なるアプローチを必要とする。
【0079】シニング(thinning)(細線法)が可変幅
の曲線を正規化するために使用され得て、これにより細
くなったデータ画像上で演算することによって分岐因子
データ画像が得られる。用語「シニング」は連結成分の
ほぼ中心線に沿った画素がオンであるデータ画像のバー
ジョンを得るあらゆる技術を称するために本明細書中で
使用されている。このような技術は、スパイン(背
骨)、スケルトン(骨格)、リッジ(畝)、無向又は有
向の距離の局所的相似形、相似型軸変換、又はヴォロノ
イ(Voronoi )テッセレーションを得るときに様々に記
述される。
【0080】以下に述べるように、各画素が近傍の連結
成分に対してx及びyのオフセットでラベル付けされて
いる場合に使用可能な、各画素が近傍から値を読み取る
動作に依存する一つのシニング技術が使用されている。
このシニング技術は、画像内の連結成分のスケルトンに
沿った画素が、画像の補集合内の異なる近い近傍エッジ
方向を有する近傍画素を有するという洞察に基づいてい
る。
【0081】読み取り演算の前に、グラウンド(groun
d)データ画像と呼ばれる画像の補集合が水平及び垂直
のグラウンドデータ画像を得るために使用される。予備
の水平及び垂直グラウンドデータ画像が上記のように最
初に+x、−x、+y、及び−yのエッジデータ画像を
得ることによって得ることができる。予備の水平データ
画像内の各画素の値は、−xエッジ及び+xエッジのデ
ータ画像内の各画素の値の組み合わせであってもよい。
同様に、予備の垂直データ画像内の各画素の値は−yエ
ッジ及び+yのデータ画像内の各画素の値の組み合わせ
であってもよい。このように値を組み合わせる目的は明
瞭なエッジ方向を有する境界上の隣接点から生じる偽の
スケルトン点を抑制することである。
【0082】従って二つの差データ画像が予備の水平及
び垂直の各データ画像に対して一つずつ得られる。各画
素値が異なる非ゼロ値を有する4連結近傍画素を有する
場合、差データ画像内の各画素の値はオンである。これ
によって、各差データ画像は四つの有向差データ画像の
合併であってもよいし且つ各有向差データ画像はそれぞ
れの方向で各画素の近傍の画素を読み取ることによって
得られ、且つ近傍の画素が非ゼロ値を有する場合、画素
の値から近傍の画素値を減算し且つその差の絶対値を得
る。
【0083】水平データ画像は、予備の水平データ画像
においてオンであり且つ水平差データ画像においてオフ
である各画素に対してはオンの値を有することができ
る。同様に、垂直データ画像は予備の垂直データ画像に
おいてオンであり且つ垂直差データ画像においてオフで
ある各画素に対してはオンの値を有することができる。
【0084】水平読み取り及び垂直読み取りの二つの読
み取り演算が実行され得る。各読み取り演算は水平又は
垂直のデータ画像内の近傍の値に近接する値を読み取る
ためにグラウンドデータ画像内の近い近傍に対してx及
びyのオフセットを使用する。
【0085】最終的に、スケルトンデータ画像は水平及
び垂直の読み取り演算の結果を用いて得ることができ
る。各ケースにおいて、差データ画像は上記のようにし
て得られ、且つ二つの差データ画像の合併はスケルトン
データ画像である。
【0086】近接近傍に対するx及びyのオフセットが
種々のやり方で得られる。ボージュフォアズ(Borgefor
s ),Gの1986年発行の"Distance Transformations
in Digital Images"の第34巻、344乃至371ペー
ジ、"Computer Vision, Graphics, and Image Processi
ng" においてx及びyのオフセット、距離の大きさ、方
向、又は近接近傍について他の情報を得るために使用さ
れる距離変換技術を記述している。他の技術はボージュ
フォアズの報告書に記述されている2−パス技術上の変
形を実行している。各パスは画素ごとに近接近傍に対す
るほぼ全体的な距離を得る。各パスはまた、画素に8連
結された前もって走査された画素の内のどの画素がより
近い近接近傍を有するかを示す2ビットを記憶する。適
切なインクリメント値が、画素に近い近傍の距離を得る
ためにより近い近接近傍を有する前もって走査された画
素の近い近傍距離の値に加算され得る。第2のパスはま
た、二つのパスの内のいづれのパスがより近い近接近傍
を得たかを示すために画素ごとにビットをセットするこ
とを含む。これによってあらゆる画素に対する近接近傍
距離を得るのに必要な情報が、5ビット/画素内に記憶
され且つほぼ全体の距離が廃棄される。5ビット/画素
からなる記憶された情報は、x及びyのオフセット、距
離の大きさ、方向、又は必要とされた時の近接近隣の情
報を得るために単一パス演算において又は画素からそれ
の近接近傍である各画素へデータを転送するために単一
パス読み取り演算において使用される。
【0087】終点データ画像が、この終点データ画像内
の各連結成分が単一のオン画素によって置き換えられる
ように収縮データ画像を最初に得ることによって終点カ
ウントデータ画像を得るために使用され得る。
【0088】スプレッド演算は次いで各連結成分におい
て終点の合計を得て且つ連結成分内の各画素をその合計
によってラベル付けするために演算結果に対して実行さ
れ得る。
【0089】収縮データ画像は、その最小のy座標によ
って各連結成分をラベル付けするために終点データ画像
上でスプレッド演算を実行することによって得ることが
できる。最小のyデータ画像は次いで各画素がその連結
成分の最小のy座標を有する場合に画素がオンであるよ
うなデータ画像を得るために各画素のy座標と比較され
得る。このデータ画像は上部データ画像を得るために終
点データ画像とAND(論理積)演算され得る。上部デ
ータ画像は、各画素のx座標をゲート制御するために使
用されることができ、且つスプレッド演算は終点データ
画像内の連結成分内の各画素を、その画素がゲート制御
されたデータ画像内で有する最小値によって、ラベル付
けするためにゲート制御されたデータ画像を用いて実行
され得る。各画素の得られる値は画素がその連結成分の
最小のx座標を有する場合に画素がオンであるようなデ
ータ画像を得るためにそのx座標と比較され得る。最終
的に、このデータ画像は収縮データ画像を得るために上
部データ画像とAND演算される。
【0090】上記に述べるように終了したリンクデータ
画像が得られると、テイル基準がその画像に適用されて
データ画像254を得る。テイル基準を適用するため、
可能性のあるヘッドデータ画像は最初に終了したリンク
データ画像から得ることができる。次いで、可能性のあ
るヘッドは終了したリンクデータ画像から取り除かれ、
且つ可能性のあるテイルデータ画像を残すことになる。
第1のスプレッド演算は、可能性のあるテイル内の各画
素が上記のように可能性のあるテイルの領域によってラ
ベル付けされるような可能性のあるテイル領域データ画
像を得るために可能性のあるテイルデータ画像を用いて
実行され得る。第2のスプレッド演算は、終了したリン
クデータ画像内の各連結成分内の各画素を、連結成分に
対する可能性のあるテイル領域の最大値によってラベル
付けするように実行され得る。二つのラベル付けされた
データ画像は、次いで、各画素が、その各画素の可能性
のあるテイル領域がその連結成分に対する最大値に等し
い場合にオンであるような最長の可能性のあるテイルデ
ータ画像を得るために比較され得る。最長の可能性のあ
るテイルデータ画像はテイルデータ画像を得るために可
能性のあるテイル領域データ画像とAND演算され得
る。着色動作は、データ画像254を得るためにテイル
データ画像及びデータ画像240を用いて実行されるこ
とができ、且つこのデータ画像265は有向リンク基準
に合ったデータ画像240内の連結成分を示す。
【0091】領域を囲む終了したリンクデータ画像内の
連結成分の部分を示す利用可能なヘッドデータ画像が得
られる。例えば、穴データ画像は上記のように終了した
リンクデータ画像から得られ、次いで穴データ画像内の
連結成分が局所的幅のモードの2倍だけ膨張され得る。
この結果は領域を囲む連結成分のこれらの部分のみを保
持するために終了したリンクデータ画像とAND演算さ
れ得る。境界データ画像は上記に説明されるように可能
性のあるヘッドデータ画像として動作するために得るこ
とができる。
【0092】局所的幅データ画像はシニングに関連して
上記に説明されているように、スケルトンデータ画像を
得るために終了したリンクデータ画像を最初に用いるこ
とによって得ることができる。局所的幅データ画像は、
スケルトンデータ画像内のオン画素ごとに、終了したリ
ンクデータ画像の補集合内の近接近傍までの距離の2倍
を得ることによってスケルトンデータ画像から得ること
ができる。近接近傍までの距離はx及びyのオフセット
に相対して上記のように得ることができる。局所的幅の
データ画像は次いで局所的幅のモードを得るために走査
される得る。
【0093】上記のような穴データ画像はまた終了した
リンクデータ画像を用いて得ることができる。次いで、
局所的幅のモードの反復の倍を有する演算が、成長(gr
ow)データ画像を得るために穴データ画像を用いて実行
され得る。各反復は、上記のようにして得られた開始デ
ータ画像の補集合のエッジデータ画像とその開始データ
画像の合併を得ることができ、これによって開始データ
画像の各黒の成分は四方向で1画素だけ外側へ延長され
る。結果的に、終了したリンクデータ画像内の穴が外側
へ成長し、これによってこれらの穴がそれらを囲む連結
成分の部分を覆うことになる。
【0094】次いで成長データ画像は終点リンクデータ
画像とAND演算されて、終了したリンクデータ内の白
の領域を囲む連結成分の部分を含むデータ画像を得る。
上記のように境界データ画像はその演算結果に対して得
ることができる。境界データ画像内の各連結成分は可能
性のあるヘッドである。
【0095】他の技術はまた、可能性のあるヘッドデー
タ画像を得るために使用され得る。穴データ画像に対す
る距離変換が得られ、この距離変換が線幅によって閾値
処理され、且つ利用可能なヘッドデータ画像として動作
するために各穴の回りで単一線幅を得る。
【0096】図7はまた、ノード又はリンク上の他の制
約条件を満たす部分を有する他のデータ画像を示す。
【0097】例えばデータ画像256は、無向リンク上
の制約条件を満たす連結成分内で画素を示す。この制約
条件は開カーブ(曲線)基準と二つの終点基準を有す
る。要するに、連結成分は、これが正確に二つの終点を
有する開カーブである場合、この制約条件を満たす。
【0098】図示されているように、データ画像256
はデータ画像240及び242から得ることができる。
データ画像242は上記のように埋め込まれたデータ画
像を得るために使用され且つこの埋め込まれたデータ画
像はオフ画素を囲むあらゆる連結成分を取り除くために
データ画像240から除去され得る。得られるデータ画
像は開カーブ基準を満たす連結成分内の画素を示す。次
に、開カーブデータ画像は上記のように終点カウントデ
ータ画像を得るために使用されることができ、且つ二つ
の終点基準が各画素終点カウントを2と比較することに
よって用いられ、これによってデータ画像256におけ
る各画素の値はその終点カウントが2である場合にのみ
オンになる。
【0099】データ画像260は、人間が生成するデー
タ画像240がデータ画像260内の機能がノードであ
るようなノード−リンク構造を形成する編集マークによ
るオーバーレイを示すようなアプリケーションによって
編集され得る原画像である。これによってデータ画像2
60によって示される画素の全てがノード上の制約条件
を満たす。
【0100】データ画像262は、編集アプリケーショ
ンにおいて適切なノード上の他の制約条件を満たす画素
を示す。この制約条件によって削除(デリート)の為の
要求を示すのに有用な”X”の形状の編集マークが許容
される。制約条件はクロス(交差)基準を含み、この基
準は、開カーブデータ画像を得るために上記の開カーブ
基準を最初に適用し、次いでデータ画像262を得るた
めにキャビティ(空洞)カウント基準をこの開カーブデ
ータ画像へ適用することによって適用され得るクロス
(交差)基準を含む。
【0101】キャビティカウント基準は開カーブデータ
画像内の連結成分が正確に四つのキャビティを有するよ
うに要求することができ、これによって画素は、四つの
キャビティを有する開カーブである連結成分内にある場
合のみデータ画像262内でオンとなる。キャビティカ
ウント基準は、開カーブデータ画像内の全ての2−ウェ
イ、3−ウェイ、及び4−ウェイのキャビティの合併
(ユニオン)を示すキャビティ画像を最初に得ることに
よって、キャビティデータ画像内の各連結成分を単一画
素へ収縮させることによって、及び開カーブデータ画像
内の各連結成分内のキャビティ数をカウントするために
その収縮されたキャビティデータ画像上でスプレッド演
算を用いることによって、適用され得る。
【0102】2−ウェイキャビティは上右、下右、上
左、及び下左キャビティを含む。2−ウェイキャビティ
の各タイプごとに、画素の値は、データ画像を移動し且
つ論理演算を実行することによって画素の4連結近傍の
値から決定され得る。例えば、−x方向で画素の近傍が
非ゼロ値を有する場合、−x方向で画素の近傍が+y方
向の画素の近傍と同じ値を有する場合、及び−x方向の
画素の近傍が−y及び+x方向の画素の近傍と異なる値
を有する場合、上右キャビティ値はオンである。他の2
−ウェイ・キャビティ値も同様に得ることができる。
【0103】3−ウェイキャビティは上、下、左、及び
右キャビティを含む。3−ウェイキャビティの各タイプ
ごとに、画素の値は、データ画像を移動し且つ論理演算
を実行することによって画素の4連結近傍の値から決定
され得る。例えば、−x方向で画素の近傍が非ゼロ値を
有する場合、−x方向で画素の近傍が+x及び+y方向
の画素の近傍と同じ値を有する場合、及び−x方向の画
素の近傍が−y方向の画素の近傍と異なる値を有する場
合、上右キャビティ値はオンである。他の3−ウェイ・
キャビティ値も同様に得ることができる。
【0104】画素の4−ウェイキャビティ値も、データ
画像を移動し且つ論理演算を実行することによってその
4連結近傍の値から同様に得ることができる。+y方向
の画素の近傍が非ゼロ値を有する場合及び+y方向の画
素の近傍が他の方向の各々の画素の近傍と同じ値を有す
る場合、4−ウェイ・キャビティ値はオンである。
【0105】ノード上の制約条件又はリンク上の制約条
件を満たす入力画像セットの部分を示すデータ画像は、
図7のデータ画像を用いて得ることができる。例えば、
単純な有向グラフ解析アプリケーションにおいて、デー
タ画像250はノード上の制約条件を満たす部分を示し
且つデータ画像254は有向リンク上の制約条件を満た
す部分を示す。これに対して、編集アプリケーションに
おいてデータ画像242及び260は有向グラフノード
上の制約条件を満たす一つのセットの部分を得るために
OR(論理和)演算され、データ画像254は有向リン
ク上の制約条件を満たす部分を示すことができるが、デ
ータ画像252、260、及び262は無向グラフノー
ド上の制約条件を満たす他のセットの部分を得るために
OR(論理和)演算され、且つデータ画像256は無向
リンク上の制約条件を満たす部分を示すことができる。
【0106】図8は、ノード−リンク構造上の制約条件
を満たす類似ノード及びリンクのサブセットを含むデー
タ画像を得ようとする動作を示す。
【0107】ボックス280における動作は、類似ノー
ドと呼ばれるノード上の制約条件を満たす入力画像セッ
トの部分、及び類似リンクと呼ばれるリンク上の制約条
件を満たす部分を示すデータ画像を受け取る。ボックス
282における動作は反復(繰り返し)ループを開始す
る。第1の反復において、ボックス282における動作
は前のノード及び前のリンクであるべきボックス280
において受け取られたデータ画像をセットする。次い
で、ボックス284における動作はボックス282から
の前のノードと前のリンクを使用して新しいノードと新
しいリンクを得る。
【0108】ボックス290における動作は、前のノー
ド及びリンクを新しいノード及びリンクと比較する。変
更がある場合、ボックス282における動作が前の反復
からの新しいノード及びリンクを前のノード及びリンク
としてセットすることによって他の反復を開始する。変
更がない場合、ボックス292における動作はノード−
リンク構造を形成する新しいノード及びリンクをリター
ンする。
【0109】ボックス284における動作は、新しいノ
ード及びリンクとして前のノード及びリンクのサブセッ
トを得るために近接基準を適用する。図9は前のノード
のサブセットである新しいノードを得るためにノード近
接基準がいかにして適用され得るかを示す。図10は前
のリンクのサブセットである新しいリンクを得るために
リンク近接基準がいかにして適用されるかを示す。
【0110】図9におけるデータ画像310は前のノー
ドを示す。前のノードは図8のボックス280の類似ノ
ードであってもよいし、且つ図8の先行反復におけるボ
ックス284で得られた新しいノードであってもよい。
同様に、データ画像312は図8のボックス280のリ
ンクであってもよいし又は図8の先行反復におけるボッ
クス284で得られた新しいリンクであってもよい前の
リンクを示す。
【0111】データ画像312はデータ画像320及び
322を得るために使用され得る。終点データ画像32
0において、図7のデータ画像254に関して上記に説
明したように、分岐因子が1である場合、データ画像3
12内の連結成分内の各画素はオンである。データ画像
322を得るためにテイル基準に合った部分を示すデー
タ画像はデータ画像254に関して上記に説明したよう
にデータ画像312から得られ、且つテイル基準に合っ
た部分内の画素をデータ画像312における各連結成分
から除去するために集合差分が実行され、これによりノ
ンテイル連結成分を示すデータ画像322が残される。
【0112】データ画像320及び322は、画素がデ
ータ画像320及びデータ画像322の内の一つ又は両
方においてオンである場合、各画素がオンである端点
(extremities )データ画像324を得るために論理和
(OR)演算される。データ画像322からデータ画像
324内でオンである画素を除去するために集合差分が
実行され、これによって各連結成分がノンヘッド端点で
あるデータ画像326が残される。
【0113】データ画像310及び322は、データ画
像330を得るために使用されることができ、このデー
タ画像330において各連結成分がデータ画像322内
のノンテイル連結成分又はヘッド連結成分に最も近い近
傍であるノードである。同様に、データ画像310及び
326はデータ画像332を得るために使用され、この
データ画像332において各連結成分はデータ画像32
6内のノンヘッド連結成分に最も近い近傍であるノード
である。
【0114】データ画像330及び332を得るにあた
って、内部成分距離データ画像がデータ画像310を用
いて得ることができる。最初に、データ画像310内の
各連結成分を分離状態で処理しながら、データ画像31
0の他の成分バージョンがその連結成分を除去すること
によって得ることができる。図7のデータ画像254に
関して上記に示した技術を用いて距離データ画像が得ら
れ、これによって距離データ画像は各画素から他の成分
バージョンにおける近接連結成分迄の距離を示す。連結
成分に対する距離データ画像が結合されて、連結成分の
距離データ画像からの値を連結成分内の各画素において
保持することによって内部成分距離データ画像を得る。
【0115】上記に示したようにスプレッド演算は、連
結成分内の画素に対する内部成分距離データ画像からの
最短距離によってデータ画像310内の各連結成分の画
素をラベル付けすることができる。得られるデータ画像
は次いで内部成分距離データ画像と比較されることがで
き、且つ二つのデータ画像内の距離が同じである各画素
は結合されたデータ画像内でオンであってもよい。この
結合されたデータ画像は次いで最も近接した点データ画
像を得るためにデータ画像332又はデータ画像326
とAND演算され、この点データ画像において、画素
が、データ画像322又はデータ画像326内の連結成
分内の画素の中でもデータ画像310内の近接近傍連結
成分から最も近い距離にある画素である場合、各画素は
オンである。
【0116】データ画像322又はデータ画像326内
の最も近い連結成分へのxとy方向におけるオフセット
は、次いで、距離データ画像に対して上記に示した演算
と同様に演算によって最も近い点データ画像内のオン画
素ごとに得られる。xとyのオフセットは、次いで、デ
ータ画像322及び326内の近接近傍へ最も近い点デ
ータ画像内の値を転送するために書き込み動作において
使用されることができ、且つ衝突が発生する最大値を保
持する。着色動作は、次いで、連結成分が書き込み動作
の後であらゆる非ゼロ画素を含む場合、値オンによって
データ画像310内の連結成分内の各画素を着色するこ
とができ、且つデータ画像330及び332を生成す
る。
【0117】データ画像330及び332は次いで、画
素がデータ画像310内の連結成分内にある場合に各画
素がオンであるデータ画像334を得るために論理和
(OR)演算されることができ、且つその連結成分はリ
ンクのヘッド又はノンヘッド端点のより近い近傍であ
る。要するに、ノード近接基準は、前のリンクのヘッド
又はノンヘッド端点の最も近い近傍である場合、前のノ
ードを保持する。
【0118】図10におけるデータ画像350及び35
2は、図9のデータ画像310及び312として前のノ
ード及びリンクを示す。データ画像360は図9のデー
タ画像324と同様にデータ画像352から得ることが
できる。
【0119】データ画像352はまたデータ画像362
を得るために使用され、このデータ画像362内の連結
成分内の各画素が連結成分の近似的な長さを示す値によ
ってラベル付けされる。データ画像352は、最初は、
上記に示した様にエッジデータ画像を得るために使用さ
れる。次いで上記のようにスプレッド演算が実行され、
データ画像352内の各連結成分内のエッジ画素の合計
が得られ且つこの合計によって各連結成分内の各画素を
ラベル付けし、これによってペリメータ(周辺)データ
画像が得ることができる。長さを近似するために、各画
素のペリメータは2で除算されることができ且つ結果が
整数に四捨五入され(丸められ)、これによってデータ
画像362が得ることができる。
【0120】データ画像350及び360はデータ画像
364を得るために使用されることができ、このデータ
画像364において、データ画像360内の連結成分内
の各画素はノードへの最短距離によってラベル付けされ
る。内部成分距離データ画像は、上記のようにデータ画
像350を用いて得ることができる。スプレッド演算
は、データ画像360内の各連結成分に対する内部成分
距離データ画像からの最短距離を得て、次いでこの最短
距離によって連結成分内の各画素をラベル付けするため
に上記のように実行され得る。
【0121】データ画像352及び364は次いでデー
タ画像370を得るために使用され、このデータ画像3
70において、データ画像352内の連結成分内の各画
素がノードへの最長距離によってラベル付けされる。ス
プレッド演算は、データ画像352内の各連結成分内の
データ画像画素364内の最長距離を得て且つ次いで最
長距離によって連結成分内の各画素をラベル付けするた
めに上記のように実行され得る。
【0122】最終的に、データ画像362及び370は
データ画像372を得るために使用されることができ、
このデータ画像372において、データ画像362内の
連結成分の近似長さがデータ画像370内の連結成分の
最長距離よりも長い場合にデータ画像352内の連結成
分内の各画素はオンである。要するに、リンク近接基準
は、リンクの近似長さが、その端点の内の一点から最も
近い前のノードまでの最長距離より大きい場合は前のノ
ードを保持する。
【0123】最後の反復の後で、データ画像334及び
372は図8のボックス292でリターンされ得るか、
又はデータ画像334及び372がノード及びリンクを
示す他のデータを得るために使用され得る。レンダリン
グ(描画)アプリケーションに関して以下に示すよう
に、例えば、ノード及びリンクのリスト(一覧表)が得
られ且つリターンされる。
【0124】図11は画像処理サーバを使用する他の実
施を示す。図11におけるシステム390は、ネットワ
ーク392、ワークステーション394、記憶装置サー
バ396、及び画像処理サーバ398を有する。ユーザ
はスキャナー又は他のソースからなどの画像を定義する
データを記憶するための要求をネットワーク392へ提
供するようにワークステーション394を操作すること
ができる。これに応答して、記憶装置サーバ396はデ
ータを記憶することができる。次いで、ユーザは上記に
説明した動作のような画像処理動作を要求するためにワ
ークステーション394を操作することができる。これ
に応答して、画像処理サーバ388は要求された動作を
実行し且つ図6に関して上記に示したような命令を実行
することができる。
【0125】上記に示したように、ノード−リンク構造
を形成するノード及びリンクを示す制約されたノード−
リンクデータは他の画像と比較するために記憶され得る
か又は従来の技術によって制御信号を提供するために使
用され得る。さらに、一つの実行はレンダリンクアプリ
ケーション及び編集アプリケーションを含む。レンダリ
ングアプリケーションは解析されたノード−リンク構造
に類似しているノード−リンク構造を表す画像を得る。
編集アプリケーションは編集動作を示すデータを得るた
めにノード−リンク構造を解析する。
【0126】図12はレンダリングアプリケーションが
実行され得るシステム400の一般的な構成成分を示
す。システム400は図6のワークステーションCPU
と同じ現在の実行において処理サーキットリ402を含
む。処理サーキットリ402は、図6に示したような周
辺機器スキャナであってもよい走査サーキットリ(回
路)404から画像を定義するデータを受け取るために
接続されており且つ図6に示した周辺機器プリンタであ
っもよい印刷サーキットリ406へ画像を定義するデー
タを送るために接続されている。
【0127】処理サーキットリ402はまたプログラム
メモリ410及びデータメモリ412へアクセスするた
めに接続されている。プログラムメモリ410内に記憶
されれた命令は、図6と同様にオペレーティングシステ
ム命令420及び画像受け取り命令422を含むことが
できる。類別及びレンダリング命令424が図13に関
して以下に示すように実行され得て、且つ図6の画像処
理命令204に関して上記に示したように実行され得る
画像処理命令426を呼び出すことができる。類別及び
レンダリング命令424はまた画像を定義するデータを
印刷サーキットリ406へ提供するために画像印刷命令
428を呼び出すことができる。
【0128】処理サーキットリ402による画像受け取
り命令422の実行によって入力画像データ430のデ
ータメモリ412への記憶を生じることになる。次いで
類別及びレンダリング命令424の実行によって、ノー
ド−リンクデータ432を得るために入力画像データ4
30を使用することになり、且つこのノード−リンクデ
ータ432はまた出力画像データ434を得るために使
用される。ノード−リンクデータ432は図6における
ように制約されたノード−リンクデータ212を含むこ
とができる。最終的に、出力画像データ434は印刷サ
ーキットリ406へ提供される。
【0129】図示したように、走査サーキットリ404
は画像を定義するデータを得るためにノード−リンク構
造のスケッチを示すシート440上で動作することがで
きる。画像受け取り命令422並びに類別及びレンダリ
ング命令424の実行は次いで、処理サーキット402
を介して印刷の為の印刷サーキットリ406へ画像を定
義するデータ442を提供する。これによって、印刷さ
れたシート442はシート440が示した構造のような
正確に形成されたノード−リンク構造を示す。
【0130】図13のボックス460における動作は、
図12におけるようなスケッチであってもよいノード−
リンク構造を示す入力画像を定義するデータを受け取る
ことによって開始される。種々の基準がノード−リンク
構造を含むカテゴリ(分類)を示すカテゴリデータを得
るために適用され得る。図13においてダッシュライン
で提示されているように、これらの基準の内の幾つかが
ボックス462における動作の前に適用され得る。ボッ
クス462及び470における動作は次いで入力画像が
ノード−リンク構造を表すか否かを示すカテゴリデータ
を得る。
【0131】ボックス462における動作は、図7乃至
図10に関して上記に示したような技術を用いてノード
−リンク構造上の制約条件を満たすノードの画像とリン
クの画像を得ることができる。ボックス470における
動作は次いである基準をボックス462からの画像へ適
用して、入力画像がノード−リンク構造上の制約条件を
満たすか否かを示すデータの2値項目を得る。この2値
項目は、例えば、ノードの画像が二つ又はそれより多く
の連結成分を含み且つリンクの画像が一つ又はそれより
多くの連結成分を含むか否かを示すことができる。否定
の場合、ボックス472における動作が、画像を他のカ
テゴリ又は認識されないカテゴリとして処理する。
【0132】2値項目が入力画像がノード−リンク構造
を表すことを示す場合、ボックス474における動作
は、データをPostScript(ポストスクリプト)ファイル
のようなページ記述言語(PDL)ファイルへロードす
ることによって出力画像をレンダリングする。ボックス
474における動作はノードの画像及びリンクの画像を
使用することができ、これによりこれら二つの画像を論
理和(OR)演算し且つその結果の境界ボックスを得た
りすることによってノード−リンク構造の回りで境界ボ
ックスの位置を示すデータと、各ノードの中心と半径を
示すデータと、ノード毎に円を描くべきであることを示
すデータと、各リンク上で抽出された点を示すデータ
と、抽出された点を連結する線を補間することによって
及び有向端上に矢印を置くことによって各リンクを描く
べきであることを示すデータと、を得る。ボックス47
4における動作はこのデータをPDLファイルへロード
することができる。次いでボックス476における動作
はPDLファイルをプリンタへ送ることができる。
【0133】ボックス462及び470における動作は
この場合ノード−リンク構造であるグラフィカル表現の
カテゴリを示すカテゴリデータを得て、且つボックス4
74における動作はノード−リンク構造のパラメータを
示すパラメータデータを得るためにこのカテゴリデータ
を使用し且つ次いでこのノード−リンク構造はプリント
され得る。
【0134】図14乃至図17は一つの実行によって得
られた結果を示す。図14において、画像480はノー
ドがほぼ円形であり且つリンクが三角形の矢印のような
ヘッドを有する線である有向グラフのスケッチを示す。
画像482は、画像480における様にノードとリンク
が関連しているがノードとリンクのラベルを省略してい
る、結果的に得られた正確に形成された画像を示す。同
様に、図15においては、画像484は、丸いヘッドを
有するリンクを備える有向グラフのスケッチを示し、画
像486は、結果的に得られた正確に形成された画像を
示す。図16において、画像490は有向グラフのスケ
ッチを示し且つ画像492は結果的に得られた正確に形
成された画像を示す。図17において、画像494は、
有向グラフのスケッチを示し且つ画像496は結果的に
得られた正確に形成された画像を示す。
【0135】図12乃至図17に示された技術は手描き
のスケッチに基づいてノード−リンク構造の適切にレン
ダリングされた画像を迅速に組み立てるためのツールを
提供し得る。このタイプのツールは、例えば、会議用の
スライドを発生するため又はポスターや書類のイラスト
・ページのレイアウトによって実験するために有用であ
る。ツールは手描きのスケッチから開始し得て且つ現在
は文字又は英数字の認識を有していないので、このツー
ルは内容において質的に正確であるが量的には不正確な
正確に形成された画像を生成する。このようにして生成
された画像を定義するデータは引き続いてユーザによっ
て編集され得て、質的に正確なイラストを量的に正確な
イラストへ変えることができる。
【0136】本発明は編集に用いられ得る。各編集動作
はノード−リンク構造によって表示されることができ、
このノード−リンク構造は第1の画像内の特徴とオーバ
ーレイを示す第2の画像内の編集マークを含む。上記に
説明されている技術は、第1と第2の画像を解析するた
めに使用され得る。ノード−リンク構造が有向グラフ基
準を満たした場合、移動動作が実行され得る。ノード−
リンク構造が無向グラフの基準を満たした場合、イン−
プレース(その場)動作が実行され得る。
【0137】図18において、原画像500は特徴50
2、504、506、508、及び510を示す。オー
バーレイ画像510はユーザによって付けられた522
から542までの編集マークを示す。編集マーク522
乃至524は特徴502上で変換及びスケール(拡大縮
小)/回転動作を要求する。編集マーク526、52
8、及び530は特徴504上で置換動作を要求する。
編集マーク532及び534は特徴506上で削除(デ
リート)動作を要求する。編集マーク536及び538
は特徴508上でスケール(拡大縮小)/回転動作を要
求する。次いで編集マーク540及び542は特徴51
0上で変換動作を実行する。
【0138】画像550は原画像500に重畳されたオ
ーバーレイ画像510を示す。参照番号552乃至56
0の5つのノード−リンク構造が示されている。構造5
52、554、及び560が有向グラフ基準に満たして
いる。従って、構造552、554、及び560内の編
集マークが移動動作を要求する。構造556及び558
は無向グラフ基準を満たしている。従って、構造556
及び558における編集マークはイン−プレース動作を
要求する。
【0139】画像570は出力画像、即ちオーバーレイ
画像520内の編集マークに応答して生成された原画像
500のバージョンである。図示したように、特徴50
2上の変換(移動)及びスケール/回転動作によって特
徴572を生じた。特徴504における置換動作が特徴
574を生成した。特徴506は削除された。特徴50
8上のスケール/回転動作が特徴578を生成した。そ
して特徴510上の変換動作は特徴580を生成した。
【0140】図19は図12乃至図18の技術がいかに
してファックスサーバとして動作し得るパソコンにおい
て適用され得るかを示す。図20は図12乃至図18の
技術がいかにして複写機において適用され得るかを示
す。
【0141】図19におけるシステム600はCPU6
02を含み、このCPU602はIBM(アイビーエム
社)のパソコン(PC)と互換可能な装置のようなパソ
コンのCPUであってもよい。CPU602はキーボー
ド604及びマウス606からユーザ入力信号を受け取
るように接続されており且つディスプレイ608を介し
てユーザへ画像を提供し得る。CPU602は、図示す
るように、ディスクドライブ610、モデム612、ス
キャナ614、及びプリンタ616を含む多数の他の周
辺機器装置とも接続されている。
【0142】プログラムメモリ620はDOSのバージ
ョンであってもよいオペレーティングシステム(OS)
命令622、ユーザインターフェース命令624、ファ
ックスサーバ命令626、類別化及びレンダリング命令
628、編集命令630、及び画像処理命令632のバ
ージョンを記憶する。ファックスサーバ命令626はゼ
ロックスコーポレーションのソフトウェア製品"PaperWo
rks (ペーパーワークス)(登録商標)" であってもよ
い。類別化及びレンダアリング命令628は図12に関
して上記に説明したような命令を有し得る。編集命令6
30は編集を行うための命令を有し得る。画像処理命令
632は、図12に関して上記に示したような命令を有
し得て且つ画像解析を実行するために類別化及びレンダ
リング命令628及び編集命令630によって呼び出さ
れ得る。ファックスサーバ命令626、類別化及びレン
ダリング命令628、編集命令630、及び画像処理命
令632は、フロッピディスク、ディスケット、又はC
D−ROM上に記憶されるソフトウェア製品の形状で得
られ、且つディスクドライブ610によってプログラム
メモリ620へ記憶するためにアクセスされ得る。
【0143】データメモリ640は、図6及び図12に
関して上記に説明したように、入力画像データ642、
類似ノード−リンクデータ644、制約されたノード−
リンクデータ646、及び出力画像データ648を記憶
する。
【0144】システム600は多くのやり方でノード−
リンク構造を表す画像セットを定義する入力画像データ
642を得ることができる。ノード−リンク構造を表す
画像セットを定義するデータは、図5に関して上記に示
したように、インタフェース命令624を実行したりし
てインタラクティブに生成され得る。ペンベースの技術
を含むあらゆる適切なユーザインタフェース技術が使用
され得る。ノード−リンク構造を示す前もって生成され
た画像セットを定義するデータは、ディスクドライブ6
10により記憶媒体から検索され得る。ノード−リンク
構造を表す画像を定義するデータは、図4に関して上記
に示したように、スキャナー614から得ることができ
る。ユーザはあらゆる場所でノード−リンク構造を表す
画像を定義するデータを生成することができ且つ例えば
このデータをモデム612へファクシミリ送信を行い、
モデム612を介してシステム600へ提供し得る。
【0145】CPU602はモデム612を介してファ
クシミリ送信によって受け取られた要求に応答してファ
ックスサーバ命令626を実行することができる。この
要求は類別化及びレンダリング動作又は編集動作を示
し、さらにファックス装置又はプリンタ616ような出
力画像の宛て先を示す形態を有し得る。この要求はさら
に、ノード−リンク構造を表す画像を定義するデータを
含むこともできるし、又はシステム600によって前も
って得られた画像を示すこともできる。
【0146】ファックスサーバ626はこの要求が類別
化及びレンダリング動作を示す場合、類別化及びレンダ
リング命令628に対する呼び出しを含み、且つ図13
に示した動作と同じ動作を実行する。ファックスサーバ
命令626の実行は、図13のボックス474における
PDLファイルのようにレンダリングされた画像を定義
するデータをさらに提供する。このレンダリングされた
画像を定義するデータは、ファクシミリ送信のためにモ
デム612へ提供されるか又はプリントのためにプリン
タ616へ提供され得る。
【0147】ファックスサーバ命令626は、同様に、
要求が編集動作を示す場合に編集を実行するために編集
命令630に対する呼び出しを含むことができる。ファ
ックスサーバ命令626の実行は編集された出力画像を
定義するデータをさらに提供することができ、且つこの
データはファクシミリ送信のためにモデム612へ提供
されるか又はプリントのためにプリンタ616へ提供さ
れ得る。
【0148】図20において、複写機660はディジタ
ルコピア(複写機)又は他の電子写真印刷システムであ
ってもよい。走査サーキットリ662はノード−リンク
構造を示す入力画像セット664を定義するデータを得
る。ユーザインタフェースサーキットリ670はタッチ
感知デバイス672を含む。このタッチ感知デバイス6
72は、押しボタン、熱又は圧力感知素子、容量性感知
素子、又は他の接触動作感知装置が用いられてもよい。
ユーザがデバイス672にタッチすると、ユーザインタ
フェースサーキットリ670はデバイス672がタッチ
されたことを示すタッチデータを提供する。
【0149】処理サーキットリ680はタッチデータを
使用して、類別化及びレンダリング又は編集のような画
像解析動作に対する要求を示す要求データを得る。次い
で、この要求に応答して処理サーキットリ680は入力
画像セット664を定義するデータを使用して、ノード
上の制約条件を満たす入力画像セット664の部分及び
リンク上の制約条件を満たす部分を示す類似ノード−リ
ンクデータを自動的に得ることになる。処理サーキット
リ680は次いで、類似ノードリンクデータを使用し
て、ノード−リンク構造上の制約条件を満たす類似ノー
ド及びリンクのサブセットを示す制約されたノード−リ
ンクデータを自動的に得る。処理サーキットリ680は
次いで、制約されたノード−リンクデータを使用して、
正確に形成されたノード−リンク構造を表す画像又は編
集された画像のような出力画像を定義するデータを自動
的に得ることになる。このデータは出力画像692の印
刷のために印刷サーキットリ690へ提供される。
【0150】
【発明の効果】本発明はノード−リンク構造における曖
昧性を低減する画像データ解析方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノード−リンク構造を表す画像がいかにして解
析され、ノード−リンク構造上の制約条件を満たす部分
を示すデータを得るかを概略的に示す図である。
【図2】ノード−リンク構造上の制約条件を満たす部分
を示すデータを得るためにノード−リンク構造を表す画
像を解析するときの一般的な動作を示すフローチャート
である。
【図3】図2の一般的な動作を実行するためにソフトウ
ェア製品及びこのソフトウェア製品が使用され得るマシ
ンの一般的な成分を概略的に示すブロック図である。
【図4】ノード−リンク構造のスケッチと、ユーザが手
描きによって作成したノード−リンク構造を示す人間が
生成した画像を定義するデータを提供し得る方法を概略
的に示すブロック図である。
【図5】ユーザが、マシンによってインタラクティブに
生成されたノード−リンク構造を示す人間が生成した画
像を定義するデータを、いかにして提供し得るかを概略
的に示すブロック図である。
【図6】ノード−リンク構造を解析し得るマシンを示す
概略的ブロック図である。
【図7】ノード上の制約条件を満たす画像の部分とリン
ク上の制約条件を満たす部分を示すデータを得ることに
使用されるデータ画像のフローチャートを概略的に示す
図である。
【図8】ノード−リンク構造上の制約条件を満たす類似
ノード及び類似リンクのサブセットを示すデータを得る
ときの動作のフローチャートを示す図である。
【図9】図8における前のノードと前のリンクから新し
いノードを得るときに使用されるデータ画像のフローチ
ャートを概略的に示す図である。
【図10】図8における前のノードと前のリンクから新
しいリンクを得ることに使用されるデータ画像のフロー
チャートを概略的に示す図である。
【図11】画像処理サーバによる実行を概略的に示すブ
ロック図である。
【図12】正確に形成されたノード−リンク構造の画像
を定義するデータを得るためにノード−リンク構造のス
ケッチの画像を定義するデータを使用し得るシステムの
成分を概略的に示すブロック図である。
【図13】図12のシステムによって実行される動作の
フローチャートを示す図である。
【図14】ノード−リンク構造と図12及び図13の技
術を用いて得られた正確に形成されたノード−リンクと
のスケッチの例を示す図である。
【図15】ノード−リンク構造と図12及び図13の技
術を用いて得られた正確に形成されたノード−リンクと
のスケッチの例を示す図である。
【図16】ノード−リンク構造と図12及び図13の技
術を用いて得られた正確に形成されたノード−リンクと
のスケッチの例を示す図である。
【図17】ノード−リンク構造と図12及び図13の技
術を用いて得られた正確に形成されたノード−リンクと
のスケッチの例を示す図である。
【図18】2枚のシートが編集動作を示すノード−リン
ク構造を共に定義するノード及びリンクを示し得る方法
を概略的に示す図である。
【図19】ファックス・サーバ・アプリケーションを概
略的に示すブロック図である。
【図20】複写機アプリケーションをの概略的に示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 画像 12、14 ノード 16 リンク 18 ラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームス ヴィー.マホニー アメリカ合衆国 94133 カリフォルニア 州 サン フランシスコ カーニー スト リート 1245 アパートメント 2ビー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ノード−リンク構造を表す入力画像
    セットを定義する入力画像データを得るステップを有
    し、前記入力画像セットがノード上の制約条件を満たす
    ノードのセット及びリンク上の制約条件を満たすリンク
    のセットを表し、前記入力ノード−リンク構造がノード
    −リンク構造上の制約条件を満たし、 類似ノード−リンクデータを得るために前記入力画像デ
    ータを使用するステップを有し、前記類似ノード−リン
    クデータがノード上の前記制約条件を満たす前記入力画
    像セットの部分の第1のセットを示し且つリンク上の前
    記制約条件を満たす前記入力画像セットの部分の第2の
    セットを示し、 制約されたノード−リンクデータを得るために前記類似
    ノード−リンクデータを使用するステップを有し、前記
    制約されたノード−リンクデータが前記部分の第1のセ
    ットのサブセットを示し且つ前記部分の第2のセットの
    サブセットを示し、且つ前記部分の第1及び第2のセッ
    トのサブセットがノード−リンク構造上の制約条件を満
    たす、 画像データ解析方法。
JP6281645A 1993-11-24 1994-11-16 画像データ解析方法 Pending JPH07200836A (ja)

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