JPH07200832A - 画像間の大域変位の検出方法 - Google Patents

画像間の大域変位の検出方法

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JPH07200832A
JPH07200832A JP6314518A JP31451894A JPH07200832A JP H07200832 A JPH07200832 A JP H07200832A JP 6314518 A JP6314518 A JP 6314518A JP 31451894 A JP31451894 A JP 31451894A JP H07200832 A JPH07200832 A JP H07200832A
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Jennifer C Loveridge
クレア ロバリッジ ジェニファー
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 0.5画素を越える精度を持つ変位ベクトル
の発生。 【構成】 画像フレーム記憶装置10、位相相関装置1
2、基準フレーム記憶装置14、そして空間補間装置1
6からなる。基準フレーム記憶装置14は、それぞれ、
フーリエ係数と基準フレームから得たサブブロック値を
記憶する。位相相関法と空間領域一致法を組み合わせる
ようにしたので、信頼性が高くかつサブピクセルレベル
の精度のベクトルを生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像間の大域変位(g
lobal translation)の検出に関し、
とくに、時間的あるいは空間的に関連している画像間の
大域変位の検出をサブピクセル(subpixel)レ
ベルの精度でディジタル処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像は、たとえば、時間と共に変化する
シーケンスの一部又は全部を含むか、あるいは1つの画
像の色分解を含む。本発明による方法の代表的な応用
は、動画フィルムから生成した画像の、時間と共に変化
するシーケンスの空間的な動揺を、高精度で自動検出及
び補正することと、異なる時間に撮った同一の被写体の
一対の画像の自動アラインメントと、そして1つの画像
の色分解の自動レジストレーション(registra
tion)とを含む。
【0003】空間的変換を測定するアルゴリズムには、
二つクラスがある。第一のクラスは、非画像情報、たと
えば、スプロケット穴又はフレームの縁の位置の使用あ
るいは起点マークの使用に関し、第二のクラスは、画像
の情報の内容の使用によって決まる。第二のクラスは、
動き予測アルゴリズムと呼ぶことができる。本発明は、
この第二のクラスに関するものである。
【0004】動き予測アルゴリズムは、この特定の応用
において、融通性が高いという利点を持つ。動き予測ア
ルゴリズムは、ソース又はヒストリー(histor
y)から独立して設定した画像に対して、実現すること
ができる。
【0005】動き予測アルゴリズムは、一般的に次の3
種類に分けることができる: (1)ブロック照合アルゴリズム ブロック照合アルゴリズムは、次の文献に説明がある:
IEEE専門家会議による“Motion Compe
nsated Image Processing”の
ダイジェスト、1987/86に含まれる“A Har
dware Motion Compensator
for a Videoconferencing C
odec”、I Parke and D G Mor
rison及び“Motion−compensate
d Field Rate Conversion f
or HDTV Display”、G M X Fe
rnando、そして“The Developmen
t of an HDTVto PAL Standa
rds Converter”、T Ohmura、I
BC86議事録、ページ221〜224。
【0006】ブロック照合アルゴリズムでは、照合は、
最大相互相関又は最小平均2乗誤差に基づき、空間領域
で実現する。この方法は、階層的探索技法の応用するこ
とによりいかに効率的にハードウェアで実現したかで、
その有用性が決まる。
【0007】(2)空間時間的制約又は勾配照合アルゴ
リズム このアルゴリズムは、“Motion Estimat
ion for Frame−rate Conver
sion”、E A Krause、MITphD論
文、ATRPT−70(1987)に記述がある。
【0008】上記論文で使用している方法は、動きは一
定の輝度のパスに沿って発生するという仮定に基づいて
いる。したがって、輝度Lを空間位置(x,y)と時間
tの関数とすると、次式が成立する:
【数2】 上式を展開し、高次の項を無視すると、次式が与えられ
る:
【数3】 dx/dt及びdy/dtに対する推定値は、制約条件
を画像の流れの円滑性に対して空間的及び時間的に課す
ことにより、得ることができる。一般的に、輝度信号の
空間的勾配及び時間的勾配は、それぞれ、局所空間高域
フィルタリングからの出力と、対応画素値のフレーム間
の差とに基づいて、近似される。この方法については、
“Methods for Measuring Sm
allDisplacements of Telev
ision Images”、C Cafforio
等、IEEE情報理論会報、IT−22、5、573−
579(1976)に説明がある。
【0009】(3)位相相関アルゴリズム このアルゴリズムについては、“TV Picture
Motion Measurement”、G A
Thomas、WO−A−87/05769及び“Ci
ne Unsteadiness in Video
SignalCorrection”、K L Min
akovic、GB−A−2 187913に説明があ
る。
【0010】位相相関法は、空間領域のx−y変換はフ
ーリエ領域の移相に対応するという原理に基づいてい
る。各々の周波数における移相は、次式で求めることが
できる:
【数4】 ここで、FとGは、入力シーケンスにおける近傍フレー
ムからの位置あるいは同一画像の色分解からの位置に対
応する、ブロックf,gの二次元フーリエ変換である。
ΔΦ(u,v)を逆変換すると、x−y変位に対応する
位置にスパイク(より厳密には、フーリエ領域の有効窓
に由来するsinc関数)を持つ相関面が発生する。こ
の場合、スパイクの高さは、上記変位だけ移動したブロ
ック内の画素数に対応する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなブロック
照合アルゴリズムを使用する方法は、変位の信頼性の高
い測定、あるいはサブピクセルレベルの精度の変換には
不適切である。
【0012】空間時間的制約又は勾配アルゴリズムで使
用する方法は、たとえば1画素分しか変位しないときの
ような、変位が小さい場合にだけ、サブピクセルレベル
の精度のベクトルを発生するのに適している。この方法
は、その原理ゆえに、運動ベクトルを、大域的(ブロッ
ク単位)にではなく、局所的(画素単位)に発生させる
のに適している。したがって、オプティカルフローによ
る動き予測は、大域変位の検出には不適切である。
【0013】位相相関法は、フレームから独立した雑音
(この雑音は、相関面全体に拡散する)と、情景内の独
立した動き(この動きは、大域変位に対応するスパイク
に対して悪影響を与えることなく分離できる相関面にお
ける低振幅独立スパイクとして、一般的に現われる)が
存在する場合に、極めて効果を発揮する。
【0014】したがって、原理的には、位相相関法は、
各々のフレームにつき1個の大域ベクトルが必要な変位
を予測する方法としては、最適であるように見える。
【0015】しかし、位相相関法では、入力データの標
本化周波数で標本化する相関面が発生するので、その最
も簡単な形においては、画素レベルの精度のベクトルが
発生する。相関面に対して二次元補間を行って、連続相
関面を再構成してからピークの位置を予測すること、あ
るいは、1つの工程で、同等の連続面におけるピークの
対応位置を予測することが可能である。
【0016】しかし、この方法では、エッジ効果とスペ
クトル漏れのために、再構成した面にエラーが混入する
可能性がある。
【0017】前者の場合、一対の画像から、対応する画
素位置にあるブロックを選択する。一対の画像間の大域
変位の結果として、対応するブロックには、画像の、わ
ずかに異なる複数の部分からの情報が含まれる。
【0018】後者の場合、位相相関に対して入力した信
号を標本化するので、フーリエ領域の位相差信号を、標
本化周波数の倍数を中心として、繰り返す。この繰返し
スペクトルを、カットオフ周波数を持つ窓を使用して、
入力ナイキスト周波数においてろ過してから、この窓の
逆変換を標本化した相関面で効果的に畳み込む。あるい
は、繰返しスペクトルと、したがって、ナイキスト周波
数において発生する不連続性とを持つ位相差信号を逆変
換すると、この不連続性により、再構成した相関面にエ
ラーがもたらされる。このエラーにより、1画素の0.
5程度の精度しか持たない変位ベクトルが発生する。
【0019】この精度を向上させるために、いくつかの
方法が提案されている。たとえば、上記の位相相関アル
ゴリズムを使用して、フーリエ領域に0を詰めてから逆
変換を行い、空間領域におけるsinc関数による補間
を実行する方法がある。しかし、この方法では、好まし
くないリンギング雑音が発生する。このリンギング雑音
は、ウインドウ技法(windowing techn
iques)によって減少させることができるが、この
方法では、計算が全体的に複雑なものになってしまう。
【0020】
【課題を解決するための手段】したがって、位相相関法
を拡張し、1画素の0.5より著しく良好な精度を持つ
変位ベクトルを発生できる比較的簡単な方法を提供する
のが本発明の目的である。この方法によれば、たとえ
ば、US−A−5 243 433に開示されている方
法を使用することにより、画像を、大域変位ベクトルに
従って、空間補間により、サブピクセルレベルの精度で
アラインメントし直すことができる。
【0021】本発明によれば、2つの画像間での大域変
位を検出する方法が提供され、この方法は次の工程から
なる: (a)前記2つの画像間の変換を画素レベルの精度で示
す位相相関法を使用し、部分的に正規化された次式を用
いて少なくとも1個の変位ベクトルを生成する工程、
【数5】 ここで、0<n<1 (b)前記(a)にて求められた相関面を記憶する工
程、(c)前記2つの画像間の大域変位を最も高精度に
表わす1個のベクトルを選択する工程、(d)前記記憶
された相関面を補間して、サブピクセルレベルの精度で
検出を行なう工程。
【0022】ステップ(c)で、好ましいベクトルを得
るために少なくとも1つの変位ベクトルにしきい値を適
用することが好ましい。
【0023】上述の位相相関の表現は次のように記述す
ることもできる。
【0024】
【数6】 ここで、nは正規化係数である。
【0025】n=1のとき、数値は十分に正規化され、
ΔΦ(u,v)は単一の数値およびそれぞれの周波数で
位相差を有している。これは、従来の位相相関の計算で
最も重要なステップである。
【0026】n=0のとき、数値の積は全く正規化され
ず、したがってこの表現はフーリエ領域で実行される相
互相関の計算で最も重要なステップである。
【0027】
【作用】本発明では、0と1の間の値である正規化係数
nが用いられる。したがってこの方法は、nの関数とし
て位相相関とフーリエ領域相互相関との間の重みつき混
成関数を用いる点にある。
【0028】本発明では、まず、一対の画像内の適当な
大きさの多数の対応サブブロックに対して、位相相関法
を実行する。生成した相関面から、ベクトルの集合を求
める。このベクトルの集合は、あらかじめ指定した値よ
り高いピークに対応するすべてのベクトル、あるいは他
の適当な方法に従って選択したベクトルからなる。この
ベクトルの集合から、一対のフレーム間の大域変位を画
素レベルの精度で最も高精度に表わす1個のベクトルを
選択する。
【0029】そしてサブピクセルの精度でベクトルを得
るために、2次元の2次補間がその大域変位ベクトルを
生成する相関面上で実行される。
【0030】
【実施例】上述したように、本発明は、画像細部の動き
にではなく、フレーム間の動きに起因する、一対の画像
フレーム間の変位あるいは変換を判定するのに使用する
ことができる。
【0031】さらに、測定する変換は、1つの画像の色
分解から取り出すことができ、そうして得た変換を使用
して、フレームを再構成してフルカラーの最終画像を生
成するときに、色画像の正確なアラインメントを行なう
ことができる。
【0032】順序通りに連続する一対のフレームの各々
対する、あるいは色変化に起因する一対の分離に対す
る、本発明の好適な一実施例の詳細を以下に示す。
【0033】(1)ブロックを一対のフレームの対応位
置に格納する。このブロックは、各々のが64×64画
素のからなる5個(4隅プラス中心)又は9個(4隅、
中心の縁及び中心)のブロックである。
【0034】(2)2次元部分正規化位相相関を次に示
す次式で与えられるように各ブロッ対に対して行う。
【0035】
【数7】 最も正確に変位ベクトルを生成する場合、nの最適値は
0.5〜0.6の範囲にあることがわかった。つづい
て、各ブロックの対に対して相関面を得るために、逆変
換が行われる。
【0036】(3)各々の相関面を、有意ピークとして
予測される最大値(一般的に、約0.1〜0.2)に対
応する値において、しきい値処理を行なう。すると、一
般的に、有意のベクトルが、1つの変位位置においてだ
け得られる。最後に、探索技法を使用して、最大値を持
つ残りのピーク(それが存在する場合)の位置を見つけ
る。入力信号がほとんど無いか、あるいはブロックの大
部分が独立した動きのブロックにおいては、残りのピー
クは存在しない可能性がある。
【0037】(4)上記の操作の結果として得られたベ
クトル集合から、最頻値(modal value)
(つまり最も頻繁に発生する変位ベクトル)を取り出
す。これが、画素レベルの精度を持つ大域運動ベクトル
である。
【0038】(5) サブピクセルの精度を得るため
に、最大振幅を持つ最頻ベクトルを持つ(すなわち、信
頼性は最小となるで)相関面上で、2次の補間を行う。
【0039】
【数8】
【数9】 ここで、C0 ,0 は、大域移動ベクトルの位置における
相関面の値 C1 ,0 は、1画素右における値 C-1,0 は、1画素左における値 C0 ,1 は、1画素上における値 C0 ,-1は、1画素下における値 上記計算の結果として、連続するフレーム間のサブピク
セルレベルの変位に対応する、これらのフレームの一対
の各々に対して、1個のベクトル(x+δx,y+δ
y)が得られる。
【0040】一連の画像に対して変位ベクトルを計算す
るとき、位相相関に対する計算は、各々の一対の二番目
のフレームから、この二番目のフレームが後続の一対の
フレームの一番目のフレームになるとき使用する、フー
リエ係数を記憶することにより、減らすことができる。
あるいは、フーリエ係数を、一連のフレーム内の基準と
なるフレームに対して記憶することにより、計算を減ら
すことができる。
【0041】図1は、大域変位の修正を行なうために使
用する装置全体のブロック図である。この装置は、画像
フレーム記憶装置10、位相相関装置12、基準フレー
ム記憶装置14、そして空間補間装置16からなる。
【0042】基準フレーム記憶装置14は、それぞれ、
フーリエ係数と、基準フレームから得たサブブロック値
を記憶する。この基準フレームは、一連のフレームの最
初のフレームでもよい。基準フレームに後続するフレー
ムが修正されて、最初のフレームとのアラインメントが
とられる。
【0043】空間補間装置16は、前述のUS−A−5
243 433に開示されている原理で動作し、必要
な修正を行なう。
【0044】フーリエ係数とサブブロック値が基準フレ
ーム記憶装置14に記憶されると、大域変位修正の対象
となる入力画像が、画像フレーム記憶装置10に入力さ
れる。記憶された入力画像は、次に位相相関装置12へ
供給される。フーリエ係数とサブブロック値が基準フレ
ーム記憶装置14から位相相関装置12へ入力され、基
準フレームと入力フレームとの間の相関が行なわれる。
位相相関装置12で相関が行なわれると、出力大域変位
ベクトルが得られる。このベクトルにより、空間補間装
置16内の入力画像フレームに対する修正が行われ、入
力画像フレームと基準フレームとの間の変換が補償され
る。
【0045】位相相関装置12は、VMEバスカード
と、所望の相関機能を実行するようにプログラミングし
たFFT/DSPチップを含むことができる。
【0046】図2は、上記方法の工程を、より詳細に示
したブロックである。図1と同一の装置には同一の参照
番号が付けてある。
【0047】大域変位修正動作が開始されると、後続の
全フレームのアラインメントをとるための基準フレーム
が選択される。最初のフレーム、つまり基準フレーム
は、画像フレーム記憶装置10へ入力され、次に、図2
の破線で囲んだ位相相関装置12へ供給される。基準フ
レームに対して行なわれる最初の工程は、図2の(A)
で示す、サブブロック値の選択である。選択されたサブ
ブロック値は、基準フレーム記憶装置14に記憶され、
同時に(B)で示す、フーリエ係数を決定する工程に送
られる。決定されたフーリエ係数は、基準フレーム記憶
装置14(線100で示す)に記憶される。これで、大
域変位を検出して大域変位ベクトルを空間補間装置16
へ送る準備が整ったことになる。
【0048】修正すべき入力画像フレームを、画像フレ
ーム記憶装置10へ入力する。次に、基準フレームと同
じく、入力画像フレームは、位相相関装置12へ入力さ
れる。この装置では、(A)で示す工程において、サブ
ブロックが選択され、(B)で示す工程において、選択
されたサブブロックがフーリエ変換され、そして(C)
で示す工程において、基準フレーム記憶装置14から送
られてきたフーリエ係数を使用して、サブブロックの対
に対して位相相関が行なわれる。この位相相関により、
ピークが入力画像フレーム及び基準フレーム間の相関に
対応した、相関面が得られる。次に、工程(D)におい
て、この相関面に対してしきい値が適用され、前述した
ように、ピークが決定される。工程(D)で決定された
ピークに基づいて、工程(E)において、最頻ベクトル
(modal vector)が決定され、そして最頻
ベクトルを生成したブロックのアドレスが生成される。
決定された最頻ベクトルx,yは、工程(F)へ送られ
る。
【0049】工程(C)において得られた相関面は工程
(G)において記憶される。
【0050】最頻ベクトルを生成したブロックのアドレ
ス情報は工程(E)から工程(H)で決定され、工程
(G)へ送られる。
【0051】次に、工程(J)において、最良の相互相
関面の補間が行われ、前述したように工程(I)におい
てわずかな修正δx,δyが行なわれる。
【0052】最後に工程(J)の結果が工程(F)へ与
えられ、変位ベクトルが生成される。生成された変位ベ
クトルは、画像フレーム記憶装置10の入力画像ととも
に空間補間装置16へ送られ、そこで入力画像の修正が
行なわれる。
【0053】
【発明の効果】位相相関法と空間領域一致法を組み合わ
せるようにしたので、信頼性が高くかつサブピクセルレ
ベルの精度のベクトルを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法を実施するための装置のブ
ロックである。
【図2】 本発明による方法の様々な工程を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 画像フレーム記憶装置、12 位相相関装置、1
4 基準フレーム記憶装置、16 空間補間装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの画像間の大域変位を検出する方法
    であって、 (a)前記2つの画像間の変換を画素レベルの精度で示
    す位相相関法を使用し、部分的に正規化された次式を用
    いて少なくとも1個の変位ベクトルを生成する工程、 【数1】 ここで、0<n<1 (b)前記(a)にて求められた相関面を記憶する工
    程、 (c)前記2つの画像間の大域変位を最も高精度に表わ
    す1個のベクトルを選択する工程、 (d)前記記憶された相関面を補間して、サブピクセル
    レベルの精度で検出を行なう工程、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(c)が、少なくとも1個の変
    位ベクトルに対してしきい値を適用して1個又は1個以
    上の適切なベクトルを指示する工程を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(c)が、生成された少なとも
    1個の変位ベクトルから最頻値を選択する工程を含むこ
    とを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記工程(a)においてnの値を、 0.5<n<0.6 としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の方法。
JP6314518A 1993-12-18 1994-12-19 画像間の大域変位の検出方法 Pending JPH07200832A (ja)

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GB939325922A GB9325922D0 (en) 1993-12-18 1993-12-18 Detection of global translations between images

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JP (1) JPH07200832A (ja)
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