JPH07199790A - 集団演奏教習装置 - Google Patents

集団演奏教習装置

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JPH07199790A
JPH07199790A JP5351443A JP35144393A JPH07199790A JP H07199790 A JPH07199790 A JP H07199790A JP 5351443 A JP5351443 A JP 5351443A JP 35144393 A JP35144393 A JP 35144393A JP H07199790 A JPH07199790 A JP H07199790A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各子機の演奏音等を任意の順序でモニタする
ことが可能な集団演奏教習装置を提供する。 【構成】 モニタ順序選択スイッチ21〜26の押下によ
り生徒による子機の演奏音等をモニタする順序が任意に
設定される。また、予めグループ選択スイッチ25によ
り各生徒をグループ化しておき、モニタ順序選択スイッ
チ21〜26を押下しながらグループスイッチ27を順に
押下すると、その押下された順序に対応するグループの
生徒による子機の演奏音等をモニタする順序が設定され
る。そして、自動モニタスイッチ28が押下され自動モ
ニタが開始されると、記憶された順序に従って、個人別
に設定されたときには各生徒毎の子機の演奏音等が先生
用マイク付ヘッドフォン25によりモニタされ、グルー
プ別に設定されたときにはグループ毎の生徒による子機
の演奏音等が先生用マイク付ヘッドフォン25によりモ
ニタされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台の指導者用電子楽
器(以下、「親機」と記述する)と複数台の教習者用電
子楽器(以下、「子機」と記述する)とにより、電子楽
器の奏法教習を行う集団演奏教習装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各子機の演奏音等を親機に装備さ
れたヘッドフォンで指導者がモニタできるようにした集
団演奏教習装置が本出願人により提案されている(実開
昭52−162958号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の集団演奏
教習装置にあっては、各子機の演奏音等を予め固定的に
決定された順序で、予め設定された時間だけ自動的にモ
ニタできるように構成されているので、指導者が所望す
る順序に従って各子機の演奏音等をモニタすることがで
きないという問題点があった。
【0004】本発明は、上述した従来装置の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたもので、各子機の演奏音
等を任意の順序でモニタすることが可能な集団演奏教習
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、複数の子機からの信号を入力する入力手段
と、該入力された子機の信号をモニタするモニタ手段
と、子機のモニタ順序を任意に設定する設定手段と、該
設定手段により設定されたモニタ順序に従って子機の信
号をモニタし得る如く制御する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0006】
【作用】各子機のモニタ順序を設定手段により任意に設
定すると、その設定された順序に従って子機の信号をモ
ニタ手段によりモニタし得るように制御手段が制御す
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施例に係る集団演奏
教習装置の概略構成を示すブロック図である。同図中、
1は集団演奏教習装置で、該集団演奏供給装置1は、操
作子群2、CPU(中央処理装置)3、プログラムメモ
リ4、ワーキングメモリ5、外部入力インタフェース
6、外部出力インタフェース7、生徒用入出力インタフ
ェース8、マイク入力インタフェース9、ヘッドフォン
インタフェース10およびタイマ11を有している。
【0009】操作子群2は、教習者(生徒)による子機
の演奏音等を指導者(先生)がモニタする順序を設定し
たり、生徒(以下、「スチューデント」ともいう)を複
数(本実施例では、4グループ)のグループに分けた
り、各種操作情報を入力したりするものである。CPU
3は、本装置1全体の制御を司るものである。プログラ
ムメモリ4はROM(リードオンリメモリ)から成り、
CPU3が実行する制御プログラムやテーブルデータ等
を記憶するものである。ワーキングメモリ5は、RAM
(ランダムアクセスメモリ)から成り、CPU3が実行
する演算結果や各種入力情報等を一時的に格納するもの
である。
【0010】外部入力インターフェース6は、先生用の
各種入力装置(本実施例では、後述する鍵盤楽器21お
よびCDプレーヤ22である)のためのインターフェー
スである。外部出力インタフェース7は、生徒による子
機の演奏音等をモニタする装置(本実施例では、後述す
るスピーカ23である)のためのインターフェースであ
る。生徒用入出力インターフェース8は、生徒用の入出
力装置(本実施例では、後述する鍵盤楽器26およびヘ
ッドフォン27)のためのインタフェースで、複数(本
実施例では、16個)備えられている。マイク入力イン
ターフェース9は、先生用のマイク入力のためのインタ
フェースである。ヘッドフォンインタフェース10は、
先生用のヘッドフォン出力のためのインタフェースであ
る。タイマ11は、CPU3が実行するタイマ割り込み
処理の割り込み時間等を計時するもので、CPU3に接
続されている。また、上記各構成要素2〜10は、バス
12を介して相互に接続されている。
【0011】図2は、図1の集団演奏教習装置1と外部
装置との接続例を示す図である。
【0012】同図において、集団演奏教習装置1には、
外部入力インターフェース6を介して親機である先生用
の電子楽器(本実施例では、鍵盤楽器)21およびCD
プレーヤ22が接続されている。また、集団演奏教習装
置1には、外部出力インターフェース7を介して生徒に
よる子機の演奏音等をモニタするためのアンプ内蔵スピ
ーカ23が接続されている。また、集団演奏教習装置1
には、各生徒用入出力インターフェース8を介して各生
徒用アタッチメント24が接続されている。更に集団演
奏教習装置1には、マイク入力インターフェース9およ
びヘッドフォンインタフェース10を介して先生用マイ
ク付ヘッドフォン25のマイク出力端子およびヘッドフ
ォン入力端子がそれぞれ接続されている。また、各生徒
用アタッチメント24には、子機である生徒用電子楽器
(本実施例では、鍵盤楽器)26および生徒用マイク付
ヘッドフォン27が接続されている。
【0013】また、集団演奏教習装置1のパネル面には
操作子群2が配設されている。
【0014】該操作子群2は、モニタする各子機の順序
を選択するためのモニタ順序選択スイッチ21と、所望
の子機までを予め固定的に決定された順序でモニタする
ための簡易モニタ順序スイッチ22と、欠席した生徒の
子機を飛ばしてモニタするための欠席スイッチ23と、
各子機のモニタ時間を可変設定するためのモニタ時間設
定スイッチ24と、各生徒をグループ分けするためのグ
ループ選択スイッチ25と、各生徒を指定するためのス
チューデントスイッチ26と、各グループを指定するた
めのグループスイッチ27と、自動モニタの開始および
終了を指示するための自動モニタスイッチ28とにより
構成されている。
【0015】なお、各スチューデントスイッチ26およ
びグループ選択スイッチ25の下にはLED(発光ダイ
オード)が配設され、該LEDは、後述する所定の設定
時に点灯するように構成されている。また、各スイッチ
1〜28を用いた各種情報の設定方法については後述す
る。
【0016】以下、上記のように構成された集団演奏教
習装置1のCPU3が実行する制御処理を、図3〜図6
のフローチャートに基づいて説明する。
【0017】図3および図4は、メインルーチンの処理
手順を示すフローチャートである。
【0018】まず、CPU3やワーキングメモリ5等の
各種初期設定を行う(ステップS1)。
【0019】次に、詳細は後述するが、モニタ順序選択
サブルーチン処理を行った(ステップS2)後に、図2
の簡易モニタ順序スイッチ(SW)22が押下中か否か
を判別し(ステップS3)、押下中のときには図2のス
チューデントスイッチ(SW)26が押下されたか否か
を判別し(ステップS4)、押下されたときには当該ス
チューデントスイッチ26の番号を図1のワーキングメ
モリ5の領域SWNに格納する(ステップS5)。即
ち、図2に示すように、各スチューデントスイッチ
6,…には左から順に1から16までの番号が割り当
てられており、簡易モニタ順序スイッチ22を押しなが
らスチューデントスイッチ26を押すと、そのスイッチ
に割り当てられた番号が前記領域SWNに格納される
(以下、領域SWNに格納された内容を、「SWN」と
いう)。
【0020】次に、図1のワーキングメモリ5内に確保
され且つモニタの順序情報を格納する領域ORD( )
に、0〜SWN−1までのモニタの順序情報mを記憶し
(ステップS6)、ワーキングメモリ5の領域MNにS
WN−1の値を格納する(ステップS7)。即ち、前記
ステップS6の処理は、0〜SWN−1までの値を採る
mを、該mにより指定された領域ORD(m)に格納す
るものであり、具体的にはORD(0),ORD
(1),…,ORD(SWN−1)に、それぞれ値0,
…,SWN−1が入力される。したがって、実際にモニ
タする場合、先生は、1番目の生徒から順にSWN番目
の生徒までの子機の演奏音等をモニタすることができ
る。また、前記領域MNにはモニタするべき最大の生徒
数、厳密には前記mの上限値(SWN−1)が格納され
る。
【0021】一方、前記ステップS3またはステップS
4の判別で、図2の簡易モニタ順序スイッチ22または
スチューデントスイッチ26が押下されていないときに
は、前記ステップS5〜ステップS7の処理をスキップ
してステップS8に進む。
【0022】このステップS8では、図2の欠席スイッ
チ(SW)23が押下中か否かを判別し、押下中のとき
には図2のスチューデントスイッチ26が押下されたか
否かを判別し(ステップS9)、押下されたときには当
該スチューデントスイッチ26の番号を前記領域SWN
に格納し(ステップS10)、欠席であるか否かを格納
する図1のワーキングメモリ5の領域KN(SWN)を
反転し(ステップS11)た後に、図4のステップS1
2に進む。即ち、図2の簡易モニタ順序スイッチ22
同様に、欠席スイッチ23を押しながらスチューデント
スイッチ26を押すと、そのスイッチに割り当てられた
番号が前記領域SWNに格納される。
【0023】一方、前記ステップS8またはステップS
9の判別で、図2の欠席スイッチ23またはスチューデ
ントスイッチ26が押下されていないときには前記ステ
ップS10およびステップS11の処理をスキップして
図4のステップS12に進む。図4のステップS12で
は、図2のモニタ時間設定スイッチ(SW)24が押下
されたか否かを判別し、押下されたときには設定時間に
応じた割り込み時間を図1のタイマ11に設定し(ステ
ップS13)、一方、押下されなかったときにはそのま
ま何もせずにステップS14に進む。即ち、タイマ11
によりステップS13で設定された時間が計時される
と、CPU3は、その制御処理をメイン処理からタイマ
割り込み処理に移行させる。
【0024】ステップS14では、図2のグループ選択
スイッチ(SW)25が押下されたか否かを判別し、押
下されたときには当該スチューデント番号およびグルー
プ番号をそれぞれ図1のワーキングメモリ5の領域ST
Nおよび領域GPNに格納し(ステップS15)、各ス
チューデント番号に対応してワーキングメモリ5に確保
されている領域GP(STN)に前記領域GPNの内容
(グループ番号)を格納する(ステップS16)。さら
に、押下されたグループ選択スイッチ25に対応するL
EDを点灯し、他のグループ選択スイッチ25に対応す
るLEDを消灯する(ステップS17)。例えば、2番
目のスチューデントスイッチ26の内、第2グループの
スイッチaが押されたときには、スイッチaに対応する
LEDが点灯され、他の3つのLEDが消灯される。
【0025】一方、ステップS14の判別で、グループ
選択スイッチ25が押下されないときには前記ステップ
S15〜ステップS17の処理をスキップしてステップ
S18に進む。
【0026】このステップS18では、自動モニタスイ
ッチ(SW)28が押下されたか否かを判別し、押下さ
れたときには自動モニタの開始または終了の指示を行う
ワーキングメモリ5の領域MTの内容を反転し(ステッ
プS19)、モニタする順番を指示するワーキングメモ
リ5の領域Mの内容をリセット、即ち、モニタ順序を、
最初の生徒による子機26の演奏音等をモニタするよう
に設定する(ステップS20)。ここで、前記領域MT
は、その値が“1”のときには自動モニタの開始を指示
し、“0”のときには自動モニタの終了を指示し、自動
モニタスイッチ28が押下される毎に“1”と“0”と
が繰り返し設定される。
【0027】一方、前記ステップS18の判別で、自動
モニタスイッチ28が押下されないときには、前記ステ
ップS19およびステップS20の処理をスキップして
ステップS21に進む。
【0028】このステップS21ではその他の処理を実
行した後に、前記図3のステップS2に戻り、上述した
処理を繰り返す。
【0029】図5は、上述した図3のステップS2で実
行されるモニタ順序選択サブルーチン処理の詳細な手順
を示すフローチャートである。
【0030】まず、図2のモニタ順序選択スイッチ(S
W)21が押下されたか否かを判別し(ステップS3
1)、押下されたときには、モニタ順序をカウントする
ために図1のワーキングメモリ5に確保されたカウンタ
Nをリセットする(ステップS32)とともに、図2の
スチューデントスイッチ26に対応するLEDをすべて
消灯する(ステップS33)。
【0031】一方、前記ステップS31の判別で、モニ
タ順序選択スイッチ21が押下されないときには、前記
ステップS32およびステップS33をスキップしてス
テップS34に進む。
【0032】このステップS34では、モニタ順序選択
スイッチ(SW)21が押下中か否かを判別し、押下中
のときには図2のグループスイッチ(SW)27が押下
されたか否かを判別し(ステップS35)、押下された
ときには当該グループスイッチ27の番号を図1のワー
キングメモリ5の領域SWNに格納し(ステップS3
6)、前記領域GP(m)の内容が前記ステップS36
で領域SWNに格納されたグループのスチューデント番
号mに対応するすべてのORD(m)に、前記カウンタ
Nの内容を格納し(ステップS37)、当該スチューデ
ント番号mに対応するスチューデントスイッチ26に対
応するLEDを点灯する(ステップS38)。
【0033】即ち、図2に示すように、グループスイッ
チ27には上から順に1〜4までの番号が割り当てら
れ、モニタ順序選択スイッチ21を押しながらグループ
スイッチ27を押下すると、そのスイッチに対応した番
号が前記領域SWNに格納されるとともに、該領域SW
Nに格納された番号に対応したグループに属するスチュ
ーデント番号の領域ORD( )にモニタの順序が設定
される。したがって、グループSWNに属する生徒が複
数あるときには、それらの生徒に対応する領域ORD
( )に前記カウンタNの同じ値が設定されることにな
る。
【0034】一方、前記ステップS35の判別で、グル
ープスイッチ27が押下されないときには図2のスチュ
ーデントスイッチ(SW)26が押下されたか否かを判
別し(ステップS39)、押下されたときには当該スチ
ューデントスイッチ26の番号を前記領域SWNに格納
する(ステップS40)とともに、該領域SWNに格納
した番号に対応する領域ORD(SWN)に前記カウン
タNの内容を格納し(ステップS41)、前記領域SW
Nに格納した番号に対応するスチューデントスイッチ2
6に対応するLEDを点灯する(ステップS42)。即
ち、モニタ順序選択スイッチ21を押しながらスチュー
デントスイッチ26を押すと、そのスイッチに対応した
番号が領域SWNに格納され、領域ORD(SWN)に
カウンタNによりカウントされた値であるモニタの順序
が格納される。
【0035】次に、カウンタNの値を前記領域MNに保
存し(ステップS43)、カウンタNの値を“1”だけ
インクリメントした後に本サブルーチン処理を終了す
る。
【0036】一方、前記ステップS34またはステップ
S39の判別で、モニタ順序選択スイッチ21またはス
チューデントスイッチ26が押下されないときには本サ
ブルーチン処理を終了する。
【0037】図6は、タイマ割り込み処理のサブルーチ
ンの手順を示すフローチャートである。
【0038】まず、前記領域MTの値が“1”であるか
否かを判別する(ステップS51)。即ち、自動モニタ
の開始の指示がなされているか否かを判別する。前記領
域MTの値が“1”でないとき、即ち、自動モニタの終
了の指示がなされているときには本割り込み処理を終了
し、一方、MTの値が“1”のとき、即ち自動モニタの
開始の指示がなされているときにはステップS52に進
む。
【0039】このステップS52では、以下の処理にお
いて使用するスチューデント番号をカウントするカウン
タI(ワーキングメモリ5中に確保されている)および
自動モニタを行ったか否かを示すフラグFLGをリセッ
トする。ここで、フラグFLGは、モニタする生徒が休
みの場合でも、出席している生徒のモニタ時間を一定に
するためのものである。
【0040】次に、前記領域ORD(I)の値と前記領
域Mの値とを比較する(ステップS53)。ここで、領
域ORD( )にはモニタの順序が格納され、領域Mに
はこれからモニタするべきスチューデント番号が格納さ
れているので、本ステップはこれからモニタするべきス
チューデントIを検索する処理を行っている。
【0041】前記ステップS53の判別で、双方の値が
一致したとき、即ちこれからモニタするべきスチューデ
ントIが検索されたときには、前記領域KN(I)の値
が“0”か否かを判別する(ステップS54)。ここ
で、前述したように、領域KN(I)にはスチューデン
トIの出欠状況の情報が格納されているので、本ステッ
プはスチューデントIが欠席しているときには自動モニ
タを行わない処理をするためのものである。
【0042】前記ステップS54の判別で、領域KN
(I)の値が“0”のとき、即ちスチューデントIが出
席しているときには、スチューデントIからの入力信号
を図1のヘッドフォンインターフェース10を介して先
生(ティーチャー)用マイク付ヘッドフォン25に出力
し、他のスチューデントからの入力信号の出力を停止す
る(ステップS55)とともに、スチューデントIに対
応する図2のスチューデントスイッチ26に対応するL
EDを点灯し、他のスチューデントに対応する前記スチ
ューデントスイッチ26に対応するLEDを消灯する
(ステップS56)。さらに、前記フラグFLGをセッ
トする(ステップS57)。
【0043】一方、前記ステップS53またはステップ
S54の判別で、領域ORD(I)の値と領域Mの値と
が一致しないとき、即ち、スチューデントIがこれから
モニタするべき生徒でないとき、または、領域KN
(I)の値が“0”でないとき、即ち、スチューデント
Iがこれからモニタするべき生徒であるが、その生徒が
欠席しているときには、前記ステップS55〜ステップ
S57をスキップしてステップS58に進む。
【0044】このステップS58ではカウンタIの値を
“1”だけインクリメントして次の生徒対する処理に移
行し、カウンタIの値が“16”か否か、即ち、すべて
の生徒に対してこれからモニタするべき生徒の検索が終
了したか否かを判別し(ステップS59)、カウンタI
の値が“16”でないとき、即ち、すべての生徒に対す
る検索が終了していないときには前記ステップS53に
戻り、上述した処理を繰り返す。一方、前記カウンタI
の値が“16”のとき、即ち、すべての生徒に対する検
索が終了したときにはステップS60に進む。
【0045】このステップS60では前記領域Mの値と
前記領域MNの値とを比較する。前述したように領域M
Nにはモニタするべき最大の生徒数が格納されているの
で、本ステップはいまモニタした生徒ですべての生徒を
モニタしたことになるのか否かを判別している。
【0046】このステップ60の判別で、領域Mの値と
領域MNの値とが一致していないとき、即ち、まだモニ
タするべき生徒が残っているときには領域Mの値を
“1”だけインクリメントし(ステップS61)、一
方、領域Mの値と領域MNの値とが一致しているとき、
即ち、すべての生徒をモニタし終えたときには領域Mの
値をリセット(“0”)して(ステップS62)、再び
最初からモニタするようにする。
【0047】続くステップS63では前記フラグFLG
の値を判別し、該フラグFLGの値が“1”でないと
き、即ち、欠席等で一人もモニタされないときには前記
ステップS52に戻って前記処理を繰り返す。一方、前
記フラグFLGの値が“1”のとき、即ち、少なくとも
一人はモニタし終えたときには本割り込み処理を終了す
る。
【0048】以上説明したように本実施例に依れば、個
人別またはグループ別にモニタする順序を自由に設定可
能にしたので、指導者は所望の順序に従って生徒による
子機の演奏音等をモニタすることができ、モニタ順の選
択の自由度を大幅に向上させることが可能となる。
【0049】また、簡易モニタ順序スイッチ22を備え
ているので所望の生徒までのモニタを予め固定的に設定
された順に行うことができ、モニタの順序を設定するこ
とができないとき、例えばモニタ順序を設定せずに急に
授業に望んだときや、モニタの順序を設定することが煩
わしいときなどに簡単な操作でモニタを行うことができ
る。さらに、欠席スイッチ23を備えているので、出席
者のみのモニタを行うことができ、入力信号のない子機
をモニタすることによる時間の無駄を省くことができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の集団演奏
教習装置によれば、複数の子機からの信号を入力する入
力手段と、該入力された子機の信号をモニタするモニタ
手段と、子機のモニタ順序を任意に設定する設定手段
と、該設定手段により設定されたモニタ順序に従って子
機の信号をモニタし得る如く制御する制御手段とを有す
るので、指導者は教習者による子機の演奏音等を任意の
順序でモニタすることが可能となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る集団演奏教習装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の集団演奏教習装置と外部装置との接続例
を示す図である。
【図3】図1の集団演奏教習装置のメインルーチンの処
理手順を示すフローチャートである。
【図4】図1の集団演奏教習装置のメインルーチンの処
理手順を示すフローチャートである。
【図5】図3のステップS2のモニタ順序選択サブルー
チン処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図6】図1の集団演奏教習装置のタイマ割り込み処理
のサブルーチンの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 モニタ順序選択スイッチ(設定手段) 26 スチューデントスイッチ(設定手段) 3 CPU(設定手段、制御手段) 8 生徒用入出力インターフェース(入力手段) 10 ヘッドフォン出力インタフェース(モニタ手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の子機からの信号を入力する入力手
    段と、 該入力された子機の信号をモニタするモニタ手段と、 子機のモニタ順序を任意に設定する設定手段と、 該設定手段により設定されたモニタ順序に従って子機の
    信号をモニタし得る如く制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする集団演奏教習装置。
JP35144393A 1993-12-28 1993-12-28 集団演奏教習装置 Expired - Fee Related JP3371503B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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