JPH07199743A - 試しコピー機能を備えた複写機 - Google Patents

試しコピー機能を備えた複写機

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JPH07199743A
JPH07199743A JP5354617A JP35461793A JPH07199743A JP H07199743 A JPH07199743 A JP H07199743A JP 5354617 A JP5354617 A JP 5354617A JP 35461793 A JP35461793 A JP 35461793A JP H07199743 A JPH07199743 A JP H07199743A
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Masaru Hase
優 長谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試し焼きされた画像の各濃度が設定値のどの
範囲に対応しているかを直観的に把握できるようにする
こと。 【構成】 試しコピー機能を備えた複写機において、試
しコピーの濃度の変化範囲を濃度表示部4の複数の表示
素子を点灯することにより表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試しコピー機能を備え
た複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機には、通常自動濃度調整装置が備
えられており、原稿濃度に応じて適正な記録画像濃度が
得られるように、画像形成条件を制御している。しかし
ながら、原稿の種類によっては自動濃度調整では最適な
画質が得られない場合もある。
【0003】そこでこのような場合には、自動濃度調整
を解除して手動で濃度調整を行ったり、或いは、自動濃
度調整における基準濃度を調整したりしている。
【0004】通常、複写機の濃度調整は、操作パネル上
の濃度調整ボリューム又は濃度調整キーを操作すること
により、現像バイアス又は露光ランプ電圧を変化させる
ことにより行うが、最近では、外観や操作性に優れた濃
度調整キーが使用されることが多い。この濃度調整キー
は、上昇と下降を指示する一対のキーを備えており、い
ずれかのキーを押す度に現像バイアス又は露光ランプ電
圧がステップ状に上昇或いは下降すると共に、操作パネ
ル上に複数個配置されたLED等の表示素子の中の、現
在選択されている濃度に対応する表示素子を点灯させる
ようにしている。
【0005】上記表示素子は、ステップ間の濃度差が余
り大きくならないように、通常7〜15ステップ程度設
けられているが、実際のステップ間の濃度差は、濃度を
自動調整するか手動調整するかでも異なり、また、ステ
ップ間でも異なるため、表示素子の点灯位置と実際の濃
度との関係を直観的に把握することが困難であるという
問題があった。
【0006】また、特開平2−211457号公報に
は、微調整キーを用いてステップ間の濃度変化量を標準
よりも小さくすることにより、所望の濃度で画像を形成
することが記載されている。しかしながら、同公報に記
載の装置においては、実際に何回もコピーを繰り返さな
いと、ユーザが希望する濃度がどのステップに対応する
のかが判らないという問題があった。
【0007】この問題を解決するものとして、特開昭5
6−80071号公報には、試し焼き動作のときには、
そのときの露光ダイヤルの設定値を中心にして露光量を
複数段にわたって増減した露光を、試し焼き用の1枚の
複写紙上にスリット状に並べて行い、その後、顕像化の
工程を行い、試し焼き用の複写紙上に並列してスリット
状に現れた各種濃度での画像を目視して適正露光値を判
断できるようにした試し焼き装置が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭56−80071号公報に記載の試し焼き装置にお
いては、試し焼きされた画像の各濃度が設定値のどの範
囲に対応しているかを直観的に把握することが困難であ
るという問題があった。また、設定値のステップと濃度
変化のステップとが1対1に対応していない場合には、
設定値と濃度との関係を知ることができないという問題
があった。
【0009】そこで本発明は、試し焼きされた画像の各
濃度が設定値のどの範囲に対応しているかを直観的に把
握できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、記録紙上に記録される画像の濃度を選択す
る濃度選択手段と、それぞれ異なる濃度に対応する複数
の表示部を有し前記濃度選択手段により選択された濃度
を表示する濃度表示手段とを備え、前記濃度選択手段に
より選択された濃度を中心として段階的に濃度を変化さ
せながら記録紙上に画像を記録する試しコピー機能を備
えた複写機において、段階的に変化させらせる濃度の範
囲を前記濃度表示手段に表示させる手段を設けたことを
特徴とする。
【0011】
【作用】試しコピーでの濃度ステップ範囲が表示素子に
より表示されるので、実際の濃度と濃度ステップとの関
係を容易に認識することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0013】図1は、本発明の試しコピー機能を備えた
複写機の操作パネルを示す正面図である。操作パネル1
には、複写濃度の濃淡を選択する濃度調整キー2,3、
それぞれ異なる濃度に対応する複数のLED(発光ダイ
オード)等の表示素子を有する濃度表示部4、複写機の
動作モードを試しコピーモードに設定するための試しコ
ピーモードボタン5、複写機の動作モードが試しコピー
モードに設定されていることを示す試しコピーモード選
択表示素子6、セットされたコピー枚数を表示するため
のコピー枚数表示部7、コピー枚数等をセットするため
のテンキー8、設定を取り消すためのクリアスイッチ
9、コピー開始を指示するためのスタートスイッチ10
等が設けられている。
【0014】図2は、複写機の電気回路の概略構成を示
すブロック図である。
【0015】上記各種キーや表示部が設けられた操作パ
ネル1は制御部11に接続されている。この制御部11
は、感光体等を回転駆動するメインモータ12、一様に
帯電された感光体を露光して静電潜像を形成する露光装
置13、静電潜像を現像する現像装置14にバイアス電
圧等を供給する高圧回路15、現像後の画像が転写され
る用紙を送り出すための給紙装置16、用紙上の画像を
定着する定着装置17等の動作を制御する。本実施例に
おいては、制御部11で高圧回路15を制御することに
より、現像装置14における現像バイアスを変更できる
ようになっている。また、操作パネル1に設けられた試
しコピーモードボタン5が押された場合には、試しコピ
ーモード選択フラグがセットされ、この試しコピーモー
ド選択フラグの状態は制御部11の内部で記憶される。
【0016】次に、上述した試しコピー機能を備えた複
写機の動作について図3のフローチャートを参照して説
明する。なお、コピー開始に先立って、複写機の原稿台
に原稿がセットされ、操作パネル1に設けられたテンキ
ー8からコピー枚数が入力され、また、濃度調整キー
2,3により濃度設定が行われているものとする。
【0017】最初に、通常コピー時の動作について説明
する。
【0018】まず、試しコピーモードボタン5が押され
たか否かが判別され、ここでは押されていないのでステ
ップ102に進み、濃度調整キー2,3が押されたか否
かが判別され、押されていない場合、或いは、押された
けれども試しコピーモードが選択されていない場合 (ス
テップ103)には、通常コピーモードでのモード設定
が行われ (ステップ104)、次いで、スタートキー1
0が押されると (ステップ105)、試しコピーモード
フラグがチェックされ (ステップ106)、ここではフ
ラグがセットされていないので、ステップ107に進
み、通常コピーモードで設定枚数分の複写が、設定され
た濃度で実行される。このとき、現像装置14において
は、設定キー2,3で設定された濃度ステップに対応し
た現像バイアスが使用される。なお、この現像バイアス
は、文字原稿等をコピーするための通常モードと、中間
調を有する写真等をコピーするための写真モードでは、
同じステップに対して異なる現像バイアスが割り当てら
れている。表1は、各モードにおける濃度ステップと現
像バイアスとの関係の一例を示している。
【0019】
【表1】 次に、試しコピーモード時の動作について説明する。
【0020】まず、試しコピーモードボタン5が押され
たか否かが判別され、ここでは押されているのでステッ
プ108に進み試しコピーモードフラグがチェックされ
る。最初に試しコピーモードボタン5が押されたときに
は、それまでは試しコピーモードフラグはセットされて
いないので、ステップ109に進み、試しコピーモード
選択のフラグをセットし、試しコピーモード選択表示素
子6を点灯する。次に、分割値の初期値、たとえば、
「5」を読み込む (ステップ110)。この分割値と
は、試しコピーの画像をプロセス方向に何分割するかを
指定するものあり、奇数値が設定される。次に、この初
期値が分割値として設定されると共に、1分割分の時間
Tを、 T=用紙サイズ÷分割値÷プロセススピード の計算で求め、濃度表示部4において表示すべき選択さ
れている濃度の前後各々のステップ数Sを、 S=(分割値−1)÷2 の計算で求める (ステップ111)。次に、濃度表示部
4において選択されている濃度の前後各々Sステップ分
の表示素子を点灯し (ステップ112)、ステップ10
2に進む。濃度調整キー2,3が押され、且つ、試しコ
ピーモードフラグがセットされている場合には (ステッ
プ103)、濃度調整キー2,3に応じて分割値を増減
する (ステップ113)。すなわち、濃度調整キー2を
押すたびに分割値を一つ増やし、濃度調整キー3を押す
たびに分割値を一つ減らしてステップ111に進む。
【0021】分割値の設定が終了するとステップ102
からステップ104に進んで通常コピーモードでのモー
ド設定が行われ (ステップ104)、スタートキー10
が押されると (ステップ105)、試しコピーモードフ
ラグがチェックされ (ステップ106)、ここではフラ
グがセットされているので、ステップ113に進み、試
しコピーモードで1枚の複写を実行する (ステップ11
4)。すなわち、設定された分割値に対応するステップ
で用紙を分割するようなタイミングで現像バイアスを段
階的に変化させながら現像を行う。その後、試しコピー
モード選択のフラグをリセットし、試しモード選択表示
素子6を消灯し、選択されている濃度の表示素子のみを
点灯する (ステップ115)。
【0022】また、既に試しコピーモードが選択されて
いるときに、試しコピーモードボタン5が押された場合
には、ステップ101,108,116と進み、試しコ
ピーモード選択のフラグをリセットし、モード選択表示
素子6を消灯し、ステップ102に進む。
【0023】このように1枚のコピー動作中に現像バイ
アスを段階的に変化させながら現像することにより、図
4(a)に示すような原稿に対して、同図(b)に示す
ような試しコピーが得られる。1回の試しコピー動作が
終了すると、複写機の動作モードは自動的に通常コピー
モードに戻されるが、再度試しコピーモードボタン5を
押すことによっても通常コピーモードに戻る。
【0024】上述したように、1回の試しコピーを行う
ことによって、現在選択されている濃度ステップを中心
とする前後数ステップ分の実際のコピー濃度を確認する
ことができる。しかも、試しコピーの際の濃度変化範囲
に対応する濃度ステップの範囲を容易に知ることができ
るので、試しコピーの結果に基づいて、最終的なコピー
を作成する場合に、設定すべき濃度ステップを間違えた
り迷ったりすることがなくなる。図5(a)は、濃度ス
テップを「5」に設定した場合の通常コピーモードにお
ける濃度表示部4の表示状態を示しており、同図(b)
は、この濃度ステップ「5」で分割値を「5」とした場
合の、試しコピーモード選択時の濃度表示部4の表示状
態を示している。
【0025】前記試しコピーモードにおいては、操作パ
ネル1上のコピー枚数設定が2枚以上になっている場合
でも、1回のコピーしか行われないように制御される。
これにより、ユーザの操作ミスで無駄なコピーが生じる
のを防止することができる。なお、コピー動作中は、或
いは、濃度レベルを段階的に変化させるための処理中
は、濃度表示部4の濃度ステップ範囲内の表示素子を処
理順に対応させて点滅させてもよい。この場合には、処
理が進行状態を認識し易いという利点がある。なお、上
述の実施例においては、画像上の一つの濃度ステップと
濃度表示部4の一つの表示素子を1対1に対応させた
が、これに限らず、画像上の二つの濃度ステップを濃度
表示部4の一つの表示素子に対応させてもよい。この場
合には、同じ個数の表示素子でより広い範囲の濃度ステ
ップを表示できるという利点がある。
【0026】また、上述の実施例においては、1枚のコ
ピー上に複数の濃度ステップを有する画像を形成するよ
うにしたが、異なる濃度ステップの画像をそれぞれ異な
るコピー上に出力するようにしてもよい。この場合に
は、コピー上に濃度ステップを示す数字を印字すること
が望ましい。これは、各コピーの濃度差は少ないので、
コピーがばらばらになると各コピーの区別をしにくくな
るからである。
【0027】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、試しコピーでの濃度ステップ範囲が表示素子により
表示されるので、実際の濃度と濃度ステップとの関係を
容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の試しコピー機能を備えた複写機の操
作パネルを示す正面図である。
【図2】 複写機の電気回路の概略構成を示すブロック
図である。
【図3】 複写機の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】 濃度表示部における濃度表示例を示す説明図
である。
【図5】 原稿と試しコピーの関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…操作パネル、2,3…濃度調整キー、4…濃度表示
部、5…試しコピーモードボタン、6…試しコピーモー
ド選択表示部、7…コピー枚数表示部、8…テンキー、
9…クリアスイッチ、10…スタートスイッチ、11…
制御部、12…メインモータ、13…露光装置、14…
現像装置、15…高圧回路、16…給紙装置、17…定
着装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙上に記録される画像の濃度を選択
    する濃度選択手段と、それぞれ異なる濃度に対応する複
    数の表示部を有し前記濃度選択手段により選択された濃
    度を表示する濃度表示手段とを備え、前記濃度選択手段
    により選択された濃度を中心として段階的に濃度を変化
    させながら記録紙上に画像を記録する試しコピー機能を
    備えた複写機において、 段階的に変化させらせる濃度の範囲を前記濃度表示手段
    に表示させる手段を設けたことを特徴とする試しコピー
    機能を備えた複写機。
JP35461793A 1993-12-29 1993-12-29 試しコピー機能を備えた複写機 Expired - Fee Related JP3148785B2 (ja)

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