JPH0719916Y2 - 移動農機におけるボイスモニタ装置 - Google Patents

移動農機におけるボイスモニタ装置

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JPH0719916Y2
JPH0719916Y2 JP1988110549U JP11054988U JPH0719916Y2 JP H0719916 Y2 JPH0719916 Y2 JP H0719916Y2 JP 1988110549 U JP1988110549 U JP 1988110549U JP 11054988 U JP11054988 U JP 11054988U JP H0719916 Y2 JPH0719916 Y2 JP H0719916Y2
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JP
Japan
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message
output
key switch
turned
monitor device
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JP1988110549U
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JPH0230746U (ja
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衛 飛田
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、トラクタ等の移動農機におけるボイスモニタ
装置に係り、詳しくはキースイッチをオンした際、制御
部の指令に基づきトリガされ、スピーカから音声を発し
てなる移動農機におけるボイスモニタ装置に関する。
(ロ) 従来の技術 近時、移動農機例えばトラクタにおいて、キースイッチ
を入れた際、ボイスモニタ装置が動作して、例えば「安
全運転に心掛けましょう」、「ポジションレバーを操作
して下さい」や「自動スイッチを確認してください。」
等のメッセージが順番にスピーカから流れ、運転者に支
持を与えると共に注意を促すように構成したものが提案
されている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかし、上述したボイスモニタ装置付きトラクタにあっ
ては、キースイッチを入れてそのまま通常通りの作業を
行う場合には問題は無いが、例えばキースイッチを切っ
て作業を中止した後、短時間のうちに作業を再開する場
合には、たった今聞いたばかりのメッセージが再びその
最初のものから繰り返されることになり、運転者にとっ
ては大変煩わしいものになっている。
そこで、本考案は、短時間内でキースイッチを再操作し
た場合には、前回流されたメッセージが繰り返されない
ように構成し、もって上述課題を解消したボイスモニタ
装置を提供することを目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図を参照して示すと、キースイッチ(16)をオン
した際、制御部(1)の指令に基づきトリガされ、スピ
ーカ(10)から音声を発してなる移動農機におけるボイ
スモニタ装置であって、出力したメッセージを記憶する
メッセージ出力記憶手段(13)と、該メッセージ出力記
憶手段(13)に記憶したメッセージを前記キースイッチ
(16)のオフ後も所定時間保持する記憶保持手段(15)
とを設け、キースイッチ(16)をオフした後、該所定時
間内に該キースイッチ(16)をオンした場合には、前記
メッセージ出力記憶手段(13)に記憶されたメッセージ
の次なるものから出力されるように構成したことを特徴
とするものである。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、移動農機により作業するべくキース
イッチ(16)をオンすると、ボイスモニタ装置(11)か
らスピーカ(10)を介して各種メッセージが順番に出力
され、運転者は、該メッセージに沿って例えばポジショ
ンレバー等の操作を行い、作業を開始する。
そして、キースイッチ(16)を一旦オフし、それから所
定時間以内に該キースイッチ(16)をオンした場合に
は、前回出力されたメッセージがメッセージ出力記憶手
段(13)に未だ記憶されているため、該出力済みメッセ
ージの次なるものから出力される。
なお、カッコ内に付す符号は、何等構成を限定するもの
ではない。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本考案による実施例について説明
する。
トラクタに搭載したマイクロコンピュータ1(以後マイ
コンという)は、第1図に示すように、その入力側に、
ポジションレバーの操作角度を検出するポジション検知
センサ2、リフトアーム角度センサ3等が連結されてい
ると共に出力側に、耕深自動ランプ5、傾斜自動ランプ
6、リフトアーム上昇用ソレノイド7、リフトアーム下
降用ソレノイド9、スピーカ10から各メッセージを発す
るためのボイスモニタ制御回路11が連結されている。ま
た、マイコン1にはROM12及びRAM13が連結され、かつ該
RAM13にはコンデンサ15が連結されている。従って、キ
ースイッチ16がオンされた際、ボイスモニタ制御回路11
がトリガされて例えば「安全運転に心掛けましょう」や
「ポジションレバーを操作して下さい」等のメッセージ
がスピーカ10から順次流され、更にキースイッチ16をオ
フした場合に該メッセージは中止されるが、該メッセー
ジがどの順番まで流されたかがRAM13に所定時間(例え
ば10分間)記憶され、該所定時間内にキースイッチ16が
再びオンされた場合には、RAM13に記憶されたデータに
従って、前回流されたメッセージ以降のものから流され
るようになっている。なお、図中17はバッテリー、19は
電源回路、20はダイオードである。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、トラクタ
にて作業を行う場合、キースイッチ16がオンされると、
スタックポインタがセットされて(S1)各種I/O装置が
セットされ(S2)、更にRAM13に、前回のメッセージ出
力のメモリがバックアップされているか否かが判断され
(S3)、この結果、メモリがバックアップされていない
場合には、前回のキースイッチ16の操作から所定時間以
上経過したということで、全データが初期化される(S
4)。一方、RAM13にメモリがバックアップされている場
合には、前回のキースイッチ16の操作から所定時間以内
の操作だとして、一部のデータのみが初期化される(S
5)。そして、ポジション制御(S6)、耕深制御(S
7)、ボイスモニタ制御(S8)等が行われる。
該ボイスモニタ制御においては、メッセージが出力さ
れたか否かが判断され(S9)、出力された場合には(S1
0)メッセージは出力済みとしてRAM13に記憶される
(S11)。また、S9にてメッセージが出力されていな
いと判断された場合には、更にメッセージは出力され
たか否かが判断され(S12)、この結果、出力されたと
判断された場合には(S13)メッセージは出力済みと
してRAM13に記憶される(S14)。そして、S12にてメッ
セージが出力されていないと判断された場合には、更
に他のメッセージは出力されているのか否かが順次チェ
ックされる。
そして、出力済みとされたメッセージはRAM13に記憶さ
れるが、該メモリはキースイッチ16をオフした後も所定
時間はそのままバックアップされており、例えばキース
イッチ16をオフした後、短時間の内(所定時間内)に再
びオン操作した場合には、RAM13にバックアップされて
いるメッセージは出力されずに、該メッセージの次なる
ものから順次出力される。従って、運転者が作業を中止
しようとしてキースイッチ16を切った後、短時間のうち
に作業を再開しようとしてキースイッチ16をオンして
も、たった今聞いたばかりのメッセージは出力されず、
その次なるメッセージから順次出力されるため、煩わし
さが回避される。
(ト) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、キースイッチ
(16)をオフした後、該所定時間内に該キースイッチ
(16)をオンした場合には、メッセージ出力記憶手段
(13)に記憶されたメッセージの次なるものから出力さ
れるように構成したので、キースイッチ(16)をオフし
た後、短時間の内に再び該キースイッチ(16)をオンし
た場合には、出力されたばかりのメッセージが再度出力
されることはなく、その次なるメッセージから出力され
るため、運転者が同じメッセージを続けて聞く煩わしさ
をなくすることができる。
また、上記キースイッチ(16)をオンする場合も、次の
メッセージからは出力されるので、オペレータは安全等
に関する重要事項を聞き漏らすことはなく、高い信頼性
を維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気回路を示す図、第2図は本実
施例の作動を示すフローチャートである。 1……制御部(マイコン)、10……スピーカ、11……ボ
イスモニタ制御回路、13……メッセージ出力記憶手段
(RAM)、15……記憶保持手段(コンデンサ)、16……
キースイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キースイッチをオンした際、制御部の指令
    に基づきトリガされ、スピーカから音声を発してなる移
    動農機におけるボイスモニタ装置であって、 出力したメッセージを記憶するメッセージ出力記憶手段
    と、 該メッセージ出力記憶手段に記憶したメッセージを前記
    キースイッチのオフ後も所定時間保持する記憶保持手段
    と、を設け、 キースイッチをオフした後、前記所定時間内に該キース
    イッチをオンした場合には、前記メッセージ出力記憶手
    段に記憶されたメッセージの次なるものから出力される
    ように構成したことを特徴とする 移動農機におけるボイスモニタ装置。
JP1988110549U 1988-08-22 1988-08-22 移動農機におけるボイスモニタ装置 Expired - Lifetime JPH0719916Y2 (ja)

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JPH0230746U JPH0230746U (ja) 1990-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149835A (ja) * 1982-03-02 1983-09-06 Kubota Ltd 移動農機の安全装置
JPS5953244A (ja) * 1982-09-21 1984-03-27 Nippon Denso Co Ltd 車両用音声情報装置

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JPH0230746U (ja) 1990-02-27

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