JPH0719875A - 測点マーキング装置 - Google Patents

測点マーキング装置

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JPH0719875A
JPH0719875A JP19176093A JP19176093A JPH0719875A JP H0719875 A JPH0719875 A JP H0719875A JP 19176093 A JP19176093 A JP 19176093A JP 19176093 A JP19176093 A JP 19176093A JP H0719875 A JPH0719875 A JP H0719875A
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pole
marking
surveying
point
survey
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JP19176093A
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Tatsunori Sada
達典 佐田
Tomonori Takada
知典 高田
Hiroshi Sakurai
浩 桜井
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容易且つ迅速にマーキングを行い得る測点マー
キング装置を提供する 【構成】マーキング面1b上に三脚10を設け、三脚1
0に整準器30を設け、整準器30に、水平位置調整器
40を介して、測量ポール19を、水平方向に移動位置
決め自在に設け、測量ポール19の下端に、レーザポイ
ンター20を、レーザ光を下方に発振射出し得る形で設
け、測量ポール19の上端に、所定の測量機器のターゲ
ットと成り得る測量用反射器23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マークを落すべき位置
であるマーキングポイントに精度良くマーキングを行い
得る測点マーキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、測点にマーキングを行なう際に
は、まず、マーキングを行なうべきマーキングポイント
設置面において既知なる座標点に角度距離測量装置等の
位置検出装置を設置し、次に、位置指示器をマーキング
ポイントと覚しき位置に設置し、該位置指示器の位置を
位置検出装置により測量し、該位置とマークすべきマー
キングポイントの座標との差異を検出し、該差異に基づ
き、位置指示器を移動し、該位置で再び測量するという
手順を繰り返す。そして、位置指示器の位置とマーキン
グポイントとの差異が僅かになったなら、その位置指示
器の位置から前記差異の分だけずらした位置にマーキン
グを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の、位置
指示器及び位置検出装置によるマーキングでは、位置指
示器とマーキングポイントとの差異が僅かになり、マー
キングポイント設置面上に、位置指示器の位置から前記
差異の分だけずれた位置、即ちマーキングポイントを特
定しようとするときに、角度方向を設定し得るセオドラ
イドや距離を測定し得るメジャー等を用いてわざわざ測
量しなければならないという煩雑さを有していた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、容易且つ迅速
にマーキングを行い得る測点マーキング装置を提供する
ことを目的としている。
【課題を解決するための手段】本発明のうち第一の発明
は、マーキングポイント設置面(1、1a)上に設置し
得る支持手段(10、30)を有し、前記支持手段(1
0、30)に、水平位置決め手段(40)を介して、測
量ポール(19)を、水平方向に移動位置決め自在に設
け、前記測量ポール(19)に、マーキングポイント指
示部材(20、22)を、該マーキングポイント指示部
材(20、22)のポイント指示方向を下方に向けた形
で設け、前記測量ポール(19)に、測量用反射部材
(23)を設けて構成される。また、本発明のうち第二
の発明は、前記第一の発明において、前記マーキングポ
イント指示部材が、レーザ光(20a)を発振射出し得
るレーザ発振手段(20)で、前記ポイント指示方向
が、前記レーザ光(20a)の射出方向であるように構
成される。なお、( )内の番号等は、図面における対
応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本記
述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下
の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明のうち第一の発明
は、前記測量用反射手段(23)の位置を、測量装置
(60)により測量することにより、測量ポール(1
9)の位置を検出確認しながら、前記水平位置決め手段
(40)により前記測量ポール(19)の位置、従っ
て、該測量ポール(19)に設けられた前記マーキング
ポイント指示部材(20、22)の位置を水平方向に移
動位置決めし得るように、また、測量ポール(19)に
設けられたマーキングポイント指示部材(20、22)
のポイント指示方向により、マーキングポイントを指示
し得るように作用する。また、本発明のうち第二の発明
は、マーキングポイント指示部材を、レーザ光(20
a)を発振射出し得るレーザ発振手段(20)とし、前
記ポイント指示方向を、前記レーザ光(20a)の射出
方向とすることにより、マーキングポイントの指示をよ
り高精度に行い得るように作用する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の測点マーキング装置を示す図であ
る。図2は、図1の測点マーキング装置の整準器及び水
平位置調整器を示す拡大図である。図3は、図2の整準
器及び水平位置調整器を示す平面図である。図4は、図
1の測点マーキング装置の、三脚を収納した状態を示す
図である。図5は、図1の測点マーキング装置の、レー
ザポインタカバーパイプのキャップを外した状態を示す
図である。図6は、図1の測点マーキング装置の位置を
測量している測量装置本体を示す図である。
【0007】建設現場の地面等のマーキングポイント配
置面1には、図1に示すように、測点マーキング装置1
00の三脚10が設置されており、三脚10は、その下
端をマーキングポイント配置面1に設置した三本の脚1
1を有している。三本の脚11には、筒状の三脚ポール
12が、その中心線CL1を略鉛直にする形で支持され
ており、三本の脚11は、三脚ポール中心線CL1を中
心として開閉自在に設けられている。三脚ポール12の
上端には、伸縮ポール13が、その中心線を、三脚ポー
ル中心線CL1に一致させる形で接続されており、伸縮
ポール13は、三脚ポール12の上端開口部から、三脚
ポール中心線CL1に沿って摺動自在な形で挿嵌されて
いる。また、三脚ポール12の上端には、伸縮ポール1
3を三脚ポール12に駐止し得る駐止手段15が設けら
れており、伸縮ポール13の上端には、整準器取付部1
3aが設けられている。
【0008】整準器取付部13aには、整準器30が、
その水平位置調整器取付部30aの取付面30bを水平
にし得る形で設けられており、即ち、整準器30は、図
2に示すように、第一及び第二水平調整部31、32を
有している。第一水平調整部31は、その第一水平調整
ノブ31aを図2矢印A、B方向に回転することによ
り、水平位置調整器取付部30aを、三脚ポール中心線
CL1に直角な第一回転軸CT1を中心として回転位置
決めし得る形に設けられており、第二水平調整部32
は、その第二水平調整ノブ32aを図2矢印C、D方向
に回転することにより、水平位置調整器取付部30a
を、三脚ポール中心線CL1に直角で、且つ第一回転軸
CT1に直角な第二回転軸CT2を中心として回転位置
決めし得る形に設けられている。
【0009】水平位置調整器取付部30aには、水平位
置調整器40が設けられており、水平位置調整器40
は、ポールホルダー取付部40aを有している。水平位
置調整器40は、ポールホルダー取付部40aを水平方
向に移動位置決め自在な形に設けられている。即ち、水
平位置調整器40は、水平位置調整器取付部30aに取
付けられたX軸位置調整部41を有しており、X軸位置
調整部41は、Y軸位置調整部取付部41bを有してい
る。X軸位置調整部41は、そのX軸位置調整ノブ41
aを図2矢印E、F方向に回転することにより、Y軸位
置調整部取付部41bを、水平に設定されたX軸方向、
即ち、図2矢印G、H方向に移動位置決めさせ得る形に
設けられている。また、水平位置調整器40は、Y軸位
置調整部取付部41bに取付けられたY軸位置調整部4
2を有しており、Y軸位置調整部42は、前記ポールホ
ルダー取付部40aを有している。Y軸位置調整部42
は、そのY軸位置調整ノブ42aを図2矢印I、J方向
に回転することにより、ポールホルダー取付部40a
を、図3に示すように、水平で且つX軸に直角なY軸方
向、即ち、図3矢印K、L方向に移動位置決めさせ得る
形に設けられている。
【0010】ポールホルダー取付部40aには、図2に
示すように、ポールホルダー17が取付けられており、
ポールホルダー17は、アーム部17aとホールド部1
7bを有している。アーム部17aは、ポールホルダー
取付部40aに接続しており、アーム部17aの図2左
端部は、水平方向に突出されている。ホールド部17b
は、環状に形成されており、また、ホールド部17b
は、水平方向に突出したアーム部17aの端部に接続し
ている。また、ホールド部17bの孔17cは、上下方
向に設けられている。
【0011】ホールド部17bの孔17cには、筒状の
測量ポール19が、その中心線CL2を鉛直にする形で
挿嵌されており、図1に示す測量ポール19の下端に
は、レーザポインター20が、レーザ光20aを中心線
CL2に一致させて下方に発振射出し得る形で内蔵され
ている。また、測量ポール19の下端には、レーザポイ
ンターカバーパイプ21が、その中心線を、測量ポール
中心線CL2に一致させる形で接続されており、レーザ
ポインターカバーパイプ21は、測量ポール19の下端
開口部19bから、測量ポール中心線CL2に沿って摺
動自在な形で挿嵌されている。測量ポール19の下端に
は、レーザポインターカバーパイプ21を測量ポール1
9に駐止し得る駐止手段19aが設けられており、レー
ザポインターカバーパイプ21の下端には、円錐形のキ
ャップ22が、その尖端22aを下方に向け、且つ、そ
の尖端22aを中心線CL2に一致させた形で螺合して
いる。
【0012】また、測量ポール19の上端には、図6の
角度距離測定機器60等の測量機器のターゲットとなり
得る測量用反射器23が、図1に示すように、その反射
面23aを側方に向けた形で設けられており、また、測
量用反射器23の中心は、測量ポール中心線CL2に一
致している。
【0013】また、測量ポール19には、二個のクラン
プ、即ち上クランプ25及び下クランプ26が、三脚1
0を把持し得る形で設けられており、上クランプ25
は、三脚10の上部、即ち、伸縮ポール13を、下クラ
ンプ26は、三脚10の下部、即ち、図4に示すように
閉じられた脚11及び三脚ポール12を把持し得る形に
設けられている。
【0014】また、ポールホルダー17のアーム部17
aの上面には、図3に示すように、第一及び第二棒状気
泡管33、34が設けられており、第一棒状気泡管33
は、図2に示すように、測量ポール中心線CL2の、前
記整準器30の第一回転軸CT1回りの傾きを検知し得
る形に設けられている。また、第二棒状気泡管34は、
測量ポール中心線CL2の、前記整準器30の第二回転
軸CT2回りの傾きを検知し得る形に設けられている。
【0015】また、測量ポール19には、受信アンテナ
28bを有し、該受信アンテナ28bに受信された測量
情報S1を表示し得る位置表示器28が、取付金具28
aを介して設けられている。
【0016】また、図6に示すように、マーキングポイ
ント配置面1において測点マーキング装置100に対向
する位置には、測点マーキング装置100の測量用反射
器23の位置を検出し得る角度距離測定機器60が設け
られており、角度距離測定機器60には、ケーブル61
を介して、角度距離測定機器60により検出された前記
測量用反射器23の位置等の前記測量情報S1を測点マ
ーキング装置100の位置表示器28に送信し得る送信
装置62が設けられている。送信装置62は、送信アン
テナ62aを有している。
【0017】測点マーキング装置100等は、以上のよ
うな構成を有するので、マーキングポイント配置面1上
の所定の位置、即ち、マーキングポイントにマーキング
を行おうとする際には、まず、図4に示すように、測点
マーキング装置100の三脚10の脚11を、三脚ポー
ル中心線CL1を中心として閉じる。次に、駐止手段1
5による伸縮ポール13と三脚ポール12との駐止を解
除し、脚11を、三脚ポール12内部に伸縮ポール13
を挿入する形で上方に移動し、再び、駐止手段15によ
り、三脚ポール12を伸縮ポール13に駐止する。する
と、三脚10をコンパクトに収納することが出来る。そ
して、測量ポール19に設けられた上クランプ25、及
び下クランプ26により三脚10を把持する。すると、
三脚10を、コンパクトに収納した形で測量ポール19
に固定することが出来る。よって、測点マーキング装置
100の持ち運びは、容易に行うことが出来る。そこ
で、測量作業員は、三脚10がコンパクトに収納された
測点マーキング装置100を持ち、マーキングポイント
配置面1のマーキングに出かける。測量作業員は、ま
ず、測点マーキング装置100の測量ポール19を、マ
ーキングポイント付近において、鉛直に支持する。これ
により、測量ポール19の上端に設けられた測量用反射
器23の水平位置と測量ポール19の下端の水平位置を
一致させることが出来る。そして、図6に示す角度距離
測定機器60により、測量用反射器23の位置を測量す
る。すると、角度距離測定機器60により検出された測
量用反射器23の位置は、ケーブル61を介して送信装
置62に入力される。すると、送信装置62は、入力さ
れた測量用反射器23の位置を、測量情報S1として、
測点マーキング装置100の位置表示器28に送信す
る。すると、位置表示器28は、情報S1を受信アンテ
ナ28bにより受信することが出来る。従って、位置表
示器28は、測量用反射器23の位置、従って、測量ポ
ール19の中心線CL2の位置を表示することが出来
る。よって、該ポール19を持った測量作業員は、該ポ
ール19の位置を知ることが出来、これにより、測量ポ
ール19を移動すべき、マーキングポイントの方向、及
び距離を認識することが出来る。よって、測量作業員
は、幾度かの測量により、測点マーキング装置100を
マーキングポイントに移動させることが出来る。する
と、測点マーキング装置100の測量ポール19の中心
線CL2は、マーキングポイントに略一致することとな
る。
【0018】測点マーキング装置100の測量ポール1
9の中心線CL2がマーキングポイントに略一致したな
らば、測量作業員は、目測でマーキングポイント配置面
1において、図4に示す測量ポール19の下端に設けら
れたレーザポインタカバーパイプ21のキャップ22の
尖端22aが指し示す位置にマークをして、該マーク位
置に測量杭1aを打ち込む。尚、測量杭1aの上端に
は、水平な面であるマーキング面1bが形成されてい
る。これにより、マーキングポイントを測量杭1aのマ
ーキング面1bの範囲内に絞り込むことが出来る。
【0019】次に、図4に示すように、測点マーキング
装置100を、その測量ポール19の下端に設けられた
レーザポインタカバーパイプ21のキャップ22を測量
杭1aのマーキング面1bの中心に当接させ、且つ、測
量ポール19の中心線CL2を鉛直にした状態で支持す
る。次に、下クランプ26を、三脚10の脚11から取
り外す。すると、三脚10の脚11は、開閉自在となる
ので、脚11を開く。次に、駐止手段15による伸縮ポ
ール13と三脚ポール12との駐止を解除し、脚11及
び三脚ポール12を、三脚ポール12内部から、伸縮ポ
ール13を引き出す形で下方に移動する。すると、三本
の脚11が、マーキングポイント配置面1に接地する。
そして、再び、駐止手段15により、三脚ポール12を
伸縮ポール13に駐止する。すると、三脚ポール12を
伸縮ポール13に対して固定することが出来る。する
と、図1に示すように、三脚10は、整準器30及び水
平位置調整器40を介して、又、上クランプ25を介し
て測量ポール19に接続されているので、三脚10によ
り測量ポール19を支持することが出来る。
【0020】次に、レーザポインターカバーパイプ21
を測量ポール19の下端に駐止していた駐止手段19a
を解除する。すると、レーザポインターカバーパイプ2
1を測量ポール19に対して測量ポール中心線CL2に
沿って摺動自在とすることが出来る。そこで、カバーパ
イプ21を、図5に示すように、上方に摺動して、再
び、駐止手段19aにより、測量ポール19に固定す
る。また、カバーパイプ21の下端に設けられた図1に
示すキャップ22を取り外す。よって、図5に示すよう
にレーザポインター20により、レーザ光20aを、測
量ポール中心線CL2に沿って下方に発振すると、レー
ザ光20aは、測量ポール中心線CL2の位置を測量杭
1aのマーキング面1b上に示すことが出来る。
【0021】次に、伸縮ポール13を把持していた上ク
ランプ25を解除する。すると、測量ポール19は、図
5に示すように、整準器30及び水平位置調整器40を
介してのみ、三脚10に支持される形となる。よって、
図2に示すように、測量ポールホルダー17に設けられ
た第一棒状気泡管33を見ながら、整準器30の第一水
平調整ノブ31aを、測量ポール中心線CL2の、前記
整準器30の第一回転軸CT1回りの傾きが無くなるよ
うに図2矢印A、B方向に回転調整し、また、測量ポー
ルホルダー17に設けられた第二棒状気泡管34を見な
がら、整準器30の第二水平調整ノブ32aを、測量ポ
ール中心線CL2の、前記整準器30の第二回転軸CT
2回りの傾きが無くなるように図2矢印C、D方向に回
転調整することにより、測量ポール19の中心線CL2
を、鉛直にすることが出来る。よって、図5に示すレー
ザポインター20は、レーザ光20aの射出方向を測量
ポール中心線CL2に沿って鉛直下方にすることが出来
る。また、鉛直上方から見て、測量ポール中心線CL2
上に設けられた、測量用反射器23の中心位置とレーザ
ポインター20のレーザ光20aの位置とを、全く一致
させることが出来るので、位置表示器28に表示された
測量用反射器23の水平位置を、レーザポインター20
のレーザ光20aの水平位置とすることが出来る。
【0022】次に、図6に示す角度距離測定機器60に
より、測点マーキング装置100の測量用反射器23の
位置の測量を継続的に行う。すると、図5に示す位置表
示器28には、測量用反射器23の位置、即ち、測量ポ
ール19の位置が継続的に表示される。そこで、測量作
業員は、位置表示器28にマーキングポイントが表示さ
れるように、水平位置調整器40のX軸位置調整ノブ4
1aを、図3矢印E、F方向に回転して、測量ポール1
9を図3矢印G、H方向に水平移動させると共に、水平
位置調整器40のY軸位置調整ノブ42aを、図3矢印
I、J方向に回転して、測量ポール19を図3矢印G、
H方向と直角な図3矢印K、L方向に水平移動させる。
すると、水平位置調整器40により、測量ポール19の
上端に設けられた測量用反射器23の中心位置、従って
測量ポール19の位置を、マーキングポイント上に精度
良く移動位置決めすることが出来る。すると、今や測量
用反射器23の水平位置とレーザポインター20から射
出されたレーザ光20aの水平位置とは全く一致してい
るので、該レーザ光20aを、マーキングポイント上に
精度良く移動位置決めすることが出来る。よって、マー
キング面1b上に落されたレーザ光20aの位置によ
り、マーキングポイントを指示することが出来る。従っ
て、従来のように、マーキングポイントを特定しようと
するときに、角度方向を設定し得るセオドライドや距離
を測定し得るメジャー等を用いて測量する必要がないの
で、測量杭1aのマーキング面1b上に落されたレーザ
光20aの位置に印を付けることにより、従来に比して
遥かに容易且つ迅速にマーキングを行うことが出来る。
【0023】尚、上記実施例中の測点マーキング装置1
00の整準器30は、測量ポール19を鉛直にし得る限
りにおいて、如何なる整準器であっても良いことは勿論
である。また、上記実施例中の測点マーキング装置10
0の水平位置調整器40は、測量ポール19を水平方向
に移動させ得る限りにおいて、如何なる水平位置調整器
であっても良いことは勿論である。また、上記実施例中
においては、レーザポインター20のレーザ光20aに
よりマーキングポイントを指示したが、精度の良い指示
を行い得る限りにおいて必ずしも、レーザポインター2
0のレーザ光20aによりマーキングポイントを指示す
る必要はなく、測量ポール19の下端に設けられたレー
ザーポインタカバーパイプ21のキャップ22等によ
り、マーキングポイントを指示しても良いことは勿論で
ある。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マーキングポイント配置面1、マーキング面1b(マー
キング面は測量杭上でなくとも可)等のマーキングポイ
ント設置面上に設置し得る三脚10、整準器30等の支
持手段を有し、前記支持手段に、水平位置調整器40等
の水平位置決め手段を介して、測量ポール19等の測量
ポールを、水平方向に移動位置決め自在に設け、前記測
量ポールに、レーザポインター20、キャップ22等の
マーキングポイント指示部材を、該マーキングポイント
指示部材のポイント指示方向を下方に向けた形で設け、
前記測量ポールに、測量用反射器23等の測量用反射部
材を設けて構成したので、前記測量用反射手段の位置
を、角度距離測定機器60等の測量装置により測量する
ことにより、前記測量ポールの位置を検出確認しなが
ら、前記水平位置決め手段により前記測量ポールの位
置、従って、該測量ポールに設けられた前記マーキング
ポイント指示部材の位置を水平方向に移動位置決めする
ことが出来る。よって、前記マーキングポイント指示部
材のポイント指示方向が、マーキングポイントを指示す
るように、前記ポイント指示方向を水平方向に移動位置
決めすることが出来る。従って、従来のように、マーキ
ングポイントを特定しようとするときに、角度方向を設
定し得るセオドライドや距離を測定し得るメジャー等を
用いて測量する必要がなく、前記マーキングポイント指
示部材のポイント指示方向により前記マーキングポイン
ト設置面上に指示された位置、即ちにマーキングポイン
トに印を付けるだけで、従来に比して遥かに容易且つ迅
速にマーキングを行うことが出来る。また、前記マーキ
ングポイント指示部材が、レーザ光20a等のレーザ光
を発振射出し得るレーザポインター20等のレーザ発振
手段で、前記ポイント指示方向が、前記レーザ光の射出
方向であるように構成すると、マーキングポイントの指
示をより高精度に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の測点マーキング装置を示す図
である。
【図2】図2は、図1の測点マーキング装置の整準器及
び水平位置調整器を示す拡大図である。
【図3】図3は、図2の整準器及び水平位置調整器を示
す平面図である。
【図4】図4は、図1の測点マーキング装置の、三脚を
収納した状態を示す図である。
【図5】図5は、図1の測点マーキング装置の、レーザ
ポインタカバーパイプのキャップを外した状態を示す図
である。
【図6】図6は、図1の測点マーキング装置の位置を測
量している測量装置本体を示す図である。
【符号の説明】
1……マーキングポイント配置面(マーキングポイント
設置面) 1b……マーキングポイント配置面(マーキング面) 10……支持手段(三脚) 19……測量ポール(測量ポール) 20……マーキングポイント指示部材(レーザポインタ
ー) 20a……レーザ光(レーザ光) 22……マーキングポイント指示部材(キャップ) 23……測量用反射部材(測量用反射器) 30……支持手段(整準器) 40……水平位置決め手段(水平位置調整器)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マーキングポイント設置面上に設置し得る
    支持手段を有し、 前記支持手段に、水平位置決め手段を介して、測量ポー
    ルを、水平方向に移動位置決め自在に設け、 前記測量ポールに、マーキングポイント指示部材を、該
    マーキングポイント指示部材のポイント指示方向を下方
    に向けた形で設け、 前記測量ポールに、測量用反射部材を設けて構成した測
    点マーキング装置。
  2. 【請求項2】前記マーキングポイント指示部材が、レー
    ザ光を発振射出し得るレーザ発振手段で、前記ポイント
    指示方向が、前記レーザ光の射出方向であることを特徴
    とする請求項1記載の測点マーキング装置。
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KR20190020468A (ko) * 2017-08-21 2019-03-04 주식회사 빌딩포인트코리아 광파기의 레이아웃 포인트 셋팅 장치
JP2020186993A (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 清水建設株式会社 マーキング装置

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JPH0334805A (ja) * 1989-06-30 1991-02-14 Tonen Corp プリプレグ製造装置の静電除去機構

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