JPH0719851U - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
- Publication number
- JPH0719851U JPH0719851U JP4606793U JP4606793U JPH0719851U JP H0719851 U JPH0719851 U JP H0719851U JP 4606793 U JP4606793 U JP 4606793U JP 4606793 U JP4606793 U JP 4606793U JP H0719851 U JPH0719851 U JP H0719851U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寿命を長くして交換周期を長くし、消費電力
を少なくすることができるディスク装置を提供する。 【構成】 モータコントロール回路7によりデータ転送
の終了時点から一定時間経過後にスピンドルモータ1の
回転速度をリード/ライト時速度からウェイト時速度に
低減し、データ転送要求に応答してスピンドルモータ1
の回転速度をウェイト時速度からリード/ライト時速度
に戻すようにしている。
を少なくすることができるディスク装置を提供する。 【構成】 モータコントロール回路7によりデータ転送
の終了時点から一定時間経過後にスピンドルモータ1の
回転速度をリード/ライト時速度からウェイト時速度に
低減し、データ転送要求に応答してスピンドルモータ1
の回転速度をウェイト時速度からリード/ライト時速度
に戻すようにしている。
Description
【0001】
この考案は、コンピュータに付設されて大容量データを処理するためのハード ディスク装置,光ディスク装置,光磁気ディスク装置等のディスク装置に関する ものである。
【0002】
コンピュータに付設されたディスク装置は、コンピュータの電源投入と同時に 電源投入され、ディスク駆動モータは、データ転送を行うと行わないとにかかわ らず、ディスク板を常に一定速度で高速回転させている。
【0003】
しかしながら、このディスク装置は、常時高速(数千rpm)でディスク板を 回転させているので、回転機構部の特に軸受部分等の摩耗が激しく、したがって 短寿命であった。 寿命のためにいったんリード/ライトエラーが発生すると、ディスク内の重要 な情報資源が失われるおそれがある。このような問題を避けようとすれば、ディ スク装置を定期的に交換すればよいが、その交換周期は2〜3年ときわめて短い ものとなり、設備コストが高いものとなっていた。
【0004】 したがって、この考案の目的は、寿命を長くして交換周期を長くすることがで きるディスク装置を提供することである。
【0005】
この考案のディスク装置は、データ転送の終了時点から一定時間経過後にディ スク駆動モータの回転速度をリード/ライト時速度からウェイト時速度に低減し 、データ転送要求に応答してディスク駆動モータの回転速度をウェイト時速度か らリード/ライト時速度に戻すようにしている。
【0006】
この考案の構成によれば、データ転送が行われない期間は、ディスク駆動モー タの回転速度がリード/ライト時速度からウェイト時速度に低減され、回転機構 部分の軸受等の摩耗が減少する。
【0007】
以下、この考案の一実施例を図1および図2を参照しながら説明する。 図1にこの考案の一実施例のディスク装置の概略構成図を示す。図1において 、1はディスク駆動モータであるスピンドルモータ、2はスピンドルモータ1の 回転軸、3はスピンドルモータ1の軸受、4はスピンドルモータ1により高速回 転駆動させられる複数枚のディスク板、5は複数のヘッド、6は複数のヘッドを 任意に位置に移動させるヘッド駆動機構である。7はスピンドルモータ1の回転 速度を制御するモータコントロール回路、8はディスク板4からのデータの読み 出しおよびディスク板4へのディスクの書き込みを制御するデータリード/ライ ト回路、9はヘッド駆動機構6に信号を与えてヘッド位置を制御するヘッド位置 コントローラ、10は外部コンピュータとデータリード/ライト回路8およびヘ ッド位置コントローラ9との間のデータの受け渡しの仲介を行うインターフェー ス回路である。
【0008】 以上のような構成において、特にモータコントロール回路7は、データ転送の 終了時点から一定時間経過後にディスク駆動用のスピンドルモータ1の回転速度 をリード/ライト時速度からウェイト時速度に低減し、データ転送要求に応答し てスピンドルモータ1の回転速度をウェイト時速度からリード/ライト時速度に 戻すようにしている。つまり、モータコントロール回路7は、外部コンピュータ より、インターフェース回路10を介して入力されるデータ転送要求(ヘッドシ ーク信号等のコマンド入力)によりモータ回転数を上昇させ、データ転送要求が なくなり一定時間経過後(ディスク装置内部のタイマによる)にモータ回転数を 下降させる。
【0009】 図2は以上のスピンドルモータ1の回転速度の制御,ヘッドシークおよびデー タ転送の様子を示すタイムチャートである。図2において、(a)はモータ回転 速度の変化を示し、(b)は外部コンピュータよりインターフェース回路10を 介して要求されるヘッドシーク信号を示し、(c)は内部レディ信号を示し、( d)はデータ転送状態を示している。上記の内部レディ信号は、モータの回転速 度およびディスク装置自身のレディ状態(ヘッドシーク完了等)を監視し、それ らのアンド条件にて作成される。
【0010】 図2に示すように、モータコントロール回路7は、モータ起動時にモータ回転 速度を零から立ち上げ、データ転送要求に応答してスピンドルモータ1の回転速 度をウェイト時速度からリード/ライト時速度に上昇させ(レディ状態)、デー タ転送終了時点から一定時間経過後にスピンドルモータ1の回転速度をリード/ ライト時速度からウェイト時速度に降下させる(ウェイト状態)。
【0011】 この場合、ヘッドシーク信号がデータ転送要求に応答して発生するので、結果 的に、ヘッドシーク信号の発生と同時にモータコントロール回路7がスピンドル モータ1の回転速度をウェイト時速度からリード/ライト時速度に上昇させるこ とになる。 また、内部レディ信号は、ヘッドシークが完了し、かつスピンドルモータ1の 回転速度がリード/ライト時速度に到達したときに立ち上がり、データ転送終了 時点から一定時間経過後に立ち下がる。
【0012】 さらに、データ転送は、内部レディ信号が立ち上がったことを確認してから開 始される。 このように、この実施例のディスク装置は、データ転送の終了時点から一定時 間経過後にスピンドルモータ1の回転速度をリード/ライト時速度からウェイト 時速度に低減し、同時に内部レディ信号を立ち下げる。データ転送要求に応答し てスピンドルモータ1の回転速度をウェイト時速度からリード/ライト時速度に 上昇させ、内部レディ信号を立ち上げることにより、データ転送を頻繁に行わな い場合は、スピンドルモータ1の回転速度をリード/ライト時速度よりウェイト 時速度に低減するので、回転機構部分の軸受等の摩耗を減少させることができ、 寿命を長くして交換周期を長くすることができる。また、データ転送を行わない 場合は、スピンドルモータ1の回転速度をリード/ライト時速度よりウェイト時 速度に低減する結果、消費電力が少なく済み、省エネルギー化が期待できる。
【0013】
この考案のディスク装置によれば、データ転送を行わない期間は、ディスク駆 動モータの回転速度をリード/ライト時速度よりウェイト時速度に低減するので 、回転機構部分の軸受等の摩耗を減少させることができ、寿命を長くして交換周 期を長くすることができる。また、データ転送を行わない場合は、ディスク駆動 モータの回転速度をリード/ライト時速度よりウェイト時速度に低減する結果、 消費電力が少なく済み、省エネルギー化が期待できる。
【図1】この発明の一実施例のディスク装置の概略構成
図である。
図である。
【図2】図1のディスク装置におけるスピンドルモータ
の回転速度の制御,ヘッドシークおよびデータ転送の様
子を示すタイムチャートである。
の回転速度の制御,ヘッドシークおよびデータ転送の様
子を示すタイムチャートである。
1 スピンドルモータ 2 回転軸 3 軸受 4 ディスク板 5 ヘッド 6 ヘッド駆動機構 7 モータコントロール回路 8 データリード/ライト回路 9 ヘッド位置コントローラ 10 インターフェース回路
Claims (1)
- 【請求項1】 データ転送の終了時点から一定時間経過
後にディスク駆動モータの回転速度をリード/ライト時
速度からウェイト時速度に低減し、データ転送要求に応
答して前記ディスク駆動モータの回転速度をウェイト時
速度からリード/ライト時速度に戻すようにしたことを
特徴とするディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4606793U JPH0719851U (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4606793U JPH0719851U (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719851U true JPH0719851U (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=12736663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4606793U Pending JPH0719851U (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719851U (ja) |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP4606793U patent/JPH0719851U/ja active Pending
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