JPH07198493A - 容器の色識別装置 - Google Patents
容器の色識別装置Info
- Publication number
- JPH07198493A JPH07198493A JP36894A JP36894A JPH07198493A JP H07198493 A JPH07198493 A JP H07198493A JP 36894 A JP36894 A JP 36894A JP 36894 A JP36894 A JP 36894A JP H07198493 A JPH07198493 A JP H07198493A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- color
- transmittance
- unit
- color identification
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器の色を広い範囲の透過度にわたり正確に
識別する。 【構成】 コンベア1で搬送されてくるガラスビン2を
照射する第1照明器11と、これに対向して照度センサ
12を設ける。さらにガラスビン2を照射する第2照明
器13と、これに対向して色識別センサ14を設け、照
度センサ12で検出した透過度に応じて色識別センサ1
4の色識別能力を調整する制御部15を設ける。
識別する。 【構成】 コンベア1で搬送されてくるガラスビン2を
照射する第1照明器11と、これに対向して照度センサ
12を設ける。さらにガラスビン2を照射する第2照明
器13と、これに対向して色識別センサ14を設け、照
度センサ12で検出した透過度に応じて色識別センサ1
4の色識別能力を調整する制御部15を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラスビンなどの容器
をその色によって識別する容器の色識別装置に関する。
をその色によって識別する容器の色識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスビンなどの容器は内部の液体を使
用後、回収されて再利用されている。これらの容器は透
明、茶、青、黒、緑、赤などが多く、同じ色でも濃いも
のと中間、淡いものなど多くの種類がある。これらの容
器を再利用する場合、通常、色(透明も色として)ごと
に分け、再処理される。色分けする場合、容器を照射
し、透過光を色センサなどの色識別センサにより色分け
する方法が採用されている。
用後、回収されて再利用されている。これらの容器は透
明、茶、青、黒、緑、赤などが多く、同じ色でも濃いも
のと中間、淡いものなど多くの種類がある。これらの容
器を再利用する場合、通常、色(透明も色として)ごと
に分け、再処理される。色分けする場合、容器を照射
し、透過光を色センサなどの色識別センサにより色分け
する方法が採用されている。
【0003】図6はこのような色識別装置を示し、コン
ベア1により運ばれてくるガラスビン2を照明器3によ
り照射し、この透過光を色識別センサ4に当ててガラス
ビン2の色を識別する。図7はガラスビン2の透過度と
色識別センサ4の出力を示した図であり、透過度に応じ
て色識別センサ4の出力も大きくなる。
ベア1により運ばれてくるガラスビン2を照明器3によ
り照射し、この透過光を色識別センサ4に当ててガラス
ビン2の色を識別する。図7はガラスビン2の透過度と
色識別センサ4の出力を示した図であり、透過度に応じ
て色識別センサ4の出力も大きくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】色は同じ色であっても
照度の違いにより、例えば、青の場合暗い青から明るい
青、さらに淡い青があり、暗い青の場合、黒と区別がつ
きにくく、また、淡い青の場合、透明と区別つきにく
い。このため図7に示すように暗から明にわたり一様な
ゲインを有する色識別センサの場合、似通った色どうし
の区別や明度の暗い色、明度が明るく、透明に近い色ど
うしの区別ができなかった。
照度の違いにより、例えば、青の場合暗い青から明るい
青、さらに淡い青があり、暗い青の場合、黒と区別がつ
きにくく、また、淡い青の場合、透明と区別つきにく
い。このため図7に示すように暗から明にわたり一様な
ゲインを有する色識別センサの場合、似通った色どうし
の区別や明度の暗い色、明度が明るく、透明に近い色ど
うしの区別ができなかった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、容器の色を広い範囲の透過度にわたり正確に識別
する容器の色識別装置を提供することを目的とする。
ので、容器の色を広い範囲の透過度にわたり正確に識別
する容器の色識別装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、容器を搬送する搬送装置と、搬送されてくる容器を
照射する第1照明部と、照射された前記容器の透過光か
ら該容器の透過度を検知する照度センサと、該照度セン
サより下流に設けられ、前記容器を照射する第2照明部
と、該第2照明部で照射された容器の透過光より該容器
の色を識別する色識別部と、前記照度センサの検出した
透過度に応じて前記色識別部の色識別能力を調整する制
御部とを備えたものである。
め、容器を搬送する搬送装置と、搬送されてくる容器を
照射する第1照明部と、照射された前記容器の透過光か
ら該容器の透過度を検知する照度センサと、該照度セン
サより下流に設けられ、前記容器を照射する第2照明部
と、該第2照明部で照射された容器の透過光より該容器
の色を識別する色識別部と、前記照度センサの検出した
透過度に応じて前記色識別部の色識別能力を調整する制
御部とを備えたものである。
【0007】また、前記制御部は前記第2照明部の照明
強度を前記照度センサの透過度に応じて調整するように
したものである。
強度を前記照度センサの透過度に応じて調整するように
したものである。
【0008】また、容器を搬送する搬送装置と、搬送さ
れてくる容器を照射する第1照明部と、照射された前記
容器の透過光から該容器の透過度を検出する照度センサ
と、該照度センサの下流に設けられ、透過度の範囲を複
数の透過度範囲に分割し、各透過度範囲ごとの分配口を
有し、前記容器を該容器の照度センサの検出値に該当す
る透過度範囲を有する分配口より排出する分配器と、前
記分配口ごとに設けられ、該分配口より排出される容器
を搬送する分配搬送装置と、該分配搬送装置ごとに設け
られ前記容器を照射する第2照射部と、前記分配搬送装
置ごとに設けられ、前記分配口に応じた透過度範囲に適
合した色識別能力を有し、前記第2照射部で照射された
容器の透過光より該容器の色を識別する色識別部と、を
備えたものである。
れてくる容器を照射する第1照明部と、照射された前記
容器の透過光から該容器の透過度を検出する照度センサ
と、該照度センサの下流に設けられ、透過度の範囲を複
数の透過度範囲に分割し、各透過度範囲ごとの分配口を
有し、前記容器を該容器の照度センサの検出値に該当す
る透過度範囲を有する分配口より排出する分配器と、前
記分配口ごとに設けられ、該分配口より排出される容器
を搬送する分配搬送装置と、該分配搬送装置ごとに設け
られ前記容器を照射する第2照射部と、前記分配搬送装
置ごとに設けられ、前記分配口に応じた透過度範囲に適
合した色識別能力を有し、前記第2照射部で照射された
容器の透過光より該容器の色を識別する色識別部と、を
備えたものである。
【0009】
【作用】照度センサにより対象容器の透過度を検出す
る。制御部は色識別部に対し、得られた透過度を含む所
定の透過度の範囲について色識別能力を増大させる。こ
のためには色を検出するセンサの出力の増大やセンサの
出力をアンプのゲインを大きくすることによって増大さ
せて、色の検出能力を増大させればよく、これにより、
検出した色の識別が容易となり色の識別能力が増大す
る。
る。制御部は色識別部に対し、得られた透過度を含む所
定の透過度の範囲について色識別能力を増大させる。こ
のためには色を検出するセンサの出力の増大やセンサの
出力をアンプのゲインを大きくすることによって増大さ
せて、色の検出能力を増大させればよく、これにより、
検出した色の識別が容易となり色の識別能力が増大す
る。
【0010】色を検出するセンサへ入力する光量を変化
すれば、センサの出力は変化する。このため、第2照明
部の照明強度を照度センサの透過度に応じて変化させ
る。黒っぽい色の場合、照明強度を大きくすることによ
り色を検出するセンサの出力が増大し、色の識別が容易
となる。また透明に近いような場合照明強度を小さくす
ることにより、センサの出力の飽和を防止し、適正な出
力範囲内として色の検出精度の低下を防ぐ。
すれば、センサの出力は変化する。このため、第2照明
部の照明強度を照度センサの透過度に応じて変化させ
る。黒っぽい色の場合、照明強度を大きくすることによ
り色を検出するセンサの出力が増大し、色の識別が容易
となる。また透明に近いような場合照明強度を小さくす
ることにより、センサの出力の飽和を防止し、適正な出
力範囲内として色の検出精度の低下を防ぐ。
【0011】透過度の範囲を複数の透過度範囲に分け、
各透過度範囲ごとに分配口を設け、入ってきた容器を照
度センサで検出した透過度が該当する透過度範囲の分配
口より排出する。各分配口に接続された分配搬送装置に
は、該当する分配口の透過度範囲の容器の色に適合した
識別能力を有する色識別部が設けられているので、色の
識別を精度よく行うことができる。
各透過度範囲ごとに分配口を設け、入ってきた容器を照
度センサで検出した透過度が該当する透過度範囲の分配
口より排出する。各分配口に接続された分配搬送装置に
は、該当する分配口の透過度範囲の容器の色に適合した
識別能力を有する色識別部が設けられているので、色の
識別を精度よく行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1実施例の全体構成を示
し、図2は本実施例の色識別センサの透過度と出力との
関係を示し、図3は色識別センサの詳細構成図である。
図1において、コンベア1上をガラスビン2が流れてく
ると、第1照明器11により照射され、ガラスビン2を
挟んで第1照明器11と対向して設けられた照度センサ
12はガラスビン2の透過光からガラスビン2の透過度
を検出する。照度センサ12の下流には、搬送されてく
るガラスビン2を挟んで第2照明器13と色識別センサ
14が対向して配置されている。色識別センサ14の色
検出能力はガラスビン2の透過度に応じて切り換えてそ
の透過度に適した色検出能力を発揮できるようになって
おり、制御部15は照度センサ12が検出した透過度に
より、色識別センサ14の色検出能力を切り換える。色
識別センサ14は通過するガラスビン2の色を検出して
その色の識別を行う。
て説明する。図1は本発明の第1実施例の全体構成を示
し、図2は本実施例の色識別センサの透過度と出力との
関係を示し、図3は色識別センサの詳細構成図である。
図1において、コンベア1上をガラスビン2が流れてく
ると、第1照明器11により照射され、ガラスビン2を
挟んで第1照明器11と対向して設けられた照度センサ
12はガラスビン2の透過光からガラスビン2の透過度
を検出する。照度センサ12の下流には、搬送されてく
るガラスビン2を挟んで第2照明器13と色識別センサ
14が対向して配置されている。色識別センサ14の色
検出能力はガラスビン2の透過度に応じて切り換えてそ
の透過度に適した色検出能力を発揮できるようになって
おり、制御部15は照度センサ12が検出した透過度に
より、色識別センサ14の色検出能力を切り換える。色
識別センサ14は通過するガラスビン2の色を検出して
その色の識別を行う。
【0013】図3は色識別センサの詳細構成を示す。第
2照明器13より照射された照射光はガラスビン2を透
過し、コンデンサレンズ21で平行光となり、絞り22
で光量を調整され、結像レンズ23によりCCDなどの
受光素子24上に結像する。受光素子24は結像を赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色に分けて電気信号
に変換する。赤の信号は増幅器25Rで、緑の信号は増
幅器25Gで、青の信号は増幅器25Bでそれぞれ増幅
され色判別部26に入力される。色判別部26はR,
G,Bの各信号の比からガラスビン2の色を判別する。
照明制御部27は制御部15の指示により、第2照明器
13の照射光を変化させる。絞り駆動部28は制御部1
5の指示により絞り22の開度を調整する。
2照明器13より照射された照射光はガラスビン2を透
過し、コンデンサレンズ21で平行光となり、絞り22
で光量を調整され、結像レンズ23によりCCDなどの
受光素子24上に結像する。受光素子24は結像を赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色に分けて電気信号
に変換する。赤の信号は増幅器25Rで、緑の信号は増
幅器25Gで、青の信号は増幅器25Bでそれぞれ増幅
され色判別部26に入力される。色判別部26はR,
G,Bの各信号の比からガラスビン2の色を判別する。
照明制御部27は制御部15の指示により、第2照明器
13の照射光を変化させる。絞り駆動部28は制御部1
5の指示により絞り22の開度を調整する。
【0014】制御部15は照度センサ12が検出したガ
ラスビン2の透過度に基づき、その透過度を含む所定の
透過度範囲の増幅器25の出力を調整する。調整方法は
各増幅器25R,25G,25Bのゲインとオフセット
の調整である。図2は各透過度範囲ごとの各増幅器25
の出力を示す。(a)は透過度が小さく暗い色の場合の
ゲインを大きくした場合であり、(b)は中間の透過度
範囲におけるゲインを大きくした場合である。(c)は
透過度が大きく明るい色の場合のゲインを大きくした場
合を示す。なお、ゲインを大きくすると共にオフセット
を調整し、所定の透過度範囲で大きなゲインが得られる
ようにする。
ラスビン2の透過度に基づき、その透過度を含む所定の
透過度範囲の増幅器25の出力を調整する。調整方法は
各増幅器25R,25G,25Bのゲインとオフセット
の調整である。図2は各透過度範囲ごとの各増幅器25
の出力を示す。(a)は透過度が小さく暗い色の場合の
ゲインを大きくした場合であり、(b)は中間の透過度
範囲におけるゲインを大きくした場合である。(c)は
透過度が大きく明るい色の場合のゲインを大きくした場
合を示す。なお、ゲインを大きくすると共にオフセット
を調整し、所定の透過度範囲で大きなゲインが得られる
ようにする。
【0015】増幅器25の出力を増大するには、上述の
ようにゲインを調整する以外に、入力を大きくすればよ
い。これは受光素子24の出力を増大させることであ
り、受光素子24の出力が飽和しない範囲で入射光量を
増大する。このため照明制御部27により第2照明器1
3の照射光量を調整する。また絞り駆動部28により絞
り22の開度を調整する。ガラスビン2が暗い色の場合
は第2照明器13の照射光量を増大し、受光素子24に
入射する光量を増大する。また、ガラスビン2が透明に
近い明るい色の場合、受光素子24の出力や増幅器25
の出力が飽和して正しい色を検出できなくなることもあ
るので、このようなときは絞り22の開度を少なくし、
入射光量を少なくする。
ようにゲインを調整する以外に、入力を大きくすればよ
い。これは受光素子24の出力を増大させることであ
り、受光素子24の出力が飽和しない範囲で入射光量を
増大する。このため照明制御部27により第2照明器1
3の照射光量を調整する。また絞り駆動部28により絞
り22の開度を調整する。ガラスビン2が暗い色の場合
は第2照明器13の照射光量を増大し、受光素子24に
入射する光量を増大する。また、ガラスビン2が透明に
近い明るい色の場合、受光素子24の出力や増幅器25
の出力が飽和して正しい色を検出できなくなることもあ
るので、このようなときは絞り22の開度を少なくし、
入射光量を少なくする。
【0016】このように色識別センサの増幅器25など
の電気系、第2照明器13や絞り22などの光学系を調
整することにより、色識別センサ14のダイナミックレ
ンジを拡げて色検出能力を増大させ、色識別能力を増大
させることができる。
の電気系、第2照明器13や絞り22などの光学系を調
整することにより、色識別センサ14のダイナミックレ
ンジを拡げて色検出能力を増大させ、色識別能力を増大
させることができる。
【0017】次に第2実施例を説明する。図4は第2実
施例の構成を示し、図5は各透過度範囲ごとに設けられ
る色識別センサの出力を示す。コンベア1,第1照明器
11,照度センサ12は図2と同じである。分配器30
は透過度の大きさを複数(本実施例では3個)の透過度
範囲に分け、各透過度範囲ごとに分配口31a,31
b,31cを有し、照度センサ12の検出したガラスビ
ン2の透過度に応じて、入ってきたガラスビン2を該当
する透過度範囲の分配口31a,31b,31cより排
出する。各分配口31a,31b,31cにはそれぞれ
コンベア32a,32b,32cが設けられている。
施例の構成を示し、図5は各透過度範囲ごとに設けられ
る色識別センサの出力を示す。コンベア1,第1照明器
11,照度センサ12は図2と同じである。分配器30
は透過度の大きさを複数(本実施例では3個)の透過度
範囲に分け、各透過度範囲ごとに分配口31a,31
b,31cを有し、照度センサ12の検出したガラスビ
ン2の透過度に応じて、入ってきたガラスビン2を該当
する透過度範囲の分配口31a,31b,31cより排
出する。各分配口31a,31b,31cにはそれぞれ
コンベア32a,32b,32cが設けられている。
【0018】各コンベア32a,32b,32cにはそ
れぞれ分配口31a,31b,31cの透過度範囲に適
合した色識別能力を有する色識別センサA33a,色識
別センサB33b,色識別センサC33cが設けられて
いる。各色識別センサ33の構成は図3と基本的には同
一であるが、それぞれの色識別センサ33の透過度範
囲、および出力は設定されているので、増幅器25のゲ
インとオフセット調整は不要であり、光量の調整も不要
なので、照明制御部27、絞り駆動部28はなく、ま
た、これらを制御する制御部15も不要となっている。
なお、各色識別センサ33a,b,cには図4に示すよ
うに第2照明器13がそれぞれ設けられているものとす
る。なお、色判別部26はそれぞれの色識別センサA,
B,Cに設けず、1つとし共用してもよい。
れぞれ分配口31a,31b,31cの透過度範囲に適
合した色識別能力を有する色識別センサA33a,色識
別センサB33b,色識別センサC33cが設けられて
いる。各色識別センサ33の構成は図3と基本的には同
一であるが、それぞれの色識別センサ33の透過度範
囲、および出力は設定されているので、増幅器25のゲ
インとオフセット調整は不要であり、光量の調整も不要
なので、照明制御部27、絞り駆動部28はなく、ま
た、これらを制御する制御部15も不要となっている。
なお、各色識別センサ33a,b,cには図4に示すよ
うに第2照明器13がそれぞれ設けられているものとす
る。なお、色判別部26はそれぞれの色識別センサA,
B,Cに設けず、1つとし共用してもよい。
【0019】上述の各実施例では容器をガラスビン2と
して説明したが、光を透過する容器であればよく、例え
ばプラスチックの容器でもよい。
して説明したが、光を透過する容器であればよく、例え
ばプラスチックの容器でもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は容器の光の透過度を測定し、その測定値に応じた透過
度範囲における色識別能力を調整できるようにしたの
で、暗い色とか淡い色など色識別が困難な場合でも、精
度よく識別することができる。また、各透過度範囲ごと
に専用の色識別能力を有する色識別部を設け、色の検出
を精度よく行うようにしたので対象物の色を正確に識別
することができる。
は容器の光の透過度を測定し、その測定値に応じた透過
度範囲における色識別能力を調整できるようにしたの
で、暗い色とか淡い色など色識別が困難な場合でも、精
度よく識別することができる。また、各透過度範囲ごと
に専用の色識別能力を有する色識別部を設け、色の検出
を精度よく行うようにしたので対象物の色を正確に識別
することができる。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す図である。
【図2】第1実施例の色検出出力の一例を示す図であ
る。
る。
【図3】第1実施例の色識別センサの詳細構成図であ
る。
る。
【図4】第2実施例の構成を示す図である。
【図5】第2実施例の色識別センサの色検出出力を示す
図である。
図である。
【図6】従来の色識別装置を示す図である。
【図7】従来の色検出センサの出力を示す図である。
1 コンベア 2 ガラスビン(容器) 11 第1照明器 12 照度センサ 13 第2照明器 14 色識別センサ(色識別部) 15 制御部 21 コンデンサレンズ 22 絞り 23 結像レンズ 24 受光素子 25 増幅器 25R 赤信号増幅器 25G 緑信号増幅器 25B 青信号増幅器 26 色判別部 27 照明制御部 28 絞り駆動部 30 分配器 31,31a,31b,31c 分配口 32a,32b,32c コンベア(分配搬送装置) 33a 色識別センサA(色識別部) 33b 色識別センサB(色識別部) 33c 色識別センサC(色識別部)
Claims (3)
- 【請求項1】 容器を搬送する搬送装置と、搬送されて
くる容器を照射する第1照明部と、照射された前記容器
の透過光から該容器の透過度を検知する照度センサと、
該照度センサより下流に設けられ、前記容器を照射する
第2照明部と、該第2照明部で照射された容器の透過光
より該容器の色を識別する色識別部と、前記照度センサ
の検出した透過度に応じて前記色識別部の色識別能力を
調整する制御部とを備えたことを特徴とする容器の色識
別装置。 - 【請求項2】 前記制御部は前記第2照明部の照明強度
を前記照度センサの透過度に応じて調整するようにした
ことを特徴とする請求項1記載の容器の色識別装置。 - 【請求項3】 容器を搬送する搬送装置と、搬送されて
くる容器を照射する第1照明部と、照射された前記容器
の透過光から該容器の透過度を検出する照度センサと、
該照度センサの下流に設けられ、透過度の範囲を複数の
透過度範囲に分割し、各透過度範囲ごとの分配口を有
し、前記容器を該容器の照度センサの検出値に該当する
透過度範囲を有する分配口より排出する分配器と、前記
分配口ごとに設けられ、該分配口より排出される容器を
搬送する分配搬送装置と、該分配搬送装置ごとに設けら
れ前記容器を照射する第2照射部と、前記分配搬送装置
ごとに設けられ、前記分配口に応じた透過度範囲に適合
した色識別能力を有し、前記第2照射部で照射された容
器の透過光より該容器の色を識別する色識別部と、を備
えたことを特徴とする容器の色識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36894A JPH07198493A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 容器の色識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36894A JPH07198493A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 容器の色識別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07198493A true JPH07198493A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=11471854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36894A Pending JPH07198493A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 容器の色識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07198493A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012090416A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | オリンパス株式会社 | 検査装置 |
JP2013040799A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Canon Inc | 分光測色器、および画像形成装置 |
-
1994
- 1994-01-07 JP JP36894A patent/JPH07198493A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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