JPH0719693U - ホース締付具 - Google Patents

ホース締付具

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JPH0719693U
JPH0719693U JP5419993U JP5419993U JPH0719693U JP H0719693 U JPH0719693 U JP H0719693U JP 5419993 U JP5419993 U JP 5419993U JP 5419993 U JP5419993 U JP 5419993U JP H0719693 U JPH0719693 U JP H0719693U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
band
tip
hole
hose
Prior art date
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Pending
Application number
JP5419993U
Other languages
English (en)
Inventor
正司 宮村
靖夫 黒木
伸一 澄川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyox Co Ltd
Original Assignee
Toyox Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂で一体成形して製造コストを削減す
る。 【構成】 バンド本体aを合成樹脂で一体成形するとと
もに、このバンド本体の帯状部10の先端にねじ棒14
を形成し、バンド本体の基端にボルトガイド部11を形
成する。そして、上記ねじ棒14をボルトガイド部のボ
ルト通し孔12にねじ棒を通して、それにナット15を
はめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】 この考案は、蛇口やノズルなどにはめたホースを、その外側から締付けてその 接続部分が外れないようにしたホース締付具に関する。
【0003】
【従来の技術】
この種のホース締付具として、図8及び図9に示すものが従来から知られてい る。 この従来の締付具は、バンド1の先端をハウジング2に挿入し、金属製の送り ボルト3で、バンド1のねじ山4を送って、バンドを締付けるようにしている。 ただハウジング2から出たバンド先端が跳ね上がってしまうので、それを押さえ つける押え金具5を備えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようにした従来の締付具では、バンドとは別にハウジングを設けなけれ ばならないだけでなく、押え金具5も必要とするため、どうしても製造コストが かさむという問題があった。 この考案の目的は、バンド本体を合成樹脂で一体成形して、製造コストを削減 したバンド締付具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、可とう性の帯状部と、この帯状部の基端に形成したボルトガイ ド部と、このボルトガイド部に形成したボルト通し孔と、このボルトガイド部の 内側にあって帯状部の先端部分をガイドする案内突部とからなるバンド本体を合 成樹脂で一体成形するとともに、上記帯状部先端とボルトガイド部とを連結する 連結機構を設けた点に特徴を有する。 第2の考案の連結機構は、帯状部先端に形成したねじ棒と、ボルト通し孔から 突出させたねじ棒にはめるナットとからなる点に特徴を有する。 第3の考案の連結機構は、帯状部先端に形成したねじ孔と、ボルト通し孔に貫 通させたボルトとからなり、このボルトをねじ孔にはめた点に特徴を有する。
【0006】
【作用】
第1の考案は、上記のように構成したので、可とう性の帯状部を丸めて、その 先端を案内突部に乗せるとともに、その先端とボルトガイド部とを連結機構で連 結する。そして、連結機構を作動させて帯状部を締付ける。 このとき、帯状部の先端部分が、案内突部に沿って締付けられるので、帯状部 先端部分が折れ曲がったりせず、それだけ締付力も均一化することになる。 また、この案内突部の作用で、ホースの表面の肉が締付部分に挟まれたりしな くなる。 第2の考案は、ボルト通し孔に、帯状部先端に形成したねじ棒を通すとともに 、このねじ棒先端にナットをはめて、それを回すことによって、帯状部が締付け られる。 第3の考案は、ボルトガイド部に形成したボルト通し孔にボルトを貫通させる とともに、そのボルト先端を帯状部先端に形成した形成したねじ孔にはめる。そ して、この状態でボルトを回せば、帯状部が締付けられる。
【0007】
【実施例】
図1〜図3に示した第1実施例のバンド本体aは、合成樹脂で一体成形すると ともに、その帯状部10を可とう性にしている。 そして、この帯状部10の基端側には、ボルトガイド部11を形成しているが 、このボルトガイド部11は、図2からも明らかなように、その中央にボルト通 し孔12を形成している。 また、このボルトガイド部11の内側には、案内突部13を形成している。こ の案内突部13は、図2からも明らかなように、その上面を平坦面13aとし、 、その下側を、帯状部10の内周に連続する円弧部13bとしている。 上記帯状部10の先端内周には、上記ボルトガイド部11の平坦面13aに対 応する接合面10aを形成している。また、この帯状部10の先端には、ねじ棒 14を形成している。
【0008】 上記のようにした第1実施例では、帯状部10を曲げて、その先端接合面10 aを、案内突部13の平坦面13aに沿わせる。この状態から、さらにねじ棒1 4をボルト通し孔12に貫通させるとともに、その貫通端にナット15をはめて いる。 したがって、ナット15を回せば、帯状部10が締付けられ、その中の図示し ていないホースも締付けられることになる。 この第1実施例によれば、バンド本体aを合成樹脂で一体成形したので、その 製造コストを大幅に削減できる。 しかも、ボルトガイド部11のボルト通し孔12に帯状部10先端のねじ棒1 4を貫通させるようにしたので、従来のように帯状部先端が跳ね上がったりしな くなる。 また、帯状部10の先端部分が、案内突部13の平坦面13aaに沿って締付 けられるので、帯状部10の先端部分が折れ曲がったりせず、それだけ締付力も 均一化することになる。 さらに、この案内突部13の作用で、ホースの表面が押さえつけられるので、 ホース表面の肉が、締付け部分に挟まれたりしなくなる。
【0009】 図5、図6に示した第2実施例は、ボルトガイド部11に形成したボルト通し 孔12の形状を第1実施例と相違させるとともに、ナット15の形状も相違させ ている。 すなわち、この第2実施例のボルト通し孔12は、スリット12aを形成して 、その上部を開放するとともに、ナット15をあてがう外側に大径孔12bを形 成し、この大径孔12bとは反対側に、上記スリット12aに連続する溝12c を形成している。 そして、上記大径孔12bと溝12cとは、その底部を同一レベルに保つとと もに、スリット12aと溝12cとの幅も同じにしている。ただし、その幅は、 ねじ棒14の直径よりもほんのわずかだけ大きくなるようにしている。 一方、ナット15は、図5に示すように、ボルトガイド部11にあてがう側に 円柱状の突部15aを形成している。この突部15aは、大径孔12bに回転自 在にはまる直径にしている。
【0010】 この第2実施例では、帯状部10を曲げてその先端接合面10aを平坦面13 aに沿わせるとともに、そのねじ棒14をスリット12aにその上の方から入れ る。このようにしてねじ棒14をスリット内に入れれば、その先端がボルト通し 孔12から突出するが、その突出端にナット15をはめる。このときに、ナット 15の突部15aをボルトガイド部11の大径孔12bに挿入する。 このように大径孔12bに突部15aを挿入すれば、帯状部10の反発力でね じ棒14がスリット12aから抜けようとしても、それを完全に防止できる。
【0011】 図7に示した第3実施例は、帯状部10の先端にねじ孔10bを形成し、この ねじ孔10bに、ボルトガイド部11のボルト通し孔12を貫通したボルト16 をはめつけたものである。したがって、このボルト16を回せばバンド本体aを 締付けることができる。 このようにした第3実施例では、その形状がシンプルであり、しかも、第1実 施例や第2実施例のようにナット15が大きく突出することもない。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案のホース締付具によれば、従来のようにバンド1以外 に、ハウジング2を設けたり、あるいはバンド先端が跳ね上がるのを阻止するた めの押え金具のような特別の部材を必要としたりして、その製造コストがかさむ ようなことがなくなる。 また、帯状部の先端が跳ね上がったり、折れ曲がったりしなくなるので、帯状 部による締付力が均一化される。 しかも、ホースを締付けたとき、そのホースの肉が摘ままれたりしないので、 ホースを傷めることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の正面図である。
【図2】第1実施例のボルトガイド部の拡大斜視図であ
る。
【図3】第1実施例の帯状部先端の拡大斜視図である。
【図4】第1実施例のナットの拡大斜視図である。
【図5】第2実施例の一部を断面にした正面図である。
【図6】第2実施例のボルトガイド部の拡大斜視図であ
る。
【図7】第3実施例の一部を断面にした正面図である。
【図8】従来のホース締付具の正面図である。
【図9】同じく従来のホース締付具の正面図である。
【符号の説明】
a バンド本体 10 帯状部 10b ねじ孔 11 ボルトガイド部 12 ボルト通し孔 13 案内突部 14 ねじ棒 15 ナット 16 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 宮村 正司 富山県黒部市前沢910番地 株式会社トヨ ックス内 (72)考案者 黒木 靖夫 東京都狛江市岩戸南3ー26ー16 (72)考案者 澄川 伸一 東京都世田谷区三軒茶屋1ー13ー10 205

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可とう性の帯状部と、この帯状部の基端
    側に形成したボルトガイド部と、このボルトガイド部に
    形成したボルト通し孔と、このボルトガイド部の内側に
    あって帯状部の先端部分をガイドする案内突部とからな
    るバンド本体を合成樹脂で一体成形するとともに、上記
    帯状部先端とボルトガイド部とを連結する連結機構を設
    けたことを特徴とするホース締付具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のホース締付具において、
    連結機構は、帯状部先端に一体成形したねじ棒と、ボル
    ト通し孔から突出させたねじ棒にはめるナットとからな
    ることを特徴としするホース締付具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のホース締付具において、
    連結機構は、帯状部先端に形成したねじ孔と、ボルト通
    し孔に貫通させたボルトとからなり、ボルトをねじ孔に
    はめたことを特徴とするホース締付具。
JP5419993U 1993-09-10 1993-09-10 ホース締付具 Pending JPH0719693U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5419993U JPH0719693U (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ホース締付具

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JP5419993U JPH0719693U (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ホース締付具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719693U true JPH0719693U (ja) 1995-04-07

Family

ID=12963878

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JP5419993U Pending JPH0719693U (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ホース締付具

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JP (1) JPH0719693U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2462976A (en) * 1945-07-11 1949-03-01 James T King Hose clamp

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2462976A (en) * 1945-07-11 1949-03-01 James T King Hose clamp

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